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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 魅惑の芳忠アワー、第8話。おっさん格好良いよおっさん。でも、若いときからあんなねっとりした声なのはどうなのよ。

 完膚無きまでに打ちのめされてしまう白銀・青・赤連合軍。先週までの段階では「緑の王1人にいいようにあしらわれる王3人ってカッコワロスwww」って思ってたけども、向こうにも王が2人ってんなら話は変わってくる。しかも、新たに現れた灰色の王であるイワさんは、かつての歴戦の王と肩を並べるほどの実力者であったという。世代交代が進んだ他のクランと比べて、埋伏していた灰色は「力を蓄えていた」と言えるわけだ。突然そんなサプライズ要素が飛び込んできては、元々予習をばっちりやる派の宗像に対応出来るわけがない。イワさん曰く「挫折を知らぬ」青の王は、ここに来て初めて、まったくの想定外からの完全敗北を喫したことになるわけだ。

 2人の王の思惑が交錯する霧の中の対決シーンは、なかなかに見応えのあるものになっている。まぁ、ぶっちゃけこのアニメの特性として、微妙に間延びした鷹揚なシーン構成になっているのは相変わらずなのだが、今回はのらりくらりと話を引き延ばして時間稼ぎをするイワさんの思惑のおかげで、そうしたいつも通りの「なんかぼんやりした感じ」までもが戦略の1つとしてカウントすることが出来る。「絶対防御」を誇る灰色のクラン特性も、これまで真正面からぶつかることしか考えていなかった他のクランと良い対比を成しており、ただでさえ見にくい画面が霧に覆われてことさらぼんやりと霞み、イワさんが完全に戦局を掌握していたことが窺える。全てが思惑通りに進んだためだろう、イワさんは考えていることを特に隠さずに全て宗像たちに話して聞かせている。

 彼は緑の王の掲げる「変革」の支持者であり、かつて自分が味わった王どうしの不毛な争い、ダモクレスによる望まぬ災厄などを回避するため、石板の力を開放して人類の「進化」に身を任せることを良しとしている。現時点において、宗像を中心とした「石板統制派」と、比水を筆頭にした「石板開放派」のどちらが正しいかは判断することが出来ない。石板の力自体がどの程度のものかが定かでないためだ。純粋にイデオロギーの問題と考えるならば、比水たちのように規制反対を唱えて革新を推し進めることも保証された権利であるべきだろう。ただ、唯一問題なのは、石板の真理に非常に近い位置にいたシロ・ヴァイスマンが宗像派についているという事実だ。また、これまで最高王権者だった黄金の王も「保守」側に位置しており、事情を知る人間は2人とも「石板は管理する必要がある」と判断したのである。つまり、それだけ石板の管理には危険を伴い、安易な開放が一層の悲劇をもたらす可能性を示唆している。もちろん、それだって支配する側の欺瞞である可能性はあるが、イワさんの信念や比水の目論見もそこまではっきりした目算があってのことではなく、あくまで現状に悲嘆した人間が「何か変革を」というのですがりついた1つの可能性に過ぎない。トータルで見れば、やはり幾らかはシロ側に部がありそうな話ではある。

 しかし、今回そんな思想の対立において、シロサイドの印象を大きく損なう事件が起こってしまっている。それが「宗像の挫折」だ。イワさんの言っていたことはいちいち図星だったようで、宗像は想像以上にへこみ、うちひしがれている。絶対の自信を持っていた人間が折れるとこうも情けなくなるものか、あまりに痛々しい様子で、「結局セプター4の正義ってのもその程度だったのか」と失望されるのは致し方ないところだろう。かつて周防尊が王と見込んだ宗像礼司という男は、もう少し芯のある人物だと思っていたのだが……まぁ、今回ばかりは彼にとっても想定外過ぎたというのもあるし、自身のダモクレスの損傷の早さから来る焦りもあるのだろうが……。

 そして、そんな宗像の「揺れ」をより端的に表しているのが、まさかの伏見の造反である。セプター4の中では淡島さんに続いての実力者だった猿比古だが、新たな上司として見込んだ宗像のふがいない姿に彼も戸惑った様子。檄を飛ばしに出向いたものの、そこで見たのはあまりに情けない上司の姿。あげく、これまでクランのために働いてきてわずかでも繋がりが出来たと思っていたところに、裏切り者のレッテルまで貼られ、元々根無し草だった彼にも変革を迫られる。個人的には、猿ってのはもう少し野心家で、確固たる自己を持つ人間だと思っていたのだが、今回宗像との言い合いでは割とマジで感情的になっていた様子。青のクラン、全体的に予想以上の脆さだった。突然仕事を放り出してバックれてしまった猿。その一番の被害者は、中間管理職の淡島さんだったりするのである。可哀相に。

