最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
新キャラだぁぁぁあ! 第7話! いや、前からちょこちょこ出てはいましたけど、7話目にしてようやく4人目のメインキャラに辿り着いたぞ。今回は特殊エンディングが用意されるなど、きっちり節目としての構造が意識されている。 とその前に1つ文句を言っておくことがあるとするなら、「水着回だったのに凪さんも伊万里さんも水着きないのはどういうことですか!?!?」ということは声をあげておかねばなるまい。……いや、別に今作にエロは求めてないから別にいいいんですけどね。せっかくなので……。しかも瑠璃+友達2名で海に行ったくせして、よりによって巨乳の子の方がダイバースーツみたいな色気の無い水着を着ているという徹底した乳ディフェンスである。そのくせおっぱいで攻めるところはガンガン攻めてくる姿勢は明確で、今回も伊万里さんがらみのシーンはやたらと「乳越しのカット」が多いという。今作は我々をどうしたいのだね? 閑話休題、そんな邪念を全部取っ払って、新たなお友達の爆誕だ。新キャラの名前は瀬戸硝子ちゃん。よりによって中の人に瀬戸ちゃんがいるのに外の人(?)にも瀬戸ちゃんが登場してややこしい。彼女は昔から石を集めるのが趣味という、どこぞのバンドのボーカルみたいな子だったが、どうやらその石への愛は趣味のレベルを超えた本物のようである。しかしそんな熱意も、幼少期からその部分だけは親にすら抑圧されており、「誰も理解してくれない!」という思いがどんどん鬱屈し、それこそ堆積岩のように固まってしまった。回想シーンの「この保育士の人ひどいなー」からの「ご両親は分かってくれるよなー」→「そうでもなかった!!」のダブルパンチが地味にエグい。いや、親御さんが娘さんの将来を心配して「身になる仕事についてほしいわねぇ」なんて言うのは当然のことで、別に悪意があるわけじゃないし、愛情が無いわけでもないんだけどね。お子さんにとってはショックだろうから、ほんとにタイミングが悪かっただけなのよね。 そうして幼少期のトラウマを抱えながらも、瀬戸さんは1人で採集を続けてきた。親が止めたりはしないだろうが、それでも孤独な趣味には違いない。そして、そんな瀬戸さんの目に飛び込んできたのは、ファンキー陽キャだと思っていた瑠璃の意外すぎる採集の様子である。大人なおねーさん2人に連れられたクラスメイトを見て、瀬戸さんは何を思ったか。最初は「なんでガラスなんか?」ってんであまり価値を見出していなかったところへ、今回は伊万里さんが大活躍。ガラスという鉱物の特色から付加価値、そしてそれを生み出した歴史にいたるまで、どうやら彼女は大のガラスファンだったようで、立板に水で朗々と流れる説明にすっかり魅入られてしまう瀬戸さん。「やっぱ楽しいんじゃん!」ということがたった1つの出会いで強烈に喚起されたのである。もしかしたら伊万里との出会いは、瑠璃にとっての凪さんとの出会いよりも運命的なものだったのかもしれない。伊万里さん曰く「たかだか学生の身分」では確かに瀬戸さんに「ぜひうちの研究室に来てよ」なんてことは言えないかもしれない。実際、親御さんだって「鉱物の研究に進みたいのォ?」とちょっと眉をひそめる可能性はあるかもしれない。でもまぁ、多分あの親御さんだったら認めてくれるんじゃないかな。ほら、大学で学ぶことの一番のネックって、結局経済面だから……(瀬戸さん一人っ子っぽいし、それなりに裕福そうな家庭だからまぁ大丈夫やろ)。 そして仲間がまた1人。今回はシナリオラインもいい話ではあったが、個人的にはガラスをめぐる伊万里さんの蘊蓄がいつも以上に輝いており、素直に「へー」と感心するお話が多かった。前半で言えばガラスとゴミの歴史について。そうか、確かに昔のゴミって今となっては「地質の一部」と言えなくもない。我々が古代人の貝塚をありがたがっているのと同様に、不燃ゴミの埋め立てだって立派な人類の営みの証。ガラスに価値があるとか無いとかいう話ではなく、「ここからそういう事実が見えるよね」というだけでも面白い。