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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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revisions リヴィジョンズ」 6→5

 「ファッ? 何も片付かなかったやんけ?!」って思ってたらマジで片付いてませんっていうCパートが来てちょっと笑った。そりゃそうだよな。流石にそこは意図的に「not end」にしてるか。多分2期とかはないだろうが……。

 しっかし慶作はマジで浮かばれないな……最初から最後まで不幸オンリーのキャラになってしまってマジで可愛そう。そこも含めて救済の2期があればベストなんだけど、多分この作品をこれ以上やっても蛇足になるだけだしなぁ。悩ましい。

 まぁ、ぶっちゃけ谷口悟朗作品の中ではあんまりピンとこなかった方。序盤の盛り上げ方とか、身も蓋もないキャラ設定なんかはいかにも「らしい」デザインではあったのだが、1クールの中でなんとなくそれっぽいまとめ方をするためにいろんなところが駆け足だったし、これまでの作品みたいな強力な惹きつけがなく、色んなところがスルッと流れてしまった感じか。ミロの存在なんかがその最たる例で、彼女の存在がもっと重要になるかと思ったら、最後は彼女のあずかり知らぬところで全てが片付いちゃったし、ヒロイン(?)としてのウィエトが弱かった。慶作が本当に救われないキャラになって打ち捨てられたのも悲劇というより「カワイソ」っていうくらいのもんだし、ガイ・ルウ兄妹やマリマリも「いたらいたで物語は膨らんだが、まぁ、いなくても成立するよな」くらいのもの。強烈な個性を発揮したのは我らが大介君だが、最後の改心(?)からラストバトルへの流れもあんまり理屈がないんだよな。ニコラスがどんな存在になっちゃったのかがよくわからないってのが一番の問題だとは思うんだが。随所で面白い発想は見られたのだが、それを一本の筋にまとめられなかったのかな、という感じ。

 「面白い発想」は例えばストリングパペットのビジュアル的な説得力なんかがわかりやすい。ロボットものだけどロボットじゃなくて、中の人が丸見えの状態で動くのでモーションに不思議な説得力が出るのはなんだか楽しい。この組み合わせ方だと確かにフルCGを使っている説得力が増す。ニコラスと慶作の結合体の扱いもなんだか刺激が多く、「芳忠さんと完全ユニゾンできた壮馬が羨ましいなぁ」とか思ってしまう。こうして聞くと芳忠さんの圧倒的な個性を受け止めた上でちゃんとトレスできてる斉藤壮馬の実力が垣間見えて良いな。このままどんどん曲者声優の道を極めて欲しい。

 まぁ、トータルで見れば多方面に賑やかで見どころも多かったので、やっぱり嫌いな作品ではないですよ。できれば、今度はもうちょいエンタメに振り切れた作品がみたいですので、ギアスも落ち着いたところでぼちぼちお願いします。いっそ「アクティヴレイド」の新作でもいいですよ!(ますます無いだろうなぁ)

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