最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
鬱上鬱を架す、第10話。まー、クライマックスに向けての「落とす」展開ですし、この世界ならそりゃ遠慮なく落としますよね。QJの死、前回時点でもまだ大したことないと思ってしまってたので、こうも影を落とすとなんか申し訳なくなってくるな。 というわけで「滅び」に向かって一直線ですね。やはり物語の修正力はかなり強いらしく、前回時点では流石に不可能だろうと思われていた「デステニーの結婚話」までもが強引に元鞘に。まぁ、当時と違ってムッキムキモードになったデステニーでも受け入れてくれてるわけで、案外あの理事長もいいやつではあるのかもしれん。原作ではデステニーのゴタゴタがルークとの恋仲から不幸の発端になるわけだが、ルークがナツ子にお熱なこの世界では、別にデステニーが嫁ぐことはあんまりネガティブな要素ではないのかもしれない。 ただ、世界的にはプラスもマイナスもなかったとしても、当然ナツ子目線ではこの事態が示す事実はキツい。「どんだけひっくり返しても元のゴールに向かってますよ」というルート取りがこれ以上ない形で突きつけられてしまうからだ。もちろん「ユニオの死」などの「変わった」事実はあるものの、ディティールは関係ない。あくまでも監督の目指すゴールがルーク闇堕ちのバッドエンドというだけで、滅びに向かうルートはなんでもいい。分かりやすい「修正案」として、「ユニオの死」が「QJの死」に置き換えられ、およそ似たような結果をもたらした。そして今、「デステニーの死」は「ナツ子の死」に置き換えられようとしている。 ナツ子が追い詰められたこの世界の理不尽については、「そういう世界だから」と割り切ってしまえば理解できる範疇だろうか。もともとヴォイド教という厄介な連中がいたことは提示された情報であり、そいつらがいいように情報を扱えば裏切り者に仕立て上げるのはそう難しくはない。ただでさえ限界状態のこの世界、ちょっとの揺さぶりで人心などあっさりと惑うのである。衆愚をコントロールするのは、どう考えてもルーク1人では荷が重すぎる。何か大きなブレイクスルーが必要になるはずなのだが、それが唯一可能な人物であるナツ子も、「自分の創作物がヴォイドに逆利用される」という状況を前に立ち往生。何か、もう1段上の「この世界のルール」に辿り着かなければ、結局は運命に飲み込まれることになるだろう。 ただし、現時点でもいくらかのヒントは提示されている。例えば脚本の「置き換わり」は発生しているものの、大雑把なところで入れ替わっているので当初のシナリオからは想定できないイレギュラーもまだ抱えたままである。その一番分かりやすい存在がメメルンであり、彼女がヴォイド堕ちせずに生き残っていることは、元シナリオにはなかった純然たる「希望」要素。彼女は秘術でQJの復活を企んでいるのだろうか? 何か、「滅びない」方向への修正力が働く可能性がある。今回「元に戻された」デステニーだって、謎マッスル状態なら多少なりとも世界を変える要素になりうるし、QJではなくユニオが生存していること、ジャスティスとの関係性が修復できたことなど、引き続き残っているプラス要素も存在するのだ。 そして、いくらかの置き換わりは「修正が認められた」ことの表れでもある。監督はナツ子に「全修などさせない」と言っており、彼女が恐れているのは結末さえもひっくり返すナツ子の「全とっかえ」である。現時点ではまだ監督の創造力を超えていないのでナツ子の描いたものが模倣され、しっぺ返しを喰らったが、この世界が真似ることすらできない何かを生み出すことで、「修正」がもっと大きな力で影響することも可能かもしれない。そしてもしかしたら、監督はそんな「全修」を待ち侘びているかもしれないのだ。現世では締切に迫られ、こちらの世界では命の危機に迫られ。クリエイターは常に何かに脅かされながら、必死に活動を続けなければならないのだなぁ。 まぁ、ヴォイドに飲み込まれたあとにどうなっちゃったか分からないので、あのまま死んでたらそれでおじゃんですけど。そんな終わり方あるわけないよな。
