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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 なんやこの強度……第2話。現状、今期新規枠では頭1つ抜きん出たクオリティ。このオープニングが作れるアニメが弱いわけがなかろう。負けヒロインが勝ちアニメかよ。

 というわけで、2話目でのトーンダウンを覚悟していたがむしろ初速をそのまま活かして2話目も一瞬で走り抜けていった。それこそ今回のメインヒロイン・焼塩のごときバイタリティである。とにかくどこのシーンを拾っても何かしらの小ボケは交えてくるというサービス精神がお見事で、原作の小説媒体ではどれほどの密度でねじ込んできているかが気になるところ。ほんで小説でも滑ってないのかも気になるところ。アニメの場合、画がついて、声がついてのネタになってるわけじゃないですか。だからこそ許されてるようなネタ回しもありそうな気がするんだよなぁ……前回もちょっと触れたけど、メインヒロイン(?)八奈見は普通に考えたらうぜぇ奴になりそうなもんだしなぁ。いや、でもこれはこれで可愛い……のか? もちろん、アニメではこいつのウザさも綺麗に魅力の一部へと昇華されており、彼女が出てきて画面脇で百面相やってるだけでも笑いに繋がるし、台詞回しの1つ1つが変なとこから飛んでくる不意打ちのボケにもなっている。主人公・温水の小回りの効いたツッコミも見事なものだ(妹さんとの対話のあたりとか、あの短時間できっちりまとまったネタになってるのが実によく分かる)。

 そうして八奈見が整えてくれたフィールドに、早速第2の「負けヒロイン」焼塩が堂々と名乗りをあげた。「負けヒロインなんて数を集められるもんじゃねぇよ」と初見では思っていた訳だが、なんとまぁ、ここまできちんと、徹底して「負けたーーー!!!」って分かる状態に叩き込んでくるのか。しかもご丁寧に焼塩が狙ってた相手が主人公属性だったっていうのもメタ視点では「負け」度合いを加速させる要素になっている。まー、CVが小林千晃だしなぁ(そんで相手がうえしゃまだしなぁ……ラグナとアルテマティア様のカップリングじゃん)。

 「負けヒロイン」という属性だけを統一させるために必ずヒロイン勢は残念要素を入れる必要性があり、焼塩も八奈見同様、根本的なところで「馬鹿」には違いない。体育倉庫イベントは暑さでおかしくなってしまったようなので割引いて考える必要はあるが、その後の温水との対話なんかを見てるとやっぱどこか抜けてる子なのは間違いない。ただ、単なる馬鹿だと八奈見と被ってしまう可能性があるため、彼女のスポーツ少女要素はきっちり本物として仕上げてあるのだろう。真面目で一生懸命な負けヒロイン。これはこれでなかなかに愛らしい(そしたら努力要素すらない八奈見はどうなるんやって話だが)。

 そしてすでに第3の負けヒロインも土俵際ギリギリの状態でエントリーしており、多分来週には負けが確定する。3人目にして一番はっきり「おめぇさっさと負けろ」と言われそうなコミュ障クレイジー文芸部員。いちいち「どっから声出してんねん」という奇声が漏れてるのが愉快だが、キャストを確認したら寺澤百花という名前はなんと「柚木さんちの四兄弟。」の岳さんの声だった。あとユーフォの1年生ユーフォの子。ユーフォのラジオで「笑い声が1つの芸」とともよにいじられていたが、その声の出し方がこんな武器になっているとは……とりあえず彼女が負けるってことで前回「どっちだ?」と思ってたBL先輩は純然たる勝ち組に。こちらの勝ち組はヒロインの方が「なんかやっちゃいました?」体質である(まぁ、中の人が歴戦の魔女すぎるからしょうがない)。

 さらにさらに、1話目では「お前もはやノイズなのでは?」と訝しんだあまりにイカレすぎた先生に、さらにもう1人やべぇ大人が追加されている。もはやアニメ演出の定番となった「止まれ」のハザードシンボル(?)がよりによって先生の凶行のシーンで用いられるとは。ヒロインは負けるわ、教育者は全員畜生だわ、この学校はどうなってやがる。しかもCVがすみぺ&千和だぞ。どうなってやがる。

