最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「ミステリアスな雰囲気」「出会い頭にザンギエフの話題」「友達がつるっぱげ」……これって杉田じゃん! 第10話。そりゃ神谷兄ぃ(チョロ松)がドハマリするはずだ。「もう好感しかない!」 ついに1話(ほぼ)まるまる一本のお話。つまり、これまで以上に色々とギミックを詰め込むことが出来るってことだ。ぶつ切り感が無くなり、より元祖のテイストに近づいたと言えなくもない。いや、言えないかも。でも、こういう時だからアバンの小ネタの切れ味も大切にしたいところですね。カラ松、実は案外良い奴かもしれない説。これまで本当にクソみたいな扱いしか受けてこなかったが、今回のおそ松への人生相談を見ていると、どうやら本当に「分かっていない」だけのようである。つまり、「六つ子の中で一番馬鹿」はほぼ確定だとは思うのだが、彼の場合にはおそ松・一松・トド松のような他人に対する悪意みたいなものはない。いわば十四松と同じような純粋無垢なまま育ってしまった可哀相な子供なのだ。誰かがちゃんと手を差し伸べてやれば、案外まっとうな道に進めるかもしれないのだが……回りにいるのは「5人の悪魔」だからなぁ……。きっちり2話目との天丼で釣り堀の中からトド松が出てきてオチ。2話とは逆転してて突っ込み役が出てきて終わり、っていうのがやたらシュールで笑わせてもらいました。 メインシナリオの方では、「あんな絵なのに女の子が確かに可愛くてなんか腹立つ」っていうのが第一印象。イヤミの方にたかはし千秋、チビ太には野中藍という徹底的に「それらしい」配役もお見事だ。チビ太は何であんな勧誘に引っかかってしまうのかがさっぱり分からないのだが……何なの? 女装してみたいの? ひょっとしたらこの作品で一番闇が深いのってチビ太なのでは……(謎しかないダヨーンは除く)。 あとはひたすらに愚行を繰り返す童貞6人衆の悲哀を描くだけの物語であるが、ふと先週のことを思い出して「十四松、お前ってやつぁ……」とか考えたら負け。あとトド松って普段もあんな感じで女の子と接してたはずなのだが、それでもまだ童貞なのだろうか? そこが最大の疑問だよな。アイツだけやたら金持ってる感あるし、機会も場所もどうとでもなる気がするのだが……ひょっとしてここまでトト子ちゃんに操を立てていたとかじゃあるまいな? まぁ、そのトト子ちゃんも今回いい仕事してくれましたね「トト」っていう名前なのに魚類を捨てて甲殻類に行った時点でアイデンティティは崩壊してるがな。まぁ、「本気出せば仕事出来るし金も稼げる」っていう時点で六つ子のアイデンティティが完全崩壊だけどな。金なんてちょっとハタ坊のところにいって尻を捧げれば一発やんけ。 今回の見どころ:十四松の謎猪木。っていうか、単に小野Dがやりたいだけでは。
PR いちいちオルガさんの童貞ネタでいじめるのはやめて差し上げろ、第10話。ユージンさんのドヤ顔がうぜぇが、それで大人しく引っ込んじゃうオルガさんのピュアピュアっぷりがどうしてあげたらいいやら。メインヒロインの面目躍如である。 ホントに余裕のある脚本だよなぁ。これで実質3話ものあいだバトル展開無し、ひたすら「家族がどうの」「女がどうの」ってんでシナリオを回している。キャラの数が多いのはガンダムシリーズではいつものことなのだが、これまでのガンダムだと戦いながらその流れの中でなんとかして人間関係を描いていこう、っていう組み上げ方になるのだが(一部、ネジの外れた監督除く)、今作の場合、もうバトル要素は切り捨てて、今後使っていく必要のある背景設定はそれだけで徹底的に掘りさげる形になっている。今回分かりやすいのはアキヒロの弟設定とか、新キャラ・メリビットさんとオルガの関係性とか。オルガもアキヒロも「フラグを乱立する男」っていう印象が強いのだが、現時点ではまだまだ元気(正直、今回はラストのあたりでちょっとヒヤッとしたけど)。今後、こうして積み上げた人間関係から生死の物語に繋がっていくときにどこで何が爆発することになるのか……正直怖いぞ。