忍者ブログ
最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
[735] [736] [737] [738] [739] [740] [741] [742] [743] [744] [745]

 うたわれ→GATEという謎の種ちゃんアワー、第17話。種ちゃんは縁(ゆゆ式)が特別だった以外はそこまで声変えて演じ分ける役者じゃないけど、こうして差分を見るのは結構面白い。

 前回まではハクがウジウジしてる戦闘だったり、魅惑の全裸祭り(ただし男)だったり、なかなか焦点が絞り込めていない感のあった今作だが、ここに来ていきなり話が急速な進展を見せた。いわゆるネタバレがこのタイミングで噴き出したのである。ネタバレっつっても前作を知っている人間なら「あー、こっちもそりゃそうよね」っていうのは大体分かっていた部分なのでミカドの正体なんかはサプライズ要素も特に無いのだが、いくら何でもハクとダイレクトに繋がりすぎじゃねぇか、って気はする。まー、関係性を繋ぐには血縁が一番手っ取り早いのだが……今回のお話だけだと、おそらくどこかでコールドスリープ的なことになっていたハクがどのタイミングでどうやって目覚めたのかがよく分からないんだよな。クオンと出会ったときはその辺フラフラしてたんだよね。あれだけの地殻大変動を耐えきったそれらの装置が、このタイミングでハクを解放したのは単に期日が来たからなのか、機械の耐用年数を超えたからなのか。まぁ、別に重要じゃないからいいんだけど。

 お話を簡単にまとめると「火の鳥の未来編と大体同じ」。まぁ、1作目の時点で大体同じではあるのが。違う点といえば、ハクオロさんは記憶を失っていたので主観視点から「こいつらはしょせん人間じゃないクローンだ」という目線で見ることはなかったが、ミカドの場合には唯一そうした埒外の視点を持ってこの世界を管理・調整してきた特別なポジションにいる(前作だとディーにかなり近いが)こと。そのミカドがあっさりと実弟であるハクの存在を認め、この世界の全てをカミングアウト。まー、ここまでの流れは前作をやっていれば予定調和みたいなものなので、普通に考えたらここからが本番ということになるのだろう。ミカドは唯一の肉親であり、唯一の「同族」であるハクと幸せな余生を送りたいようだが、なにやら不穏な空気がトゥスクルの方へと向かってしまっている。どうやらハクオロの行方を追っているようなので、ウィツァルネミテア絡みでもう一発でかいネタが隠されていそうだが……。使者が訪れたトゥスクル、実質的な対外折衝はウルトが行っていたが、玉座に座っているのはえらくなった(えらそうになった?)ボロボロオボロさん。その脇にはお目付役っぽいベナウィさん・クロウ・ドリグラコンビらの姿も。どうやらハクオロさん亡き後も、トゥスクルはハクオロさんが願った通りに健全に発展しているようだ。

 しかし、これはどうやらヤマトとトゥスクルの間に衝突が起こることが確定のようだな……ハクはミカドと「兄弟」であるが、クオンとも「家族」である。そしてそのクオンはトゥスクルのお偉方の「家族」なのだ。さて、ハクはどっちをどう選択すればいいのか……今から胃が痛いけど、この展開だとハクオロさん大復活のフラグが立ったので、それはそれで見てみたいかも。エルルゥのフォークと一緒にね。

拍手

PR

 中の人はフリーになったけど十四松も相変わらずフリー、第17話。もう、タイトルからして全部駄目なことは分かっている回。人生で摂取するべき限界量の「じゅうしまつ」っていう言葉を30分で聞いてしまった感があるな。もう、全部「十四松」って書いておけば終わる感想しかでてこねぇよ。

 「十四松と爆弾」。軽いジャブから。地味に一松刑事とその部下トド松のコンビ芸が良いテンポ。爆弾処理班が残り21分もある状態で処理を完了させるアニメってある意味斬新。

