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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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<緑>

 

○再録カード

Acidic Slime/酸のスライム(M11)」 U

 今日も安心の万能対策。いつの日か「出産の殻」で「ヴィリジアンの堕落者」→「オキシダの屑鉄溶かし」→「酸のスライム」のミラクルシャッター連鎖をするのが夢。醒めない夢。

 

Autumn’s Veil/秋の帳(M11)」 U

 色対策カード群は全て現役を続行。このカードの場合、出た当時の期待感は大きかったのに、あんまり使われてない。効果があまりに即物的なんだよなぁ。

 

Bird of Paradise/極楽鳥(M11)」 R

 鳥の寿命は長いなぁ。

 

Bountiful Harvest/豊潤な収穫(M10)」 C

 白の「天使の慈悲」を越えるには8マナだせるようにしておかないといけないっていう。

 

Brindle Boer/斑の猪(M11)」 C

 こんなカード、あったっけ? いや、リミテッドでも見たことないな……

 

Cudgel Troll/棍棒のトロール(M11)」 U

 安心の棍棒性能。「スラーン」のタフネス減らして呪禁削って打ち消されるようになっただけだよ。悪いトロールじゃないよ。

 

Elvish Archdruid/エルフの大ドルイド(M11)」 R

 最近大人しくしてたかと思ったら、近所の選手権予選に「緑単エルフ」もいたよ、こいつのマナはマジぱネェ。

 

Fog/濃霧(M11)」 C

 意外なことに、ちょいちょい構築にも顔を出したりするんだよね。

 

Garruk’s Companion/ガラクの仲間(M11)」 C

 仲間っていうけど、ガラクと一緒にデッキに入ってるの見たことないな!

 

Giant Spider/大蜘蛛(M11)」 C

 今回のブロックで、ついに皆勤賞を続けてきた「巨大化(M11)」が脱落した。その結果、唯一残された皆勤賞の記録保持者は、なんとコイツだけになってしまったのだ。まさか蜘蛛さんも、こんな大それた記録を背負わされることになるとは思ってもみなかっただろうなぁ……ちなみにフレーバーには、皆勤賞を祝したガラクさんからお祝いメッセージが書かれているぞ。

 

Greater Basilisk/大いなるバジリスク(M11)」 C

 リミテッドだと案外うざい。これが勝ち手段になるデッキだと、なんか負けた気分だけど。

 

Llanowar Elves/ラノワールのエルフ(M11)」 C

 「いつも頑張る 君の横顔」……最近横顔じゃないですけどね。

 

Lure/寄せ餌(10ED)」 U

 2年休んでの復帰。このカードの出たり入ったり具合もなかなか忙しい。

 

Naturalize/帰化(M11)」 C

 ぱりーん。

 

Overrun/踏み荒らし(M10)」 U

 ガラクがいてエズーリがいて、更にお前もか。

 

Plummet/垂直落下(M11)」 C

 前セットで生まれた優秀な単体除去が無事に続投決定。天使もドラゴンもひゅるると落ちる。

 

Primeval Titan/原始のタイタン(M11)」 M

 へっ、ヴァラクートなんてあとわずかの命よ! でも充分強そう、不思議!

 

Rampant Grouwth/不屈の自然(M10)」 C

 あ、ランパンまで帰ってきた。短い休暇でしたね。代わりに「耕作(M11)」が落ちるわけだけど、まぁ、間もなくヴァラクートも落ちますし。

 

Reclaim/回収(9ED)」 C

 「有毒の蘇生(NPH)」っていう完全上位互換があるんだけどな……

 

Rites of Flourishing/栄華の儀式(FUT)」 R

 また絶妙なところからの再録だ。こういうカードは悪用されることも多かったので、今回の再録で何かが目覚めることに期待。

 

Runeclaw Bear/ルーン爪の熊(M11)」 C

 何故頑なに「灰色熊(10ED)」の再録を拒むのか。

 

Saced Wolf/聖なる狼(M11)」 C

 「お父さんなぁ、呪禁っていう新しい能力貰ったんだぞ!」 「パパ、それ前持ってたのと同じだよ」

 

Stampeding Rhino/暴走するサイ(M10)」 C

 パワーで差を付ける「針刺しワーム(M11)」から、トランプルで魅せるサイへのバトンパス。まぁ、どっちでもいいです。

 

Vastwood Gorger/巨森を喰らうもの(ZEN)」 C

 ちょっとまて、「巨森/Vastwood」ってゼンディカーの固有地名だけど、いいのか?



