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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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ワールドウェイク関連、右部のリンクにまとめました。


Hade Freeblade
 ハーダの自由刃 (W) U

クリーチャー・人間、兵士、同盟者

0/1

〜か他の同盟者があなたのコントロール下で戦場の出るたび、〜の上に+1/+1カウンターを1つ置いてもよい。

 「無情な選刃/Ruthless cullblade」同様に、「〜blade」をそのまんま日本語訳にしたら「じゆうじん」なんてちょっとしたモラトリアム気取りになってしまった可哀想な同盟者。間違いってわけではないのだが、FreebladeではなくFreeは人に掛かる形容詞だろうから、もう少し気の利いた訳がありそうなもんだけど。とにかく、ついに現れた1マナの同盟者である。しかもその能力はお馴染みに同盟者パンプ。1マナ1/2だけならものすごく普通のクリーチャーだが、そこから立て続けに同盟者が展開出来れば、「血の間の軟泥(CON)」などのレアすら凌ぐ脅威の1マナクリーチャーとなる可能性もある。構築で同盟者デッキを組む際には「カビーラの福音者」のおかげで白が絡むことも多く、今回は「兵員への参加」という気になるサポートカードも与えられたので、きっとこのカードもデッキの先兵として出番があることだろう。中盤以降に引いた時には多少物足りなさは感じるかもしれないが、それでもわずか1マナで同盟者トリガーが起動できるのはありがたいし、色合いを考えれば「イーオスのレインジャー」からサーチもあるかもしれない。「ステップのオオヤマネコ」もあるし、白は赤と並んで1マナクリーチャーの突出した色となった。当然、リミテッドでも同盟者デッキっぽくなったら出番は多い。アンコなので期待しすぎると3パック目でがっかりするが、「ウマーラの猛禽」や「タクタクの唸り屋」あたりと組むだけでも充分なサポートといえるだろう。




 Abyssal Persector 深淵の迫害者 (2)(B)(B) M

クリーチャー・デーモン

6/6 飛行 トランプル

あなたはゲームに勝利出来ず、あなたの対戦相手はゲームに敗北出来ない。

 マローが事前に「4マナで6/6トランプル飛行のデーモンが出るよ。ちょっとデメリットはあるけどね!HAHAHA!」と笑っていたカードの正体がこれ。なんとまぁ、あまりにも神話的なすさまじいデーモンが現れたものだ。4マナ6/6トランプラーというのははっきり言ってあり得ないレベル。この手のデーモンならば大体において自分のライフも奪ったり、クリーチャーを要求してきたり、すぐにタップしてへそを曲げたりするものだが、こいつに限っては一切そんなことはしない。出てきたらきっちり飛行ファッティ。次のターンからきりもみ回転で相手陣営に突撃をかけてくれる。そして4回殴ればゲームは終わるわけだが、彼の場合はそこからが勝負。さぁ、どうする? 一番簡単なのは、自分で破壊・生け贄という方法。黒のクリーチャーとはいえ、現在の環境で効かないのはせいぜい「破滅の刃」くらいなので、「終止」だろうが「流刑への道」だろうが、割と簡単に退場させることは出来る。そうなれば、相手のライフは既に0なので勝ち。さらに生け贄システムならばわざわざカードを使うまでもなく、「吸血鬼の貴族」や各種貪食クリーチャー、さらに自分から「ボーラスの奴隷」なんてのもありかもしれない。それだけの手間で、簡単に勝利をあなたに。……とまぁ、うまくいけばいいが。確かにこのサイズ、この性能は破格なのだが、何故か目の前に「悪斬の天使」がいると相変わらずの立ち往生。それどころか「吸血鬼の夜鷲」でも与えられるダメージは1点止まりだし、「若き群れのドラゴン」との交換も特に有利にはなれない。うーむ、環境には悪魔クラスのクリーチャーが溢れかえっておる。「忘却の輪」「天界の粛清」などへのフォローも特にないし、単に「でかい早い強い」だけのファッティで、ちょいと面倒なデメリットがついたという程度のものだ。……まぁ、それでも流石にこのサイズは魅力的だけどね。バウンスや全体除去など、特にサポートせずとも処理が可能なデッキならば、中盤から駆け巡る理不尽の権化として活躍してくれそうである。

 

