最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?」 5→3 放送中にでもかやのんの結婚報告とかあれば面白いのに、って思ってたけどもちろんそんなことはなかったぜ。結婚前にウェディングドレスを着ると今期が遅れるらしいですが、結婚前にコテコテの母親役をやると婚期はどうなるんでしょうか。 どっかで「恵まれたタイトルからクソのような中身」っていう評価を見たことがある。まぁ、これを「恵まれた」というのも随分歪んだ価値観ではあるが、確かにタイトルの出落ち感が強く、「すげぇタイトルだな」という驚きに一切中身がついてこないがっかり感があるのは事実。「母親」という人類普遍の命題を扱っているのだからいくらでも共感を得たり、ドラマを掘り下げたりする方法はあったはずなのに、タイトルを思いついた時点で満足してしまったかのようなスッカスカのストーリーが、確実に視聴モチベーションを削っていった。 「ラノベ界隈のテンプレストーリーなんて今更中身がどうこういうようなもんでもないだろ」と言われてしまえばそれまでだが、今作の緩み切ったシナリオラインは、単なるテンプレとかベタとかいう範疇を超えた、「形になってない何か」だ。結局主人公と母親の関係をどこからどこに導きたいのかがよくわからんのだよな。母親サイドからは無償の愛を施しにくるが、息子はそれを全力で嫌がるわけでもなくやんわりと受け入れ、時に感謝し、都合の悪い時には邪魔だと文句を言う。まぁ、「息子ってそういうもんじゃ」と言われたらそうなのかもしれないのだが、どうも母親のキャラ設定が相当安易なレベルで固定化した極端なものだったのに対し、周りの反応が振り切れないもんだからどこまでギャグとして処理するべきなのかがよくわからない。そしてストーリーも「母親」という概念をキーワードにして「様々な家庭の母子関係」を描くべく展開していくのだが、数話かけてやるほどの中身や新鮮味があるわけでもなく、特にメディ編なんてのは同じ展開を何度も何度も繰り返して本当に飽き飽きする。何か面白いものを意図的に「天丼」するならその意義は分かるが、どうも本作はそうした意図があっての構成だったとも思えないんだよな。 基盤となるゲーム設定がよくわからないので、「いい話」をしようにもどの程度真に迫った状況なのかもわからず、都合のいいところだけ「ゲームだから」でお茶を濁し、設定の面倒なところを考えないための免罪符にしていたような印象。結局このアニメの展開をやっている間、プレイヤーたちの現実世界での身体はどうなっていたんだろう。もし「画面の中に本当に身体ごと入っちゃう」みたいな超設定だったとしたら、それはそれでギャグっぽくなるのがおかしいだろうし。全てにおいて半端なところで放置されていて、描く側が何をやりたいのかがわからないまま終わってしまったようにしか思えない。 本作を楽しめる要素があるとしたら、1つは「そこまで悪く無い作画」部分だが、これを見てるとやっぱりアニメってのは画だけで何とかなるもんでもないなぁ、というのがよく分かるのである。そしてもう1つは「とにかく茅野ママに耽溺する」という方法であるが、やはりシチュエーションコメディとかシチュエーションラブとか(シチュエーションプレイとか)ってのは設定を練りこんで、入り込んでナンボ。せっかくの茅野パワーも、世界観が空疎では心に響くことはない。同様にかやのんが母親をやっていた「さよならの朝に……」の方は「マ……ママァ……」と泣き崩れることしかできないような中身だったのだから、今作で決定的に足りなかった何かを埋めたい人は、そうした作品に救いを求めるのがよかろう。個人的おすすめは「3月のライオン」ですかね。あっちもママじゃねぇけど。
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