○新規カード

Arachunus Spinner アラクナスの紡ぎ手 (5)(G) R

クリーチャー・蜘蛛

5/7 到達

あなたのコントロールするアンタップ状態の蜘蛛を1つタップする:あなたのライブラリか墓地から「アラクナスの蜘蛛の巣」という名前のカードを探し、それを対象のクリーチャー1体につけた状態で戦場に出す。その後、あなたがライブラリから探していたならば、あなたのライブラリを切り直す。

 「大蜘蛛」が基本セット最後の皆勤賞カードの座を射止めたことを記念してか、今回はコモン・アンコ・レアと、全てのレアリティに蜘蛛が収録される蜘蛛セットとなった。6マナと迫力充分なレア蜘蛛さんは、その身にいかにも蜘蛛らしい必殺の武器を持っている。「アラクナスの蜘蛛の巣」は、パワー3以下のクリーチャーならば起動型能力まで含めて封じてしまう万能の粘糸。緑がコモンで手に入れられる破格の「除去」カードであり、この蜘蛛がいれば、その除去をいくらでも再利用出来るようになるのだ。リミテッドならば1引きでこの蜘蛛が引けた時には目を皿のようにして粘糸が流れてくるのを待つことになるだろう。なかなかこういう関係性のカードシナジーというのはマジックには多くないのだが、ゼンディカーでうっかり「ニッサ・レヴェイン(ZEN)」を引いてしまった時にひたすら「ニッサに選ばれし者(ZEN)」が流れてくることを祈っていた時と同じ感覚だろうか。単なるファッティなので能力的にも充分デッキに入れられるし、糸のストック次第では盤面をやりたい放題出来る強レアにのし上がる。リミテッドで是非とも狙ってみたい、面白コンセプトだ。

 

Arachnus Web アラクナスの蜘蛛の巣 (2)(G) C

エンチャント・オーラ

エンチャント(クリーチャー)

エンチャントされたクリーチャーは、攻撃にもブロックにも参加出来ず、起動型能力を起動できない。

各エンド・ステップの開始時に、エンチャントされたクリーチャーのパワーが4以上である場合、〜を破壊する。

 緑には実に珍しい形で収録された抑止系オーラ。この手のカードは白の専売特許であり、緑が似たようなカードを手にしたのは、カラーバイが歪んだ際の「ユートピアの誓約(PLC)」くらいしか記憶にないのだが、なんで基本セットでここまで大胆なルール破りが行われたのだろう。謎である。能力としては「拘引」クラスなのだからリミテッドでも優秀。一応、パワーが4以上になれば引きちぎれるというギミックがあるが、システムクリーチャーやフライヤーの抑止などに使う分には、なかなか力で引きちぎるのは難しいだろう。単純に強そうである。

 

Carnage Wurm 殺戮のワーム (6)(G) U

クリーチャー・ワーム

6/6 トランプル 狂喜(3)

 「緑は馬鹿でいいじゃない、だって緑だもの」と開き直ってはみたものの、流石にここまで来ると馬鹿とか言って笑えるレベルじゃない。7マナなら6/6バニラでも文句はないコストなのに、デフォルトでトランプルがつき、更におまけで9/9になるオプションまでついている。どういうことだこれ。どこぞの氷河期の災厄なんて恥ずかしくてゴミ箱から出てこられないじゃないか。しかもシングルシンボルでタッチ余裕ですよ。リミテッドでこれだけ引いておいて森1枚プレイとか余裕ですよ。ワームだからって何してもいいってもんじゃねぇぞ。そして、こんだけ強いのに構築ではゴニョゴニョ。

 

Doubling Chant 二重の詠唱 (5)(G) R

ソーサリー

あなたのコントロールする各クリーチャーについて、ライブラリから同じ名前のクリーチャー・カードを探し、それらを戦場に出しても良い。その後、あなたのライブラリを切り直す。

 緑が得意とする方法でのコピー制作を狙うカード。過去には「二重の造物(PCY)」や「並行進化(TOR)」や「倍増の季節(RAV)」などなど、トークンによる倍々計画はレアレベルで進み続けていたのだが、今回はついに、直接カードを引っ張ってくるところまで行き着いた。6マナと重たいが、青がせっかく用意した「分裂の操作」の存在感がどんどん薄れてくるのでちょっと寂しい。そして、ここまでの効果になったと喜んでは見たいものの、上記の先輩達もあんまり出番があったという話は聞かないので、このカードがどんだけ頑張れるかっていうと、大きな大きな疑問符が飛んでくるのである。……何に使えばいいの?