PR 奈央坊だい。奈央坊は割と初期の頃から奈央坊って呼んでた気がするんだけど、これって起源はどこなんでしょうね。よく分かんねぇうちに誰かの真似して使うようになった。ちなみにWikiの表記だとひらがなで「奈央ぼう」になっているが、敬愛を込めて「坊」の文字を使うようになったのは私の勝手な判断である。
MI MI ZU HAPPY、第10話。あんなどう考えてもいのりちゃん専用のTシャツ、どこで売ってるんだよ……。ファンアイテムとして公式が売り出したら結構人気出そう。 まさかの「時は流れて……」であっという間にいのりちゃんが6年生に。子供の成長は早いと申しますが、いのりちゃんのスキルアップときたら超特急らしいですわよ。やっぱ才能は間違いなくある子なのよね。少なくとも「努力する才能」が。とはいえ、やはり遅くから始めたというビハインドはそう簡単に覆るものではなく、未だ「追う側」には違いない。よりにもよってその視線の先にはあまりに遠い遠い目標であるヒカルしか見てない状態なので、どれだけ弾丸で成長したとしても、まだまだたどり着けない高みなのだ。 今回はそんないのりちゃんの成長と課題を示すために「アクセルとは」という解説がガッツリ入ったのは助かりました。フィギュアの花形、よく話題になる技といえばやっぱりアクセルな気がするが、それだけ注目されるのは理由があるってことなんやね。具体的にクリアすべき課題、倒すべきボスキャラみたいなものがあると分かりやすいや。ただ、仮にダブルアクセルを完璧に跳べたとしても、まだまだヒカルの足元にも及ばないというのは悩ましいところ。ヒカルの練習シーンは理凰の回想でちょろっと登場しただけだが、まさかのコーチが実演して「やってみろ」だけで行けるとは思わなんだ。それができちゃったら、もう無敵なのでは……天才のハードルが高すぎる悩ましい作品。そりゃ理凰だって腐りもするわな。 というわけで、憎まれ口コンプレックス男子の理凰がまさかのクラブ参戦。その過程にも色々とすったもんだがあったようだが、夜鷹の野郎が「一番邪魔なのお前やで」と言ったのが決定打だった様子。そりゃなぁ、天才に追いつけないことは薄々認めてはいたが、自分がいるからってヒカルの邪魔になるまで言われちゃ、そりゃ心外だよな。ただ、現時点では夜鷹は今作における「完成」の象徴であり、彼が邪魔だと言ってるなら、もしかしたら本当に邪魔なのかもしれない。その辺はヒカルに聞いてみないとわからないが、あれかな、「種に交われば種にあらず」っていう完璧超人みたいな考え方なのかな。雑魚とつるんでたらヒカルも雑魚になってまう、みたいな考え方だとしたら……まぁ、それはそれで怒りのやり場もないが。 そんな理凰にパパンは気を遣ってくれたのだろうが、預けられる司サイドからしたら腫れ物扱いで面倒なだけ。でもまぁ、司もコーチとしては発展途上だし、いろんなタイプの子供を見て、教えることにも意味はあるだろうよ。司自身がいろんな意味で挫折を経験してる人間だし、案外コンプレックスを抱えたままでの成長指導には向いている可能性もある。お父様だってそんな司を信じて……たわけではないようだが、むしろ金メダリストからあれだけ全幅の信頼を置かれている高峰先生がすげぇんだな。あの人ももしかしてすごい実績なのかしら。 結局、司が理凰の面倒を見ることになっちゃったのは大人の都合。理凰からしたらすでに半ば諦めてるスケートでさらに自分の望まない環境に放り込まれてクサクサしちゃうのは分かるが、そのストレスを周りにぶつけるのが彼の悪いところ。