 ここからは「石板奪還作戦」になるのだろうが、どのあたりを中心に回っていくことになるんだろうか。比水はとりあえず全力を使い果たしたのでしばらくは充電期間が必要だろうし、シロも情けなくへこんでいたので、クロやネコから励まされて頑張れるまではしばらくかかりそう。今回一番被害が少なかったのは吠舞羅だと思われるので、アンナを中心に「分かりやすい馬鹿」をコントロールして一念発起といきたいところだが……。

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 BLで繋がる世界の輪、第7話。……全然事件とか起こらないけど、この世界は放っておけばあと数世代で滅ぶんじゃないかな……。まともな繁殖能力が維持出来るとは思えないし……。

 それにしても、街を歩くだけでやたらと貴人要人にぶつかる街である。お約束とはいえ、流石に人間関係構築するパターンはもう少しあってもいいんじゃないかね? 展開だけを見たらず〜〜〜っとハクたちが交差点でパンくわえてぶつかってるだけの話だから飽きてくるぞ。いや、可愛いからそうでもないんだけどね。今回は岩畑さんコンテ回。ぱたぱた動き回る姫様と、とにかく徹底的に崩れるルルティエが可愛いのである。幼女が生尻を全開で出しているのに別にエロくないという不思議な世界。

 これまでハクたちが町中などでひっかけてきた貴人は数知れず、ルルティエに始まり、近衛隊長とたまたま知り合ってその妹と知り合い、アトゥイにぶつかり、さらに今回は帝都を統べる怪しげな「帝」の後継者たる姫にもぶつかった。最初にぶつかったのはよりにもよってメロンブックス(仮)帰りのルルティエさんであり、ハクとウコンが実力でわかり合ったのと同じように、女の子2人はBL趣味でわかり合った。ただ、姫様の場合は純粋に「男の友情」として素直に良い物だと認識しているようで、背徳感と隣り合わせで楽しんでいるルルティエさんとはちょっと訳が違う。ルルティエさんは強気な態度でアトゥイにも布教を目指すが、残念ながらそちらには響かなかった様子。まー、帝都の花道に専門店が用意されており、あれだけの女性客で賑わってるんってんだから、もう十二分にこの街は腐ってるよ。ルルティエはこの街に来る前から既に素質は充分みたいだったが……何なの? 世界はBLで出来てるの? もっと探せば百合専門店とかもあるの? 是非教えて下さい。

 多分突っ込みどころとしては確実に間違ってるが、何故ルルティエは「ラウラウ先生」とやらを外見から判断することが出来たのだろうか。流石にあの世界の書籍には「著者近影」はのっていないだろう。ということは、ルルティエはどこかで実際にラウラウ先生を目撃していなければならない。作家先生を目撃するということは、おそらくこの世界のコミケみたいなところがあったのだろう。しかし、そうすると作者の顔を知ってるってことは作品の1冊や2冊は持っているべきだ。直接スペースまで行って購入し、あわよくばスケブまで書いてもらう、ルルティエのバイタリティならそこまでやるはずだ。しかし、実際には彼女は有名な先生なのに作品を持っていなかった。つまり、普通に考えたら初対面なのである。それが何故……。まぁ、作者本人が突然現れて献本を差し出す時点でおかしいしな。唯一考えられるのは「実は彼も姫様の関係者だったから見張ってた」っていう線だが……万一そうなのだとしたら、もう、この国は公的にBL王国だよ。男連中にはやおい穴を標準装備だよ。

 だってなぁ、ブルーマウンテン先生、違う、八柱将の1人であるはやみんもあのハマリ方だったしなぁ。BLって、何の予備知識もないところにいきなりぶち込んだらああいう反応を示すものなのだろうか。そういや「プリズマイリヤ」の美々も電気で撃たれたような反応を示していたっけ……。げに恐ろしきは腐の情念よ……。

 先週の懐かしい空気はどこに行ったんだよ! 

