最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
エンドロールに「一人芝居」がクレジットされるアニメ is 何、第11話。なんかもう……ね……かつてMujicaのライブで現代舞踏の人をわざわざ呼んで幕間で踊ってもらってたことがありましたが、あれもそのままMujicaのイメージが繋がってたってことなんだなぁ。 もう、完全にミステリの解決編のフォーマット。私も人並みにはミステリを読みますので、こんな雰囲気の「小説のラスト80ページ」くらいを嫌というほど読んできましたよ。でもね、これ、バンドアニメなんですよ。あんまり1人の女の子の生まれの不幸とか、人物入れ替わりトリックについて語ることは求められないジャンルのはずなんですよね。これが11話目に入るのは「金田一少年の事件簿」だけですよ。どういうことですか。未だに私はこのギャップに慄いていますよ。 今になって心の底から思うのは、世の考察班ってやっぱすごいな、ってことですね。まぁ、当たり外れ構わず好き放題妄想を垂れ流すばかりなので、その100万本の矢のうち1本が刺さったってのが事実でしょうけど。個人的に放送直後の考察で思わず笑っちゃったのは「祐天寺若麦=椎名真希」説とかですね。言えばいいってもんじゃねぇぞ。 ただ、多分KiLLKISSの映像が公開された時点での考察班は本当に色々捗ってたのは事実でしょう。まだモーティス事変すら明るみに出ていなかった時期だと思うんですが、映像で初華のシルエットが分裂するところから「三角初華双子説」は結構見かけたんですよ。まぁ、当たらずといえども遠からずですよね。3ヶ月前の私はTwitterでタグを漁りながら「まーたオタクがアホな妄想垂れ流してら」と鼻で笑ってたんですが、ニアピンすんのかい。なんなら当ててる人もいたかもしれんのかい。……流石に「It’s MyGO!!!!!」時点の島の描写からそこまで論理的に導き出すのは不可能だったとは思うんですが、私の中の「いくらなんでもバンドリがそこまで無茶苦茶なプロット組むわけないやろ」という常識ブレーキの敗北です。やりやがりました。 今の私の心配というか妄想は、「これ、まじでガルパに実装された時にこいつらの扱いどうしたらええねん」なんですよ。モーティスの存在はさ、多分今後も残り続けるわけですよね。あそこはやっぱり「若葉睦/モーティス」が「奥沢美咲/ミッシェル」と同様の扱いでいいんですかね? 特訓前が睦で特訓後がモーティスみたいな。……流石にそんな扱いにしたらダメなテーマだよな。最終的には睦に人格統合は果たされてる状態になるから、時折「モーティスっぽい睦」が見られたりするんでしょうか。もはやガルパ内ではアニメ放送前の「ママみ長崎そよ」は存在しない扱いなので、そうして存在ごと削除されて実装されるんでしょうか。 そして今回はそんなモーティスよりもさらに難しい問題、三角初華なのか、三角初音なのか問題ですよ。ステージネームが「初華」だと考えれば一応RASのメンバー、「レイヤ」とか「マスキング」と同じ扱いで処理はできるんですけどね。あれもカード名は「和奏レイ」や「佐藤ますき」ではないですからね。でもさ、それ以外のプロフでは嘘書いちゃダメだから「三角初華/本名:三角初音」ってことになるんですよ。いや、「ドロリス/三角初華/三角初音」かな。もう、こいつには己の罪を死ぬまで背負って生きろって言ってるようなもんですよね。 とまぁ、場外の心配ばかりが先立ちますが……とりあえず大方の予想通り、初音(今回に限っては厳密性を維持するためにこのように表記)はお祖父様(定治)の隠し子でした。何がキツいって、ジジイも婿養子だったもんでTOGAWAグループでの立場があんま強くなかったらしいところ。お前、その立場でクソ親父にあんだけマウント取ってたんかい。いや、これまでの人生で散々煮湯を飲まされたからこそ、同じ立場の清告には厳しくあたって、指導しようと思っていたのかもしれないが……ただ、少なくとも初音をめぐっての定治のムーブは普通にグダグダなんですよね。 初音母子が表舞台から身を引いたのは母親の意思だったからよしとしましょう。