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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 ()マウスプロの看板声優2人に何やらせとんねん、第7話。チビコマルちゃんやらせてるのに今週はよりによってモノクマの中の人が休みとか、色々とネタをぶっ込んできてるのは流石のロンパ。特にモナカの台詞はいちいち細かいネタが多いので、全部拾おうとすると大変だぞ。こうして聞いてると、やっぱり平野綾っていい声優だよなー。

 タイトルが示している通り、今回は全編「絶対絶望少女」の世界で進行するお話、らしい。「らしい」ってのはわたしゃプレイしてないからね。でもまぁ、制作側の意図としても本編に比べてプレイ人口がやや少ないと思われる「絶望少女」の方の世界観とは線引きをはっきりさせた方がいいという判断もあったのだろう。ほぼタワーの中の話は展開させず、こまると腐川さんのペアによる「外」のお話に終始した。これによって、塔和モナカによる一連の企ては完全に片付きましたよ、っていうことが明確に示されているわけだ。

 ゲーム未プレイなのであまりはっきりしたキャラクター像はもっていなかったのだが、今回の描かれたモナカのキャラクターは「なるほど」と思える部分が多い。知らない人間からみたら「どないやねん」と思えるようなちゃぶ台返しだが、考えてみれば彼女が崇拝する江ノ島盾子というキャラも「極めて飽きっぽい」ことが大事なキャラ特性として与えられていた。あまりに飽きっぽいせいで1つのキャラを維持出来ずにコロコロ人格を変えていた江ノ島のことを思えば、あれだけテンションを上げながらも突然サジを投げるモナカの態度も、何とも「絶望的」なものと受け止められるのではなかろうか。

 そして、そんな問題児を「大人にした」存在としてまたもや暗躍しているのはやっぱり狛枝さん……。そりゃあの極まったテンションを間近で見てたなら、ドン引きするのも当然だよね。あまりにも強烈なファンとか熱意を見ていると、突然自分の熱意が冷めていく現象……あるあるですね。モナカもそういう意味では狛枝の被害者であり、狛枝に救われた人間と言えなくもないわけだ。彼女が「江ノ島の亡霊」を捨て、「狛枝の盲信」を捨てたことで、完全な離脱を成立させた。残された世界でこの2つを抱え込んでいるのは、一体何者なのだろう。

 一応希望サイドの話もしておくと、モナカを打破するために駆り出された腐川&こまるコンビの動きもなかなか面白い。ゲームの中身を知らずとも2人の関係性が何となく想像出来るのはありがたい。こまるちゃんはあくまで「希望でも絶望でもない」っていう立ち位置が重要なんだね。モナカもはっきりと「絶望サイド」に転げたわけではなく、あくまで(当時)小学生レベルでの「憧れ」の一端として、ちょっと「絶望っぽいことをする子」だったということだ。まぁ、月光ヶ原さんはそんな子供の気紛れの完全なとばっちりで殺されてしまったわけだが……。

 さて、今回宇宙に退場してしまったモナカ。この世界ではホントかウソかは分からないが、割とあっさり宇宙にいける。「2」の蜜柑のお仕置きはおいとくとしても、「1」の学園長のお仕置きなんかが今回のモナカの脱出装置に活かされていると考えられるな。しかし、彼女が巣立っていったからと言って完全に彼女の影響が消えてしまったわけではない。彼女が残した爪痕についてもここに確認しておこう。まず、月光ヶ原さんが事前に退場しているのは間違いない。これはどうしようもないことなので、人数のカウントは1人減らして考えることになるだろう。代わりに、彼女が使っていた端末は苗木兄妹の連絡ツールとして活用出来るようにはなった。外と簡便に連絡が取れるようになった時点で割とゲームは終わりな気もするのだが……そう上手くもいかないか。

 そして、彼女は「自分は黒幕ではない」と明言して去っていった。そのこと自体は予想通りであり、彼女はあくまで第三者としてゲームを引っかき回すことだけが目的だったわけだが、これではっきりと「真の襲撃者」の存在が示されたということである。彼女は「苗木のせいで過去の仲間の一人が死ぬ」という予言めいた言葉を残していったが、何故彼女がそんな情報を得られたかといえば、もちろん彼女は月光ヶ原の目を通して、襲撃者の活動タイムにも観察を続けられたからだろう。睡眠薬なんて効くわけがない彼女は、襲撃タイムにも自由に観察・行動が可能であり、具体的にはゴズさん襲撃の際に犯人の姿を目撃していておかしくないのである(その割に彼女は誰が襲撃者か知らないと言っていたが)。他にもNG行動が関係無かったり、彼女が潜在的に抱えていたアドバンテージは相当なものになるので、ひょっとしたらこれ以上の情報も持っているかもしれない。でもまぁ、どうつついたところで彼女からはあれ以上の情報は出てこなかっただろうけども。あ、ちなみに1つ目の事件の時の朝日奈襲撃の犯人も彼女であることが自白されている。色々深読みしてたのに、台無しやないか。まぁ、そのあたりはいかにもモナカっぽいのだけれども。

 「苗木の旧友の1人が命の危機を迎えている」というモナカの情報。非常に持って回った言い方であるが、普通に考えて十神や腐川さん、それに葉隠がターゲットであるとは考えにくいだろう。彼女が月光ヶ原の目を通じて得られた情報はあくまでタワーの中のものであって、外で行われているあれこれとは関係無いだろうし、そもそも苗木の存在によって左右される事象といえばタワーの中の宗方との確執くらいなのだから。そう考えると、残されるのは普通に朝日奈か霧切さんということになるが……そんな普通のことがあるだろうか? そもそもこの2人はタワーの中でゲームに参加している時点で常に命の危機はあるわけで、わざわざ「苗木のせいで」と言明する意味が無い。一体どういうことだろう。何故モナカはあんな含みのある言い方をしたのだろう。まぁ、視聴者目線からすると、「もういっそ葉隠にしてくれ」っていうのが切実な願いなのだけど。

 ところで、1つ、今更なことに気がついたんだが、OPラストに表示される生存者数って誰をカウントしてるんだろう? 今回数に違和感を覚えたから1話から確認しようと思ったんだが、1話開始時点で「16人」と表記されている。公式ページのキャラクター欄を数えても分かるが、スタート時点ですでに15人のはずなんだよ。天願・宗方・黄桜・忌村・雪染・逆蔵・月光ヶ原・流流歌・十六夜・御手洗・万代・ゴズ・朝日奈・霧切・苗木でしょ。誰がカウントされてるんだ? 葉隠? それともモノクマが数に入ってる?

 一応確認していくと、2話開始時には雪染が減ってカウントは「15人」。3話は万代・ゴズが減って「13人」。4話、5話目は変わらず「13人」だが、前回6話目で一気に「10人」まで減った。これは天願・忌村・十六夜の3人が減ったためだろう。そして今回の冒頭も10人。つまり数の上では月光ヶ原さんのカウントは減らされていない。そして、タワーの中の生存者を数えると宗方・黄桜・逆蔵・(月光ヶ原)・流流歌・御手洗・朝日奈・霧切・苗木で9人。やっぱりどう数えても1人多いままである。これ、どういうことなんだろう……。次週の冒頭で「9人」に減っていたらそれはおそらく月光ヶ原(モナカ)の退場を意味するだろう。しかし、このカウントのままで進行すると、どうしても最後の方で1人分の違和感が……どういうこと? これ、最後にネタに関係するのか?

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