岡田麿里脚本でダイレクトに戦争する話ってまだ無かったので、どういう風に「戦死」を扱うのかは戦々恐々と見守る必要がある。 というわけで、今回はまだ「溜め」の1話である。しかし、すっかり萌えキャラとして落ち着いたオルガは今回もフルスロットル。冒頭の童貞いじりにはじまり、明らかに意識させる目的で更なる女性クルーを追加。しかも彼女はオルガが一番嫌がる「子供」という要素でちょいちょい絡んでくるし、どれだけ虚勢を張って嫌がっても既に情けない姿を見られちゃった後なのでどうにも恰好がつかない。これまでオルガは他人に情けない姿を見せることだけはしないはずだったのだが、メリビットさんの前では艦長もかたなしである。あとは彼女に裏が無いことを祈るばかりだ。テイワズは鉄華団を悪いようにはしないと思いたいところだが、何があっても不思議ではないからなぁ。 そして、今回もう1人やけに荒ぶっていたのが、増え続ける女性キャラに焦りを覚える(?)アトラちゃんである。彼女がミカたちと一緒になるまでの顛末が描かれ、「相変わらず女性の性についての描かれ方がえげつない」という印象。幼女が働く場所なんてどこに設定してもいいのに、何故か娼館なんだよな。「役に立たない少女」という存在を際だたせるのに最適な場所ということなのだろうが、あんな出自じゃぁ、彼女が「大人の女」という存在に対して偏った認識を持っても文句は言えないぞ。いや、割と真っ直ぐに育ってるから大丈夫だとは思うけども……「娼館務め→さらにタービンズなんて訳の分からない集団を見せられる」っていう展開から、既にアトラちゃんの中では一夫多妻制がオールグリーン。一足飛びでミカハーレム建築計画まで進行している様子。いや、別に姫様はまだそんなこと一言も相談してないからね。特にミカの場合はオルガと違ってマジで女に興味ないからね。下手したら男に興味はあるかもしれないけど……。アトラちゃんの苦難はまだまだ続きそうである。 そして、「大人の女」候補として艦内でメリビットさんと肩を並べているらしいのが我らがフミたん(姫様はまだ大人の女性としてはカウントされない様子)。そんなフミたんの挙動はいちいち思わせぶり過ぎるんだよなぁ。これでなんにも裏がなかったら逆に驚くけど、まぁ、この脚本でそれは無いだろな。姫様を裏切った後のフミたんがどんなキャラになるかが今から楽しみ。 あのびよーんハンドはやっぱり笑ってしまうやろが、第10話。めっちゃシリアスでサスペンスなことやってるはずなのに、いちいちおかしいんだよな。まぁ、元が手塚作品であることを尊重して、単なるサスペンスで終わらないようにしているんだろうけども。 荒れ狂う百樹の怒り。前回の時点では「割とヤバい」くらいのテンションだったが、今回、第1の被害者である多野の殺害時に「実は事故が故意だった?」というとんでもない話を聞いてしまい、さらに多野の右腕が欠落したことに悪魔じみた運命を感じたことで復讐鬼へと変貌。車椅子状態から行動しやすい義足にスイッチし、ナイスプレデターっぷりを披露してくれている。いや、そんなにスムーズな移動が出来るなら最初から車椅子じゃなくて義足にしておけよ。まぁ身体的な負担が大きいんだろうけど、少なくとも現時点ではものすげぇ活き活きしてるから特に負担になってるようには見えないんだよな。 動き出した百樹により、まずは「その髪型は毎朝自分でセットしているのか」でお馴染み宝先生が襲撃される。家に招き入れた時点では多野の事件が確定してなかったのでしょうがないとして、いくら怯えてるからって、昨日今日義足を付けて歩き出した人間にボコボコにされるのはどうなんだろう。あのびよーんハンドに動転して動けなくなってしまったのだろうか。確かにいきなりあんなもの見せられたら面白すぎてしばらくは判断力が鈍りそうではあるが、その後も機械の身体の百樹にいいように扱われ、見事左腕を切断されてしまう。名刀「百鬼丸」の切れ味ヤバいからな。大腿骨も一刀両断やからな。 ハザマの手術によって一命を取り留めた宝先生だったが、襲撃のせいで心神喪失、眠り続けていたせいでご自慢の髪の毛もすっかり萎れて普通の美男子に。