最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「桜Trick」 5 百合世界への大胆な挑戦状。女の子がきゃっきゃうふふしてればいいという層を狙った巧妙な罠である。 しかし待ってほしい、なんでもかんでもストレートに描けば価値が上がるというものではないのだ。私の中で至高の百合作品は「ささめきこと」だ。それは全く動かない。そして別軸で「マリ見て」も一つの金字塔ではある。そのどちらも、露骨な描写なんてほとんど入っていない。そう、あくまでもラブロマンスは成就する過程を見せてナンボなのである。いや、女の子どうしの関係性はラブである必要すらないのかもしれない。今作の場合、スタートダッシュで既にラブラブだ。完全に相思相愛、まさかの1話で三回もキスだ。違うだろ。そうじゃないんだ。リア充がひたすらイチャイチャしてキスしまくったりことに及んだりするだけの物語を見て楽しいか? いや、エロ漫画はおいとくとしてな。ドラマとしてそれが満ち足りたものになるのか? 答えは否。私はあくまで、百合の倒錯を楽しむべきであると考える。そこに実際をともなう必要はないのである! あ、いや、ちょっと待って、だからってコレが悪いって言ってるんじゃないんだ。これはこれで……いいものだ。うん、ストレートなのもニーズがあるんじゃないかな。べ、別に私はいらないと思うけど、そんなに求めてないけど。あってもいいんじゃないかな。このままずっと放送しててもいいんじゃないかな。これはね、うん、仕方ないからね。そうだね。じゃぁ、観るか。大人しく鑑賞するしかないな。喘ぎ声を抑えてる雰囲気とかを、真に迫って出せばいいんじゃないかな。お互いに気持ちよくてしょうがない雰囲気とかを、にじみ出せばいいんじゃないかな。別に熱望してるわけじゃないけどね、そういうのが必要な場合もあるよね。うん。以上、「ストパニ」エンディング実写でガチキスが出た時にメイキング付きのCDを購入した層がお伝えしました。 いやまぁ、本当に「リア充がいちゃいちゃしてるだけの話」だから山なしオチ無しなんだけどね。「ガチに迫る」っていうチャレンジがなかったら本当にどうでもいいアニメになっているはず。これをどうやって1クール保たせるのかが今から凄く気になるよ。あと2組も百合ップルがいるみたいだが、そんな世界をどのように正常に機能させるというのだろう。恐ろしい話だ。今作で驚いたのは、そんな内容の話ではなく、監督が石倉賢一氏だったということ。そういえば(観てなかったから忘れてたけど)「D.C.Ⅲ」も彼の監督作品だったのか。個人的にはすっかり「シャフトの人」のイメージだったもんだから、今回のディーン製作は意外だった。そして何が驚いたって、今作の構造が、かなり「ひだまりスケッチ×☆☆☆」に似ていたからである。たとえば簡略化して幾何学的にまとめてしまった背景の構成や、ワンポイントを挟んで刻むカット割り、基本的にカメラをフィックスにして固い画面を作る手法なんかは、かなりひだまり荘の風景に近い。今までこれってシャフト采配だとばかり思っていたのだが、どうやら石倉氏の個人の持ち味であるようだ。「ひだまり」は空気がゆったりしていたのでこれでしっくり来ていたが、はたして今作はどうなることか。 中の人は、惜しむらくは百合要素が欠片も感じられない戸松・井口という何とも奇妙なカップリング。この組み合わせで百合アニメをやろうってのは、中の人ファンからするとかなりのチャレンジであるが、流石に2人ともきっちりと作り込んできている(いや、役者なんだから当たり前なんだけどさ)。最初は気の弱い方が戸松ってのもどうなんだろうな、と思いながらみていたのだが、割とあっさり「あ、こっちが攻めなんだ」ってのが分かってなんか納得した。いっそのことこの2人でラジオとかやってみてくれないもんかな。激しいぶつかりあいが起こるから相当なカオスになりそうな気がするけど。残りのキャストは新人半分、お馴染みの顔半分といったところなので、まだ様子見だろうか。まぁ、あんまり登場人物の多い作品ではなさそうなので、ゆっくりと回りの世界観も見ていけることでしょう。 ところで、「ささめきこと」の2期はまだですかい。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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