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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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Lashweed Lurker (8) U

クリーチャー・エルドラージ、ホラー

5/4 現出(5)(G)(U)

〜を唱えた時、あなたは対象の土地でないパーマネントを、そのオーナーのライブラリのトップに置いても良い。

 現出クリーチャーって多色もあるのかよ。いや、無色だけど。開発コメントで「無色クリーチャーはあんまり入れない」って言ってたけど、トータルで何枚くらいあるんだろう。さて、こちらは「行方不明」内蔵のエルドラージ。一応土地が戻せない点は微妙に違うが、あまり関係ないだろう。「行方不明」も含めてこの手のトップバウンスは3〜4マナくらいのソーサリーのイメージなので、現出を使った場合にこのクリーチャーのコストは差し引きやっぱり3〜4マナくらい。それで5/4ならそりゃ強いだろうよ。例えば3ターン目「裏道の急使」からこれに繋いだ場合、質的にアドバンテージロスを防ぎつつ相手のクリーチャーをトップに戻してドローを1枚止め、さらにこちらには5/4が。ほら、どう考えても勝ってるやん。このムーブが「ブン回り」というほどでもなくそこそこ日常的に起こりそうなのが次の環境のこわいところだ。現出をキーにしたデッキは7マナ8マナのクリーチャーが多めに入るだろうからかなり引きムラが出ると思われるが、そのあたりを克服するサポートってあるもんかね。

 

Deploy the Gatewatch ゲートウォッチ配備 (4)(W)(W) M

ソーサリー

あなたのライブラリを上から7枚見る。その中から、最大2枚までのプレインズウォーカー・カードを戦場に出す。残りをあなたのライブラリの下に無作為に置く。

 プレインズウォーカーによるプレインズウォーカーのためのプレインズウォーカーなソーサリー。なんとあの「書かれざるものの視認(KTK)」のPWバージョンである。クリーチャーよりもPWの方が1枚あたりのインパクトがでかいのは自明なわけで、それが一気に2体もコスト踏み倒しで出せてしまうというのはかなりエッグい。なんで招致するのに3マナもかかってたんや、って話だ。サーチ枚数が7枚と絶妙で、そして同じカード2枚ならハズレという制限はあるものの、PWコントロールにとっては福音となる1枚だ。ここからナヒリ・ソリンの因縁コンビをぶつける、ジェイス・リリアナの同伴出勤、ウギン・ボーラスの怪獣大決戦など、夢の共演が思いのままだ。せっかくこのカードと一緒に登場したのにリリアナさんはわずか3マナと相変わらず空気を読んでないな。6マナまで待ってナーセットやニクシリスを展開していくエスパーコンは充分結果を出しているのだから、この制圧力は構築クラスでも案外面白い爆弾になるのじゃなかろうか。統率者戦でPWデッキを組んでた人には必須の1枚だ。ちなみにイラストでは本来仲が悪いはずのギデオン・リリアナの共演が楽しめる。お互いまだ見解は一致してない(not see eye to eye)けど、今は協調して戦っている(fight side by side)。元のフレーバーが韻律を合わせているので、日本語も「共感せず」「共闘する」で合わせてあるのは芸が細かい。

 

Providence 神の導き (5)(W)(W) R

ソーサリー

〜がゲーム開始時に手札にある場合、あなたはそれを公開しても良い。そうしたなら、司書のアップキープの開始時に、あなたのライフの総量は26点になる。

あなたのライフの総量は26点になる。

 突如現れた、力線システム搭載の謎呪文。「Providence」とは神の導き、神の御業を表す単語らしいのだが、どんな神様が6点ばかりのライフをくれたというんだろう。いや、ありがたい、ありがたいけども……もうちょっとなんか、ゴッドなご加護を。とりあえず、これが初手にあればパワー3のクリーチャーの攻撃2回分がチャラに出来る。「治癒の軟膏(8ED)」換算でカード2枚分だ。そりゃ馬鹿にならんだろうが、その代わりに当分使い物にならないゴミカードが初手に入っていることを相手にばらしてしまうことにもなる。この取引を損と見るか得と見るか……。もし構築戦で使うなら、当然初手に引き入れる確率を高めるために4枚投入だ。それならそこそこの確率で26点スタートだが、7マナで盤面に全く影響しないソーサリーを4枚デッキに入れる気が起こるかどうか。まぁ、相手が普通のビートだった場合、万一7マナに到達されて3回も4回も26点にカムバックされたんじゃたまったもんじゃないが。もう、いっそ「過ぎ去った季節」コンボに入れて延々回し続ければいいんじゃないかな。まぁ、デッキの質がピーキーなリミテッドなら、1枚入れて置くと案外救世主になるかもよ。ちなみに、26点という数字がなんで出てきたかといえば、当然イニストラード数(13)の倍だからである。ご丁寧に、イラストには13本の蝋燭が2セット描かれているのだ。十三恐怖症2枚で対抗しても無駄だから注意だゾ。