でもさ、その母子をよりによって豊川グループの別荘のある島に住まわせるなよ。もうちょい別なとこに置いとけよ。そしたらそもそも事件は起こらなかったのに。そんで初音の上京後の隠蔽体質と保護欲求の葛藤もあまりに半端すぎて意図的に泥沼を作ろうとしているようにしかみえないのよ。あれ、定治は「島で祥子と仲良くしてたのが初音だ」っていう理解だったのかしら? だとしたら初音から余計なことを暴露されると自分の地位が危ういから囲い込むのは理解できなくもないが……いや、東京に出てきた田舎の娘っ子1人なんて、多分どうとでもなるな。排除でなく保護の方向に動いたのは、やっぱり血のつながりからの情なんだろう。だとしたら、そのまんまの名前でアイドルデビューまでさせちゃうのは悪手すぎるだろ。ほんと、先々を考える能力がないんか。まぁ、初音が勝手に先走って清告と接点を持っちゃったあたりは単なる事故なんだけども……さしもの大グループの重鎮も、初音の中に蠢く祥子への偏愛まで汲み取ることはできなかったということか。 本人による熱烈一人芝居で語られた「初音」の生い立ち。これによってバンドリ史上最も「病ん」でいる初音から祥子への想いが明かされた。うん、まぁ、彼女が生きてきた十数年の重みを考えれば、目のハイライトが消えがちなのも致し方ないとは思う。「祥ちゃんをとらないで」でモーティス殺害に及ぶのもやむなし(むしろ未遂で終わったのは偉いまである)。私の中で今井リサ・白鷺千聖・青葉モカと並べて愛情重すぎ四天王を結成することを許可しよう。 ただなぁ、これ、祥子側に一切責任がないのはちょっとかわいそうなのよね。結局祥子目線では「島でよくしてくれた優しい初華ちゃん」だったわけでしょ? Mujicaのロゴマークが三日月モチーフなのとか、純粋に「センターにあの素敵な初華を置けば光り輝きますわ!」っていう発想だろうし。「知り合いの才能をフル活用して168億稼ぐ」プランとして何も間違ったことしてないし、「アイドルにはしてあげられなかったけど、近いジャンルで活躍できるようにしてあげれば初華もそこそこ満足するのではなくて?」くらいの考えだったと思うのよね。ただ、それが初音にとっては重すぎる提案だったというだけで……。このすれ違いはどうしようもないよ。強いていうならカミングアウトのタイミングを逃し続け、いっときの安寧に耽溺していた初音が悪いといえば悪いのだが、それだってしばらくは祥子の身の上を知らないままでやってたわけで、祥子と豊川の関係を知らなかったら、ガチで「わーい、祥ちゃんとバンドできるー」っていうあの反応でなんも間違ってないんだよ。別に真初華に迷惑かけてるわけでもないし。まー、なんにしたって嘘はよくないっていう教訓だね。 現状1つだけよくわかってないのは、初音は勝手に崩れ落ちていたが、「彼女の存在が清告に知られてしまった→168億事件」っていうつながりはあるんか? 多分そこは関係なくない? もし彼女の言ってることが本当だとすると、定治が「むぅ、清告には俺が一番知られたくない隠し子の事実を握られてしまった! 余計なことをされないよう、あいつを排除するために168億の借金の責任を負わせよう、レッツゴー地面師!」ってことでしょ? いくらなんでもそれはクズすぎるし、そんなんされたら多分清告だって逆上して初音のことを洗いざらい豊川にぶちまけてから退場するとかしそうなもんじゃん。清告がクソ親父になったのは、ほんとに初華事変とはなんも関係ないとこで失敗しただけなんじゃなかろうか。 だとすると、初音が後悔していた「私が祥ちゃんの人生をめちゃくちゃにした」は単なる勘違いだ。いや、まぁ、余計なことしてバンド結成後に台無しにしたのは事実だし、その後ものうのうと隣に居座って都合のいいことばっかやってたのはやっぱ悪いんだけども。そこんところはもうちょい祥子と事実を突き合わせた方がいいと思うよ。まぁ、豊川上層部の話なんて絶対に祥子には分からないだろうけど。 今回はもう、構造を飲み込むのがやっとでなかなか内面に切り込むとこまで思考が及んでいないが、やっぱここまでの構造をよく作ったな、と改めて今作のデザインに感心。仮面のモチーフとか、あまりにも完璧に伏線回収が決まりすぎてんだよな。