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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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10月17日 ドラフト模様(TKT×3)

ピック順 【Sangriter】→【Mei】→【Sea-chicken】→【Serra】→【Thraxi】→【Alessi】→

 

 今週はドラフト無いかも? とか言っておいて普通にあるパティーン。なんかね、みんなしてこの環境はやたらモチベーション高いのよね。わざわざ遠征してやりたがる奴。やるかもしれないって打診したら「やりたい」って答えて、準備に余念がない奴、オンラインでやり倒してる奴。みんなマジやで。まぁ、見えない世界を手探りで攻略するのはいつの世界でも楽しいので良しですよ。思いの外影響の大きなセットになりそうである。

 




    AL SE TH SA ME CH 

AL  ー  ×  ○  ○  ○  ×  3ー2 2

SE  ○  ー  ×  ×  ×  ◎  2ー3 4

TH  ×  ◎  ー  ×  ◎  ◎  3ー2 3 ○

SA  ×  ◎  ◎  ー  ○  ◎  4ー1 1  ○○

ME  ×  ◎  ×  ×  ー  ×  1ー4 6

CH  ◎  ×  ×  ×  ◎  ー  2ー3 5 ○

 

 

1位 【Sangriter】 ティムール <長毛ロクソドン 火口の爪 嘲る煽動者

 「よし、この環境、見えたな」と豪語する二連覇野郎。なんなの? ニクスに続いてまた我々を蹂躙する気満々なの? しかも九蓮宝燈まであがったの? もう死ぬの? ……早めに息の根を止めておかないと、尻上がりに調子に乗るからなんとかせなあかんで……みんな頑張れ。今回のデッキは、なんと1引きが「長毛ロクソドン」というティムールデッキ。まー、初手で色縛られたくないから「内向きの目の賢者」流しというのはよく分かるのだが、それでこの選択ってのは英断。「1引き上等のカードやで」とのことだが、はたして。途中一瞬だけ黒を見たタイミングもあるようだったが、2パック目「火口の爪」から一気に火力を回収出来たのでグルール2色が固まり、自然にティムールに収束。青は「熊の仲間」や「冬の炎」と言った多色カードがほとんどなので、中心はグルールデッキと言ってしまっていいだろう。この世界の勝ち組の条件は未だ分からないままだが、やっぱりたびたび話題になる通りに2,3ターン目の立ち回りは大きいだろう。このデッキは「跳躍の達人」をバニラにしてまで投入しており、「高地の獲物」「荒野の後継者」などと合わせてしっかり2ターン目の動きが作れるようになっている。これに3マナ目の変異が繋がることで序盤からしっかり圧をかけておけば、中盤以降にティムールファッティで押し込んだり、「石弾の弾幕」で押し込んだり、伝家の宝刀「火口の爪」でフィニッシュを決めたりという選択肢が採りやすくなるわけだ。試合中は散々「火口の爪デッキやんけ!」と悪態をつかれていたが、X火力1枚で簡単に勝てるほど世界は甘くないわけで、やっぱりそこまでの土台作りで差が出ているということなのだろう。あとはまぁ……巡り合わせだ。そろそろ運も使い果たした頃じゃないかな。

 

 

2位 【Alessi】 アブザン <マー=エクの夜刃 ラクシャーサの死与え 必殺の一射>

 もうオンラインで色々と試しまくったらしいのであまり意味はないかもしれないが、しっかり「全クラン制覇」まで歩を進めているのがこちら。無事にアブザンデッキをクリアし、残るは5週目のスゥルタイのみとなったが……多分スゥルタイは難しいのではないかな……。なにがすげぇって、これまで数多作られてきたような「結果的にアブザン」ではなく、なんか割とそれっぽいデッキに仕上がっているところ。「マー=エクの夜刃」からスタートして「縁切られた先祖」「アイノクの盟族」「遠射兵団」×2「塩路の巡回兵」と長久が揃い、これに「古き者どもの報復」でエンジンが完成。回りはじめたらエンチャントが割れないこの世界では一切太刀打ち出来なくなってしまうという。このジワジワ感は、ようやく産みだされた「純正アブザン」と言えなくもない。また、上述したような2マナ域のアクションもそれなりに採られており、今回は「ラクシャーサの死与え」というレアがその任を務める贅沢仕様。中でも4ターン目あたりにやってた「能力起動して4/4、『凶暴な殴打』で6/6にして除去してパンチ」っていう流れが綺麗過ぎてずるかった。ちなみに、「勝率トップ」という看板を掲げていたが、今回の試合が終わった時点で、奇しくも我々6人は綺麗にAグループ3人(12勝8敗)とBグループ3人(8勝12敗)に二分されているので、勝率はトップタイ3人のうち1人、ということになっている。さて、優勝回数を稼ぎ始めるのはどのあたりからになるのだろうか。

 

 

