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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 このタイミングでカラネフィーチャー! 第23話。いいっすね、個人的には12ヒロインズの中でカラネは上位に位置しているので、惰性で影が薄くなりそうなこのタイミングでお当番回がもらえたのはありがたい。まぁ、本人にとってありがたいかどうかは知らんけど。

 奇しくも直近で「ツンデレの価値とは」みたいなこと書いちゃった後にこのエピソードを観て「大丈夫か? 今作を貶める論調になってないか?」と心配したが、全力でギャグに振り切ってる今作のカラネについてはどれだけテンプレを踏襲しようと誇張しようとなんの問題もない。だってツンデレ因子から発生してるツンデレなんだぜ? そりゃなんでもありだろうよ。普段のカラネだって、別に本人が気にしてるほど感じが悪いってこともないしね。いや、冷静に考えりゃ暴力レベルはリミットブレイクしてるはずなんだが……徹夜で素振り続ける奴がいる世界で多少の暴力を振りかざされたところでそれはじゃれあいの範疇なのよ。

 まぁ、クスリ先輩がカラネにぶつかっちゃった時の怯え方はガチでしたけどね……やっぱファミリーの中ではカラネは爆発物扱いなのか……。でも、カラネも理由なく全員に食ってかかるわけじゃないし、普通に考えたらシズカあたりには絶対優しく接しているはずなので、然るべき対象に然るべき態度で接してるだけな気もする。特に花園母子と接するタイミングが多いからその辺が強調されてるんだろうし、クスリ先輩だってやらかしが多いからこそ当然の報いとしてカラネに怒られてるわけでな。今回も含めて、ファミリーのトラブルの半分はクスリ先輩の責任なのではなかろうか。たまたま持ってくる「ツンデレじゃなくなる薬」、色々すごすぎるし、クスリの前科を全部把握しておきながら薬飲んじゃったカラネのやらかしも大きな問題である。まぁ、それくらい自分の性格に悩んでいたってことなので、ちゃんと向き合ってくれる恋太郎はやっぱり偉いのである。

 カラネの内面をめぐってのお話は「いい話だね」で終わりなので相変わらず他の面々の絡みをチェックしていくと、先週から参戦したメメはだいたいシズカの後ろに張り付いていた。恥ずかしがり屋のメメが一番抵抗なく一緒にいられるのが穏やかでかつ一言も発さないシズカだってのは納得できる状況だし、ちっちゃなシズカの後ろに必死に隠れようとするメメもなかなか可愛らしい。2人して黒が多いキャラデザなので固まってると画面が沈みがちなのがちょっとした問題か。あと、ナノが安定のポジションを取られてしまったのでちょっと手持ち無沙汰になってる感があるな。

 カラネがらみのエピソードということでいつも以上に花園母娘が元気すぎて、それに伴ってメイさんもそこそこの出番が発生。そして最初にみんなでモノを食うくだりあたりで当然のように話がクルミスタートになるのはバランス調整のなせる技。考えてみれば「モノを食う描写」って日常を描いてたら放っておいても頻出するわけで、その度に個性が輝くクルミって案外いいポジションなのかもしれない。イクもドMキャラ1本で普通にやっていけてるし、こうなると案外難しいのはミミミさんだったりする? でもみんなで声を合わせるセリフの時にいちいち「ですわぁ」だけ溢れるだけでもそれなりに存在感あるし……今のところ12人でも埋もれるやつが出てこないのすごいな。

 あとはまぁ、ハカリのターンということで……この女はさ、カラネをダシにして恋太郎との絡みを増やすのが狙いだとは言ってるけど、その実カラネと絡むのも狙ってない? 今回は母娘のDNAのつながりが色濃く見えた回だったぞ。花園グループって将来大丈夫なんでしょうか。

 

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 タイトルだけ見たら赫連勃勃(かくれんぼつぼつ)に近くもない、第22話。この感想は本編に何一つ関係ない。

