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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「甘々と稲妻」 6

 ばらかグラフィティ。つくるー、たべるー、つくるー、2人ドゥビドゥバ。

 昨今爆発的に数を増やしているというお食事漫画。原作未読だったのでタイトルだけでどんな内容なんか全く予想がつかず、「稲妻」とか言われてるのにこんなんでびっくりした。「甘々」はまだ分かるんですが、「稲妻」要素はどこなんですかね? 

 料理アニメってのは結構難しいジャンルだ。料理を美味そうに描くのは結構大変な作業だし、それに対する反応部分での見せ方も大切になるので、非常に細やかな心情芝居、表情描写が必須。下手な画作りでは単なる深夜の嫌がらせにしかならない。また、単に食ってるだけでは数多ある他のお食事作品と区別することが出来ず、「まーたこういうのだ」ってんでそっぽを向かれる可能性もあるだろう。アニメ化された作品はまだ多くはないかもしれないが、このご時世、どんどんアニメ業界にも「お料理ブーム」の波は侵攻してくるだろう。個人的には「ワカコ酒」はほとんど見てないけど、「英国一家、日本を食べる」みたいな攻め方が割と面白そうだったので、料理漫画もガンガンアニメに攻めてきていいと思ってるけど。

 そんな中、今作での要素は「ばらか」的なもの。いや、もっと近いのは「うさぎドロップ」だと思うんだけど、ちょっと記憶も薄れてるからさ。「うさドロ」「ばらか」との共通点は、何と言ってもリアルロリっ子の登用。いつもいつも私は「別に子供だからってリアルロリをキャストに充てる必要はないんやで」と言ってはいるが、この2作品は見事にリアルロリにしてやられている。しょうがないじゃん、可愛いモン。今回、作中でロリっ子のつむぎちゃんを演じるのは、御年10歳の遠藤璃菜ちゃん。なんと、「ばらかもん」でなるちゃんを演じた原涼子ちゃんと同い年であり、実は璃菜ちゃんは「ばらかもん」ではなるのお友達役を演じてた。ここに来て、原涼子ちゃんに追いつけ追い越せ、ヒロインゲットだ。そして、このつむぎちゃんが普通に可愛いから困る。丁度なると同じ破天荒型の幼女だが、小学生だったなるよりも一層幼い幼稚園児。片親ではあるが、パワフルに生きている幼女にはなにかと元気がもらえますね。

 いやいや、私とてロリコンではないのだから(そう、ロリコンではないのだから)、幼女が出てきたからってそれだけで喜ぶわけじゃありませんよ。映像面はそこまで特筆すべき点は無い。筋立てだって、まぁ、割とありがちな「男親奮闘もの」だ。いくら幼女が可愛いと言ってもそれだけじゃ見るべきポイントにはならないかな、と思っていたが、まさかの1話目で題材が「米」。単に白いご飯を炊いて終わりという予想外の潔さ。そして、このご飯が確かにうまそうなのである。早見沙織演じる女子高生のテンション芸もあったのかもしれないが、子供さんが喜んで白米だけをばくばく食うというだけでもかなり魅力的なメニューに感じられる。そしてとどめの「食べてるとこ見て!」でノックアウトだった。うん、いいな。すくすく育て。

 監督は「一週間フレンズ」などの岩崎太郎。どうせ今後もびっくりするような事件などが起こる作品にはなるまいが、これはなかなかほっこりで良いアニメが出てきてくれるんじゃないでしょうか。せいぜい飯テロになりすぎないように気をつけてほしいところだが……まぁ、現時点でも「ふらいんぐうぃっち」っていうとんでもない飯テロ作品もあるしな。美味そうに見えるに越したことはないな。

 中の人は、そんな幼女を取り囲む中村・早見の不思議な関係性に注目。みさおの女子高生役は落ち着きますね。そして、すでに他界している犬塚家の奥さんがかやのんである。なんか、ひたすら日本酒煽ってそうな奥さんだけど料理がうまいのは間違いないな。「ばらかもん」では涼子ちゃんと小野Dが見事なまでに「親戚のおじちゃんと仲の良い幼女」の関係性を構築し、溢れ出る父性に癒されたものだが、中村悠一は一体どんな関係性を築いていくのだろうか。考えてみりゃ、このくらいの歳の娘さんがいてもおかしくない歳なんだよなぁ。