 「十四松と夜食」。おそ松絡みだとネタとしては微妙。冒頭の「十四松! ラーメン発見伝!」がピーク。

 「十四松とコミケ」。BL関係に敢えて切り込みつつも、見事に矛先を逸らしてやきう民の民度を見せつける濃厚なお話。どんな悪球でもきっちり打ち返せるチョロ松の有能さ。

 「十四松と移動」。移動手段はともかく、あの十四松と一緒にパチンコに行こうとするカラ松兄さんの優しさ。でも、「遅刻する!」って言ってるからよっぽどパチンコ屋に行列でも出来るのかと思ったのに、店頭に誰もいねぇじゃねぇか。歩いて行けよ。

 「十四松とヒミツ」。個人的に一番好きな話。もう、完全に単なる漫才のネタなんだけどね。カラ松さんのビーストテイマーっぷりが可愛らしい。やってるときの中の人が本当に楽しそう。じゅうしま〜つ、Oh,じゅうしま〜つ。オチはまぁ、こんなもん。

 「十四松と概念」。ロゴスワールドかな? でも下手したらNHK教育で放送されても違和感のない内容。こういう話を見てて思うのは、「一松って異常なキャラをやろうとしてたはずなのに、一番つるんでるのが十四松なせいでキャラが埋もれて損してるよな」ってこと。なお、イヤミやハタ坊の出番はここだけ。ダヨーンはなんか久しぶりな気が。

 「十四松と手術」。病室を去るときのトト子ちゃんの「うふふ」が可愛いよね。狂人を放置して逃走する病院関係者ひどいな。あと、病院のチャンネル数すくなくね? でもまぁ、荒療治としての効果は抜群だ。

 「十四松と研究」。おそ松絡みなので(略)。いや、シュールさはなかなか切れてるけど。

 「十四松パン」。やきう民の鑑。藤井寺球場の時点で無闇に面白い。あの後、トト子がドミニカ代表としてWBCまで上がってくる未来が見える。

 「十四松と薬」。「ホームランが打ちたいんだ! だからドーピングしてくれない?!」 やきう民の鑑。直球な下ネタに落ち着くけど、十四松が心の底から泣くという、ある意味レアなお話。流石にあれは泣くんだ。

 「十四松」。エピローグ。核心を突こうとしたら真っ先に逃げるのがチョロとトドなのね。そういえばこれ見てて気付いたけど、カラ松・一松間の関係は前回の奴リセットされてるのかな。

 よし、飲みに行こう。

拍手

 この一週間で映画泥棒の顔を4回観てる。俺に暇を与えるからこうなるんだ……。後は多分WIXOSSは間違いなく観に行くだろう。問題は月末公開のミルキィホームズなんだよ。ミルキィをわざわざ劇場で見る必要も無い気がするのだが……スタッフが1期スタッフなんだよな。1期なみの爆弾作品がくるなら観たい気もするが……。あ、ちなみに「今週で4回」は「傷物語」「ニンニンジャー」「これ」の3つに加えて、「4回目のガルパン」だよ。ぶっちゃけ、ガルパンを安い日に見に行くついでにこれも観た感じである。もう、継続戦を定期的に観ないと禁断症状が出る身体になってる気がする。人生に大切なものが全て詰まってるんだからしょうがない。

 

 

<以下、この映画の本質に触れるかもしれないし触れないかもしれないので、未視聴の方はご注意ください>

 


拍手

GO!プリンセスプリキュア」 6→7

 ウソダヨ、オワッテナイヨ。ライシュウモマタ、テレビヲツケレバキララチャンヤトワッチガワライカケテクレルヨ……。

 

 

 

 最高だったろうが。もう、何も言うことはなかろうが。個人的にはプリキュア史でも最も盛り上がった作品です。まぁ、ドキプリの時も同じようなこと言ったけどさ。毛色が違うのさね。ドキプリがキョウリュウジャーだとするならこっちはゴーオンジャーみたいな面白さだった、といえば分かるかな。いや、分からん。俺にも分からん。