 シナリオ:映像:キャスティング、3点とって何一つ抜かりなし。来週も楽しみだ。

 
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 急転直下で第16話。アマラリルクの攻勢、目的が謎に包まれてるから予測できないし、何が起きるかもさっぱり分からんのが怖いよね。

 ここまでの2話はほっこり話が進行し、突然現れた曖さんとの交流を深めるのに費やしていたのだが、ここでいきなり東京都心をまるっと飲み込むサイズの暗黒空間が爆誕。ユニロードさんたちの分析によればロシアのツィベタちゃん騒動の時の閉鎖空間と同じ現象とのことだが、あっちの閉鎖はせいぜい建物1つとその周りの森を飲み込んだ程度だったのに対し、今回はサイズもでかけりゃ首都直撃ってことで影響もバカでかい。ツィベタちゃんのように限定的な目的であれば個人レベルでの嫌がらせ程度で済んでいたところを、いきなり悪の組織らしさ全開で襲ってきたため、ヒーローサイドもその対応は苦慮している様子。

 何よりマズいのは影響してる人口がとんでもないという部分で、黒球に飲まれた中にいた人たちが生きてるかどうかすら分からない。生きていたとしてもいつまで生きているか分からないわけで、最悪の事態を想定したら迅速な対応は必須。今にして思えば、最初から中に2人のヒーローが入っていたツィベタちゃん事件はまだまだ序の口だったというのがよく分かる。

 そしてもう1つの大きな問題は、動こうにもそもそも黒球の中への侵入方法が分からない。それこそ中にヒーローがいれば両面作戦で原因を叩けたかもしれないが、日本のヒーロー・シャイが外にいる時点で、黒球の中にヒーローが混じってるわけもない。あの訳のわからない空間に入る術など想像もつかない。この緊急事態に、アマラリルクとの交戦経験があるシャイが引っ張り出されるのは必然。以前も惟子さんを救ったことが評価されて取り上げられていたが、こうしてアマラリルクとの密な接点が嫌でもシャイを鉄火場へと押しやっていく。

 とりあえず顔見知りのヒーローと手を組み、救出部隊を組んだのはいい。しかし侵入方法をどうしたものかというタイミングで、まさにとってつけたように現れた曖さん。彼女の忍びの極意(?)をもってすれば閉鎖空間への侵入も可能だとかなんとか。なんで曖さんがそこまで自信を持っているかはよく分からんのだが、もしかして忍者って黒球現象にしょっちゅう遭遇したりするんでしょうかね。今回の対戦相手が「もう1人の曖さん」ということなので向こうの打った手を曖さんが読めるという可能性もあるが、黒球自体はツィベタちゃんと同じものってことは、ウツロの技ではなくて「アマラリルクの技」なんだよな。だとしたら多分曖さんも初見だと思うんだけど、「まぁ、忍者ってRPGなんかでも割と強ジョブになることが多いやん」というよく分からん理由でその辺は突破できるのかもしれない。知らんけど。

 物語的には「敵がどうにも対処しようがない攻め方をしてきた」→「たまたま最近それに対処できる友達ができた」という展開はご都合主義がすぎるというか、そこに作為が感じられるのでもしかしたら曖さんとの出会い自体が盛大な伏線の可能性はあるのだが……あんまりそういう性格の作品じゃないから、ほんとに偶然だったのかもしれない。もしくは曖さんとウツロはペーシャとツィベタちゃんと同じような関係性なので、いっそスティグマが積極的にテルにそうした人物との関わりを持たせようと画策してる可能性まであるかも。一応スティグマからしたらシャイは自分の腕輪を最初に打ち破った人間ではあるからね。まぁ、そうした疑問の答えが出るのはまだまだ先なんだろうけどさ。

 
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 鉄腕!? 第2話。これ、もしかしてエンドカードでいろんなロボとコラボしてくれるってことなんでしょうかね? もしそうなら鉄人あたりは鉄板(?)だと思うんですが……いや、巨大ロボはねぇかな。それこそマルチくらいしか思い浮かばないが……その路線だと、まほろさんとかか? ……鋼鉄天使は候補に入りますか?

