最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
大原さやかが退場したと思ったら同じようなポジショニングで田中理恵が出てきた第9話。この作品が狙っているのは萌え好きでもロリコンでもねぇ。Mだ。
バトル展開一切無しで、そういう要素を見たいと思っている人間としては「フーン」という程度のエピソード。とはいえ、ここまでで登場したキャラクターが何だか平和な日常を送っていることが分かり、その他の連中も何だか和気藹々と楽しげに過ごしているのを見ていると、これはこれでいいような気もする。白穂の楽しそうな様子が百合百合で素敵。更に小倉唯が登場し、新旧ロリっ子対決の様相を呈した謎の拷問具萌えキャラ大決戦が巻き起こっているのである。サヴァレンティも合わせるとどこぞのバスケチームにも見えるな。年齢で見たら、フィアの中の人はダブルスコア以上……いや、なんでもない。16歳と17歳だからほとんど一緒くらいだね! 今回もきっちり大沼節の出ている賑々しい画面だなぁ、と思っていたら、なんとコンテはナベシンだった。くそっ、こういう小器用なことが出来るのが憎たらしいところだぜ。しかし、これを見てると何だかSILVER LINKが大沼演出しか出来ないスタジオみたいに見えてきて怖いな。まぁ、シャフトが新房演出一辺倒になっているのに比べればなんの問題もないけどさ。あ、でも今回から入れ替わったオープニングとエンディングは実に見事だった。特にオープニングは情感たっぷりの映像がキタエリの落ち着いた声質に合わせて実にスタイリッシュに決まっていて、一発で気に入りましたよ。なんでわざわざ1クールでオープニング入れ替えてくるんだろうと思ってたんだけど、こうして聞いてみるとどっちも捨てがたい。キタエリはゆかりんクラスの歌い手にまで成り上がれるかしらね。 PR
去る11月26日に、京都大学で行われた学祭イベント、「山本寛講演会」に行ってきました。個人的には曲がりなりにもファンをやっているつもりなので、わざわざやってきてくれたのに観に行かない手はないでしょう。多少体調コンディションが悪かったり、事前募集で定員割れを起こしている感じが不安だったり、色々と悩みもありましたが……
でも、実際に行ってみたら、ちゃんと開会前にホールが埋まるくらいの客は入っていたし、2時間の講演会というしんどそうな中身なのに一切中だるみすることなく盛り上がったし、充分な成果が出ていたんじゃないでしょうか。そして、私としてもようやく「業界人」山本寛(以下、親愛の意味も込めてヤマカン)を生で見て、その生の声を聴くことが出来たので、色々と貴重な経験になりました。基本的に声の大きい人なので目新しい情報なんかは特に無かったのだが、彼の話を聞いたことで色々と思うこともあったので、今回はそれを多少なりとも真面目にまとめてみたいと思う。あの講演を聴いたら、「とりあえずネットでも声を上げてみればいい」という風にも受け取れたしね。 ちなみに、別段メモを取っていたわけでもないので氏の発言については正確に再現出来るわけではないし、私の受け取り方によっては、発言者の意図を正しく受け取れていない場合もあることを先にお断りしておく。まぁ、でないとヤマカン絡みは色々と面倒ですからね。なお、細かい内容については、悪意があったり無かったりする様々なまとめサイトでも見られると思われるので、内容だけを知りたい方はそっちを調べることをお勧めする。
ケイネスセンセにサヨナラ、第9話。ホントに救いの無いお話だよなぁ。学生に恵まれず、サーヴァントに恵まれず、あげく嫁にも恵まれず……才能ある人間っていうのは、こうして艱難辛苦が絶えず襲いかかってくるものなのですね。