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○「D.Gray-man HALLOW」 4

 ディーグレって、どんだけ前の作品だよ……って思ったら、これ、まだ連載やってるのかよ。

 過去にアニメをやっていたのは覚えているし、覚えているってことは一応見たはずなので当時の記録を漁ってみたら、新番チェックだけが残っており、「アニマル横町が終わってしまったのは後番組のこいつのせい」という謎の恨み言が記録されていた。そうか、そんな枠だったのか。放送は2006年から2008年にかけて、アニメの数がググッと増えて大変になってる時代ですね。当時の記録を読むと、私もまだ原作の方を読んでいたらしく何となく接点があったようなのだが、特に熱心に読んでなかったはずだし、気付いたらどこかに消えてなくなってしまった作品をわざわざ追いかけるなんてことは当然しなかったわけだ。

 あれからあっという間に8年が過ぎ、なんかよく分からないタイミングでのアニメ化。現在の掲載誌は「ジャンプSQ.CROWN」という雑誌らしいが、もう、雑誌名を聞いてもよくわからねぇよ、どこだよ。そして容赦無いのは、このアニメ、そうした遍歴を全て込み込みで、途中から物語が始まることである。もう、何が何だか1つも覚えてない。一応簡単に状況説明だけしてくれてたけど、まず専門用語が分かんないし、人間関係が分からないし、そもそも人間が分からない。主役のアレン、ヒロインのリナリーくらいしか分からない。もう駄目だこれ。ここまで徹底的に一見さんを排除されてしまうとどうあがいても視聴を継続出来ないわけで、久しぶりに真剣に視聴中止を考える事態に陥っている。

 アニメとしてはどこが悪いということもないのだろう。原作ファンならばおそらく特に問題無く見ていける状態だ。まぁ、元のアニメからキャストは総取っ替えらしいのでそこに拒絶反応を示す人はいるかもしれないが、そこはしょうがないよな。監督が「クロスアンジュ」の芦野芳晴、キャラクターデザインは椛島洋介という布陣を聞くと「何となくエロくなるのでは?」というよく分からん期待もあるし、1話ラストの展開は衝撃的ではあったのだが……。うーむ。こればっかりはしょうがない。作品が悪い云々で無しに、私に視聴資格がないだけなんだから。……どういう存在意義のアニメなのかなぁ。

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○「パズドラクロス」 ー

 一応チェックしてみる夕方番組。でも、「へぇ、これがパズドラかー」っていう感想しかでてこねぇよな。しかも、多分違うし。

 ガラケーユーザーからすると全く未知の領域であるスマホゲーというジャンル。すっかり日本の一大産業に成り上がり、アニメなどの各種メディアを席巻していることはご承知の通りで、前クールも「聖戦ケルベロス」や「エンドライド」などの名だたる作品が……って、駄目じゃん。アニメでの成功例の方が少ないじゃん。まぁ、正確にはこの「パズドラクロス」はDSやらの別なプラットフォームでちゃんとゲームとして成立させてるようだが。あと、完全子供向けだしね。1話目を見る限りでは、まぁ、まさに夕方アニメだ。なんかちょっと懐かしい感じもあるが、やっぱり思い入れは無いのでそこまでピンと来るもんじゃないな。アニメ製作はぴえろ。冒頭の背景動画なんかで「気合い入ってるのか?」とちょっとだけ思ったが、その後は至って普通だった。おっさんから見るとクリーチャーデザインはポケモンと区別がつかない。

 監督の亀垣一は「花咲ける青少年」「それでも世界は美しい」劇場版「ルパンVSコナン」など多くのヒット作(俺の中でね)を生み出した人なので興味はあるのだが、果たしてこういうジャンルでなにかめざましいことが出来るかと言われると、ちょっと難しいかもしれない。まー、あんまり尖った勝負をする時間枠でもないしなぁ。

 中の人は、主人公役の吉永拓斗っていう子がリアル高校生で子役っぽい。まだ色々拙いが、ここで訓練して男性声優業界という戦場へ殴り込めるかどうか。女性陣は井上麻里奈・雨宮天など、なかなかソソる女性キャスト陣はやや注目。女の子はそれなりに可愛く描けてますよ。マスコットを坂本千夏が演じているのだが、なんかとても久しぶりに名前を見た気がする。

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○「初恋モンスター」 6

 これってあれだよね、リコーダーと……。

 否、正直某作品は個人的に全く面白いと思う要素が無かったのだが(まぁ、5分アニメに求めすぎるのも酷だが)、こちらの作品はなんかもう、やらかしている。何がやらかしてる一番の理由かはまだ図りかねているが……俺の目(耳)からすると、キャストかなぁ……。櫻井・森久保・そして杉田。露伴・音石・ジョセフで謎の杜王町陣形。もう、「頭脳は子供! 身体は大人!」っていうネタ自体、単に中の人たちの悪ふざけを見ているだけのような気もしてくる。隙あらばちんこって言いたいだけの立派な大人達に見える。俺も合法的に堀江由衣(間もなく不惑の17歳)に下ネタを投げかけることが出来る存在になってみたい。いつもと変わらぬ笑顔でサラリとスルーされたい。やっぱり杉田の日常じゃねぇか!