 さておき、ロボであることを隠そうともしないアトリ。でもロボらしいことは何一つやらないというかなり極端な設定になっており、同時期に放送しているどこぞの感情がない調理家電とはエラい違いである。まぁ、あっちに感情がない代わりに優先的に付与されている料理スキルは残念ながらアトリには1ミリもないわけですが……でも、普通に考えてロボのアブソーバとかをどんだけ調整してもナチュラルに卵割るのって難しそうですけどね(現代の技術ですでに実現してるらしいが)。

 こんだけアトリが「ロボらしくない」振る舞いをしているのも、今後の展開の下準備と見てしまっていいんだろう。そりゃま、家電っぽいロボを見てるよりも「どう考えてもお前生きとるやろがい」みたいな奴を巡るドラマの方が後々感情には色々と訴えかけるものがあるだろうからね。こんだけ精巧なロボが作れる世界でもちゃんとアシモフの理念は生きてるらしいのがなんか草。ロボットの権利を守る法もあるんだかないんだかよくわかりませんが、こんだけの性能のロボに余計な権利を与えたらとっとと人類なんて制圧されてしまいそうで恐ろしい。

 またアトリの立ち振る舞いがいちいち愛らしく描かれているのが憎らしい。TROYCAによるグラフィックは2話目も文句なしにハイクオリティで、細かい仕草の阿漕な「萌え」ポイント稼ぎが容赦ない。単なるアホ幼女キャラとしてのポイントを着実に稼ぎながら、主人公・夏生がちょっとだけ寝ぼけてしまった時に謎のママみまで稼ぎに来たりするのもどうにもこうにも。2話目でこんだけ家族として定着しちゃうと、今後どっち方向に振り切れたとしても筋立ての印象は強化されていくことだろう。

 ちなみに今回のコンテは引き続き監督の加藤誠氏も担当しているが、久しぶりに別所誠人の名前を見た気がする。確認したらここ最近のお仕事はずっと「アイナナ」の監督やってたんだっけ。「アイナナ」も最新シーズンでTROYCAに制作移管されてたし、最近はこのスタジオにご縁があるのかしらね。

 
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 エンディングええやん! 第2話。曲そのものはまぁ、「キン肉マンのエンディングだからちょっとコミカルな要素が入ってもいいよね」っていうニュアンスで成立してるし、何より映像が素晴らしい。原作コミックの画像をそのまま流用するアイディアは「キャプテン翼」のオープニングでも採用されていたが、今回は密度が桁違い。コマ送りで1枚1枚鑑賞したいくらい。第0話の時にも感じたけど、私たちはずいぶんキン肉マンのコスチュームに思い入れがあったようで、いちいち衣装が変わったり、アホみたいなリングが出てくるだけで心躍る。「あぁ〜魔法陣リングとイミフアーマーなんじゃぁ〜〜〜」っていうだけでたまらん。OKスタッフ、愛あるデザインだぜ。

 さて2話目。感想としては「思いの外原作を忠実にアニメ化してくれとる」。いや、そりゃこんだけ面白原作なんだからイジる必要もないんだろうけど、台詞の細部に至るまで、かなり丁寧に拾ってる印象。ぶっちゃけ、何度も読み返していると言っても流石に表紙がボロボロになるまで読んだ元祖コミックほどには記憶に定着してない部分もあって、久しぶりに見直して「あ、こここうなってたんだっけ」って新たな気づきを与えてくれる部分もある。そうか、この時点で一応ミステリアスパートナーって出てきてたんだっけ。テリー戦の前に1日のブランクがあるから、そこで第2陣の連中は一旦宇宙に帰ったんやろな。そんであのタイミングで改めて空から降ってくるっていう。……めんどくせぇな。ちなみにミステリアスパートナーの中身は、代表してポーラマンだけがボッフォボッフォ喋ってくれたもんだからキャストが公開された形(松山鷹志氏だった)。あそこ、どうせならクレジットに「ミステリアスパートナー」って書いて欲しかったけど、まぁ、あんだけの数がいたらパートナーってのも変か。

