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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 流石に耳かきについてはどうかと思う、第7話。なんとなく「そういう」テイストも無くはない作品だが、そこまで緊密に仲が良いのは、ちょっと。そりゃ、みよ吉さんだってどん引きよ。

 今回は残念ながら落語パートはほとんど無いお話だったが、そこはドラマ部分とのバランスなのでしょうがない。一応、冒頭で人気沸騰中の2人の仕事が短く描かれており、ほんのちょっとの時間でも2人の芸の差があらゆる部分で見えてくるのが面白いところだ。

 前回までで順風満帆になった新進気鋭の若手噺家2人。その勢いはとどまらず、演芸場は2人のファンで埋まり、ラジオからも2人の高座が聞こえてくるようになった。八雲師匠も鼻高々で、これ以上無いくらいに、芸の道は充実している時期である。しかし、だからといって私生活まで順調かというとなかなかそうもいかないようで……今回は、菊比古を取り巻く2人の人間についての焦点がはっきりと分かるようになっている。言ってしまえば、トラブルの火種は「三角関係」。菊比古・助六・みよ吉という男2人・女1人の痴情のもつれだ。ただ、現時点においては奇妙なことに、その中心にいるのが菊比古である。つまり、1人の男を、一対の男女が取りあっているというヘンテコな状態(まぁ、今期だと「ハルチカ」も同じ構図(?)だが)。

 もちろん、助六は菊比古に対して恋愛感情なんか抱いちゃいないし、そこに何か気味の悪い特別な感情があるわけでもない。あくまでも単なる「兄弟」であり、だらしない助六は知らず知らずのうちに菊さんに依存しまくっているだけだ。楽屋でのごたごたは全部菊さんのおかげで何とかなっているし、金銭的な部分を中心とした私生活の問題だって、菊さんが管理してくれているからなんとか人並みの生活が出来ている状態。強いて男女の関係でたとえるなら、母親と息子みたいな依存関係である。対して、みよ吉が菊比古に向ける感情は(当たり前だが)まっとうな恋愛感情だ。生真面目で誠実、それでいて才能にも恵まれ、独特の花を持つ「芸人」としての菊比古に対してもみよ吉は純粋に好意を持っている。菊比古の方だってみよ吉のことを悪く思ってはいないはずで、普通の恋人同士と見れば、2人の関係はそこそこ上手くいっていたはずだ。

 しかし、時間は有限である。菊比古という1人の人間に与えられた短い時間では、彼は芸の道と色恋と、2つを同時に選ぶことが出来ない。そして、菊比古という男は、どこまでも「芸」が本筋の人間である。苦心の末に見出した「自分だけの落語」の道。ようやく歩み始めたその道で、回りからの評判も伴い、ついに師匠からも太鼓判。巡業への誘いは彼が1人前と認められた何よりの証拠であり、かつて戦時慰問に同行したのが助六だったことに心を痛めていた菊比古には、何よりの提案だった。自分で見つけ出した芸の道は、世間に認められるよりも何よりも、師匠から認められることが一番の目標だったのだ。念願が叶い、彼はますます芸の道を邁進することを決意する。そして、そんな「芸」を代表する人物が、長い苦楽をともにした助六なのである。

 今回、菊比古はみよ吉と助六というキーパーソンに何度も個別に会い、そのたびに表情を変える。始めは、だらしなくて迷惑ばかりかける助六に対しては本当に苦々しい顔をしており、夜道で飲みに行くことをせがまれた時には「面倒な男だねェ」と本音を口にしている。しかし、そうした悪態も全て信頼関係の一部でしかなく、呉服屋に連れていけば服が必要な当の本人よりもよほど楽しそうにショッピングを満喫しているし、耳かきを駆使して寝かしつけた助六を相手にも、本当に母親のような気遣いを見せる。そして何より、最後に2人で酒盛りするシーン。もう、このシーンでの菊さんのデレっぷりがあまりにも容赦無く、「どうあがいてもこの兄弟の関係性には何人たりとも立ち入れないのだ」と思わせるに充分過ぎた。「二人会をやりたい」という助六の頼みもいつの間にやら「多分いつの日かやるんだろう」と決定事項みたいに扱われているし、散々文句を言っていた助六の酒についても、なんだかんだで酌み交わすことになる。そして一番刺さった一言は、飲みながらポロリと漏れた「はやく真打ちになりたいもんだ」という言葉。「真打ちになる」という目標はもちろん2人で何度も語り合ったことがあるのだろうし、当座の目標としていくらでも口に出す機会があったのだろうが、菊比古は他のシーンで真打ちという言葉は肯定的に使っていない。師匠からの言葉を貰った時にも昇格が云々なんてことは考えもしなかったし、どれだけ人気が高まったと言っても、礼儀作法にうるさい彼は真打ちの先輩方を立てるため、決して自分の昇格なんて話はしてこなかった。それが、助六の前ではサラリと口から出てくるあたり、どれだけ2人が心を許しあった仲であるかが分かるというものだ。

