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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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3月4日 ドラフト模様(OGW×2 BFZ

ピック順 【Sangriter】→【Mei】→【Thraxi】→【Alessi】→【Sea-chicken】→【Serra】→

 

 帰省の予定も絡んで個人的にごたごたしております。予告通りに来週のドラフトはお休みですので、現時点では、残るこの環境のドラフトは31832541のわずか3回を残すのみ。まぁ、みんな「たまったもんじゃない!」とかあんだけ嫌がってた環境だから、早く終わるのはとてもホッとしますね! ……個人的にはイニストラードよりこっちの方が好きだけどな……。まぁ、次の環境はどっちかってぇとイニストラードよりもオデッセイに近い気もするが。

 

 




 

 

    AL SE TH SA ME CH

AL  ー  ×  ×  ×  ×  ×  0ー5 6

SE  ○  ー  ◎  ×  ×  ○  3ー2 3 ○

TH  ○  ×  ー  ×  ○  ◎  3ー2 4 ○○

SA  ○  ○  ○  ー  ○  ◎  5ー0 1 ○

ME  ◎  ○  ×  ×  ー  ○  3ー2 2

CH  ◎  ×  ×  ×  ×  ー  1ー4 5

 

 

1位 【Sangriter】 白緑 <救援隊長 忍び寄りドローン 完全無視>

 お休み前にようやく優勝を確保。しかも全勝優勝ということで1つのけじめをつけられたか。「例のドラフト分析」ではTier1とされていた白緑支援に素直に従ったデザイン。1引きの「救援隊長」は「やりたい放題やっているように見えるが見た目ほど凶悪ではないと思わせておいて冷静に考えるとやっぱりやりたい放題やっている」というトップアンコモンとされている。それが2体もいる上に、このデッキは「ムラーサの脈動」で回収して使い倒すプランも現実的なレベルで回っており、2,3ターン目に出すクリーチャーはとにかく何でも良いので、そこに「鞍背ラガーク」なども絡めてとにかく支援で突き上げていく理想のデザイン。感想戦で話題を呼んだ1パック目4手目「洞察の具象化」流しの「網投げ蜘蛛」も、この時点で「隊長」「鞍背」と4マナ支援を2枚も確保出来ていることを考えれば納得なのかもしれない。さらに、ほぼフレンチバニラな「リンヴァーラ」さんがいたり、当然「オンドゥの戦僧侶」がしっかり下支えしたり、やれることは全部まかなえているために「なるほど確かに白緑強い」ということがよく分かるデッキだった。3パック目に入ると1引き「完全無視」、4引き「骨の粉砕」5引き「陰惨な殺戮」6引き「虚空の接触」7引き「荒廃した山峡」とほぼカットに手数を費やしているのに、こんだけのパワーに仕上がるってんだからやるせない。

 

 

2位 【Mei】 緑赤 <現実を砕くもの 執拗な狩人 下生えの勇者

 2位以下は3すくみながらも、やはり今環境では安定して上に来るのがこちら。今回は「現実を砕くもの」→「次元の歪曲」という無色マナからスタートし、上からの流れで赤→緑と確保していっている。緑は上2人との被りなのだが、まぁ、流石に「洞察の具象化」5引きなら空いてると思うわな。今回は幸運なことに色の合う基盤アンコモンである「執拗な狩人」が2体登場して序盤から中盤の制圧力が高く、特にギミックなどなくともこれに「カザンドゥの撤退」あたりが絡めば充分に押せる力は出る。あとは「現実を砕くもの」「下生えの勇者」と言った理不尽なレアがどこで飛び出すかの勝負だ。雑多なデッキではあるが、無色マナとの付き合い方はこのくらいが妥当なのかな。1パック目で引いた「耕作ドローン」×2が無駄カードになってしまってはいるが、これくらいは色を渡り歩くときの必要経費だろう。下の方で青ユーザーが無色マナに汲々としてても知ったこっちゃないしな。

 

 

3位 【Serra】 白緑 <変位エルドラージ ジョラーガの援軍 フェリダーの君主

 上下に並びで白緑が完全に被ったデッキの上家側。ただ、1引きが「変位エルドラージ」という部分が決定的に違っており、上のデッキでは「ムラーサの脈動」を経由していた支援クリーチャーのリサイクルがわずか3マナで可能なのが売り。面白いのは、この変位エルドラージのための無色マナの確保で、なんとほぼこれ1枚のために「荒地」が4枚もぶっ込まれている(おかげで「荒地を歩くもの」のサイズがたまにフィーバーする)。おそらく無色マナを触りながら普通の白緑を構築するギリギリのバランスがこの辺りだろう。他のサポートギミックが無いところに無色マナのために4手も費やすというのはややパフォーマンスとしては悪いくらいの部類になってしまうとは思うのだが、流石に「変位エルドラージ」ならばそれくらいやってみる価値はあるか。今回はその他にも「フェリダーの君主」「虚空の選別者」と1枚で場を制圧する理不尽なレアも多く、横に並べた支援システムでは優勝デッキに一歩劣るが、単体でバカバカ連打する楽しさがあるデッキだ。デカブツが世界から減り、「大物潰し」のような対策も減っているために、「フェリダーの君主」みたいな1枚でどうにもならなくなるカードは相対的に評価が上がってるな。

