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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 色んな意味でノーマッドだった第7話。すっかり「製作繋がりのネタかぁ」と思ってみてたんだけど、改めて考えたらこの作品ってfeel.製作だ。あれぇ? まぁ、監督が高柳さんだからいいのか? 会社どうしの繋がりはいまいち分からんが……何はともあれ懐かしかったからいいや。

 幼女、百合、エロと容赦なくいきすぎ描写が垂れ流しのこの作品だが、今回のタイトルの「お迎え」はまさかのお盆。時期的にはぴったりだったし、お盆にまつわる蘊蓄に故人への素直な思いと、しっぽりさせてくれる一本だった。お盆と言えば漫画雑誌が軒並み休刊するつまらない週で、あとははるかと同じように帰省ラッシュに苦しむ渋滞情報なんかを見てほくそ笑むだけのイベントだと思っていたが、考えてみれば、本来はこういう日だった。小さい頃の田舎の喧噪なんかも思い出されて、色々とノスタルジックな気分になれる。まぁ、見てるのは深夜の萌えアニメですけどね。

 カナはきちんとお盆の手順を執り行える良くできた子で、代理もツンデレしながらきちんとそれをサポートしてくれる。幼女たちは非常に真面目で応援したくなる。ただ、残りが相変わらずひどい。はるかは渋滞情報にまで欲情できるハイレベルな犯罪者予備軍であるし、ユメとユウキはピロートークにディープキスと、一切自重しない。そして割と常識人だと思っていたひなたですら、単なる「けち」ではなく本当の意味での「お金好き」らしさがにじみ出ている。硬貨に名前つけて管理する人間は見たことねぇよ。ワイプロボの台詞を借りるなら「意味わかんない系」。せっかくいい話だったのに、この辺のくだりになると一気に変態度が増してしまう。まぁ、このあたりのギャップがこの作品の売りなのかもしれないけど。

 今回はちまっこいキャラクターの動きが非常に面白く、必死で「バリアー!」し続けるカナや、はるかの暴走を止めるために果物かごで連撃をかます代理なんかは丸っこくって愛くるしい。どこだったかで泣き顔のカナがゆのっちに見えたのは秘密。

 そして射的の的にはどう見てもパチモンくさいノーマッド。他人のそら似かと思ったら、ゲストキャラとして登場した幼女の中の人がかないみかである。何のサービスなのかよく分からない。あっちのGAも大好きでした。改めてデータを見たら、脚本もコンテ演出も、今をときめくクリエイターの名前がずらっと並んでるのに驚いた。荒木哲郎がGAで一旗揚げたイメージはあったが、小林智樹、高橋丈夫、長井龍雪なんかも。自由度の高い作品だったからね。

 あれ? なんかかなめもと関係ない話になっとるな。 

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アングル次第だけど、改めてナミコさんって胸がでかいなぁ、と感嘆してしまった第7話。ノダは「はと胸」って言ってたけど、こういう要素が特に話題にならないあたりが、この作品のいいとこではあるなぁ。でも「脱げ!」

 今回は表題の「騙し絵」と「現代美術鑑賞」の2部構成。「トロンプ・ルイユ」は原作でキサラギが秘やかに燃える向上心を語る、非常に印象深いエピソード。その性質上、アニメにしたら面白い画になるんじゃないかと思ったのだが、別にそんなこともなかった。むしろオリジナルで導入された裸婦と美術の蘊蓄がかえって場違いな感じがして面白かった。「エロで金を稼ぐ」っていうナミコさんの台詞にキサラギが「昨今の一部の市場に被るものがある」って言ってたけど、キサラギがこの台詞を言うのはちょっと違和感あるな。逆に殿先生の「どれだけ相手を欲情させられるか」云々はいかにもな印象。アニメオリジナルの要素は割と頑張っている印象のこの作品。絵に閉じ込められたキサラギを助けようとしたノダ達が「イロドルンジャー」になるのなんかは面白いアレンジだけど、唯一の心残りは、キョージュの作品が特に黒くもなかったことだ!