 そして、決定的な違いが浮き彫りになるのは、やはりみよ吉との関係性。彼女が「真打ち」という言葉を出して菊さんをからかった時には、彼はにこりともせずに「馬鹿なことを」と一蹴するだけだった。どれだけ男女の関係性が深まっていても、結局菊比古はみよ吉の前で芸のことを真剣に話したりはしないのだ。元々「遊びは芸の肥やし」という考え方には否定的だった菊比古だけに、ストイックな稽古事に色恋は絡まず、公私を分けるように、芸事はみよ吉と関わらせないのだろう。そして、そんな線引きが、みよ吉には何よりも辛く、もどかしい。もっと菊比古の内へ内へ入りたいと思っているのに、線引きの厳格な菊比古はそれを許さない。挙げ句、上り調子の芸事を磨くため、どんどんプライベートが侵食されている状況。決定的になったのは彼が地方巡業の申し出を受け入れたことであり、これはすなわち、一時的とはいえみよ吉と会うことを捨て、落語のためだけに日々を過ごすと宣言しているようなものである。流石にそれをみよ吉に伝えることは後ろめたいのか、彼は決してみよ吉に巡業の話はしなかった。道ですがられた時にはおそらく「しばらくは巡業に行くから会えない」と言うべきかどうかは相当悩んでいたはずなのだが、最終的に彼が選んだ答えは何も言わないこと。どうにも、2人の間には大きな溝が出来てしまっているようだ。どうにもならない関係にみよ吉の紅も霞み、なんとも痛々しい有り様になってしまっている。これだけの冷遇を受けてなお、身の引き際を心得て、極力菊比古の迷惑にならないように振る舞うみよ吉の健気さも涙を誘うものである。

 みよ吉の前で見せるなんともいえず辛そうな表情、助六と2人でいる時の晴れやかな笑顔、それに、夜道で一人落語をそらんじながら歩く時の自然に浮かぶ笑みなど、今の菊比古には落語以上に大事なことなどあってはならない状態であることがよく分かる。このまま行くとみよ吉との関係性は……って、まぁ、将来のことは既に判明してるのだからおよその結末は想像出来るものであるが……なんとももどかしくて、切なくなるお話である。でもなぁ、師匠に声をかけてもらえた時の菊さんとか本当に嬉しそうだったし、現状が可哀相というのもなんか違うんだよなぁ。いつの世にも、ラブロマンスというのはもどかしいものです。

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 オープニングうるせぇ、第7話。先週まで無かったSEが付いたので何事かと思ったが、映像自体も変わってたのね。改めて見ると、確かに先週までのは未完成OPだったのか。そう思わなければ全然気にならないクオリティだけどね。西田亜沙子絵なので静止画でも破壊力あるし。でもまぁ、今回からの動きのある映像はやっぱり良い。SE有りバージョンは最終話に取っといて、まず今回は映像+歌だけで見られたら良かったんだけど。

 今回のお話は……RAIL WARSかな? いや、下手したら本家RAIL WARSもこんなストレートな鉄オタキャラはあんまりいなかった気もする。まぁ、物語の本質と鉄道要素が一切有機的に絡まないあたりは似ているかもしれない。今回は八係の「最後の1人」とも言えるはるかさんのお当番回。これまでのお話でも割とお気楽テンションで飲み会シーンなどに絡んでいたのでマドカと違ってそれなりに存在感のあったキャラだが、今回そこに「重度の鉄道(および人工物全般)オタク」というキャラ特性をはっきり付与させ、ついでにそれを事件解決の足がかりにすることで分かりやすくキャラクター説明をしてしまおうというエピソードである。マドカの時のギャンブル要素よりは自然な導入だし、八係は確かに鉄オタならば楽しそうな職場なので、彼女が今のポジションにいることは納得できる。そして、「鉄道を使った出動」という特殊な運営形態を持つ八係がこれまで、網の目のように張り巡らされた東京の鉄道網を上手く利用して移動手段にしていたのは彼女の超人的な管理能力と、妄信的なまでの鉄道愛によってなされていたことも分かり、無茶苦茶だった設定に少しだけ理解が及ぶという進展も(まぁ、それでも無茶苦茶ではあるのだが)。そしてそんな状況に「同じく鉄オタの犯人が」「鉄道網を使って」攻めてくるという分かりやすい展開でもって、はるかさん回が構築されたわけだ。