 さぁ、(少なくとも今期は)最後の1人。すでに何の抵抗もなく新キャラを導入できる下地は整っているが、アニメオンリーの視聴者でも毎週オープンエンドで見てるからだいたいどんなキャラが出てくるかは知ってたりもする。今回はたいそうコミュ症な誰かみたいなキャラ。今作と古味さんはイカレキャラ大挙学園コメディという意味では似てるといえば似てる構造だが、こちらのコミュ症は残念ながらメインヒロインではなく11人目。もはやメカクレ程度では何のインパクトもないため、そこから発想を膨らませた「隠れ」の専門家として登場した華暮愛々(かくれめめ)ちゃんである。当ブログの表記規則にしたがうと「メメ」になってしまうのでこれまた「メイ」や「ミミミ」と区別がつけにくい気がするが、日本人の下の名前なんてそんなもんか。まぁ、普通は苗字の方で個性が出るもんだからな。ここのところイク、ミミミと割とパワー型のキャラが続いていたが、今回はシズカについでおとなしめのインドアキャラ。まだこちらの路線の方が競合相手は少ないので、当人が押しの弱いキャラだとしても棲み分けは不可能ではないだろう(今作が棲み分けとかいう要素を気にしてるかどうかも怪しいが)。ちなみにCVは高尾奏音。お人形を持ってふらふらしてるあたりはどこぞのキーボードと接点がなくもなくもなくもない。これでバンドリ勢としては4バンド目の彼女となった。

 出会いのエピソードも回を重ねるごとにどんどん適当になっていき、今回もミミミと同じく15分でのスピードエンゲージ。しかも恋太郎のやつ、告白して付き合うことを決める際にいちいちファミリーのことを断らなくなってしまったため、すでに10股してるのに新しい彼女に前置きなく告白するという最低野郎なのだが、今更そこをどうこう言う意味も全くない。当人たちが受け入れているのだから問題ないのだろう(受け入れる側の10人が慣れてるのは理解できるが、メメ視点からしたらキツくないか?)。

 で、残りの15分は当然歓迎イベント。新キャラのステータスに沿って「かくれんぼ」とを選択し、広い校内だというのに何故かどこもかしこもペアに分かれるという空気を読んだ設定。このペアリングがいちいち新しい要素になるので要注目ですね。最初はメイ&イクのフィジカルコンビ。この2人は被虐属性に極振りという共通点があったのか。オールレンジのイクの方がイカれてると見るべきか、ハハリ特化のメイの方が闇が深いと見るべきか……そういえばメメはメイに続いての「目に特徴があるキャラ」なので、今後その辺の絡みとかもあるだろうか。

 新しいペアリングしろっつってんのに頑なにコンビ芸を崩さないのがハカリ&カラネのガチレズコンビ。もはやこいつらはそういう伝統芸なので放っておくしかないだろう。あと漫画的お約束なのでしょうがないけど、ハカリのあれはGではないだろ。最低でもあと2つくらいは上じゃないか?(メメがどうかは知らん)

 3組目はなんとクスリ&ミミミのペア。ここはかなり意外だったのだが、あとのコメントから「2人とも先輩だった」という共通点が判明。えぇ……そうかぁ、確かにクスリは先輩ではあったが……そこでつながるのはちょっと驚き。いや、繋がってないな。一応お互いに「薬剤知識がある程度豊富」と言う部分でのつながりもあると言えばある……のか? ミミミさんがちっちゃい子の面倒を見たがるかどうか、そのあたりの性格特性がまだよく分かってませんね。

 そして誰とでも積極的に(必要以上に)絡みに行けるハハリの今回の犠牲者はクルミ。食欲VS性欲。今回の勝負はドロー。いや、クルミは何をもってしても「勝ち」にはたどり着けないだろうけども。

 というわけで最後にちょっと謎解きみたいなことをやってゴールイン。そう言えば今回気づいたけど、「理事長が理事長なもんだからあの妖怪ババアの奇行が1話目からこの校内で許容されていた」ってのはなかなか優秀な伏線でしたね(んなわけあるか)。

