最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
意外にとんとん拍子の第11話。先週の時点では色々どうしようもないと思っていたのに、割とあっさり諸々が解決していきました。どれもこれもそれなりに納得出来てしまったのが凄い。
タイムリミット2週間を強制された地球とキャーティア母船の危機。どこをどう見ても八方ふさがりの状況に、キャーティアシップのクルーは自爆の覚悟を決める。しかし、艦長は意識を失う前に、とっさの判断で最上の保険をかけていた。なんと、艦長権限が騎央に移っていたのである。 艦長が動ける。そのたった1点から打開策が見える。なんとか宇宙にさえあがることが出来れば、騎央が母船を再起動して軌道を変えることが出来るようになったのだ。地球製のロケットでも、とにかく打ち上がる推進力さえあれば残りの部分はルーロスの本体が管理するし、時間凍結はいちかの特製護符で突破。肝心のロケットも、アントニアのコネを使ってギリギリエンジンのみ調達出来た。はるかロシアの地で念願の足を手に入れた面々は、犬の人たちの執拗な攻撃を乗り越えて、いざ宇宙へと向かうのである。 プロットだけを追えば、単にピンチの打開策を集めて宇宙に飛び立つ準備をしたというだけなのだが、なんだか色々なパーツが少しずつ集まってくる感じが、無茶苦茶なのに不思議な説得力がある。猫耳巨乳宇宙人少女の発情期とか書いてるくせに、多分この作品の作者はそれなりにSFが好きなんだろうし、そのあたりの要素もきっちり書きたいっていう意識があるんだろう。フィクション部分の整合性が、ラノベっぽくない。いや、もちろん色々と無茶はしてるんだけどさ。今回は騎央のチートクラスの情報管理能力を除けば、それなりにありそうな展開じゃない? 強いて釈然としない点をあげると、地球内における犬の人の影響力の強さが流石に無茶な気がする。一気に圧力をかけて全てのロケット使用権を封じる手はずを整えるっていうのは、かなり面倒な案件のはず。わずかな期間で全世界の宇宙へのルートを掌握できるほどの実権があるのはちょっと妙だ。何せ犬の人たちは表だって地球との外交を結べていないのだから。裏ルートで繋がってあそこまで出来るなら、実力行使なんて不器用なことをせずに、絡め手でキャーティアの地球侵攻を防げそうな気もするし。 そして、わざわざ宙域への進出を妨害する手はずをうっていたということは、「万が一でもエリスたちに宇宙に飛ばれたらまずい」という意識があったということ。艦長の機能停止やルーロスの駆逐など、細かいミッションを全てこなしていた犬の人たちは、更に最悪の最悪(つまり今回の艦長権限譲渡)まで想定していたということなんだろうか。更に更に、ロシア地下部におけるロケットエンジンの確保にまで目を光らせ、NATO軍に無茶苦茶な軍事演習要請まで出来たり……もう、お前が地球政府でいいよ。 ま、すったもんだはあったけど、とにかく騎央達は宇宙にいけるらしいので、頑張ってミッションをこなしてほしいもんです。これに成功すれば、あからさまな実力行使に及んだ犬の人たちとの関係性も変化しそうだしね。 で、今回はそうしたSFミッションに加えて、いつも通りに真奈美・アオイの恋愛沙汰がさらなる混迷を極めているのも見どころ。アオイは後ろ向きさ加減が全く変わらないのに、開き直って真奈美を責めるという姿勢にまで移行した。わざわざ真奈美の秘めたる思いを刺激してライバルを増やしちゃうあたり、奥手不器用もここに極まれり。真奈美も真奈美で、「女の子がどんな相手のためだったら、命を賭けたり職をなげうったり出来ると思ってるの?!」などと騎央を諭すのだが、このカテゴリーに自分自身が含まれているということに気付いているのだろうか。あなたもCIAへの就職を蹴って騎央を助けているのですよね。意識せずにそんなことを言っちゃうあたり、なかなか意味深で面白い。 アオイはアオイで逆ギレ気味のビンタを炸裂させたりしているが、戦闘機械じみたあんたのビンタは一般人相手に繰り出していい技なんだろうか。あと、騎央を人質に取った密告者と対峙している時に思ったのだが、あのとき両手で相手の銃とスイッチをアポーツしたら良かったんじゃなかろうか。ま、そんなことせんでも、無茶苦茶な狙撃で強引に解決してましたけどね。恋愛対象の男の子に向かって眉一つ動かさずに引き金を引けるってのも、逆に問題がある気がします。 今更だけど、この作品、アバンの彩陽の語りが面白いよね。毎回なんか元ネタがあるんだろうけど、あんまり詳しくないからよく分からないのが残念。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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