 でもまぁ、終わってみれば犯人が鉄オタである必要性は一切なかったな。はるかさんが説得する都合上そうなってるだけで。どちらかというと、今回の犯人(子安)は鉄道云々よりも都知事の対抗議員の後援会の人、という肩書きの方が重要であり、東京の裏に蠢くロゴスのテロリズムが何を狙っているのか、というのが今後のクライマックスに向けてのネタ仕込み、伏線として機能してくるんだろう。まー、それ以外の要素を抜いちゃうと本当に今回の犯行は意味が分からんからな……結局、なんで都知事の事務所から都庁まで徒歩移動してたのかは分からずじまいだった。ロゴスのあの人の目的ってのは、ウィルウェアの脅威を世に知らしめることなのだろうか。だとしたらウィルウェア反対派の都知事の手の者っていう考え方が単純なのだが……政治絡みだと、どう考えても無視できないのはグリリバさんだよなぁ。長沼議員の自殺ってどう考えても裏はあるはずだし、一体誰がトップで何を狙っているのか、今のところはまだはっきりしないけども……そのうちロゴス内でもごたごたが大きくなりそうだし、この世界はよく分からんな。

 今回の見どころは、はるかさんのぶっ飛んだ鉄道愛のヘンテコ具合であるが、彼女自身もウィルウェアをまとって現場におもむくことになったのは意外。おかげであさみちゃんはほとんど見ているだけで出番無し(野郎2人も)。ウィルウェアって割と簡単に誰でも装着して戦えるものなんだな。今までの犯人もそんな奴多かったし。装着時にややエロいシーンが展開されるので、今後も女性キャラが装着してくれることを望みます。そのうち八係全員でウィルウェア着て突っ込む展開になるのかもしれん。

 そういや、今まで思わせぶりに登場してた妹ちゃんの学校の生徒会長、結局あいつはどういうポジションに落ち着くんだろう。今回の描写から考えると、絶対に今後時限爆弾として機能するだろうLiko絡みの首謀者あたりかなぁ。Likoが悪落ちしたときに、中の人がどんな風になるのかが早く見たい。

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 高坂さ……じゃなくてメリイさんデレ化作戦実行中、第6話。どうもこういう声の子はデレるまでちょっと時間がかかるみたいですね。それ以前に、初対面からまともにコミュニケーション取れるキャラがほぼいませんね。恐るべし、ちかぺボイス。

 2週にわたってマナトの死を悼んでいたので、そろそろ立ち直る頃合い。今回は全編を通して「いかにしてメリイさんと仲良くなるか」だけを探るという、なんとも贅沢なツンデレ攻略アニメになっている。いや、デレるのかどうかは分からないけどさ。まぁ、今回だけでも割と片鱗は見えてたし、そもそも「以前はめっちゃ良い子だった」っていう衝撃の事実も判明したし。全くイメージ出来ないのに、旧パーティの人の回想ではすげぇいい笑顔で笑ってるのね。いくら何でも両極端過ぎやしませんかね。多分、コミュニケーション取るのが下手な子なんだろうなぁ。「前飼ってた猫が死んじゃったから、もう2度と猫なんて見たくもない」みたいな感情が、巡り巡ってあの奇っ怪なツンモードをを形成してしまったのだろう。必要以上に立ち入らず、感情移入もしなければ別れ際に悲しまずにすむのは事実だしね。メリイさんなりの必死の自己防衛策だ。

 実際、こうした作戦はある意味では上手くいっており、彼女が前のパーティを失ってから今日まで生きてこられたのは、おそらくどこか別なパーティの助っ人を転々として食いつないできたおかげだろう。もちろん同パーティだったハヤシさんみたいに他のチームに加わってしまえば手っ取り早いはずなのだが、新たなパーティを見つけるということは、彼女の中では「新たな悲しみの種を見つける」ことと同義になってしまう。素っ気ない態度とコミュニケーション不全でどこのパーティも彼女を欲しがらず、結果として彼女はずっと1人で生きていくことが出来た。それは一応、彼女の望んだ通りの生き様なのだ。でもまぁ、この厳しい世界でそんな生き方がどこまで続くか。たまたま出会ってしまったハルヒロたちのお気楽パーティが彼女の思う一般的なパーティ像とはかけ離れていたことが、彼女の年貢の納め時ということだろう。

 メリイさんに対するパーティの絡みはそれぞれ違う。元々他人との距離感が変なユメは他の連中と接する時と大して変わらない軽いノリ。意味の無い会話でも一応女子トーク。距離を縮める意味はあるか。引っ込み思案のシホルが頑張って話しかけようとする姿も、一応彼女にとっては効果があったようで、その後の戦闘でシホルはきっちりメリイさんに守られている。パーティプレイなのだから何も言わずともやってくれていたかもしれないが、一応の意思疎通があったからこそスムーズに出来た行動なのではなかろうか。モグゾーも割と細かいところを見ている人間なので彼女の微細な変化には気付いていたようで、彼なりの接し方を見出している。ヒールの際にはたどたどしいながらもそれらしいコミュニケーションが取れていたし、あまり口数が多くない献身的なタイプどうし、モグゾーが一番馬が合う人物なのかもしれない。ランタは……まぁ、好きだろうと嫌いだろうと、分かりやすい態度で接してくれる人間ってのは考えなくていいから付き合いやすいとも言えるのかも。

