最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
マシンガンみたいなアニメやな、第2話。こんだけのテンポの取り回しが破綻無く成立してるのって、ひょっとして原案漫画家が描き下ろしてる「ネーム」の効果もあるんでしょうかね? はっきり言ってホモホモしいアニメである。ヴィクトルのキャラが強烈過ぎるし、それに付き従う2人のユーリの思慕も露骨にそうした関係性を意識させるもの。演出だってあからさまにそっちの方向に引っ張っており、一切の迷い無しに「そういう」お客さんを誘致しようという意図があふれている。普通、そういう色が濃いアニメってのはどうしても敬遠したくなるものなのだが、今作は「そんなこたぁどうでもいいわ」と思える他の誘致要因がたくさんある。最大の見どころは、やはりマシンガンのようなテンポだろうか。お話が分かりやすいので付いていくことに不自由しないってのもあるだろうが、それにしたって、このスピードの展開は実に騒々しくて、愉快である。どのキャラも一切自重する様子がなく、苦労性のユーリを中心に据えながら、回りは好き勝手に自分の言いたいことを言って、やりたいことをやっているだけ。この野放しの人間関係が、「スケートが上手くなりたい」「ヴィクトルと一緒に滑りたい」っていうシンプルなモチベーションで不思議と1つにまとまっている。そりゃヴィクトルにこんだけのカリスマがあるならホモホモしくなるのもしょうがないだろう。元々フィギュアスケートの選手って、「男も惚れる男」みたいな妖艶さがあるからなぁ。 矢継ぎ早に各キャラが勝手な台詞をまき散らし、強引極まりない尊大な人間がそれをとりまとめていく、よく考えてみりゃこんなにわがままでいけ好かない展開もない気もするのだが、「ヴィクトルならしょうがない」という諦観みたいなものが、すでに2話目の時点で視聴者にも出来上がってしまっている。そして、そこにまた別なわがままの種であるユリオがやってくる。2人のまったく違うタイプのドSに挟まれ、ユーリは悪戦苦闘。このドタバタなお悩みが、本来ならもう少し暗くて内向きになるはずの「スポーツを続けていく理由」をほとんど湿気を伴わずに描けるようにしている。「現役引退もちょっと考えちゃったくらいの伸び悩みプロ選手」なんて鬱要素の集合体みたいな存在なのに、ヴィクトルに手にかかってしまえば、そんなことをウジウジ悩んでいる暇なんてないのだ。ユリオを相手にそんな生っちょろいことを言ってられないのだ。頑張れユーリ。 嵐のような2人の闖入者によってあれよあれよと話は進み、なんと3話目でもうユーリVSユリオのマッチメイクが成立。この1試合で、3人の今後の関係性が決まっていくわけだね。まぁ、オープニングやエンディングを見る限り、まだまだ3人のお騒がせな関係は続いて行くんだろうけども。 そういやオープニングといえば、今作のオープニング歌ってるのってディーンフジオカなんやな。この人、何でも出来るな。 PR 同じバンドの関係者として沢城姉弟が揃い踏み、第3話。いや、この作品の本質的にはどうでもいいんですけどね。 お菓子作りと音楽の祭典。この世界のアーティストたちってのは、ファンから見てどういう立ち位置にいるのかわからねぇよな。あれだけの動員数を誇るのに、その一方でお菓子の手作り市を開催して配布してるっていう。なかなか有名シンガーの手作りお菓子配布イベントなんてものは無いよな。 クリクリの面々は、見た目通りのスイーツ女子の集まりなので見事にこの同時ミッションをこなしてみせる。さらに今回はクリクリの曲イベント回だったおかげで彼女達4人の愛らしさもお見事である。本当に今作は提供されてる曲が雰囲気にマッチしていて良いね。オープニング・エンディングも中毒性高いし。それぞれの曲にショートバージョンとはいえゲームモデルでの演奏シーンがちゃんと付いてくれるし、これだけバンドの数が増えても各々で色が出ているので混ざる心配も無い。今回新規で参入したバンドは、スイーツイベントに相応しいドーリィドルチの面々。ピグマカロンの声(千葉泉という名前らしい)がなんか変なのが微妙に癖になるコンビ芸人だった。こちらもこんだけ堂々と登場したってことはちゃんとゲーム版では持ち曲があるってことなんでしょうね。 さて、そんなスイーツの祭典に挑む我らがプラズマジカであるが、いかんせん女子力ではクリクリの足元にも及ばない。シアンはもうちょっと何とかなって欲しかったが、陰キャラのレトリーと宇宙人のモアはどうしようもない。リーダーシップを発揮しなきゃいけないという責任に押し潰されそうなチュチュさんが大変そう。彼女がスイーツ作りで一番頼れるってのも意外な話だな。しかし残念ながら、チュチュはかつて一度致命的なまでの闇落ちを経験したことがある陰の者。今回の騒動を受けて、どんどんネガ方向に突っ走ってしまう。