また、「プラスチックへの代替やリサイクルの促進によってガラスゴミの量は年々減っており、そのうちガラスの『地層』もできなくなるかもね」みたいな話も目から鱗。これまで凪が語ってきた「石」の話は数千年、数万年規模の話だったが、わずか100年足らずの営みであっても、その形態は変化を余儀なくされ、歴史の中で消えていく存在になるのだなぁ。 Bパートはさらにガラスについての蘊蓄が深掘りされていく。個人的に「へー」ポイントだったのはガラスの色の講義。まさに瀬戸さんと同じように考えていたので、「ガラスは本来、色がついているもの」という話も感心しちゃった。確かに、ガラスって断面から見たら透明じゃないもんね。我々は常に物事の一面しか見ていないのだなぁ。ボトルディグ、今まで紹介されてきたTipsの中でも一番距離が近くて試せそうな内容だったのでだいぶ面白かったです。いや、やらないけどね。 特殊エンディングで瑠璃と瀬戸さんが一気に仲良くなる様子をひとまとめにされてしまったのはなんか勿体無い気もするが、来週以降はふつーに4人で行動できるくらいの関係性になってるんでしょうかね。 PR なんか普通の話でした、第7話。まー、これらを「普通」と感じるようになってる時点で割と末期ですが……。 Aパート、「インデンペンデンス・ディック」。男連中が姉妹らと仲違いして家出するお話。男連中というのは当然ガーターとブリーフだが、そこにチャックもついてくるよ。チャックは普段からあんだけ不憫な扱い受けてんだから今更家出もなかろうにな。こちらのお話で気になるのは、やっぱり天使兄弟の再登場だろう。前回時点で「あんまり望んだテコ入れキャラじゃないんだけどなー」と思ってて「あ、1話で消えてくれるんだ。ほなええか」と安堵したわけだが、がっつり今回も出てきやがった。まー、流石にあんだけ作り込んで使い捨てはもったいないか。ちゃんと棲み分けて出しゃばらなければまだ許せるけども……どうでしょうね。一応、今回の設定だと「ダテンシティのゴースト狩りはパンティたちに取られちゃったから別な街でゴースト退治してたよ」っていう理屈はつけられてるからOKか? そしてBパート「ロンゲスト・ビッチヤード」。今更ながらなぜか脱獄のお話。あんまり捻りは無いが、いちいちデイモン姉妹が可愛いのが困ってしまう。特に2期に入ってから私の中でスキャンティ姉様の株がグングン上がっておりまして、「収監された理由が鳩の餌やり」の時点でまずちょっと可愛い。その後もパンティの安直な少年漫画展開にサクッとのっちゃう単細胞なところも可愛いし、パンティが殴ろうとして寸止めした時の「ひゃん」みたいな悲鳴が特に可愛い。そしてなんと言っても買収の動機が「にゃんこ買ってもいいって言われた」なのが最高に可愛い。なんなんだこの悪魔。 そしてもう1つこのお話で無視できないのが……中の人である。いや、今作はゲストキャラでも毎回かなり遊んでる作品ではあるのだが、このパートで登場したゲストといえば、刑務所ゴーストの飛田展男はわかりやすくていいのだが、アメフトチームにいた3人の女囚が全員とんでもないキャスティング。でかいのが大原さやか、ちっちゃいのが伊藤かな恵、丸いのが小林沙苗である。何そのラインナップ。特に沙苗ちゃんなんてここんとこ仕事めっきり減らしてたから声が聞けるだけでも貴重だったのに……わざわざこの3人にした理由がほんとに謎。変なアニメである。あ、アメフトシーンのアクションは無駄に全部格好良かったよ。
ついにサブタイに「修羅場」というフレーズが登場。真唯VS紗月の頂上(?)決戦はまさに泥沼の様相。普通に考えたら傍若無人の真唯が好き放題にれな子を振り回しておしまいのはずなのだが、紗月は紗月で前回様々なハプニングを全てラッキースケベ(?)に転用するという奇跡を見せつけ、一気にれな子に迫る追い上げを見せた。おそらくこれまでの人生で一度たりとも真唯に「勝った」ことなどなかっただろう紗月が、今この瞬間、「れな子との既成事実」というたった1つの種目だけで真唯を上回った(かもしれない)のだ。そりゃまぁ、積年の恨みが爆発して大勝利宣言してしまうのもしょうがないだろう。