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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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何が何だか第9話。ただでさえ分からんだらけの本作であるが、今回のシナリオは久しぶりに分からんがてんこ盛りであった。こればかりは「まて次回!」と言うしかないので、正直あんまり書けることもないんだよなぁ。

 とりあえず起こったことをまとめていこう。まず、前回社たちも絡んでいた飛行船突撃オペレーションは、こけおどしでもなんでもなく、本当に大炎上で幕を閉じたらしい。飛行船は当然墜落したであろうし、その実況検分を行うセプター4の連中も大変である。しかし、そんな中に突如紛れ込んだのは、謎の狐面の男達。この怪しげな集団もセプター4同様に全員が同じ制服をまとっており、どうやら現場をあさっていち早く「大事な物」を確保してしまったらしい。

 宗像も必死に探した大事なものというのは、「白銀の王」ヴァイスマンの生死の証である。狐面の男達は、第2王権者である「黄金の王」の配下達。いち早くヴァイスマンの遺体の確保に成功した「黄金の王」は、そのまま持ち去り、何故か宗像とはけんか腰。「王権者どうしがぶつかったら拳で語れ」とかそういう決まりでもあるんだろうか。出会い頭に一発かましておきながら、ブロックされるやいなや「殴りあい? 話し合い?」と尋ねるというなかなかひどいお出迎えである。宗像の方も慣れたもので、じいさんを相手にしれっと遺体検分を要求し、これは一応叶ったらしい。しかし実際にヴァイスマンの遺体がある、ということだけが確認され、その先のことは判然としないのである。ヴァイスマンについては、全ての始まりとなった戦時中のエピソードも明らかになったのだが、結局のところ「石版」の意味が明確になっていないので、とにかく「超常的な何かを引き連れ、人間に変革をもたらそうとしたとんでもないドイツ人がいた」ということが分かるだけだ。

 その一方で、どう考えてもこのヴァイスマンの手のもの……というかヴァイスマンそのものにしか見えない謎の霊魂状物質が、セプター4に監禁されていた周防のもとへ。なにやら抽象的なやりとりは彼らの間で何が行われたのかはっきりとしないのだが、霊魂の台詞からするに、周防の身体を頂こうとしたように見える。何らかの霊的な手段で「次のステージ」を目指した白銀の王に対して、周防が強引に武力でもって対抗した、という構図だろうか。めでたく十束殺しの自供と、逆探知爆破による居場所のサインまで手に入れた周防は、これまでの鬱憤を晴らすかのように脱獄・脱走・大爆発。本気の「王」の力を前に、淡島さんは吹っ飛び、猿比古も赤子も同然。やっぱりツダケンさん、じゃなくて周防は恰好いい。やっぱり吠舞羅の連中が暴れるとこの作品の動画面が活き活きしはじめるんだよな。

 さて、よく分からない状態になってしまったが、とにかく十束を殺したのは「社ではない」ということは確定したと見て良いんだろう。今回の霊魂の動きを見れば操り殺人の可能性が高く、ひょっとしたらあの狐お化けに社が乗っ取られていたということなのだろうか。ただ、その場合には「無色の王」を名乗っていたのがすっきりしないのだけど。「無色の王」ってクロの上司の三輪一言のことだもんねぇ。ヴァイスマンは関係無いはずなんだが。ま、周防は全てを理解した上で動き始めているみたいなので、次回以降の彼の動きを静観するしかないか。次回予告映像ではまた宗像とホモホモしいことしてたんですけど、大丈夫なんですかねぇ。ちなみに、個人的にはまだまだ菊理ちゃんが頑張って登場してくれているのが嬉しいのです。それだけでいい部分もあるので、今週メインの3人が出てきてないことすら忘れていました。まさかの浪川先生も、呼ばれない週があるとは思ってなかっただろうな。

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 ア、ア、アンツィオー!! 第7話。まさかの展開にイタリア人騒然。まぁ、戦争小話だと必ずオチを任される安定のヘタリアだからなぁ。サブタイトルが詐欺じゃねーかと思ったが、「次はアンツィオDEATH!」という凸守風タイトルだと考えれば納得出来た。

