最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「乃木坂春香の秘密 ぴゅあれっつぁ♪」 4 今期いならぶ誰得2期シリーズ第2弾。とても人気が出た作品とは思えない「乃木坂春香の秘密」の第2シリーズである。いや、多分2期があるってことは人気が出たんだろう。謎は謎のまま、深くは追究すまい。 で、そんな微妙な作品の2期であるが、当然微妙である。個人的に良かった点を上げておくと、1つはオープニング。1期もオープンエンドは割と気に入っていて、特に最近はナバが歌ってくれる機会もめっきり減ってしまったので、この作品は貴重である。OPアニメも1期のものを踏襲してより賑やかに仕上がっており、この部分だけは充分楽しめる。 2つ目は、キャスト。能登、さとりな、キタエリ、ナバといった布陣に今回は一言もしゃべらないキャラのくせにくぎゅが参戦。そこだけ見たらいっぱしの人気アニメである。「あー、乃枝と静とお雪がおるわー」とか思っちゃうけど、楽しかった思い出と重ね合わせるのは声優オタクの悪い癖。余計な補正をかけずに見なければっ! と思いつつ、1話では能登ボイスの重ね技などが繰り出され、非常に安易な釣られ方をする危険性がある。世の中に能登ヴォイスの人間が2人同時に成立していいわけがないだろ。能登声が許されるのは世界でも閻魔あいと藤堂志麻子と四方茉莉と一ノ瀬ことみと鷺月子とアナコッポラと塚本八雲くらいなものだ(ハッコーとお雪は申請中)。 あとは……まぁ、1期から特に変わった点もなく。ちょっと意外だったのは2人の仲が全く進展してないこと。1期ラストで両親公認になったように記憶していたのだが、そんなことも無かったか。ってことは今回1クール使ってダラダラ進むんだろうなぁ。報われないと分かっている椎菜が可哀想だなぁ。 余談であるが、序盤の電車の車内でアリスが握っている凶器は、ほとんど画面に映らないがおそらくエスカリボルグである。電撃文庫繋がりだろうか。 PR ○「そらのおとしもの」 5 有りすぎだろ、と思いながらも、実はあまりにベタなので最近とんと無かった気がする、美少女落下アニメ。もう、タイトルまでそのまんまという潔さには頭が下がる。で、そんな予想から1ピクセルもずれることなく、放送された内容はきっちり「DearS」、もしくは中の人繋がりで「セキレイ」。こういう作品をいまさらアニメにして放送しようと思うスタッフにはさらに頭が下がる。 が、その内容は思ったほどつまらなくはない。いや、つまらないのはつまらないんだが、それでもダラダラみられるだけの品質は維持されている。AIC製作の齋藤久監督ということで、確かにデフォルメの多様や、そのままの姿でシーンを通す技法なんかは「バンブー・ブレード」に通じるものがある。特に主人公の野郎がずっとSD体型なのは誰も望んじゃいない気がするのだが、何か間抜けで笑える(流石のぱっぴー)。また、1話の作監はまさかのキムタカ。自重する気配のないキムタカ節で、1話からあふれんばかりの何かが感じられる。まぁ、画のクオリティなんかはこれ以降維持できる保証はないのであまり誘致要因にはならないのだが。 で、具体的な中身であるが、メインヒロインのイカロスが降ってきたシーンが結構バイオレンスだったのでバトル展開にも行くのかと思ったのだが、どうにもイカロスの能力が無敵すぎて、黒の組織との対決なんて展開はなさそうだ。次週のタイトルからするとエロメインになるのだろうが、一週目から「石ころ帽子」と「タンマウォッチ」(あと「独裁スイッチ」)までやってしまって、あと残ってるエロがあるんだろうか。ここまでまっすぐなベタ展開だったら普通「俺様ザ・ワールド」ネタだけでも1週引っ張るくらいの脚本になりそうなもんだが、そうしないということは何かストーリーを引っ張れるという勝算があるのだろう。