そんなこんなで、今回主に描かれた陣営は2つ。1つは当然ランサー陣営で、今回から本領を発揮し始めたソラウさんの外道っぷりが存分に楽しめます。基本的に私はM気質なので虐められる状態は割と楽しく見られるのですが、ソラウが面倒なのは、中途半端に女としての部分を残してしまっているところである。彼女が立ち上がった理由にはもちろん彼女なりの克己心、物欲も含まれているのだろうが、その背後にあるのはランサーへの呪い混じりの恋慕の情。おかげで彼女は、自分でも望まないうちに、何が何でもランサーを自分のものにしたいという抗い難い欲求に縛られてしまっている。おかげで、ケイネス先生には容赦無い鬼嫁を演じられるのだが、ランサーが相手だと単なるアホな尻軽女になってしまう。これでもしランサー自身が単なる悪党で、ソラウをケイネスから奪い取ったことに喜びでも感じてくれれば一風変わったNTRとして楽しく見られる部分もあるのだが、肝心のランサーさんが何一つ嬉しくないという本当の誰得状態になってしまっているので、見ている方としてはモヤモヤしっぱなしだ。ま、呪いを抜きにしてもソラウさんはちょっとおつむが駄目な気もするけど……彼女が令呪を受け継いで戦う大義名分はそれなりにあるんだし、脅しなんかかけずに何とかケイネスを説得できれば、ランサーだってついてきてくれると思うんだけどね。 そして、そんなギスギスした人間関係は他にも多くあり、結局未だに会話すら出来ないちぐはぐグループであるセイバー陣営は、切嗣がアホの子セイバーに腹を立てて単騎での出陣。ま、今回ばかりはセイバーにも非があるし、仲が悪いのはどうにもしょうがないので今更関係回復は望まないけど……なんか不憫だよね。特に板挟みになったアイリが。最終的に切嗣とセイバーの間で和解して真の友情パワーとかに目覚めてくれればめでたいのだが、どうやらそうはならないらしいしね。今後も各陣営、ギスギスした雰囲気を存分に発揮してもらうことになりそうだ。 そんな難しい人間関係をものともしないほんわかハートフルコンビが、今回第2の主役となったライダー陣営であろう。ついにズボンを手にした征服王は、すっかり単なるおっさんに成りはてて俗世に完全順応。酒をかっくらってからの征服活動は、どこぞのイカの子もかくやという適当さ。それでも、ちゃんと聖杯のことは忘れていないわけで、ウェイバーの努力もちゃんと見てくれているよいおやっさんでもある。他の陣営と違い、サーヴァントが少しずつマスターを認め始めているのが分かる、すごくまっとうな主人公気質。褒められて悪い気がしないウェイバーも、少しずつライダーの器の大きさを受け入れることが出来るようになるんでしょう。ライダーの気質と真反対の特性を持つキャスター陣営の悪行を目の当たりにすることで、少しは聖杯戦争の参加者としての気位の高さも芽生えてくれれば何よりである。 それにしても……アサシンあと何体おんねん。
子安が演説かますと内容がどうあれ絶対企んでるようにしか聞こえない第20話。そんなに世界が間違ってると思うなら、いっそ月光蝶ですっきりさせてしまうのはどうだろうか。
さて、前回に引き続いて、感想はもう、「分からないな!」の一言だけ。個々の現象として何が起こっているのか、どういうドラマが描かれているのかは問題無く理解出来て、1つのストーリーとして受け止めることが容易であるにも関わらず、この1話で描かれたドラマが、全体にどのように関わっているのかが分からないという、実に恐ろしい状態になってしまっている。それもこれも、全てスタッフの悪意ある「作意の隠匿」によるものだ。この作品はメインキャラが動き回る表層上のレイヤーに加えて、徹底的に記号化されて背景に落とし込まれた「ピクトグラム」の第2層、そして一見おちゃらけてみえるペンギンたちの茶番劇である第3層と、同時並行で様々な要素が描かれている。そして、それらが全て均一の際立ちで描かれているために、どのように接続し、意味を産み出すのかは一切説明されていないのだ。 例えば今回現れた代表的な謎でいえば、夏芽と冠葉の関係性などが上げられる。冠葉の父親が指揮する革命団体の会合に参加し、肯定的なスタンスで受け止めていた夏芽。彼女は冠葉のことを「お兄様」と呼び、晶馬や陽鞠を見て「あの子」というやや距離を置いた見方をしている。