 堀江由衣ボイスの世間知らず少女が引っ越してくるところから始まる物語、なんだか久しぶりの様式美だ。過去には「フルーツバスケット」とか「かなめも」とかちょこちょこあったのだけど(「まなびストレート」はカウントしちゃ駄目な気がする)、流石に最近の業界でのポジションの関係上、こういう配役は久しぶり。でも、僕みたいなおっさんはこの上ない安心感。当人もまだまだこんな役が回ってくることは喜んでいるんじゃないだろうか。どれだけキャリアを重ねても、このいじり甲斐のある雰囲気は流石だ。

 放っておくと中の人の話に終始してしまいそうなので中身の話に戻すと、とにかく「そういう」設定で後はお約束で勝負するだけのもの。マジで「リコラン」と同じになってもおかしくないのだが、残念ながらこちらの作品は小学生が同じ属性持ちで3人、さらに、どうにも小学生らしからぬところが多くて一筋縄ではいかない。「単に身体がでかいだけやないか」では終わらないだけの病巣が混ざっている。もう、登り棒のくだりとか卑怯過ぎないか? いや、確かに小学生あるあるだけども! だけども! それ絶対駄目な大人(主に中の人)の持ちネタだよね?! これ、毎週このテンションでやってくの? 単にちんこって言いたいだけのアニメなの? うわぁ……。これねー、一人だけ純正小学生の子が出てきたのも実は男性キャストである村瀬歩が担当してるあたりがすごいよね。一昔前なら小学生男子なんて確実に女性キャストに割り当てられたもんだが……上3人があんな声なもんだから、充分ギャップが際だつっていうね。さらにここにまだエンディング歌ってる蒼井翔太も参戦するんでしょ? なんかもう、どっち方面に責任を追及したらいいものやら。

 あかん、油断するとすぐ中の人の話になる。とにかく、そんなわけでネタ回しがなかなか強烈。そしてBLテイストもいささか含んでいるためか(?)、DEENによる作画面も安定している。キャラデザは私が好きな岡真理子なんですよ。最近あんまりキャラデザの仕事してくれてなかったから嬉しいですね。ヒロインの子のへちょ顔とか、細かいデフォルメがとても可愛らしい。ちなみに監督は稲垣隆行で、この人もぶっ飛んだギャグにすると切れ味鋭くていい画作りをしてくれる人ですよ。全体的にまとまっているけどはみ出す部分ははみ出していくスタイル、非常に良い。今後も続けて刺激が出てくると良いなあ。

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 不動産屋ってお前か!!! 第14話。いや、確かに冷静に考えれば「露伴の住所を知ってる不動産関係者」ってアイツなわけだが……まさかこんなところでご尊顔(正確にはご尊背?!)を拝めるとはね……貴重な背中です、広くて立派な背中じゃぁないか。

 さぁ、いよいよお出まし、第4部きっての問題児、岸部露伴大先生である。漫画作品には漫画家が登場する機会が多く、これは当然、漫画家って職業の人間が描く作品に、実体験を導入しやすいためだ。いわば、非常にお手軽で安易なキャラクターといえる。正直、露伴が初登場したときにも、何となく「安易だな」と思ったような気がする。私生活が一切見えない(見えても何言ってんのか正直よく分からない)荒木先生が、いよいよ漫画家をキャラとして登場させてしまい、そこから裏方に徹していた荒木先生の人間性がにじみ出てしまうんじゃないかと、幼いながらにそんなことをちょっと考えた記憶がある。実際、「原稿は4日、カラーなら5日かな」なんてのは荒木先生そのものだし、その他諸々のキャラクター性も、荒木飛呂彦という人間が反映されているのは間違いないキャラだ。しかし……まぁ、おかしいわな。登場時に見せた蜘蛛のくだりが一番分かりやすく「やっぱりおかしいよスタンド使いども」を表す端的な情報として提示されているが、その他の部分に関してもここから先どんどん変人度合いは増していく。まぁ、それと同時に人間味も増していくことになるのだが。強いて問題を挙げるなら、実は荒木先生の方が露伴よりもよっぽどおかしな人の可能性があるってことだな。あの人、本当にネジ外れてる部分があるからな。いや、良い意味でですよ。うん、良い意味……。凡百の人間にこんな漫画描けるわけないですからね。