 
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 なんやこのアニメ……第21話。いや、前からこんなんだったけども……なんかこう、東映まんがまつりでやる劇場版エピソードを30分でやったような後味である。

 雑多な劇場版あるある、「お手軽に世界の危機」。この作品の恐ろしいところは、こんだけ好き勝手やりながら設定のどこが繋がってるか読めなくて一瞬ガチになるタイミングがあること。今回は冒頭から「そんなことあるかい」というツッコミ待ちだったのがサザエさん時空への言及で、確かにこないだメイとのデート回で花見に行った時に「今って何月ぐらいなんだろう……」と不思議には思ったものである。そして、そんな「ギャグ的お約束」について、都合の良い取り上げ方をして「実はその裏には宇宙規模の天変地異が……」というよく分からない形で回収。ただ、回収したからとて「今が何月なのか」という話には詳しく触れたりしないし、太陽が活動を取り戻したからって一気に作中時間が数ヶ月進んだりもしないのだろう(だって春から一気に秋に飛んだら水着回とかできなくなっちゃうじゃん)。「今後も引き続き、何が起こるか分からないんだから季節感とか気にすんなよ」というサジェスチョンなのである。

 そして、そんな世界規模の問題を個人の力で解決してしまうのが恋太郎ファミリー。今回の騒動はもちろんハハリの情欲エネルギーの凄まじさが背景にあるわけだが、それを具現化して混沌を生み出したクスリ先輩の薬のヤバさも無視できないファクター。この2人が手を組むだけで(望むと望まざるとにかかわらず)世界征服も簡単にできてしまうことが示されたわけで、もう何が起こっても驚くに値しないということだ。ギャグ漫画だからこそ許される設定だが、こっからシリアスになんて絶対に進むことはできない決意表明みたいなものでもあるかもしれない。まぁ、最初から分かっちゃいたが。

 あとはもう、劇場版っぽいプロットで戦いながら1人また1人とメンバーが脱落していくお約束設定。今回クルミが真っ先にリタイアさせられたあたりに、こういう筋立てでクルミが使いにくい雰囲気がなんとなく伝わってきますね。その他、いつも通りのハカリ&カラネの色々匂わせるような絡み、イクとカラネというフィジカル組の共闘、そしてナノとミミミの美しきタッグなど、きっちりメンバー内での関係強化にも努めている。特にナノはシズカとのタッグだけでなくミミミとも真っ先につながっているので、今後も使いやすいハブとして機能しそうである。

 さぁ、完全茶番回を1回挟んだので、残る話数はしっかり最後の1人に費やせますかね。こんだけのドタバタが終わった後で登場するキャラもヤなプレッシャーがかかりそうだが。

 
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 Not Beauty, that’s crazy、第20話。いいですね、こういうネジの外れたギャグをいかに振り回せるかで満足度が変わってきます。

 前回が新キャラ・ミミミ(カタカナ表記だとだいぶおかしな字面だ)が登場し、加入エピソードになるといういつもの構造。ただ、これまでは基本的に登場エピソードがまるまる1話分だったのだが、今回は「19話Bパート&20話Aパート」が加入エピソードになるというやや変則的な構成。この後の残り話数でもう1人加入するはずだが、色々とバランス調整を工夫しているのだろうか。もしくは単に前回は「ナノと過去に因縁があった!」という部分で引きになっていたので、興味を引くための構成だったのかもしれない。