Anowon, the Ruin Sage 遺跡の賢者、アノワン (3)(B)(B) R

伝説のクリーチャー・吸血鬼、シャーマン

4/3

あなたのアップキープの開始時に、各プレイヤーは吸血鬼でないクリーチャーを1体生け贄に捧げる。

 黒名物の「煙突(USG)」内蔵クリーチャー。最近では「魂の汚染者(ARB)」がこのジャンルに含まれると思うが、なかなか面白そうなカードだったのに彼が活躍しているという話はあまり聞かない。せっかく「悪斬」対策にもなるのにねぇ、残念である。このジャンルでのヒット作は前述の「煙突」と、なんと言っても「陰謀団の先手、ブレイズ(ODY)」だろう。彼女の場合もぎ取るパーマネントに分け隔てなかった上に、スタートが相手からというなかなか鬼畜な仕様で当時の黒コンではフィニッシュホールドの役目を果たした。そして、今回登場したレジェンドの彼の場合、マナコストは1マナ重くなったものの、サイズはほぼ倍、しかも吸血鬼は見逃すという在りし日の「The Abyss(LEG)」や「墓への呼び声(SCG)」のような差別方式。吸血鬼デッキならば何のデメリットも無しに彼の強権を味わうことが出来てしまうのだ。現在吸血鬼デッキはメタでもかなり上位に位置する強力なデッキで、今回のセットでも存分に後押しされる期待の軍団。そこにこうしたコントロールの権化まで加わり、彼らはどこへ向かおうとしているのか。当然、リミテッドでは単色寄りの構成になるため、鬼のような活躍を見せる。一応の懸念材料は、「マラキールの血魔女」というもう吸血鬼デッキのもう1枚のキーパーツとマナ域が被っている点である。コントロール力が強いとはいっても、吸血鬼デッキはあくまでクリーチャーによるビートが主の中速デッキ。5マナの枠にはそこまで大量のカードは詰め込めない。今後のメインストリームは、アノワンの方へと流れてくるのだろうか。

 

Urge to Feed 食餌の衝動 (B)(B) U

インスタント

対象のクリーチャー1体は、ターン終了時まで−3/−3の修正を受ける。あなたは、あなたがコントロールするアンタップ状態の吸血鬼を望む数タップしても良い。そうしたなら、その吸血鬼にそれぞれ+1/+1カウンターを1つ置く。

 「食餌(しょくじ)」なんて日本語を初めて見ました。最初は「しょく……なに?」みたいな感じだったので意味を調べてみたら、手元の一番でかい辞書でも「食餌→食べ物・食事・えさなど」としか書かれてない。大した意味はないのか。だったら別に「食の衝動」とか「飢えの衝動」とか「何か食べたい」でも良いような気がするんだけどね。ちなみに似たようなコンセプトの名前として「餌の取り合い/Feeding Frenzy(ONS)」がある。意訳になるけど、こっちの方が雰囲気が出てるなぁ。さておき、「餌の取り合い」はゾンビをサポートする除去カードだったが、こちらは吸血鬼をサポートする除去だ。2マナインスタントで−3ってことは「最後の喘ぎ(RAV)」と同じなので、ありとあらゆる構築環境において出番があるスペック。現在「最後の喘ぎ」の上位機種である「苦悶のねじれ」が大活躍中であるが、色が合わない場合にはこちらが活躍出来るし、なんと言っても吸血鬼デッキでこれが入るとマジでやばい。相手に「マラキールの門番」しかいなかったので「血編み髪のエルフ」と2/3の「ステップのオオヤマネコ」で殴りにいった場合を考えると、ネコブロックにこれを合わせてタップされ、「エルフ」死亡、「ネコ」返り討ちの大惨事。「苦悶のねじれ」でも同じ状況は演出できるが、その場合には「門番」が3/3になるなんて余計なオプションは無かった。吸血鬼は「マラキールの門番」「恐血鬼」「吸血鬼の呪詛術士」など、優秀だが他の色合いよりもサイズに劣る低マナクリーチャーが多く、わずか2マナで相手の進行を阻害しながら全軍強化出来るとなると、その恩恵は計り知れない。今後は3/4の「夜鷲」にどつかれるのも日常茶飯事かもしれないですよ。この世界の吸血鬼は、部族セットでもないのに確実にオンスロートのゾンビよりも恵まれている。

 

