最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
突然のミステリドラマ、第10話。本人らは茶化して言ってたけども、コウくん、割と探偵の素質はあると思うよ。彼の場合、一番の強みはどんだけとんでもない状況でも物おじせずにいられる胆力の強さ。ナズナちゃんに振り回されてるうちに、ちょっとしたことでは動じないようになっちゃってるのでね。今回の事件だって、本当なら一介の中学生に解決を依頼するようなもんじゃないしなぁ。 前回が純情ヤンキーのセリちゃんのエピソード、そして今回はあざとメイドのミドリちゃんのお話ということで、この辺の話数は「他の吸血鬼ヒロインの個別エピソード」で埋めていく展開になってるんでしょうかね。コウ・アキラちゃん絡みで真昼の話をもうちょい掘り下げると思ってたのだが……その辺はまだ後でやるのかしら? とりあえず、吸血鬼ガールズの中では一番能天気っぽかったミドリの話なので、今回の話は犯罪がらみであるにも関わらず基本的にはアホが先行する展開になっている。 手慣れたメイド業務をこなすミドリちゃんの方にはあまり見どころはないので、気になるのはどっちかといえば慣れないが故に変な魅力が突き抜けるナズナちゃんメイドの方だろうか。彼女だって一人で「接客業」をやってるんだから基礎的なスキルはあるはずなのに……何故か客の呼び方の時点でひとしきり悩んでしまうという。まー、あんまりお客の呼称で悩む職種ってねぇもんなぁ。「初めてのご帰宅」みたいな独自のワードをうまく使いこなせないと、もしかしたらメイド喫茶は大変な職業なのかもしれません。まぁ、あれからもちょくちょくバイトに入ってるってことは、ナズナちゃん自身も手応えがあったってことだろうし、それを受け入れる風変わりなお客さんもいたってことなんだろう。世の中需要と供給が噛み合えばそれでいいのです。 で、そんなナズナちゃんは今回も単なる賑やかしであり、一応話の焦点はミドリの同僚であるアリサちゃんというメイド。ちなみに中の人で言うとジャヒー様と式守さんなので、やたらテレ朝っぽい番組構成である。なんとなくいい人っぽい顔の裏にちょっとした問題を抱えた少女だったのだが、それを看破したコウ、そして、病巣をなんの抵抗もなく抉ったミドリのおかげで無事に大きなトラブルにもならずに立ち直れたようである。今回の最大の見どころはやはり「人間なんてだいたいの奴が病気」とのたまうミドリちゃんの精神性だろう。吸血鬼サイドから見れば人間なんてものはどれもこれも大した差はなく、勝手に悩んで、勝手に死んでいくどうでもいい存在なのだろう。だからこそ永久に理解できないその精神性を「病気」とバッサリ切り捨ててあまり興味もなさそう。これも吸血鬼のスタンスの典型の1つなのではなかろうか。前回のセリちゃんとは好対照を成しており、あまりに相手との関わり方で悩んでしまったが故に殺意にまで転じたセリちゃんに対し、ミドリは「おかしいのが当たり前なんだし、そんなんでいちいち悩むなんて馬鹿馬鹿しい」と興味すら持たない。普通に考えればそんな奴とコミュニケーションを取ることすら難しいはずなのだが、それでも人気ナンバーワンメイドに君臨してるあたり、やはり吸血鬼は強いのである。 コウのやつも、改めてそんなミドリから「お前も病気みたいなもんだ」と言われてちょっとショック。でもまぁ、こうしてよふかしを続けて吸血鬼との珍妙な交流を続けている人間は確かにまともではないか。コウがきちんと自分の特異性を受け入れて今後のあり方を考えた時に、もしかしたらナズナちゃんとの正しい付き合い方も見えてくるのかもしれない。
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