 一番小難しく考えているのがハルヒロだが、彼の場合、マナトにリーダー役を任されたという義務感があり、当初はその「お仕事感」からの接し方があまりメリイのお気に召さなかったようだ。しかし、「マナトの真似」というだけでなく、きちんと自分で考えてパーティの運営を意識するようになったハルヒロは、なんとかメリイとの対話のきっかけも見つけることが出来た。あくまでも仕事としての付き合いの中での「彼女の場合」ではあるが、マナトのプリースト業務とは狙いが違うことを理解し、それに合わせた接し方でパーティのベストの形を探っている。そうした努力が見えるのなら、メリイさんだって悪い気はしないのだろう。一人前のメンバーと認められ、背中を預けられる仲間だという信頼が得られれば、そろそろメリイさんもデレる頃合いですよ。「パーティを殺してしまったプリースト」と「プリーストを殺してしまったパーティ」の関係性、ここから上手く行きますかどうか。

 しかし、ユメはそこまでちっぱいではないよなぁ。他の2人が無駄に大きいだけでさ。あ、ユメの中の人は()

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 この冬の劇場作品ラッシュもこれで一段落でしょうかね(まぁ、今週末ガルパン4DXには行くけどな!)。観てきました、WIXOSS

 先に何かの参考に記事を読む人もいるかもしれないので大まかな評価だけを書いておくと、新作映画として見るのはちょっと厳しいかもしれない。あくまで総集編+α。ただ、単なる総集編として見ると新作パートも多いので、色々と刺激の多い作品になっている。過去にも総集編映画は色々あったけど、例えば「スタドラ」「あの花」に比べたら断然こっちの方が新作要素が多い。比重としては「アルペジオ」の1作目くらいかな。ただ、アルペジオの場合は90分の割り振りが「前半60分が総集編、残り30分が新作パート」という構成だったのに対し、こちらの場合は90分使って2クール分の総集編をやるんだけど、そこにもう一本、裏のラインを引いて、ちょこちょこ新規カットが混ざってくる感じだ。当然、90分で2クールやらなきゃいけないので基本的には新規お断り。総集編とは言っても筋をなぞる部分もかなりはしょっているので、「ここからWIXOSSを見よう」というのは絶対に無理。あくまでテレビ版の原作ファンに対して、「ちょっとおまけバージョン」といった立ち位置だ。つまり「一見さんお断り」だし、「そこまで新しいものでもない」という前提を置きつつ、「それでもWIXOSSが好きなんじゃー」という人のための名場面集である。

 

 

 

 

<以下、改めてネタバレなど含むので注意>

 

 


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 上田という姓の声優は1作品で10役以上の兼ね役をする宿命にでもあるのか、第19話。探せばうえだゆうじも似たようなことやってそう。

 今回は全体で見れば軽めのネタが多いのでそこまで刺さらない話。かっこ最後を除くかっことじる。

 1本目、「しどう、聖澤庄之助さん」。すげぇ! ちゃんとやるんだ! …………ちゃんとやれよ! あそこでネタに限界って、考える気無いやろ! いや、誰がどう見ても一切ニーズが無いから頑張る意味は無いんだけども。聖沢庄之助はCV上田燿司で確定。一体いくつの兼ね役なのやら。まぁ、わざわざゲストで呼んでくる意味は全く無いからしょうがない。

 2本目、時代劇おそ松さん。ギャグアニメではお約束の時代劇スピンオフ(?)だが、単に配役がそれっぽいオムニバスという、あまりこの世界である意味は無いお話が多かったか。グラサン風来坊みたいな理不尽さは嫌いじゃないけど。今回カラ松の活躍ここだけやん。あと、トド松は歳を取った状態の風貌でも何となくトド松のままで、性格も違和感ないのは良いところ。なんで爆発したんだろ。一松のあれは……おののイチ子なんでしょうかね。円盤屋敷は単にトッティフェイスがやりたかっただけなのでは。

 3本目、一体何度あらわれるのか、「じょし松さん」。しかも性転換だけでも面倒くせぇのに、さらに時代まで重ねて全員ババアという、一体誰が得をするのかさっぱり分からない一本。とりあえず、十四子はその歳でその格好なのはマジ勘弁してくれ。全員男運がないのは分かったが、あそこまで際だった地雷を6人全員が見つけてこられるとなると、逆に才能なんじゃなかろうか。

 4本目、今回のメイン、「チョロ松ライジング」。史上初の自意識可視化アニメ。自意識ライジング、ライジングシコースキーなどの数々の名言が飛び出し(相変わらず絶望的なものに名前をつけるのは上手いおそ松)、これまで他の兄弟の陰に隠れていたチョロ松という最終兵器を見事なまでに爆散させる結果となった。ここで用意された突っ込み役がトド松というのはなかなか業の深いセッティングだ。いや、残りの3人はまともに突っ込み出来ないだろうからしょうがないんだけど(特にカラ松はチョロ松の提案でも優しく受け入れてくれそうだし)。これまで何度か独自の「自意識の高さ」を見せつけてきたチョロ松。かつて職安に履歴書を出した時にもその片鱗は窺えた。今回はそれが大爆発した結果、トド松があそこまでキレてしまったわけだが、まぁ、一種の「同病」に近いものはあるはずなんだよな。物事を上から見てるっていう意味ではトド松だって六つ子の中では同種なわけだし。しかし、決定的に違うのは、その目線の特異さ、有利不利といった部分を、客観的に理解出来るか否か。