そんでよりによっていのりにもまとめてぶつけちゃったもんだから、あのいのりちゃんがガチギレするという珍しい事態に。こうして「圧倒的信頼関係で成り立つ師弟」のあり様を見せられて、理凰は何を思うだろうか。単に夢みがちな阿呆だと思っちゃえばそれで終いだが、どうにも彼の中にも諦めきれない部分はあるはずなんだよな。それが「ヒカルの隣にいたい」という欲求によるものなのかどうかはまだ分かってないけど、多分、どっかでスケートと向き合うモチベに大きく鞭を入れられないことには解消できない問題は抱えたままだ。多分、そういうところのケアは司の得意分野ではあるんだよな。 どうにもチグハグなコーチと生徒の関係、ここからうまくいくんでしょうか。そして、それがいのりにとってプラスに働くんでしょうか。 っぱバンドアニメはおもしれーな、第9話。「いや、流石にこれはバンドアニメじゃなくてアイドルアニメって言えよ」という指摘は無視します。いや、別にどっちでもいいんだけど。 バンドはバンドでもまさかのジャズバンドだぜ。こんなバンドをバックにオリジナル楽曲を歌唱する元アイドル、だいぶ概念として強い。でも今回の金子は割とそれだけの権利を持つキャラのようにも見えましたね。いわゆるアイドルの造形じゃなくて、どっちかというと「アイドル卒業しようかな」くらいのちょっとアダルティな部分も見せてくれてた気がするし。サブタイが「少女」ってなってるけど、結局いくつだったんでしょうね。 個人的に嬉しかったのは、前回抱えた違和感というか、予感めいたものが当たらずと言えども遠からずだったこと。「最初から顔面も名前も出ちゃってるけど、その素顔すら仮面じゃないのかい?」というフリをしており、今回きちんとその仮面が「割れた」ので一応演出意図は汲み取れていたということで。いや、想定してた割れ方と全然違うし、そこまで金子の本質とは関係なかった気もするんだけども。友情物語とアイドルドラマのどちらも成立させるためのキーアイテムとして、今回も「ホテルのシステム」はちゃんと機能していましたね。 まぁ、ぶっちゃけ金子についてのお話はそれくらいなんだけども。あとはラストに向けてのホテルクルーのお話ですからね。やはり気になるのは大外の動きだ。彼はずっと阿鳥の動向を注視してるんだよなぁ。彼のいく末が気になるのかしら。大外の基本的なモチベは人間観察だと思うので、別に阿鳥や音子ちゃんに対して悪意を持っているわけでは無いのだろうが、「なんか面白そうな結末」に誘導しようとしている部分があり、それがあんまり穏当じゃないこともこれまでの事例が証明済み。今回阿鳥がついにサックスを持ち出したことによって彼の心の変化が分かりやすく提示され、それってつまり「前を向き始めた」→「ホテルから出て行く可能性が上がった」ということ。そうなると、やっぱり彼をいじって運命を操作してみたくなってるんじゃなかろうか。もちろん、もっとヘンテコな音子ちゃんというターゲットが動き出せばそっちの方が面白いのだろうが、彼女の場合は何がどうなったらホテルから出て行くかよく分からんのだよな。 あ、とりあえず支配人はドラムお疲れ様。どこのバンドでもドラムは苦労性だよなぁ。 ンモー、またそうやってニクい特殊演出ぶっ込んできやがる! 第21話! オタクはそういうの大好きなんだよ!(デカ主語) 散々勝手なフォーマットを積み重ねて、程よいところでそれをぶち壊すだけでビクンビクンしちゃうの、ちょろい商売だな!(よくも21話も我慢して積み重ねたもんだ) というわけで最後の横紙破りの印象ばかりが強くなっちゃった回だが、相変わらず混迷を極める、今作のよく分からんところの良さ(良さか?)が出ているお話。もはや後から後からどんどん設定を出されることにもなんの抵抗もなくなってしまったわ。 