 

Selfless Spirit 無私の霊魂 (1)(W) R

クリーチャー・スピリット・クレリック

2/1 飛行

〜を生け贄に捧げる:あなたのコントロールするクリーチャーは、ターン終了時まで破壊不能を得る。

 今やあらゆる化け物がエルドラージ化しており、人間・吸血鬼・狼男はすでに手遅れの状態。そんな中でリリアナが己の長所として取り出したのが、精神支配を受けず変質もしないゾンビ軍団だったわけだが、もう1つの希望が残っているとするなら、それはすでに物言わぬ人間の魂、スピリットだ。すでに肉体を持たないスピリットはエルドラージ化する心配が無いし、相変わらず人間の味方であり続けてくれる。そんなありがたみの極致がこの1枚。懐かしの「不屈の随員(ARB)」能力を持ち、いざというときには味方全軍の死を肩代わりしてくれる。「衰滅」を避けられないのはご愛敬だが、「光輝の炎」ならかわせるし、コレ1枚が見えているだけで戦闘のコントロールは段違い。また、スピリットは「鎖鳴らし」という手軽なトリックメイカーがいるのもポイント。あいつ1枚でディフェンスは割と安定していたが、支援を受けてこいつが瞬速で出せれば、手軽にインスタントの「アジャニの存在(JOU)」のような運用が可能になるのだ。まぁ、現時点でスピリットの抱える課題は画一的なサイズで、2マナ2/1ばっかり増えるのもどうか、って話はあるが。もちろん、こいつの能力はスピリット以外にも適用されるので、トークンをずらずら並べるタイプの白デッキなら何に入れても問題無いんだ。つまり、緑白トークン……まだ強化すんの?

 

Mind’s Dilation 意識の拡張 (5)(U)(U) M

エンチャント

対戦相手が各ターンに1つ目の呪文を唱えるたび、そのプレイヤーは自分のライブラリのトップを追放する。それが土地でないカードであるなら、あなたはそれをマナコストを支払うことなく唱えても良い。

 なんだそれ枠。いや、でもマジでなんだこれ。エムラクール様のおかげで人々の意識は一つに統合され、わったしーもエムラクール、あなたもエムラクール〜♪(火曜日版サザエさんの節で)である。笑う声までおんなじである。その様子を再現したのがこのエンチャントで、お前のものは俺のもの、でも、俺のものはお前のものじゃない。やられた側からすると、こんな理不尽な取引もないだろう。何がめくれるかは運次第なので一切役に立たない可能性だってあるにはあるが、ひょっとしたらカウンターがめくれるかもしれないし、「面晶体の記録庫」を唱えて次のターンに備えようとしたら相手が「世界を壊すもの」を唱えちゃうかもしれないのだ。なんだそれ。是非とも構築で実現させたいドリームが詰まっているのだが……。「全知(M13)」なんかと違って張ったら勝ちじゃないところが悩ましいなぁ。いっそのことこれを張った状態でエムラクールも唱え、完全に相手ターンに同化を図ってみたい。もう、見たこともない世界がそこにあるぞ。

 

Summary Dismissal 即時却下 (2)(U)(U) R

インスタント

他の全ての呪文を追放し、全ての能力を打ち消す。

 なんか私のまわりではフレーバーテキストの方ばっかり話題になってるんだが……なんでこんな一文だけで淫猥な妄想に飛ぶんですか、信じられません。私も同意です。さておき、見ての通りにレアリティ高めの圧倒的カウンター呪文。あまりに適当に色んなものを打ち消してしまうので、これまでの常識を吹き飛ばせるシチュエーションが多い。まず、全ての呪文の打ち消し。過去の例では「精神壊しの罠(ZEN)」や「狼狽の嵐(CMD)」あたりが務めていた枠で、いわゆるストーム対策である。一応ストーム以外にも使えるが、相手がまとめて沢山の呪文をスタックに乗せるっていう機会はあんまり無いだろう。カウンター合戦なんかでも自分の呪文も全部打ち消しちゃうから良いか悪いか分からんし。とりあえず、4マナ確定カウンターとしての運用ならリミテッドでそこそこ。そして最大のポイントである能力の打ち消し。起動型能力を打ち消す呪文はそこそこ存在しているが、誘発型能力を打ち消せるカードはあまり多くなく、その道のプロである「もみ消し(SCG)」、それに「時間停止(10ED)」があるくらいだろうか。この呪文は「時間停止」のような圧倒的オプションはないし、「もみ消し」のような軽さもないため、真正直にカウンター呪文として運用する必要がある。しかし、現在の環境には唱えた時に誘発型能力をたたき込んでくるエルドラージという問題児がおり、この呪文ならばエムラクールさんを打ち消した上で、精神ものっとられずに済むわけだ。果たしてその辺にどの程度対策を施すべきかは未知数だが、普通のカウンター呪文として構えつつそうした窮状をしのげるなら、案外悪くないのかも。個人的には「ウェストヴェイルの修道院」が5体の生け贄を平らげたところにぶち込んでオーメンダールさんに沈黙を守ってもらうっていう鬼畜プレイが一回くらいやってみたい。

