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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 続々揃いつつある「シャフト声優」に準備万端な第3話。今回は新キャラとして画伯が登場し、既にシャフト作品としては本気モード。みゆきちが来ればパーフェクトですけど。

 暁が記憶を取り戻し、それを足がかりにしてミナがバンド(特区)の制定へ乗り出すエピソード。そのための起点として作られた学園がミナの計画の一部であることも判明し、人間対吸血鬼の構図は、学園の生徒会や日本政府など、様々なレベルで暁を巻き込んでいく。大本命の見どころは、従者の前や敵の前では女王の貫禄をこれでもかと見せつけてくるミナの威厳。従者達が無条件で傅いているために大物に見えるという部分もあるが、生徒会長との対決では経験値の違いを見せつける余裕の対応で常に試合巧者であり続けるし、政府との対談では、脅して揺さぶって自らの要求を貫き通す。流石にこれでは敵も増えるだろう、という一方的な物言いなのだが、そこには確かに高貴なる者の余裕と威厳が感じられる。むしろ渡り合おうとした生徒会長を褒めるべきだろう。

 他方、暁の前だけでは、ミナは一人の少女に戻る。「記憶は戻ったのか?」と尋ねて茶化された時のリアクションなんかは完全に子供のそれだし、床をともにして起き抜けにしなだれかかっても、色気というより愛らしさが先に立つ。もちろん、これはこれで我々にはご褒美なわけですが。

 そしてそんなミナを中心にして回りを彩るヒロインたち。千和声ヒロインはナレーションもこなしながら一歩引いた試合観戦。伊藤静ボイスの生徒会長は強行突破に出るが、なにやら不幸なとばっちり。そして小林ゆうボイスの新キャラは、まだこの世界に潜んでいる謎の断片を伺わせてくれる。もちろん、次回予告ではっちゃけるメイド軍団も気になる存在だ。でも考えてみたら御前ってあんまりシャフトのイメージ無いよね(「ネギま?!」と「ef」くらいか)。

 ストーリーとしてはまだ走り出したところなので静観すべきなのだろうが、今回はその見事な構成でぐいぐいと引き込まれるエキサイティングな仕上がり。特にミナ対日本政府、暁対生徒会という二局の対決をオーバーラップさせる脚本が面白い。普通ならばミナと暁が同じサイドにおり、人間代表の日本政府と生徒会をオーバーラップさせる演出になるところなのだが、意図的にこれを逆にして、追い詰められているのは政府と暁という2者。この奇妙なねじれが、次々と繋がっていく台詞回しに何とも奇妙な後味を残してくれる。

 また、シャフトの基本となる陰影とパターンを使った画面も比較的まっとうなアニメーションのレベルにまで落とし込まれており、相変わらず無機質な感じの背景にもどことなく現実感が残る。今回はリップシンクや振り返り、煽りなどの微細な動作を大仰な動画で描くシーンが多くなっており、どうでもいい会話パートでも無駄に奮い立たされるのが刺激的。まぁ、悪ふざけといえばそれまでなのだが、こうした「どこかかみ合わないながらも無駄に見せつける」のが、やっぱりシャフトのひねた演出の楽しいところだ。

 次回への引きは、不謹慎ながらもエロいと断じてしまっていいだろう、委員長の集団レイプシーン。委員長、もう出番なくなったりするんだろうか…… 

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