 とにかく全部のキャラに愛着が湧くっていうのが希有なところで、元々は「きららちゃん最高だろうが」から始まったのだけど、そこから無駄なキャラがほとんど出てこず、1本1本のストーリーでそれぞれに「楽しいな」と思えるポイントが押さえられているのが大きい。4人の中ではみなみんが一番愛着が薄いのだけど、それでも彼女が不必要だとは全く思わないし、彼女がメインの話ではいちいち輝いていた。ドキプリの関係性がマナを頂点にして四角錐を形成するとしたら、こちらは完全に4人が等しく結びつく。はるはるがいて、みなみんがいて、そこにきららとトワっちがいるのだ。もちろん、「5人目のプリキュア」ことゆいちゃんだって元気だし、クローズさん、シャットさんもいるよ。悪役のドラマが盛り上がったのもシナリオラインを支える上で大きかったな。きっちり全員に花持たせた上で、ディスピア様もこけおどしでなくてちゃんと「ラスボス」してたんだよ。大前提にディスピア様ありきで、そこから「絶望の被害者」としてのロロ、「絶望の離反者」としてのシャットさん、そして「絶望の体現者」としてのクローズさんの3人。このポジショニングがドラマ作りとして最高だった。ラストバトルがクローズさんとの一騎打ちになり、勧善懲悪にせずに「絶望を飲み込む」形での決着。あの形だったからこそ、最後の「ごきげんよう」がバシッと決まる。いちいち見ていてスカッとするシーンが多いんだよなー。

 映像面でも、今作は色々なところで一段上のものが見られた気がする。いや、プリキュアは本気出すと毎回すごいのだが、今作は衣装の見せ方とか、バトルの演出にもかなり野心的なカットが多くて、アクション映画さながらの見映え。最終話のクローズ戦、あれだけ見せてくれれば他の話数の多少のアラは気になりませんよ。まぁ、東映アニメはそういうムラも合わせて楽しむ前提になりつつあるんだけども。でも、全体的に安定感はあった気がするけどね。きららちゃんは毎回可愛かったからな!

 はぁ……こうして終わった作品に愛着が強いと、次へのハードルはあがる一方だな……。ドキプリが楽しすぎたおかげでハピチャ辛かったのは正直あると思うし、次はどうなることやら。

拍手

 鯨木さんと狩沢さんの夢のタッグをもう少し詳しく、第28話。贄川さんが直前に「取引き出来る要素が無い」って一蹴されてたのに、即座に連絡先貰っちゃう狩沢さんすげぇ。

 相変わらずの引っかき回しっぷりでございます。今回はキャストロールの最初に竜ヶ峰帝人の名前すら出てきてませんでしたね。こんだけキャラが山ほど出てきてるのに。別のとこにスポットが当たると(一応)主人公すら見えなくなる、鬼のような作品である。今回は大きく分けて3つのサイドでお話が展開しています。

 まずは1つ目、カラーギャングを巡るあれやこれや。もう、どの組織がどういう状態になっているのかもよく分からなくなってきたので、私も個人的には六条と同じように「訳が分からないからシンプルに」してしまいたい気持ちです。そもそも問題の渦中にあるダラーズという組織が成立経緯からしてふわっとしてる上に、内部には黄巾族、ブルースクウェアのどちらの要素も抱えていたんだよな。そこでブルースクウェアの血を引く一派が創始者である帝人を取り込んで「粛清」という名のリセットボタンを押そうとしているというのが現状。そして、それをやめさせようとしているのが元々敵対組織だった黄巾族のトップである正臣なんだが、そこに横から茶々を入れてきたのがダラーズに因縁があったようであんまりなくなったTo羅丸の六条である。元々To羅丸とダラーズの確執も仕組まれていたものだったから、六条のいう通りにダラーズには恩義こそあってもわだかまりは無いんだよね、少なくとも六条本人は。んで、ドタチンのために何が出来るかを考えたら、敵対組織としてパッと出てきたのが黄巾族なので、とりあえずそこをシメておこうと。どうやって正臣の居場所を突き止めたのかは謎だが、まー、泉井さんも同じ場所に来てたし、「馬鹿となんとかは高いところが」理論で合っているのかも。