 そして2本目は近代美術の鑑賞。場所が美術館でテーマが近代美術ってだけで、あるあるネタなのに独特の色が出ている。意外と向上心のある学生だなー、っていうのも見ていて気持ちいい。「ひだまりスケッチ」もそうだけど、美術学生はみんな夢があって真面目だね。

 ただ、残念ながら「耳でアニメを見てる」身としては、気になってしまったのはノダ姉の声。どうせ一回しか出ない役だから何でもいいと思ったのかもしれんが……名塚雅絵って……誰だ? 突然ああいう声がするとびっくりするよ。

 今回はテーマがテーマなので一気に「美術アニメ」っぽさが増した。オープニングの手作り感あふれる「GA」表示も面白いし、様々な名画をトレスしてのパロディもこの作品ならでは。現代美術のこけおどし的な賑々しさもそれっぽい。スタッフの人達もなかなか新鮮な仕事だったのではなかろうか。こういう方向でオリジナリティが出てくれると他の4コマ作品群との差別化が図れていいと思うんだけど。

 次回はファンタジー満載!「シュルレアリスム」!楽しみ!

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東京、焼け跡、炊き出し生活。なんだかやたらと「東京マグニチュード8.0」とイメージが被ってしまう第20話。アトラス住民とメタルエイジはすっかり仲良しさんだけど、確執とか一切ないもんなのかなぁ。メタルエイジからしたらアトラス組はこれまで自分たちをないがしろにして豪遊してた高等遊民に見えるし、アトラス組からしたらメタルエイジ達ドゥオモ組は違法難民みたいなもんだと思うのだが。まぁ、困った時に力を合わせるのはいいことですが。

 前回の引きでメデューサが暴走したので今回はその話になるのかと思ったが、意外にも香凛はメデューサの暴走を放置。お金持ちのクラリス共々、賢いくせにその辺の危機管理能力に欠けているのが不思議。そしてそんな彼女が目をつけたのは、国仁の持つ最後の宝剣。これを無理矢理奪い取ったことで、ついに美邦様がトップ(何の?)に躍り出ることに。

 しかし、「国を守る気概」がおありの涼子様にはそんなことは関係ない。メデューサの暴走を利用して、大義名分を得た秋葉原空爆を誘導する。ロシア方面からの国連軍に街を焼かれ、美邦様をかばった水蛭子は消滅した。凪子の話ではあの水蛭子がアトラスを支えていた礎であるはずだが……ほんと、涼子様はどこまで考えて動いているのだろうか。空爆で発生した二酸化炭素は誰が責任を負うのだろうか。そして、香凛は無事なのだろうか。

 大きくストーリーが動き続けるこの作品だが、局面が絡み合う忙しい展開のため、エピソードによって非常に見やすさが変わる。今回は場面転換が多かったにも関わらず、きちんと「つなぎ」のファクターを意識した構成になっていたので筋を追うのに苦労はなかった。凪子たちの台詞なんかはどうしても不自然な説明台詞になってしまうのだが、まぁ、そのあたりは仕方ないところだろう。東京の地面に描かれた六芒星のデザインを見て「魔動王グランゾート」を思い出してしまうのも、世代的に仕方ないのだ。アトラスの地下からでっかい顔が出てきたら面白いのに。

 冒頭、モモコが現役時代を思い出している回想の音声で仲間とおぼしきオカマの声が響くのだが、これを余ったキャストが総出でやっているのが面白かった。中村悠一や柿原なんかは分かったのだが、他は誰だったのかな?

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 噛みつくと人の血の効果で獣化しちゃうんじゃないか心配な第6話。アマーティを挟んでの三角関係は、結局2人の痴話喧嘩に周りが巻き込まれただけだったという、ちょいとおふざけの過ぎるお話でした。

 まず、6話引っ張ったエピソードの締めとしては、かなり弱い。鍵を握る黄鉄鉱がどこに行ったかは前回からの引き(フードの羽)で臭っていたのでこの結末になるであろうことは予測は出来たわけだが、これまでのエピソードを見る限り、そこでホロが黄鉄鉱を確保してロレンスに援護射撃をするというアイディアを思いつくのもちょっと不自然な気がする(全部ルーベンスの差し金なのかもしれないけど)。あれだけ苛烈な激情を高ぶらせたホロがすんなり戻ってきてしまって、アマーティはおろか、使いの小僧さんのがんばりや、マルクまでないがしろにされてしまったのも可哀想だ。それなりに多くの人達を巻き込んでの決闘だったのだから、もう少し幕引きの説明は欲しいところではあったか。Bパートまでクライマックスを引っ張ると尺の関係で描ききれなかったのは分かるんだけど……ホロとルーベンスの関わり合いとかも、語りだけじゃなくて回想で欲しかったところ。ロレンスの側の弱みばかりが見えて、ホロが裏でちょっと反省しつつあれこれ手を回している様子を見るのも面白いと思うのだが。「ヨイツがあると嘘をついてくれ」なんて頼みに行くあたり、なかなか可愛らしいじゃないですか。