素直に受け入れれば、このシーンは冠葉と夏芽が兄妹の関係であるように読み込める。しかし、そのことについての補足的な説明は一切無い。加えて、そんな幼い夏芽の傍らには、大量のペンギンマーク付きの球体が用意されている。これは明らかに、これまで夏芽が多用してきた謎の「ピングドラム弾」に繋がる系譜のものだろう。つまり、彼女がこれまで他者を制圧してきた武力は、ペンギンマークの始祖たる革命集団に繋がるものであることが描かれていたわけだ。しかし、これまでのエピソードにおいて、あまりに乱雑に、あまりに大量にばらまかれていたペンギンマークは、既に記号化し、第2層におけるファッション要素だと思われる節があった。おかげで、夏芽と団体を結びつけることが完全には決定しなかったのだ。今回あそこまで明示的に示された時点でも、どこまでが表層的な事実であるのか、決めかねる部分も残されているだろう。 また、2話前から登場した「こどもブロイラー」の存在も、そうしたレイヤーの接続関係を悩ませる要因だ。ピクトグラム以外の存在がほとんど含まれない「こどもブロイラー」は、最初に登場した時には多蕗少年の無力感の象徴して現れたものだと思われた。しかし、続けて陽鞠と晶馬の出会いの場としても登場し、それが一体どんな意味を持つ「施設」なのかを改めて考える必要に迫られた。そして今回、改めてそのエピソードが掘り下げられ、「透明な存在」「氷の世界」などと言ったフレーズが、革命団体の掲げる「世界の浄化」の目標の1つとして、厳然たる害悪として「こどもブロイラー」を現実化させている。この世界における「こども」の存在と、陽鞠が再三口にしていた「選ばれること、選ばれないこと」の具現化が「こどもブロイラー」であると考えることも出来るが、晶馬が実際に駆け付けて飛び込んだシーンを見る限りでは、やはりその実在性は、表層のレイヤーにもしっかりと影響を及ぼすレベルであると考えた方が良さそうだ。 そして、今回新たに加えられたもう1つの存在として、陽鞠と晶馬を結びつけた「サンちゃん」がいる。陽鞠の持ちペンギン(?)である「3ちゃん」と、「選ばれなかったもの」として陽鞠と晶馬に大きな影響を与えることになった猫の「サンちゃん」。符合としては偶然以外の何ものでもないはずだが、ここに来て、ペンギンたちがおちゃらける第3層が、一気に表層にまで関わりを持つ可能性が出てくるわけだ。「ペンギン」というふざけた存在も、これまでは単なるマスコットキャラクターとしか受け止められていなかったが、革命団体による「浄化」の1つのファクターとして南極の環境調査隊の存在が示され、団体を表すマークがペンギンであることが明らかになったせいで、急に複雑な意味を持ち始めている。ペンギン=団体のシンボルであるとしたら、高倉家でふざけていたの3匹の行動は、全て団体との関わりを考慮しなければいけなくなってしまう。 ま、結論としては「黙って最後まで観るしかない」ということなのだが、今回ことさらに晶馬と陽鞠の関係が掘り下げられたおかげで、残るスポットは冠葉だけになった。やはり、彼の存在がこの作品最後の地雷になりそうだ。何が起こっても驚かないつもりではいるが、この作品の場合、更にその上を行きそうで怖くて仕方ない。ひとまず、苹果ちゃんには幸せになって欲しいです。
11月22日 ドラフト模様(ISD×3)
ピック順 【Thraxi】→【Alessi】→【Mei】→【Serra】→【Metallica】 今日は火曜日、普通の日。あれ? なんでだろう、見慣れた面子がずらりと並んでいたぞ。あぁ、そうか、明日は祝日なんだ。へー、休日とか関係無い生活してるから全然気づかなかったわー。 そして我々、出会った時点で即手合わせが常道。前回のドラフトから4日しか経ってない気もしますが、とりあえずパックを剥こうか、ということになってしまう。怖いものですね、習性ってのは。突発イベントだったおかげで呼び出されなかった約1名には申し訳なかった。確認しておくけど、今週正規回のドラフトは無いからね。