 六条のアホっぽい提案を活用せんと、正臣は古式ゆかしいタイマンマッチを受諾。彼にしては珍しく、必死に身体を張っての戦い。流石に真面目に戦えばそれなりに頑張れるもんだな。ただ、相手が化け物なので分が悪すぎるのだが。そして、そこにさらに殴り込みをかけてきたのが元祖ブルースクウェアである泉井さん。こちらは臨也の息のかかったチームですわね。これで明確にダラーズにとっても黄巾族にとっても敵になりうる存在が出てきたわけで、六条も目的を同じにして共闘態勢に入れるかな? それにしても泉井さんのハンマーは元気だなー。

 武闘派の戦いばかりの中、沈黙を守っていたのは留置所にぶっ込まれて傍観者を決め込んでいた静雄。静雄は基本的にジョーカーみたいな存在なのでこのままじっとしててもらうのかと思っていたのだが、流石に主要キャラがここで出てこないはずがないのか。罪歌の導き、つまり鯨井さんの差し金? で首奪還作戦の話を聞いた静雄は親友であるセルティのことを考えて誘いに対しては思い切り脅しをかけて追い返すが、ここでさらに釈放の連絡。どうやら臨也サイドもあれこれ考えて動いている様子。手駒として現場に駆けつけたのはあのヴァローナ。彼女を仲介して静雄VS臨也の因縁の対決もいよいよヒートアップしてきそうだ。

 そして、今回の目玉である3つ目のステージは、前回に引き続き3人の曲者女性を集めた罪歌軍団による座談会。罪歌が複数ある謎については鯨木さんがタブレットを使って懇切丁寧に説明してくれた。さらに謎の美女だった鯨木さんは特に正体を隠す様子もなく、淡々と「どうも、悪人です」と自己紹介をし、己がアイデンティティに悩む杏里にアドバイスと商談を持ちかけ、さらに脇でピーピー騒いでいる贄川さんは適当にあしらった。流石に罪歌オーナー軍団の集いになると、単に子を克服しただけの贄川さんは立場が弱いな。鯨木さんという人生の大先輩から貴重なお話を聞くことで、園原さんもようやくちょっと吹っ切れるきっかけがつかめたようで、今回の一件を収めるまでは罪歌を手放さないという自らの意志を確認した。鯨木さんも別になんとしても杏里の罪歌が欲しいわけではないので、そこは若者の自立心に任せることに。蕩々と若者に語って聞かせる鯨木さんの勇姿が眩しいワンシーンでした。さらに、ドタチン復活の報せを持った狩沢さんが飛び込んでくれたおかげで、何かとヒートアップしていた贄川さんも沈静化。罪歌会談は無事に丸く収まったのであった。

 贄川さんの出番はこの辺で終わりかなー、と思っていたら、まさかの親父さん訪問から那須島への接続。ここに来て那須島がこんだけ絡んでくるのはやっぱり意外だ。贄川さんに対する態度が完全にエロ漫画のサオ役の親父やんけ。この世界はいい女が多いので、不審者連中もお仕事が捗りそう。あと、鎮静剤が超強いし。「誠二暴れる→森厳が黙らせる→波江暴れる→新羅黙らせる」の流れのスムーズなこと。仲良いよな、こいつら。そしてそんな「セルティと愉快な仲間達」のところに、ますますネットワークを広げる鯨木さんがまさかの直接お宅訪問。なんかもう、妖怪だらけの世界になってきましたよ。お話的にも、中の人的にも。桑島VS沢城っていう鉄の女対決はなかなか他の作品で実現しなかったので、ここでがっつり見たいんだけどなー。