 1回戦と2回戦の間をつなぐ合間のエピソード。相変わらず尺が短いのでやらなければいけないことがてんこ盛りになっており、修行パートはダイジェスト仕様で大忙しだ。なんでこんな大事なときにおばあ倒れてしまうん、と思ったが、一応あれが麻子のバックストーリーってことなのかなぁ。おばあの人柄が知れたところで麻子の見方が変わったわけでもないんだけど。「おばあさんを見て、麻子が単位を取らなきゃいけないし卒業したいって言ってた理由が分かったわね」とは言われてたけど。そうか、俺に足りなかったのは口やかましいおばあだったんだな……(注:おばあがいても遅刻は減りません)。

 残りのパートは、大洗チームの友情を深めるイベントと、戦車を探してのパワーアップイベントが描かれる。パワーアップの量については相変わらず戦車の知識が無いからさっぱり分からないが、まぁ、アンツィオ戦で勝てるくらいの増強は出来たのかな? 使えないと噂の八九式が入れ替わっただけでもそれなりなのだろう。何故空母の下層部に戦車があったのかとか、何故そこいらの湿地に戦車が埋没していたのかとか、相変わらず謎は多いのだが、その辺を気にしたら負け。まずもって、何で学園が母艦なのかっていう説明があまりに適当だった時点で、突っ込んだもん負け。一応乗組員らしい部外者の様子も描かれていたが、果たして彼女たちは何者だったのだろう。学園の生徒、教師陣以外にも、ちゃんと母艦を運航するためのクルーがいるってことなんだろうなぁ。

 ま、そんなことはさておき、やはり焦点となるのは女の子たちの交流である。麻子の家庭環境同様、今回はみほの壮絶な過去も明らかになった。あまりにも予定調和のような「戦車道が辛かった思い出」なわけだが、どう考えてもみほが責められる道理が無いのがこの世界の無体なところ。試合中に戦車が川へ転落、みほは咄嗟に救助に向かったことで負けてしまったわけだが、あの状況から救出に向かわない方がどうかしている(二次遭難の可能性はあるが、とにかく心配せずに試合を続けられるわけがない)。あの状況でも「安全面には配慮しているので大丈夫」と言えてしまう世界なのだろうか。砲弾の質だけでも突っ込みどころだらけだったが、荒天時の崖っぷちで試合をしている時点で、運営側に問題があるとしか思えない。しかし、それでも西住流は勝つことこそが絶対なので、みほの判断は責められるという。どうかしてるぜ!

 みほの苦い思い出を共有し、更に一致団結するあんこうチーム。各々の得意分野を活かし、みほの負担を少しでも軽くしようと手を結ぶ。事務処理の華、システム関係の秋山殿、そして操縦を指導する麻子と、意外にも適材適所で問題は片付いていくのだが(麻子は微妙だけど)、沙織はあれでいいんだろうか。「恋愛関係は私に任せて!」って言ってたけど、当然彼女は……。一年生の中に「最近彼氏と別れて」って言ってた奴がいた時点で、経験値はそっちが上だろうに。まぁ、後ろ盾が無くとも何となく信用されるのが沙織のカリスマ性なのかもしれないけど。その他、秋山殿は突出した知識で幅広く活動がサポート出来て、特に歴女チームとの交流が深く、華は持ち前の肝っ玉で生徒会をサポートしながら少しずつ戦車道への理解を深めている。最初は寄せ集めだったはずの仲間が、少しずつプロフェッショナルへと変わっていく様子を見るのはどんなジャンルでも楽しいものだ。

 準備が整い、次はひよっこたちもそれなりに見栄えがするようになっての3回戦。なんだろう、こんだけ駆け足なのに、それなりに要素は足りているように見えるのが不思議なところである。ちなみに、「足りてない」ことで有名なクズ眼鏡こと桃先輩であるが、今回も舌好調は止まらず、とにかく怒号を飛ばすことに余念がない。自分ではピクリとも動かずに戦車探しに文句を言い散らして「まだ見つからんのか!」と叫ぶ様は、実に見事な無能上司である。でも、一応生徒会室ではちゃんと仕事してる様子も見られたんだけどね。「いつも通りつかえねぇな」とほくほくしながら見ていたのだが、今回はラストのお風呂シーンで味方全軍に指示を飛ばしている姿も見られた(まぁ、締めは当然みほにやらせたわけだが)。考えてみれば、総責任者である生徒会長があの性格なので、正しかろうが間違っていようが、とにかく偉そうに命令を出す役割っていうのは目印代わりに置いておいた方が集団はまとまるのかもしれません。なんだい、クズ眼鏡のくせに役割はあるんだな。