尺をとんでもなく食い潰しそうな今回のネタばらしも、「初音の一人舞台」っていう構造をモーティス劇場とかでしっかり下準備しておいて、一番端的に、効率よく伝える工夫ができてるんだよ。全部この「初音×祥子」の物語に収束させるっていう前提があればこそなのよね。 なお、そのとばっちりでどうやら八幡海鈴さんはマジで単なる面白い女のままでゴールしそうな予感。なんで初音の一人舞台回なのにひとネタぶっ込んでくるんだよ。ひとんちのポスト漁るのはノルマに忠実すぎる。 PR 激アツ展開やんけ、第9話。先週の訳分からんコラボなどどこ吹く風でがっつりメインシナリオを進めてきやがった。 変身シーケンスなんかであからさまではあったが、今回のお話で「アメンのモチーフは仮面ライダー」というのが随分はっきりした。戦隊側でも一応バイクをアイテムとして使う場合はなくはないが(例:キョウリュウジャー)、あんだけダイレクトにバイクの召喚からの「ライド」があったというのがライダー要素として強いし、ラーニヤのキャラクター造形に「仮面」が大きく関わっているということでまさに「仮面」「ライダー」である。さしずめ仮面ライダーエジプトといったところだろうか。ジャッカルレリーフのモーションは完全にアマゾンだったけども。 そうしてアメンがライダーであることが強調されたことにより、本作は「戦隊とライダーの共闘」というスーパーヒーロータイムのお約束もがっつり踏襲し、まるで劇場版のような豪勢な展開に。ただ、共闘自体はそこまで盛り上がる要素になってはおらず、むしろドラマの並列性の方が見どころと言えるだろうか。レッドにはレッドなりの悩みや問題があって魔王軍との対決に臨んでいるが、ラーニヤたちエルフ側にはまた別な敵と別な問題があって、そちらの解決に臨んでいる状態。まぁ、ぶっちゃけ今回登場した敵キャラのアジールさんのサポートに回ってたやつは魔王軍なんだろうけども。アジールとラーニヤという1対1の関係性だけに絞り込めば、いかにもライダーらしい筋立てになっているし、戦隊と違ってライダーは「敵もライダー」が認められており、今回のアジールの行動はまさにそのフォーマットに則ったものである。 ただ、わざわざ変身グッズを強奪して変身せずとも余裕で強くなかったか、というのは気になるところでして……スタープラチナばりの時間停止能力(?)を持っていたアジールの特権魔法。あれを破らない限りはレッド側に勝機はなさそうだったし、それ以上の追加戦力が必要だったんだろうか。アジールの目的が「種族を超えた統合」であるとするなら、エルフ側の強さの象徴たるアメンの力を完全に掌握することで精神的にもねじ伏せたいという狙いはあるのかも。ちなみにアメンのフォルムは誰が変身してもほぼ同じだが、ラーニヤさんの場合はエルフにあるまじおっぱいが強調されていたので、アジール版はそこだけおとなしめ。 前回出てきたカード化能力のやつとかは強そうだったのにイドラに瞬殺されてしまったり、よく分からん使い潰し要素が多いのが気になるが、とりあえず次回で戦隊VSライダーの決着をつけてもらって、その裏に暗躍する魔王軍の尻尾くらいは掴ませてほしいところ。この1クールでそれなりの落とし所を見つけることはできるんだろうか。 もうちょい早く解決策に辿り着けなかったもんか、第23話。そりゃまぁ、シナリオの要請上こうなるのは必然なのだが……色んなところが後手後手だっただけのようにも見えるのだが? 結局、世間が美世さんのことを信用してるようでまだ信頼しきれてなかったのが原因なのかもしれない。夢見の異能があることはだいぶ前に確定してた割には、箱入り気質が抜けずチヤホヤされ続けた美世。まぁ、世間にトラブルがなければわざわざ家から出てくる必要がなかったのは事実なのだが、それが故に彼女は何も知らされず、覚悟も決めきれない状態で今に至ってしまっていた。清霞の拉致という極限状態に達したことでついにそんな美世という「最終兵器」を担ぎ出す必要が出てきてしまい、慌てて戦闘準備を整えている、そんな状況だ。流石に笑っちゃったのは薄刃の家に「夢見マニュアル」みたいな露骨な本が所蔵されてたことかな。そんなもんあるんかい、さっさと渡しておけよ。