 

Cryptbreaker (B) R

クリーチャー・ゾンビ

1/1

(1)(B)(T)、手札を1枚捨てる:2/2で黒の、ゾンビ・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。

あなたのコントロールするアンタップ状態のゾンビを3体タップする:カードを1枚引き、あなたは1点のライフを失う。

 「戦いは数だよ兄貴!」、そして「ゾンビは数だよ(リリアナとギサの)姉貴!」ということで、つまりは「戦いはゾンビよ!」ということになる。ゾンビがゾンビを産むゾンビ算は、旧イニストラードでも「終わり無き死者の列(ISD)」なんて夢のあるカードが再現してくれていたので、ようやく今回のイニストラードでもエンジンがかかってきた感じだ。やっぱりリリアナさんが本格参戦してくれたおかげですかね。こいつを1ターン目に出しておくと、後は延々ゾンビトークン1体が保証される。もちろん毎ターン呼ぶ必要はないが、さっさと数を揃えてしまえば下の能力によって兵糧の補充まで始まるのだから、他のカードを展開する作業よりも優先するのは間違った行動ではないはずだ。最終的にこいつ以外のゾンビが3体になれば、その時点で「ライフ1点がゾンビ1体」というトレードが成立するようになり、さらに6体まで増えればドロー能力がどんどん膨らんでいく。さらにマッドネスまで絡めて黒らしさをアピールしていけば、もうゾンビ・カーペットが作れちゃうレベル。ゾンビを愛する諸兄には欠かせないゾンビ満喫カードである。これで1マナ域に「墓所這い(DKA)」とならんで基盤を成すクリーチャーが手に入り、統率者デッキの「グリムグリン」なんかが楽しそう。もちろん、今回登場した「ギサとゲラルフ」でもばっちり噛み合う。捨てるカードは当然「ギサの召集」で決まりだ。リミテッドでも当然鬼畜の強さを見せる。ライフは有限なので、適宜「奇怪な突然変異」あたりで補充を。

 

Liliana, the Last Hope 最後の希望、リリアナ (1)(B)(B) M

プレインズウォーカー・リリアナ

<+1>: 最大1体までの対象のクリーチャーは、次のあなたのターンまで−2/−1の修正を受ける。

<-2>: あなたのライブラリを上から2枚墓地に置く。その後、あなたの墓地にあるクリーチャー・カードを1枚手札に戻しても良い。

<-7>: あなたは「あなたの終了ステップの開始時に、2/2で黒の、ゾンビ・クリーチャー・トークンをX体戦場に出す。Xはあなたのコントロールするゾンビの数に2を加えたものである」という紋章を得る。

 さぁ、ついにこのセットの主役のご登場だ。「ジェイスの元カノ」「デーモン4体に輪姦おばさん」ことリリアナ・ヴェスその人である。いわゆる「初代プレインズウォーカー」5人の中では一番種類が少なかったリリアナだが、これでようやく他の2人(ガラク・アジャニ)に並んで5枚目。なお、1人だけ7種類もカード化されてるクソダサフードマンのことは気にしない。かつてのリリアナというと初登場時の「リリアナ・ヴェス(M15)」がコントロールで採用実績を持つ他、「異端の癒し手、リリアナ(ORI)」が細やかな心遣いで活躍しているし、何と言っても下環境にまでその名を轟かせた「ヴェールのリリアナ(ISD)」のインパクトが強烈だ(あと1枚はしょうがないので忘れよう)。そんなリリアナが「ヴェリアナ」同様に古巣のイニストラードに戻り、同じく3マナで登場するというのだから期待は高まるばかり……だが、うーん?

 初見で悩んでしまうのは、マイナス能力の微妙さだろう。やっていることは「屍体の攪拌」の下位互換。墓地を肥やすことに大きな意味を見出せればいいのかもしれないが、それでも−2というコストに見合った活躍かと言われると微妙。損はしないのだが、墓地から直接引っ張り上げていた「反抗する屍術師」時代に比べると見劣りするし、軽さを活かすデザインが作りにくいのが悩ましい。プラス能力の方は、なんとカウンターを乗せながら敵軍を除去出来る可能性があるというナイス設定。まぁ、タフネス1しか除去出来ないのが辛いのはチャンドラさんが証明済みなので除去としての信頼性は低いが、そのついでにパワーが減るため、自身を守る盾としては優秀。今後の活躍は、このプラス能力でどれだけ相手を押しとどめられるかにかかっているだろう。つまり、横に並べる戦術が強い間は微妙かもしれない。奥義については「撃てば勝ち」なのでそこを目指すためには何とかプラス能力を維持していきたいところだが、正確には「撃ってしばらくすれば勝ち」なので油断は禁物だ。なんか、全体的にもっさりしてるな。なにか手軽に墓地から回収して強いクリーチャーがいるならなぁ、って思ってたら、まっさきに浮かぶのはどこぞのテレパスなんだよな。もう、ずっといちゃいちゃしてればいいと思うの。

 


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○「甘々と稲妻」 6

 ばらかグラフィティ。つくるー、たべるー、つくるー、2人ドゥビドゥバ。

 昨今爆発的に数を増やしているというお食事漫画。原作未読だったのでタイトルだけでどんな内容なんか全く予想がつかず、「稲妻」とか言われてるのにこんなんでびっくりした。「甘々」はまだ分かるんですが、「稲妻」要素はどこなんですかね? 