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 神原元気やな! 第7話。ここまでかっ飛ばした声だったけ? 久しぶりだからなんかテンションを合わせるまでにしばらく時間がかかったわ。今期はこれに加えて不二子、トワ姫様と実に多種多様な沢城みゆきを楽しむことが出来て、現在は「金田一」でも最近だと珍しい方向で濃いキャラを担当してるのでお得。神原タイプの役も、最近はあんまり回ってこなくなったから貴重ですわ。

 さて、老倉育編が一段落していよいよ次へ進むのかと思っていたら、なんと時間軸は扇ちゃんが転校してくるよりもさらに前に戻ってしまったという。一応「語る」形式になっているので作品世界の外延部では扇ちゃんが関わっていることになってるが、基本的には扇ちゃんとは無関係な事件と見ていいのだろう。阿良々木さんが何であんな境遇になってるのかすらよく覚えていないが、とにかく、「いつも通りに」大変なご様子。今回も既に何かを「忘れている」ような、頼りない様子を見せており、引き続き彼の迷惑な主人公体質が世間をかき回しそうである。しかし、忍がいなくなって「人間並み」になってるとか言う割には、神原のアタックと甲冑のアタックを受けきって生きてるんだよな。「するがデビル」の時ほどメッタメタにされたわけではないが、あれだけの打撃でも充分人は死ぬと思うのだけどもね。

 タイトルが「しのぶ」だから忍メインになると思いきや、今回エンドロール1ページ目に記録された名前は神原のもの。さらにエンドロールの2ページ目にいっても扇ちゃんと斧乃木ちゃんの名前しかないし、相変わらず忍がしばらく出てこないパターンになるのか。でもオープニング映像は確実に忍用のものになってるんだよな(まあ、前回の真宵編もそうだったけどさ)。ちゃんと出てきてくれるんですかね。ちなみに、老倉編でも相変わらず素晴らしい出来だったオープニングだが、今回は忍の歌唱ではなくてインストメインでイメージ映像もウエダハジメ演出のかなりアクの強いものになっている。これまではエンディングで主な仕事をしていたウエダハジメが久しぶりにオープニングに出てきて、一体どんなイメージを伝えたいものやら。しかし、何にしてもインパクトがあって良い映像だなぁ。ラストの板村さんの名前から新房監督、そしてタイトルまでの繋ぎとかすげぇ格好良い。

 さておき、神原である。久しぶりに阿良々木先輩に呼び出されてウッキウキの神原さん。いつも通りにエンジンは常にフルスロットルで、みゆきちボイスで「純血を奪ってくれ」だの「処女のまま死ぬのは嫌だ」だのなんだの。ホントに見事なキャラ立ち。ヒロイン勢が頑張ってこその物語シリーズだが、やはり初期5名はレジェンダリーな活躍を見せ続けてくれるね。出来れば精神的な繋がりを信用していない神原さんには、そのまま自慢の膂力でもって阿良々木先輩を手籠めにしてしまって欲しいものなのだが、彼女の場合、その障壁として戦場ヶ原さんという大きすぎる存在が邪魔しているのでそれができないのだよなぁ。まぁ「ガハラさんが惚れたほどの男」だからこそ神原もこんな状態なわけで、壁が無くなったらそれはそれで駄目なんだろうけど。阿良々木さんだって天然のすけこましなんだから、ちょっとくらい気の緩みから神原に手を出してもいいと思うの。エロ同人みたいに!

 残念ながらそういう作品ではないので、ここはひとまず彼女の唯一の自慢であるプロポーションだけで満足しておくことにしましょう。彼女が呼び出された理由やら鎧武者の正体やら、分からないことだらけなので特に書く事も無いな!(その割には文章が長いな!)ラストには何と斧乃木ちゃんまで登場。まー、このタイミングで神原が呼び出されたんならもう1人でてくるのは臥煙さんくらいしかいないはずだし、「よつぎドール」の思わせぶりな活躍だけで斧乃木ちゃんの出番が終わるはずがないものね。頑張れ童女、張り切れ痴女。とりあえず声だけ聞ければそれでいいけどね!

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 提クレの入り方よ、第7話。どうなのさ、スポンサーに喧嘩売る形にすら見えるんじゃないの? いや、いわゆる「おいしい」やつなのか。どうせこんな作品に出資する企業なんてまともなはずないからな!(偏見)

 さておき、すっかり世間では「話題の人気作品」という評価を確立した本作。一部には腐女子向けのレッテルを貼って忌み嫌う層もあるみたいだが、今作はそんな甘いもんじゃない。だって、六つ子の絡みが売りだっていう作品なら、どう考えても今回の3本目みたいなのは出てこねぇからな。いや、誰向けの作品だとしても出てこない気もするが……ひょっとして腐女子ってダヨーン×デカパンでも文句無くいけるの?! だとしたら私の想像の範疇は飛び越えてしまうので何も分からないけども……。改めて見るとデカパン以上にダヨーンって狂気の塊みたいなキャラなんだよなぁ。笑うとか冷めるとかいう以上に恐怖を感じるわ。そもそもサブキャラ連中ってシチュエーションによってコロコロ立ち位置が変わるから、六つ子以上に謎多き存在なんだよ。チビ太は辛うじて定職もあるし、常識人なのでイメージは固定されてるが、デカパン・ダヨーン・ハタ坊あたりは設定自体がもう不気味だ。今回のお話はそこにガンガン燃料をぶっ込んで明後日の方向に射出したものだ。出張コントみたいなショートなら勢いで逃げ切れるが、長尺だと……SAN値がガリガリ削れるなぁ。