 さておき、そんな「荒木先生の映し身的なサムシング」である露伴だが、そこには諸々の願望が反映されている。自由な住環境、恵まれた人間観察のための能力、そして否応なく巻き込まれていくドラマティックな人生。そうした「創作活動がこうだったらいいのに」が露伴邸にはあふれている。いや、それにしたってアニメで描かれてる仕事場、流石に広すぎるとは思うけど……1人で使ってるくせにテニスコートぐらいの広さはあるよな。康一君と間田が小さいから余計に広くみえるわ。原作だとここまで無茶な広さではなかった気が。まぁ、狭い部屋だと、来週展開されるVS仗助戦が描きにくいからね、そのあたりの都合も考えての誇張演出なんだろうけども。ちなみに、屋敷の内部構造についてはしっかりと「辻褄が合う」デザインになっています。特徴的な折れ曲がった階段、しばらく後で割と面白い事件の舞台になる場所なので、一応チェックですよ。

 今回、露伴の百面相を描く部分に作画リソースが割かれており、間田の顔とか色んな部分が割と適当なのだが、今作は思いっきり原作に忠実に描かなきゃいけない部分とそれ以外でなるべくギャップを付けないように画面を構成しなきゃいけないので、その間の部分での落としどころがなかなか難しい。濃いシーンに合わせると作業量が半端じゃなくなっちゃうし、大事なシーンもお茶を濁すと、それはそれで原作ファンから不満は出るだろうし……今回は露伴がブチ切れた時の顔なんかがちょっと微妙なところがあったからねぇ。いや、難しいのは分かるんだけども。そして、特徴的なのがいわゆる「ジョジョ立ち」に分類されるヘンテコポーズ。露伴も相変わらず立ち姿が変なのだが、確かに漫画のコマを1つ1つ再現するとそのポーズだったな、っていうシーンがいっぱい出てくる。1枚絵だと(変には違いないが)なんか様になってるのに、アニメの中で動きの一部分として描かれるとどうしても違和感があるのは致し方ないかねぇ。「君の記憶をもらう!」のシーンとか、確かに原作と同じポーズなんだけど、なんか妙にカマっぽかったぞ。

 とりあえず、今回は前編ってことでホラーっぽい締め方で区切り。本になるとこで終わりじゃないのはちょっと意外だったけど、次回の冒頭でそれがくるわけだね。ってことは仗助戦でまるまる30分なんだよな。そんなにやることあったっけ?

 ちなみに、櫻井露伴については「まぁ、OKかな」って印象。神谷露伴はもう少し「怜悧さ」とか「狡猾さ」みたいなものが際だってたけど、櫻井露伴はややもっさりしつつも「すごみ」みたいなものがプラスか。後々ヘヴィーなバトルに巻き込まれて肉弾戦(?)になることを考えると、こっちでもいいな、っていう気がする。まぁ、勿体ないから神谷兄ぃは5部以降でなにか良いキャラに充ててあげてくれ。ギアッチョとかどうだろう(いいキャラ?)

 今日のまとめ・なんで康一君のおねーちゃんって微妙にエロく見えるんだろう。

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○「アルスラーン戦記 風塵乱舞」 5

 一応2期目は2期目なんだけど、全8話というなんとも妙な構成。放送形態も色々と試行錯誤を繰り返す時代ですね。

 1期の放送は気付けば1年前、日5ということで何となく観ていた作品だったが、こうして久しぶりに戻ってきた姿を観ても、味方軍のキャラがやたら増えていて「こいつだれだっけ?」みたいな展開が辛い。こんだけの大作なんだから、真面目に観てないとやっぱり駄目ね。まぁ、アルスラーン達の置かれている状況さえ何となく分かっていれば話にはついていけるので、1話目でざっとあらすじを教えてくれるのは本当に助かります。まぁ、どうせ原作が完結してるわけでもないのだし、たかだか8話程度のアニメで何が進むものでもあるまい。何となく把握した上で何となく観ていくという、あまりよろしくない視聴体制で追いかけて行くのが良かろう。