 

 

4位 【Thraxi】 赤黒 <怒りの具象化 巨岩投下 タジュールの重鎮>

 今回はいつもみたいな無茶苦茶がしたかったわけではなくて純粋に流れ読みにミスってしまったのが非常に悔やまれる。ピック表を見ると割と分かりやすいのだが……カード評価がまだずれてる証拠である。今回の目標は、我々の間ではこれまで全く使われていなかった「鞭打ちドローン」の活用。赤黒欠色はプールが足りてるしそれなりに強そうだと思っていたのだが、これまでなかなか組むチャンスが無かった。今回は「怒りの具象化」から「鞭打ちドローン」に繋がり、3手目で「巨岩投下」が流れてきたので上は赤にいかないだろうということで赤が確定し、割と早めに下を縛りにかかる。ただ、黒に関してはそれなりに強そうだったパックから「殺戮ドローン」が早めに消えており、ちょっとまずいかと思ってしまった。代わりに空いてそうだと思ったのが「掃き飛ばし」が一周した青と、「タジュールの道守」がたくさん流れてきた緑。1パック目ラストから3パック目頭までは、赤をメインに守りつつ、「黒がやりたいけどー、緑がいいような気がするー」ってんで完全に揺れてしまっており、さらに赤は赤でも同盟者に寄せるなら緑がいいし、エルドラージを使うなら黒がいいし、なかなか判断出来ず、3パック目1手目も「淘汰ドローン」流しで「タジュールの重鎮」という致命的なミスをしている。ただ、そこからは「不快な集合体」が来たことでエルドラージ寄せを慌てて意識し、ギリギリでそっち方向のギミックが形にはなった。2マナの黒ドローンがもう1,2枚あればかなりまとまったビートになっていた気もするだけに、かなり残念。でもまぁ、久しぶりに「溶鉄の生育場」も活躍してくれたし、一応目標は達成出来たことにしておこう。これで、一通りやりたいデッキは片付いたので、残り3戦は縛り無しやで。

 

 

5位 【Sea-chicken】 白赤 <武器の教練者 鑽火の輝き オンドゥの勇者>

 「どうにも勝てんなぁ」と首を捻っている、まだ栄冠を持たない男その1。今回はそれこそTier1と言われる白赤のビートであるが、見ての通り、上に白が2人、赤も2人。まぁ、強いからこその激戦区というわけで。他の白ユーザーは支援に寄せており、赤ユーザーは1人が「執拗な狩人」を軸にしたファッティ押し、もう1人は「骨の鋸」2枚の欠色怒涛。こちらのデッキはというと、本人が言っていた通りにあまり「テーマはない」仕上がりか。激戦区になって取り合いになった場合、当然真っ先に涸れるのはクリーチャー。こちらのデッキはおそらくクリーチャーの数が足りなかったのだろう、私との試合では「隊長の鉤爪」と「骨の鋸」だけを並べてずっと何もせず、こっちが殴ったら「鑽火の輝き」×2で適当なクリーチャーを屠るという、攻めとも守りとも取れないちぐはぐな動きをしていた。「武器の教練者」からの流れが安定して2ターン目から間断なくクリーチャーが続けば充分なカードパワーになるはずだが、入っているクリーチャーが「岩屋の衛生兵」だとお世辞にもビートとは呼べないだろう。かなりはっきり明暗が分かれたあたり、今回のデッキメイクはこの環境の難しさが如実に差としてあらわれた気がする。

 

 

6位 【Alessi】 青黒 <精神溶かし 竜巻の種父 不毛の地の絞殺者

 栄冠を持たない男その2。そして勝ち星が全然伴わないためにふて腐れ具合は圧倒的にこちらが上。非常に興味深いのは、今回青がここの独占であり、黒だって私が慌てて3パック目で引いてこそいるが、それまでは大体独占みたいな状態だったということ。他の5人はほぼ白・赤・緑の3色だけで喧嘩しているのだ。普通の世界でそんなことになれば棲み分けた人間の天下になるはずなのだが、残念ながらそう簡単に終わらないのがこの世界。実は前回の時点で「次回は無色マナやろ」と言っていたので今回はそれを実行した形なのだが、案の定、あまり触っていなかった無色マナの面倒さに翻弄される結果となった。試合をしていても、無色マナが安定供給されないせいでどのカードも真価を発揮出来ずにまごついているシーンが多く、「鏡の池」なんかも「もう1枚無色マナが出ないと起動出来ない」みたいな状態が続いた。結局、青や黒という色が棲み分けていたとしても、卓には「変位エルドラージのために荒地をかっさらう男」と「無色呪文が多いから適宜特殊土地を確保する男」がいる時点で全然独占じゃないんだ。他の色なら無色マナは「無いなら無いなりに」出来るのだが、青黒ではそれも難しい。まぁ、一言でまとめるなら「貧乏くじ」やな。ピック表を見る限りだとやっぱり無色マナの確保が遅すぎるとは思うけどな。

 

 

今回のピック表

 

 【Sangriter】(緑白)→ 【Mei】(緑赤)→【Thraxi】(赤黒) 

                       

 【Serra】(白緑)←【Sea-chicken】(白赤)←【Alessi】(青黒)

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