拍手

 ダクネス陵辱シーンは中の人実写版でやってもらえませんかね、第3話。っつうか、もう、女騎士シーン全般を中の人でやってほしい。エロいということを全存在をかけて表現し尽くしてほしい。

 てなわけで、おそらく最後のパーティになるであろうダクネスの正式参戦。少年漫画といえば「駄目駄目だって言われてるけど何か1つだけ優れた点があって、それを上手く使ってのし上がっていく」っていうのが定番なわけだが、今作の場合は「全体的に優れてそうに見えるけど何か1つ致命的に駄目な点があって、それのせいで一事が万事で駄目」っていうセッティング。確かにクルセイダー(一般的な文脈だと聖騎士クラスになるのかな)という立派な肩書きを持つダクネスなのだが、人のために身を捧げる高位存在が、目的と手段をはき違えて被虐を快楽にしてしまったらそりゃもう色々駄目だ。色々とゲーム脳でおかしなことが乱立する世界ではあるが、女騎士が「モンスターに陵辱されるところまで女騎士の役目」って理解してるあたりが完全にトんでいる。いや、別にそれ常識じゃないですよ。本当に一部の限られた層でのお話ですからね。

 そんなダクネスさんが正面からカズマにパーティ入りを志願してくるわけだが、第一ラウンドはそのお友達の盗賊っ娘からのスキル伝授のお話。この世界のゲーム設定は色々と便利過ぎる気がするのだが、アビリティを獲得する時にそのアビリティ保持者とコンタクトをとるだけで条件が満たされるってのは結構簡単。まぁ、ポイントが必要なので無計画に全部貰っていくわけにはいかないのだろうし、前回レベルが3上がって獲得したのが3ポイントってことは、レベルアップ1つにつきポイントが1点もらえるシステムだと考えられる。冒険者のレベルなんてせいぜい100に到達するかしないかだと想定すると、あんまり無計画にアビリティを広げるのも考えもの。今回カズマが盗賊系スキルを3つまとめてもらったのだって、長い目で見れば正しいのかどうか。でもまぁ、索敵とか潜伏は悪くないだろうし、当座の資金源としての「ぬすむ」だったら効率は良いか。全部1ポイントでもらえるってのは割とゲームバランス適当だよな。

 しかし、カズマの最大の武器はそのラックの高さであった。おかげで、ラックが関係すると思われるスティール能力では必ず最大の「お宝」を盗んでしまうという。今週は「グリムガル」とこれで、同じ異世界ラノベが同時にパンツ話をするという謎のリンクである。片や、破れたパンツを買い換えるまでの苦難のお話、片や並み居る女性キャラのパンツをことごとく脱がせていくお話。まぁ、どちらも「履いてない」事件だから一緒やな! 盗賊っ娘さんのパンツが案外可愛かったし、めぐみんはちゃんとパンツもコーディネートを揃えているのは良い心がけだ。この世界はパンツの購入に四苦八苦する心配はなさそうだね(ニッコリ)。もう、カズマはあのスティール能力一本で色々やっていけそうな気もするんですが、とりあえず薄い本を捗らせるところからかな。それにしても、スティールの防ぎ方とか、全部グリードアイランドまんまなのがいっそ清々しかったな。

 後半戦は、もう、何がなんだかよく分からないレイド戦である。そうか、キャベツアニメだったのか……。「魔王に苦しめられている絶望的な世界」だと思って来たら、キャベツが謎の生態系を持つ狂った世界だったよ。キャベツが生命体になるのは百歩譲って分かるとしても、その行動原理が「人知れず世界の果てでこっそりと息絶える」って、生物としての本能とか完全無視じゃねぇか。レミングみたいなもんなんでしょうかね。あのキャベツは畑で栽培したものではなくて自生したものなんだろうが、毎年同じルートを通って進軍してくるってことは、毎年同じ場所で同じようにキャベツが産まれるってことだよな。発生源を突き止めればわざわざ面倒な討伐イベントなんかせずとも簡単に美味しいキャベツが楽しめる気がするのだが……(この手の設定を真面目に検討しても意味が無いことは重々承知しております)。