 トド松も充分なモンスターであり、彼は自分の「ドライさ」については無自覚である。そのことは14話の「ライン」の話で明らかになった。しかし、彼は自分が他の兄弟と異なった目線を持っていて、それが世間に適合する上での武器であることを理解している。末っ子として手に入れた「世渡りの巧さ」は彼の腹黒さに直結し、兄弟以外の人間に対しては、臨機応変に外面を使い分けることで最大限の利益を得ることが出来る。その狡猾さがあってこその「上から」である。しかしチョロ松は違う。彼は純粋に、自分の意識の高さは尊いものであると信じ、他の兄弟も自分のようにあるべきだと考えている。そして、その意識の高さは世間では評価の高いもので、「自分で考えた」成長戦略が、効果的で有意義な、そして何より「自分だけのオリジナル」であると考えている。そこが恐ろしい。「身の丈を知っている自分」と、「そんな自分が全てを分かっているつもりの世間」。その世界の中でのみ生きているチョロ松は、何よりも現実を利用しているトド松や、現実の厳しさから目を伏せて既に隔絶することに成功しているおそ松には何よりも異質なものに見えるだろう。その自意識のライジングは、2人には絶対許されないことなのだ。具体的には、おそ松にとって、自意識は磨くものではないし掲げるものではない。「身の丈」に合わせてこっそりしまって、他人の作った流れに迎合することが正義だ。トド松はおそ松と違い、自意識を磨き上げることに関してはチョロ松にも負けないのだが、彼は決してそれを手放してはいけないことを知っている.あくまで自分のコントロール下に置き続け、人からどのように見えるか、常に意識して最良の見せ方を模索し続ける。放り出して人の目につく往来で輝かせるなど、言語道断である。そんな絶対のタブーを平気でやってのける男、それが、チョロ松なのである。

 これでついに、六つ子の「6つの闇」がほぼ完成したような気がする(こうしてみると一番薄いのが一松なのか)。今回はエンディングもチョロ松で締めたおかげで前半パートの記憶を消し飛ばして完全にチョロ松まつり。このエッジも今作の恐ろしい武器だよなぁ。なお、このチョロ松が脅威の火力を誇る最大の理由は、やっぱり声のせいだ。エンディングの台詞、怖すぎるくらいに説得力が……アジアナンバーワンは伊達じゃないよ。

 なお、他の兄弟の自意識も確認しておくと、一松は実は割と大きめ。他の兄弟との一番の違いは、そこに誰の目にも明らかな大きな傷がついていること。彼は一体どんな人生を歩んできたのやら。そんな大きめの自意識を、誰にも見られぬよう、自分でも見えないように、土の中に埋めて一切を消してしまうのが一松のスタイル。カラ松の自意識は、手に取りやすい、ほどよい大きさ。彼の自意識も磨きに磨いてぴっかぴか。そしてトド松との最大の違いは、それが回りから見てもスケスケで一切隠し立てされていないところだ。この分かりやすさ、流石だよカラ松兄さん。おおっぴらに自意識を見せびらかす彼は、誰にも伝えず、積極的にフリーハグを実行するのです。おそ松のちっぽけな自意識は、有っても無くてもいい、本人にとってもどうでもいいもの。ナンパなんて速攻で攻め込んでボロボロになっても平気。だって、ゴミのような自分を知っているから。十四松は……………………観てごらん、自意識が、君のような顔をしてこっちを見ているよ。やっぱりあいつホラーだよ。

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 対話対話&対話、第30話。ここに来てこの同時進行多重対話形式、この作品の脚本監修の人間ってのは、一体どんな方法でこんだけ面倒なプロットを管理してるんだろう。

 これまでのように大がかりなアクションなどもなく、ひたすら1対1の対話ばかりが描かれた今回。それだけに、すっかり煮詰まってしまっている池袋の縮図がそこかしこに確認出来るわけで。特に臨也がはっきりとターゲットを明言した上で動き出すという状況はかなりきな臭いものがある。杏里はまぁは分かるとして、鯨木さんや静雄を退場させることっていくら臨也でもそんなに簡単に出来るものなのだろうか。あと、臨也ハウスで美影さんが言ってた「人数も随分減っちまった」ってのもなんだか不可思議な響きよね。確かに泉井はヤーさんチームに飲まれてしまったみたいな感じだが、元々どれくらい仲間意識があったものやら。