多分、紗月さんはあんな鉄仮面なふりして意外とメンタルは弱い。そのことはお泊まりイベントで充分伝わってきたのだが、それは負けてようが勝ってようが大して変わらなくて、「勝った」と思ったその瞬間にも、感情がキャパオーバーして暴走状態に入ってしまったのだろう。その後のとんとん拍子で組み立てられた最強王決定戦の段取りとか、普通に考えたら紗月側にメリットが少なすぎて受ける必要が全く無い勝負だったのだから。 それくらいに、どうしても真唯は紗月の中で特別な存在なのだ。現状、頬を赤らめる対象はれな子になってしまっているが、やはり紗月の怨念はただ1人・王塚真唯に向かっている。勝負で勝ったり負けたりのせめぎ合いの状況。もはや乗り掛かった船とばかりに全ての宿命に「れな子」で決着をつけるのだ。……やっぱどう考えてもイカれてんな。 この暴走紗月が生み出してしまったイカれシチュエーションだが、当然、より上位のイカれ存在である真唯は一も二もなく受け入れる。元々こいつの価値観がトンチキすぎるせいで生み出された状況だ。なんなら事態がようやく真唯のメインフィールドに戻ってきた感すらある。そして、そんなノリノリの2人に納得いくわけもないれな子。真唯はまだしも、紗月は本当に売り言葉に買い言葉で自分の生涯を捧げるところまで行っちゃったってんだから最悪だ。結婚した後に2人とも何も残らないという、政略結婚以下の最悪の選択肢。それでも一度回り始めた水車は止められないらしいので。れな子は自身の貞操を守るためにはなんとか自分で2匹の鬼の首を切り落とさなければいけなくなってしまったのであった。 そして、鬼が2匹だけならまだいいのだが……いよいよエンジンがかかってきたヤな伏兵・瀬名紫陽花さん。こないだの一件が彼女の中では相当尾を引いてるようで……考えようによっちゃ一番最悪の関係性をれな子と繋いでいる。だって「一応互いの意思が確認できて、交渉のテーブルに上がるくらいに理知的に関係性を話し合える」真唯は(最悪だが)ギリギリ統制が効いている。ビジネスだと断言して期間を設定し、「別に好きではない」と明言している紗月も(厄介ではあるが)ことがすめば何事もなかったかのように元の関係に戻れるかもしれない。しかし紫陽花さんだけはそうじゃない。れな子が自分に告白してきたもんだと勝手に思い込み、天然の百合脳でもってその一匙のスパイスを何度も反芻して膨れ上がらせているのだ。一番根っこの深いところまで踏み込んでしまったのは、もしかしたら彼女かもしれない。 現状は三つ巴の戦い。しかし、そこに紫陽花さんが加わったら状況はさらなる混沌を迎えるだろう。もう、れな子という存在自体がサークルクラッシャー……じゃないのか。友情ブレイカーに見えてきたわ……。 猫だけじゃなくてレッサーパンダもラッコも可愛いアニメ、第7話。真木のリアクションに合わせていちいち後ろでちょっと動くマギーくんが可愛い。そりゃヤエちゃんがレッサーガチ勢になるのも分からんではない。 猫附家に持ち込まれたゴタゴタは割とあっさり解決。まぁ、そもそもが大した霊現象でもなかったし(霊現象ですらない部分が大半だったし)、梗史郎が本気出せば一瞬なのは当たり前といえば当たり前なんだけど。今回は意外な援軍のおかげでさらにさっさと解決できましたね。 相談者の桜良子さんは思い込みの激しさからヤベェやつだと思われていたが、ヤバさにはヤバさの理由があるもんで。いわゆるハラスメントの対象になりやすい、一言で言えば「人生損するタイプ」の人であった。逃げ道を探し続けた結果が杏子さんの「占い」だったというだけの話で、別にそれが必須というわけでもない。一番大切なのは本人の「気の持ちよう」なので、それを変えてやればいいという当たり前っちゃぁ当たり前の話。奇しくも、梗史郎が嫌いな占いでも割とクローズアップされる要素で、事態は収束していくのである。 ネガティブで損しがちな人には霊も集まってくるとのことで、憑かれているというほどでもないけどマイナスの影響は出る。ラッコに憑かれたら……見えてたら可愛いんだろうけどねぇ……。