いや、絶対普通にしてた方が恰好良かったやん。普通にグリリバボイスが似合うイケメンだったやん。何であんな蟹ヘアーにこだわるんですか。それが手塚キャラの矜恃ですか、そうですか。とにかくイカレちゃった宝先生にはあまり有益な証言も貰えず、ハザマは独自の洞察でなんとか百樹の下へ。さて、お互いに壮絶な経験をして生死の境をさまよった者どうしではあるが……わかり合えるかなぁ。百樹先生、すっかり出来上がっちゃってるからなぁ。あ、でもハザマなら義手義足のギミックは全部知ってるはずだし、いざメカニカルバトルになったら情報面では有利かも。まぁ、常に日本刀がアタッチメントされてるなんてしらねぇだろうけどさ。 次回予告の映像も非常にエキサイティングだし、どんなトンデモ展開になるかが毎週楽しみな作品になってきた。今回の一件が後のブラックジャックの人生観を左右することに……なってるかなぁ。ハザマの野郎、割と平気で変なギミックのついた義手義足付けたりするよな。 これ、OVAとかでついてくるタイプのお話やんけ、第9話。シリーズ序盤に草薙が覚醒したり鳳と友情を繋ぐためのメインシナリオがあんだけ駆け足だったのに、こういうのをぶっ込む余裕はあるのかよ。まぁ、ずっとこういうのをやってもらっても一向に構わないわけだが……制作陣のウェイトの置き方がいまいち分からん。 マジで「To LOVEるでやれ」と言わんばかりのお話を2本。前回まで必死にシリアスやってた杉波さんも、すっかりだらけてただただ世間に毒を吐くマシーンと化している。こいつら、とんでもねぇ出自の集まりのくせに全く緊張感が無いのが凄いな。Aパートでは杉波さんがやたらと鳳に食ってかかる様子がちょっと気になったんですが、何もあそこまでいじめんでもよかったのでは。潜入捜査をさせるところまでは杉波の狙い通りだったのだろうけど、その後の調査のくだりで失敗しちゃった鳳を無闇になじっている杉波さんがなんだかひどいヤツに見えた。いや、そりゃ鳳が悪いんだけどさ。あんたにのせられて慣れない仕事してたんだから、少しは配慮してあげてもいいんじゃないかしら。まー、そういう気遣いが一切無いのがらしいといえばらしいのだが……。そんだけあけすけに文句を言い合える仲になったってことなのかしらねぇ。それにしても、あんなおねーちゃんがいっぱいいるクラブで女の子にPSPを送る客ってのもどうなんだろうな……。 そしてついにBパートは水着回。まぁ、すでに「全裸回」みたいなのをやってるために水着って言われてもそこまでありがたいもんでもないが、マリのおかげでやたらとおっぱいがフィーチャーされるのは当たり前ながらもありがたい流れ。うさぎちゃんの有能さがここで嫌と言うほどに堪能出来るな。マリをして「こぼれてしまう!」と心配させるほどの代物。大丈夫よ、本人は毎日それと付き合って生活してるんだから、ちょっとやそっとじゃこぼしたりしません。しかし、これまで散々サービスしてきたうさぎははっきり言ってしまうと「平常運転」なだけで、せっかくの「ミニ35小隊」もいつも通りといえばそれまで。むしろ、夏のビーチという格好のロケーションがまさかの耐性0で恨み言を繰り返すばかりになる杉波さんの変化の方が今回は美味しい要素だったのかもしれない。まぁ、インドア特化にチューンされた生き物だからしょうがないわな……。杉波さんだって油断すればこぼれそうなのに。もっとみんな気にしてあげて。 そして、これだけの粒ぞろいな水着回にも関わらず、一番大事なのはスク水幼女という残念主人公、草薙。さらにBパートは登場シーンの半分をトイレに持っていかれるという体たらくであり、ハーレムもの主人公としてもその扱いはどうなのよ。いや、この草薙の扱いが、今作におけるサービスの在り方を体現してるのかもしれないな。別にエロを回すのに男はいらんのです。うさぎとマリが触手に捕まって振り回されれば、それで充分ノルマ完了。魔女狩りの兵装も海洋戦闘だと大して役にたたんということが分かっただけでも、ある意味戦略的な価値はあったよね。まぁ、普通魔女は海から来ないと思うけど。 結論:うさぎちゃんが頑張ってればそれでいい。 12月4日 ドラフト模様(BFZ×3) ピック順 【Sea-chicken】→【Sangriter】→【Thraxi】→【Mei】→【Serra】→