この被害妄想の気はまるで中の人の謎妄想のようだ。どうせようやく売り出せるようになってきた新進のバンドなんだから、まだまだこういう草の根活動でクリクリに後れを取るのはしょうがないと思うんだけどね。ミディシティの人たちだってシアンが帰ってきて改めてプラズマジカがパワーアップしたっていう事実を知らない人も多そうだし。 結局、シアンの「根拠のない明るさ」に救われる形でチュチュは再びの闇堕ちを回避し、何となくめでたしで落ち着くだけのお話でしたとさ。一応前回がモア回だったから今回がチュチュ回になるのかな? だとしたら、単に落ち込むだけ落ち込んで引っかき回しただけで出番が終わりのチュチュさんってやっぱり不憫かも? そして、いつも通りに元気いっぱいのシンガンクリムゾンズの方々。故に、ロム兄さんの格好良さも引き立つというもの。でも兄さん、あんたちゃんと台本読んで責任ある仕事に挑んだのではなかったのか? だったらどうしてそんな大暴れすることになるんでしょうかね……。まぁ、他の三馬鹿の勢いにながされちゃったって事なのかな……。シンガンさん、いつまで経っても出世街道に入れませんわね。全部社長が悪い。クリクリなんてドル箱引き取って経営の心配しなくなった社長が全部悪い。 そして、そんなシンガンを見下したように観察する怪しげな集団。新たなバンドが野郎サイドにも登場。まぁ、今作は男性バンドがシンガンとトライクロニカだけだったので、女性バンドとのバランスを取る意味ではもう1チームくらいあってもいいかな、と思ってたら……完全に敵キャラだった。単に「いけ好かない金持ち」キャラだったらまだ良かったのだが、なんと新人マネージャーとして闇の女王っぽい人がこのバンドに参加。どうやら、闇のエネルギーでこいつらをコントロールするのが今後の王道展開になりそうですね。頑張れ沢城ファミリー。お姉ちゃんのラスボスっぷりを現場で見る弟君の心情や如何に。 確実にラス前で藁人形の糸を解く流れじゃないか! 第2話。「このエンドレスで鬱な感じはどこかで見た気が……」って思ってたんだけど、夕焼けのすべり台で俯いてるシーンで「あぁ、閻魔あいが来るヤツだ」って気がついた。いっぺん、死んでみればいいんじゃないかしら。 1話目がすず子の「導入」、そして2話目はダブル主人公の2人目、千夏の「導入」だが、同じ目に遭ってるはずなのに不幸の度合いが桁違い。そりゃね、突然闇のゲームを押しつけられて、「負けたら死ぬ、負けなくても逃げてたらさっさと死ぬ」っていうあり得ない二択を迫られる時点で幸せなんてありえないけど、千夏の場合、そんなゲームに巻き込まれながらさらに私生活が波瀾万丈すぎるからね。父さんの会社が倒産。私大志望だったのを諦めたくないから必死にバイトを続け、成績も落とせないから勉強だって頑張っている。近年稀に見る勤勉で勤労な立派すぎる女子高生キャラである。しかし、人間一人に出来る努力には限界がある。バイト疲れでは授業にも身が入らないだろう。成績が落ちる、気持ちが荒む、交友関係も荒れる。そして親父はさらにリストラ。もう、カードが一切登場しないお話だったとしたら間違いなく藁人形コース。そこに死のゲームという追い討ちが追加され、並大抵の女子高生だったら精神ぱっかーんでおしまいであろう。辛うじて理性を保っていられただけでも千夏ちゃんは大したものである。 とはいえ、当然人として大切な何かは犠牲にしたのである。まぁ、これだけ実社会の苦しさを味わった人間に、友情だの理想だの、きれい事が通用するとは思えないし、むしろこの状況下でしたたかに生き抜く術を身につけられるのだったら、将来的にはそっちのコースの方がベターな可能性すらある。全てを蹴散らし、生き残れ千夏。 わずか1話という短い尺の中で、千夏というキャラの成り立ちを過不足無く伝え、これから様々なドラマを上に積んでいく準備をしたという意味では非常に重要なエピソード。はっきり言って、彼女の歩んだ波瀾万丈な数日間をこの尺でまとめきるのはかなりの無理難題なのだが、ギリギリまで間のパートを削り、様々な技術で違和感を消して紡いでいくことで、辛うじてこの「プロローグ」が成立している。コンテは二瓶さん。J.C.の作品で困ったらとりあえずこの人に声をかければ何とかしてくれるのである。こんだけ詰め込んでるのにあらゆるシーンに与えられた「意味」がちゃんと理解出来るようになっているのはすごい。一応野暮を承知で確認しておくと、千夏の精神性を作ったのは幼少期のすず子との交流であり、彼女を慕って憧れていた親友の気持ちを守るために、千夏は戦い続けていた。戦いってのは実社会での「有名私立に受かる」というプライドを守る戦いであり、セレクターバトルにおいてはコイン技を使わずに「正々堂々勝つ」という戦いのこと。はっきり言ってリスクの大きさが目標の矮小さに一切釣り合っていないのだが、まぁ、幼少期にすり込まれた人格形成ってのはそう簡単には割り切れないもんでね。