最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
半年の間をおいて帰ってきた、あの「けいおん!」の14話。随分久し振りの視聴のはずが、この作品の場合は何かと話題が絶えないおかげであんまり久し振りって気がしないのも凄い。特に中の人の声はずっと聞き続けてるからなぁ。 昨年放送された本編では、12話で文化祭ライブの大団円、13話では冬のとある1日を描くという変則構成だったが、今回は大晦日のお話で、しかもHTTの初のライブハウス演奏という一大イベントを扱ったエピソードである。いくら文化祭で2度のステージを重ねたといっても、基本的に唯たちは素人バンド。どう考えても初のライブハウスは運命をかけた大イベントになるような気がするのだが、そこをあっさり30分の1話でやっちゃうあたりがこの作品の「らしさ」である。作中では話を持ってきた律とのーてんきな唯はもちろん、ムギが話にのっての多数決ってのもいつものパターン。ライブハウスでの演奏を希望するモチベーションが、律は目立ちたいから、ムギは何となくお祭りごとが楽しいから、ってのは分かるんだが、唯の目的意識はどこにあるんだろう。本気で「目指せ武道館!」な感じにも見えないし、実際作中で真剣に音楽をやっている他のバンドを見ても、特に克己するでもなく、「すごい人達もいるもんだねぇ」くらいのぼんやりした印象しかない。まぁ、多分なんも考えてないんだろうけどさ。 今回の見どころは、そうしたゆるゆるとした中にも漂うライブ前の独特の緊張感と、初めて経験する舞台を前にした5者5様のメンバーの振るまい。唯はお気楽を通り越して風格すら感じられる天真爛漫っぷりで、気付けばすっかりメンバーの原動力。何事にも物怖じせずに突っ込めるのは大器ゆえか、はたまた突き抜けた馬鹿か。今回のエピソードでは、どちらとも言えませんな(まぁ、分かることは無いだろうけど)。あずにゃんは今回あまり出番が無く、なんだか澪のおまけみたいな印象。多分音楽をやることに一番真摯なのが彼女なんだろうけど、いざステージに立とうという段になって尻込みしたのは意外かも。 ムギは良くも悪くもいつも通り。やっぱり彼女が一番分からない。そのケーキとお茶はどこから出しやがった。澪は今回終始ビビり通し。ピンポイントで「ピンクがいい」と主張してかわいらしさをアピールしてくるあたりが小憎らしい。 そしてやっぱり、私的には律なのですよ。今回も表に立って大活躍の律だったが、これまでのエピソードと違って、彼女のリーダーらしさが前面に押し出されていたのが嬉しい。ライブに引っ張っていくバイタリティもそうだし、打ち合わせやリハの時にも、騒ぎながらもきちんと場をとりまとめてくれているのがよく分かる。おっかない人達を見て逃げだそうと腰が退けた澪を振り向きもせずにガシッと掴んだシーンがお気に入り。ラストシーンのこたつでの澪とのいちゃいちゃっぷりもよろしいですな。 他の面子としては、さわちゃんが地味に大人らしさを発揮していてなんだか格好いい。そして憂は度の過ぎるお姉ちゃんラブがますます加熱しているようで、そばをすする(ちょっとぶちゃいくな)唯を見て「あんなに幸せそうな顔が見られるだけで満足です」って、なぁ。ホント、このまま唯が音楽の道に進んだら確実にマネージャーになるんだろうなぁ。そういえば、目立たない部分ではあるが、6人の中で一番最後に寝たはずの律と澪が起きたとき、寝る前には掛けてなかったはずの毛布がかかっていた。唯は朝のカットを見る限りでは起き抜けだったように見えたので、多分これも憂がやってくれたんだろう。 特別編ということでの新作だったが、特に何か奇抜な売りがあるわけでもなく、ただいつものように丁寧に、愛らしくという、京アニらしい一本。ラストシーンの初日の出は、2期へ向けての縁起の良い幕引きで、ファーストシーズンのラストエピソードに相応しい仕上がりになっていたのではなかろうか。 なんだかんだで、2期が楽しみね。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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