えー、前回は冒頭部分が全文カタカナだったために通りすがりの人に「寂しくかつ、おぞましい」とまで言われてしまったのですが、幸い、今週はカタカナじゃなくなりました。やったね。いや、そこまでめでたい状況でもないけど。今回は欠席者が発生して残念ながら5人戦。普段から5人戦はあまりオススメするようなもんじゃないが、この環境は特に怖い。基本的に死にカードの少ない世界なので、あけるパックの偏りが他の世界よりも影響を大きくするのよねぇ。まぁ、それが今回の戦績にどのように繋がるのかは分かりませんが。 そしてめでたいことといえば、今回ついに「Zendikar Expeditions」が初登場。しかも現状では最も価値が高いと思われる対抗色フェッチとなかなか豪儀。開封者さんは事前告知通りに参加費が免除に。この調子でガンガンゼンディカーの探索が進めばよいのだけど。
パンツァ〜〜〜〜ワフォ〜〜〜〜〜〜〜! さぁ、いよいよやってまいりましたガルパン劇場版。評判も上々のようだったので早く観に行きたかったんだけども、なかなか時間が空かなくてヤキモキしてたのです。無事に見られて一安心だけども……これはもういっぺん見ないとあかんヤツちゃうかな……。今年も色々と劇場作品を見てきましたが、文句無し、最高作品の1つと言ってしまって良いのではなかろうか。フォ〜〜〜! その割に入場特典3週分全部貰えたんだけど、あまってんのか? ラッキーフォ〜〜〜〜!!(ポストカードは個人的にアンツィオが欲しかったので、もう一回行って余ってると嬉しいな) 下山君! 下山君じゃないか! 第9話! いやもう、アルルゥの登場とかおいとこうよ。ムックル役、下山吉光。かつてはラジオのメインパーソナリティに名前を忘れられ、「あの帽子の彼」呼ばわりされた男。10年越しでのムックルのうなり声。まさかこんな役者稼業もあろうとは! というわけで、今回はやたらとケダモノの方にばかり目がいってしまいました。個人的にはムックルとココポによる謎の鳥獣愛情物語が一番の見どころですね。いくらココポが馬鹿でかいからって、流石にあのムックルと同じ小屋に放り込む飼い主連中もどうかしてるよな。どう考えても食物連鎖は発生するやろ。ムックルが本当の本当に良い子だったから助かったものを(まぁ、序盤の丁々発止のやり合いではココポも負けてなかったけども)。しかし、久々に見てもムックルのでかさってのはやっぱり「猛獣」のそれだよな。そんなとんでもないものに乗って目通りまかり通った「神眠りし國」の使節は、確かに神々しい。象に乗ってやってくる南蛮人なんかよりもよっぽど異国情緒にあふれている。事情も何も知らないはずなのにヤマトの民が恐れずにムックルを眺めてられるのはけっこう凄いことだよな。普通に考えたら逃げ出しそうなもんだけど。ムックルからにじみ出る優しさオーラは万人に通じるものなのだろうか。 というわけで、旧キャラがさらに参戦。一足先にトゥスクルを離脱してヤマト住まいになっていたのがカルラとトウカ、そして、このたび国を代表してやってきたのは、何とアルルゥ。カミュはオンカミヤムカイの姫君とカウント出来るので一応意味は分かるが、まさかアルルゥがそんなポジションで仕事を務めているとはおもわなんだ。後継を言い渡されたオボロが漫遊の旅に出てしまったため、おそらくハクオロ亡き後のトゥスクルはベナウィあたりがとりまとめているのだろうが、(少なくともアニメの)最終回では、エルルゥは出身の村に戻って草の根慈善活動みたいなことを続けていた気がするので、あんまりあの姉妹がまつりごとをサポートしているイメージは無かった。ハクオロがいなくなった時点で、エルルゥはあんまり人の上に立つような理由も無いしなぁ。でも、気付けばアルルゥは立派な外交官に。