妙な形ではあるが、ちょっと期待してみてもいいかもしれない。 脚本の質はそこまで際立ったものではないが、この手の作品にありがちな「テンプレキャラ大量出現であっという間についていけない」という状態にならなかったのは僥倖。チョップの幼なじみ、変態サイエンティスト、そして腹黒生徒会長と、適度な数で分かりやすいラインナップを並べるにとどまっており、そのあたりは苦心せずについていけそうだ。まぁ、わざわざついて行くほどのものになるのかと言われればちょっとあやしいのだが、少なくとも1話は悪くなかった。この調子で頑張って欲しいもんである。 で、キャストだが、本当に早見沙織は空に関係する人工物を演じる機会が多い気がする。そこそこ出来る子だと思うのに、キャラのバリエーションが増やせていないのはちょっと可哀想だ。まぁ、必ず主題歌の歌唱にも関わっているので、そっち方向の伸びしろにも期待すればいいか。また、チョップちゃん役の美名という役者も初見ながら気になるところ。ちょっと素人臭さが耳に障るものの、声質がどことなく水橋かおりに近い気がする。だから何だと言われても困るのだが。 ○「戦う司書」 4 タイトルと予告ビジュアルからからてっきり「R.O.D.」みたいなのが来るのかと思っていたのに、いざ見てみたら凄絶な能力バトルアニメだったので良くも悪くも裏切られた作品。「図書館戦争」といいこれといい、本が絡むと人類は凶暴になってしまうのだろうか。 原作がスーパーダッシュ文庫ということで、その設定はどこかジャンプ漫画を彷彿させる。なにやらすげぇ能力を持った「司書」の集団が、「人間爆弾」を生み出した悪の権化たるなんちゃら教団に戦いを挑む。その実力の差は歴然であり、いきなり空をぶっ飛ぶ中村悠一(中の人名義)、ガチムチ系能力の三宅健太、そして大ボスは、なんか色々飛ばせる風の巨乳朴ねぇさん。 多分強いんだろうけど紹介がぼんやりしているのは、いまいちその能力の意味している部分が分からないためである。姿格好のおかげで人間爆弾の軍勢との区別は勿論出来るのだが、だからといって司書の連中が全員強いのかどうかははっきりしない。明らかに超能力的なものを使っている奴もいれば、単なる銃撃戦に見える奴もいる。流石に「NEEDLESS」のようにいちいち技名と能力を自慢げに紹介されても鬱陶しいが、もう少し初見の人間に優しいバトルを心がけて欲しいものである。画面自体の質は決して低くないのに、何を焦点として見たらいいのかがはっきりしないので、どうも捉えどころのない1話目になってしまっている。 一応カギとなる設定として、もうワンサイドで進行している人間爆弾入野自由の人生も描かれており、そこには「司書」たちが必死に守ろうとしている「本」が関わってくる。どうやらこの世界は人が死ぬと本になり、その本は読むだけではなく、その人物の生前を追体験出来るというものらしい。人間爆弾の青年は、川澄ボイスのお姫様と何らかの関係を持ち、それをとっかかりとして、物語が回り始める。当然こちらも「本」の設定とかが分かりにくいのでいまいちピンと来ないのだが、進行が丁寧なのでまだ分かりやすいパートか。あとの細かい設定は、落ち着いた2話目以降に説明してもらえることを期待したい。 正直あまり良い印象にはならなかった第1話。ファンタジーものにありがちな説明不足がきっかけで、いささか独りよがりな演出に走っている部分がある。そうした部分にきちんと折り合いを付けられるかどうかで、今後の視聴モチベーションが変わってくるだろう。 ○「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ」 ー 純正アメリカ産のフルCGアニメ作品。多分スターウォーズのあれな感じのそれをああするエピソードを描いていく。ただ、残念ながらわたくしスターウォーズ全然知らない。