 とまぁ、筋立てには色々と不満はあるものの、いち視聴者としてはとにかく二人の関係が元の鞘に戻ったのは一安心。正直「抱いてくりゃれ」まで言っちゃった男女が本当に元の状態に戻れるとは思えないのだが、「酔った勢いでなら何とか行けそうかな」というロレンスの切り返しは、ヘタレとしては最大限努力した結果の発言だろう。ホロが激情に流されて漏らしてしまった発言を茶化してごまかす働きもあるだろうし、実際、「じゃ、お言葉に甘えてレッツゴー」というよりは気の利いた答えだろう。ホロ自身も、そのあたりの距離感はちゃんと取り戻したらしく「ヌシまで酔ったら誰が介抱するんじゃ」という見事なレスで答えている。あぁ、やっぱりこの2人はこの関係が一番いい。

 そして、ホロが戻ってきてくれたおかげで画面にも華が戻り、前回までの壮絶な「怒り」ではなく「プリプリ」といった感じの怒りをあらわにして尻尾を太くするホロ、悪戯っぽく犬歯を見せてにやけてみせるホロ、なんだかんだいいながら後ろで尻尾をパタパタさせてるホロ。なんだ、こないだ泣いてたのが嘘みたいじゃないか。冷静になればやっぱり神様は強い。

 そして、今回鳥肌ものだったのは、ロレンスが冷静さを取り戻して手持ちの黄鉄鉱を露店の店先に突きつけるカット。目に光を宿したロレンスが「ドン!」と麻袋を置くと、その隣はもう1つ大きな麻袋。

「これも売りじゃ」

って、アマーティはどんな顔してたんでしょうねぇ。彼が何を言ってホロに愛想を尽かされたのかが気になります。どこかで語られてたかな?

 

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 とにかく実戦あるのみで、少しずつ現代野球へ近付いていく第6話。色んな対策を自分たちの手で(というか全部乃枝任せで)試行錯誤するのはいいのだが、何故誰も「あんなスタミナの無いピッチャーは代えろよ」と言い出さないのだろうか。雪や静あたりの方がピッチャー向きだと思うのだが。

 前回の次回予告でアンナ先生がいなくなっちゃうみたいなこと言ってたけど、割とあっさり帰ってきてくれたのは一安心。その間に櫻花会のメンバーは小学生との野試合で研鑽し、ラストには実に見事なゲッツーまで取れるようになっていた。まぁ、二遊間は元々スキルの高いコンビだったわけだけれども。ほんと、環のフィールディングは惚れ惚れするような見事な動きだ。実は晶子のピッチングフォームはどれだけ上達しても「女の子投げ」の要素が抜けておらず、きちんとプレイヤーの習熟度によってフォームの描き分けが出来ているのは見ていて面白い。バッティングの方はあまり映ることがないので差が見えないのが口惜しい。

 で、今回乃枝によって提案された「改善策」は全部で5つ。1つは「声かけ」。これは純粋に野球少年達のプレイを見て学習したものだろう。あとは攻撃時のベースコーチが付けばとりあえずの連携はクリアだ。2つ目は、胡蝶を左打席に入れること。これも現代野球ならば常識であるのだが、大発見に見えたのは胡蝶という武器を手に入れたのが最近だからだろう。まだバッティングも素人なので楽に打席を入れ替えられたのはナイス判断。そして3つ目が晶子のコントロール強化。一瞬「おお振り」で三橋が使ってた9分割マークかと思ったけど、単にストライクゾーンを表示する的を用意しただけだったね。あんなもんで格段にうまくなる晶子もすごいっちゃすごい。4つ目は「巴、大振り禁止」。「ヒットなんていつでも打てる」とか……いつの時代も4番バッターってのはわがままなもんだね。ただ、それだけで劇的に得点力が変わるこのチームも謎ではあるが。

