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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
勇ましいなぁ……第16話。真正面からスポ根を貫き通す構成、とても清々しい。 前回は4人同時展開などもあって一気に選手を処理してみせたわけだが、今回は一転、焦点を絞り込み事実上たった1人の演技のみで1話を費やした。そのターゲットは鴗鳥の「一番弟子」である八木ちゃん。当然、この子もSeason2が始まるまではさっぱり出てこなかった「ポッと出の新キャラ」である(だよね?)。しかし、そこに手っ取り早くドラマを盛り込むための手管が如才ない。まず監督が鴗鳥であるという設定で一気にいのりちゃんたちとの距離が近づき、おっさんたちの愉快なギャグシーンも交えながらいきなりいのりちゃんの「ライバル」として(文字通り)真正面に立ちはだかった。トイレでの精神統一ルーティンなど、ちゃんと子供っぽい部分を出しながら、その裏での血の滲むような努力、そしてその努力を生み出すモチベーションの描写などを加え、ほんの数分で一気に「倒すべきライバル」として成立させるシナリオラインはやはり上手い。「一番努力した人が勝てるわけではない」とは八木ちゃん本人の言葉であるが、例の名文句よろしく、それでも「勝った者は皆努力している」の分かりやすい例である。 また、そんな八木ちゃんのモチベーションを支えるのはほとんどが鴗鳥コーチであるが、そんなコーチの下で繋がりを持ってしまった光の存在もでかい。狼嵜光というあまりに大きすぎる才能に目を焼かれてしまった1人であり、どう足掻いても太刀打ちできない相手を前に、色々と打ちひしがれてしまった過去もある。それでも八木ちゃんは決して諦めることなく、必死に自分にできる範囲で食らいついたのだ。いわば光が生み出した「影」のような存在といえるかもしれない。 いのりも光という存在には大きな影響を受けているが、受け止める側の性格の違いもあるのだろう、彼女にとっての光は文字通りの「ひかり」でしかなく、憧れ、たどり着こうとする純粋な目標、勝手に定めた遠い遠いライバルでもある。陽の対象として光を仰ぎ見るいのりと、陰の対象として光に追い縋る八木ちゃん。この対比がいかにも今大会の「天王山」らしさを演出してくれている。 そして、その八木ちゃんの実際の演技シーンがまた見事。前回時点で今作の競技シーンのクオリティの高さは見せつけていたわけが、違いが分かりにくそうな「フィギュアの演技シーン」にうまいことフィクションも盛り込みつつ、個々の選手の違いを見せてくれている。まぁ、そうは言っても素人の私にゃうまく表現する言葉が見つからないのだが……今回の八木ちゃんの演技は一言で言うならどこか「泥臭い」。必死に縋り付くような演技であり、どれだけみっともなくても、ただ光に追いつきたいという「あがき」にすら見えるような演技プランだ。実際はフィギュアとして高く評価されているのだから決して無様なわけもないし、洗練された所作になっているはずなのだが、なんか分からない要素から「泥臭さ」が感じられ、その執念の強さが滲み出ている。この辺の演出プランの差がどういう要素からきているのか、アニメに詳しい人かフィギュアに詳しい人に解説してほしいもんである。現実にも受付のじいちゃんがいればいいのに。 そうそう、今回もう1点気づいたこととして、今作のスケーティングシーンに見応えがある理由の1つに「ブレードの見せ方」がある気がした。スケートなんだから絶対に履いてるスケート靴。その刃の部分の見せ方が上手い気がする。例えば光の反射でその鋭利さを見せる演出もそうだし、今作で演技するのは皆幼女であることも関係して、その靴の「重み」みたいなものがどこかに感じられる気がするのだ(多分、大人の演技と比較したら絶対幼女の方がスケート靴の比重は重いはずだ)。今回の八木ちゃんの演技の「泥臭さ」と「鋭さ」。そんなものが堪能できた画面でした。 そうしてお膳立てを整え、最高最強の舞台についにいのりちゃんがまかり出でる。司が散々悩んで檄を飛ばした後のいのりちゃんの勇ましいことと言ったら。こんなにも幼女が「格好いい」アニメも他にないですって。 PR
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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