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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 ついに動いた、第3話。

 この作品はネタを知っているから基本的に感想は書かないようにしようと思っていたのだが、実際に事件が動き出したこの3話をみると、やはり端々に「上手いな」と思わせるだけの演出があり、ちょっとだけ褒めておこうと思った。

 なんといっても衝撃的なのは、ついに起こった1つ目の「事件」のこと。水島監督は「BLOOD-C」でグロはやり尽くしているのだが、今回は「静かに、その上で凄惨に」という、「BLOOD-C」とは真逆のコンセプトにチャレンジしなければいけないので結構大変だ。そしてこれが何ともエグい出来。当然、突き刺さった箇所そのものは見えないようになっているわけだが、音響がまずキツめに入っており、これだけで実はグロが苦手な俺なんて卒倒しそう。あの音はキツいわ。そして、そこから被害者の手の動きにズームし、合わせて恒一が息を呑み、のど元をゆるめるカットへ。この繋ぎが自然に「被害者に何が起こったか」を連想させてしまい、エグさがより増すのだ。これはキくぜぇ。こうやって見せたかでパワーを上げる演出方向は見応えがあるのです。

 他には、相変わらず普通のシーンには動きが無くて大変な作品なんだけど、音響の工夫やなんかで上手いこと緊張感を維持しているなぁ、と感心させられる。特に人形店の中の描写なんかは、単におなじようなカットを繋いでいるだけなのに、少しずつ「人形の顔」を変化させることで時間経過や心的変化についても想像させることが出来るようになっている。よくもまぁ、これをアニメ化してるもんだ、とひやひやしながら見ています。

 あとはまぁ、ネタを知ってる身で一つだけ思ったが、ある箇所について、「そのカット繋ぎは流石に危うすぎないか?」と思った。原作だとどうなってたっけかな。いや、ギリギリやで。

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