最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
沢城出撃、第3話。小清水、千和、沢城、戸松……国の1つや2つ容易く滅ぼせるキャスティングになってまいりました。 作品は順調に進んでいる模様。ただ、間に挟まるCMで「狼と香辛料」のBD−BOXの報せなんかが入ってくるもんだから、より強く「狼と香辛料」との差を感じざるをえないのがなかなかのビハインド。とてもとても予断ではあるのだが、多分この作品があれを超えることは無いだろう。キャラデザの違いなんかはナンボでも埋め合わせは効くと思うが、残念ながらシナリオラインが……なんだか似たような内容をやっているはずなのに、その密度や描き方が全然違う。まぁ、この作品も原作だともう少し密度が濃いのに、アニメは1クールでやるためにガンガンはしょってる、なんて話も聞くし……どっちにしろアニメとしての質は無難に落ち着くんじゃなかろうか。 今回のお話で一番はっきりしたのは、知識が無くて隣でボーッとしている勇者の存在価値である。前回までで「なんでコイツいるんだろう?」と思っていたのだが、どうやら勇者の仕事は、単なる魔王のご高説の聞き役だ。勇者がいないと読者(視聴者)に魔王が何をやっているか、伝えることが出来ないのだ。元々がSSであるということを考えれば、会話のみで行動を説明するための「発信口」である勇者は必要だったのだろう。しかし、アニメになってしまえばそうした存在も必要不可欠というわけではなくなってしまう。今作の場合は「魔王がベタ惚れする対象」という存在意義があるので完全に無駄になっていないのは救いだが、やっぱり根源的に必要とされていないのはなかなか辛いところである。ここから先、経済云々やらのご高説を控えめにしてもらって、今回の女剣士との修羅場みたいなのがもっと多くなれば、勇者の存在感も出てきて面白くなるんだろうけども。 で、そんな勇者の存在を危ぶむのが経済云々やらを絡めたメインシナリオなわけだが、こちらはいくら何でも魔王が便利すぎるのが難点となる。そりゃ「魔」なんだから少しくらいは超人的な能力を発揮してもらっても構わないのだが、今回のお話を見ていると、何から何まで全て1人でまかない、人類が本来時間をかけて行っているはずの進歩と発展を、全て(特に後ろ盾のない)独力で補ってしまおうとしている。別にそういう設定なのだから構わんといえば構わんのだが、それって結局、バトルものでいうところの「オレツエー」である。理屈も何も無しで、魔王は世界を操り、思い通りに振り回していく。それだけのプロセスを見たところで、特に面白味には繋がらないのである。こうしてみるとやっぱり「狼と香辛料」は上手かった。ホロは賢狼で人智を越えた力を持っていたが、あくまで知識と機知、そして身体能力の特異さは限定されており、ロレンスが商人として戦う時には苦戦もしたし、敗北もした。ホロの神性は、本当にここぞという時の秘密兵器だった。今作はスタート地点からして「魔王と勇者」なのでそこまで苦労させろとは言わないが、せめてもう少し魔王にも悩んでいる様子を見せて欲しい。今後の展開でそういうことも出てくれば……いいんだけどなぁ。 相変わらずシナリオに不満たらたらなわけだが、それでも楽しく見てしまうのが何とも。今週も監督のコンテ回。ホントにね、落ち着くんですよ。ダラダラと魔王がしゃべっているだけのパートでのバックの画の流し方とか、そういう1つ1つに目が行き届いている。これ、下手な人に任せていたらとんでもないアニメになってた可能性もあるはず。この内容で、充分見ていて飽きない画面が出来ているだけでも重畳である。ま、キャストの力も大きいとは思うけど。あみっけ本当に強い。 PR |
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