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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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5月9日 ドラフト模様(JOUBNGTHS

ピック順 【Sangriter】→【Mei】→【Alessi】→【Sea-chicken】→【Serra】→【Thraxi】→

 

 世間よりも一週間遅れの新環境。久しぶりに「普通の」第3エキスパンションに突入だ。「軍勢」が加わった時には「割と地味やな」という印象だったわけだが、今回もやっぱり「割と地味やな」という印象。まぁねぇ、なかなか劇的な変化なんて連発出来るわけもないからね……過去に印象的な第3エキスパンションというと、全てのギルドが出そろったディセンションとか、全部多色だったせいでどうしたらいいかよく分からなかった再誕あたりかねぇ。φマナと感染が溢れかえったニューファイもなかなか。今回は一体どうなりますことやら。ちなみに、今回の世界は「史上初の4色環境」という意味では新しい世界かもしれませんね。黒ェ……。

 




 

    AL SE TH SA ME CH 

AL  ー  ◎  ◎  ×  ×  ○  3ー2 3

SE  ×  ー  ○  ×  ×  ◎  2ー3 4

TH  ×  ×  ー  ○  ×  ◎  2ー3 5

SA  ○  ○  ×  ー  ○  ○  4ー1 1

ME  ◎  ◎  ○  ×  ー  ○  4ー1 2

CH  ×  ×  ×  ×  ×  ー  0ー5 6

 

 

1位 【Sangriter】 緑白 <ニクスの武装 剥離 加護のサテュロス

 初回の栄冠はこちら。めくるめくレアゲーを展開させることに成功した「望まざる」セレズニアカラー。1引きは「ニクスの武装」という地味ながらも安定感のあるオーラで、2引き「フィーリーズ団の戦長」が嫌々ながら白緑を確定させる。その後も「あんまりパッとしないよなあ」と思いながらダラダラと白緑をひき、「なかなかケンタウルスっていないよなぁ」なんて思っていると、3パック目で世界が変わる。何しろ「加護のサテュロス」からスタートし、そこから「高木の巨人」→「ポルクラノス」という謎の緑インフレが発生。もう、これだけで勝てる。っていうか、勝った。今回は黒ユーザーが1人もおらず、4色を6人で奪い合う泥仕合だったわけだが、そんな中でも安定して2人にカードを供給し、充分な強さを維持したのは緑であったのだ。しかも2人並びの上家やからね。そりゃ「セテッサの戦神官」とか入れてるデッキでも勝てる時には勝てるのさ。

 

 

2位 【Mei】 緑白青 <黄金の雄鹿 沈黙の歩哨 ケンタウルスの戦上手>

 ほぼ同じカラーリング、しかも上下並びの席でワンツーである。今回のカオスっぷりがよく分かる結果。こちらも「黄金の雄鹿」という渋いながらもしっかりしたコモンスタート。そこから本当に地味な低マナ域あたりを1パック目で確保し、その後もほぼコモン、アンコモンのみに寄せて出来上がった、いわゆる「地味セレズニア」である。タッチの青は何故か早めに引いた「キオーラの追随者」と1枚刺しの「海神の復讐」、それに「彼方の工作員」の起動程度。これで安定して勝ててたんだから、今回の回りの惨状は推して知るべしといったところか。あんまり世界が大きく動いてないってことなのかなぁ。

 

 

3位 【Alessi】 青白 <戦争翼のセイレーン 潮流の合唱者 神聖なる評決>

 青ユーザは今回約3人、そのうち一応一番いいポジションではあるのだが、やはりテーロスが減ったことの影響は大きいのか、ピックの中心は4マナ3/2フライヤー陣など。それじゃ地上はどうしたらいいんだ、っていう問題を解決しに行くのは、その使用感に期待が持たれた「ラゴンナ団の先駆者」×2である。序盤からガッチリと地上を固める0/4は確かに頼りにはなるのだが、使った本人の感想としては「やっぱり遅い」とのこと。確かにこの環境で最も速くて確実なアーキタイプだった白青ヒロイックの代用品としては流石に仕事が違い過ぎる。これまで通りのデッキ構成を狙うのはちょっと難しいかもしれない。今回は幸い「空中隊形」「トリトンの戦術」といった軽いトリックが多かったのでなんとか形にはなったが、攻め気なのか中速なのかを意識してデッキにするのは難しそう。