3位 【Thraxi】 スゥルタイ <血の暴君、シディシ 苦々しい天啓 増え続ける成長>

 俺は悪くない。別に俺のせいじゃない。確かにピック前に「スゥルタイ行くの邪魔したろ」と言ってはいたが、誰もそんなことするつもりはなかったんだ。流石に違うデッキも作りたかったんだ。……でも、シディシさんが……シディシさんが……。いや、リミテッドだとそこまで強くないキャラなんだけども、神話レアのリーダーが1引き出来るチャンスなんてそんなにないし、彼女の場合は決め打って固めた方が強いし……というわけでの3週連続スゥルタイになってしまったのです。前回のデッキで大体のバランスは心得ていたが、今回は「ラクシャーサの秘密」0枚という難所を切り抜けるためのデッキメイクに苦心した。ポイントとなったのは「春の具象化」×2の存在で、とにかく2ターン目に起動出来れば3マナをスキップしてシディシや「苦々しい天啓」の4マナに繋げられるので、そこが勝負。おかげで黒いカードが一番多いにも関わらず、土地のバランスは森と島の方が多くなっている(今週は43枚デッキです)。綺麗に1ターン目「具象化」→2ターン目起動→3ターン目シディシ、という展開も何度かあり、やっぱり集中して組めた時のスゥルタイは綺麗である。「ラクシャーサの大臣」もほぼ11/11だったし。結局勝ちきれないのはコンセプトの限界なんだろうが、まだまだ序盤のカード選択とかに工夫のしがいはありそうなので、研究してみたいところだ(フラグ)。

 

 

4位 【Serra】 マルドゥ <道の探求者 兜砕きのズルゴ 足首裂き

 俺のスゥルタイキチガイっぷりもなかなか残念だが、この男も「お前いっつもそんなデッキばっかり組んでるな!」と言われていた。持って生まれた性分というのはどうにもならないのである。とはいえ、実は純正マルドゥ3色でデッキを組むのは今回が初めてであり、カラーリングは初回からアブザン→ジェスカイ→スゥルタイ→マルドゥとちゃんとすべて違うクランで推移している。それでもイメージが偏るのは、各々のカラーリングでも出来るだけ「速い方」に寄せるような意識が働いているためだろう。今回のデッキは「道の探求者」スタートというのが分かりやすく、1パック目の白・黒ピックは基本的に速攻パーツである。更に2パック目、衝撃の「クランリーダーが2体入ってる」パックからはズルゴが登場し、これを強く後押しする流れ。「マルドゥの魔除け」を2枚回収、最後のパックも色の合うレアが出るなどのラッキーが続いたのでこのまま勝ちきれるかと思いきや、やっぱりそれでもなかなか相手のライフは削り切れないのである。やっぱり、世界的にはあまり速攻を応援してる環境じゃないので、よっぽど上手いこと相手とも噛み合わないと勝ちきれないのはどうしようもないんだよなぁ。そもそも普通に考えて「マルドゥの悪刃」とか速攻パーツじゃねぇしな。

 

 

5位 【Sea-chicken】 ティムール <爪鳴らしの神秘家 わめき騒ぐマンドリル 河水環の曲芸士>

 決め撃ち方という意味では割と綺麗なのがこちらのピック。1引きで「爪鳴らしの神秘家」という渋い引きからスタートし、そこからほぼティムール3色をはみ出すことなくカードを集めきっている。そのご褒美としてリーダー2枚のヘンテコパックから「スーラク」をプレゼントして貰えたため、ブン回す時のワンサイドゲームっぷりは相当なもんだったらしい。しかし、それでもなかなか勝ちきれないのはやっぱりデッキ全体のバランス感のためなのだろうか。「回る時はとにかく回るけど事故ることも多い」っていうのは悩ましい限り。確かに純正3色のわりには2色土地を1枚たりとも引いていないので……流石にそりゃ無理ってもんですわ。この「カード単体の強さ」と「デッキ全体の完成像」の天秤のかけ方こそが、経験知なんだろうなぁ。ピック中に誰かが「強いカードと必須カード」っていう言い方してたけども、つまりはそういうことだ。まぁ、回る時はとにかく回るよ! っていう方が性格に合ってていいのかもしれんけども。

 

 

6位 【Mei】 マルドゥ <うねる塔甲羅 アブザンの鷹匠 雪花石の麒麟>

 相変わらず惑いまくりな様子がピック表から分かりやすいのがこちら。こんな環境だからこそ回りの人間との共存、棲み分けが大事なのは事実だろうが、流れてくるカードでグルグルと振り回されてしまうとなかなか安定はしないもので。今回、3パック目の「軍族の解体者」についてはしょうがなかったところだろう。流石にこいつを流すのはどうかと思うし、4マナクリーチャーなので多少窮屈でもタッチ黒から繋げる意味は充分ある。それまでのデッキが割と軽めのジェスカイ寄せだったのだから、デッキプランは大きく狂わないはず。ただ、そこから調子に乗って「血に染まりし勇者」を取り、黒にもつれ込んだのはいただけない選択だろう。タッチカラーを強いられている時点で、1マナクリーチャーに重きを置く意味は無いし、正直リミテッドでそこまで手をかけてやるカードでもない。まぁ、おそらく「軍族の解体者」とのシナジーに目が眩んでしまったのだと思うが……そういう部分からデッキプランとはかくも容易く崩壊するものなのである。まぁ、やっぱり1試合に1人くらいは「レアに踊らされる奴」がいた方が見てる方としても楽しいので、今後もじゃんじゃん陽気にダンシングしたらいいと思うわよ。

 

 

今回のピック表

 

 【Sangriter】(赤緑青)→【Mei】(白赤黒)→【Sea-chicken】(緑赤青)

                        

 【Alessi】(白緑黒)←【Thraxi】(黒青緑)←【Serra】(白黒赤)

 

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