 原作再現が嬉しいついでにもう1つ触れておくと、ずっと中の人の話で恐縮だがマックス・ラジアル役の小林親弘がまー器用。彼の上手さは嫌というほど知ってるけど(以前Twitterで彼にはシングマンをやって欲しいって書いたくらい)、ラジアルの「バルルーン」という無茶な発声を見事に自然な呼吸で落とし込んでるのが神技。いや、武道の「グロロ」もすごかったけどさ、「バルルーン」がいい具合に機械音と肉声の間みたいな入れ方になってんのよ。今後のメチャむずキャラをやらされるキャストたちのハードルが上がってしまう……。そうそう、キャストといえば将軍様とはぐれ悪魔コンビたちも今回ちょっとだけ顔見せ。まぁ、こいつらのド安定感は今更いうまでもないか……こうなると今からハードルが爆上がりしてるのが「シルバーマン誰にするよ」問題なんだよな……。個人的には保志総一朗あたりを推したい。

 逆に、原作から改変された部分についてもちょっとだけ言及しておくと、わかりやすいところではナツコさんの存在が抹消されている。別にアニメではいてもいなくてもいいとは思うんだけど、残念ながら今後ナツコさんが絡むシーンが一度もないからね……そこはもうとっぱらった方がスッキリするという判断なのだろう。ちなみにビビンバは登場しているのだが、なぜかCVがすみぺの兼ね役だった。そこはキャスト立ててもよかったやろがい、とは思うが、キン骨マンたちもわざと兼ね役になってたし、多分その辺は旧アニメリスペクトなんだろうな。そりゃ当時はね……ロビンマスクとアシュラマンとブラックホールが兼ね役だもんな……。

 あと、これは今後の展開にも結構な影響がでそうな改変で、前回もちょっと気にしてたのだが……これ、もしかして舞台が現代になってる? ちょっと明確な手がかりがないので分からないんだが、原作だと時系列を合わせるため(2世にも合わせなきゃいけないからね!)、一応198X年という設定だった。アニメの方はというと、どうにも牛丼屋のテレビが薄型っぽいし、牛丼の値段も今の物価っぽいんだよな(原作だとあのシーンは特盛で300円である)。時系列がズレると、一応今後の舞台選びの時に若干の影響は出るはずなんだが、その辺は帳尻合わせてくるのかしら。

 その他細かいところでは、「ゴング前のミートの助言がより具体的になった」→多分テリーの暴れ馬っぷりを強調するための変更。「全然聞いてない」雰囲気を出しつつ、さらにミートがちゃんと参謀として役にたつということを初見の人に提示する目的だろうか。初見の人に対しては、リングインのアナウンスの際に映像を入れて過去の活躍を紹介するなど、一応の配慮は見せてくれている(まぁ、それでもやっぱり一見さんはお断りだろうが)。そしてちょっと面白かったのは、「牛丼屋の親父がはっきりキン肉マンだと気づいている」。独り言を言わせるより、対話相手がいた方がテリーへの信頼をはっきり見せられるという判断だろうか。

 さて、今後も余裕があればこんなふうに原作との対比も楽しんで行きたいところですね。今日のまとめ:自分たちの異名が書かれたオリジナルのカードを作っちゃう武道さん可愛いですね。

 
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 お帰りなさい、第14話。こないだの総集編のオーコメ、本泉ちゃんがやたらハッスルしてて面白かったですね。

 というわけで改めて新章。前回時点でちょっとだけ導入は見せてくれていたので何となく雰囲気はイメージできていたが、1クール目とはガラリと雰囲気が変わり、「策謀渦巻く宮中ファンタジーミステリ」から「麻薬捜査官! 突然の人狼に遭遇!」みたいなパニックホラーかサスペンスみたいな展開に。まぁ、原作だと違う本になってるんだろうから切り替わるのも当然なのだが、だいぶ思い切った切り口に翻ったものである。

 色々と気になる部分は多いが、まずは里帰りしてごろごろしてた雪哉くんと若宮の腐れ縁のお話から。若宮はもう雪哉のことは大のお気に入りになっちゃったし、てっきり先ごろの事件から完全に子飼いにしちゃうのかと思っていたのだが、残念ながら面倒くさがりの雪哉はこれを全力拒否。まぁ、あらゆる方向から命を狙われる金烏の側仕えとかいくら命があっても足りない仕事だし、素直に考えれば「ヤです」というのも当然の結論。そりゃ若宮との絆だって充分に深くはなっているのだろうが、それとこれとは話が別。「じゃ、頑張ってね若宮、俺は約束通り地元に帰りますわ」ってのが雪哉なりの生き方なのであろう。