 料理アニメってのは結構難しいジャンルだ。料理を美味そうに描くのは結構大変な作業だし、それに対する反応部分での見せ方も大切になるので、非常に細やかな心情芝居、表情描写が必須。下手な画作りでは単なる深夜の嫌がらせにしかならない。また、単に食ってるだけでは数多ある他のお食事作品と区別することが出来ず、「まーたこういうのだ」ってんでそっぽを向かれる可能性もあるだろう。アニメ化された作品はまだ多くはないかもしれないが、このご時世、どんどんアニメ業界にも「お料理ブーム」の波は侵攻してくるだろう。個人的には「ワカコ酒」はほとんど見てないけど、「英国一家、日本を食べる」みたいな攻め方が割と面白そうだったので、料理漫画もガンガンアニメに攻めてきていいと思ってるけど。

 そんな中、今作での要素は「ばらか」的なもの。いや、もっと近いのは「うさぎドロップ」だと思うんだけど、ちょっと記憶も薄れてるからさ。「うさドロ」「ばらか」との共通点は、何と言ってもリアルロリっ子の登用。いつもいつも私は「別に子供だからってリアルロリをキャストに充てる必要はないんやで」と言ってはいるが、この2作品は見事にリアルロリにしてやられている。しょうがないじゃん、可愛いモン。今回、作中でロリっ子のつむぎちゃんを演じるのは、御年10歳の遠藤璃菜ちゃん。なんと、「ばらかもん」でなるちゃんを演じた原涼子ちゃんと同い年であり、実は璃菜ちゃんは「ばらかもん」ではなるのお友達役を演じてた。ここに来て、原涼子ちゃんに追いつけ追い越せ、ヒロインゲットだ。そして、このつむぎちゃんが普通に可愛いから困る。丁度なると同じ破天荒型の幼女だが、小学生だったなるよりも一層幼い幼稚園児。片親ではあるが、パワフルに生きている幼女にはなにかと元気がもらえますね。

 いやいや、私とてロリコンではないのだから(そう、ロリコンではないのだから)、幼女が出てきたからってそれだけで喜ぶわけじゃありませんよ。映像面はそこまで特筆すべき点は無い。筋立てだって、まぁ、割とありがちな「男親奮闘もの」だ。いくら幼女が可愛いと言ってもそれだけじゃ見るべきポイントにはならないかな、と思っていたが、まさかの1話目で題材が「米」。単に白いご飯を炊いて終わりという予想外の潔さ。そして、このご飯が確かにうまそうなのである。早見沙織演じる女子高生のテンション芸もあったのかもしれないが、子供さんが喜んで白米だけをばくばく食うというだけでもかなり魅力的なメニューに感じられる。そしてとどめの「食べてるとこ見て!」でノックアウトだった。うん、いいな。すくすく育て。

 監督は「一週間フレンズ」などの岩崎太郎。どうせ今後もびっくりするような事件などが起こる作品にはなるまいが、これはなかなかほっこりで良いアニメが出てきてくれるんじゃないでしょうか。せいぜい飯テロになりすぎないように気をつけてほしいところだが……まぁ、現時点でも「ふらいんぐうぃっち」っていうとんでもない飯テロ作品もあるしな。美味そうに見えるに越したことはないな。

 中の人は、そんな幼女を取り囲む中村・早見の不思議な関係性に注目。みさおの女子高生役は落ち着きますね。そして、すでに他界している犬塚家の奥さんがかやのんである。なんか、ひたすら日本酒煽ってそうな奥さんだけど料理がうまいのは間違いないな。「ばらかもん」では涼子ちゃんと小野Dが見事なまでに「親戚のおじちゃんと仲の良い幼女」の関係性を構築し、溢れ出る父性に癒されたものだが、中村悠一は一体どんな関係性を築いていくのだろうか。考えてみりゃ、このくらいの歳の娘さんがいてもおかしくない歳なんだよなぁ。

