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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 本稿、ドラフト通信も、なんと60号を達成しました。長きに渡って続けてこられたのも、ひとえに皆様のご愛顧のおかげ。などではなく、ひとえに私の無駄な使命感によるものと思っております。まぁ、前身である非公開版から数えると、とっくに500本越えてたりするんですけどね。ホントに暇なんだな俺。大丈夫、来年はきっと暇じゃないから、こんなもん書いてる場合じゃないよ!(願望)


    AL SE TH SA ME MT
AL  ー  ×  ×  ×  ×  ×  0ー5 6
SE  ◎  ー  ×  ×  ○  ×  2ー3 5
TH  ◎  ◎  ー  ×  ×  ◎  3ー2 3
SA  ○  ○  ○  ー  ×  ○  4ー1 2
ME  ◎  ×  ◎  ◎  ー  ○  4ー1 1
MT  ○  ○  ×  ×  ×  ー  2ー3 4
 
 
1位 【Mei】 緑黒青 <スカースダグの高僧 情け知らずのガラク グリセルブランドの信奉者>
 
 初戦で「脳に損傷があるのではないか?」という疑念すら生まれた全く無意味で他人の迷惑を顧みない長試合を続けたがために「あのデッキ弱いわ」と言われたが、結局そこからは全部取ったおかげで優勝しちゃったデッキ。何故勝ったかと言われたらレアがなんたらかんたらであるが、よくよく見てみると、今流行のデッキの美味しいところをちょいちょいつまみ食いした、微妙なハイブリッドになっているのが分かる。具体的には陰鬱エンジンに「発掘」系のギミックを加えた形で、「甲冑のスカーブ」などがいないにも関わらず、とにかく長期戦を目してダラダラとクリーチャーを展開し続けることで、いつの間にやら墓地にクリーチャーが溜まり、「骨塚のワーム」や「蜘蛛の発生」が活きてくるという作りだ。そのための「チフス鼠」×2なども、「死にやすく、相打ちが取りやすい」クリーチャーとして選ばれており、戦ってみると案外うざい。これで使っているプレイヤーがもっと潔かったら「なるほど、なかなかよく出来たデッキじゃないか」と言われそうなものだが、どう考えても最大勝因になるはずのガラク様を「こいつのせいでデッキが滅茶苦茶になった」と事実無根の罵倒をするなど、人間として底辺じみた発言しかしないのでなかなか敬意が集まらない。「1パック目で緑のカードを1枚も引いてなかった」って、嘘じゃんね。
 
 
2位 【Sangriter】 緑白 <月皇ミケウス 荘園のガーゴイル 礼拝堂の霊>
 
 「勝率上がったからまぁいいや」が捨て台詞のデッキ。以前は赤で特攻を図る「フレイラー」として名を馳せていたはずが、ここ数回はずっと白緑を中心に「旅の準備」デッキを使っている。まぁ、単にその場で一番勝てそうなデッキを使っているだけだと思うが。今回は土地事故から1/1ミケウスを出すとか、ただひたすら「もつれ樹」だけで戦うとか、よく分からない歪んだ展開も多かったのだが、やはり白緑の安定感はいつの世にも歪みようがなく、安定して勝ち星を重ねることに成功している。やっぱり「旅の準備」は出し惜しみせずにガンガン使ってなんぼやね。ついでに、「ミケウス」に加えて「教区の勇者」「排水路の汚濁」「荘園のガーゴイル」と、こちらも地味にレアが強かったりする。まさかこの私が、虎の子の汚濁ウーズに負けることになるとは思わなかったわ……
 
 
3位 【Thraxi】 赤青黒 <硫黄の流弾 轟く激震 灰口の猟犬>
 
 前回優勝したので今回は何してもいいや、という勢い任せのチャレンジは、前回の通信で予告(?)した通りの「燃え立つ復讐」デッキである。今回は1パック目2引きで引けたので「2枚以上集まるか?!」と期待していたのだが、俺が行こうとするとやっぱり1枚しか出ない。しかし、今回はそんなことで挫けず、もう破れかぶれでとにかくフラッシュバックを中心としてスペルを集めまくり、最終的にはクリーチャーが「秘密を掘り下げる者」×2と「瞬唱の魔道士」、「電位式巨大戦車」、それにブロック用の「ハンウィアーの砦守り」の総勢5体のみという、構築戦もかくやというコンセプトデッキに仕上がった。フラッシュバックスペル自体は今回「轟く激震」2枚に「幻影の掌握」2枚となかなか質が高く、一度「復讐」が設置出来ればタフネスの低いクリーチャーどもなど塵芥に同じ。ダメージソースは2枚投入した「夜の衝突」だけで片が付く。フラッシュバック込みならば1枚で8点削れるカードなので、残りをちょいちょいと削ってやれば何とかなるのだ。実際に2回も自分のライブラリを潰してしまうほど、とにかく耐久力の高いデッキであった。ただまぁ、おかげで「骨までの齧り付き」を1回撃たれただけで万事窮するというお茶目な面もありましたけどね。
 
