最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「火ノ丸相撲」 5→4 ひとまず2クールお疲れ様でした。やっぱりジャンプ漫画ってのは筋運びに安定感がありますね。半年観ていても中だるみがほとんどなくて、毎回安心して友情で努力で勝利の物語を見ることができる。 ただ、残念ながら今作はそこにアニメならではのプラスアルファを付加するところまでは至っていなかった。原作にそこまで思い入れがあるわけではないので構成をいじって序盤が駆け足になったところはそこまで問題にはしないのだが、やっぱりスポーツアニメとしての作画の頑張りがもうちょい欲しかったというのが正直な感想。考えてみれば、相撲ってのも本当に「瞬間の美学」みたいなものが大事になる競技である。野球やサッカーのように何十分も続くものではないので描くべきシーンはほんの一瞬。それでいて、描くべきものが身体と身体のぶつかり合いだけなので非常にシンプル。陸上競技を映像化するのが難しいのと同様、この相撲ってやつを魅力的に(そしてアニメ的に)魅せるのは至難の技である。そう考えると、案外漫画の方が相性は良かったんだよね。一番見せたいシーンを大きく、ダイナミックに切り取ることができるのだから。 もちろん、アニメでも様々な手法を用いてこの「一瞬」を切り取ってダイナミックに見せることは可能なのだろうが、残念ながら今作は筋を追う部分が優先され、あまりそうしたアニメ向きの演出が意識されていなかったように思う。基本的に1枚絵の見せ方は原作コミックの絵に準拠しており、それは漫画なら完成しているが、アニメにして「通過するコマ」になった時にそこまで効果的にならないというか。まぁ、そもそもGONZOの限られた作画リソースでは限界があるってのが最大の難点だったんだろうけども。 とはいえ、アニメで見られて良かったな、という気持ちもあるのは事実。野郎だらけでむさ苦しいアニメではあるのだが、それぞれの個性的な力士に声がついて動きがついて、そこに見える魅力ってのもありますからね。できることなら、今連載で展開されている大相撲編についてもアニメで観てみたいもんである。その時は、もうちょい腰を据えて迫力のあるアニメになると嬉しいんだけどね。実現したとしても、もうちょい原作が進んでからだろうからしばらくかかるかねぇ。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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