 ファミリーの加入動機も色々とあるわけだが、流石に10人目ともなると「いつものパターン」でマンネリの恐れ。そこで今回は恋太郎との接続は最小限のままに、ファミリーの別メンバーとの因縁という形で変化をつけた。こうして脇のキャラクターどうしのつながりがどんどん増えることで急速に世界が発散を始め、いわば「100カノユニバース」とでもいうべき世界が複雑さを増していくのは面白い構造だ。いや、別にやってることはごく普通のストーリーテリングなのだが、ともすると「出番が少ない」ヒロインが量産されてしまう今作において、脇で関係性を固めることによってワンポイントでも起用される可能性が上がるというのはとても大事。それこそ今回もフィーチャーされたナノ×シズカみたいな強固な関係性があれば、何かの拍子でどっちか片方にスポットを当てた時に自動的にもう一人にも紐づけることができるわけだ。そのうち恋太郎無しでもお話が回せるくらいにファミリーが独自性を持つかもしれませんね。

 というわけで今回のミミミさんは明確にナノとのつながりを示した。ファミリー加入以前のロボットのようなナノが残した遺恨、それを理由に前回の野球に続いての対決形式とあいなったわけだが、この対決がまークレイジー。常々ギャグ作品ってのは合う合わないで差が大きいとは書いているが、私の場合は今作の徹底的にアホを煮詰めたようなギャグ回しはとても性に合うんですよね。真剣な恋太郎のジャッジっぷりも愉快だし、1つ1つ丁寧に突っ込んでくれる大忙しのカラネおかげで小ボケももれなく拾える。最近はすっかり「ボケの主軸をカラネが担い、彼女自身がボケに回ったりフォローに回れなかった時にはクルミが拾う」というポジショニングも安定してきたようだ。そして前回以上に強調されるシズカの圧倒的な「可愛い」ステータス。ナノさんは実は恋太郎よりもシズカに壊されてる部分の方が多いんじゃなかろうか。あまりに周りの面々の活躍著しかったせいで新加入のミミミの個性がちょっと薄まってしまった感すらあるが……まぁ、今後の飛ばし方に期待しよう。

 Bパートは加入後のお約束、スキンシップ増し増しの交流イベント。キスゾンビの記憶などないかのように奔放にキスしまくる面々はいつも以上にエロアニメ要素強め。中の人の奮闘ぶりに賞賛を贈ろう(特にハカリ役の本渡ちゃんが飛ばしすぎている)。また、個人的にちょっと嬉しかったのはリップを塗ってる時のクルミ&メイの絡み。この2人に別に繋がりはないはずなのだが、中の人的には同じ事務所の先輩後輩。というかクルミの中の人はメイの中の人に憧れてこの業界に入ったとすら言える至高の存在。まぁ、フィールドが同じになってからは共演機会も増えているが、改めて、良い絡みができて本人も眼福であろう(アメリカを拠点にしてるならアフレコ現場で一緒に仕事できたかどうかは知らんが)。

 その他、相変わらず奔放すぎるクスリのシモ事情とか、隙あらばドM芸を披露するイクの変態性とか、色々と危険なシーンが多くて見応えがありました。最終的に「実の娘のガチレズシーンでぶっ壊れるハハリ」が一番ヤバかった気はします。とりあえず、カラネを花園家の跡取りとして婿に迎え入れてしまうのがいいんじゃなかろうか。

 
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 その子犬の名前はちーちゃんじゃなくてこむぎです、第18話。犬飼こむぎちゃんだ、忘れんなファースト。

 というわけでアニメには欠かせないことでお馴染みの(??)野球回である。個人的に、「突発的な野球回」には実はあんまりいい思い出はないのだが(「BNA」とかは割と好きだった記憶)、今作の場合は野球もどうせネタでしかないから無問題だ。一応、ぴったり恋太郎ファミリーでナインを埋めているので、ポジショニングや打順からそれぞれの立ち位置が見えたりするのは面白い部分のはずだが……まぁ、あんまり考えてはいないだろうな。打順は作中ではそこまで意味をなさなかったが、クルミが4番ってのは意外。ナノ・クルミ・メイのクリンナップ、割と通好み。