 
4位 【Metallica】 赤黒 <静かな旅立ち エストワルドの村人 交差路の吸血鬼>
 
 「久し振りの2勝」。これがまず喜ばしいことであると思うが、それを実現させたのが赤黒のビートであるというのも、また喜ばしいことである。我々コミュニティはデッキ構築傾向に偏りがあるのだが、何処かの誰かが「フレイラー」から「旅の準備」に移行したことに合わせてか、この男も傾向が変わってきている。環境前半は、実はず〜〜っと白を含むデッキばかり使っていたのだが、ここ一ヶ月くらいは、志向が赤黒方向にシフトしている。そして、どうやらこの赤黒を使っている時の方が、プレイングが活き活きしているらしいのである。今回のピックは、1パック目が明らかに青黒方向のコントロールを目指していたのだが、途中で青の喧嘩を避けて黒のウェイトを上げ、2体の「交差路の吸血鬼」から赤に完全スイッチさせている。2パック目1引きでも「エストワルドの村人」を引いているところを見るとかなり遅くまで色が揺れていたはずなのだが、完成したデッキは2体の「自堕落な後継者」のおかげでなかなかまとまったスタイルになっていた。まぁ「流城の巡回兵」や「夜の歓楽者」が入っていた時点で台所事情が厳しいのは見て取れたが、相手にしてみると、「死の重み」などで序盤をしのいでから中量級で攻めてくるスタイルも結構怖いことが分かる。まだまだ自分のスタイルを固めるには早すぎると思うので、こうして色々な方向性を模索してみるのが面白かろう。
 
 
5位 【Serra】 白黒 <縫い合わせのドレイク 肉屋の包丁 ファルケンラスの貴族>
 
 こちらは白黒。ただ、今回白は人数の割にはそこまで恵まれた色ではなく、フライヤーなどの線が細いのが難である。その分黒の不人気に乗じて「リリアナ」が4引き出来るなどのミラクルも発生しているが、このカラーリングだとなかなか芯の通ったスタイルを構築するのは難しかったようだ。特に今回よく見られたのが、序盤からずらずらと装備品だけが並ぶのに肝心のクリーチャーが出ないという展開。本当にこの世界は、ちょっとでも油断するとクリーチャー不足に陥ってしまうのが恐ろしい。そしてタッパーに「銀の象眼の短刀」と「尖った三つ叉」で5/3先制タッパーなんて訳の分からない生物が生まれるのも恐ろしい。無駄遣いだなぁ。
 
 
6位 【Alessi】 青緑白 <縫い合わせのドレイク 月桂樹の古老 物騒な群衆>
 
 試合中は何一つ良いことなく負け続け、終了後にダブドラ(ダブルドラフトの意、一晩で2回ドラフトを行うという禁断の必殺技)を唱えるという暴挙に出るほどのデッキ。次週でこのイニストラード環境も終幕となるために、ここでの全敗による勝率低下は色々と響いたようである。で、デッキはというと完全均等3色になってしまったことが悩ましい、「発掘」寄りのビート。ピック表を確認すると、序盤は一応青メインで発掘に寄せているにも関わらず、そこからサブカラーを白とも緑とも決められず、最終的に「旅行者の護符」がいっぱいあるからなんとかなるやろ、みたいな3色に転がってしまったことがよく分かるのである。今回は色の割れ方がなかなか悩ましい状態であり、白と青は毎度のコトながら当然の人気カラー。緑は席順的にもそこそこ空いている部分だったのだが、青に寄せきれなかったおかげでカードが足りなくなってしまったのである。どれだけ経験値を積もうと、まだまだこういうピックになってしまうというあたりが、Magicの恐ろしいところであるな。
 
 
 
   
 【Mei】(緑黒青)→【Thraxi】(赤青黒)→【Alessi】(青緑白)
  ↑                      ↓
 【Serra】(白黒)←【Metallica】(赤黒)←【Sangriter】(緑白)

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