ほんで内容も端的やな! とまぁ、状況は「解決」に向けて強引に転がされてしまったが、描かれているヒューマンドラマは分かりやすいものである。結局、甚大な騒乱を巻き起こした直の謀反ではあるが、端的にまとめれば「昔の女が忘れられねぇ」であり、国家規模でストーカーまがい男が迷惑をかけているというだけの話。いや、直からしたら正当性のある訴えではあるんだけどね。結局、あれだけ崇高な人物として描かれた薄刃澄美の人生は恵まれたものとはいえなかったし、その娘である美世がその後斎森の家で受けていた扱いの酷さを考えれば、澄美の人生は決して恵まれたものではなかったし、彼女の意思は全く世に届かなかったとも言える。そりゃ直が怒るのも無理はない。 ただ、彼はその結果エゴイスティックな生来の気質が前面に出てしまい、勝手に暴れ散らかしているのが悪いところではある。澄美は澄美、美世は美世、そんな簡単なことも受け入れず、「過去の女」の亡霊を追い求めてあたり散らかす彼の言動も許せるものではないだろう。結局、美世さんが決意した通りに「あたしがやるしかない」のである。そのためには、美世がかわいいお人形ではなく立派な1人の女性として立っていることを直に知らしめ、その「人間としての」美世が直に直接「そんなことしちゃメッだよ」と怒ってあげないといけない。その前提として、まだまだ美世さんは甘やかされていたというのが問題点だったわけだ。 まぁ、結果的には直の荒療治によって薄刃が美世に頼らざるを得ない状態になり、彼女の1人立ちのきっかけになったのだから、直の狙い通りと言えばそうなのかもしれない。あとは澄美の存在無しで2人が対話して解決してくれ。いや、夢見という面倒な能力のせいで、多分澄美さんも最終的な議論には関わっちゃうとは思うけども。 今回はそんな澄美・直の思い出ヒストリーが中心だったので「若い頃のキャスト」との兼ね合いで色々と楽しい部分があり、「澄美さん、幼い頃の島袋美由利ボイスから急に日高のり子ボイスに声変わりしたな」とかがちょっと面白い。相変わらず声が強い家系なのである。そして、今回はそんな「若い頃」繋がりで(?)清霞のショタバージョンとも言える清くんが登場。式神とかいう便利存在を駆使し、清霞に何もせずとも美世さんがおねショタシチュエーションを実現してしまうというアクロバティックな作戦である。天然お姉さんムーブな美世さんの破壊力は抜群。式が見ている光景を清霞さんも共有していたとするなら、そりゃもうアレよ。 あとは薄い本でお願いします。 なんやこのアニメ……第21話。いや、前からこんなんだったけども……なんかこう、東映まんがまつりでやる劇場版エピソードを30分でやったような後味である。 雑多な劇場版あるある、「お手軽に世界の危機」。この作品の恐ろしいところは、こんだけ好き勝手やりながら設定のどこが繋がってるか読めなくて一瞬ガチになるタイミングがあること。今回は冒頭から「そんなことあるかい」というツッコミ待ちだったのがサザエさん時空への言及で、確かにこないだメイとのデート回で花見に行った時に「今って何月ぐらいなんだろう……」と不思議には思ったものである。そして、そんな「ギャグ的お約束」について、都合の良い取り上げ方をして「実はその裏には宇宙規模の天変地異が……」というよく分からない形で回収。ただ、回収したからとて「今が何月なのか」という話には詳しく触れたりしないし、太陽が活動を取り戻したからって一気に作中時間が数ヶ月進んだりもしないのだろう(だって春から一気に秋に飛んだら水着回とかできなくなっちゃうじゃん)。「今後も引き続き、何が起こるか分からないんだから季節感とか気にすんなよ」というサジェスチョンなのである。 そして、そんな世界規模の問題を個人の力で解決してしまうのが恋太郎ファミリー。今回の騒動はもちろんハハリの情欲エネルギーの凄まじさが背景にあるわけだが、それを具現化して混沌を生み出したクスリ先輩の薬のヤバさも無視できないファクター。この2人が手を組むだけで(望むと望まざるとにかかわらず)世界征服も簡単にできてしまうことが示されたわけで、もう何が起こっても驚くに値しないということだ。