 開始時のポジションは「ピッチャー・イク」「キャッチャー・ハハリ」「ファースト・クルミ」「セカンド・ナノ」「サード・クスリ」「ショート・カラネ」「レフト・ハカリ」「センター・メイ」「ライト・シズカ」という並び。サードのクスリ先輩だけやや不安だが、他はまぁ、割と納得できるか? センターラインをイク・カラネ・メイで固めているのも納得だし、二遊間のナノ・カラネコンビは案外頼れそう。カロリー消費が多いクルミをファーストにおくのもしょうがないだろう。

 ただ、このポジションがイクの負傷で崩れてしまったのがドラマの幕開け。幸か不幸かスローイングを直接左右する右手を負傷したわけではないのでポジションが外野に回ったが、おかげで一番難しいセカンドにシズカが入るというかなりの無茶振り。ピッチャー役をナノしかこなせなかったということなのだろうが……その後でメイが余計なまでに完璧にやってたように見えてたけどな。流石に部外者をいきなりマウンドに立たせるのは抵抗があったのかしら。

 部外者が絡んだせいで「シズカをいじめる」というけしからん展開になってしまったわけだが、それが「イクの野球部存続」以上に全体のモチベになるあたりが恋太郎ファミリー。まぁ、誰だってあんなロリっ子が悲しそうにしてたら義憤には狩られますからね。多分一番激昂しそうなのはナノなんだけど、あんまり試合中に具体的な活躍は触れられなかったな。冷静に考えると純粋にフィジカルだけであの球を打ち返せたのがイクを除くとカラネだけってのもなんか納得。メイを保留すると、ファミリー内でのフィジカルランキングは1位イク、2位がカラネってことになるんだろう。

 色々と設定が確認できて有意義な野球回でした(?)。それにしても対戦相手の恐竜学校、いったい何だったんだろう。ぽっと出の割にやたらインパクトあったな。まぁ、ゴリラの再登場がなくてよかったです。

 
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 サブタイトルの通りだと思います、第17話。ただし恋太郎ファミリーの場合は、基本みんなしてドMではあると思います。こんだけおかしな状態に自ら率先して身を置いてるわけだからな。

 順当に次のお話。2クール目に入ってきっちり2話・2話でクルミ・メイのお話を処理しているので、おそらく今回登場した須藤育(イク)も次回を含めた2話で処理されるものと思われる。9人目の彼女ってことで野球キャラってのは事前に考えてたものなのでしょうか。ここまで8人並んでほとんどが文化系のキャラだったので、純正体育会系は初めての属性。それだけでもそこそこキャラが立っているので、2期目組の中では扱いやすい存在なのではなかろうか(何度も言ってることだが、どうにもクルミの扱いづらさが目立ってしまう)。

 そして、単なる熱血スポ根キャラというだけでは恋太郎ファミリーに埋もれてしまうということで、そこにドMというシンプルかつ効果的な属性も付与。ファミリーの中で色ボケ担当は基本的に花園母娘の役割だが、また別方向からエロいシチュエーションに振り切ることができるようになった。しかも花園家と違ってイクの場合は別に本人がエロいことしようと思わずにエロくなる設定なので、ちゃんと差別化を図りながらあさっての方向へと導くことが可能。飛び道具ばかりの世界に更なる飛び道具が加わることとなる。

 やはりこのイクというキャラクターがCV高橋李依というのがナイス判断だ。振り切れたドM設定については当然「めぐみんのくせにダクネスみたいな声出しやがって」と思うわけだが、多分これまで散々同じアフレコ現場で見届けてきた茅野愛衣によるダクネス地獄はどっかで参考にしてる部分はあるんじゃないだろうか。変態は最高に変態らしく。それが出来るのが良い声優なのです。りえりーはひょいひょい声が裏返っても自然に繋ぐことができるのが強いよね。

