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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 なんだか危険分子がやたら多い宇宙に不安が募る第14話。そりゃま、人類支配が及んだ全宇宙を管轄しなきゃいけないんだからGTOも大変なんだろうけど……今回の悪役、随分ステロタイプな頭悪そうな犯罪者だったけどな。その割りに「半径100キロを巻き込む自爆装置」って、持ってるものだけはやたら派手。

 前回の視聴者の不安をくみ取ってくれたのか、今回はシリアス含みできちんと「意味のある」エピソード。これまで分かっていたようで分かっていなかった、アスクールとクフィーユの出会いを描く。ディアの登場回あたりでクフィーユが「私も7歳」と言っていて疑問が湧きつつも「まぁ、この世界なら何でもありだろ」と思っていたのだが、その出生にはなんとエクリプス前局長が絡んでいた。シェイプチェンジや転生はお手の物だということは知っていたが、まさかゼロから生命を生み出す能力まであるのだろうか。しかも最初から「ESメンバーになるために」生まれてきたのがクフィーユということで、やはりESメンバーとなると前作の主人公達同様に業が深い。

 そして、そんなクフィーユと運命の出会いを果たすのが、これまた出生に謎が多いアスクール。彼女の場合も生まれながらに瞬間移動の能力は持っていたらしいが、「年齢」についてはどうだったんだろうか。また、今作ではこの2人にディアまで絡むわけで、前作以上に過去、出生は大きなファクターになりそうだ。次週はアスクールとガクトエルの邂逅のようだが、この2人の関係も気になるところだ(前回唯一伏線らしい働きをしていた薔薇のアザのことがねぇ)。

 2人の出生に加えて、今回はトゥイードゥルディ達の能力にも見せ場があったし、クフィーユに気遣うイヴェール局長の態度にも、まだ単なる親心以外の何かがあるようにも見える。クフィーユの記憶剥離と能力の関係性も気になるし、きちんとこれら全てに物語があるならば、実に魅力的である。まぁ、「あれば」だけどね……

 シナリオ面はそこそこなんだけど、やっぱり構成がもっさりしてるので完全にのめり込めないのがこの作品の眠いところ。手錠をしていたはずの2人が何故中盤に銃撃された時に瞬間移動出来たのか、とか、ブロンコと対峙したときにクフィーユが予知をするくだりは必要だったのかとか(どうせドゥルダムに瞬殺されてたし)、アンオウたちが復活してたけど、この間Gソサエティは何をのんびりしてたのか、とか。もっと見せたい部分を適切にクローズアップしてくれりゃいいんだけど。

 今回気付いたのは、アスクールの瞬間移動と、クフィーユの予知という組み合わせは、「空間性の跳躍」と「時間性の跳躍」という意味ではトリクシー・トロワジェインコンビと同じ時空間の繋がりであるという点。だからこそ能力が引き継がれたのだろうが、エクリプスはどこまで予測してクフィーユを「生み出した」のか。なかなか気になる部分である。 

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