 しかし、自分より下の人間がそんな我儘勝手なままで放っておく若宮ではない。追いかけてる事件の手がかりが北領にありと見るや、すぐさま身一つで飛んできて雪哉に「ついて来い」の号令。当然雪哉は拒否るも、多分ちゃんと彼のことを考えてくれているであろう家族に背中を押され、いや、背中を蹴られ、強制的に再び側仕えポジションに放り込まれてしまった。まー、家族からしたら「都会に出て頑張ってた家族が仕事で失敗して戻ってきたいうてる」状態なわけで、わざわざその都会から「おたくの息子さんに仕事をお願いしたいんですが」って使者が来たら、「このままニートにしてたまるかッ!」ってんで送り出すのも致し方なし。いや、多分お兄ちゃんは純粋に信頼して雪哉を送り出してはいるんでしょうけど。

 そうして再びタッグを組んだ凸凹な2人。でもまぁ、組んでみたら基本的にはツーカーなわけで。雪哉もなんだかんだで満更でもなさそうだしね。別に若宮が嫌いで仕事辞めたわけじゃないからな。ただ、問題は今回の事件がそんな2人の手に負えるかどうか。ひたすら頭脳労働と腹芸で何とかなった宮中の権力闘争と違い、今回は薬中患者が暴れ回っているのを制圧しなきゃいけないというのでだいぶ命懸け。さて、どこから手をつけていいものやら。

 でもまぁ、作品の特徴を考えるに、今回の薬物騒動は単なる金目当ての犯行とかではないだろうし、黒幕を追いかけて行ったらまた宮中の何かに繋がるんだろうなぁ。「金烏の治世を掻き回して乱世のどさくさでなんかしたろ」って思ってる人間がいてもおかしくないしな。地道な実地調査でどこまで真相に近づけるもんでしょうね。あと、今回のエピソードで4人の姫君にはあんま出番なさそうだよね。あせびはしょうがないとして、浜木綿とススキさんの2人くらいは出てきて活躍して欲しいんだけどなぁ。

 次回放送が1ヶ月後って、どん生殺しだよ……。

 
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 小学校の社会科の教科書か、第3話。すげぇな、ほんとに下馬評通り、がっつり稲作が始まった。「しろかき」とかいう単語、マジで聞いたの小学校以来かもしれん。

 当方、出身は米どころだったこともあり、割と小学校時代は稲作と接する機会もあったんですよ。いや、米農家出身とかじゃないので単に授業でお勉強しただけだけど、確か体験学習で田植もやったことがあるし、小さなキット(確かポリバケツ)で実際の稲作をやったこともある。とはいえ、それで農家の苦労がわかるなんてさっぱり思っちゃいないが……大変そうですね……。しかもこちらの作品における「稲作の苦労」は現代農家のそれとはまた次元が違っており、見た目の通り「古代の稲作から始まるエトセトラ」である。一応いくらかの種籾とハウツーの巻物がある分だけゼロからのスタートとまではいかないが、それでも「軌道に乗るまでは10年単位」とのことで、冷静に考えれば「ま、そりゃそうだろ」という遠い道のり。どっちかというと豊穣神であるはずのサクナがそのことをさっぱり知らなかったという方が問題ではあった。

 いやでもさぁ、流石にサクナの負担デカすぎるよな。もちろん序盤はそういう描写が重なるように設定されてるんだろうけど……前半パートだけを見たら手伝いどころか足を引っ張ることしかしない周りの連中はリアルにイライラさせるだけの存在。何かしたらデバフがかかる男手、料理素材を託すとクラフトに失敗してロストしてしまう料理人、なんもやらねぇガキども。サクナがどんな聖人だったとしてもそりゃキレるわ。ちょっとやそっとのサポートでそのイライラが解消できるとも思えない。……けど、まぁそこで生きていくしかないとなれば、神様とて腹を括るしかないのでなぁ。早くレベルアップして少しでもサクナが「やった甲斐」を得られるようになってほしいものである。