つまり、何がなにやらよく分からない。 1話はマスター・ヨーダが文字通りに無双するだけの話。ヨーダのあり得ないくらいのちょろちょろする殺陣はそこそこ面白かった。でもま、それだけなんだけどね。どうしてもこういうアニメはのっぺりしちゃうので、普段のようなアニメの見方が出来ないのでキツい。やっぱり国産アニメとは作る時の理念が違うんだろうなー。別にいい悪いじゃなくて。 キャストに伊藤静がクレジットされているからちょっとだけ見てみようと思ってたんだけど、多分無理だと思う。 ○「夢色パティシエール」 4 朝7時から始まる、「りぼん」掲載原作の完全子供向け作品。こういうのも一応1話だけ見て、「よし、この時間は寝ててもOKなんだな」という確認をするのも、この時期には大切な作業である。でないとうっかりとんでもない作品を見逃すこともあるのでね。ただ、やっぱり番組中にランドセルのCMとかが入る作品を見てると、時たま人生について考えたくなるときもある。でも、考えないようにする。 もちろん朝の作品と言っても全部が全部チェックするわけではなく、この作品の場合、ヒロインの中の人が悠木碧であるという事前情報があったがための視聴。ヒロインのいちごは中学2年生なので、ぶっちゃけ、中の人の年齢もそんなに変わらないんじゃないか、というのが目玉(?)。この歳でキャリアも少ないのに、なかなかしっかりしていて将来が楽しみである。 で、「一応あおちゃんだけ確認して、来週からは見ないんだろうなー」と思っていたら、意外にすんなり見られてしまう恐怖。画の出来が素晴らしいとか、奇抜な脚本があるとかいう天変地異は起こるはずもないのだが、なんだろう、特につまらないとも思わずに30分を見終わってしまった。 もちろん前提条件として、「少女漫画原作のお約束作品である」という補正はかかっており、あり得ないサクセスストーリーとか、ものすごくステロタイプなキャラデザとかは苦笑いものなのだが、アニメとして不快感を感じるタイミングがない。要所要所であまりにおかしなえづらが入ってくるせいだろうか。幼い時期に川辺で泣いているいちごに、コック帽被ったおばあちゃんがゴテゴテしたタルトを差し出すシーンは流石に吹いた。そりゃま、パティシエールにだって孫はいるだろうが、屋外で泣いてる孫にタルトはないだろ。ばあちゃんならばあちゃんらしく、果物とかおはぎにしてくれ。中学生で栗田ゆう子もびっくりのリポートコメントをまくし立てるいちごのポテンシャルも未知数で、これがスイーツ大国日本の、幼い女の子たちが目指すヒロイン像なのかと戦慄してしまう。「スイーツ王子」「スイーツ魂」などのフレーズにも、いちいち(笑 を入れないでインプットするのが大変で、字義的にも諧謔的にも、斜め上からの「スイーツ量産アニメ」になるかもしれない。うーん、恐ろしい。 まぁ、いにしえの昔から女の子はお菓子にあこがれるもんだからね。大体幼稚園児の将来の夢は「ケーキ屋さん」だし、小さい頃にはソフトクリームつくるおもちゃとかもあったし。ああいうお菓子願望が先鋭化しすぎちゃった形だと思えば、至極まっとうな「少女漫画」なのかもしれない。なにやら教育テレビでは料理をする幼女が人気らしいが、当方3次元幼女属性は無いので、ひとまずこちらを応援させてもらいます。 で、何故か最後になったが、この作品のスタッフには監督名義では久しぶりの鈴木行がクレジットされている。わざわざデフォルメ→リアルの造形の変化を画面で再現させたりとか、この人の描くキャラクター像は案外嫌いじゃないんだよね。脚本、シリーズ構成にも馴染みの名前が並んでいるし、スタッフ面では意外に鉄板なのかもしれない。余談だが、「あぁ、行さんが監督ってことは、絶対にエンディングでデフォルメキャラが大量に踊るんだろうなぁ」と思ったら、あまりに予想通りのエンディングで吹いた。このパターンで一体何作続けるつもりなんだろうか。 