追い詰められて限界に達した時、ようやく千夏は「すず子の呪縛」を解き放ち、彼女の記憶を消すことで貪欲に生き残ることが出来たという。過去の思い出を綺麗なままで保持し続けるすず子に対し、「唾棄すべき縛め」として切り捨てた千夏。この2人の再会は近い将来確実に起こるイベントだが、どんな修羅場になるのかが今から楽しみだ。 そして、千夏と彼女のルリグ・メルとの対話で色々と今回のセレクターバトルの追加ルールも分かってきた。最大の追加要素は、(これはすず子が得た情報だが)「勝利のご褒美に記憶がなんやかんや出来る」という、今作では初めて「アメとムチ」のアメが登場したこと。いや、こんなこと言われてもあんまりアメにはならないが……。まぁ、過去にトラウマを抱えている人間ならそれを消せるのは一応ご褒美といえるかもしれない。記憶のねつ造にどれだけ意味があるかは分からない。まぁ、例によってこのゲームは「記憶」というものを非常に軽々といじってくるので、今後も様々なキャラの勝ち負けを通じて「記憶」の価値というものを問い続けることになるでしょう。ひょっとしたら、旧バージョンのゲームみたいに負けた時に記憶が消されるだけ、っていう可能性もゼロじゃないしね(まぁ、そんなに甘くはないだろうが……)。 そして、やたらとメルが推してきたせいで不安要素しか残らないのが「コイン技」という今作のキーとなる概念。これは、各プレイヤーがコインをベットすることで使用出来るキャラ固有技(ルリグ固有技かな?)。いわゆる盤外戦術が多く、最強レベルの能力にはすず子の「オーネスト(相手が嘘をつけなくなる)」があり、今回発動した千夏のコイン技「ベルセルク」に到っては、どうやら「精神隷属器」なみの効果があるらしい(流石にそこまで行くとやり過ぎだし、技名から想像するに「手練れの戦術(RAV)」くらいですかね)。千夏の2戦目の相手のコイン技が単なる「テレパシー」だったことを考えると、あまりにキャラどうしの性能差が有りすぎるわ。最後に戦った小学生の能力は「爆弾をしかける」とかいうキラークイーンみたいな能力だったが、多分これは「パワーストーンの地雷原(APC)」か「光雷原(ROE)」くらい。コイン技は使用者が勝利すれば別にデメリットは無いようで、コインが減ったり、損耗している描写はない。「ベット」と言っているので、おそらく負けた際に余計に消費するっていう設定なんだろう。 ちなみに今回、千夏以外にも大量のセレクターとルリグが登場しているが、何と言っても驚きは最初の対戦相手となった清衣だろう。やっぱり本人だったんだ。そして、彼女は未だにセレクターなんだ(はっきりは描かれなかったが、オープニングからするとやっぱり相方はピルルクたんだよなぁ)。まぁ、並行世界的な設定かもしれないけど、一応気になる接続要素である。前作におけるふたせ文緒みたいな存在になる可能性もなくはない。その他、2戦目の相手はなんか軽い女の子(CV西明日香)。そして3戦目は小学生で、CVが「くまみこ」の日岡なつみだった。中の人でいうと、途中で千夏を気にしていた高校の男子のルリグがあやっぺなんだよね。実は割とレアな、洲崎と西が現場で顔を合わせる作品である。 引き続き、週末放送の番組の2話、3話の感想まとめ。この中から来週ピックアップされるのはどれになるやら。群雄割拠。
・魔法少女育成計画 #03 「バージョンアップのお知らせ!」 思ってたより早く死の真実が明らかにされたな。どうせ淫獣は放っておいたら絶対に言わなかっただろうけど、事前に口を滑らせていたのをたまたま過去ログ漁ってて発見してしまった、というやや強引な流れ。「いなくなってしまったねむりんのためにログを保管しておきましょう」って普通はそういう流れにはならねぇよな。もしなったとしても、ねむりんの発言で検索するだろうから、全然関係無い2者だけの対話が目に留まるとは思えないし。まー、こうでもしないと話が進まないからなぁ。「全員が命に関わることを知らずに、ゆっくりと命を落としていく魔法少女」っていう展開もそれはそれでシュールな面白さはあるが。 マジで想定通りのテンプレ展開になってきた。いや、これをテンプレって言っちゃうのも問題がある気がするが、いわゆる「まどマギ以後」の魔法少女像を、余計な要素を全部取っ払ってバトルロイヤル形式にまとめたもの。どこぞのインキュベーターのように面倒な主義信条も目的も存在せず、ただただ魔法少女に殺し合いをさせるためだけに設定されたフィールド。結局あの淫獣が「半分に減らすのだ」って言ったのは完全に行き当たりばったりの結果なんだよな。高尚なお考えをお持ちだったインキュベーターさんとはエラい違いである。 まだまだ具体的な闘争には到らず、今回はざっくりとチーム分けとキャラ紹介。ルーラさんの率いる軍団は色々と火種が多そうだな。ルーラさん、たまを罵ってる時にはクズ枠なのかと思ったが、単にチームの面倒をみなきゃいけないっていう使命感の強い人な気もする。決して性格がいいわけではなかろうが、悪い人って感じでもないよなぁ。緒方恵美&新井里美っていう年長者コンビが割と悪そう。早見ボイスの子と画伯ボイスの子は、絶対に秘匿した方が得な情報をわざわざ漏らしてくれたあたり、多分良い人っていうか危機意識の薄い人かな。言った後で殺し合い展開になってから初めてことの重大さに気付いて後悔しそう。個人的には現状ダントツでトップスピードさんが好き。っつうか豪放磊落でなんも考えてないタイプのゆーみんボイスが好き。