もう、とにかく凄かった、第8話。毎回凄いわけじゃない作品なので気を抜くと適当に見てしまうんだけど、今回は適当に見ても凄い回。ちゃんとしたボリュームで聞いてりゃ誰でもそれくらい分かりますがな。
音の話よりも先に、画の話もしてしまおう。相変わらず自分色を一切隠そうとしない大沼節が全開の本作だが、今回の異質さはいつもに増して強烈だ。非常に安易な言い方をするなら「シャフトの臭いがする」ような演出方向だが、もちろんそんな単純な話じゃない。導入部では尾石達也もかくやという書き文字による締め上げ方、Aパートの激烈バトル展開では止め画の使い方がドラマを作る。引きつったように固まるフィアの悪そうな顔が、固定された画だというのに少しずつ追い詰められるサヴェレンティの心理に少しずつ食い込んでいく様子が真に迫っている。 翻って、Bパートは「今までの激しさは何だったんや」というような緩さを持った展開。崩し気味の画に愛らしいデフォルメが画面の前と奥に存分に視聴者を揺さぶり、時折挿入される一切回りに合わせない謎のリアル系アップ画がギャグとも見える過度な安心感を醸し出す。そして最後にハッピーエンドを迎える段になると、オーソドックスな「萌えアニメ的」な緩やかな見せ方でフェードアウトしていく。わずかに30分の間でここまで振り回される演出は久し振りである。単純に奇抜な方向での演出で固めるのではなく、多方面からひたすらやりたいようにやることで、実に見事にメリハリがついたのだ。見ていて一切飽きが来ない、素敵な演出であった。今回のコンテを担当したのはイシグロキョウヘイ氏という名前だが、気づけばこの作品の1話(大沼心の全力だと思って観てた)も担当してたんだね。今後注目したい名前である。 そして、そんなこんなで実に散漫で、油断すると置いてけぼりになってしまいそうな画面を支え、更なる高みまでかっ飛ばしたのが中の人達の大フィーバーだった。中の人目当ての人間からしたら、今回は本当に1本満足、恐ろしいまでの充実感。ビッチさんが退場してしょんぼりしてたんだけど、これだけのものを見せられたら文句の出ようもない。 まず、この作品の座長とも言える田村ゆかりの安定した「狂気フィア」の作り方。まぁ、今更ゆかりんが何をやろうと驚きはしないが、やはりこういう方向性で振り抜いてるのを聴くと改めて感心する。そして、殺される者たち、白穂とサヴァレンティ、つまり千和とゆかち。これ……確実に喉潰れてますね。千和の絶叫のすばらしさは周知の通りだが、あれだけの長台詞でも一切オトすことなく成立させられるのは素晴らしい。そして、始めて体感したゆかちの全力投球。これだけのベテラン勢(?)に囲まれても負けてない。ゆかちは単に面白おかしいだけの娘じゃないんです。やれといわれりゃ何だって出来るんです。多分、これからも頻繁に見返す回になると思われます。
ところで宅配便屋さんはどこに行ったんだろうね? 第7話。細かく見ると色々と謎な要素が多いんですけどね、そういうところをつつく作品じゃないってことは分かってるのでスルーしましょう。きっとすごく忙しい配達の最中だったんだよ。
VS 5th戦は割とあっさり終了。鳴り物入りで登場した割にはちょっと尻すぼみだったような気がしないでもないが、しょせんは幼稚園児である。あんまり頑張られてもどんどん嘘くさくなるばっかりだし、このくらいのバランスが丁度良いのかもしれない。やってることは色々とエグかったけど、礼佑が取った作戦って、全部「持たざる者」の作戦なんだよね。いや、どうやって幼稚園児が毒ガスや毒物を手に入れたのかは知らないけどさ。全て奇襲や奇策ばかりで、正面から挑んだら敵わないことは知っている戦い方。そして、色々やっているようには見えるけど、実際は毒物関係が2回、電撃が2回と、そこまでバリエーションが多いわけでもない。そう考えると、「ものすごく頭の良い幼稚園児がゲーム感覚で挑んだ殺し合い」としての加減は絶妙なものである。