 もちろん、視聴者目線だと「これはゲームだったんだよな」ということが分かっているので、イライラは募るが一定の理解もできる。1ミリも役に立っていなかった子供連中はどうやら稲作用の人員ではなかったらしく、少し文明が進んだ後、他の工芸品のクラフトに使う別ジョブ扱いのようだ。男の方(きんた)は工房系で、素材が集まれば農具の開発などが行えるらしい。……ここでもまた素材集めか……木材はまだしも、現状金属を揃えるのめっちゃキツくない? そして女の子の方(ゆい)は「織り機があれば」と言っていたので服飾系のクラフト要員だろうか。農具と比べると稲作に与える影響は大きくなさそうだが、こちらの方がまだ素材集めはやりやすそう。全部が全部自給自足となれば、農作業で使い捨てられる履き物なども作る必要があるかもしれず、地味に生命線になりうるポジションである。

 となると残りのシスター(ミルテ)は本来なら調理系のスキル持ちということになるはずなのだが、なんとまぁ、レベルが低い(素材が合わない)と生産どころか消耗しかしないという……ここのレベルアップが急務だと思うんですが、もしかして調理器具とかも開発する必要があるんでしょうかね? ビルド系ゲームのあるある、「最初にやることが多すぎて何から手をつけたらいいか分からない」である。

 そんで一番の謎は赤子(かいまる)の存在。こいつだけは普通に考えたら何の役にも立たないんだよな……何でいるんだろう。将来生育からの覚醒イベントとかがあるんだろうか。それとも単なるマスコット扱いか。現状の栄養状態でよく生きながらえているものだ。

 まぁ、形はどうあれ、サクナは一旦ネガティブのどん底を経験して上昇傾向。まだまだ先は長いだろうが、あとは一歩ずつ確実に登っていくしかないのだ。……それにしても、「島」だっつってたのに、ラストカットの背景、めちゃめちゃ遠くまで山があったな……探索エリアもめっちゃ広くね? オープンワールドだったらどうしよう。

 
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○「バーテンダー 神のグラス」 5

 新番チェックは終わったと言ったな。すまん、ありゃぁ嘘だった。いや、終わってんだけどね。ちょっと珍しい事態が起こったので例外的に取り扱います。

 事情を説明すると、今作は厳密には「今期新番組」ではない。制作・放送されたのはこないだまでの春クールであり、すでに放送は終了している。ただ、なんでか知らんけどこの放送ってのがテレ東オンリーだったのよ。BSCSでの放送が1つもなく、首都圏以外で視聴する方法は配信しかなかったため、「配信アニメは全てシャットアウト」というルールを設けている私は視聴できなかったのである。独占配信アニメは観られないものも多くあるが、こうして地上波放送がある作品で視聴環境が整わないってのは久しぶりだった。

 ところが、これが1クールのラグを経てワンランク上のアニメチャンネル様、AT-Xで放送することが決定。これなら私は視聴できるようになる。以前まではこうして視聴時期がずれてしまう作品の扱いは何となくスルーみたいなことも多かったのだが、今作の場合は事前になんか気になっていたというのもあるし、ズレたといってもたかだか1クール。年度を跨がなければ春にやるグランプリ選出基準にも影響を与えないため、どうせだったら「俺の中では夏新番」ということで処理しようと思ったわけだ。そんなわけで現状での今期視聴作品は55本が正式な数となります。

 閑話休題、そんなちょっと不思議な繋がりを持った作品だが、原作は多分未読。「多分」というのは、なんかこの手のお酒のうんちく漫画は意外と電書の無料試読なんかでつまみ食いしてるのでもしかしたら読んでたかもしれないから。でも多分読んでない。「駒田上流所へようこそ」の時にもちょっと触れたのだが、私は酒を全く飲まない。弱いとかじゃなくて子供舌なので酒の味がさっぱりわからず、「クソたけぇもん飲むよりコーラとかの方がいいじゃん」というので飲まないという残念な嗜好である。ただ、そうして「酒が飲めない自分」に何となく負い目があるのも事実で、酒を楽しんでいる人間を羨ましく思う部分もあったりする。何しろこれだけ世界中に多種多様な酒があり、人類の歴史を通じて研究・進化を続けてきた知的財産そのもの。私は酒飲みは基本的に嫌いだが、酒という文化そのものを否定しようとは思わない。どれだけ先人たちが酒に情熱を注ぎ、極めてきたか。それは単なる知識レベルの話として興味深く聞くことはできるのだ(美味しい食べものを美味しいと思えるのと同じ感覚なら理解は及ぶはずなのだ)。そんなわけで、実体験を伴わない机の上の学問レベルでの「酒のうんちく漫画」は結構気になって読んじゃったりするのである。まぁ、幼少期を「美味しんぼ」で育てられた人間の悲しき性なのかもしれないけども(ちなみに同様の理由でヤニカスは大嫌いだがタバコという文化そのものを否定しようという気もない)。