・ガーリッシュナンバー 第2話 「天狗な千歳と声なき悲鳴」 やっぱり千歳が心底ムカつくな……。いや、でも多分「デフォルメとはいえ、根源的にこういう精神性のヤツは業界にもいっぱいいる」ってことなんだろうなぁ。 新番チェックでも書いたが、ボクのように純真無垢な声優ファンは、こういう輩の存在を認めたくないし、僕らが日々応援している憧れの声優さん達はみんな根っからの役者で、努力家で、清廉潔白であると思っている。いや、思いたい。でもまぁ、そんな「アイドルはウンコしない」みたいな妄想は限界があるわけでね。よく年配の声優さんたちが「近頃の若い子は駄目」みたいな愚痴を言ってる様子も聞こえてくるし、それら全部がまっとうな意見というわけでもないが、これだけ声優という職業の間口が広がった現在なら、多分表に見えているような有名どころでも、一定の割合で「そういう精神性」の人間もいるのだろう。あとは、業界の自浄作用と真の実力主義に期待するばかりである。 でもまぁ、こうして「ムカつく」ことがはっきり伝わってくるということは、それだけ分かりやすくキャラが描けているという証拠でもある。いつか千歳がボッコボコに貶められてすっきりすることを望んでいますよ。あと、これは重箱の隅だが、声優が東京進出してまず初めにやらなきゃいけないことは「方言の矯正」である。役として方言が出るのは別に構わないし、演じる時に標準語に切り替えられるなら別に良いのだろうが、普段から関西弁でしゃべっている人間は、おそらく本番で調整しきれない。我々の見ている関西出身の声優も、みな日常的には標準語アクセントでしゃべっているのだ。つまり、今作の関西弁おねーちゃんは絶対に無い「声優キャラ」なのである。ちなみにこれを見てて石川由衣が関西出身ってことを初めて知った。
・ブブキ・ブランキ 星の巨人 第15話「右手の傷」 やっぱり黄金ちゃん&的場井さんの絡みは好きだなぁ。エンドレスでブチ切れてる黄金ちゃんのテンションがヤバい。 的場井さん、礼央子様がピンチってことで精神的に参ってる部分もあるのだろうが、1期の時の悪辣さはすっかりなりを潜めて「良い大人」になっちゃってる。まぁ、宝島戦のあたりでだいぶしおらしくなってはいたんだけどさ。これ、1期から通じて見て、ちゃんと的場井さんのテンションって一貫性あるのかな? 「本当は黄金ちゃんをいじめるつもりも殺すつもりも無くて、父親を殺した罪悪感もあったし、黄金ちゃんをブブキから引き離したかったから今まで付きまとってたんだよ」っていう理由付けで説明出来るような絡み方だったとは思えないのだが……。まぁ、大人の事情も色々あるよね。的場井さんが元気で働ける未来があって欲しいものだが……もうブブキ使えないって言ってたしなぁ。チーム礼央子はどうなってしまうのでしょうか。まぁ、絶美さんみたいな人もいたし、そもそも炎帝があるんだったら礼央子復活はマストのイベントなんだけどな。 そんな炎帝に乗ることになってしまったのは、調子に乗ったら天下一品の薫子である。うーむ、ここで彼女を炎帝に乗せてしまうのは……色々と不幸なイベントのフラグにしか見えませんねぇ。現時点でアズマといがみ合ってる理由も適当だし、彼女が炎帝で暴れる必要もあんまり無いはずなのだが、功名心ばかりが勝っている性格だからなぁ。出来たら大事なお色気要員なのでラクシミさんはこれからも使ってあげてね。やっぱり今作は各々のパーツどうしで戦う5対5バトルが見てて一番楽しいや。 しかしアメリカ勢、一体何してるんだか……。
・Occultic;Nine Site02 「運命を変える力なんて無いから」 まだまだ分からない展開が続くよ。まぁ、まだ事件の「起こり」の部分なのでね。やっぱり群像劇は状況把握だけでも一苦労。場面がしょっちゅう入れ替わるのに、さらに時系列までいじるのは勘弁して欲しいよな。 1話の時点ですでに「ナイン」の9人は揃ってたんですかね。公式ページだとすでにキャラ紹介が12人になっているのでどれが「ナイン」なのかが分かりにくいが……多分占い師の友達は除外して良いのかな。後はずれるとしたらオカマバーのツダケンとまだ出てきてないあけこ、あときーやんのキャラもよくわからねぇや。