 第1の対話、園原杏里VS三ヶ島沙樹。沙樹ちゃんは「宣戦布告」も視野に入れた上で初対面の杏里のところに来ていたとのことで、思った以上に池袋の現状については「知らない」ようである。まぁ、立ち位置を考えれば当然のことなんだけど、どうにもこの世界には情報収集力が半端じゃないやつらばかりなので、沙樹ちゃんの「普通な認識」は逆に新鮮。しかし、対話する杏里の方だってそこまではっきりと現状を認識出来ている人間ではない。なんとか自分の目に見える範囲で、少なくとも帝人と正臣という2人の友人だけは救いだそうとしているだけだ。物が少なくてやたら殺風景な杏里の私室、かつてそこでは贄川春奈と対話したこともあったが、あの時の彼女は「額縁の外の世界」に全てを放り込んで逃げる術を心得ていた。しかし、今の彼女ははっきりと「逃げたくない」といい、目の前の沙樹との対話から出来る限り自分に有益な情報を得ようと努力している。彼女も随分成長しており、同じようなところを堂々巡りしている正臣、完全に明後日の方向に行ってしまった帝人と比べていると、まるで彼女が今作の主人公であるかのようだ。

 第2の対話、先週に引き続き、紀田正臣VS六条千景。六条さんはややこしい池袋のややこしい現状を可能な限りシンプルにまとめてくれるからホントに助かる。また、こうしてシンプルにしてくれることで、ガタガタ言っていた正臣のやるべきこともシンプルに提示してくれている。もちろん、ことの当事者である正臣は「そんなに単純じゃないんだ」と不平を言うが、「単純なんだよ」と(頭突き混じりで)説き伏せてしまう大人な六条さん。最終的にはなし崩し的に帝人に電話するところまでこぎ着けるも……残念、色々と遅かったかもしれない。

 第3の対話、そんな渦中の人物である竜ヶ峯帝人VS泉井・青葉兄弟。青葉との対話では、帝人が全てを飲み込んだ上でこのトチ狂ったブルースクウェアに加担していたことを明かし、青葉は今更ながら、とんでもないヤツを引っ張り出してきたことに冷や汗もの。そして、宿敵である泉井が登場。作中で最も喧嘩が出来ない帝人と、作中で最も危険度の高い泉井の直接対話という異様な光景だが、この「ブルースクウェア歴代トップ対談」は予想通り、壊れた帝人が終始優位に対話を展開する。一人でいる時にはどうしようもない焦燥を見せていた帝人だったが、相手が「そっちの人間」である場合、スイッチが入ったように迷いが無くなるのが怖い。結局泉井は帝人を完全に押さえることが出来ずに終わるが、なんとか青崎さんの狙いだけは遂行したようで、懐から取り出した「何か」を帝人に渡してその場を去る。まぁ、ヤーさん経由で抗争に持ち込まれるものって言ったら、大体想像は付きますけどね。

 こうして泉井のバックに粟楠会重役の1人である青崎の姿が確認出来たことで、面倒臭そうな赤林さんもなんとかそのフォローに回ろうと頑張っている。六条の言っていた「おっかない大人」も一枚岩ではないようで、ヤクザものの間でもそれぞれの思惑で子供たちをコントロールしているようだ。これで、暗躍する人物は帝人・臨也・青崎・それに鯨木さんくらいというラインナップになっただろうか。

 収束……するのか? これ。

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 さぁ、年に一度のお楽しみ、新しい戦隊の出番だ。今作はいよいよ40作品記念。私が戦隊に入門したゴーカイジャーが35作記念作品だったわけで、今作はあれ以上に気合いの入ったメモリアル作品に……なるかな? どうかな? 

 1話目はロボ戦まで全部やってしまうパターンの展開だったので、出会いの物語も含めて色々と駆け足気味。主人公の大和がキューブを見つけてジューランドに行くくだりなんかは全く説明が無いのでやや唐突な感じはあるものの、まぁ、あくまでテンプレの範囲内。敵キャラの登場もジューランドの衝撃なんかとは一切繋がりがなく、あくまでも「偶然に偶然が重なった」結果の物語になっている(ひょっとしたら後で必然になる可能性もあるが)。この辺りは1話目のおきまりなのでしょうがないところか。おそらく、お子さん相手の商売という視点からすると、インパクト抜群のジューマンの風貌、そしてタイトルの「わくわく動物ランド」で分かるように、そんなジューマンたちが賑やかに暮らすちょっとしたドリームランドを描くところが1つ目のセールスポイントになるだろうから、その前のくだりはなるべく短くしたかっただろうし。