 とにかく、被虐の女騎士が真っ先に陵辱される相手がキャベツという、あまりにもハイレベルな設定ではあるものの、絵的にエロいので結果オーライ。作品が作品なだけにそこまで際どくはならなかったけどなー。もう少しやぶれてもよかったんだけどなー。あの鎧、どういう素材で出来てるんでしょうね。その他、焼きキャベツ作りに余念が無いロリっ子めぐみん、すっかり水芸の人になったダ女神など、もう、世界の運命はどうにもならないところまで。あれ、でも花鳥風月って獲得必要ポイント5なんだよな。アクアはなんで習得してるんだ?? まさか、ハイクラスのジョブはレベルアップ時にもらえるポイントが多いんでしょうかね。何にせよ、スティールの5倍のコストを払ってアレを習得するクソ女神って……。あいつ、カズマは知らなかったキャベツ襲来の話を事前に知ってるっぽかったし、すっかり街の人と打ち解けて宴会ねーちゃんになってるっぽいんだよな。アクアを崇拝する宗教の人たちが可哀相すぎてしょうがない。

 これだけ荒唐無稽なことをやらかしつづけても、全てを浄化してくれるエンディングが本当に有能。

拍手

 べっ、別にドラフト通信をあげるのが遅れたのはたほいややってたせいなんだからねッ! あいつが帰ってきたぞ。

 

Round1・「けんちいし」

1.検地の際、測量に用いられた石製の棒。

2.日本独特の形をした石垣用石材。

3.太政官制度下の官種の一。主に土地の方角を定めた。

4.室町時代、治為桑へ派遣された官職。

5.漬け物石のこと。キムチ石。

 まずは軽いジャブから。4人が投票したものがきっちり4つに分かれたのである意味良問といえる(どれに入らなかったかは言わずもがな)。

 

Round2・「くすりくそうばい」

1.(苦い薬ほどよく効くという意味)他人の忠言ほどありがたいものはない。

2.大名遊びの一。末期の病人に薬を入れた餅と糞を入れた餅をどちらか分からぬように選ばせ、鵜食(うば)わせる。

3.(楠は陸に生え、藻は貝に生えることから)適材適所の意。

4.神占の一。辰砂の煮汁に手をひたし、浮かび上がる文様から時秋を占う。

5.薬の値は原価に比べて非常に高く、暴利をむさぼっているとしていう。

 ごめん、読み上げた時に我慢できずに吹いてしまった。しかし、これも4票が散った(どれに入らなかったかは略)。②「鵜に食ませるように」で「鵜食(うば)わせる」と読むセンス。 ??「確かな知性が感じられる文章だから広辞苑なんじゃないかな?」

 

Round3・「じんばり」

1.淫乱な人。じんすけ。

2.障子に和紙をはる際の手法の一。格子の大きさに切り取った和紙を一つ一つはっていき、最後に障子大の和紙をはることで高い強度を保つ。

3.風呂にジントニックを張ること。

4.競馬で騎手に着目して勝ち馬を選ぶ賭け方。→馬張り。

5.先天性免疫疾患の一。多くは筋失症を伴う。難病指定。

 ③短い文章でこの破壊力。なお、元々「ジントニックを張った風呂」と書いていたところを、「いや、間違えた」と申し出て書き直した結果、上記の文章になった。??「確実に正しくなりましたよ」。

 

Round4・「びゅすちぇ」

1.(蘭)思い出。

2.ウェストまである紐無しのブラジャー。

3.ロシアの詩人。ソ連時代の体験を元に社会を風刺した詩が特徴。主な著書に「世界の果てまで」「進め」がある。

4.ベラルーシ(白ロシア)の首都。

5.衣装部屋。ウォークインクローゼット。

 これは個人的に申し訳なかった出題で、文字で書かれたときにはその変な響きから「知らない」と答えたのだが、解答時に思い出してみれば知ってる言葉だった。まぁ、点数状況とかは割とどうでもいい要素だったので、最終的になあなあになった。