 さて、そんな3本目はいいとして、今回のメインは文句無しで1本目だろう。やってることは「一人だけ抜け駆けしようとしていたトド松が残り5人に襲撃される話」なのだからパチンコ警察と全く同じ展開ではあるのだが、あのときは軽めのネタ扱い、今回はがっつりメインで一本分。病巣は深く、救いようは無い。いつものように六つ子それぞれの表情をどのように区別していくかがエキサイティングだ。個人的には十四松好きなので、ヤツの「完全にハズれながらもどっかでほのぼのさせようとしてくる感」が実に病んでいて良い具合。残りの兄弟が全員便所に放り込まれたのに1人だけ床掃除して放置されてるシーンとかはなかなかいい味だし、一松との謎の漫才コーナーも2人の狂気が分かりやすく表れている。やっぱりおそ松家の爆弾は四男・五男よな(世間では数字松と呼ばれている?)。

 しかし、この話の最大の問題は、「トド松は他の5人さえいなければ普通に働けるし、社会で問題なくやっていける」ということがあからさまになったことである。兄弟間では「ドライ・モンスター」と称されているが、どっちかっていうとドライというより「打算的」「理性的」な特性であり、他の5人があまりにも社会的な計算と縁がないことの方が問題。トド松単体ならば、「ドライ」部分は対人関係ではあまり問題にはならないだろう。まぁ、あんだけ平気で嘘つくやつだし、無事に合コンに行けていたとして、その後女の子との関係性がどう発展していくかは定かでないが……。

 こうして「能力の高い」トド松を全力で下から引っ張る残りの5人。5人も5人でそれぞれ全然違う性格なのだからまとまることもない気もするのだが、何故か「トド松の阻止」という目的意識だけは一致している。そういや扶養家族面接に至る過程でも割と団結してたっけ。「兄弟が足並みを揃えること」に関しては、プラス方向でもマイナス方向でも絆が強固になるようだ。そんな5人を相手にしてトド松単体で勝てるわけがないよなぁ……(カラ松1匹だけなら割と撃墜出来そうだけど)。

 今週の裏ハイライト・一松がスタバで実弾投入。やっぱり一番キレてるのは一松で間違いない。

 今週の表ハイライト・一松にパフェ食べさせる十四松。多分、この辺はそっち方面の方々にはガチポイントなのだろうなぁ。

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 こんなことしてる場合じゃない定期。今回は割とあっさりした回答が多いな。

 

Round1・「でぃばいだー」

1.コンパスに同じ。

2.(通信用語)分配器。

3.金箔を重ねて保管する際、間に挟む薄い紙。ゴールド・ティッシュ。

4.株式売買の一時的停止措置。

5.お邪魔者。

 ③は1年以上前に出題された「ふたほがみ」の時に全く同じものがあり、書いた人も当然同じ。本人は以前使ったことはすっかり忘れてたようで、よっぽどゴールドティッシュが好きなのだろう。

 

Round2・「ぶにち」

1.一日単位で計算する複利借用を指す語。

2.日本をあなどること。

3.(一日一分の意からか)土木労働者の蔑称。

4.修道士見習い。主に日常雑事や付き人に従事した。

5.日本舞踊の俗称。

 

Round3・「どんばく」

1.水量の多い滝。大瀑布。

2.ビールの隠語。

3.ダラブッカに同じ。

4.→ストロー

5.(do and back)実行と退去。

 更に前、1年半ほど前に「だらぶっか」が出題されてるっていうね。

 

Round4・「むーぶまん」

1.荷電式体脂肪測定法のこと。またその商品名。

2.(中国語)満足。

3.(フランス語)運動。特に市民運動。

4.時勢を左右するような重要人物、才人。時代の寵児。

5.→ムーブメント。

 今ググったらこの名前でそれなりの規模の声優事務所がヒットして、知らなかったことがちょっとショック。どっちかっていうとナレーションメインの事務所やからシカタナイネ。

 