こないだからちょくちょく登場しているぽっちゃり客人「ユキハル」は記者を名乗っているらしい。戦闘力があるのか無いのかはよく分からないが、とにかく荒事を起こさずにいろんなところを調べて回ってるのは事実。こないだのウハクの件を探ろうとしていたのかもしれないが、そんな彼のリサーチは本物の魔王が討滅されたとされる「最後の地」に向かったり、その他黄都以外の勢力に向かったりしている。「アリモ列村」とか、知らん言葉ばっかり出てくるから位置関係も勢力図も何も分かってないんだけどさ、とりあえず今回の舞台である「オカフ自由都市」だけなんとなく覚えておけばいいのかな……。ちなみにユキハルの背中の箱については相変わらず説明無しである。キャストロールも変わらず役名無しの「高橋李依」のみ。箱の声からすると一応「以前は箱の外にいて、景色を見ることができていたよ」ということくらいは伝わってくるが……誰なんでしょうね。えぇ。 話はオカフという物騒な都市へ。ここは魔王自称者が傭兵を集めているということで、構造的にはリチアに近いものがある。黄都がわざわざ戦力をそごうとしているのも、リチア同様に大きな力を持ったら面倒だという意識があるからだろう。現状、全力で潰されていないのは、完全に「国」として黄都に敵対していたリチアと違い、こちらはあくまで「傭兵業を推奨する」くらいにとどまっているためだろうか。内部であんまり強固な連携が取れてる感もないから総体としての脅威はそれほどでもなさそうだが、その分、他からあぶれたヤベェ才能も集まってくるわけで。その中には、あの懐かしいシャルクさんの姿もあった。 で、ここで話が一度新キャラのカヅキへと移る。どこぞの防人を彷彿させる「突然歌うよ!」っぷりは中の人の面目躍如。いったいどれだけの戦場を歌いながら駆けてきたというのだ。しかし今回彼女の武器は刀ではなく銃器。かつての魔王との対戦や「客人」の説明のところで「客人が来るまではこの世界に銃はなかったんだよ」というちょっと驚きの情報が出てきたが、ヒロトがあれだけ大っぴらに銃の商売をしてたのも、この世界でまだ銃が希少なものだと考えれば納得がいくか。さらに、そのヒロトとカヅキの対話によって客人たちがどのようにこの世界に降り立ち、何を思いながら戦っているのかもなんとなく伝わってきた。 主にソウジロウのせいなのだが、こちらとしては「客人どうしのつながり」というのは一切見えてなかった。それぞれが余計なまでのチートを持っているせいもあるが、完全に単体で完結した存在であり、また、ソウジロウやダカイのように「この世界で何一つ困ってませんが?」みたいな顔しやがるもんだから、元の世界に帰りたいのかどうか、互いに認識し合ってるのかどうかも含めて、あまり疑問を持っていなかったのだ。ただ、今回のカヅキさんに関しては「他の客人のことも知ってるし、これまでの客人の転移傾向もなんとなく気にしているよ」という態度が見て取れたため、案外その辺の「外界」とのつながりも魔王やら勇者やらというこの世界ならではの設定に関わってくる部分なのかもしれない。そんで「カヅキ」「ユキハル」「ヒロト」、そしてよく分からん「モリオ」など、明らかな日本人名が「同じ国」の出自であるというのも気になるところで……当然「ソウジロウ」も同じだよな。「ダカイ」だけちょっと変だけど。 まぁ、とにかく色々と訳知り顔のカヅキさん。相変わらずのフィジカルと曲芸みたいな銃の腕前が特性ということで「なんか勇者候補としては地味な方の能力だけど、まぁ、トロアの銃器バージョンだと思えば納得できなくもないか」と思って見てたら……まさかまさかのかませポジションだったという。いやー、騙されるよね。こういうどんでん返しはほんとに腹が立つけどキュンとしちゃう。タイトルに変更が入る演出も格好良くてね。いい見せ方でしたわ。あと考えだけど、確かに話の中盤で「いつものフォーマット」じゃないデザインでカヅキの能力が開陳された時点で「あれ?」って思うべきだったんだよなぁ。さぁ、バトンは骨に渡りました。……シャルクさんってヒグアレのことはどう思ってるんでしょうね。多分どうとも思ってないでしょうね。 せっかくなのでこの記事のタイトルも最後に訂正しておきますね。 異修羅 第21話 「音斬りシャルク」