ギャグ漫画だからこそ許される設定だが、こっからシリアスになんて絶対に進むことはできない決意表明みたいなものでもあるかもしれない。まぁ、最初から分かっちゃいたが。 あとはもう、劇場版っぽいプロットで戦いながら1人また1人とメンバーが脱落していくお約束設定。今回クルミが真っ先にリタイアさせられたあたりに、こういう筋立てでクルミが使いにくい雰囲気がなんとなく伝わってきますね。その他、いつも通りのハカリ&カラネの色々匂わせるような絡み、イクとカラネというフィジカル組の共闘、そしてナノとミミミの美しきタッグなど、きっちりメンバー内での関係強化にも努めている。特にナノはシズカとのタッグだけでなくミミミとも真っ先につながっているので、今後も使いやすいハブとして機能しそうである。 さぁ、完全茶番回を1回挟んだので、残る話数はしっかり最後の1人に費やせますかね。こんだけのドタバタが終わった後で登場するキャラもヤなプレッシャーがかかりそうだが。 さぁ千和だ。私が掲げる「黄金世代」の1つ、81年度組最強の一角。間違いなく一時代を作り上げた声優業界の覇者の1人であり、私の理想の役者像の1つと言える(中原麻衣の項で前振りしてました)。それにしても、「千和についてしっかり書くの久しぶりだな」と思ってスタートしたのだが、だいぶ時代が過ぎ去ったおかげで客観的に観た時のゼロ年代の千和の存在がまるで幻だったかのように思えている。それくらいに現実離れした、はるか高みの存在。いや、本人にそんなこと言ったら鼻で笑われて終いだろうが。
鬱上鬱を架す、第10話。まー、クライマックスに向けての「落とす」展開ですし、この世界ならそりゃ遠慮なく落としますよね。QJの死、前回時点でもまだ大したことないと思ってしまってたので、こうも影を落とすとなんか申し訳なくなってくるな。 というわけで「滅び」に向かって一直線ですね。やはり物語の修正力はかなり強いらしく、前回時点では流石に不可能だろうと思われていた「デステニーの結婚話」までもが強引に元鞘に。まぁ、当時と違ってムッキムキモードになったデステニーでも受け入れてくれてるわけで、案外あの理事長もいいやつではあるのかもしれん。原作ではデステニーのゴタゴタがルークとの恋仲から不幸の発端になるわけだが、ルークがナツ子にお熱なこの世界では、別にデステニーが嫁ぐことはあんまりネガティブな要素ではないのかもしれない。 ただ、世界的にはプラスもマイナスもなかったとしても、当然ナツ子目線ではこの事態が示す事実はキツい。「どんだけひっくり返しても元のゴールに向かってますよ」というルート取りがこれ以上ない形で突きつけられてしまうからだ。もちろん「ユニオの死」などの「変わった」事実はあるものの、ディティールは関係ない。あくまでも監督の目指すゴールがルーク闇堕ちのバッドエンドというだけで、滅びに向かうルートはなんでもいい。分かりやすい「修正案」として、「ユニオの死」が「QJの死」に置き換えられ、およそ似たような結果をもたらした。そして今、「デステニーの死」は「ナツ子の死」に置き換えられようとしている。 ナツ子が追い詰められたこの世界の理不尽については、「そういう世界だから」と割り切ってしまえば理解できる範疇だろうか。もともとヴォイド教という厄介な連中がいたことは提示された情報であり、そいつらがいいように情報を扱えば裏切り者に仕立て上げるのはそう難しくはない。ただでさえ限界状態のこの世界、ちょっとの揺さぶりで人心などあっさりと惑うのである。衆愚をコントロールするのは、どう考えてもルーク1人では荷が重すぎる。何か大きなブレイクスルーが必要になるはずなのだが、それが唯一可能な人物であるナツ子も、「自分の創作物がヴォイドに逆利用される」という状況を前に立ち往生。何か、もう1段上の「この世界のルール」に辿り着かなければ、結局は運命に飲み込まれることになるだろう。 ただし、現時点でもいくらかのヒントは提示されている。例えば脚本の「置き換わり」は発生しているものの、大雑把なところで入れ替わっているので当初のシナリオからは想定できないイレギュラーもまだ抱えたままである。その一番分かりやすい存在がメメルンであり、彼女がヴォイド堕ちせずに生き残っていることは、元シナリオにはなかった純然たる「希望」要素。