 で、そんな状態で多少歪んだモチベーションを持ちながらの1話目は、なるほど想定した通りの「酒のうんちくアニメ」になりそうである。紹介された「酒知識」「バーテンダー知識」は私なんかには新鮮なものだし、せいぜい立派な大人として恥ずかしくないくらいは最低限の常識は備えておこうと思った。いや、どこまでが常識なのかもよくわからんけど。

 アニメとして見た時には特に特徴もなく全体的に「並」なクオリティだが、バーを舞台にした作品らしい、どこかゆったりとした押し付けがましさのない演出方向は決して嫌いではない。主演の寺島おじさんがいい仕事してくれているし、ヒロイン(?)のナンジョルノの入り方も自然。あとは今後のドラマ展開次第だろう。制作の「リーベル」っていうスタジオはこれが初の元請け作品のようだが、最後までスタミナ切れを起こさず走り切れるでしょうか。まぁ、もう結果は出てるはずなんだけど、このまま何も知らない状態で追いかけていきますね。

 

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 じりじりじりじりじりじりじりじり、第3話。なんなんだろね、このアニメ。よく作ったもんだと感心したり、途方に暮れたり。

 1話目時点で気になってたことが3話目になってもまだ気になる、なんともヘンテコなアニメ。果たしてこれをどこから切り取っていいものか困ってしまい、前回はその結果何も書かずにスルーしたのだが、今回のお話は一応1つの節目にはなっているはず。ここで一旦「変なアニメだよね」という感覚をいくらか言語化しておきたい。

 やりたい方向性は何となく伝わってくる。ただひたすらに「義兄」と「義妹」の関係性を描く、ただそれだけだ。2人の関係性を描くのであれば、周りにキャラは必要ないし、大仰なアクションシーンなんて要るはずもない。必要な周りのキャラなんてせいぜい両親くらいのものだし、あとはただ、それぞれが何を考えているかという独白、そして2人の対話。これだけでも、我々が実際にはほとんど見たことがない「義理の兄妹」という関係性を掘り下げることができる。

 ただ、当然そこには大きな問題が立ちはだかる。「そんなんアニメにして面白いんかい」問題である。そしてこのアニメは、そこに大きな勝負をかけた作品と見ることができる。「アニメする必要なくね?」と言われたらアニメにしか出来ない表現を持ってきてねじ伏せるしかなく、今作は「動き」による表現を事実上放棄した。画面に動きなどほとんどなく、必要最低限の挙動だけで話は繋がっていく。それじゃぁアニメにしか存在しない表現とは何かと言えば、それは実際の時間を使った「間」の表現である。そして、映像はそんな「間」を生み出す2人の関係性について、どの視点から見るかというカメラのポジションだけを提供する。極力2人の関係性に介入しないよう、ひっそりと床近くからロングで抜くだけのカメラ。必要な情報を影でひっそりと隠してしまうようなアングル。そして溜まりに溜まった感情を一気に吐き出させるためのフィルムリール。本当にこれはただの「記録」であると、映像は全力でそれを伝えている。

 正直、今以って今作の面白さは表現しきれない。いや、そもそも面白いかどうかすらよくわかっていない。面白くないかもしれない。しかし、何かしら「やってやろう」というクリエイターの熱意は伝わってくる。この作品に相応しい映像表現はこれなんだと、必死に伝えようとする情念が滲み出ている。でなければあれだけの大胆な間の取り方はできないだろうし、どのカットについても、いちいち視聴者に考えさせるような「引っかかり」を与えてくれている。つい最近「菜なれ花なれ」の感想で「カットのもちが悪い」という表現を使ったが、今作のカットは持ちが良い。良すぎて不安になるくらいに時間が注ぎ込まれている。そこに言葉を乗せるか、音を乗せるか、それとも次のカットを乗せるか。考えた末に出てきた流れが、この奇妙な空気を生み出している。何が起こっているのだろうか。私はまだ噛み砕けていないが、少なくとも、歪な兄妹の関係性に思いを馳せる際にはこの「見え」は邪魔にはなっていない。

 もうちょっと、時間ください。

 
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 犬だ! 猫だ! 兎山悟だ! 第25話! プリキュア恒例(とは言えない)水着回、全力でトロピカっていくゥ!