まさか頭痛(物理)だったとは……霊になっても本能って残ってるんでしょうか。もう食事なんてしなくていいと思うんだけどね。 ラッコ以外の面倒な人間霊についてはナベシマさんが確実な除去。冷静に考えるとこれも結構グロい構図ではあるのだが、人間は霊になったとて弱肉強食の摂理から逃れられないということ。うんこになって大人しく退場願おう。そうして外的要因をクリアに排除し、あとはご本人の「中身」次第ということで、かなりの荒療治ではあったが最後の一押しに力を貸してくれたのはなんとマヤちゃんであった。まだ成仏してなかったのね。どうでもいい話だが、マヤの中の人が愛美、桜良子さんの中の人が豊崎愛生(マギーくんと兼ね役)だったため、憑依したことによって謎の「バンドのメインボーカル声優による罵詈雑言コラボ」が実現した。その道の人にはご褒美といえばご褒美かもしれない。あっきょの変な役はいちいち声の使い方がおもろいよな。 そして2週にわたってで本当に申し訳ないのだが……今週も種﨑敦美には翻弄され続けている。今回はさ、ちゃんと種さんが喋ってるって分かってて観てたのだけど……それでも「どっから声出てんだ?」って思うもんね。種さんってこんだけ高音域でクリアな発声できるの? どうなってんだマジで。今後もずっと杏子さんにはご登場願いたいところだが、流石に次回以降は舞台が猫附家からは離れるだろうからもう出てこないんだろうなぁ。 というわけで、次なる舞台はヤエちゃんの地元ということになりそうだ。ちょいちょい挟まれる「モグラのこれまでの生き様」が現実感無いはずなのにどっかにヤなリアリティがこもってる絶妙なバランスが愉快。そんなモグラの(ちょっと)昔の話に、またスポットが当たるのかしら。 今期ヒロインは嘔吐を求められる、第8話。まぁ、問答無用で「吐けェ!」と詰め寄られたどこぞのヒロインとは訳が違いますが。コミュ障ヒロインで嘔吐と土下座が必須のキャラが並び立つ業界ってなんなの。 ビシッとタイトルが決まってるのが格好いいお話。正直いうと、今回は身も蓋も無い言い方をしてしまうと「ざまぁ」回である。なろうの必須科目であるざまぁ展開は、主人公がなんもせずとも周りが勝手にヨイショして敵キャラを貶めてくれる。そういう意味では今回の展開は唾棄すべきなろうラインそのものなのだが……。 なんでだろ、やっぱ面白く感じるんだよな。いや、最終的にカロライン嬢はボコられすぎだろ、とは思うけども、人命に関わることをやっちゃったのだからしょうがないと言えばしょうがない。そして、普通だったら単にスカッとするためだけにざまぁしてボコボコにするわけだが、今回ざまぁを担当したのは王子様とイザベル嬢の2名。モニカを悪しからず想っているであろう王子様が可愛いあの子を傷つけられた義憤から加害者側を執拗に責めるのは納得いくものだし、また、イザベル嬢もその後でメイドに伝えている通り、「ここでけじめをつけとかないとモニカがまた狙われるかもしれない。多少家名に傷がついたとしても、ここは徹底的にやる」という決意表明みたいなもの。彼女が見せた毒実験はどう考えても詰問するには余計な工程だし、必要以上の恐怖を与える手管として万一語られた時に不名誉につながりかねないが、そうして「恐怖」の印象を与えることで今後モニカに降りかかるかもしれない火の粉を未然に防いでおこうという判断は理解できるものだ。以上の理由から、今作のざまぁは悪いざまぁではないのである。Q.E.D.(個人の感想です) というわけで、前回お茶会で大変だったモニカさんが、今回はお茶会で死にかけたけども敵対勢力を完全排除できたし、なんだか様子がおかしい「お友達」も1人増やすことができましたよ、というお話でした。そう、お友達だ。前回時点で「さっさとプリキュアに変身しろや」と思っていたかやのんボイスの黒髪美人・クローディア嬢。ツンケンしてるし性格悪そうだなー、とは思っていたが、声のせいなのか、「でもこの子は後から仲間になるタイプでしょ?」と匂わせておいて、わずか1話でコロリである。いや、ややこしいツンデレ(?)気質なのでまだ転げたかどうかもよく分かってないのだが……少なくともなんだかんだでモニカを助けてくれる心強い厄介者ではあるだろう。 