 超余談だが、今回ちょいと登場した風紀委員の子、そど子ちゃんの声が面白かった。誰なんだろうと思ったら、某所でちょいちょい話題に出てくる井澤詩織であった。確かに面白い声だな。

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ならばよし! 第9話。もう、文句言う気は一切ありません。タイトルに偽り無し。中二病が恋した話だった。

 凸守はすごい奴。

 森サマーはすごくいい奴。

 そして六花はすごくかわいい奴。

 ならばよし! もうね、なんかね、それだけですけど。なんで六花ってあんなに可愛く見えるんだろう。メインヒロインが何の臆面もなく可愛いのって珍しい部類じゃないか。やっぱり素が出てしまったときのナチュラルな反応がいいんだよなぁ。どうしたことだこれは。Aパートでは必死に否定していたはずの恋心を、森サマーに言われたらあっという間に認めてしまったのは、本当に「恋愛感情だと認識していなかった」ってことなんだろうか。森サマーがあんな胡散臭いハウツー本を持ってるのは占い・風水関係の流れで分かるとして、あんだけストレートな(間違ってもアドバイスとは言えないような)ひどい記事を鵜呑みにして猪突猛進してしまう六花が意外だ。そこは世俗の観念に負けずに邪王真眼を貫いてくれよ。結局、この展開で一番損してるのって凸守じゃないか……燃えろ凸守。何とかして君のマスターを取り返すデス。

 とりあえず踊って落ち着こう……。これだから人間は……

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寿司喰いながら煙草吸うなよミナミ博士、第20話。愉快な連中だとは思ってたけど、食事だけは一緒にしたくないタイプだったか。

 前回が愉快すぎる爆弾親父の話で、この作品の良いところ(?)が堪能出来たわけだが、そんな愉快な雰囲気はあくまで前哨戦、ついに回り始めた「新しい世界」の設計図が、少しずつ明らかになってきた。今回は、これまでこの「ヨルムンガンド」に登場したくせ者どもが一気に再登場し、あたかも大同窓会のような趣である。先陣を切ったDr.マイアミを起点にしてショコラーデ・スケアクロウ・ブックマンのCIA軍団、これまでココとは敵対したこともあったCCAT社トリオや、愉快な舞台女優、トロホブスキー氏も参戦。もちろんその中にはあのキャスパー・ヘクマティアルの姿もある。これだけ面倒な連中が揃い、お祭り騒ぎの様相だが、事態は粛々と進行している。このアツさと極端ないかがわしさがこの作品の真骨頂といえるだろう。未だ明かされぬココの「ヨルムンガンド」とは一体何なのか、ヨナ坊も困っていたが、視聴者もその思わせぶりな言動にハラハラしっぱなしである。

 私は原作未読の人間なので、断片的な情報以外にこの物語の結末を知らない。おかげで今回は完全にヨナやカリー社長あたりと同じ気持ちである。確かにココやDr.マイアミの動きを見る限り、「武器商人のあり方」が変わりつつあるのは事実であり、キャスパーも動いた大がかりな仕掛けは「新たなビジネス」という意味合いだけでも大きなものだろう。「兵器展覧会での演説」というよく分からない舞台を観に世界各国の「怪しげな連中」が大集合しているわけだし、「並の」武器商人ならば、この発表だけでも人生を賭けるだけの意味があるだろう。しかし、ココ・ヘクマティアルに出会ってしまった人間は、「こんなところでココが満足しない」ことも重々理解しているようだ。トロホブスキーさんはどこまで正確に察知しているのか定かでないが、「ビジネスだから」ではなく「ココだから」という理由で行動を始めた連中が、今後どのような立ち位置で彼女と絡み始めるのか。このハラハラ感はしばらく続きそうである。

