最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「千銃士」 3 うん、ごめん、これ無理。正直言って、観たいと思える要素が1つも無い。 私だって経験から学ぶことはあるんだ。もちろん、何もかもを類型に落とし込んでしまうと見るべき価値を見落としてしまう恐れがあるので全てを経験で処理するわけにはいかないが、今作を「過去の経験」と擦り合わせると、あらゆる要素が「キツい」と叫び声をあげる。それは紛れも無い事実である。 主観的な要素から見ていこう。まず、乙女ゲーである。乙女ゲーっていうか、ソシャゲである。端的に言えば銃剣乱舞である。「刀剣乱舞」は最後まで観ることが適わずリタイアしてしまった作品であり、そのコンセプトをあまりに大胆にパクったとしか思えないこのゲームにも苦手意識が芽生えるのは当然のこと。例によって「女の子が一切出てこない」という潔い設定がマイナスに働いており、「女性っぽいキャラも全部男」という振り切れ方は、「お前は諦めてもいいんだ」と優しく肩を叩いてくれているかのようだ。1つの作品で一気に代永・村瀬・高城がキャストとして登場する作品ってすごくない?(そういう意味では興味がわく部分もあるのだが) そして、設定自体がいかにもソシャゲらしい不安要素満載だ。毎度言ってることだが、ソシャゲアニメってのか「ゴールがない」という共通の問題をはらんでおり、筋を通して一本のアニメシリーズを作るのが難しい。さらに明確な主人公を擁さず「みんな主人公だからみんな頑張れ」みたいな展開になることも多く、個人的に「刀剣乱舞」を見るのに耐えられなかったのは、(特に「花丸」が辛かったのは)どうにも散逸的で焦点の定まらないシナリオラインが原因だった。主人公の視点など、あまり特定しすぎるとソシャゲと齟齬が生じてしまうし、目的意識や人間関係など、普通のドラマだったら基盤になるべき部分をとんでもない方法で「ふわっと」まとめなければいけない。「艦これ」「刀剣乱舞」どちらも「結局何が起こってる世界なの?」が分からず、モチベーションが維持できなかった。 まして今作は「銃」というざっくりしたモチーフを扱っている。名刀銘刀がたくさんある「刀剣」ならば辛うじて個々の刀にキャラ付けすることも可能だったかもしれないが、幾ら何でも「銃」は分からん。当然日本国内の火縄銃だけで足りるわけがないので国籍がチャンポンになるし、銃そのものに謂れがある訳ではないので名付けの時点で持ち主の設定と銃の設定がごっちゃになってしまっている。実在の偉人たちの名を借りるなら、「銃」なんて設定にせず戦国BASARAにしてしまった方が手っ取り早い。もう、企画段階から話が成立していないのである。まぁ、あくまで1話目を見た時点での印象なので、ここからシナリオが先に進めば「なるほど、これは銃の化身でなければ出来ない話だったな」という展開になるのかもしれないが……なるかなぁ……絶対そこまで考えてないと思うんだよなぁ……。 そして極め付けは、「画も大して良くない」という部分である。普通、乙女ゲーがベースの作品って作画だけはしっかりしてイケメン祭りを見せるものだが……なんだろ、全体的にショボい。最大のアイデンティティである狙撃シーンがショボい。今回はシナリオの要請上、へっぽこに見える必要があったのだろうが、それにしたって「銃から生まれたナニカが銃を撃っているよ」というおかしなシーンなのに、なんのフックもなしにプスプスと弾が飛んでいくだけである。ほんと、なんでこいつらは生まれてきたんだろう。 これだけ辛そうな要素を見せつけられると、いかにフラットな目線で見なければいけないと思っていても訝しむのはしょうがないことだろう。まぁ、視聴する本数を削減するぶんには助かるのだが……、これ製作が「バキ」と同じトムスじゃん。……リソースまとめようよ? PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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