カミュとの繋がりで連れてこられたのかなぁ。ウルトリィがオンカミヤムカイを代表しているのは間違いないので、ベナウィ、ウルトあたりが相談して、とりあえず実権のあるカミュを送り、そのサポートとして純正の「トゥスクル民」であるアルルゥもつけたと、そんなところかな? いや、ひょっとしたら今回のドタバタ騒動を見るに、単にクオンに会いたいがために国を飛び出してきたと考えることも出来るな。到着後すぐにクオンのところに突撃したってことは、事前にカルラに情報を漏らされていた可能性が高い。そんな国に使節が出向くにあたって、過保護の化身であるアルルゥ姐様がこの期を放っておくはずがない。だからこその2人使節……うーむ、だとするとクオンは国を揺るがす存在ってことになるな……。それにしてもアルルゥは変わってない。そりゃま、トウカもカルラもあんまり変わってなかったんだから大して年月が過ぎてないだけという可能性もあるのだが、少なくとも「クオンが大きくなる」くらいの時間が経過しているはずなのに、アルルゥは1期の頃からあんまり印象が変わらない。身体こそ大きくなってはいるが、一番の特徴である話し方が幼女時代と一緒なんだよな。語彙は増えてるんだろうけど、エルルゥの妹っていう感じの成長ではない。まー、伸び伸び育った結果なのかしら……そういやハクは文字が読めなかったわけだが、アルルゥってちゃんと識字能力がある程度には育ってるのかな……。 そしてそんなはた迷惑な「姉」に育てられたクオン。彼女の存在も本作では最大の謎である。結局、あれだけの歴戦の猛者がよってたかって育て上げた鉄の女のオリジンって一体何なんだろう……あんまり母たち姉たちの面影は感じないんだよな。特に話し方に。一体どこでならったらあんな言葉遣いになるかな。そして、彼女のアルルゥたちに対する態度もなんだか不思議だ。「育ての親だし、もちろん家族としての愛情はあるんだろうけど、過保護すぎて流石にうざい」ってのが今回示された関係性だったわけだが、それならそうと面と向かって言えばいいのにね。クオンが嫌がってるってことがちゃんと分かれば、それ以上構ってくるほどに性根の悪い2人ではないはずなのだが。「申し訳なくて言い出せない」って感じでもないんだよな。ふて腐れて逃げ回ってた時点で。お互い不器用な関係性なのかしらね。 そして、巡り巡ってアルルゥが出会ってしまうのは、開けてはいけないパンドラの箱。一目見て「大人の階段」と認識出来る程度にはアルルゥもカミュもその手のことは分かっているみたいでしたが。あの世界の同人ショップ、堂々としすぎやろ。それにあの店内だけやたら文化レベルが高い気がするんだよな。全ての技術はエロに集まるってのはどこの世界でも同じことか……。それならせめて健全なエロに費やして下さいよ。 しかし……まったく事件は起こらん世界だなぁ。来週もまだまだのんびりしてるみたいだし……ひょっとしてきらら作品か何かかな? ずっと聞いてるだけアワー、第9話。まぁ、この作品では割とよくあることなんだけどね。こういう回を見てると、やっぱり「物語」シリーズのアニメ化ってのは尋常ならざる無茶な所業であって、それをどうにかこうにか成立させているシャフトって特異な存在だな、ということが再認識出来るわけです。 これまた本作ではお馴染みであるが、今回の臥煙さんの説明はありとあらゆる部分が持って回った言い方をしているために、あれだけ説明のテキストで埋め尽くされていたというのに、現在何が起こっているのかは今ひとつ分かっていない。長口上の内容をまとめると「忍が死んだと言っていた最初のサーヴァントがまだ生きてたんだよ」「それが妖刀を取り返そうとしているよ」ということくらいしかはっきり分かっていない。鎧武者の怪異が町を訪れたのが15年前、というのは阿良々木さんが生まれて間もない頃ということになるが、そのタイミングに何かがあった、という示唆こそあれ、それが正確に何なのかは全然分からないし、今回、過去の怪異がまとめて襲ってきたことの説明もまだ待ちぼうけをくらっている状態。