 

Dungrove Elder ダングローブの長老 (2)(G) R

クリーチャー・ツリーフォーク

*/* 呪禁

〜のパワーとタフネスは、それぞれあなたのコントロールする森の数に等しい。

 呪禁のお披露目となったカード。素体は緑によく登場する森の数を参照するタイプで、一応純粋な先輩カードとしては「ウークタビー・ワイルドキャット(7ED)」があげられるが、個人的には時代が近い「不屈の頑固皮(LRW)」の方がイメージが近い。緑単色デッキならば3マナ3/3から始まり次第に巨大化していく非対象生物となるため、リミテッドで固め打ち出来ればなかなかの戦力になる。ゼンディカーが落ちれば「巨森、オラン=リーフ」や「カルニの庭」といった特殊土地も減る可能性があり、その時点で緑単が生き残れるならば、ワンチャンスが無くもなくもない。多分、ない。

 

Garruk, Primal Hunter 原初の狩人、ガラク (2)(G)(G)(G) M

プレインズウォーカー・ガラク

【3】

<+1>: 3/3で緑の、ビースト・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。

<-3>:あなたがコントロールする中で最もパワーの大きなクリーチャーのパワーに等しい枚数のカードを引く。

<-6>: あなたのコントロールする土地1枚につき、6/6で緑の、ワーム・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。

 ちょっとお痛が過ぎたジェイスは、大人しい方に調整されて3種類目が登場、ちょっと可哀想過ぎたチャンドラは、コストを調整されて3種類目が登場。既にアジャニはアラーラで猛り狂った2種類目が登場し、次のイニストラードではリリアナ姉さんも新コスチュームでお目見え予定らしい。となると、残ったのは我らがガラク君だ。ここで満を持して2種類目のガラクが登場したことで、プレインズウォーカーオリジナルメンバー5人は、めでたく全員コスチュームチェンジを完了させることになった。ムウの血で聖闘衣がパワーアップした感じかな。で、そんな新ガラクであるが、初代のバランスがあまりに神がかっていたために調整はなかなか難しい。新キャラが1マナ重たくなるのはお約束であるが、この1マナの差が人気を大きく左右することもありえるからだ。基本的に、プレインズウォーカーも軽い方が強いに決まっているのである。が、どこぞの禁止カードさんは1マナ増えたら鬼になった。ガラクはどうか? まず、前回までマイナス能力だったものがプラスになるという大胆リニューアル。もう、この時点でちょっとおかしい気がするが、5マナ払って忠誠度4のプレインズウォーカーとビースト1体なら、まぁ、ギリギリ。前作と比べると1マナで忠誠カウンター2個を買った形に。そして、小マイナスはついに手に入れた直接的なアドバンテージ機構。いきなり3枚4枚とドローを始める節操無さは、あのジェイスさんもびっくり。不器用そうな顔でやることがえげつない。そして奥義は……うん、まぁ、みんな大体「勝つ」って書いてあるからそんなに代わり映えしないかな。むしろラスゴ一発でおじゃんになる最終奥義って、弱い方かも。というわけで、全体的に見ると、やっぱりおかしいのは間違い無いようです。ただ、マナ・肉・フィニッシュという3種の能力が綺麗に役割分担されていた前作ほどの美しさはなく、あくまで純粋に肉としてカウントし、機を見てドロー変換していくというスタイルは全くの別物。どんなデッキでも気軽に投入できた柔和さは過去のものだ。ちゃんと考えてデッキに入れてあげよう。まぁ、やっぱり入るだけ突っ込みたいですけど。

 

Garruk’s Horde ガラクの大軍 (5)(G)(G) R

クリーチャー・ビースト

7/7 トランプル

あなたはライブラリの一番上を公開した状態でプレイする。

あなたは、ライブラリの一番上のカードを、それがクリーチャー・カードであるなら唱えても良い。

 ガラクの名前つきレアは、今回はずされた「ガラクの群れ率い(M11)」同様にクリーチャーのプレイから直接的なアドバンテージが狙える仕様。限定的とはいえ「未来予知(ONS)」が使える上に、7マナ7/7トランプルとガタイまで立派なのだから、流石のレアといった貫禄である。マナをガッツリ出しつつひたすらクリーチャーを高速展開出来るデッキ構成ならば構築でもワンチャンスありそうなレベルなのだが、いかんせん現在そこまでクリーチャー依存の大きなデッキは無い。ひとまず「ゼンディカーの報復者(WWK)」などの優秀なファッティがいなくなるのを待とう。

 