 というわけで新キャラ・イクについてはあんまり心配していないのだが、画面がだいぶ狭くなってきた他のメンバーについては大丈夫だろうか(いっつもそんな心配しかしてないが)。まぁ、大丈夫ですね。毎回しっかり全員出てきて最低1シーンは見せ場を作ってくれてるバランス感がすごい。心配しているクルミの挙動についても、カラネが強めかつ致命的なツッコミを担当しているために「軽くて常識的なツッコミ」を担当する程よい緩衝材だと思えば悪くない立ち位置なのかもしれない。ハハリやクスリ先輩のようなボケ散らかすキャラが一定数いるのでどうしてもツッコミは持ち回りで担当する必要があるのだが、カラネ・クルミを中心に、ナノもそこそこ分析役に回れるし、ハハリの奇行に対してのみ特化したハカリのツッコミもある。案外バランスのいい連中なのかもしれない。

 数が増えるとその分絡みのパターンも指数関数的に増えていくわけだが、今回は野球の練習シーンで珍しくシズカがナノ以外と組んでいたり、ちょっと新鮮な組み合わせも楽しむことが出来る。まぁ、野球回でシズカが活躍できるかどうかは怪しいところがあるが……。

 次回、対戦相手がどんなチームかが気になるところですね。またゴリラが出てきたらどうしよう。

 
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 エンディング差し替えられとる! 第16話! あまりに自然に追加されてて一瞬「あれ、先週まで見逃してただけか?」って確認してしまったわ。各所に最初からいたかのように追加されているメイ。手がこんでてすごいんだが、なんでメイだけ後から追加の形にしたんだろう。新キャラはみんな加入後追加っていう手もあったと思うが……それだと流石に面倒すぎるか。エンディングに追加するのはせいぜい1セットくらいって、ブンブンジャーのサキトとビュンディーも思ってるに違いない(あれよりはよっぽど自然やろがい)。

 というわけでメイドさんのお話。今作について、名前の漢字表記が面倒だしわかりにくいってんで「ハカリ」とか「カラネ」ってカタカナ表記で統一してたんだけど、「銘戸芽衣」はカタカナで「メイド」って書くとよりわかりにくいので「メイ」表記になります。まぁ、全員下の名前だからこれで問題ないな。

 Aパートはそんなメイの病的な献身をいやというほど見せつける哲学じみた愛情講義。「そういえば三森すずこは全く違う2つの作品で「愛城」に振り回されるパートナー役なのか……」とかいうどうでもいいことに気づいたりもしたが、ビビッときてからマンツーマンデートではとりあえず恋太郎が相手のことを理解するのに全力を注ぎ、一番欲しいものを与えてやるというのが基本設計。メイの場合は何がゴールだったのかはちょっと難しいところだが、「奉仕以外の形での人付き合いもあるんだよ」という初歩的なところを諭し、ギブorテイク以外での恋愛を成立させる。こういう情操教育は拾ってきたハハリが先にやっといてくれよ、とも思うのだが、どうしたって「雇用主と被雇用者」という関係を構築してしまったら完全に対等にはならないものね。養子縁組してたとて、「拾ってくれた」という恩義は変わらないわけだし。……娘のハカリだったらその辺も対等になれた気もするのだが……まぁ、ハカリは一時的とはいえハハリとの関係が悪かったから、メイとの接点も持ちにくかったということで納得しておこう。

 そういえば恋太郎が電話した時の花園家、メイが外出してたのに、まだ背景にやたら存在感のあるメイドがいたんだが……この中にまだ潜んでいるというのか? ……作品における花園家の占めるウェイト大きすぎるやろ。

 というわけでBパートはまるまる花園家の茶番に付き合ってもらいます。ちゃんと毎週全ヒロインが出てきて出番もらってるのは相変わらずすごい。そしてやっぱこうしてみるとクルミの扱いが一番軽い。まー、尺を考えればひとネタもらえるだけでもありがたいくらいだが。クルミの加入で突っ込みポジが絶対的地位ではなくなるかと思われたカラネだったが、むしろ比較対象が出来たことでより純度の高さを認識できるくらいになった。まっすぐなパワー系ツッコミ、人数が増えれば増えるほどに貴重だよ。