 次回予告のテンションが面白すぎたもんで、そのままのノリでちょっと暴走気味。今回もおはユキまゆ。こんだけ話数を重ねたのに未だにツンデレギミックで引っ張れるユキさんの才能さすがですよね。名前呼びで喜ばれるくだりってツンデレではお約束だと思うんですが、仲間に加入してから何週経ってると思ってんだよ。そんだけブレないユキさん、孤高のクールビューティー。

 しかし今回は舞台が海ということで、猫のユキさんからしたら天敵みたいなシチュエーション。何しろ水だし、臭いし、得体が知れないし、暑すぎてヤバいし。まぁ、性格によっては猫でも大丈夫だったり、逆に犬でも警戒したりするんでしょうが、我らがアホ犬、こむぎさんが海など恐れるはずもなく。そして何より犬飼いろはさんがあまりに海に順応しすぎてる。デフォでサーフィンを残りこなせるプリキュアメンバーとかそうそうおらんやろ。夏海まなつさんですらサーフィンできるかどうかはわからんぞ(まぁ、多分できるやろ)。そんな元気印のいろはに合わせて、犬形態・ヒト形態と変幻自在のこむぎさん(水着どうなってんねん)。当然スイムフォームは犬かきなのだが、意外と運動音痴で沈むあたりは謎。まー、こむぎのフォルムはあんまり泳ぐのには向いてないかもしれんからな……。

 そして当然、海なんてもんには近づかない方がいいってのがユキさんのスタンス。ゴージャスでセレブリティを感じさせる素敵な水着を着て、サンオイルぬりっこ(?)という定番イベントもそつなくこなしてみせるユキさんだったが、流石に水の中は嫌。まゆに対しても「ほんと気をつけなさいよ」と過保護を発揮するが、当のまゆさんはすっかり犬組の空気に慣れ親しんでしまっているし、ユキに色々と新しい世界を体験してほしいというのもあるだろう。ちょっと強引に海に招き入れ、新たに泳げる猫を教育する予定である。ま、先は長そうだが……水が絡んだ時のユキさん、ヒト形態の状態で猫がぼんぼん出てきちゃうのほんと好き。格好いいところも、みっともないところも含めて全部猫。

 そうして犬猫が交流を深める場にはなぜかちゃんといるよ、兎も。……悟がおると、まゆさんの世話焼きババア感が加速してやばいですね。マジでそういう話題が好きな子なんだな……まぁそら悟さんの色恋ははたから見てて楽しいのは認めるけども。メガネキャストオフ悟、多分結構なイケメン。そしていろはを見るときにいちいち頬を赤らめる仕草など、今作におけるメインヒロインは間違いなくお前だ。いや、大福さんがどう思ってるかは知らんけど。

 そんなチームに襲いくるのは空気を読む能力は相変わらず高いガルガルさん。今回のテーマは「ユキの背中に最後のひと押し」で、リリアンのキャッチコピー「結んで紡いでつながる」を体現するような展開から、ついにワンとニャンが手を取り合った。いや、今までも充分共闘はしてたんですけどね。これにてついにワンチームになれたなぁ、という感慨。ただ、こむぎは永遠にあの調子なので、受け入れてしまったユキさんの方に今後も負担はかかり続けるんでしょうね。それでも永遠にまゆのことだけを考え続けるユキさんであって欲しいです。

 さて、来週はいったい何の話になるやら……暑いと猫は液体と化し、ドロドロになります。こむぎは腹だして寝てるところ散々見てるけど、未だユキさんはお利口に丸まって寝てる姿しか見せていない。だらしなく伸びるユキさん概念が早く見たいです。お願いします運営さん。何でもしますから。

 
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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