残る8人は、主人公とおぼしきまとめサイト管理人、その友達の巨乳あやねる、全ての中心にいる占い師っ子、みゆきちボイスの電波系呪殺師、なんか微妙にうざい少年警察、爆乳麻美子、占いにいちゃもん付けてきた眼鏡、そして雑誌編集の女性か。 事件はオカルト系の研究を続けてきた教授の殺害事件が中心にあり、一応大部分がそこで繋がっている。あとは実際に超常現象を使いこなせる連中をどういう扱いにするかだな。具体的には未来視の能力を持つ占いっ子と、守護霊っぽいのを使役してるみゆきち。あれってミイラ化して死んじゃった「お兄様」なのかしら。 次はどこに視点が飛ぶのかねぇ。 中の人ネタで「変幻自在のハイウェイスター」っていうのを思いついたんだけど、案の定同ネタ多数だった、第29話。この噴上裕也のナチュラル女たらし感は圧倒的やな。ちなみに、取り巻きガールズは篠田みなみ・木村珠莉といった「他作品ヒロイン級」のキャスト達が演じています(あと1人は多分看護婦役の清水彩香)。まぁ、珠利ちゃんはジョジョワールドのあらゆるところに出てくるけども。 ハイウェイスター後半戦。一応原作では「チェイスもの」としての迫力が一番の見どころの作品だが、流石にこのキャラデザ、背景デザインだとあんまりスピード感ってのは出ないかな。それでも丁々発止のやりとりはほぼカット無しで再現されているし、二転三転する攻防は充分盛り上がったんじゃなかろうか。「公衆電話+テレカ」→「折りたたみ式携帯」→「折りたたみじゃない携帯」という、この時代を感じさせる電話三連発もいい感じに懐かしい。これ、仗助が拾った(強奪した)電話ですぐに康一に電話出来てるってことは、この時点で康一の家の電話番号は覚えてたってことだからね。90年代ならまだ普通だった「友達の家の電話番号を覚えている」っていう状態、今の御時世じゃ絶対あり得ないからなぁ(下手したら自分の電話番号すら忘れるわ)。 そして、この一連のチェイスシーンは、ここまであまりダイナミックな活躍が無かった仗助とCダイヤモンドがそのチート級の能力をガンガン使いまくって大活躍する、主人公の面目躍如となるお話でもある。後に吉良も語っているが、この杜王町で最も恐ろしいのは、仗助とCダイヤモンド。そしてその「回復の速度」だったのである。こうして立て続けに色んなものを「直して」いるのを見ると、改めてその大雑把過ぎる超性能が確認出来る。まぁ、一個目に拾った電話は何故か直さなかったり、仗助の気分次第で色々とムラがあるのは事実なんだけども。便利過ぎると持てあますという、分かりやすい事例である。 せっかくなので今回直したものをリストにしてみると、まずバイク(1回目)(先週分もカウントするとさらに+1)、杜王港の壁、バイク(2回目)、自動車、そして噴上本人。細かく見ると、例えば一回目のバイクの時は上に乗っている仗助の速度を落とさずに乗車した体勢のままで修理を完させており、つまりエンジンふかしっぱなし、モーター動きっぱなしの状態で修理。2つ目の「杜王港の壁」や「自動車」は飛びかかるHSの襲撃をかわす速度が尋常じゃないし、2度目にバイクを直した時は、排水溝から引きずり出す修理、さらにその後ガソリンタンクをふさぐ修理、という風に2度に分けて再生させている。おそらくスタンドの能力によって「どこまで直すか」も調整出来るということなのだろうが、あれだけテンパリそうな緊急時に、ここまでデリケートかつ大胆なスタンド操作ができる仗助は間違いなく大物である。 対するHSの方についても見てみよう。こちらはシアーハートアタックで成功を収めた、「遠隔自動操縦の追跡者」というテーマの新たなチャレンジである。追跡範囲は最低でも杜王町全域をカバーしており、相当広い。勝手な想像をすると、こうして優秀な追跡能力と確実なダメージ機構を搭載出来たのは、「双つ杜トンネルの秘密の部屋に入った者だけしか追跡出来ない」という大きな制約を下敷きにしたおかげなのかもしれない(念能力みたいな話だが)。ディティールを見ると、遠隔自動操縦とは言っても色々と小技が効き、杜王港では何故か一度人型形態に集合してから壁を乗り越えている。この人型のモードがHSの最大の特徴で、どうやらある程度「自動操縦状態の自分のスタンドがどうなっているか」を感知してのオンオフが可能らしい。吉良はシアーハートアタックを出したら後は爆弾がどうなっているのかを一切関知出来ず、おそらく「狙った獲物を殺したら戻ってくる」くらいのプログラミングしか出来なかったと思われるのだが、HSは「匂いが近いのに対象に接触できない」といったエラーを解消するため、一時的に自律モードに切り替える機能もあると考えられるのだ(まぁ、視界共有などの近接型ほどのリンクは無いだろうから、ひょっとしたら人型になるとスタンド自体に思考力が生まれるのかもしれない)。もちろん、操縦方法は遠隔だけでなく、手元に置いていれば普通の人型スタンドとしても運用可能。こちらのモードでの活躍はこの後描かれることになるはずだ。 