 そして最期の1つが、バッテリー間のコミュニケーション。マウンドの上での晶子のわがままは確かに現代ピッチャーの「お山の大将」っぷりにも通じるものがあるが、最終的にキャッチャーが指示を出すという現代のスタイルにたどり着いたのだから、やはり晶子もただのわがままお嬢様というわけではないらしい。それを受けてきちんと内外の出し入れを使い分けられる小梅もなかなかのセンス。そして、そんなに簡単に球威などあがるはずもないので、編み出したのはタイミングを外す遅球。フォームがぶれるだろうからチェンジアップとまではいかないだろうが、とりあえず選択肢が増えるのは大事だ。うーん、こうしてみると本当に一歩一歩強くなってはいるのだが……でも、小学生と互角ってことは、やっぱり高校生相手に勝てるはずが……まぁ、勝てたらおかしいんだけど。

 前回の「全員でぐったり倒れている図」と同様、今回は記子とアンナ先生が「小学生?!」で3回天丼してくれたのがよく分からんが面白かった。

 小梅に許嫁だそうですが、正直野球以外のトピックスはあまり興味がありません。

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「 サビを歌いなさい」という未だかつて無い嗜虐プレイが展開された第6話。対テロ国際会議という最大のステージで展開されたのは、大統領の迷演説と、テロによる暴虐と、1人のドSによるわがまま劇場。相変わらず中の人メインで申し訳ないのだが、今回は完全に、理恵様1人舞台。

 あまりに怪しげな招待状によって対テロ国際会議の会場へ呼び出されるマリア。露骨すぎる誘いなのにマリア1人で生かせてしまう御法川の不注意さにはあきれ果てるが、マリア自身も乗り気だったみたいなので、この平和ボケした日本人2人にはもう何も言うまい。一応その代償として、御法川はハッコーからハウリングボイスを喰らうというよく分からない罰ゲームを喰らっている。ウーアウイルスに感染するとランダムでスタンド能力が開花するようだが、盲腸が2つになる能力から謎の音波攻撃まで、かなり幅広いラインナップになっている。これじゃプッチ神父がディスクを集めるのも一苦労。きっと「水を熱湯に変える能力」に開眼した人もいるに違いない。

 さておき、そんなマリアをおそうのは、当然のテロアタック。今のリアルチャイナのきな臭さを考えれば、こんなトコで国際会議を開こうってのが無謀だった気もするのだが、非常にずさんな警備の中、当然蛇の魔の手が伸びる。そして、あとはもう田中理恵の、いやさリャン・チーの1人舞台。

 「死んじゃうのよ〜」とオリジナルの替え歌を披露し、飽きたところでカミングズに歌をパスして理不尽な狙撃。「ゲッダン!」と爆弾を連鎖させ、会場ディスプレイにはわざわざオリジナルの萌えキャラを作って自分で声を当てたガイダンスビデオを流すという親切っぷり。1人事務所でアフレコしているリャンを想像すると萌えずにはいられまい。

 そしてマリアを招聘しての見事なハイキック、サッカーボールキック、カナンに逆ギレ、上司にたしなめられると突然愛を唱え出す始末。一つ一つの表情が、仕草が、そして声がたまらない。音声だけでもipodに入れて持ち歩きたいくらいの、今期文句なしのトップオブ萌えキャラ。当ブログは全身全霊でもってリャン・チー並びに中の人を応援します。

 カナン? 今回走ってただけだし。真紅よりも銀様の方がファンが多いのは当然なのさ。

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 相変わらずワイプで出てくるロボットの台詞が謎すぎる第6話。「シンデナイフラグ」って、どないやねん。

 今回は台風、停電、怖い話。正直、怖い話は大の苦手なので、こんな萌え系4コマアニメでも、タイトルに「怖い話」ってつくだけで見るのが怖かったり。当方どれくらいヘタレかというと、「まほらば」の原作コミックの怖い話の回が本当に怖くてその巻だけ開きたくないくらいの怖がり。でもまぁ、流石にこのアニメは平気だけどね。

 今回の見所は、いつの間にかすっかり風新新聞のメンバーに馴染んでしまっている美華だろうか。台風で帰れないのは分かるけど、何であんな暴風の中で風新に転がり込むことになったやら。花日新聞も多分当日の配送が大変だったと思うのだが、手伝わなくて良かったのかね。とにかくカナ相手にバランス良くデレる美華はなかなか愛らしい。

 その他の面子は相変わらずのノリだが、やはりユメとユウキの間の小ネタが他の雰囲気にそぐわない生々しさがあり、そこだけどうしても気になる。はるかとかなら幼女のトイレに突入してもある種の清々しさがあるのだが。でも……流石に下が半脱ぎでトイレでビクつくカナは……エロいな。