真っ直ぐ挑もうとすると、冷静な突っ込みどころ、「もう、由乃と雪輝はそのガキふんじばっておけよ」があからさまになってしまうので、こうして少しずつ遠回しなバトルを続けるくらいが、ギリギリ譲歩出来るポイントなのだ。 そして、このくらいの「嘘だろうけど、何となくホントだったら怖い」くらいの殺し合いって、割と楽しい題材だ。武器に使うのが金槌やナイフ、バトルフィールドも単なる一軒家の中で、階段を挟んで上下で対峙したり、やろうと思えば自宅で実践できそうな殺し合い。「生活に近い生き死に」って、厨二じゃなくても一度は妄想してみる題材だしね。JOJOでいうなら第4部のような怖さ、そういうものが上手く出ていれば、題材としては割と面白いバトルではなかろうか。 ま、実際は前述の通りに今ひとつ分からんポイントもあるにはあるのだが、そうした「事件の小ささ」は、学校爆破テロや新興宗教一斉催眠事件よりも面白い題材だった。狭い自宅で戦ったことで、雪輝と由乃の関係性も、不自然でない程度には近付くことも出来たしね。ミニトマトの重さまで覚えてる嫁さんを貰ったら色々と不便は多い気がするけどさ…… そして、今回はやはりなんといっても礼佑役の真田アサミが良い味を出していた。パペットも使って1人3役での幼稚園児役。アサ姉の使いやすさは、やっぱりこの辺の役どころに現れる気がしますね。良い年の取り方をしているなぁ、と。
このタイミングが水着回、第7話。うむ、清々しいまでのワンクールシリーズ構成である。この作品の場合、そこまでエロ要素に比重は置かれていないはずだが、ここぞとばかりに振り切ってみた下ネタや各々に特徴を発揮した水着姿の晴れやかな見栄えはなかなか良いものである。個人的には、花ちゃんのスク水にほとんどスポットが当たらなかったことだけは遺憾であるが。
水着回というと大体の作品においては箸休めの完全独立エピソードになることが多いわけだが、この作品も普段のストーリーラインからはちょっと離れて、場所を変えたエクストラステージとしての弁当バトルが展開される。物語の本筋を考えると「他所の土地に行っての弁当争奪戦」なんて設定は無茶なはずなのだが、もうこの作品ではなんでも有りなので無問題。「この施設にもハーフプライスラベリングタイムがあるんだ」って、さらっと言われたら納得するしかないじゃないですか。そもそもプール施設の弁当ってどないやねん。半額セールってどないやねん、プールに浮かべて争奪戦って、どないやねんどないやねん。この世界は狼のことしか考えてないんだろうなぁ。 アニメ的な事情を考えれば、せっかく水着になったんだから水上キャットファイトを見せるのは正しい方向性。槍水先輩の恐ろしく締まった健康的な肢体も大変結構であるし、シャガさんのなりふり構わないエロさもストレートながらそこまで厭味にならず、ギャグも織り交ぜながらのネタとして活きているのはありがたい。 こうしてみると、この作品でギリギリのバランスを維持しているのはやっぱり佐藤の力であることも分かるのだ。彼はいかにも下野紘ボイスが似合う童貞臭のする主人公タイプであるが、更衣室での一件などからも分かるように、割と真っ直ぐに性欲を発揮してくれるだけの正直さを持ち合わせており、ラストの「身体の中央に舵がついているようだ!」ネタに繋がる潔さがある。このくらい真っ直ぐにバカな方が見ている方は分かりやすくて助かります。ただ、今回のお話を見るまで「あ、佐藤って割と本気で先輩に憧れを持ってたんだ」っていうのは理解してなかったんですけどね。あんだけ充実した女性陣が揃ってるっていうのに、行きの電車で妄想してたのは先輩の水着ばっかりだったんだよねぇ。巨乳代表のシャガさん、大人バディのまっちゃん、平凡ロリ体型の花ちゃんと各種取りそろえているのに、目線が行くのがスポーティボディの槍水先輩なんだな。いや、別にいいんだけど。そういや最後に出てきた梅ちゃんも(ry で、この作品のありがたみは、毎回書いてるけど中の人パワーなんですよ。世界中の大原さやかファンが黙っちゃいない魅惑の1時間半さぁやタイムの締めとなる作品。