「亡念のザムド」 6→7 1度web配信が終了しているので正確には今期のアニメではないのだが、世間的にはどう考えても今期の新アニメだったので、ここで感想を書いてしまって大丈夫だろう。ただ、「プレイステーションストア配信アニメ」という形式はこれ以降まったく聞かなくなってしまったので、どうやらセールス形態としてはあまり結果を残せなかった模様。そりゃまぁ、わざわざ面白いかどうか分からんものに金を出すような酔狂な人間はそうそういるものではない。 そんなわけで初回配信時に話題にならなかったのでつまらない作品なのかと思っていたら、これが今期最大の「空気アニメ」だったと思う。語彙として使い方は明らかに間違っているのだが、「空気のように存在感が薄れてしまったアニメ」という意味も勿論有りつつ、その上で、「空気感を非常に巧みに出すことに成功したアニメ」でもあると思う。配信形態が特殊であったおかげか、ボンズというスタジオの持つ優れた技術力が全編において維持されており、画面には一分の隙もない。そして、手間のかかる制作を経てこそ得られる「世界観の構築」が、この作品の唯一にして最大の持ち味であったと思われる。 考えてみると、この作品の監督、宮地昌幸という人物の来歴が、実に分かりやすい形で反映されている。wikiから恣意的に過去の実績を抜き出すと、ジブリ作品からクリエイターとしての道を歩み始め、「キングゲイナー」「BLOOD+」を経由してボンズに携わるようになり、「エウレカセブン」「妖奇士」「絢爛舞踏祭」「獣王星」と積み重ねての、今回の「ザムド」である。こうして並べると「エウレカ」の流れが一番強く確認出来るが、その後ろには「キングゲイナー」に近い非常に含みを持った難解な脚本(いわゆる冨野節)や、ジブリの持ち味であるファンタジー世界の構築技法を感じさせる。描かれる世界は最新技術を持って現代とほぼ等しい生活様式を持ちながらも、奇妙な飛行船ザンバニ号や一連のヒトガタ兵器、ザムドのデザインなどは確実に「非現実」である。そして、この2つの側面が何の抵抗もなく融和し、1つの物語の背景を作り上げている。こうした「空気感」の構築が、本作最大の見どころといえる。 脚本に関しては、非常に登場キャラクターが多く視点が散逸的になるので、分かりにくいところ、説明不足なところも見られたわけだが、それでも極力説明的になることをさけ、キャラクターの思考、足跡から全てを語ろうとしているところが白眉である。アニメーションなのだから語らせずに描けばいい、というのは非常に分かりやすい理念であるはずだが、これを実践することは容易ではない。今作は「考えること」というテーマを登場人物に課し、主人公のアキユキは最後の最後までこの「考えること」に追い立てられることになるのだが、同じことは、視聴者にも求められていたことなのかもしれない。ザムドとは、ヒルコとは何だったのか。ヒルケン皇帝とはどういう存在だったのか。様々な勢力の求めるそれぞれの正義は、一体何が正しく、何が間違っていたのか。シナリオの都合上、一渡りの説明は付されているものの、それはあくまで表面上の話。正直、1度見ただけでこの世界の全てを見通すのは難しい。是非とも、改めて1から見直し、この世界のあり方がどうあるべきなのか、そして制作者側がどういった意図で描いてきたのかを模索したいものである。 そうした大局的な見方以外でも、この作品のシナリオは常に考えることを強いる。例えば人間関係などは分かりやすい例で、ざっと上げるだけでも、アキユキとハル、ナキアミ、フルイチ、ヒルケン。ナキアミとハル、クジレイカ、ヤンゴ。ハルとフルイチ、ミドリ。リュウゾウとフサ、垣巣。様々な人間関係が複雑に絡み合い、その全てが、単純な台詞などで説明を付けることを拒否している。この世界の人々はみんな「考えて」生きている。