 ストーリーラインはお約束なので、それ以外の諸要素について見ていくと、最大の注目ポイントは、様々なガジェットにもガンガン積み込まれている「キューブ」という要素。なんで「動物」なんていうナチュラル志向のモチーフに無機質な「キューブ」をあてがったのかはかなり謎なのだが、まぁ、玩具デザインのコンセプトとしてはまってしまったのがたまたまキューブだったんだろうな。デザイン上の組み合わせだけを考えたら車みたいなもう少し無機質なものの方がかみ合わせは良いはずなのだが、まぁ、キューブと自動車じゃ当たり前過ぎて新鮮味ないもんな。シンケンジャーの時の「漢字+動物」みたいな突飛な組み合わせの延長線上に、今回のキューブアニマルがある。正直、変身アイテムのジュウオウチェンジャーはあんまり良いデザインだとは思わないが、当初ネタ扱いされていた変身ロボの方は、これはこれでありなんじゃないかという気がする。そりゃまぁ、トッキュウオーに負けず劣らず「かっこわる」くはあるのだが、遊ぶ時のシンプルさ、組み合わせの自由さはトッキュウオー以上。戦闘シーン演出でも「1,2,3!」とはっきり「パーツの個別性」が強調されており、今後様々な組み合わせの換装が出来ることが示唆されている。大先輩にはガオキングという面白い成功例もあるので、ダイレクトにその後釜を狙いつつも、レゴのような組み立てブロックパズルの味をそのまま残したデザインというのは、なかなかチャレンジングで興味深い。あとはどのくらいサポートメカが追加されるかだな。流石に「百獣」とまではいかないと思うが……。ちなみに、対する敵対組織デスガリアンはオーズのような「メダル」(コイン?)モチーフに加え、小型戦艦は三角形をモチーフにしていて、丸+三角VS四角という構図が分かりやすい。怪人巨大化が連コインなのが笑った。

 それ以外のポイントだと、やっぱり鉄面皮が怖いジューマンのデザインなんかも特徴的。そりゃま、ゲキレンジャーで通った道ではあるのだが、今回はメインヒーローそのものが獣マスクというチャレンジ。メインの「中の人」が最後の最後まで登場しないという斬新な設定だ。子供さんの目にはどう映るのかなぁ。「わー、象さんとかライオンさんがしゃべってる! 格好良い!」ってなるのか、「うわっ、なんかリアルでキモっ!」ってなるのか。前者であることを願いたいが、流石にジューランドで大量の馬マスクとシマウママスクが並んでたところはギャグにしか見えなかったな。今後の繊細な動物描写に期待。6人目の戦士は……なんだろ。

 役者の面子で見ていくと、1年間アカニンジャーの滑舌とお付き合いしてきた身としては、今作のレッドはすごくホッとする。「レッド1人だけ事情を知らないところに巻き込まれて最後に変身する」という図までガオレッドと被ってるが、カケル先生同様の活躍を期待したい。その他の面子はまだ顔出しの仕事ほとんどしてないからなんとも言えないが……ライオンの軽いノリと、森の思索家のイメージがあるゾウのちょっとヒネた感じのギャップは割と楽しそう。また、女性の魚系戦士は史上初なので(チェンジマーメイドを含めると微妙だが)、シャークが今後どんな活躍を見せるのかも気になるところ。ホワイト+タイガー+女性は割といるので、まぁそこはいつも通りに。

 そしてさらに中の人だと、とにかくチョーさん。なんかもう、緊張感がさっぱり無いのはある意味人徳。「昔合唱団にいたもので……」とひだまりの校長がいってましたが、あの時の「男の子パズル」の延長線みたいな、無闇に雄大な雄叫びが見せ場である。そして悪役側は井上和彦が満を持しての大ボスとして登場。意外なことに、井上和彦って東映特撮にはほとんど縁が無かったんだな。まるでこの作品のために取っておいたかのようである。さらに脇を固めるのは、過去に大ボス経験を持つ中田譲治、トリックスターとして岩田光央を起用。女性幹部(巨大化担当)枠にはまたまたプリキュアからの堕天、寿美菜子である。敵幹部にプリキュアが4年連続ってどういうことだってばよ(今年のプリキュアはワゴンさんが出張してるし)。

 さぁ、色々と話題性の多そうな今作、一体どんな展開を見せてくれることやら。

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2月12日 ドラフト模様(OGW×2 BFZ

ピック順 【Mei】→【Serra】→【Sangriter】→【Thraxi】→【Sea-chicken】→【Alessi】→

 

 ゲートウォッチ4回戦。そろそろ少しずつ何かが固まってきた……かな? 世間では既にこの劇的な環境変化のために熱心なリミテッド分析が行われており、大体基本テーゼは固まったようですが、我々6人ドラフトの勝負はまだまだ始まったばかりだぜ。ホント、スモール×2っていう構成だとコモンが偏った時の景色が全然違うものになるから色々ひどい。ちなみに、今回「模範提示」は4枚登場しましたが、それらは10引き、11引き、13引き、14引きでした。そういう世界。

 


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 案の定、ボチボチ作画が適当になってきた第5話。まぁ、ある程度なら覚悟はしてたし、今作は作画が適当になっても「これもまた味」みたいなノリでごまかせるので別にいいや。

