ドラフト通信No.182 11/21

１１月２１日　ドラフト模様（TKT×３）

ピック順　【Sea-chicken】→【Thraxi】→【Alessi】→【Serra】→【Mei】→【Sangriter】→

 

　変則日程ドラフトその１。何故その１になるかは後日。普段と違って出来る限り早くスタートするということで７時半開始、そこからなるべくスピーディーに終わらせるのが目的で、一応10時半には大体終わっていたので目標は達成した感。そこまで急いだわけではないけど、個人的には後半の試合がめっちゃ適当になった気がするの。え？　時間のせいじゃないって？　はい。

 

　　　　ＡＬ　ＳＥ　ＴＨ　ＳＡ　ＭＥ　ＣＨ　

ＡＬ　　ー　　○　　○　　×　　○　　×　　３ー２　２　○

ＳＥ　　×　　ー　　×　　×　　◎　　×　　１ー４　６

ＴＨ　　×　　○　　ー　　○　　×　　◎　　３ー２　３

ＳＡ　　◎　　◎　　×　　ー　　×　　×　　２ー３　５　○○

ＭＥ　　×　　×　　○　　○　　ー　　×　　２ー３　４

ＣＨ　　◎　　◎　　×　　◎　　○　　ー　　４ー１　１　○○○！

 

 

１位　【Sea-chicken】　ジェスカイ　＜内向きの目の賢者　雪花石の麒麟　マルドゥの心臓貫き＞

　破竹の３勝目。ここまで来れば流石に偶然ではなくてその強さは本物か。まぁ、まだ実は勝率的には負け越しているのだが……負け越して優勝３回ってすごい戦績だな。今回は１引きレアからスタートして割と綺麗にジェスカイ一直線。キーとなる「隠道の神秘家」や「雪花石の麒麟」を押さえ、アンコモンも「霧炎の織り手」「河水環の曲芸士」あたりで押し込みに向いたいい感じ。更におまけで「飛鶴の技」も転がってくるし、色々と勝ち手段が用意出来る模範的なジェスカイ。……って書いてみたものの、何故か俺との試合ではとにかく事故るからどんなデッキだったのかよく分かってないんだよね。対戦した他の人間のコメントからすると普通に強かったということです。そらそうよ。

 

 

２位　【Alessi】　ティムール　＜サグのやっかい者　荒野の後継者　幽霊火の刃＞

　１試合目に上記ジェスカイに悔しい負け方をして雄叫びを上げていたものの、そもそも「割といいデッキ」だったということでその後サクサク３勝して結局いつも通りの位置に落ち着くことに。確かに「秘密の計画」と「幽霊火の刃」で変異を後押しし、その変異の内容が「サグのやっかい者」「氷羽のエイヴン」×２ってんだから、そりゃどんだけやべぇシミックデッキだって話で。タッチの赤は「熊の仲間」とかその辺。でかいよ。つらいよ。

 

 

３位　【Thraxi】　マルドゥ　＜アナフェンザの伝令　縁切られた先祖　軍族の解体者＞

　手前味噌な上に反省するという妙なことをするが、多分もうちょっと勝てるポテンシャルはあったと思うんだよなぁ。初戦から３連勝しちゃったもんだから、そこからのマリガン判断で確実なポカをやらかして終わってみればこの位置。「軍族の解体者」がデッキで泣いておる。デッキとしては「速くもないマルドゥ」がテーマで、１マナ域の「縁切られた先祖」からジワジワと戦線を拡大していく。普段は「最後の決め技」的立ち位置の「解体者」もこのデッキでは中盤の駒の１つに過ぎない。あとは戦士シナジーの「戦場での猛進」の押し込みに期待するのである。負けた試合で、２回も平地引かない状態で手札に「果敢な一撃」が３枚集まるっていう。

 

 

４位　【Mei】　マルドゥ　＜龍語りのサルカン　砂草原の城塞　軍団の伏兵＞

　サルカンスタートの分かりやすいマルドゥ、と言いたいところだが、１パック目で既に「大物潰し」が２枚なので別に速いデッキを組む気は無かった様子。全体的にはもっさりしたカードが多く、どこから決めに行くかというと多分麒麟でチクチク殴るとか、地道に中級レベルのクリーチャーを並べていくしかない。これはこれで「速くないマルドゥ」だったのかな。「血に染まりし勇者」と「ケルゥの吸血者」の地味シナジーとかを決められた私は単にボーッと見ていただけなので、これはこれでどういうデッキだったのかよく分からなかったっていう。（２つ目の試合の記憶と混濁してきたので適当なことしか書けないらしい）

 

 

５位　【Sangriter】　アブザン＋青　＜凍氷破　挑発の咆哮　アブザンの先達＞

　こちらは１パック目で「スゥルタイのゴミあさり」を２枚か。更に「アブザンの魔除け」「増え続ける成長」「ラクシャーサの死与え」など、かなり濃厚なカードプールになっている。つまり、１引きの「凍氷破」先生がやたら浮いているっていう。最終的にはそこだけタッチしたし、それなりに使いどころはあったようなのだが、終わってみればこの結果か。確かにちょいとカードプールが重めにシフトしてるから、出遅れるとしんどそうではあるか？　今回あんまり多色も含めて変異での定番カードがないのかな。

 

 

６位　【Serra】　ティムール　＜凶暴な拳刃　ジェスカイの風物見　雪崩の大牙獣＞

　１引きの神レアは上家とまるかぶりの合図。２引きで「春の具象化」という圧倒的な信念からのティムール決め打ちだが、そりゃま上家に要所を引かれたところで回ってくるのだから一手落ちるのはしょうがない。ティムールを維持する上でキープしておきたいバウンスが今回ほとんど登場しておらず、出遅れをサポートする手段は「春の具象化」によるブロックとマナ加速である。あれ、そう考えるとやっぱり「具象化」大事やな。こうしてみるとピック表だけから負ける理由を導き出すのは無理です。（どの環境でもそれはそう）

 

 

 

今回のピック表

 

　【Sea-chicken】（赤青白）→【Thraxi】（黒白赤）→【Alessi】（緑青赤）

　　↑　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↓

　【Sangriter】（黒緑白）←【Mei】（白黒赤）→【Serra】（緑青赤）