Gladecover Scout 林間隠れの斥候 (G) C

クリーチャー・エルフ、スカウト

1/1 呪禁

 1マナで被覆持ちだった「エルフの見張り番(UDS)」の完全上位互換。これに1マナ増やして回避能力を付けたのが、構築でも活躍した「シラナの岩礁渡り(GPT)」である。呪禁能力がありがたいのは確かなのだが、たかが1/1程度についたからといって何が出来るわけでもない。使いどころが見えにくいカードである。

 

Hunter’s Insight 狩人の眼識 (2)(G) U

インスタント

あなたのコントロールするクリーチャー1体を対象とする。そのクリーチャーが、このターンにいずれかの対戦相手かプレインズウォーカーに戦闘ダメージを与えるたび、その値に等しい枚数のカードを引く。

 緑がたまに頑張る変形ドロースペルの新作。最近では「重大な落下(WWK)」が何かを期待させる出来だったし、「集団潜在意識(MMQ)」など、とにかくドローの枚数をクリーチャーに依存させるのが緑の流儀。今回は直接与えたダメージ分だけのカードが引けるようになった。緑が他のクリーチャーにパワーで勝っていることを考えれば充分な性能であり、3マナインスタントなら2枚引くだけでも充分な見返り。3枚以上引ける場面があったら積極的に使っていくべきナイスサポートではなかろうか。もちろん、余裕が出てきたら巨大化系インスタントでの引き増しを狙っていきたいところだ。構築すら見えそうなよいカードである。

 

Jade Mage 翡翠の魔道士 (1)(G) U

クリーチャー・人間、シャーマン

2/1

(2)(G):1/1で緑の、苗木・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。

 「色名メイジ」の大トリを務める緑のシャーマン。白が絆魂、青がドロー、黒が接死で赤が速攻ときて、「まぁ、パターンからすると緑はどうせトランプルだよね」というところなのだが、なんと大盤振る舞いのトークン生成を携えての登場。これで、一気にサイクル中ではトップ候補に躍り出ることになった。3マナというコストは多少重いが、タップ無しのこのコストでトークンが出てくるのはやはり尋常ではない。あの「都市の樹、ヴィト=ガジー(RAV)」は土地とはいえ4マナタップで1トークン。それがコントロールデッキの決め手だったのだから、パワー2のこのクリーチャーがより高効率な運用を見込めるのは奇跡の所業である。リミテッドでは必須クリーチャー。構築でもセレズニアトークンのようなコントロール系の緑デッキが開発されれば充分可能性がある期待の新星だ。何はなくとも、衣装がきわどくておっぱいがヤバイ。

 

Lurking Crocodile 隠れ潜む鰐 (2)(G) C

クリーチャー・クロコダイル

2/2 狂喜(1) 島渡り

 「隠れ潜む/Lurking」という形容詞は、ウルザズレガシーで開発されたスリーピングエンチャントの統一名として用いられたものであるが、このカードは一切そんな能力はなく、緑に与えられた数少ない狂喜持ちクリーチャーである。狂喜条件が無くても3マナ2/2に渡り能力は基本条件を満たしているし、狂喜がクリア出来れば「猛き雄カバ(7ED)」の完全上位互換となる。リミテッドのサイドボードとしては有力な候補であろう。もちろん、どこをどういじってもそれだけのカードだが。スリーピングエンチャントの例を持ち出したのも、話題が無いのを誤魔化すためである。

 

Primordial Hydra 始源のハイドラ (X)(G)(G) M

クリーチャー・ハイドラ

0/0

〜は+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。

あなたのアップキープの開始時に、〜に置かれた+1/+1カウンターを2倍にする。〜が10個以上の+1/+1カウンターを持つ限り、それはトランプルを得る。

 今回の新作神話はハイドラ。……いや、だからさ、10版で神話枠をハイドラにした結果、次のセットで普通レアに降格していたという痛ましい事実を忘れたのか。見向きもされなかったよね、「変幻のハイドラ(M11)」。「現時点で神話から格下げされた唯一のカードである」っていう汚名しか背負ってないものな。そんな神話ハイドラ枠のリベンジ候補生は、「変幻のハイドラ」がチャレンジして失敗した「カウンター2倍機構」をよりシンプルに改良させたもの。放っておくだけで毎ターンサイズが膨れあがっていき、しまいには特大トランプラーとなって相手を押しつぶす。なるほど、世界に「破滅の刃」がなければこれはこれで強そう。神話かどうかは定かじゃないが、リミテッドなら開けたパックから押し戴く価値はありそうだ。ちなみにこの「カウンター2倍機構」は過去に「ソラリアン(5DN)」という大先輩がもっていたのだが、そちらは一切使われたという記録が残っていない。まぁ、タップ能力だったし、トランプル無かったし。この子は出来る子! だといいな!