そして、現実の人間関係と同じように、視聴者はそうした「考えて」いる人々の心を、「考えて」観なければいけない。どんな作品だってそうした側面はあるものの、この作品の場合、この傾向は顕著であったように思う。リュウゾウはどんな気持ちであの弁当をほおばったのか。ミドリはどんな決意で自らを垣巣に委ねたのか、そしてアキユキはどんな想いでヒルケンと対峙したのか。ひょっとしたら観る人の数だけ見え方がある、そんな奇妙な作品だった。 正直、視聴後も見事なクオリティの画面が見られた満足感はあるものの、まだどこか、「観足りない」部分があるような気がしてならない。それだけ、密度の濃い、取り替えの効かない作品であった。色々語りたい面もあるのだが、とりあえずは、面白かった。 最後に当然、大量に出演したキャラとキャストの話。あまりに登場人物が多すぎてなかなか1人に絞って観ることは出来なかったが、個人的に印象に残ったのはフルイチ。彼の歪んだ愛情表現は、痛々しくもどこか血が通っていて、あまりにあっけない最期には胸が痛んだ。そしてその相手をするハルの心中も察するにあまりある。今作のヒロインは、やっぱりハルでいいんだよね。個人的には折笠富美子VS根谷美智子で接戦。いや、根谷さんは明らかに脇役だけどさ。他にも雷魚やアクシバ、リュウゾウなど、野郎キャラも実に格好いい。そして唯一不満点があるのは、ヤンゴの中の人だろう。だから子供のキャスティングに子供を入れる必要は無いと、何度言ったら分かってくれるのか。最初はちょい役かと思っていたので我慢していたのだが、結局ナキアミサイドのエピソードを左右するまでの重要人物になってしまった。あんなに難度の高い役なら、もっと安定感のある役者を置いてもらわないと、こちらも入り込めなくてものすごく勿体ない。子供は大人しくおうちで元素でも探してろと。 ○「とある科学の超電磁砲」 6 さぁ、始まったぞ、正直あんまり望んでないんだけど今期結果的に一番期待せざるを得ない作品だ。まぁ、何でもいいや、楽しけりゃ! 期待できる理由はいくらでもある。1つ目、スピンオフであること。スピンオフ作品ってのは実にずるい戦略で、前作で使った背景がそのまま使えるので、前作の縛りが一切無い。つまり、やろうと思えば「前の作品でウケた美味しいとこだけ取り」が出来るのだ。具体的には、基本的な描き込みの手間が省けるのでやりたいことに時間が割けるし、固定ファンをそのまま引っ張れるといううま味が大きい。その上で「新作」なわけだから、しがらみが一切なく、新しい方針で、新しい作品作りが出来るのだ。似たような流れで面白かったのが「おねがいティーチャー」からの「おねがいツインズ」。小ネタがばらまけるのでシリアス→ギャグの転向が吉。 期待できる理由2つ目、監督に長井龍雪。最近売り出し中の長井監督。「禁書」の方は錦織監督だったわけだが、今回は同じJ.C.STAFFでの「とらドラ!」のヒットが効いたのか、ここでまさかの起用。女の子の描写に定評があり、百合風味があふれる今作はまさに適任。1話コンテも文句の無い仕上がり。 期待できる理由3つ目、上条さんがいない! いや、オープニングでちょっと見えたけど。上条さん、基本的にいらないし……出たらシナリオがショボくなるだけだし……あ、インデックスは出てきてもいいよ。っていうか出てきて欲しい。原作では出番ないらしいけど…… 期待できる理由4つ目、メインヒロインが御坂! もう、「禁書」の時から御坂が主人公みたいなもんだからね。18話では本当に萌え死にそうになりましたから。小難しい理屈こねない直情馬鹿だから幻想をぶちこわされる心配も無し! 期待できる理由5つ目、御坂の中には佐藤利奈! 理屈はいい。さとりながいればそれでいい。中学生役だからって遠慮することありません。 期待できる理由6つ目、さらに新井里美! 実はこっちがメインじゃないかっていうくらいのキャラ立ち。