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○「D.Gray-man HALLOW」 4

 ディーグレって、どんだけ前の作品だよ……って思ったら、これ、まだ連載やってるのかよ。

 過去にアニメをやっていたのは覚えているし、覚えているってことは一応見たはずなので当時の記録を漁ってみたら、新番チェックだけが残っており、「アニマル横町が終わってしまったのは後番組のこいつのせい」という謎の恨み言が記録されていた。そうか、そんな枠だったのか。放送は2006年から2008年にかけて、アニメの数がググッと増えて大変になってる時代ですね。当時の記録を読むと、私もまだ原作の方を読んでいたらしく何となく接点があったようなのだが、特に熱心に読んでなかったはずだし、気付いたらどこかに消えてなくなってしまった作品をわざわざ追いかけるなんてことは当然しなかったわけだ。

 あれからあっという間に8年が過ぎ、なんかよく分からないタイミングでのアニメ化。現在の掲載誌は「ジャンプSQ.CROWN」という雑誌らしいが、もう、雑誌名を聞いてもよくわからねぇよ、どこだよ。そして容赦無いのは、このアニメ、そうした遍歴を全て込み込みで、途中から物語が始まることである。もう、何が何だか1つも覚えてない。一応簡単に状況説明だけしてくれてたけど、まず専門用語が分かんないし、人間関係が分からないし、そもそも人間が分からない。主役のアレン、ヒロインのリナリーくらいしか分からない。もう駄目だこれ。ここまで徹底的に一見さんを排除されてしまうとどうあがいても視聴を継続出来ないわけで、久しぶりに真剣に視聴中止を考える事態に陥っている。

 アニメとしてはどこが悪いということもないのだろう。原作ファンならばおそらく特に問題無く見ていける状態だ。まぁ、元のアニメからキャストは総取っ替えらしいのでそこに拒絶反応を示す人はいるかもしれないが、そこはしょうがないよな。監督が「クロスアンジュ」の芦野芳晴、キャラクターデザインは椛島洋介という布陣を聞くと「何となくエロくなるのでは?」というよく分からん期待もあるし、1話ラストの展開は衝撃的ではあったのだが……。うーむ。こればっかりはしょうがない。作品が悪い云々で無しに、私に視聴資格がないだけなんだから。……どういう存在意義のアニメなのかなぁ。

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○「パズドラクロス」 ー

 一応チェックしてみる夕方番組。でも、「へぇ、これがパズドラかー」っていう感想しかでてこねぇよな。しかも、多分違うし。

 ガラケーユーザーからすると全く未知の領域であるスマホゲーというジャンル。すっかり日本の一大産業に成り上がり、アニメなどの各種メディアを席巻していることはご承知の通りで、前クールも「聖戦ケルベロス」や「エンドライド」などの名だたる作品が……って、駄目じゃん。アニメでの成功例の方が少ないじゃん。まぁ、正確にはこの「パズドラクロス」はDSやらの別なプラットフォームでちゃんとゲームとして成立させてるようだが。あと、完全子供向けだしね。1話目を見る限りでは、まぁ、まさに夕方アニメだ。なんかちょっと懐かしい感じもあるが、やっぱり思い入れは無いのでそこまでピンと来るもんじゃないな。アニメ製作はぴえろ。冒頭の背景動画なんかで「気合い入ってるのか?」とちょっとだけ思ったが、その後は至って普通だった。おっさんから見るとクリーチャーデザインはポケモンと区別がつかない。

 監督の亀垣一は「花咲ける青少年」「それでも世界は美しい」劇場版「ルパンVSコナン」など多くのヒット作(俺の中でね)を生み出した人なので興味はあるのだが、果たしてこういうジャンルでなにかめざましいことが出来るかと言われると、ちょっと難しいかもしれない。まー、あんまり尖った勝負をする時間枠でもないしなぁ。

 中の人は、主人公役の吉永拓斗っていう子がリアル高校生で子役っぽい。まだ色々拙いが、ここで訓練して男性声優業界という戦場へ殴り込めるかどうか。女性陣は井上麻里奈・雨宮天など、なかなかソソる女性キャスト陣はやや注目。女の子はそれなりに可愛く描けてますよ。マスコットを坂本千夏が演じているのだが、なんかとても久しぶりに名前を見た気がする。

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○「初恋モンスター」 6

 これってあれだよね、リコーダーと……。

 否、正直某作品は個人的に全く面白いと思う要素が無かったのだが(まぁ、5分アニメに求めすぎるのも酷だが)、こちらの作品はなんかもう、やらかしている。何がやらかしてる一番の理由かはまだ図りかねているが……俺の目(耳)からすると、キャストかなぁ……。櫻井・森久保・そして杉田。露伴・音石・ジョセフで謎の杜王町陣形。もう、「頭脳は子供! 身体は大人!」っていうネタ自体、単に中の人たちの悪ふざけを見ているだけのような気もしてくる。隙あらばちんこって言いたいだけの立派な大人達に見える。俺も合法的に堀江由衣(間もなく不惑の17歳)に下ネタを投げかけることが出来る存在になってみたい。いつもと変わらぬ笑顔でサラリとスルーされたい。やっぱり杉田の日常じゃねぇか!