 ホント、わずか1クールちょいしかこの世界とは付き合っていないはずなのに、大挙するサブキャラ達の共演だけでも何故かボルテージが上がる。夢の対決であるカレンVSミルド。お互いに「バルメにボコられたどうし」の対決だが、気付けばカレンさんがなんだか美味しいキャラになってしまった。Dr.マイアミとの温度差のおかげで一際キャラが立った感があるな。また、2人をなぎ倒したバルメが今じゃあんな状態なわけで、世界的に見れば最強クラスの連中のはずなのに、どこか道化になっているあたりが愉快である。これにチェキータさんまで加わると、どんな地獄絵図が展開されるんだろう。また、女同士のつきあいというと、互いに「友人だ」と認め合うDr.マイアミとココの関係性も愉快である。くせ者はくせ者を理解し、この2人だけは「次の世界」を知っている。一見すれば単なる小娘2人なのだが、その裏に潜んだものの大きさが、そこかしこから見えてしまうのが恐ろしい。今回のアバンを観ていての感想は、「やっぱり薔薇様って怖いな」であった。白薔薇がシステムを作り、黄薔薇がそれを使って世界を動かそうとしているのだから。一方その頃、紅薔薇は戦車にのってハズレ弾を連発していた。

 何故か「強い奴」に女性ばかりが固まっている恐ろしい世界だが、野郎共だって負けちゃいない。今作が始まってから1度たりとも美味しい思いをしていない気がするスケアクロウさんには頑張ってもらって、せいぜいショコラーデさんの食費を稼いでもらいたい。そんなスケアクロウを使ってじっと動かないブックマンの存在も気になるところだが、どうも前回のヘックスの件以来、彼もココ派に傾きつつあるようで、これまでのような利害関係よりも「あのねーちゃんが何をやらかすのか」っていう部分を楽しんで観ているような気もする。食えない連中ばっかり。ブックマンほど情報が伝わっていないカリー社長も気が気でない様子だが、彼の場合はそれを差し置いてもあまり様子が芳しくないらしく、弱気な発言も多かった。何でこの世界のいかがわしい連中は、商売に詰まるとレストランで働きたがるんだろうな。

 そして、そんなすれっからした連中と一線を画すのが、我等がメインヒロインのヨナである。今回もマスコットぶりを遺憾なく発揮していたが、残念ながら彼にもココの目的は伝えられていない。「まだ何も分かっていなかった」という寂しげな独白は、彼が今後ココと付き合っていく上での道行きの険しさを示しているようだ。今の関係性から2人が決裂してしまう図は想像出来ないのだが……何が起こってしまうのだろう。それにしても、他の部隊の連中もココの目的はしらされていないのだろうか。レームあたりはその辺も分かって付き合ってるようにも見えるんだけどね。バルメは……うん、何が起こっても変わらないだろうな。

 超余談ですが、ようやく「ラジオ・ムンムンガンド」のDJCDを買ってしまった。聞き逃した奴もあったし、何より特典音源が聞きたかったから。もう、ホントにひどかったけど。酒飲んで記憶飛ばす人、酒飲んで記憶飛ばす人、そして酒飲んでおしぼり飛ばす人の3人のトークだもの。ひどいに決まってた。ファンにとっては永久保存版の記録です。

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 幕引きが「家ぐも」→「夢ぐも」だったのがちょっと笑った、第8話。いや、絶対たまたまなんだけど、なんかいつものオチの雰囲気と少し違ってたから印象に残ったんだろうね。

 さて、史上2回目のやまぶき祭がいよいよ開催。美術専門校での学園祭っていうと突拍子も無い規模で行われる現実離れしたイベントのイメージが強いのだが、やまぶき祭は案外「まぁ、高校生ならこれくらいだよね」という身の丈にあったものになっているので、案外リアリティもあって親身になってみることができる。ある程度自由に父兄なんかも参加してるイベントなんだろうけど、画面を見てるとそこまで外部来場者が多いようにも見えなかったり、案外アットホームなイベントのような気もする(ちらほらカップルの姿も確認出来るんだけどね)。