カッター! カッターはカッターだぜ。まぁ、この人だけ表記上クッソ分かりにくい記述になってしまっているのは申し訳ないのだが……でもこれは変えられないよ。呪いみたいなもんだよ。恨むならゆーきちとぱるにゃすを恨んでくれ。
1ワードだけ喋ってギャラもらって帰る黒田崇矢、第63話。でもまぁ、あそこはしょうがねよなぁ、たった一言だけど、絶対に「ちゃんとした声」が必要だったもんなぁ。 というわけで今回のメインはガーフVSなんかアシュラマンみたいな人だが、前にもちょっと触れたように、この屍兵の人たちが誰なのか、ぶっちゃけよく分かってない。ヴィルと戦ってる奥さんも同様である。まぁ、今回はそのためにご丁寧に回想シーンで「あの腕が多い人は伝説の人なんだよね」という後出しレジェンド話を繰り広げてくれたわけだが、だからってそこまで盛り上がるもんでもなし。これが異修羅だったら「そういうすごい人なのかぁ」で丸め込まれそうなもんだけど、この世界は大罪司教を筆頭に「明らかにこれより上のヤバいやつ」がいるからなぁ。「ま、ガーフならこれでいいんじゃね?」というくらいのマッチメイクである。 ただ、その分バトル作画に力を入れて見せ場にするという望外のご褒美扱いにはなっており、見たことない構図や演出で短いながらもぎゅいんぎゅいんするバトルはちょっとやりすぎ感すらある。こういう「何してるかよく分からないけどなんかすごいバトルシーン」は評価に困るわね。呪術廻戦の時も悩んだけど。今作は常に顔芸作画などのディティールも凝ってるし、本気出したらここまでいけるんやで、というのを見せつける意味もあったのかもしれない。とりあえずガーフと腕の人は役得だったということで満足してもらうか。流石にゴージャスタイガーの取り巻きがいっぱい出てきてヒーローショーみたいになる流れはいかがなものかとは思ったがね。「周りの全部を吹き飛ばすドッカンバトル」っていう設定がそもそも「有観客試合」と相性悪いんだよな。 というわけで1つの試合が終わったが、もちろんその他の戦局も同時多元中継中。今回カメラが収めたのは、まずは暴食VSオットーのマッチ。まぁ、ここも正直何が起こってるかはよく分かってないのだが……「商人だって戦えるんだ!」という、トルネコに見せてあげたいような試合運びで一時は大罪司教を圧倒。でもまぁ、それだけで終わるわけはないので……ここからフェルトが追撃を繰り出せるかどうか。 そして個人的にガーフを差し置いて一番の注目試合となったのがカペラVSアルの外道マッチである。元々王道のヒーローっぽくはなかったアルだが、相手がゲスの極み悠木なカペラということで好きなように攻めることができる。そしてもちろん、それを受けたカペラの返し技も色々とエグいしグロい。なんといっても最大のサービスポイントは「プリシラのモノマネをするカペラ」だろう。言い換えれば「田村ゆかりのモノマネをする悠木碧」なのだが、実際のキャストの仕事を見るとむしろ「悠木碧の真似をする田村ゆかり」になっており、世代を超えた夢の名優コラボが実現。やっぱカペラのクソ台詞はおいちゃんボイスがしっくりくるが、これを田村ゆかりにパスする采配も実に愉快だ。そりゃ関智一だってタジタジでしょうよ。 業界の闇を煮詰めたようなマッチメイク、ぜひクソみたいな試合展開でクソみたいな決着をつけて欲しい。 聖地が家から近すぎる、第9話。まぁ、京都が舞台のアニメだと割と起こりがちな事態。