ちなみに、噴上が「匂いに関する能力に目覚める」というのはスタンド使いの覚醒パターンとしても非常にレアなケース。長いジョジョの歴史の中でも、「後天的にスタンドを獲得し、そのスタンドの特性に引っ張られて本体に変化があらわれる」っていう例はパッと思いつかない。まぁ、ポーク・パイ・ハット小僧みたいな本体と一体型のスタンドはどういう成り立ちなのかよく分からないけど。噴上はあの場で自分の嗅覚異常に初めて気付いたようだが(仗助の養分を吸うまではまだ元気が無かったんだろう)、なんでそんな状態の単なる暴走族のあんちゃんが「アドレナリンの匂い」なんてものを知っていたのかは謎。まぁ、後々ものすごい推理力を披露してくれたりしてるので、暴走はしてても案外博学なエリートなのかもしれませんね。取り巻きの娘の生理中の匂いを知っていたのは(略) 今回、何故かラストにわざわざ承太郎を引っ張り出して露伴と仗助の仲直り(?)エピソードをアニメオリジナルで追加している。なんであそこに承太郎を連れてくる必要があったのかはよく分からんのだが、一応スタンド使い絡みなので報告義務があるって思ったのかな? あの場面での露伴と仗助の絡みは、別にナレーションだけに押しとどめて想像させてくれるだけでも良かった気もするのだが……まぁ、尺の微調整とか色々あるのかね。ラストは猫の登場で次回へ続く、だよ。次回、猫好きにとっては嬉しいような悲しい……。 今期は本当に色んなアニメの完成度が高く、なかなか感想を書くアニメが絞りきれない(全部書ければいいんだけど、流石に体力がしんどい)。とりあえず、短めの感想で今週末作品の面白い部分を覚え書き。来週以降は少し記事の体裁をまとめて行きたい。
・ドリフターズ 第二幕 「踵 鳴る」 素直に面白い。ガンガン首をかっ切ったり剣を突き刺したりするシーンも一切の修正無しで描いていくが、別にグロくなるというわけでもなく、テンポ良く虐殺劇が描かれているのはむしろ優しい演出になっているのかも。こうして見ると、いちいちグロシーンの断面とか血飛沫に修正を入れる方がかえって変な印象を与えかねないんじゃないか、なんて気もするな。 3人のメインキャラの悪辣な活躍を非常に印象的な画風で濃密に描いている。信長の真っ黒な表情、豊久の滾りまくって鬼気迫る表情など、ヒラコー作品そのままのエグさがここまでアニメで映えるとはおもわなんだ。冒頭、ハンニバルとスキピオの口論なんかは画の枚数が少なくて「手抜きしてね?」って思ったけど、その分をクライマックスにたっぷり持ってきてるし、あのシーンはそもそもギャグだから敢えてああして抜けた雰囲気を出しているのかも。謎の存在だった「紫」のフィールドにゴスロリな女性が乱入してくるシーンの墨がかかった演出もとても楽しい。紫はCVに宮本充が付いたおかげで一気にキャラが固まって魅力的に見えるようになったな。 大体、視聴開始時に「日本語版とオルテ語版のどっちで見よう……」って悩むんだが、せっかくキャストの人が頑張ってくれているので、一応オルテ語版で観てます。
・ブレイブウィッチーズ 第2話 「はばたけチドリ」 502のメンバー登場。まだ個々のキャラの区別をつけられる段階ではないが、部隊長がまさかのクールサトリナボイスで大変なご褒美になっています。もう、その時点で他の何もかもがどうでもよくなるレベル。 お姉ちゃんと一緒に戦っていく物語になるのかと思っていたのだが、なんとリミッター解除からのまさかの初戦リタイア。なるほど、ひかりのモチベーションは「お姉ちゃんの代わりに頑張る」なわけね。姉の信頼度が高すぎるせいで部隊に溶け込むのにしばらくかかりそうだが、まぁ、芳佳だってメンバーに認められるまでに1クールかかってるわけでな。同じ前向きマインドでも分かりやすいポジティブ思考の芳佳と違って、ひかりは「姉の代わりを務めなきゃ」っていうプレッシャーがあるから多少重い話も増えるかも。しかし、メンバー表を観ると思ってたよりも扶桑の人間が多い部隊なのな。
・タイムボカン24 第3話 「桃太郎は鬼よりも鬼だった!」 くだらない作品なのは間違いないんだけど、結構えげつないネタを盛り込んでくるあたり、夕方アニメで穏当な終わり方にしないぞ、という気概が感じ取れる一本。ギャグの方向性が分かりやすく、カレンちゃんとビマージョさまという2大ヒロインがしっかり魅力を振りまきながらも残念なキャラに落ち着きそうなのが良いね。
・クラシカロイド 02 「出せ!ムジーク」 やっぱり貧乳をネタにされた時の怒りの演技が真に迫っていますね! 毎回そんなんやられてる気がします! 一応今回はモーツァルト回ってことになるのかな。ムジーク発動の手順がクッソふざけていたので前回のベートーベンと比べるとどうやねん、って気もするが、この2人はどこまでも真剣になりきらずに天然のままで突っ走るんだろうな。まぁ、残りのクラシカロイドも全部そんな気がするけど。次回参戦はまさかの能登麻美子ボイスのリスト。どこまでもテンション高めで突っ走ってくれる。今回は奏助たち3人のアホみたいな修行シーンダイジェストが見もの。こりゃぁ歌苗ちゃんの苦労も絶えませんわ……。胸、育つといいですね。