 どうでもいい設定ついでだと、いつも気になるのはこの学校の男子の比率。今回は特に乃莉のクラスが珍しく男子メインで動いていた様子が見られたので、普段一体どこでどのように蠢いているのかが見てみたくなる。多分生徒の人数比でいったら女子の方が多いだろうから、普段は隅のほうでひっそりしてるのかなぁ。ゆのっちのクラスの男子の人数は明らかになっているが(吉野屋先生による始業時の席替えのエピソードより)、普通科も同じくらいの比率なんだろうか。

 で、そんなゆのっちのクラスの出し物はお化け屋敷に決定。定番中の定番だが、吉野屋先生が多数決で不正を働かなかったのが意外といえば意外。クラス委員がちゃんと見張っていたのだろうか。そういえば、クラス委員(?)が真実さんなんだね。担任がアレでついでに宮子までいるクラスをまとめるのって結構大変だろうなぁ。しかし、そんな宮子がアクシデントで負傷。完璧超人宮子がこういう形で迷惑をかけるのは珍しいことだが、例によって手が使えなければ使えないなりのスペックを発揮するところが宮子なのである。普通なら利き手が封じられたら日常生活にも結構な支障が出ると思うのだが、その辺はいっこうに苦にしてなかったしな。ま、日常生活でも全てゆのっちのサポートが入るっていう前提があればこそだとは思うけども。どこまでもたくましい子だよ。最後の張り紙を使ったメッセージ伝達なんか、もう超人っていうかエスパーの域だし。いや、それに気付いたゆのっちも凄いけども。

 その他のメンバーは、なずな氏がよく分からないクラス展示、乃莉っぺは劇の小道具係を務め、沙英ヒロ夫妻はうどん屋を経営。なずな氏のクラスの展示は一体どんなものなのか、見たことがない世界なので想像がつかない。大量の風船が敷き詰められた部屋って、怖くね? 実際には歩けるくらいの密度が維持されているのだろうか。そして、乃莉っぺは特に何も無いと思わせておいてのサプライズ出演。去年は宮子が馬で、今年は乃莉が牛。ひだまり荘の住人は必ずそういうことをする星の下に生まれている。それにしても、なかなか強烈な劇であった。ロミ夫役・下野紘、ジュリ恵役、平川大輔。これに今回顔を出したゆのパパの水島大宙を加えると、なんか分からんが凄い組み合わせのユニットが作れそう。しかし、こんだけ男性陣がいるにも関わらず、最後のフォークダンスは乃莉×なずな、ゆの×宮子の組み合わせなんだけどね。ゆの達はよいのだが、なずな氏は完全に乃莉に惚れてる顔してますわ。

 そんなこんなで学生たちが大活躍していたわけだが、今回のMVPはいつも通りの吉野屋先生だった気もする。後夜祭のフォークダンスへ乗り込もうとして校長に阻止された時の「あ゛〜〜〜」って声が楽しすぎた。どっから声出してるんでしょう。

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<以下の文章は、放送当時に執筆されたものである>
 
 
○第20話「地獄博士 対 地獄少女」
 脚本・小中千昭  絵コンテ・名村英敏  演出・吉田俊司  作画監督・萩原弘光

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 11月あたま、首都圏の大学では数々の声優イベントが行われており、財政難で上京できない私はぐぬぬ状態。でも大丈夫、関西だってイベントはあるのさ! 実は当日京大に新谷がきていることなんかを知らなかったりもしたけれど、私はこちらで充分だもの。というわけで行ってきました、同志社大学。
 
 同志社の今出川キャンパスは以前若本規夫が来て以来の訪問になると思うのだが、改めていつのことだったかと確認したら、若本講演会は2005年と記録されていて衝撃を受けた。7年前……だと?…… ……あれから私も大きくなって、相変わらず声優イベントに参加出来ました。ありがとう。
 
 というわけで、今回は「もえせんラジオ」で卓越したコンビ芸を披露してくれた、みっことダチャーンのグラマラスコンビ。2人の絡みがどういうテンションになるのかは大体知っているわけで、イベントも多分そういう方向になるんだろうな〜〜、と思いながら参加したわけだが……うむ、1ミリもずれなかったな。休憩時間も含めて2時間弱というイベントだったのだが、トークの8割は乳である。これが比喩でもなんでもなく、マジで徹頭徹尾、乳である。このブレなさは本当に恐ろしい。よって、イベントの様子がどうだったとかいうことを書く必要は一切無く、「どんなトークだったか知りたければもえせんラジオとか聞けばいいじゃない」で片がつく。宝塚が安定感のある演目を何度もアンコール公演しているのを見ているような、そんな心境。
 