 堀江由衣ボイスの世間知らず少女が引っ越してくるところから始まる物語、なんだか久しぶりの様式美だ。過去には「フルーツバスケット」とか「かなめも」とかちょこちょこあったのだけど(「まなびストレート」はカウントしちゃ駄目な気がする)、流石に最近の業界でのポジションの関係上、こういう配役は久しぶり。でも、僕みたいなおっさんはこの上ない安心感。当人もまだまだこんな役が回ってくることは喜んでいるんじゃないだろうか。どれだけキャリアを重ねても、このいじり甲斐のある雰囲気は流石だ。

 放っておくと中の人の話に終始してしまいそうなので中身の話に戻すと、とにかく「そういう」設定で後はお約束で勝負するだけのもの。マジで「リコラン」と同じになってもおかしくないのだが、残念ながらこちらの作品は小学生が同じ属性持ちで3人、さらに、どうにも小学生らしからぬところが多くて一筋縄ではいかない。「単に身体がでかいだけやないか」では終わらないだけの病巣が混ざっている。もう、登り棒のくだりとか卑怯過ぎないか? いや、確かに小学生あるあるだけども! だけども! それ絶対駄目な大人(主に中の人)の持ちネタだよね?! これ、毎週このテンションでやってくの? 単にちんこって言いたいだけのアニメなの? うわぁ……。これねー、一人だけ純正小学生の子が出てきたのも実は男性キャストである村瀬歩が担当してるあたりがすごいよね。一昔前なら小学生男子なんて確実に女性キャストに割り当てられたもんだが……上3人があんな声なもんだから、充分ギャップが際だつっていうね。さらにここにまだエンディング歌ってる蒼井翔太も参戦するんでしょ? なんかもう、どっち方面に責任を追及したらいいものやら。

 あかん、油断するとすぐ中の人の話になる。とにかく、そんなわけでネタ回しがなかなか強烈。そしてBLテイストもいささか含んでいるためか(?)、DEENによる作画面も安定している。キャラデザは私が好きな岡真理子なんですよ。最近あんまりキャラデザの仕事してくれてなかったから嬉しいですね。ヒロインの子のへちょ顔とか、細かいデフォルメがとても可愛らしい。ちなみに監督は稲垣隆行で、この人もぶっ飛んだギャグにすると切れ味鋭くていい画作りをしてくれる人ですよ。全体的にまとまっているけどはみ出す部分ははみ出していくスタイル、非常に良い。今後も続けて刺激が出てくると良いなあ。

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 不動産屋ってお前か!!! 第14話。いや、確かに冷静に考えれば「露伴の住所を知ってる不動産関係者」ってアイツなわけだが……まさかこんなところでご尊顔(正確にはご尊背?!)を拝めるとはね……貴重な背中です、広くて立派な背中じゃぁないか。

 さぁ、いよいよお出まし、第4部きっての問題児、岸部露伴大先生である。漫画作品には漫画家が登場する機会が多く、これは当然、漫画家って職業の人間が描く作品に、実体験を導入しやすいためだ。いわば、非常にお手軽で安易なキャラクターといえる。正直、露伴が初登場したときにも、何となく「安易だな」と思ったような気がする。私生活が一切見えない(見えても何言ってんのか正直よく分からない)荒木先生が、いよいよ漫画家をキャラとして登場させてしまい、そこから裏方に徹していた荒木先生の人間性がにじみ出てしまうんじゃないかと、幼いながらにそんなことをちょっと考えた記憶がある。実際、「原稿は4日、カラーなら5日かな」なんてのは荒木先生そのものだし、その他諸々のキャラクター性も、荒木飛呂彦という人間が反映されているのは間違いないキャラだ。しかし……まぁ、おかしいわな。登場時に見せた蜘蛛のくだりが一番分かりやすく「やっぱりおかしいよスタンド使いども」を表す端的な情報として提示されているが、その他の部分に関してもここから先どんどん変人度合いは増していく。まぁ、それと同時に人間味も増していくことになるのだが。強いて問題を挙げるなら、実は荒木先生の方が露伴よりもよっぽどおかしな人の可能性があるってことだな。あの人、本当にネジ外れてる部分があるからな。いや、良い意味でですよ。うん、良い意味……。凡百の人間にこんな漫画描けるわけないですからね。

 さておき、そんな「荒木先生の映し身的なサムシング」である露伴だが、そこには諸々の願望が反映されている。自由な住環境、恵まれた人間観察のための能力、そして否応なく巻き込まれていくドラマティックな人生。そうした「創作活動がこうだったらいいのに」が露伴邸にはあふれている。いや、それにしたってアニメで描かれてる仕事場、流石に広すぎるとは思うけど……1人で使ってるくせにテニスコートぐらいの広さはあるよな。康一君と間田が小さいから余計に広くみえるわ。原作だとここまで無茶な広さではなかった気が。まぁ、狭い部屋だと、来週展開されるVS仗助戦が描きにくいからね、そのあたりの都合も考えての誇張演出なんだろうけども。ちなみに、屋敷の内部構造についてはしっかりと「辻褄が合う」デザインになっています。特徴的な折れ曲がった階段、しばらく後で割と面白い事件の舞台になる場所なので、一応チェックですよ。