 

Skinshifter 肌変わり (1)(G)

クリーチャー・人間、シャーマン

1/1

(G):次のうちから1つを選ぶ。「ターン終了時まで、〜は4/4でトランプルを持つサイ・クリーチャーとなる」「ターン終了時まで、〜は2/2で飛行を持つ、鳥・クリーチャーとなる」「ターン終了時まで、〜は0/8の植物・クリーチャーとなる」。この能力は、各ターンに1度だけ起動できる。

 なんか変な名前だな。お肌の調子が良くなったOLみたいだ。「化粧水変えたの?」「ううん、変えたのは、便秘薬!」みたいな。訳わからん。で、2マナのレアでシャーマンなクリーチャーといえば「獣相のシャーマン(M11)」だが、残念ながらこのクリーチャーにはあんなきな臭い風味は一切感じられない。何しろベースになっているのが「原初の土(6ED)」だ。「適者生存(STH)」を身にまとったシャーマンと勝負しようという方が間違っている。で、そんな「原初の土」のオマージュクリーチャーだが、流石に時代が進んだおかげで色々と改良されている。2/2フライヤーモードだけは同じだが、突撃モードが44トランプラーと大幅に強化され、壁モードもタフネスがあがり、一応殴れるといううま味もある。基本的な使い方は、単に2マナで出して3ターン目から4/4でブイブイ殴るのが一般的になるだろうか。ところによりフライヤーでちまちま殴れるし、リミテッドで引くレアとしては充分な性能であろう。ただ、毎ターン起動し直す設定になったのは痛し痒しで、「原初の土」と違って常に隙がある状態で戦わなければいけないのが悩みどころ。変身に対応して焼かれると「突き刺す苦痛(M11)」すら耐えられない貧弱ボディなのだ。ま、早めに出して1回殴れれば元が取れるくらいなので、過度な期待を押しつけるのは可哀想だろう。適材適所ですよ。

 

Stingerfling Spider 棘投げの蜘蛛 (4)(G) U

クリーチャー・蜘蛛

2/5 到達

〜が戦場に出たとき、あなたは、対象の飛行を持つクリーチャー1体を破壊してもよい。

 アンコモン蜘蛛枠は、なんと出た瞬間にフライヤー1体を葬ってしまうという、「垂直落下」内蔵仕様。ステータスも2/5と充分な蜘蛛ボディであり、1/3で6マナキッカーしていた「オラン=リーフの出家蜘蛛(ROE)」が号泣しながら機を織り始めるレベル。リミテッドなら当然必須カードだ。悩みといえば、相手がフライヤーを出してない時にプレイしていいのかどうか困ることくらい。

 

Titanic Grouwth 剛力化 (1)(G) C

インスタント

対象のクリーチャー1体は、+4/+4の修正を受ける。

 マジック黎明期からの皆勤賞を続けてきた伝説のカード「巨大化(M11)」が、ついにこの秋に表舞台から去ることになってしまった。どんなプレイヤーだって、マジックのルールを覚える時は「巨大化」と「ショック」や「灰色熊」のお世話になり、せっせとスタックルールを覚えたはずなのだ(6版以前のプレイヤーを除く)。それなのに、嗚呼それなのに。巨大化は行ってしまった。もう、ぼくらの心に「ジャイグロ」の文字は語りかけてこないのだ。そんな別れの哀しみを、なんとか癒そうと新しいカードに目を向けてみるも、明らかに「巨大化」よりもマナ効率の悪いパチモンが収録されただけ。1マナで撃ってネズミさんを大きくしたかったのに!!! まぁ、これも普通に使えるカードなんですけどね。

 

Trollhide トロール皮 (2)(G) C

エンチャント・オーラ

エンチャント(クリーチャー)

エンチャントされたクリーチャーは+2/+2の修正を受けるとともに、「(1)(G):このクリーチャーを再生する」を持つ。

 ディフェンスに定評のある種族であるトロールから生皮を剥ぎ取り、それをオーラと称して身にまとう外道なカード。まぁ、ぶっちゃけると「野蛮な影法師(ZEN)」の同型再版だ。似たようなコンセプトには瞬速持ちの「蛇の皮(CHK)」なんかもあったが、再生付与のエンチャントってのはかなりウザい。それがサイズの大きなクリーチャーにつくならなおのことで、+2というのは再生と一緒に与えるには破格の修正値であろう。基本セットなら「ガラクの仲間」にこれ張っただけでゲーム終わるで。

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