Pulse Tracker 鼓動の追跡者 (B) C

クリーチャー・吸血鬼、ならず者

1/1

〜が攻撃に参加するたび、各対戦相手はライフを1点失う。

 「感染性の恐怖(CON)」のサイズとライフ喪失が半分になった代わりに、マナコストは1/4になった。さて、このコモンをどう見るか。当然の前提として、まず強くはない。1マナ吸血鬼には「吸血鬼の裂断者」というリミテッドを代表するクリーチャーがいるし、「グール・ドラズの吸血鬼」だってトータルで見たダメージ量でこいつを凌ぐのは確実だ。1マナ重たい「血の求道者」も、リスクがない分、こいつよりは運用が楽だろう。さて、その上でこいつが使えるかどうかだ。1マナクリーチャーというのはマナカーブを構成する上で必要な場合があり、特に現在のスピード環境では1ターン目に何もせずに手をこまねいているのも勿体ない。それならワンパンチ2点のこいつを雇うことも無駄ではない? ……まぁ、相手次第か。こいつの優れている点は、例えば相手の場に100体の「クラーケンの幼子」が並んでいても、「ゴーマゾア」が群れを成して宙を舞っていても、確実に1点はライフが奪えるという部分。現在青のデッキが「クラーケンの幼子」に依存する率は結構なものであるから、序盤に立ちん坊になる「グール・ドラズの吸血鬼」よりも欲しい場合もあるかもしれない。あとは……あとはなぁ。1パック目で「血の饗宴」が2枚とか引けたら、選んでみるのもいいかもしれません。「脈動/pulse」って単語がつくカードは「大渦の脈動」やら「死の脈動(ONS)」やら何かと強いイメージがあるのだが、この子はちょっと控えめでございます。

 

Novablast Wurm 新星破のワーム (3)(G)(G)(W)(W) M

クリーチャー・ワーム

7/7

〜が攻撃に参加するたび、他の全てのクリーチャーを破壊する。

 ノヴァ!! と叫んで一撃必殺。これが神話、これぞ神話。なんとワンタッチでラスゴ炸裂の強烈ファッティの登場だ。過去に自分以外のクリーチャーを皆殺しにするクリーチャーには「獅子将、マギータ(PCY)」や「荒廃の巨人(TSB)」などがいたが、ここまでのサイズを誇る大馬鹿野郎は存在しなかった。「荒廃の巨人」のキッカー版と比較すれば、同じラスゴでも6マナ3/3と7マナ7/7。比較にならない上に「巨人」と違ってこのワームは何度も、何度でも怒りを繰り返す。まさにこれこそスーパーノイジーノヴァ(歌唱:sphere)。出せば勝ちの……もとい、殴れば勝ちのクリーチャーであることは確実である。そして、この手のバカクリーチャーの中では、7マナ7/7というサイズはバランスが取れている方で、決してネタでは終わらないだけの可能性を魅せてくれているのも面白いところ。白緑のカラーリングには「不屈の随員」なんて最適な相棒もいたりするので、ビッグマナ構成でクリーチャーによるラスゴという倒錯したカタルシスを味わってみるのも一興かもしれない。リミテッドで出てきたら、大人しくデッキを片付けた方がいい。問題は構築での活躍だが、まぁ、7マナの時点で割とネタ。速攻でもついてワンパン入れば面白いのだが、そのためには先に「サルカン・ヴォル」でも出しておかないと駄目か。環境がもう少しゆっくりしてくれていれば期待も持てたのだが。せっかく殴っても3体出てきた苗木トークンに堪えられたりするのが何とも。余談だが、「新星/Nova」という単語がカードに与えられたのは(日本語訳では)「新星の僧侶/Nova Cleric(ONS)」が初。このカードについて、当時まだ公式ハンドブックの編者を務めていた鶴田導師が「凄い名前だ。この分だと数年後には『ブラックホールの魔術師』なんてのも出てくるかもしれない」と書いているが、残念ながらそうした宇宙規模の展開はまだ見せていない。このワームは、マジックの宇宙進出への足がかりとなるのだろうか。 

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コメント
覇権(エレメンタル)
novaを追いかける人、、、
【2010/01/24 16:40】 NAME[ローウィンの10/2] WEBLINK[] EDIT[]
無題
そういえばそんな奴もいましたな。
パワー10で宇宙規模ってことは、「クローサの雲掻き獣(TSB)」なんかじゃ宇宙がヤバい。イラスト見る限りだと確かにゴジラよりはでかいな。
【2010/01/24 17:22】 NAME[Thraxi] WEBLINK[] EDIT[]


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