 あとはナノ・シズカのカップリングが安定して可愛かったり、クスリ先輩は薬が絡まないエピソードだと本当に単なるガヤだったりと色々あるが、こうして並べちゃうともはやヒロインというよりも「第2の主人公」と言った方がいいのがハハリ。もう、中の人まんまみたいなクレイジーボイスがひたすら漏れ続けるのが特濃すぎてやってられん。もしかして今作ヒロインのプロデュースにもいっちょ噛んでるんじゃないか疑惑があるくらいだわ。いいんです。彼女サイドばかり増えるとどうしても需要と供給のバランスが崩れるので、供給が増える分、しっかりハハリさんにも「需要」してもらえれば。そしてその影でちゃっかりと娘も娘でクレイジーしてくれれば。

 メイドさんは使いやすい属性なので今後も影に日向にエピソードには絡めそうだな。さて、パターンからいけば次もまた新たなヒロインか。あと3人出てくるのはほぼ確定してるし、1クールの尺の使い方もバタバタして大変である。

 
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 人数増えてもやること一緒、第15話。しかしこれはマンネリではないな。これだけごちゃごちゃしてるのにテンションが落ちずに全員に出番回してるのは偉い。アフレコ現場が大変なことになってそうだが、いつも「まぁ、ネギまに比べれば」と思うことで納得することにしているよ。

 Aパート、突発性ハハリさんクレイジーにより、一応花園母娘にスポットが当たるお話だが、1話目の人格入れ替わりに続き「幼児化」というこの手のコメディでは定番のプロセスをお手軽クレイジーに描いてくれている。こうしてみるとほんとにこの漫画の要はクスリ先輩なのだよな。いちいち狙ったように薬にくそヤベェ制限を設けてくれるあたり、もはや闇のドラえもんである。まぁ、今回の薬はどう考えてもハハリのリクエストだったとしか思えないけども。すぐに開発して持ってくる技術力は国家レベルで保護すべき才能だ。

 予定調和で全員幼児化が行われるわけだが、この時に「母娘のなんかいい話」にするためにハカリだけ幼児化を回避して保護者ポジに回る設定も抜け目ない。全員幼児化しちゃうとなかなか花園母娘の差分を出すのが難しいし、赤ん坊の人数が6人でもギリギリだものね。幼児化してもそれなりに個性は残るようだが、一番分かりやすかったのがクルミだったのは、どれだけ幼くても食欲は食欲だからな。逆に理性が個性になっているナノあたりは幼児化の恩恵(???)を受けにくいか。いや、軍団に加入してすぐのエピソードで乳吸い係に回されるクルミが幸せかどうかは知らんが。「おっぱい吸うのは食いしん坊のクルミ」までは確定事項だが、片乳余ってるもんだからどさくさに紛れてハカリ×カラネの絡みを稼ぎにくるあたりは如才ない。ハカリの中でカラネってほんとにどんな存在なんだろう。

 何はともあれ、存分にクレイジー振り乱している時のハハリさん(の中の人)が楽しそうで何よりでした。

 Bパート、サブタイトルの通りでいよいよ問題のキャラ、花園家のメイドさん、その名も銘戸芽衣が登場。この子の存在、謎なんだよな。今回の展開からファミリー参入は確実だと思うのだが、「ファミリー」が歌ってるオープンエンドでフィーチャーされてないのよ。どちらも映像で取り上げられているのが既存の6人にクルミも含めた2期の新規組であろう4名を加えた10キャラ。メイドは少なくともこの10人と同じレベルでは描写されておらず、正規メンバーにはならないようなニュアンスが感じられる。今後は「100人」とは言ってもその中でメインとサブみたいな序列がつけられることになるんだろうか。……その場合はどう考えてもクルミはサブな気がするんだが……。