・週末のイゼッタ 第3話 「天翔る剣」 ようやく披露された、イゼッタの無双劇場。戦場の悲惨さをたっぷりと演出しつつ、それをひっくり返す「白き魔女」の大活劇シーンは必見。オーソドックスな話の作りながらも、イゼッタの飛行ギミックや節操の無い武器の取り回しなど、映像面が非常に高カロリーでかなり見応えがある。ロングスピアがエンチャントマジックを受けて戦闘機を貫けるようになるとか、実にロマンじゃないですか。流石に普通の片手剣で戦車は貫けないからそこは反重力魔法で吹っ飛ばすしかないけど。戦車の砲弾を剣の集合シールドで守るギミックとか、魔女の万能性を感じさせながらもギリギリでチートになりすぎないようなバランスの性能設定が絶妙だ。
・三月のライオン 第2話 「Chapter.2 〜 Chapter.4」 濃いなぁ。今回は「あかりさんフルスイング」回ってことでいいんでしょうか。もう、将棋アニメとか主人公の生い立ちアニメじゃなくて、三姉妹の魅力をマシンガンで乱射するだけのアニメになってませんか? いいぞもっとやれ。 1話で見せていた沈んだ空気は一応残しつつも、「そこまで陰鬱な要素もないのか?」と思い直すような展開。前回登場したふとっちょライバルキャラは愉快だし、今回出てきた対戦相手の先輩連中も予想外にファニーな連中ばかり。あんまり将棋バトル自体に重たくなる要素は無さそう。一応、ダイジェストとはいえ棋譜をちゃんと描いてるのはなかなか面白いね。こういう作品って、大体勝負の具体的な中身は省略されることが多いから。 それにしても三姉妹よ。というか、あかりさんよ。ただでさえ羽海野デザインで「ハチクロ」のはぐみみたいな童顔のイメージがあるあかりさんが、キャバ嬢の大胆エロ衣装を着てかやのんボイスで酒を振る舞ってくれるとか、もう色々とシナジーが多すぎてヤバい。「酒を飲む巨乳かやのん」っていう文字列の破壊力の高さよ。かやのんはこのまま人妻ボイスを活かして年齢を重ねてもずっとポジションは維持し続けるんだろうなぁ。大沢三姉妹に囲まれた主人公が今更何を言っても自虐風自慢にしかならねぇぞ? って思ってケド、別に今回は鬱な話もしなかったし、単なる羨ましいヤツだった。猫もいるし。猫のCVも可愛いし。ずるい。 ライバルキャラのCVがしこりんで、ついに彼もキャストとしてプロ棋士を演じることに。実戦慣れしているおかげで諸々の将棋用語が自然に聞こえてくるのがいいですね。
以上が金・土曜日作品の前半戦。今期も週末にアニメが集中しすぎてるのでまだまだ消化するノルマが山積みなのだよ……。
10月14日 ドラフト模様(KLD×3) ピック順 【Serra】→【Thraxi】→【Chrolony】→【Sea-chicken】→【Alessi】→【Sangriter】→【Mei】→
環境第3戦。とはいえ、オンライン組はそれぞれに練習しているし、我々とて先週お伝えした通り、週末に謎のドラフトイベントが発生したため、実質的には4,5戦目といったところ。こんだけ急激に経験値を蓄えた環境は久しぶりなので、なんだか戸惑ってしまうな。今後も環境が変わったら時間短縮ドラフトイベントみたいなのを開催して一気に経験値を高めるのはありかもな。 そして、前回は数年ぶりの「挑戦者」が参戦してくるという歴史的な事件があったわけだが、当然、ドラフトを始めたばかりで一番楽しい時期の彼が今回いないわけはなく、試合は実に久しぶりの7人戦。今後はしばらくこの7人戦の時代が続くことになるのだろうか。人数が増えたことによって、総当たり戦を実施している我々は当然試合数が増える。かなりの長丁場になることを懸念し、どこぞの年寄りなんて「そろそろ勇退しますかね」なんて言い始める始末だが、我々は、そんなこと言ってるおっさんが一番普通にドラフトを楽しんでいることを知っている。7人戦になったことによる変化は、大きく以下の点。 1.世間一般の8人ドラフトに近づき、パックがいっぱい剥ける。 2.常に待機状態の人間が1人出るので、試合が終わってもすぐに次の試合へとくるくる回り、実は6人戦の時よりもダウンタイムが減る。 3.あと、ちょうど14枚だからピック表がなんか綺麗に見える。 と良い事づくめであった。下手したら6人戦より終了時刻が早かった可能性すらある。勇退を仄めかしたご老人も、終始「楽しい」と連呼してゴキゲンな様子でした。やっぱり、若い血が入るのはいいもんですね。
とか言ってるそばからナニだが、欠席報告がすでに数件入ってしまい、「まぁ、それならいっそ無い方が」という結論に到ってしまったため、来週のドラフトはお休みです。いったんクールダウンの時間でしょうかね。モダンのデッキでも磨いといてください。