「けいおん」とか、ほんと徒歩数分圏内が聖地だったし(京都が舞台のアニメじゃないのにな!)。 放送部員の紹介が終わったので、世界は外に広がっていく。コネクションを広げてくれるのは全部吉祥寺のお膳立て。やっぱりこの人は放送部顧問としてめっちゃ優秀だし、どうやら過去にも色々と実績を残しているモノホンの強者のようである。そこにさらに「説明のスライドがなんか可愛い」というよく分からんお茶目ポイントも追加。京都で生き抜くならば、やはり遊佐浩二との繋がりは必須ということか。 中の人のことばかり気になってしまうのは作品のテーマ上仕方がないことである。この度合同練習という形で一気に3つものライバル校が導入されたが、そこから飛び出した新キャラは誰も彼もとにかくCVが強い。考えてみりゃ今が旬のキャストが揃って全員で「良い朗読とはなんだろう」というのを本気で表現しようとしてくれているのだから、声ヲタ的にこんなに幸せな話もないのである。最初に飛び出したのは、およそこの世界観に合ってないんじゃないかっていう変な名前のキャラ・ぽここ。……ぽここぉ!? どう考えても親がやべぇんじゃないかしら。しかも苗字が「ぼたんぼこ」。ネットで確認したが多分日本には実在しない苗字やな……京都は上京区に「牡丹鉾町」という地名があるようなので、名前の由来はそこだろうが、「ぼたんぼこぽここ」は流石にバカにしすぎである。「そんなやつおらへんやろ」と突っ込もうかと思ったが、飛び出したのは金髪ツインテCV加隈亜衣というなかなかの飛び道具。しかも朗読部門で全国1位の3年生だと。くまちゃんボイスで朗読されたら我が軍は全軍撤退の選択肢しかないのである。 続いて登場したのは謎の中国人・香玲。日本語の朗読はネイティブじゃなかったらむずかしかろうと思うのだが、声質だけで言ったらCV古賀葵が力技でねじ伏せにくる。いや、朗読向きの声かどうかは知らんが。「変なキャラだけど、ヒロプリ勢が並んだのか」と思って公式ページを確認しに行ったら、このぽここ・香玲が所属する「ライラック女学院」にはもう1人の部員が紹介されており、CVが関根明良らしい。……ヒロプリじゃねぇか!! 絶対に狙ってキャスティングしてるやんけ!!! とっとと少年とあげはさんも連れてきてください。 今後このライラック高校がどのように影響を与えるかはまだ分からないが、今回スポットがあたったのはもう1つ別な高校、音羽高校から来た曇美咲ちゃんというカチューシャ少女である。これまた変な苗字だが、一応「曇」姓は全国に30人程度はいるらしいぞ。そんでこの子もCV市ノ瀬加那という非情な設定になっており、さらには過去に匂わされていた杏ちゃんの最強幼馴染の正体がこの子だったという。分かりやすいツンデレ杏ちゃんに振り回される大変な子なのかと思ったら……こいつの方がより厄介な気がするな……わずか30分の中での感情ジェットコースター。いくらなんでも情緒が心配になる子。朗読部門に進みたい子らはみんなこんななんだろうか? 花奈の今後が心配になってきた。ちなみに、公式ページの音羽高校のところを覗きに行ったら、前回出てきた「冬我の音響を勝手にいじった先輩」が所属していた。そっち方向でも今後ドラマがあるのかしら。 ツンデレ拗らせすぎの杏と、それにしたって振り回しすぎの美咲、そして板挟みの花奈。なんか随分変な構図になっていたが、とりあえず「今の自分をちゃんと見てよ」という美咲の訴えが杏にも届いて和解。なんだったんだよ。今後の朗読部門でばちばちしながら杏ちゃんを奪い合う様を眺めておくか。今回は指導者からのアドバイスもあって「演劇と朗読の違い」なんてところも説明されていたのがちょっと面白かったですね。あんなこと言われて、さてキャスト陣はどのような朗読を見せてくれるか……。 「重要そうなエピソードなのにアニオリってどういうこと?」