前回の時点では「過去の怪異に似せた何か」なのかとも思っていたのだが、今回阿良々木さんははっきりと「蛇切縄」と認識しているので「そのもの」であるようだし、臥煙さんの台詞からして、シリーズスタート時点で様々な怪異が阿良々木さんの下に集まったこともどうやら偶然ではないらしい。まー、この手の「シリーズもので累積した偶然を後から偶然じゃなかったと説明する」ってのはなんだか阿漕な話な気もするが(例えばコナンや金田一が「お前の回りで人が死にすぎるのは偶然だと思っていたのか?」とか聞かれたらそりゃショックだろうよ)、利用出来るものは全て「伏線っぽい感じ」で使っていく原作者の貪欲さは評価したい。とにかく、事ここに及んで、巻き込まれ体質の阿良々木さんの苦難の人生の理由がはっきりするということなのか。そうなのか? とりあえず、そんな大きな話になってしまっているために説明は長い。Aパートこそ襲撃してきた怪異を3人で打ち倒すシーンで動きがあったが、白蛇神社に着いてからはもう臥煙さんしかしゃべってない。久しぶりに「本作らしい」展開になってきた。過去にも、こうして歴史を語り尽くす展開というのは何度かあったわけだが、そのたびに、シャフト演出は奇をてらった画面構成でその冗長性をくぐり抜けてきた。一大絵巻物に仕上げたり、羽川さんの旅行記をパノラマ風に綴ってみたり、見ているだけでも退屈しない画面というのは作れるもので、さらにテキストの補分として映像面にもさらに意味を持たせるシャフト的「多重構成」が極まったのも今作の手柄。1期の画面の密度は相当なものだった。 ただ、今回の話に限っていうと、「奇をてらった」部分は面白く見られるものの、画面自体にはあまり意味を含んでいないように見える。コンテ担当の潮月一也氏は元々作画出身の人で、「画面を退屈しないように面白おかしく動かす」ことについては意識を割いているが、そこに意味を読み込ませるところにまでは注意を回していないために、どうしても「何となく面白そうな画が動いている」という印象が否めない。臥煙さんの熱弁のおかげで退屈ってこともないのだが、もうちょっと「シャフトイズム」が匂い立つ画面構成が見たかったものである。まー、元をただせば無茶な脚本書いてる原作者が一番悪いわけだが……。 ま、それはさておいても作画状態は安定してるんだけどな。忍はシリーズを重ねるごとに愛嬌が増している気がする。幼女も童女も可愛いんだなぁ。もう、それでいいじゃない。 CV桑島法子だから自殺もやむなしみたいな風潮イクナイ、第9話。違うから、単にマクロスFのキャストっていうだけだから(知らんがな)。 Aパート。今作唯一の良心であるチビ太をぶっ壊すお話。以上。まぁ、そのためにクソ松、ちがう、カラ松が犠牲になるのはしょうがないことだ。5話の時もそうだったけど、何故か六つ子内では一切人権の無いカラ松もチビ太にだけは可愛がられてるんだよな。単に同情なのかしら。もしくは厨二的な電波を受信する部分に何かしら共感を覚える部分があるのか。いや、一番ありそうなのは、「本当に良い奴なチビ太は、最も生活力が無くてほっといたら真っ先に死にそうなカラ松が一番心配」っていう線だな。そんだけ良い人なチビ太でも、本作では容赦無くマジキチ扱いされてしまうという……まぁ、冷静に考えて、あれだけ幼い頃からおでん好きって、普通に考えたらかなり偏った趣味趣向だもんなぁ。「おでんの串を常に携帯してる子供」って、今になって考えるとなんかホラーだわ。そりゃこんだけのキチガイになってしまうのも頷けるってもんで。それでも自分の店をやれてるんだから偉いけどね。カラ松はあの惨状を見た後なのにBパートでは平気な顔で店のもの食えるんだよな。どういう神経してんだ。 そして今回間違いなくメインになるのはBパート。ついに来てしまった十四松メイン回。どんなカオスになるのかと思いきや、なんとこれまでのお話の中ではトップクラスにまとも。「エスパーニャンコ」のときといい、マジキチ要員でお話を作るときには、逆にいい話に持っていくギャップを見せるのが好きなスタッフなのかも。冒頭、「いつもの十四松の日常」は逆に安心して見ていられる風景。