彼女は秘術でQJの復活を企んでいるのだろうか? 何か、「滅びない」方向への修正力が働く可能性がある。今回「元に戻された」デステニーだって、謎マッスル状態なら多少なりとも世界を変える要素になりうるし、QJではなくユニオが生存していること、ジャスティスとの関係性が修復できたことなど、引き続き残っているプラス要素も存在するのだ。 そして、いくらかの置き換わりは「修正が認められた」ことの表れでもある。監督はナツ子に「全修などさせない」と言っており、彼女が恐れているのは結末さえもひっくり返すナツ子の「全とっかえ」である。現時点ではまだ監督の創造力を超えていないのでナツ子の描いたものが模倣され、しっぺ返しを喰らったが、この世界が真似ることすらできない何かを生み出すことで、「修正」がもっと大きな力で影響することも可能かもしれない。そしてもしかしたら、監督はそんな「全修」を待ち侘びているかもしれないのだ。現世では締切に迫られ、こちらの世界では命の危機に迫られ。クリエイターは常に何かに脅かされながら、必死に活動を続けなければならないのだなぁ。 まぁ、ヴォイドに飲み込まれたあとにどうなっちゃったか分からないので、あのまま死んでたらそれでおじゃんですけど。そんな終わり方あるわけないよな。
奈央坊だい。奈央坊は割と初期の頃から奈央坊って呼んでた気がするんだけど、これって起源はどこなんでしょうね。よく分かんねぇうちに誰かの真似して使うようになった。ちなみにWikiの表記だとひらがなで「奈央ぼう」になっているが、敬愛を込めて「坊」の文字を使うようになったのは私の勝手な判断である。
MI MI ZU HAPPY、第10話。あんなどう考えてもいのりちゃん専用のTシャツ、どこで売ってるんだよ……。ファンアイテムとして公式が売り出したら結構人気出そう。 まさかの「時は流れて……」であっという間にいのりちゃんが6年生に。子供の成長は早いと申しますが、いのりちゃんのスキルアップときたら超特急らしいですわよ。やっぱ才能は間違いなくある子なのよね。少なくとも「努力する才能」が。とはいえ、やはり遅くから始めたというビハインドはそう簡単に覆るものではなく、未だ「追う側」には違いない。よりにもよってその視線の先にはあまりに遠い遠い目標であるヒカルしか見てない状態なので、どれだけ弾丸で成長したとしても、まだまだたどり着けない高みなのだ。 今回はそんないのりちゃんの成長と課題を示すために「アクセルとは」という解説がガッツリ入ったのは助かりました。フィギュアの花形、よく話題になる技といえばやっぱりアクセルな気がするが、それだけ注目されるのは理由があるってことなんやね。具体的にクリアすべき課題、倒すべきボスキャラみたいなものがあると分かりやすいや。ただ、仮にダブルアクセルを完璧に跳べたとしても、まだまだヒカルの足元にも及ばないというのは悩ましいところ。ヒカルの練習シーンは理凰の回想でちょろっと登場しただけだが、まさかのコーチが実演して「やってみろ」だけで行けるとは思わなんだ。それができちゃったら、もう無敵なのでは……天才のハードルが高すぎる悩ましい作品。そりゃ理凰だって腐りもするわな。 というわけで、憎まれ口コンプレックス男子の理凰がまさかのクラブ参戦。その過程にも色々とすったもんだがあったようだが、夜鷹の野郎が「一番邪魔なのお前やで」と言ったのが決定打だった様子。そりゃなぁ、天才に追いつけないことは薄々認めてはいたが、自分がいるからってヒカルの邪魔になるまで言われちゃ、そりゃ心外だよな。ただ、現時点では夜鷹は今作における「完成」の象徴であり、彼が邪魔だと言ってるなら、もしかしたら本当に邪魔なのかもしれない。その辺はヒカルに聞いてみないとわからないが、あれかな、「種に交われば種にあらず」っていう完璧超人みたいな考え方なのかな。雑魚とつるんでたらヒカルも雑魚になってまう、みたいな考え方だとしたら……まぁ、それはそれで怒りのやり場もないが。 そんな理凰にパパンは気を遣ってくれたのだろうが、預けられる司サイドからしたら腫れ物扱いで面倒なだけ。でもまぁ、司もコーチとしては発展途上だし、いろんなタイプの子供を見て、教えることにも意味はあるだろうよ。