 内容については、制作陣はほぼ同じなので特に変更はない。想定される変更点としては、今回は短期決戦なのでいくらかシナリオ構成を詰め気味にいじってくるかな? っていうくらい。その点に関しても1話目で特に性急な感じはしないし、良くも悪くも予定調和的な展開だ。いや、流石に王様チェーンデスマッチは想定外だけども。エンドカードはちょっと笑ったわ。個人的に嬉しいのは、そのエンドカードにも出てきたゆーみん騎士(エトワール)が今期はなかなかいいポジションで活躍してくれそうなこと。思い返せばアニメ1話で登場してそこから何となく登場を続けているこのキャラ、エラムと2人で謎の性倒錯劇場を演じているところはとても素敵だった。最近はもう、女性であることを隠してないので単なる美人さんになってしまっているけど。内山夕実の不思議なところは、男役もそこそこありながら、決してイケメン風でもなく、それでいて何となく魅力的な人物にまとめられるところよね。

 その他にもキャスト面では色々と贅沢な作品なので、その辺をモチベーションに観ていければいいかな、と思ってるよ。

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○「DAYS」 5

 サッカーアニメやー。サッカーが題材になってるアニメってすげぇ久しぶりな気がする。自分が見ていた記憶を掘り起こすと……下手したら「GIANT KILLING」以来か? ひょっとしたら他にもサッカーアニメってあったのかもしれないんだが、基本的にわたしゃサッカーに一切興味が無いのでアニメも正直あまり見たいとは思わない。つまり、マガジンは毎週割と読んでいるはずなのだが今作は原作も未読で、どんな作品なのかは全く知らない状態での視聴。

 でもまぁ、普通のサッカー漫画だよね。マガジンだしね。「ダイヤのA」のサッカー版だと思えばおよそ間違っていないのではなかろうか。丁度アニメの方もそんな感じで、良くも悪くも癖のない出だし。原作もこんな感じで安定はしてるんだろうな。製作は「神バハ」や「残響のテロル」で映像クオリティの高さを見せつけたMAPPA、監督は特に味付けに印象はない宇田鋼之介。履歴を確認したら「銀河へキックオフ!!」っていうサッカーアニメの監督もやってた(観てないけど)。まぁ、やっぱり「サッカー版ダイヤのA」(もしくはサッカー版ベイビーステップ)みたいな堅実な仕上げになるんじゃないかなぁ。1話目を見る限り、一番の焦点となる試合描写はなるほど悪くない。特に回転がはっきりと見えるボールの描き方が独特で、これにフィールドを動くキャラはおそらくCGで立ち上げての管理になっているだろう(今回はシャトルランをする選手なんかもそうじゃないかね)。どのくらい真に迫った試合描写が出来るかは今後の注目ポイントだ。正直言うと「GIANT KILLING」の時代にはお世辞にも良いCGとは言えなかったので、時代が進み、「今なら描けるサッカーアニメ」ってのを見せてもらえるならそれはそれで面白そう。シナリオについては、マガジンでそれなりに連載が続いてるならそこまで心配しなくていいだろうしね。

 後はなんだろ、あやねるヒロインが可愛い、っていうくらいかな。まぁ、この手のスポーツ作品だと一瞬にして女の子は空気になってしまうんだけども。そこはしょうがない。現時点では主人公の男の子が飛び抜けたステータスとして「根性」しかもっていないので、ここからどうやって強くしていくのか、っていうだけでも観る価値はあるかも。

 個人的には、現在のマガジン作品だと「アクマゲーム」が好きなんですが、どっかでアニメ化の話は出てないもんですかね。

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○「ももくり」 6

 新番じゃないらしいんだけど、テレビ放送は初みたいなので、一応。これ、今年度のグランプリにノミネートさせるのはアリなんでしょうかね(好きにしろ)。

 とりあえず右から来たアニメを左に受け流す宗派の人なので、放送されると分かったらアニメはとりあえず録画してチェックする。今作もそんなわけで視聴したのだが、どうやら過去にWebで配信済みとのことで、調べてみたら去年の冬からだった。つまり半年空けてこの度BSで放送されることになったわけだ。昨今は色々な提供手段があるもんですね。Web限定とかも増えてきたし、「暦物語」に至ってはスマホ限定だから手のだしようがねぇんだよ(ガラケーユーザー並の感想)。ちなみに、原作漫画もWeb媒体のもので、同じプラットフォームからは今期「ReLIFE」もアニメになっている。むぅ、アニメも随分Web漫画への依存度を高めてきているのだな。