○「ドリフェス!」 4 今期3本目の女性向けアイドルアニメ。やっぱりこうしてみると多いよなぁ。 今期同時に放送されているのは「うたプリ」と「マジきゅん」の2本。そして前クールには「B-PRO」と「ツキウタ」。こうして並べてみて分かるが、今作はその他の作品とはっきり違うところが1つある。それは、中心に明確な男性主人公を置いているところだ。元が乙女ゲーデザインの「うたプリ」「マジきゅん」やアイドルグループ全体を均等に扱った前クール作品と違い、この作品は中心に一人の野郎主人公を置き、その成長を軸に物語が展開されると思われる。この手のデザインは一見すると普通に見えるが、実は男性向けも含めて昨今の「アイドルアニメ」ではかなりレア。アイマスなんかも明確に1人の「主人公」がいるわけではないし、穂乃果や千歌がいるラブライブは一応近いデザインだが、あれも穂乃果たちの心情や成長を一人称視点から描く要素は少なく、あくまで「グループの中心」としての役割だった。今作は、アイドルではなかった1人の若僧がアイドルを志し、回りと交流しながら成長していく物語になる(と思われる)。そういう意味では、アイドルアニメでありながら、どこかスポ根のような要素も入ってくる可能性があるのだ。 まぁ、別にだから何が新しいって事も無いんだけど。アイドルアニメっていうジャンル外で考えれば非常にオーソドックスなデザインだし。そして、個人的にはこの主人公のキャラの裏や表がさっぱり分からない虚ろなデザインは色々とおっかない。何しろ、「ただの公園のバイト」と自分で名乗っているわけで、こいつが何者であり、何を考えてこれまでの人生を生きてきたどんな人間なのか、さっぱり分からないのだ。まぁ、もちろんこれからおいおいキャラを固めていくことになるのだろうが、そんなヤツが突然電波な理由で勧誘され、さらにいきなりのライブでアイドルの楽しさに目覚めてアイドル坂を登り始めるという急展開は、なかなかついていけるもんではない。ただ、幸いにも「ドリカ」のシステムなどの要素のおかげで「リアリティなど知らぬ」という主張ははっきりしており、この「あり得ない素人デビュー展開」も一種のギャグと受け入れられるようになっているのは分かりやすい。何のトレーニングも積んでないずぶの素人が突然ステージ上に放り出されて成功などするはずがないのだが、そこはもう、魔法の力「エール」で何とかしてしまえるのだ。ここまで潔く、「アイドルのファン」という存在を「アイドルにエネルギーを注入する単なる養分」と割り切ってしまっているのも何とも刹那的ではないか。ファンがたくさんいて、大事な存在だって言ってるはずなのにその顔を一切描かれませんからね。 こうして割り切った描写で、割り切ったお話だと思えば、案外新しくて変な快感は得られるアニメなのかもしれない。ただ、そうした部分を全て(強引に)プラスに捉えても、私にはどう頑張っても受け入れられない要素がただ1つ。そう、中の人である。うーむ、駄目だね。「2.5次元アイドルプロジェクト」と銘打たれていることからも分かる通り、今作は中の人たちをアイドルとして活動させていく、いわば「ラブライブ」と同じ発想の商品展開。カードゲームの販促とも合わせて、2匹目3匹目のドジョウを色んなところから釣り上げる狙いだ。しかし、どうしたってそういう「3次元アイドル」を作るときのキャストの実力不足は目に余り耳に余る。まー、このくらいのレベルだったら「ラブライブ」のスタート時と大して変わらない実力だとは思うのだが、どうしても男性キャストには評価が辛くなりますわね。主人公役はまだ頑張ればいける気もするが、白髪の一番ちっちゃいののキャストがマジで駄目。なんか、気持ち悪い。山下大輝や蒼井翔太なんかの偉大さがよく分かるな。まぁ、中の人たちだってまだまだ成長過程だ。番組が終わる頃に「案外悪くないじゃん」と言えるようになっていることを祈ろう。ちなみに、キャスト表を見ていたらライバルチームとおぼしき中に「ディケイド」の海東がいることが判明し、そこはちょっと気になる。大ショッカーと手を組んでこの世界でも何か盗んでいってくれませんかね。 そうですね、今更ですね。観に行ってきました。しょうがないじゃん、ここまでのシーズンはずっとスポイラだの新番組だの、新しい情報を入れる余裕が時間的にも精神的にも無かったんだよ……。ようやく新番ラッシュが一息つけたので、ボチボチ都合の空いたところから見ていこうと。ただ、「都合が良くなってきた」らすでに近所の映画館では「レッドタートル」の放映はほぼ終了していたという……あっちも気になってたんだけどなぁ……。
(以下、今更だろうけど一応ネタバレ等注意)
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