いやぁ、まっちゃんはモナーク編が終わったらお役ご免かと思ってたんだけど、今回はエロギャグ込みで大活躍してくれてホントに嬉しかったです。やっぱりさぁやキャラは酒の空き缶を持たせた時の安定感が違う。 そして他にも、こうして聞いてるとシャガさんの声が普段の英美里から考えるとかなり低くて、更に槍水先輩も伊瀬茉莉也の音域を考えると最低音くらいのところでの発声になっている。なにせ、確実にキルアよりも低いのだ。更に梅ちゃん役のかやのんもかなり低いときている。こういうテンションの絡みが聞けるのは非常に面白い番組だと思うのです。みんな抑えめだから、かっ飛ばしてどこかにとんでっちゃうクラスのあおちゃんボイスも引き立つってもんだわ。幸せ満載。
ケイネス先生今までどうもありがとう! 第8話。やっぱりね、こんだけの人数がいると噛ませ役もかかせませんものね。ひどい顔だったけど、次回予告からするとまだこれでおわらねぇっていうのは凄いな。
今回は割とおとなしめの回かなぁ、というのが率直な印象。征服王が出てこなかったせいでシナリオ的なメリハリが少し弱くなってしまい、綺礼さんの悪逆非道っぷりが目立つ結果になったおかげだとは思うのだが、このアニメって他作品に比べると恐ろしく画面が暗いので、ちょっと油断して画面に惰性が現れると、あっという間に「単なるどんよりした画面」になってしまうのがおっかない。もちろんスタッフはそのへんを意識して適宜光源をいじったり動きに幅を持たせることで飽きにくい工夫を施しているわけだが、今回はほとんどのシーンが森の中だったおかげで、どうしても難しさが浮き上がる結果になってしまった。綺礼さんが妙な拘束ポーズで森林伐採してるシーンとか、下手したらギャグにしか見えなかったしな。 とは言っても、要所で締めてくれているので相変わらず30分が短く感じるのはいつも通り。舞弥と綺礼の殺陣シーンが最大の見どころで、お互いの刃に合わせて走る剣戟の見事さは本当に毎週毎週よく頑張れるもんだと感心する。セイバー・ランサー連合軍とキャスターの対決にしても、数少ない見せ場できっちりと御高貴な魅力を吐き出してくれる騎士王様に惚れ惚れする。真っ直ぐ金髪美人で格好良いアニメキャラって、案外珍しいと思うんですよね。 そして、個人的に一番注目したいのは、アイリと綺礼の激突シーンである。直接の対決としては、ほぼ非戦闘員のアイリスのこと、大した勝負にはなっていない。手品みたいなピアノ線マジックで綺礼を捕らえてはみたものの、すぐに間抜けな倒木チョップで打開されているし、それだけで打つ手を失ってへたり込んでしまうようなお嬢様ではバトル描写のターゲットとしては話にならないわけだが、彼女が、相手を綺礼だと知った上で突っ込んだその心理状態は興味深い。舞弥も含めて、セイバー陣営のマスターである切嗣の人となりを少しずつ外堀から埋めるように作っていくことで、今後の2人の決戦での説得力が増すことになりそうである。あとはまぁ、単にさぁやが思い切り首締められたり、腹を貫かれてぐへぇしたりするのが珍しいから楽しかったっていうのもあるんですけどね。声優ファンやっていると、「泣き声」「うめき声」「叫び声」って念入りにチェックしたい要素になるんだよね。田村ゆかりの逸話とか。 さ〜て、来週のフェイトさんは。「ケイネス先生血管ビキビキが治らない」「命の恩人なのにランサー廊下で正座」「アイリは遠目で見るとやっぱりイリヤに見えるよね」の3本です。 |
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Thraxi
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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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