 そんなわけで、すでに視聴が終わっている人も多くいそうなアニメなのだが……うーむ、スパイシー。もし春クールにこれを見ていたら、「スキスキ系ヒロイン」が「ネトゲ嫁」のアコ、「12歳」の花日に加えて3名になるところだった。しかも花日ちゃんとはCVまで同じだからエラい事に。加隈ボイスは純愛の証か? とにかくそんな一切疑念を挟む余地がないくらいべったべたなラブコメなわけだが、このヒロイン、なかなかやりよるよ。やってることはアコと大して変わらない気がするのだが、変態度数が高いヒロインていいものですよね。それが一見すると純情奥手そうに見えるとか、かなりポイント高い。結局、どこまで言っても男の願望は「都合のいい女の子」なんです。一方的に好いてくれるし、こちらの変態的欲求を満たしてくれるためには、彼女の方も変態でいてもらう方が良いのです。そういう意味で、栗原さんはまさに完璧なヒロイン。CVまで含めて欠点が1つもないのである。

 1話目2話目はそんな彼女の魅力にメロメロになるだけで充分でした。これ以降、1クール分物語が続いていくことになるわけだが……どんなお話が展開するというのだろう。まー、多分後は延々普通のラブコメに終始するんだろうけども……毎回栗原さんがよだれやら鼻血やら、体液をダラダラ垂れ流してくれればそれでいいや。今作の監督・構成は平池さん、製作はサテライトだそうな。初めての組み合わせかな、と思ったが、一応「AKB0048」で仕事してるのか。まぁ、今作はそんな雰囲気を微塵も感じさせず、ちょこまかと可愛らしさが先立つ画作りに徹しているけど。初期の「WORKING」に通じるデザインですね。もう、ずっとこれでいいや。

 こういうWebアニメって、製作にお金はどれくらいかけられるもんなんでしょうね。今作は割と作りがしっかりしてて、いわゆる5分アニメなんかはとは一段違う出来だと思うのだが。Web背信だけでちゃんと採算が合う商業モデルって確立してるんだろうか。色々と不思議な業界である。

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「文豪ストレイドッグス」 5→5

 ちょっと待って、ひょっとして先週が最終回だったの?!(今期2作品目の事態) 全然気付いて無くて、今週放送がなかったことに今更気付いたよ……え? あの12話目で一旦終わりだったの? 一応分割2クールらしいから終わりらしい終わりじゃなくても問題は無いのだろうけども……なんか拍子抜けだな。

 まぁ、当初の予定通りといえばそうなのかな。「原作はちょっとだけ読んだからシナリオ部分には一切期待してないけど、それでも五十嵐作品だから最低限の面白さになるに違いない」っていう。まさにそれでOKだね。能力バトルアニメとして、かなり設定が適当だし、何よりもまず、モデル(?)となった作家に一切のリスペクトがないっていうのが辛いところ。そりゃま、過去の偉人たちを散々おもちゃにするなんてのは様々なアニメ・漫画が通過してきた道で、三国志武将や戦国武将はもうボロボロだし、最近じゃ「Fate」シリーズが色々大変なことになっているらしいが、そうしたジャンルと今作はまた意味が違うだろう。例えば、出てきた名前の中で私が譲れない作家名には宮沢賢治がある(そりゃ、一番好きな声優があの人なんだから必然的にそうなる)。そんな人間から見て、今作で出てきた「宮沢賢治」は「なめとんのか」の一言である。そういうネタだろ、スルーしろよ、と言われたらそれまでだが、そこでスルーするならわざわざ偉人の名前使ってるんじゃねぇよ、とも思うわけだ。登場人物が作家の名前である意味がほぼゼロであり、その部分を除くと、あとは「行き当たりばったりで大味な能力バトル」しか残らない。そして、そこに面白味は無いのだ。

 だが、そんな「いらんアニメ」になるはずだったのに、そこに五十嵐さんが参加してしまったせいで……悔しいかな、面白い部分も出てきてしまうのだなぁ。やっぱりこの人のテイストには弱いのよね。ギャグのテンポとか、キャラの崩しとか。笑わせるポイントだけでなく、バトルの見せ方とか、ギリギリのキャラの表情の見せ方とか、そういう部分がやっぱり上手いんだよ。やっぱり五十嵐・榎戸・ボンズという組み合わせだけで3割増しで魅力的になるなぁ。

 というわけで、プラスとマイナスでチャラで「2期目も見続けるよ」っていう結論。今のところはそれくらいで。

 

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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