前回時点でお茶に詳しいことは示されていたが、その知識は薬学全般にまで及び、さらに緊急時の冷静な応対力なども高い。そして驚くべきは副会長との関係。苗字と名前がなかなか覚えられないもんだから全然ピンときてなかったのだが、こいつら兄妹なのかよ。2人して「面倒な回り道をしてからモニカシンパになる」というルートを通ってるし、露骨なツンデレ要素が面倒臭いあたり、似たもの同士ではあるのかもしれない。そのうちクローディアさんも誰かに対して喜んで尻尾を振ってるところも見られるかもしれませんよ。そしてその対象の筆頭候補は生徒会のマスコットみたいなポジションでフラフラしてたニールというショタ(ショタではない)。どうやらあんな性格のクローディアさんだが、親の決めた婚約者のニールくんへの愛着は本物っぽいのである。余計なまでにツンデレ要素をクリアし続けるクローディア嬢の活躍っぷりだけで、だいぶお腹いっぱいでした。 なんか、どんどん学園から敵対勢力が排除されていってるんですが、このまま平和な学園生活で終われませんかね。 キッズらしからぬ……第19話。サブタイトルから想像されるようなお話では全くないという。最近ぷにるの表情が曇ってばかりだが大丈夫か。 いや、別にぷにるの表情は曇ってないわ。勝手に周りがびみょーなシリアスを展開してるせいで何か病んでる存在に見えてきてしまってるだけだ。実際、Aパートはいつも通りのノリといえばそうかもしれない。アリスちゃんの趣味の先がいまだ見えてこないのが末恐ろしいが、一番怖いのは経営者として到底信頼できないはずのコタローとかに経営プランの提出を求めているところである。コタローについては「可愛い」の趣味の重なりもあるから一定の信頼は置いているんだろうか……思い返せばむしろぷにるは全米を席巻した実績があるんだし、そちらで一点突破を狙った方がいい気もするんだけどな。 まぁ、今回のコタローはまだまだ本調子じゃなかったので致し方ない部分はあったかもしれない。コタローがどうにも煮え切らないギャグとシリアスの狭間で揺れているのは、裏で糸を引いて色々と仕込んでいるジュレのせい。先週のサイコ展開でだいぶヤバいと思って心配していたのだが、Aパートがいつも通りに戻ったので「また何事もなかったかのように……」って思ってたのに、その実、計画は着実に進行していたのだという。 「サブリミナル(?)で絶えず自分への欲求を誘導するように暗示をかける」という、到底子供向けとは思えないドス黒い計略を仕掛けるジュレ。キッズプロテクトがかかってるはずなのにやることはだいぶエグい。まぁ、サブリミナルに実効性があるかどうか分からないのに仕掛けてるあたりが限界なのかもしれんが、残念ながらコタローの動揺っぷりを見るとある程度は効いていたと思われる。ぷにるには無い「押し引き」という大人の武器を駆使するジュレの謀略により、だいぶ脳内を揺さぶられるコタロー。途中でぷにるのことを「女の子の格好をしたスライムの化け物」という(何も間違っちゃいないが)身も蓋も無い言葉で表現してしまったり、だいぶ精神汚染が進行。このままジュレの手に堕ちてしまうかと思われたが……。 その悟り方も中学生男子のものではない気がする……。「自分は性欲があります!」という事実を認め、スッキリしちゃったコタロー。いやまぁ、そりゃ年相応かもしれないが普通思春期の少年だったらそうした情欲と色恋の境目が分からずに悩むものじゃないんかい。「エロはエロ、ラブはラブ。別腹でしょ!」という思い切りの良すぎる結論を出されてしまっては、エロで攻めていたジュレの立つ瀬がない。「もっとエロくなるがいい」と捨て台詞を残して去るコタローを、今更追い縋ることができるのだろうか。 まぁ、このコタローの判断だけであれば、「ジュレもダメだったけどぷにるはもっとダメじゃん」という結論になりそうなのである意味でチャンスは拡大したかもしれないのだが……最後にはきちんと「でもぷにるに対する感情だけなんか違うな」という念押しが入っちゃったのがなんとも。まー、結局全部人外だからなぁ……。どんぐりの背比べだと思えば、もはや論じること自体に意味がないのかもしれない。 追伸1:これだけ変態揃いでも、一番犯罪に手が届きそうなのは雲母先輩だぞ。 追伸2:エロの大家として認められたホネちゃん、もはや作中最強だ。
