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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 オープニングとエンディング変わってる! 第12話。12話目だとまだ1クール分のはずなんだけど、ノイタミナ枠って話数が少ないからここでスイッチするのね。オープニングは最初聞いててもFLOWだとは思わなかったわ。すげぇ曲だな。

 今回の内容を一言でまとめると、「サブタイトル通り」である。確かに、ドキュメントでフラメンジャーが紹介されていた。フラメンジャーのテレビ露出はあっという間に拡大しており、スタジオパーク……違う、スタジオピークにも出ていたってことは、多分NHKも登場済みだ。まぁね、そりゃ実際に悪の組織が出てきて、戦隊が出てきたら、こういう扱いになるよね。ただ、過去にスーパー戦隊でニュースに出たのって、カーレンジャーくらいじゃねぇかなぁ(あとゴーオンジャーもテレビに出てたけど、あれ嘘番組だったからな)。ああいう世界って、戦隊ヒーローが戦ってるのを日本中の人が観てるはずだけど、マスコミからはどういう扱いを受けてるんだろうね。

 というわけで、今回も順調に「笑ってはいけないスーパー戦隊」ネタを重ねている。絶妙に「お約束を守る部分」で安定感と「何故そんなことをするんだ!」っていう不条理感を出しつつも、肝心なところではセオリーを破って「そこは自分勝手か!」という突っ込みを待つという、なかなかずるいスタイルである。カレー食べるのはセオリーといえるかどうか微妙だけども。ただ、冷静になって考えてみると、これって戦隊ファン以外にとってアピールするポイントってあるんだろうか……画が相変わらずショボショボなのよねぇ。今回オープニングが新規になったのに、前回までの映像の切り貼りがほとんどで、更にフラメンジャーの活躍シーンについては11話からの引用がほとんど。そりゃまぁ、実際の戦隊だって出動シーン、ロボ起動シーンなんかは全部バンクなんだから、その辺も「お約束」といえばそうなんだが……ロボのギミックについてはもう少し恰好よく描き直してくれても良かったのにね。これが低予算ゆえの処置なのか、それとも「安っぽさ」を強調するためのネタなのかは判然としないのである。でも、エンディングはきっちり描き下ろしで、しかも良いデザインになってるのよ。そう考えるとやっぱりオープニングはネタかなぁ。

 とりあえず、今回は「四天王が2週目で全員撃破」というネタがメインである。ヒートノイドさんは北海道を燃やそうとしているとこを、登場後即大技という掟破りで瞬殺(ただ、大技のバズーカも、どう見ても強力じゃないひょろひょろビームである)。一応巨大戦もやったけど、「敵の最大必殺技を受けてもなんとなく平気で強引に斬る」も当然セオリー違反。相手の火炎を浴びたら、ロボットは普通、何故か分からないけど爆発しながら吹っ飛ばなきゃいけないのだ。確かに、改めて考えると「衝撃じゃなくて単なる火炎放射だから、あたっても熱いだけで痛くはない」っていうのは正しい気もするんだけど……酷いな。そして、このヒートノイド戦は「フラメンジャーのチームワークの悪さ」を確認するための戦闘でもあった。各人があっという間に自分のポジションを見つけて個性を発揮しはじめたのは素晴らしいが、その個性は全員が明後日の方向を向いており、まだちぐはぐである。これを、ピンチを乗り越えることで克服していくというのは、超王道。そのために、次なる試練が「より強力な四天王2人同時」なわけだ。MMM34(ミヤモトムサシ)とキリング・ジョークによる五輪の書完成作戦は、グリーンの戦略眼、ブラックの武器プロフェッショナル感、ピンクの外面の良さ、そしてブルーのなんかそれなりに身体張ってる感などの個性をまとめ上げたレッドによって打倒された。相手がまさかの34人ユニット(初音ミクっぽいの入り)というのは予想外だったが、最終的な勝利手段が「みんなで力を合わせるんだ!」というのは、当然の展開である。当然の展開であるのだが……実際にやってることがすげぇこすっからいのもフラメンジャーならではの部分である。普通、「力を合わせるんだ!」の後には新しい合体必殺技が産みだされたり、チーム間の連携を使った殺陣が導入されるものなのだが、こいつらの場合、「5人で固まって遠巻きに敵を狙撃する」という、およそテレビ映えしない作戦で相手集団を撃滅したのである。すげぇ格好悪い。力あわせなくてもそれくらい出来るだろ。

 そして、最後の巨大戦は「敵にロボを破壊される」からのロボパワーアップイベント。これも王道中の王道、玩具を発売するための商業刺激として欠かせない行程だが、残念ながらフラメンジャーは実戦重視であり、商品展開は二の次である。股間から勇ましく伸びるアタッチメントに、何を連想させたいのか分からない卑猥な必殺武器。これは売れない。一番くじでフラメンロボがあたっても、ウッディー使ってネタ画像撮るぐらいしか使い道が無い。でも、強い。結局、四天王全滅までわずか2週間のこと。被害に遭った地域は多いのでトーチャー戦のようなどうでも良さはないはずなのだが、それでもギャグにしか見えない悲しい世界である。まぁ、まだ64体いますから……。

 羽佐間が必死に身体を張って戦隊ギャグをやっている脇では、その他のサブキャラも頑張って生きている。後藤さんは結局交番勤務に復帰。羽佐間は充実感の足りない仕事場での愚痴も兼ねて助けを求めに来ていたが、「夢ならちゃんとやれ」と追い返してあげた。この辺りの大人な対応は後藤さんらしい。ほんと、趣味を仕事にしちゃいけないってのは正しいのだろうね。で、そんな後藤さんの家にはなんとまりちゃんが転がり込んでいた。芸能活動を休止しているというM・M・M。まりが行方不明になっているので活動のしようがなかったのだ。そりゃな、あんな羞恥プレイに晒されたら、アイドルとしては立ち直れないよなぁ(良い歌だったけどなぁ)。仲間の所にいくのも辛かったようで、結局頼るあては後藤だけだったってことなのかしら。まぁ、単に惚れた男のところにどさくさで飛び込んだだけにも見えるけど。男といちゃついてたら萌ちゃんが悲しむやないか。っつうか、後藤さんも相手がいるはずなのに女の子連れ込んでていいのかよ。後藤さんの彼女は随分理解のある人みたいだけど、どんな人なんだろう。瑞希なんじゃないかっていう疑惑があったけど、今のところはっきり分かる描写はないなぁ。

 その他、羽佐間がカミングアウトから「表のヒーロー」になってしまったのに、そのままマネージメントを続けている石原さん。ヒーローとしての活動は親方日の丸なんだから公務員扱いな気がするんだけど、何故か事務所に所属したまま、「モデルで俳優の羽佐間正義」としてテレビに出てるんだよな。トーチャーにボコられて海外逃亡した今野も、そんな日本の様子を愉快そうに眺めている。このおっさんも最後に何か一仕事やらかしそう。

 むー、ここから一体どういう風に進むんだろう。次回が「決戦前夜」ってことは、多分フロムビヨンドもあと2話で倒すよね。その後は……もう、わかんねぇな。

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