 なんかもう、色々と価値基準がねじ曲がっちゃってる病巣の根深さが確認出来る残念過ぎるお話。これまでめぐみんとダクネスという追加キャラが存分に魅力を振りまいてきたが、その影でしっかり存在感を見せつけていたメインヒロイン(????)アクアさん。目立たなかった回など無いにも関わらず、今回は堂々とメイン回(?)である。まぁ、メインっつってもメインディッシュ的な意味だけど。主にワニの。水の女神だからピュリフィケーションなら無尽蔵に使い放題という、割とチートな能力を持っていたアクアさん。それが出来るならもっと有効な対魔王戦略もありそうなもんだが、彼女は「癒しの女神」としての自分に面倒臭いプライドを持っているようで、何故か戦闘になるとからきし。だってメインウェポンがゴッドブローなんだもん。いや、今回そこそこ活躍してましたけど(主にカツアゲに)。そんな浄水器みたいな役割の女神にうってつけのクエストがあったのに、このパーティ、いちいち事に当たる態度がおかしくて、「檻にぶっ込んだ女神を湖に浸けとく」という、備長炭みたいな活用法でチャレンジ。あれって別に急がずとも良かったんだろうから、ワニが来るまでの時間を浄化に当てて、ワニが来たらさっさと退散して翌日のんびりやってもよかったのでは。3日もあれば終わるやろ。なんでアクアは「逃げたら負け」みたいな変なこだわりを見せていたんだろう。本当にめんどくせぇな。

 結果、カエルに続いてワニにもトラウマ、というか外部世界全般にトラウマ。普通に考えると、あんな体験したならむしろ檻の中っていう閉鎖空間に対してトラウマ持ちそうだけどな。その辺は被虐の専門家であるダクネスさんに聞いて見ないと分からないかも。ドナドナ女神を引き連れて帰投するも、そこにあらわれたのは量産型勇者の1体、CVからするとすげぇDTっぽい魔剣使い。まー、確かに冒頭のチュートリアルに出てきた神様がゲーム中盤で檻に入れられて連行されてたらパニクるよなぁ。気持ちは分かる。そして、それなりに鬱陶しいながらもアクアのためを思って行動していたのに、ダ女神は完全に今の堕落した生活に没入してしまっている。あいつの性格なら「馬小屋生活から今すぐ解放してやる」って言えばよろこんでカズマにケツまくるかと思ってたんだが、どうやら、カズマとのパーティまで含めて「愉快な芸人生活」のようで。まー、世間知らずな馬鹿女神が突然民草に落とされ、ようやく手にした「それなりに安定した生活」があのライフスタイルだったわけで、他の生活手段に変化することを想定出来なくなってしまっているのだろう。多分、魔王退治とかする気概は全く無いな。

 2人の「勇者」の間で噛み合わない交渉が続き、最終的にカズマたちは「なんかこいつムカつく」というので返り討ちにすることが決定。こうして見るとカズマの順応力は大したもので、唯一の必殺技であるスティールを上手く使いこなし、魔竜すら一撃で屠るソードマスターを完全に手玉に取った。こういう時に余計なモノローグとか差し挟まず、有無を言わさず卑怯な技で叩きのめしてくれるカズマさんは良い主人公ですよ。ことさらに「俺は卑怯だから」とか、そういう台詞はいらないんで。彼の場合、異様に高いラックを活かして「一番欲しいものが盗める」という信じられないスペックになったスティール一撃で、魔剣使いなんてちょちょいですわ。まさにチーターである(チーターって言葉は某ドアートオンラインの専門語じゃないのか)。

 パンツ剥ぎ勇者は本来同じ境遇にあるはずの相手勇者を叩きのめし、その同僚の女性パーティをセクハラで撃退し、魔剣は即売却。アイツにしか使えない魔剣のはずなのにそれなりの値段で売ることは出来るんだなぁ。まぁ、一応神器だしなぁ。一方のアクアさんは収益減から怒りのゴッドブロー。だからさ、もう少し冷静になれば、絶対にお前はもっと楽な暮らしが出来るんだぜ? そのへんに気付かない→知性が低い。イライラしてる最悪のタイミングであいつが来る→ラックが低い。結局カズマの運とアクアの運で帳消しなんだよなぁ。

 魔剣使いはそのままどこかへと消え、今回のお話はめでたしめでたしかと思いきや……安元、もとい、デュラハンキターーー! やっぱり怒ってたーーーー! そりゃそうだよな、あの展開で「来ない」は無いよな。フラグべきべきだもんな。準備して待ってたよな。魔王軍の幹部なんだから他にも色々とお仕事あっただろうに、激務の合間を縫って冒険者のために心配りの行き届いたおもてなしを考えてただろうな……デュラハンさん、不憫……。

 さて、今回1発も爆裂してないので、そろそろめぐみんが撃ちそうな気配もするが……。あ、ダクネスさんは適当に悶えててください。

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