もう何が何やら、第20話。全てのヒーロー譚が結合され、今一つの結末が描かれたが……何も終わってない。いや、いくつかの命は尽きたが。 こないだのナイス・魂電の登場時点でだいぶ頭を抱えていたが、今回の展開を見て「あ、これもしかして元祖ナイスの方なの? いやでも魂電は声からして対決後の魂電だし……」って混乱してたんだけど、なんと公式ページに時系列のまとめが掲載されてたわ。今まで公式ページはキャラクターリストとあらすじだけ確認しに行ってたけどそんなコンテンツがあるなんて全然気づいてなかった。まぁ、とりあえずこれでナイスと魂電の話は説明がついたからよしとしよう。一応改めて確認しておくと、今回の宇宙船探索は年表だとかなり後の方になり、これ以降のエピソードはナイス編だけ。つまりナイスは間違いなく、「リンリンじゃない方のナイス」だった。……声が同じだからややこしいねん。そこは魂電方式を採用してくれよ。 とはいえ、元ナイスだからってロリたちを襲っていいってわけではないのだが、少なくとも今回暴れてたのは社長の飼い犬となった魂電と、我々はよく知らんけど勝手に飛び降り自殺して消えていった変なヒーローのナイスということになる。こいつらはどうやらヒーロービジネスであーだーこーだしたい経営者連中の手駒ということで、宇宙船を深掘りされて「恐怖粒子の無効化手段」を見つけられると色々と都合が悪いとのこと。恐怖粒子だけならまだいいのかもしれないが、なんと連合の狙いは「恐怖粒子ならびに信頼値そのものの無効化」だったらしく、そりゃまぁ、ヒーロービジネスはあがったりだし、世界の均衡がいろんなところで崩れかねないのは事実か。ただ、そのためにヒーローどうしで潰し合う展開はどうかと思うのだが……。 宇宙船近辺にはトップ10クラスのヒーローがゴロゴロ集まり、魂電VSジョニーズ・黙殺コンビは魂電に軍配。黙殺さんは目的意識が定めきれなかったのが敗因だろうか。シャオチャンは……結局ヒーローとしては一番使えないんだよな。あのままダーチャンが暴れてたらあの場はどうなっていたんだろう。そしてナイスVSロリは一進一退のギリギリの攻防だったが、途中で親父さんを奪われてしまったロリが盤面上は負け。まぁ、急拵えのメカニカルヒーローにしてはかなり頑張った方だとは思うが……今回は魂電もナイスもアクションシーンが凄まじかったからなぁ……。 2つの対決が絡み合い、さらにビッグジョニーの覚醒で泥試合と化した戦場に、颯爽と躍り出たのは最強ヒーローの一角、クイーンであった。「お前そんな能力持ってたっけ!?」っていう強烈なザ・ワールドみたいな抑圧術で全てを押さえ込み、とりあえず味方サイドだと思われる人員をキープして沈静化。そのサポートに回るのは自分の幸運スキルをフル活用する戦い方でしっかりいっぱしの戦士になったシアンだ。みんな、きちんと成長してたんだな。しかし、すでに失われた命は戻ることはなく、連合の調査計画は頓挫。結果的には世界にヒーローは残り続けている。 どうやら世界のラスボス格は魂電のとこの社長、イェンだった様子だが、その上でいまだ「X」の正体がさっぱりわかっていないのは気がかりだ。ここからいよいよ、ヒーローが入り乱れてのトーナメント戦が始まるんだろうか。……だいぶ準備に時間がかかってるけど、ほんとに試合があるかはまだ懐疑的。何しろ、私は2クールにわたって「異修羅」を見ているもんで。 一瞬だけ映ったウサギシベリアちゃんが可愛かったです、第18話。あの耳はウサ耳だったのか! Aパート、VSクソガキ集団のなんちゃって家電人形劇のお話。かなりぶっ飛んだおちゃらけ回になっており、設定の起点からして「前回の騒動の後で激やせしてしまった六郷が彼女の気を引くために必死でボランティアに参加している」というよく分からん状況からスタート。