 今回、露伴の百面相を描く部分に作画リソースが割かれており、間田の顔とか色んな部分が割と適当なのだが、今作は思いっきり原作に忠実に描かなきゃいけない部分とそれ以外でなるべくギャップを付けないように画面を構成しなきゃいけないので、その間の部分での落としどころがなかなか難しい。濃いシーンに合わせると作業量が半端じゃなくなっちゃうし、大事なシーンもお茶を濁すと、それはそれで原作ファンから不満は出るだろうし……今回は露伴がブチ切れた時の顔なんかがちょっと微妙なところがあったからねぇ。いや、難しいのは分かるんだけども。そして、特徴的なのがいわゆる「ジョジョ立ち」に分類されるヘンテコポーズ。露伴も相変わらず立ち姿が変なのだが、確かに漫画のコマを1つ1つ再現するとそのポーズだったな、っていうシーンがいっぱい出てくる。1枚絵だと(変には違いないが)なんか様になってるのに、アニメの中で動きの一部分として描かれるとどうしても違和感があるのは致し方ないかねぇ。「君の記憶をもらう!」のシーンとか、確かに原作と同じポーズなんだけど、なんか妙にカマっぽかったぞ。

 とりあえず、今回は前編ってことでホラーっぽい締め方で区切り。本になるとこで終わりじゃないのはちょっと意外だったけど、次回の冒頭でそれがくるわけだね。ってことは仗助戦でまるまる30分なんだよな。そんなにやることあったっけ?

 ちなみに、櫻井露伴については「まぁ、OKかな」って印象。神谷露伴はもう少し「怜悧さ」とか「狡猾さ」みたいなものが際だってたけど、櫻井露伴はややもっさりしつつも「すごみ」みたいなものがプラスか。後々ヘヴィーなバトルに巻き込まれて肉弾戦(?)になることを考えると、こっちでもいいな、っていう気がする。まぁ、勿体ないから神谷兄ぃは5部以降でなにか良いキャラに充ててあげてくれ。ギアッチョとかどうだろう(いいキャラ?)

 今日のまとめ・なんで康一君のおねーちゃんって微妙にエロく見えるんだろう。

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○「アルスラーン戦記 風塵乱舞」 5

 一応2期目は2期目なんだけど、全8話というなんとも妙な構成。放送形態も色々と試行錯誤を繰り返す時代ですね。

 1期の放送は気付けば1年前、日5ということで何となく観ていた作品だったが、こうして久しぶりに戻ってきた姿を観ても、味方軍のキャラがやたら増えていて「こいつだれだっけ?」みたいな展開が辛い。こんだけの大作なんだから、真面目に観てないとやっぱり駄目ね。まぁ、アルスラーン達の置かれている状況さえ何となく分かっていれば話にはついていけるので、1話目でざっとあらすじを教えてくれるのは本当に助かります。まぁ、どうせ原作が完結してるわけでもないのだし、たかだか8話程度のアニメで何が進むものでもあるまい。何となく把握した上で何となく観ていくという、あまりよろしくない視聴体制で追いかけて行くのが良かろう。

 内容については、制作陣はほぼ同じなので特に変更はない。想定される変更点としては、今回は短期決戦なのでいくらかシナリオ構成を詰め気味にいじってくるかな? っていうくらい。その点に関しても1話目で特に性急な感じはしないし、良くも悪くも予定調和的な展開だ。いや、流石に王様チェーンデスマッチは想定外だけども。エンドカードはちょっと笑ったわ。個人的に嬉しいのは、そのエンドカードにも出てきたゆーみん騎士(エトワール)が今期はなかなかいいポジションで活躍してくれそうなこと。思い返せばアニメ1話で登場してそこから何となく登場を続けているこのキャラ、エラムと2人で謎の性倒錯劇場を演じているところはとても素敵だった。最近はもう、女性であることを隠してないので単なる美人さんになってしまっているけど。内山夕実の不思議なところは、男役もそこそこありながら、決してイケメン風でもなく、それでいて何となく魅力的な人物にまとめられるところよね。

 その他にもキャスト面では色々と贅沢な作品なので、その辺をモチベーションに観ていければいいかな、と思ってるよ。

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○「DAYS」 5

 サッカーアニメやー。サッカーが題材になってるアニメってすげぇ久しぶりな気がする。自分が見ていた記憶を掘り起こすと……下手したら「GIANT KILLING」以来か? ひょっとしたら他にもサッカーアニメってあったのかもしれないんだが、基本的にわたしゃサッカーに一切興味が無いのでアニメも正直あまり見たいとは思わない。つまり、マガジンは毎週割と読んでいるはずなのだが今作は原作も未読で、どんな作品なのかは全く知らない状態での視聴。