 しかしまぁ、生で見る2人の素晴らしいことといったら。写真なんかでみるとダチャーンのマウンテンの存在感が圧倒的なわけだが、舞台で動く様子、単なる立ち姿などを見ていると、やはり新井里美のモデル体型が不動の完成度を誇る。そりゃま、みんな口を揃えて「できるOL」と称するわけだ。しかも今回の舞台衣装はチャイナ風でスリット入りのワンピースという実に実に困ってしまうもので、時間いっぱいみっこタイムであった。そして、紹介文で「1000の声を持つ」というどうしようもないハードル上げを喰らったにも関わらず、そこはきちんと声優という仕事で応えてみせるスキルも十二分。寸劇パートも多く用意されていたおかげで、声音を操るみっこワールドが堪能出来た。
 
 一方の原田さん。こちらは、多少語弊はあるかもしれないが、私の中では「小林ゆうと同じカテゴリ」に含まれる芸人である。つまり、「どこまで『作り』かは分からないが、これを作りで演じきれるとしたら、もうそれは才能として認めてしまっていいだろう」という枠。サービス精神の権化であるダチャーンは立っているだけでもある意味完成形だが、突っ込み役を安心して任せられるパートナーと並べば爆発力は無双。お絵かき課題での無駄な才能、登山家としての「いつもの」お仕事。OK,それがファンの望んでいたものだ。この日は遅れてきたバースデイサプライズなどもあり、常にダチャーンを中心にイベントは進行していた。この芸風だけで2時間イベントを回しきってしまうのだから、そりゃぁ立派なものだ。誕生日絡みってことで何度か「実年齢は……」みたいな話になっていたが、なんか「年齢非公開」まで含めて完全にキャラとして定着してるってのはずるいよな。ゴトゥーザ様も自分の不可解な年齢設定をネタにしてたし、「年齢非公開」っていうネタは案外無粋なものではなく、今後もいじれる良いファクターなのかもしれない。
 
 あとは……特に書くこと無いです! とにかく笑いっぱなしだったので文句なしです。一応特記することといえば……ひだまりの現場報告だろうか。みっこが一回だけゲストできた回(6話だっけ?)繋がりで、話題は「ひだまりの現場での登山家原田さんの活動」へ。「あの現場は立派なものをお持ちの方が多いんです」とのことで、新井さんは「そだね、新谷良子ちゃんとかね」と返事をする。しかし原田さんは「私、新谷さんは脚が好きなんです」と回答し、続いて「阿澄さんのところにも行くが、彼女にはいまだ拒絶される」と語る。「阿澄さんはさわりに行くと『フーッ!』『シャーッ!』ってうなる」「おさえに行くとドンと突き放される」とのこと。そんな様子だったので、ゲストでお姉様が来たときは嬉しくなって後ろから遠慮無く抱きに行ったらしい。音響監督含め、ブースの外では大人の人たちが「また原田がやってるよ」と苦笑いしてましたとさ。めでたしめでたし。…………容易に脳内再生出来るのが恐ろしい。話題の途中で「ねぇ、松来さんは? 松来さんについては?!」と叫びたい衝動を抑えるのに必死でした。

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 弱い、ショボい、ゲスい! 三拍子揃って蟹座祭りの第34話。いやぁ、まさかここまでのものを見せてくれるとは……結局シラーさんはほとんど活躍もなく、前の2人と違って復活・改心フラグも無し。ザ・パーフェクト・蟹座。

 まぁ、一番絡んで得しないように見えたユナとぶつかった時点でかなり望みは薄かったわけだが……それにしても今回の扱いったらどうだろう。ハービンジャーさんには大きな役割があった。聖闘士の分割転送と、光牙に対するセブンセンシズ指南である。結局光牙は未だセブンセンシズの高みには到達していないようなのだが、ハービンジャーさんのトレーニングのおかげで、光牙は鬼気迫る意志を見せつけ、それなりの幕引きで主人公の矜恃を守った。2番手パラドクスさんはイロモノとしてのおいしさもさるものながら、龍峰とは親父さんを通じた心の交流を図り、見事にセブンセンシズ一番乗りのお膳立てを整えて見せた。きっちりこれまでのジェミニ像を打ち壊す新しさを見せつつ、それでいてどこか憎みきれないような、不思議な魅力も残していた。