まぁ、六郷がそうして涙ぐましい努力をしているのはいいとして(前回とは彼女さんと立場が逆転してるような……)、そこに桜子やアキヒロまで参加してあげてるのは謎よな。先輩思いの後輩集団なのか、はたまたもう1人の発起人である華月さんへの恩義を感じているのか。桜子たちは六郷の彼女さんとは大した面識もないし、どっちかというと「普段から部長が迷惑かけてるし、華月さんのお願いを断るのは申し訳ないな……」くらいのモチベーションなのかもしれない。 しかし、頑張ってる華月さんには申し訳ないが、このボランティア活動に意味があるかどうかは甚だ疑問。なにしろ対象となる幼稚園児どもが……まごうことなきクソガキである。金の延性や展性に詳しいガキってヤだなーとは思うが、どこぞの誰かのせいで一時期「論破」はガチで子供たちの間でキーワードになっていたと聞くし、もしかしたら今の幼稚園はこういうクソガキムーブがデフォなのかもしれない(もしそうなら世も末だよ)。そんなクソガキどもにどんな教育を施してやるかも大人が考えるべきことなのだろうが……学生ボランティアには荷が重すぎたか? いや、でもガチでクソガキの屁理屈に真っ向勝負を仕掛ける大学生はいくらなんでも大人気ないけども……これを天空橋が躍起になって展開しているってんならなんとなく分かるが、今回の主犯はどっちかってぇと鮫洲さんなんだよな。彼女が部室の外で「話は聞かせてもらったわ!」してた意味もよく分からんが(多分アキヒロの動向を薄暗いところから探ってたんだろうな)、彼女のテンションがだいたい天空橋と一緒なのも問題だ。一番混ぜるな危険なのはこの2人なのかもしれない。 結局カオスを極めた「三匹の子豚」は収拾がつかず、うやむやのままで終わっちゃいましたとさ。この後六郷がどうなってしまったかは気になるが……個人的には真っ赤になる華月さんが見られたのでこれはこれでよしとする。桜子が真っ赤になるのはまだ気が早くないか? 鮫洲さんに見つかったらブチ切れられるぞ。 Bパート、打って変わってなんともしんみりとした雰囲気の「ビデオテープ」のお話。六郷のテンションが変だったのは、やっぱり彼女と別れてしまったからなのかしら……あの書き方で「これはAVだ」と決めつけるのもどうかと思うが、それをめぐっての桜子とアキヒロの反応もどうかと思う。桜子が耳年増なのはまぁいいとして(女子大生だし、これくらい普通だろうに)(偏見)、アキヒロがまだ精通もしてないガキみたいなリアクションなのもちょっと問題ですよね。そんで「AVかもしれない」と思ってるのに六郷が再生した瞬間に桜子も齧り付いて見ちゃってるのよね。あらあらこのすけべが。 しかし(当たり前だが)内容は六郷の予想に反するホームビデオ。……なんで部室に天空橋家のホームビデオが保管されてるんだよ。部長が実家にあった邪魔なものを全部持ってきちゃったのかしら。「響子三十歳」っていうラベル名も変だよな。普通自分の母親にそんな書き方しないから、ビデオの管理は天空橋の親父さんがしていたのかもしれない。ただ、だとしてもちょっと年代的に古くない? という気はするんだよな。アニメと漫画連載で若干の時代の差はあるかもしれないが、それでも大学生の天空橋が小学生くらいの歳の思い出だとすると、仮に天空橋がめっちゃ浪人とかダブりを繰り返していたとしてもせいぜい15年かそこら。ということは2010年代なのは間違いないわけで、あのタイプのVHS系統のビデオカメラはだいぶ廃れていた気もするのだが。時代遅れの俺ですらVHSを手放して自宅の録画環境を切り替えたのが2010年くらいだぞ。どういう遺物だったのだろうか。 まぁ、時代背景は置いとくとして(天空橋のミルクボーイっぷりから見ると、もしかして連載タイミングってそのくらいの時代?)、思わぬところから天空橋家のあれこれが漏れ出てきて部員たちはいろんな意味で騒然。かくいう私も「母親」というテーマに弱すぎるせいでうっかりもらい泣きしそうになってしまったが、途中で「いや、このアニメにそんなメロドラマはないだろ」と思い至ってオチに先回りできたのでなんとかなった。でもまぁ、天空橋少年が母親思いの頑張り屋さんだったっていうのは事実なんだよな。