 でもまぁ、普通のサッカー漫画だよね。マガジンだしね。「ダイヤのA」のサッカー版だと思えばおよそ間違っていないのではなかろうか。丁度アニメの方もそんな感じで、良くも悪くも癖のない出だし。原作もこんな感じで安定はしてるんだろうな。製作は「神バハ」や「残響のテロル」で映像クオリティの高さを見せつけたMAPPA、監督は特に味付けに印象はない宇田鋼之介。履歴を確認したら「銀河へキックオフ!!」っていうサッカーアニメの監督もやってた(観てないけど)。まぁ、やっぱり「サッカー版ダイヤのA」(もしくはサッカー版ベイビーステップ)みたいな堅実な仕上げになるんじゃないかなぁ。1話目を見る限り、一番の焦点となる試合描写はなるほど悪くない。特に回転がはっきりと見えるボールの描き方が独特で、これにフィールドを動くキャラはおそらくCGで立ち上げての管理になっているだろう(今回はシャトルランをする選手なんかもそうじゃないかね)。どのくらい真に迫った試合描写が出来るかは今後の注目ポイントだ。正直言うと「GIANT KILLING」の時代にはお世辞にも良いCGとは言えなかったので、時代が進み、「今なら描けるサッカーアニメ」ってのを見せてもらえるならそれはそれで面白そう。シナリオについては、マガジンでそれなりに連載が続いてるならそこまで心配しなくていいだろうしね。

 後はなんだろ、あやねるヒロインが可愛い、っていうくらいかな。まぁ、この手のスポーツ作品だと一瞬にして女の子は空気になってしまうんだけども。そこはしょうがない。現時点では主人公の男の子が飛び抜けたステータスとして「根性」しかもっていないので、ここからどうやって強くしていくのか、っていうだけでも観る価値はあるかも。

 個人的には、現在のマガジン作品だと「アクマゲーム」が好きなんですが、どっかでアニメ化の話は出てないもんですかね。

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○「ももくり」 6

 新番じゃないらしいんだけど、テレビ放送は初みたいなので、一応。これ、今年度のグランプリにノミネートさせるのはアリなんでしょうかね(好きにしろ)。

 とりあえず右から来たアニメを左に受け流す宗派の人なので、放送されると分かったらアニメはとりあえず録画してチェックする。今作もそんなわけで視聴したのだが、どうやら過去にWebで配信済みとのことで、調べてみたら去年の冬からだった。つまり半年空けてこの度BSで放送されることになったわけだ。昨今は色々な提供手段があるもんですね。Web限定とかも増えてきたし、「暦物語」に至ってはスマホ限定だから手のだしようがねぇんだよ(ガラケーユーザー並の感想)。ちなみに、原作漫画もWeb媒体のもので、同じプラットフォームからは今期「ReLIFE」もアニメになっている。むぅ、アニメも随分Web漫画への依存度を高めてきているのだな。

 そんなわけで、すでに視聴が終わっている人も多くいそうなアニメなのだが……うーむ、スパイシー。もし春クールにこれを見ていたら、「スキスキ系ヒロイン」が「ネトゲ嫁」のアコ、「12歳」の花日に加えて3名になるところだった。しかも花日ちゃんとはCVまで同じだからエラい事に。加隈ボイスは純愛の証か? とにかくそんな一切疑念を挟む余地がないくらいべったべたなラブコメなわけだが、このヒロイン、なかなかやりよるよ。やってることはアコと大して変わらない気がするのだが、変態度数が高いヒロインていいものですよね。それが一見すると純情奥手そうに見えるとか、かなりポイント高い。結局、どこまで言っても男の願望は「都合のいい女の子」なんです。一方的に好いてくれるし、こちらの変態的欲求を満たしてくれるためには、彼女の方も変態でいてもらう方が良いのです。そういう意味で、栗原さんはまさに完璧なヒロイン。CVまで含めて欠点が1つもないのである。

 1話目2話目はそんな彼女の魅力にメロメロになるだけで充分でした。これ以降、1クール分物語が続いていくことになるわけだが……どんなお話が展開するというのだろう。まー、多分後は延々普通のラブコメに終始するんだろうけども……毎回栗原さんがよだれやら鼻血やら、体液をダラダラ垂れ流してくれればそれでいいや。今作の監督・構成は平池さん、製作はサテライトだそうな。初めての組み合わせかな、と思ったが、一応「AKB0048」で仕事してるのか。まぁ、今作はそんな雰囲気を微塵も感じさせず、ちょこまかと可愛らしさが先立つ画作りに徹しているけど。初期の「WORKING」に通じるデザインですね。もう、ずっとこれでいいや。

 こういうWebアニメって、製作にお金はどれくらいかけられるもんなんでしょうね。今作は割と作りがしっかりしてて、いわゆる5分アニメなんかはとは一段違う出来だと思うのだが。Web背信だけでちゃんと採算が合う商業モデルって確立してるんだろうか。色々と不思議な業界である。

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