最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
んーーーーーー、第10話。なんだろ、今ひとつ盛り上がってません。今回新情報がほとんど出てないからかな。 今回与えられた最大の新情報は「チラ之助による失敗宣言」だろう。前回のエピソードで遊太がグリコ(パイン)とごたごたやっているうちに、既にQmay会の方は目的を達成しており、地球滅亡が確定。これにより、「このループ」の遊太はお役ご免と相成った。残ったお仕事はチラ之助の言を借りるならば「敗戦処理」ということになるわけだが、単にナンダーラガンダーラに「U-Turn」って書けばそれでおしまいなのである。まぁ、どうせムリゲーなのは分かってたわけで、ここで「失敗したのラ」って言われても全然衝撃的ではないし、もう視聴者目線からしても六十数億分の一でしかないので「あ、そう」という感覚にしかならないのだが……毎週書いてるからいい加減しつこいとは思うけど、やっぱりこういう「作業感」が募ってしまったせいで、チラ之助がすげぇ適当に事態に当たっているのが明らかになり、その雰囲気ってのは視聴者にも波及してしまうんだよね。今回、遊太が一大決心をしてクライマックスに向けて立ち上がる姿を描くのが最大の眼目だったのだろうが、「どうせ1つ前の遊太だってそうやって克己してたんじゃないの?」とか、「お前が立ち上がったところで駄目なはずじゃん」とか、そういう意識が先に立つと「まぁ、頑張れ」という程度にしかモチベーションはあがってこない。どんなアニメだって全て同じではあるが、今作の場合には、徹底的に事態が「他人事」なのである。 そして、今回遊太が奮い立った理由として追加された新情報は、グリコの現在の立ち位置だ。前回正体を現してラスボスポジションに立ちふさがったグリコであるが、彼は既に壺内Q冥よりも上の地位に君臨しており、全ての計画は彼の手の中。隕石を爆撃しての人類滅亡は、彼の圧倒的な知見によって避けられない事態になってしまっていた。そんな「かつての友」の変わり果てた姿にショックを受ける遊太。そして、同じように打ちのめされたみかたんの2人は、「正義の味方である」というただ1点のみからこの苦境に立ち向かう決心をし、「敗戦処理」を「逆転劇」に繋げていこうとしているわけだ。 いわば審判役であるチラ之助に「終わり」と宣言されているにもかかわらず更に反抗することに意味があるのかどうか、それはチラ之助のルールがどの程度の縛りなのかが分からないために何とも言えないが、まぁ、アニメ的お約束を考えれば、この絶対絶命の窮地からの逆転満塁サヨナラホームランこそがこの作品のカタルシスとなるのは間違いない。「六重数億分の一の遊太」が「アニメの主人公たるたった1人の遊太」になるためには、それ以外の結末はあり得ない(まぁ、このままマジで単なる消耗品として遊太が消えてしまって終わる、というのも非常に衝撃的で斬新なアニメにはなるが、誰も見たくないわな)。しかし、ここからの逆転って、一体どうすればいいのだろう。一番単純なのは遊太が物理的に隕石の軌道を逸らしてしまうことだ。チラ之助のいう「人類自身による解決」とはちょっと違う気もするが、地球が滅びなければ遊太の勝ちになるのは間違いない。しかし、現状では物理的に問題を解決する方法は提示されていない。となると、更なる情報戦、具体的にはメイカのネットワークスキルを使った攻防が鍵になるだろう。そこに、改めて攻め込んできたグリコとの物理的な戦闘を交えれば、一応古来館のみんなで戦っている雰囲気は出る。ただ、その場合にもイトとラブラは完全に蚊帳の外なわけだが。ラブラは過去の「未来視」の伏線がまだ回収されてないので、そのあたりから一発逆転の芽が残ってるのかな。イトがやるべき仕事というと、多分ムヒ絡みの何かだろう。グリコは「ムヒがいなくても作戦に支障は無かったよ」と言っていたが、おそらくQ冥がムヒを追っていた理由として、もう1つくらいはあの熊に何かが隠されていた、っていう流れはありそう。 残った話数で出来そうなことといえばこれくらいだが……結局、根本的なシナリオライン形成上の問題は残っているわけで……何とかなるのかなぁ。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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