 さて、蟹座である。登場回でいきなり大技「積尸気冥界破」を見せてしまい、その後どうするんだよ、と思っていたら、なんと手負いの龍峰・光牙コンビに後れを取り、自らも積尸気送りにされるといううっかりっぷり。先代デスマスクさんですら、そんな間抜けなことはしておらず、あくまで自分の意志で黄泉比良坂に出向いていただけだったのだ。シラーさんは「死ぬのが怖い」というとんでもない理由で黄金聖闘士になったという絶望的な志望動機を明らかにした上で、うっかり油断して自分の技を喰らい冥界送りになったのである。もう、この時点でかなりのうっかり屋さん。更に、アリアの話で光牙をブチ切れさせ、闇の小宇宙という忘れかけていた光牙の特性を無理矢理覚醒させ、なんかしらんけど勝手に怯える。いや、どう考えてもお前も闇なんだし、落ち着けよ。光牙の処分はユナに任せ、残ったユナくらいだったらどうにでもなるだろう、と高をくくるものの、まさかの突発的セブンセンシズ覚醒。龍峰はそれなりに理由があったから良かったが、今回のユナのセブンセンシズは全く理由が分からず、「単にシラーさん相手にムカついたから」というくらいにしか思えない。

 最終奥義対決では「積尸気冥界りんぶ(輪舞?)」という新技を放つも、ユナも大技を炸裂させたおかげで特に見せ場も作れぬまま返り討ち。哀れ遙か彼方へ吹き飛ばされ、血の池へ落ちてジエンド。どう考えても、ありゃぁ復活フラグも改心フラグもない。純粋な「悪役の最期」である。なんじゃいこりゃぁ。

 まぁ、「だって蟹座だし」の一言が説得されてもいいのだが、まだデスマスク先輩の方が「みっともなく暴れる悪役」という性格で見せ場があっただろう。シラーさんの場合、理由無きセブンセンシズの犠牲になるという、本当に可哀想な事故死である。更に黄金聖闘士への志望動機が本当に情けなくて、生きたいがために死人を司る能力を手に入れてしまったというのも悪ふざけが過ぎる。なんかもう、救いようの無い単なる駄目な奴だった。さようならシラーさん。せいぜい全国の蟹座の皆さんの無念を抱えて沈んで下さい。きっとデスマスクさんみたいに、今後スペクターとして復活する未来もあるさ。

 今回はキャラ作画にちらほら怪しい部分が見られるなど、どうも物語全体の構成としても中休みみたいな印象が強い。「蟹座だからみっともなく死ぬよね」ということは理解出来るのだが、それにしても適当すぎる処分だったように思える。ま、だったらどこまで暴れたらいいかと言われると返答に困るのだが……せめてユナが覚醒するところでもうワンクッション置いておくれよ。突然すぎたら、そりゃシラーさんだってびびるっちゅうねん。その前にあった闇の小宇宙復帰イベントについては、現時点ではその意味も取りかねる。光牙という主人公が光と闇を織り交ぜた複雑な存在であることは思い出せたけど、今後はこの闇に打ち勝つことでセブンセンシズに目覚めるってことなんだろうか? でも、打ち勝つもなにも、単に光牙が体質的に闇属性だったんだから、それをフルに燃やすのが筋ってもんだよなぁ。ここで借り物の光属性を際だたせて転職しちゃう方がよっぽど不誠実だろうに。うーむ、光牙はもう1イベント挟んでスタンスを明示しておく必要があるかもなぁ。やっぱり射手座イベントなのかしら。

 次回はそういや忘れてた、エデンさんの立ち直り試練である。獅子宮はどうなるのかと思っていたが、どうやらわざわざ現地に赴かず、どこか謎の場所(十二宮のてっぺんなんだろうか)でくすぶっていたエデンさんがミケーネとぶつかる。まぁ、流石にそろそろ合流してもらわないと、こちらとしても応援のしようもないで……ただ、久しぶりに復帰する、単に「めっちゃ強い奴」だったエデンと、同様に「多分めっちゃ強いだろう黄金の奴」がぶつかるだけって、すげぇ地味な気もする。ミケーネさん、せめて少しでも盛り上げて下さいよ。