言動の全てに野球を絡めてくるあたりはよっぽどの焼き豚であるが、あんだけ努力してるのにそっち方向で仕事をするとかいう発想は一切無いのが不思議なところ。道具も一式持っているところを見ると、学生時代は野球部だったのだろうか(少なくとも小学生時代は違ったけど)。あれだけのフィジカルがあるのだからスポーツ選手としては一山当てられそうにも見えるのだが……まぁ、野球ってのも団体競技だし、頭も使うスポーツだからね……。結局、彼は「成人しても特に定職に就かず、毎日バットを振り続ける大人」に。やべぇ、こうして改めて書くとやっぱり一番怖い。 でも、毎日充実してる風なんだよなぁ。一番美味そうにご飯食べるし、一番健やかに寝るし。六つ子で一番長生きしそうなのは十四松だよな(一番早死にするのは、他殺ならクソ松、自然死ならチョロ松)。「鬼のように滑るが手数が多い男、十四松」の日常は、ちょっと距離を置いて見ている分には大変微笑ましいものであり、これこそが我らが理想の十四松像であった。しかし、そこに異変。たまたま出会った女の子と珍しく良い仲になり、あっという間に彼の日常も変化。単に日中出会ってデートするだけの関係性が生まれただけであれほどまでに態度が変わるってことは、別に普通の生活も出来るヤツなんだろうな。普段は他の兄弟に併せてキチっていただけなんだろう(彼なりのサービス精神?)。あの彼女が「十四松さん、もっと落ち着いて行動して下さい」とか注意したとも思えないし、むしろ積極的にネタ見せを促してたわけだから、十四松の生活が是正されたのは、「彼女のことを考えると、他の兄弟に合わせる余裕が無い」ことの表れだったのではなかろうか。 そして、そんな十四松への残り5人の態度もまた微笑ましい。そりゃまぁ、邪魔したくもなるし、実際邪魔もするのだが、どこぞのトッティの時とはエラい違いだ。基本的にみんな十四松には優しいんだよな。バットになってあげる一松はおかしすぎるけども。「せっかく準備したのに」って、どんだけ優しい(?)んですか一松兄さん。その優しさの2%でいいからカラ松にも分けてあげてよ。いや、俺もカラ松に優しく出来る自信は欠片も無いけどさ。一松は他にも十四松のデートシーンを見てやっかみから頭をかち割るなど、異常なまでの十四松への愛情が確認出来る。そっち方面の人から見たら単なる燃料だろうが、そういうニュアンスでなくても、貴重な兄弟愛の片鱗として見ることは出来ます。そりゃ6人もいたらその中で好き嫌いもあるでしょうよ。一松の場合、なかなか本音が言えないタイプの人間なので、素直で快活な十四松に憧れる部分もあるだろうし、天真爛漫な彼に救われることも多かったんだろう。 結局、恋愛は成就せず、「彼女」さんは田舎に帰ることに。何故彼女が帰ることになってしまったのかは、おそらくおそ松だけが気付いた「裏の事情」があるのだろうが、今作には珍しくそのあたりの要素は匂わせるだけで答えは明示されていない。ラストカット、彼女が手首に巻いた「14」のリストバンドに彼女の本心がうかがい知れる程度のものである。最後の最後まで十四松は十四松らしく、これはこれでハッピーエンドといえるんじゃないでしょうか。少なくともカラ松やトッティに比べればね。ちなみに、超余談ではあるが、ラストシーンで彼女が乗っていた新幹線はカラーリングから東北新幹線「やまびこ」だと思われる(ディティールは違うんだけど)。つまり、あの新幹線が向かう先は桑島法子の生まれ故郷である岩手県なのではないかな。そんな夢想。 |
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HN:
Thraxi
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男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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