 話が進むにつれて本当にだんだん「単なる日常もの」になりつつあり、なかなか胆となる見所を見つけにくい作品なのだが、気付けばぼんやり見て特に不満は無い。こういうのって一番評価に困るんだけど、まぁ、かわいけりゃいいか。出来れば他のメンバー1人1人にスポットを当てたエピソードとかも見てみたいんだけどなぁ。死体を洗うバイトの話とかさ。

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単行本未収録分なので原作はっきり覚えてなかった第6話。さぁ、いよいよトモカネ兄の登場だ。これでおおよそレギュラーが全員そろったことになる。

 そして、どの作品でも持ち上げすぎてひいきの引き倒しになっている気もするのだが、はっきり言って沢城アワーである。トモカネ兄は誰がキャスティングされるのか楽しみだったのだが、まさかの兄妹二役キャスト。過去に兄と妹の兄弟構成を兼ね役でこなした人間がいるだろうか。しかも「病弱で大人しい兄」と「粗暴で破天荒な妹」という、男女の差すら演じ分けにくいこの難題を、こともなげにクリアしてみせている。2人の台詞がクロスするパートなんかは、もう耳がおかしくなりそうな状態だった。キャスティングした方は、この沢城の芸が見たくて配役したとしか思えないのだが。もう、ほんとグッジョブ。

 そんなこんなで、一方的とはいえ美術部軍団と一年生が本格的に絡むことになった今回。もちろんトモカネ兄もひどいが、実はそれを笑顔で容認するぶちさんがさらにひどい。他学科の2人がことさらに「芸術科はキワモノが多い」と評していたが、確かに今回集まった総勢8人のラインナップを見ると、そういうまとめ方をしたくなるのも分かる。相変わらずあーさんは元気だし、一年生は一年生で、あの「美術部やしき」に怖じ気づかずに突入しているのだから、根性だけでも見上げたもの。随分おっかない場所だったようだが、結局キョージュは叫び声どころか声すら上げていないようだったが。

 学年が2つ違うので先輩後輩としては絡みにくいかもしれないが、1年VS美術部っていう絡みは面白いのでもうちょっと見ていたかったなぁ。今回も展開が早くてついていくのが大変だったが、イベント中心のドタバタ展開だったので、このくらいの騒がしさでちょうどいいのかもしれない。久しぶりに理屈抜きで面白い回でした。

 そういや、今の3年生が卒業したら、美術部は保村とトモカネ兄だけになるんだよな……大丈夫かな……

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 森を焼き、故郷を焼き払った第19話。熱に反応して爆裂するダイダロスに対して爆撃ってのはどうなんだろうとか、よりによってこんな話の放送日が810日とかどうやねんとか、色々考えてしまう。世の中に「正しい行いとしての爆撃」なんてものが存在するのかなぁ。

 そんな非常に暗示的な「破壊と別れ」を描く今回は、まるまる一本東京を焼き払うのに費やすという、非常に余韻を多めに取った構成になっている。クライマックスであるドゥオモ爆撃時にはオープニングテーマの別バージョンが流れて盛り上げてくれたりしたのだが、どっちかっていうと「せっかくサントラ買ったのにこのバージョン入ってなかったわ!」とかが気になって仕方なかった。サントラは1枚だけだよなぁ。どっかに収録されるのかなぁ……まぁ、こんな退廃的なシーンで流される曲が「キミシニタモウコトナカレ」というのは非常に意味深ではあるのだが。最期の鐘の音が住民達の耳に届くという演出は、ベタではあるが美しいグラフィックと相まってなかなか印象深い仕上がりであった。

 ただ、シナリオ上の盛り上がりには不満も多い。住民をアトラスに移しての爆撃というのは、これまでのストーリー展開からすれば非常に大きな転機であるはずなのだが、涼子も國子もいまいち正念場という気概が見られず、どちらかと言えば惰性で動いているようにすら見える。ドゥオモ爆撃のシーンの感情の高ぶりだけは少し受け入れられたが、他のシーンはどちらかというと淡々と作業をこなしていた印象。凪子の紡いだ創世神話もいまいち意味が分からなかったし、全体的にはこれまでと真反対でどこか物足りない印象ですらある。もう少しドラマティックなシーンがみられるかと思ったのだが……そのあたりはちょっと期待はずれ。まぁ、メデューサの暴走という引きだったので、真のクライマックスはまだまだ先なのだと思うことにしよう。

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