何がどうなってこんな変人要素だけが残ってしまったやら……いや、彼の華月さんへの執着を見れば、もしかしたらまだ「優しさ」から行動してる可能性はあるけど。 「母親に激似だから華月さんが気になる」はおそらく事実だろうから、天空橋のマザコンっぷりはかなりのものだと推察される。まぁ、華月さん自身が美人さんなんだからしょうがないよな。これでもし万事うまくいって華月さんが天空橋のご実家に挨拶にでも行った日にゃ、「この人、私に……」ってなっちゃってなんか気まずくなりそう。 結論:天空橋はずっと独り身の方がいい。 状況っていうか、世界線が錯綜しまくってる、第7話。前回時点で「何が起こってるんやろなぁ」とぼんやり眺めていたが、咲太さんは卒アルの手がかりだけで一気にここまで推理進んだのかよ。もはや超探偵じゃん。 というわけで、一応は「ナイチンゲール」編の解決ということになるのだろうか。赤城郁実の思春期症候群は、なんと「世界線渡航」。曰く「なんかもうヤになっちゃったから」ってんでほかの世界線の自分自身とポジションを入れ替えて生活を続けていたという。まぁ、思春期症候群については今更世界線跳躍くらいで驚きゃしないし、過去の症例も捉え方次第では「世界線の改変」と言えるものが何個かあるのでそこまでとっぴな話でもないのかもしれないが……だとしても咲太さんは仔細に分析できすぎだとは思うんですけどね。 しかしまぁ、赤城郁実本人が自分の「症状」を自覚しているってのは別に問題ではない。あの様子だと「なぜ発症したのか」という思春期的な理由(自分への無力感と罪悪感)もなんとなく自覚はあったのだろう。これまでの罹患者とは違って、赤城郁実という女性は「起こってしまったことはしょうがないのでこれを最大限に自分のプラスになるように使いこなしてやろう」という発想があったらしい。今回同窓会に向けて仕掛けたトリックは、自分の症状を十全に理解し、さらに梓川咲太という人間を理解していなければそもそも設定しようとすら思わない奇策である。ボランティア活動なども含め、自分の思ったことを実現させるだけの行動力があるからこそ成し得たものだろう。 ただ、それを成し得たからと言って2人の赤城が救われるかどうかと言われたら別問題である。結局、赤城が逃げ出すくらいなのだから過去のクラスメイトのみんなだって逃げたいような話だということ。それを強引極まりない方法で眼前に突きつけたとて、かつての「級友」たちが態度を改めるとは限らないのである。その辺りは、言ってしまえば赤城の押し付け以外の何物でもない。我を通すことに失敗してしまった赤城をみて、世話焼き咲太さんは全部をまるっと飲み込んでうやむやにさせてしまう。この男はいつだってそうだ。誰が困ってても、結局は助けちまうんだ。まぁ、だからこそ腹に麻衣さんを仕込む権利もあったんでしょうけどね。刺されることまで覚悟して備えていたのだから、多少滑った空気になったうえでもう二度と中学の同級生と顔を合わせられないってことくらいは軽いもんですよ。 赤城の野望は潰えたが、謎を解き、2人の赤城を「見つけた」時点でとりあえず咲太の勝ち。赤城たちもおとなしくあるべき場所に収まり、事態はとりあえず一件落着…… のはずだったのだが、なんとそんな赤城を通じて異世界からのメッセージ。さぁ、改めてここで霧島透子の名前が出てきた。咲太にしか見えてない謎のサンタクロースのことをさしているのか、それともネットでバズってる謎のアーティストのことを指しているのか、「向こうの世界」の様子が見えないのでよく分からないが……またしても、咲太まわりのいざこざには麻衣さんは関わらざるを得ないようである。ご面倒かけて本当に申し訳ないので、咲太さんは誠心誠意謝って。 |
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プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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