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今思うとくじ姉の「不幸設定」ってほぼ無かったことにされたよね、第6話。マイナス編で善吉の師匠役をかってから単なる面倒なツンデレみたいな扱いだし。あ、でも叶野戦では絶頂してたし、どっちかっていうと制約から長所にステップアップしたって考えるべきなのかな。まぁ、元々マイナス寄りっていう設定だったし、球磨川同様に仲間になってプラス変換させたってことなんだろうな。

 さておき、毎度毎度で申し訳ないが、原作の構成との対比である。なんと、今回は2期が始まって初めて、アニメ1話が原作2話分、つまり1期と同じだけの余裕を持った構成になっている。最大時には4話強という信じられない詰め込みを行っていたのに、ここに至って突然構成が戻ったのだ。驚きもしたが、おそらくこの黒神家を巡る過去エピソードなどの重要事項は削ることが出来なかったということだろう。アブノーマル編は原作であと十数話残っているが、アニメが13話とすると残り6回でこれを消化することになり、大体1回あたり原作2話強の計算。まぁ、尺はそれなりにつじつまが合っている。アブノーマル連中で時間を割いて描写すべきは誰かと言われれば、そりゃまぁ名瀬ちゃんだろうし。

 もちろん、余裕が出たとは言っても原作は相変わらずネームがぎっしりなので、今回のエピソードもきつきつに詰め込まれて大忙しの印象は変わらない。今回主にしゃべっていたのが真黒さんと名瀬ちゃんの2人だったので、基本的にはこの2人の掛け合いを楽しむだけのお話になっている。何故か「パンツを穿いた女子が云々」のくだりをアバンとアバンあけの2回で繰り返し、先週の引きも合わせると3回も言ったのは謎であるが、それ以外のパートも色々とズレた会話が見どころ聞きどころ。相変わらずサービスも盛りだくさんで、極端すぎる名瀬ちゃんの体型に加えて、古賀ちゃんだってスタイル抜群。この2人のペアは作中でも一番ほのぼのできるよいカップルである。おかげで主人公はどんどん影が薄くなっており、ラストで登場しためだかちゃんは、原作で披露していたパンチラがカットされるという扱いになっている。まぁ、今回は仕方ないわなぁ。

 ほぼ原作通りに展開してくれたので、今回は特に書くべきことも無い。高千穂・宗像両名は過去話がほぼカットされていたというのに、黒神家兄妹物語はほぼフルで収録。ブチ切れてしまったくじ姉の咆哮も完全再現で、くじ姉ファンも大満足である。考えてみりゃ、くじ姉の中の人は神原駿河で一度西尾維新フレーズのトレーニングが済んでおり、独特の言い回しの経験値が高いのだ。おかげでくじ姉の台詞回しは完璧。また、今回は原作のかなり細かい台詞でも拾ってくれている部分があり、めだかちゃんの「いやん可愛い」なんかは真っ先にカットされると思っていたので入っていたのはかなり意外だった。出来たら宗像戦もこれくらいのペースでやって欲しかったなぁ。あと、アニメになって追加された、「アニメになって良くなった部分」としては、名瀬ちゃんがマスクを外したときの演出がある。原作だと単に包帯を解いただけだったが、アニメでは解いた後にアホ毛がわざわざピンと立つっていう演出がある。黒神家の象徴(?)であるアホ毛が包帯を解いた瞬間に現れるっていうのは、実に気の利いた設定じゃないか。

 さて、名瀬ちゃんはたっぷり時間を取ってもらっているので、ひょっとしたら来週も原作2回分で名瀬編が決着、くらいのバランスか。もしそうなら、多分行橋戦にちょっとしわ寄せが行くな。そしてもちろん、その前にはあの「裏の六人」が控えているのだが……突如現れる6人の噛ませ犬のキャスティングはどうなるだろうか……全くイメージが無いからどうでもいいんだけど、楽しみではある。

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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