 

Final Round・「ふじょき」

1.書き添え、注釈文。

2.男性に恋人がいない期間。

3.女体を除く時期。

4.烏貝の異称。

5.ホトトギスの異称。

 これはどうしようもなかったのだが、解答を読み上げられて、何人かが「?! そういうことなの?」と気付いてしまう出題。まぁ、出題者は全く知らなかった知識らしいので、自業自得ということにしておこう。なお、そんな中でさりげなく哲学的な③が混ざっている。どういうことなのだよ。

拍手

1月29日 ドラフト模様(OGW×2 BFZ

ピック順 【Thraxi】→【Serra】→【Alessi】→【Sea-chicken】→【Sangriter】→

 

 新環境2回目。それでも私たち、また5人戦なの〜〜〜入れ替わり立ち替わりのドタキャンで色々折れる。でもまぁ、5人戦の経験値を考えれば俺は有利だからな! まだまだ分からないはずの環境だが、プロプレイヤーの間では既に戦略分析が進んでおります。どこまで信じていいかは分からないし、我々のフィールドである5・6人戦はまた常識が違うので何とも言えないが……とりあえず、しばらくは悶え苦しんどけってことやな。

 

 


拍手

 色気があるねぇ、第4話。こうして聞いてると林原めぐみってのはやっぱり恐ろしい存在だってことがよく分かるな。

 少しずつ回り始める歯車。今回は前半のメインが初太郎改め助六の「夢金」、そしてBパートがみよ吉登場編、という構成。まずAパートだが、いきなりボーイ姿の菊さんに驚く。あんまりそういうことをしそうにない人だったが、お金が苦しかったのでとにかく少しでもバイト代がいいところで働いていたんだろうか。高座がいつあるか分からないからあんまりがっつりバイトも出来ないだろうし、こういうときに融通が利くのはやっぱり飲食店なんだろうね。声優のバイト事情と似てるかもしれない。菊比古は基本的にイケメンなので、すらっと立っているだけでも固定ファンがついているようだ。元々踊りをやっていた人間だったわけで、所作が様になっているのはそういうところの影響もあるのかもしれないが、1つ1つのことに折り目正しいのはやっぱり性格なんだろうな。当時の風俗から考えると、そういう所作ってのは洋装にも映えるし、それで人気も出ていたんだろう。足が悪くて普段は杖を使ってるわけだが、バイト中くらいは杖無しでゆっくり歩くのは問題ないのかな。

 そしてそこに現れるのは相変わらず対照的な助六。ちょっとでも隙があると酒代の無心、師匠からもらった紋付きもさっさと質入れして飲んでしまうとか、まさに落語の登場人物そのまんま。実在の人物なら志ん生そのまんまだ。菊さんとしてはせっかくのイメージを保ってすました顔でこなしていたバイト先に助六が来るのは都合が悪いようで、いつも通りにシレッと「知らない人です」と片付けてるあたりはベリークールである。あのシーンだけ見ると「嫌ってるのかな」とか見えてしまう可能性もあるが、まぁ、単に仕事の都合だわな。菊さん自身は「アタシは嫌いですよ、あんな男」とか言いそうだけど、別にそういうことじゃないんだよな。小屋への雪降る道すがらの会話、ずっといがみ合ってるように見えるが、結局はじゃれ合ってるだけだからね。ボンをいじって面白がっている助六と、ため息混じりにそんな面倒な相方の面倒を見てやる菊比古。すっかり定着したこのコンビネーションは実に良いものだ。

 菊さんが助六に愛想を尽かさないのは、ひとえに自分の欲しいものを彼が持っているから。普段の生活の心配もせずに遊び歩く助六だが、噺の稽古はきっちりやっている。助六は何よりも落語が好きだから、そこでの手抜きは無い。今回の「夢金」については、映像自体はそこまで手の込んだものではなかったが、その分、袖で観ていた菊さんが演じる時、聞く時のポイントを解説してくれているので分かりやすい。演じている助六が楽しそうで、それを聞いている菊さんもやっぱり楽しそうだ。