司自身がいろんな意味で挫折を経験してる人間だし、案外コンプレックスを抱えたままでの成長指導には向いている可能性もある。お父様だってそんな司を信じて……たわけではないようだが、むしろ金メダリストからあれだけ全幅の信頼を置かれている高峰先生がすげぇんだな。あの人ももしかしてすごい実績なのかしら。 結局、司が理凰の面倒を見ることになっちゃったのは大人の都合。理凰からしたらすでに半ば諦めてるスケートでさらに自分の望まない環境に放り込まれてクサクサしちゃうのは分かるが、そのストレスを周りにぶつけるのが彼の悪いところ。そんでよりによっていのりにもまとめてぶつけちゃったもんだから、あのいのりちゃんがガチギレするという珍しい事態に。こうして「圧倒的信頼関係で成り立つ師弟」のあり様を見せられて、理凰は何を思うだろうか。単に夢みがちな阿呆だと思っちゃえばそれで終いだが、どうにも彼の中にも諦めきれない部分はあるはずなんだよな。それが「ヒカルの隣にいたい」という欲求によるものなのかどうかはまだ分かってないけど、多分、どっかでスケートと向き合うモチベに大きく鞭を入れられないことには解消できない問題は抱えたままだ。多分、そういうところのケアは司の得意分野ではあるんだよな。 どうにもチグハグなコーチと生徒の関係、ここからうまくいくんでしょうか。そして、それがいのりにとってプラスに働くんでしょうか。 っぱバンドアニメはおもしれーな、第9話。「いや、流石にこれはバンドアニメじゃなくてアイドルアニメって言えよ」という指摘は無視します。いや、別にどっちでもいいんだけど。 バンドはバンドでもまさかのジャズバンドだぜ。こんなバンドをバックにオリジナル楽曲を歌唱する元アイドル、だいぶ概念として強い。でも今回の金子は割とそれだけの権利を持つキャラのようにも見えましたね。いわゆるアイドルの造形じゃなくて、どっちかというと「アイドル卒業しようかな」くらいのちょっとアダルティな部分も見せてくれてた気がするし。サブタイが「少女」ってなってるけど、結局いくつだったんでしょうね。 個人的に嬉しかったのは、前回抱えた違和感というか、予感めいたものが当たらずと言えども遠からずだったこと。「最初から顔面も名前も出ちゃってるけど、その素顔すら仮面じゃないのかい?」というフリをしており、今回きちんとその仮面が「割れた」ので一応演出意図は汲み取れていたということで。いや、想定してた割れ方と全然違うし、そこまで金子の本質とは関係なかった気もするんだけども。友情物語とアイドルドラマのどちらも成立させるためのキーアイテムとして、今回も「ホテルのシステム」はちゃんと機能していましたね。 まぁ、ぶっちゃけ金子についてのお話はそれくらいなんだけども。あとはラストに向けてのホテルクルーのお話ですからね。やはり気になるのは大外の動きだ。彼はずっと阿鳥の動向を注視してるんだよなぁ。彼のいく末が気になるのかしら。大外の基本的なモチベは人間観察だと思うので、別に阿鳥や音子ちゃんに対して悪意を持っているわけでは無いのだろうが、「なんか面白そうな結末」に誘導しようとしている部分があり、それがあんまり穏当じゃないこともこれまでの事例が証明済み。今回阿鳥がついにサックスを持ち出したことによって彼の心の変化が分かりやすく提示され、それってつまり「前を向き始めた」→「ホテルから出て行く可能性が上がった」ということ。そうなると、やっぱり彼をいじって運命を操作してみたくなってるんじゃなかろうか。もちろん、もっとヘンテコな音子ちゃんというターゲットが動き出せばそっちの方が面白いのだろうが、彼女の場合は何がどうなったらホテルから出て行くかよく分からんのだよな。 あ、とりあえず支配人はドラムお疲れ様。どこのバンドでもドラムは苦労性だよなぁ。 |
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HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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