 いや、でもどうだろう。今回の絡みでクルミの立ち位置もおよそ推しはかることができて、少なくともカラネから見れば正式なツッコミ役が1人増えたおかげでちょっとは負担が減って助かっているだろう。まぁ、腰の強い本気のツッコミはやはりカラネの専売特許な気はするが。もうしばらく、新人さんのスタンス探りには時間がかかりそう。それなのに早くも「8人目」候補が出てきてしまっているこの状況は……大丈夫なんでしょうかね。まぁ、いざとなったら脇のキャラは脇のキャラだけでくっついていけばいいってことをすでにハカリ&カラネあたりが証明してくれているし、あんまり恋太郎との関係性にこだわる必要もないのかもしれませんけどね。今週もナノ&シズカの絡みとかも可愛かったですしね。みんなして基本的に小動物的可愛らしさは保持されてるんだわ。そこに風穴を開ける存在になるのがメイドさんなのかどうか……花園家絡みのキャラはもれなくクレイジー度合いが強そうなんだよなぁ……。

 
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 史上初、作中ではっきりと「詳しくは原作を読んでください」とか言っちゃうアニメ、第14話。それを言っちゃぁオメェ……アニメ化の意味とは何か、とか問われてしまいそうだが、今作はちゃんと「まぁ、アニメ化の意味は分かるか……」ってんで大人しく引き下がらなきゃいけないのがムカつくな。

 というわけで、サブタイトルの通りに大忙しのフードファイト。作中での目的は明白で、新たなファミリー・クルミを家族として迎え入れるためのイニシエーション。そのために相変わらず訳のわからないイベントが開催されるあたり、今作で一番病巣が深いのは恋太郎でもその周りの女の子でもなく、それらを取り巻く街の環境にあるんじゃ無いかという気もする。ほんで街ぐるみで何かする時に便利な賑やかしとして存在するのがゴリラである。こいつら、一発限りの使い捨てモブじゃねぇのかよ……。まぁ、イベントのたびにいちいち別なモブ作ってたらコスパ悪いしな。ある程度どんな環境でも出てきて違和感がない(?)、ゴリラは便利なモブである。斉藤貴美子の仕事もなくならないわな。

 そんなイカレた環境下でのイベント、クルミもあっけに取られていまいちペースが掴めていないのは、そもそも「すでに6人で形成している彼女コミュニティに加わる」とかいう文化が現代日本には無いため。モラル的におかしなことになってるし、すんなり受け入れるにはクセの強い連中が集まりすぎている。さらに問題は、そんなイカレた状況なのに、既存組の6人はすでに慣れきって説明も無しに全部納得していること。一見してアホに見えるハカリやクスリ先輩はまだいいとして、ナノさんあたりが平気な顔で受け入れてるあたり、知らない身からしたら恐怖である。まぁ、クルミさんも来週から同じポジションに移るわけだが……なんか、そういうタイプの妖怪に見えてきたな。

 こうしてメンバーが増えていくと個々の構成員が個性を発揮するのがどんどん大変になっていくというのが問題だが、6人ぐらいならギリギリ全員参加のイベントでも耐えられたか。まー、その煽りをくらっての尺カットだったわけで、特にツッコミしかやることがなかったカラネあたりはかわいそうではあるが、今は画面に出ずっぱりでいられることを感謝するしかないだろう。今後の展開を考えるに、流石に20人、30人と増え続ければ全員集合自体が困難になるはずで、あとはキューレンジャーシステム(必要なエピソードに必要なメンバーだけ連れていく)になっていくはず。次回以降、画面がどのくらいの密度になっているかは気になるところだ。

 また、無事に仲間に引き入れられたクルミさんであるが、正直これまでのメンバーに比べて単体での個性は弱いようにも見える。明確な特質が「くいしんぼ」だけであり、「食事してない時はカリカリしてて感じが悪い」はあんまり武器にならないだろう。今後は食事シーンだけで登場するワンポイントみたいな立ち位置になるのだろうか? まぁ、食べる姿が可愛らしい女の子ってのはそれだけでも個性ですけどね。ハカリがデブ(???)キャラを奪われてアイデンティティを喪失しないことを願おう。「脳内まっピンク」だけでも充分な個性ですかね?

 
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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