 

 

4位 【Serra】 赤白 <力による操縦 潮流の合唱者 槍先のオリアード>

 こちらは赤レアからスタートだが、残念ながら赤はまるかぶり、更にサブカラーに選んだ白も今回人気カラーになっているため、4色の組み合わせの中でも苦戦は必至。活路を求めるために前に寄せたボロスウィニータイプに仕上げるものの、決め技の「力による操縦」を引かないとやっぱり頭数で押し切るほどのパワーは無い模様。キーとなるカードも見あたらないし、ヒロイックに寄せられたわけでもないし、もうスピードに任せるしかなかったんだけどなぁ。「激憤の泉」まで投入してギリギリ削り切れるかどうか、っていう感じか。今回黒は1人もいないわけだが、その黒も誰か1人が集めたらデッキになったかと言われると正直厳しそうに見えるのがなんともなぁ。

 

 

5位 【Thraxi】 青赤白 <難局 撤回のらせん 太陽の勇者、エルズペス

 最強アンコの一角である「難局」スタートなんだから決して悪い引きじゃないはずなんだ。しかし、パックの巡りの悪さなのか、青のアタッカーが1枚たりとも回ってこない流れ。更に「俺の好きそうなカード」こと「知識と力」をDNAレベルの誘惑に負けて引いてしまい、この時点で「もう、初戦はこれでいいや」と捨て鉢のイゼット決め打ち。当然ろくすっぽカードは集まらず、絶望にうちひしがれているところに「お呼びですか?」とやってきたのは、半年間一切姿を見せなかったツンデレプレインズウォーカー・ペスさんである。いや、白とかお呼びじゃないし。引いてないし。……引くけどね。多分、もうここで手放したら一生使うチャンスないしね。引いちゃったよ。白いカードこれ1枚だけだよ。結局、「青赤で何となく占術回しながらどさくさに紛れて平地2枚置いてペスさんに丸投げするデッキ」というわけの分からないスタイルが確立。相変わらずクリーチャーは一切入ってないのだが、意識してなのかたまたまなのか、デッキの16枚が2マナ以下という謎の構成。そりゃね! 軽い占術スペルじゃないと「知識と力」は回せないからね! ……弱かったわ……でも、ペスさんが思いの外登場してくれたし、彼女だけは強かったので別にいいです。ペス能力でポルクラノスの首を叩き斬って「原作通りだ!」っていう遊びが出来たから充分満足。

 

 

6位 【Sea-chicken】 赤青 <トラクシーズの落とし子 骨の神託者 捕海>

 やっぱり勝てないマン。初手「トラクシーズの落とし子」なのでなるべく赤単に寄せたいところなのだが、どうも1パック目から浮気性が顔を出し、サブになった青はまだしも、ちょいちょい黒にも手を出してしまい、下家2人が赤に翻る契機を与えてしまった。まぁ、そもそも今回赤はそこまで強くなったからしょうがないのだけども。最終的にはイゼットカラーに寄せて「トリトンの岸忍び」×2がとにかく序盤から圧力をかけていく「イゼットウィニー」という珍しいタイプになったのだが、4マナ域に大きく偏ったデッキ構成が機能不全を起こしてしまいなかなか回らない。「岸忍び」+「タッサの使者」のような派手なムーヴも持っていただけに、全体構成の甘さが悔やまれるところである。でもなぁ、今回は正直、全員のデッキが大したことないデッキに見えるんだよなぁ。

 

 

 

今回のピック表

 

 【Sangriter】(緑白) →【Mei】(緑白青)→ 【Alessi】(青白)

                        

 【Thraxi】(青赤白) ←【Serra】(赤白)←【Sea-chicken】(赤青)

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