 ちなみに、アニメの上での演出としては、今回の「夢金」はやけにカット割りが多かったのが気になるところだ。具体的には、落語の中でキャラが入れ替わるタイミング、実際には噺家が観る方向を上下と切り替えるタイミングが、カットを割って省略されている。つまり、右を向いた画、左を向いた画が動画で繋がらずに場面がポンと飛ぶのだ。この演出はもちろんこれまでにも見られたものだが、今回は特に多かった気がする。演出効果としては、各々のキャラがスパッと画面上でも切り分けられるので、話の筋が追いやすくなるという意味合いがある反面、切れ切れになると、実際の「演じ方」の描写としてはちょいと不足する。このあたりの取捨選択は演出の狙い方次第だろうが、今回は「夢金」というお話で2人の登場人物の演じ分け、切り替えがポイントになってくるところ。助六の言っている言葉を借りるなら、「菊比古をイメージしたケチ・強欲」なんかを1つ1つはっきり枠を切り取って浮き彫りにする狙いがあったと思われる。こうして、画にしてしまうと似たり寄ったりになりがちな高座のシーンでも、演目によって描き方が細部でかわるのは面白いところだ。今回は後半のみよ吉パートの艶っぽさから監督コンテかと思ったんだが、実際には田頭しのぶ氏という人の仕事。調べてみると「少ハリ」のキャット回なんかを担当していた人のようだ。監督の意図がしっかり伝わっているみたいだし、1つ1つの作業が丁寧なのは嬉しいことだ。

 そんなわけでBパートはいよいよみよ吉の絡みになるわけだが、とにかく「みよ吉という女」を描くことに全神経が注がれている。1つ1つの動作がやたらに蠱惑的で、最終的に菊さんもなびいてしまうのがよく分かる。そりゃま、普段から芸者仕事してる人なんだから男の扱いなんてお手の物なのだろうが、こんなんやられたらいくら堅物の菊比古でもクラッと来ますよね。単に押しの一手というだけでなく、菊比古の性格も良く見ていて、押したり引いたりけしかけたりはぐらかしたり、一筋縄ではいかない手練手管が実に厄介な女性。これに林原めぐみの声が加わって、何とも形容しがたい魅力がギュギュッと詰め込まれている。徳利を触るその手指の動きだけでもドキドキしてしまいますよ。さらに林原めぐみの小唄なんてレアなものまで聞けるし、こういうじっとりした男女の繋がりが見られるというのは、現代アニメではなかなか無いこと。日本伝統の「恋愛ドラマ」って、元々こういうところだよなぁ。

 「恋愛ドラマ」っていうくくりで考えるなら、みよ吉との関係に助六がどう絡んでくるのかは気になるところ。わざわざ助六に「みよ吉に呼ばれたんだ」って言っちゃうあたりが菊さんだよなぁ。どうでもいい事ですが、二人で火鉢に当たってるシーンでたばこを噛みながらしゃべる時の声の使い方がホントに上手い。結局、今作は贅沢過ぎる中の人の仕事を聞いてるだけでもだいぶ幸せなのである。それに負けないだけの画作りが出来てるスタッフは大したもんだ。

拍手



忍者ブログ [PR]
カレンダー
02 2025/03 04
S M T W T F S
10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
ブログ内検索
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
ーーーーーーーーーー
↑越えられない壁
沢城みゆき 斎藤千和 
中原麻衣  田中理恵  
渡辺明乃 能登麻美子
佐藤利奈  佐藤聡美
高垣彩陽   悠木碧
最新CM
[03/07 とみしの]
[02/28 とみしの]
[02/18 な]
[02/17 とみしの]
[02/16 NONAME]
バーコード