→「あっ(なんとなく察し)」第8話。どんだけの視聴者が分かって喜ぶってんだい、俺だって今ひとつ追いつけてないのに。 前回までの展開でだーいぶ「戦隊」要素が薄まっていた今作。いや、新たな戦力としてラーニャ率いるアメン軍が登場し、そちらはそちらで別の戦隊っぽさがあるから決して薄まってるというわけではないのだけど、レッドを中心としたキズナファイブ絡みはここんとこずっと減っていた。ちなみにアメンのデザインとか変身コンセプトはめちゃくちゃ好みのやつで、いちいち神のメダルを挿入して様々なエジプト神の能力を得るモチーフの扱い方が秀逸(どっちかっていうとライダーやね)。ピラミッドを元にしたゴツいスーツデザインもなかなか良い。この辺のモチーフはあんまり本家戦隊で掘り下げられてない部分なので可能性はありそうだが……どうしても宗教的な概念が絡むから切り込み方が難しいかしら。ピラミッドだとキングピラミッダーが限界かもね。 とにかくそんな新しい仲間との連携を深めるべく交流していく過程で語られたレッドの「回想」というのが今回のお話。おかげで完全に1話まるまる「戦隊フォーマット」になっており、ほんとの戦隊を見たかのような印象になるという。いや、途中色々おかしいとこはあったけど。ざっくりまとめると闇落ちキラーの物語。「キラー」を名乗る敵勢力もちょこちょこ存在しているが、直近のキラーがよりによってドン・キラーなのであまり余計なことは思い出さないようにしておこう。闇落ちした親友というこれまた鉄板のエピソードだったわけだが、「レッドが高校生なのでどうしたってその裏の闇要素が薄い」という悩みをそのままギャグへと昇華。エピソードを飾り立てるための最大出力の装飾は、なんと「戦隊役者大集合」という意味不明なサービス展開である(というか、このサービスがやりたいためにわざわざアニオリの舞台を用意したと思われる)。 私も事前にアニオリだと告げられていたおかげで身構えてチェックできたが、まぁ、声優としては妙な発声のキャラがちょこちょこいたので気づくことはできたかな。でもぶっちゃけ高校のシーンあたりでは「なんか特徴的な衣装着てるキャラがちょこちょこ出てくるな?」くらいだったんですよ。その後の脈絡のない周りの荒れ具合を描いたシーンあたりで「そういうことかよ」と気づいたくらいで。多分雉野モチーフのカップルとかが出てきてるのは全部井上敏樹リスペクトってことなんでしょうかね。あといくらなんでもイエローバスター(とウサダ)はそのまんまで出てきすぎじゃね? とかはツッコミどころ。でもゴーバスだけは残念ながらヨーコの中の人しか呼んでこられなかったんだよなぁ。ヒロムとかリュウさんにも会いたかったな。他の戦隊はデカレンがヒロイン2人並び、カクレンがレッドを召喚しており、メガレンに至っては中の人全員集合という超贅沢なキャスティング。いや、贅沢なんだろうけどさ、ほんとのほんとに「無駄遣い」なんよ。なんやねんこれ。 そして一番イミフだったのは突然のアクエリオン。どうやら制作がサテライトだったもんで繋がりがあったということのようだが……お前、今別次元でアクエリオンそのものが作られてるんだからこんなとこに遊びに来んなよ。 まー、こういうパロディ要素で突き抜けられてこそのアニメ化の意義があるってことでしょうからね。どっかの誰かが戦隊の歴史にこのアニメのこともこっそりメモしてくれることを祈ろう。あ、イドラさんの嫉妬顔も可愛いですね。 |
ブログ内検索
リンク
最新記事
(04/26)
(04/26)
(04/24)
(04/24)
(04/23)
(04/23)
(04/22)
(04/21)
(04/20)
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
最新CM
アーカイブ
|