みっこがいれば世界は平和。5重人格者、実は諜報員忍者なメイド、万能コスチュームロボ、ネットゴースト、やたら野球がうまい外国人女教師。普通の女の子の役はなかなか回ってこない! さすが! 以上の理由から、このアニメは面白い! 頼む、面白くなれ。あと、ラジオやるならメインの2人でやれよ! 何でサブ2人なんだよ! ○「テガミバチ」 4 我が家でめでたく新番組一本目となったのは、この「テガミバチ」(正確には「WHITE ALBUM」があったんだけど、新番組じゃないし、見ても分からないのでパス)。夜11時という非常に中途半端な時間での放送、しかもNHK以外の局のアニメでは非常に珍しい25分枠というよく分からない扱いを受けているのだが、果たしてどんな内容になるやら。 原作はジャンプSQが創刊した時にちょっとだけ読んだことがある程度だが、そこまで印象に残るものではなかった。そして、アニメもそれを踏襲するように、そこまで引き込まれることもなく1話目が終了。作品の性質上、何か目を見張るような画面で引っ張ったり、女の子がいっぱい出てきて阿漕にこびを売ったりする作品でないのは知っているが、これは原作に興味がない人間を誘致するのにはちょっと弱い。まぁ、原作1話がこういうシナリオだったのなら仕方ないけど……。 具体的な課題としては、鎧虫という不可解な存在や、心弾銃という奇妙なアイテムの存在が、まだ視聴者に浸透していないことが問題となる。1話ラストではゴーシュが大量の鎧虫をぶったおしてラグの関心を引いているわけだが、鎧虫のでかさ、強さが分からない状態なので、どんだけのことが起こっているのかが分かりにくい。心弾についても同様で、何となくイメージは伝わるのだが、その効果を示す画面も非常に静的なパートが多く、あまり劇的な物語のツールには感じられない。おかげで特に見せ場らしい見せ場もなく、単に世界観の説明をするだけで終わってしまった印象が強い。まぁ、ファンタジー設定の作品の場合は致し方ない部分もあるのだが……せっかく色彩などに特徴があって面白そうな画があるのだから、もう少し画面に映える見せ方があっても良かったのではなかろうか。 とは言っても、やはり1話目からいちゃもんを付けるのは本来正統ではない。どうしたって尺に限界はあるのだし、次回以降からの物語の基盤作りを行ったのだと考えれば、立ち上がりは無難なものだったのかもしれない。技術の面では特に悪い点も見あたらないので、今後のシナリオの展開に期待したい。ただ、唯一がっかりした点をあげておくと、巨大な鎧虫が全てCGで描かれてしまっているのは残念至極。今回は同じ形状の鎧虫が大量に出てきたので手間の削減の意味合いが大きいし、大きいものもCGで描くと全体像が捕らえやすくて生々しくなったりする場合もあるのだが、この作品の場合、鎧虫は「心」などといった要素と強く結びつく存在。出来ることならば書き起こしで表現して欲しかったところだ。独特の世界背景の「青」がなかなか美しいだけに、そこにポンとCG丸出しの「生き物」が登場してしまうとちょっと興が冷める。まぁ、これもわがままではあるんだけど。 とにかく頑張って欲しいとは思う今作、気になったスタッフはなんと言っても神戸守。最近なかなか地上波で携わっている作品を見なかったので、ここでどんな形の作品作りをしてくれるのかは楽しみである。ついでにキャストにも触れ……福山と沢城しかしゃべってないな。ほんと、この2人は過労で倒れやしないか心配です。 |
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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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