Final Round・「やらっぱこん」

1.バロック建築に特徴的な天井中枢部にすえつけられる鉄鋲。

2.(天使のラッパの音が矢のように降りそそぐ壮大な結婚式が開催されることから)王族どうしの結婚。

3.菜の花の根。北九州では食用。

4.先の二つに分かれ、女人を思わせるような形状をした大根。

5.メキシコ原産のヒルガオ科の植物ヤラッパの塊根。乾燥して下剤とする。

 「もうこんな言葉ないよ」と全員が匙を投げるという展開。この中から選べって言われてもな……。

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 天性の魔女声ってあるよね! 第6話。うん、それが言いたかっただけなんだけど。何の前触れもなく現れて何の躊躇いもなく除霊されていったメフィストフェレス、あれは一体何者だったんでしょうか……。

 今回のストーリーを見て改めて思うのは、今作は本当に筋の進め方がへたくそだということだ。全くの予断ではあるのだが、流石にここまで適当だと原作の責任では無いんだろうな。アニメに落とし込む時に無理矢理尺を詰めてとにかく筋だけ進めようとしているせいで、肝心の設定部分を全部口頭で説明して終わりになってしまい、まったく画に語らせるつもりがない。原作は非常に素直なラノベ展開だと思われるのだが、尺を1.5倍程度に伸ばすだけでも、また違った印象の作品になっていたのではなかろうか。勝手に想像してなんだか可哀相になってくる。今回も、うさぎに言い寄ってくるあのヘタレの扱いがあまりに雑で、メフィストが正体を現し、鳳の体を乗っ取ったあたりで関係性が豹変するところが性急過ぎてついていけないし、「メフィストの大望」があるはずなのに、その辺の説明も本当に流すだけなので、敵全体の小物感が半端無い。草薙と生徒会のやりとり、クライマックスでうさぎがどちらを撃つのか判断を迫られるシーン、どちらも小隊の絆を確認する重要なシーンのはずなのに、本当に流れの説明だけで手一杯だ。突如現れて「この特別な銃弾が効くヨ」と勧めてくれる杉波なんて完全に道具扱いである。なんかもう、色々と可哀相。これで作画がめっちゃいいから画面を見てるだけで満足、とかならいいんだけど、要所要所でカクカクと変な操り人形みたいな動きになっちゃうしなー、ホント、勿体ないなー。

 じゃぁ、そんだけリソースを浪費して何が残るのかっていうと、やっぱり「うさぎちゃん可愛い」なんだな。そこだけは、ギリギリでうま味を残してくれているのはアニメスタッフの最後の矜恃なのか。まぁ、初夜シーンで襲われてるときのマグロっぷりとかはもうちょっと扇情的に描いても良かった気もするのだが、相手がヘタレ野郎でなくて草薙になれば、精一杯あざとい姿を見せてくれるのでそこだけは良し。ラストの裸リボンも実に決まっている。このうさぎ編だけでもう2話くらいの尺を取って、精神的に蹂躙されるうさぎちゃんの図を克明かつ執拗に描いてくれればもっともっと素晴らしい作品になっただろうになぁ。

 来週はまさかの杉波メイン回? あるんだ、ちゃんと。

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 わーい! 可愛い女の子がいっぱい! 第7話。急に女性キャラ比率が増えて華やかな作品になりましたよ。とてもいいことです。

 相変わらず問題が絶えない鉄華団。あれだけ頑張って櫻井&松風コンビに対処したというのに、今度現れた敵キャラは元親会社の社長と繋がっていた鳥海浩輔(相変わらずキャラ名を認識してないので中の人の名前で)。櫻井・松風、そして鳥ちゃんと、鉄華団が相手取らなきゃいけない野郎共はいちいち曲者ばっかりだよな。「小僧ども」と侮られる鉄華団には、「大人の厳しさを教えてやる」てんでお仕置きしにくるいけ好かない大人どもが多いのであるが、何しろ今回は鳥ちゃんがトップなのである。その配下はムサ苦しくて嫌らしいおっさんが多かったこれまでの群勢とは訳が違う。右腕とおぼしき兵卒のトップにはCV田中敦子のケバくてムチムチしたナイスバディーエロ姐さん、そしてその配下はブリッジクルーまで含めて全員女の子。なんて素敵な組織なんだ。みんな鳥ちゃんが唾つけた女の子ばっかりなんでしょうかね。約1名「ダーリン」とか言ってる輩もいましたしね。羨ましいですね。

 しかし、一度モビルスーツに乗ってしまえば男も女も無いのがガンダムワールド。先週はバトルシーンが無かった分、今回は宇宙空間とは思えない恐ろしいバトル描写で見せる見せる魅せる。特にアキヒロの試合展開は凄まじかった。お互いに間接取り合っての肉弾戦をあの距離、あのサイズで展開するんだものな。多分視聴者の7割くらいは「あ、アキヒロ逝ったわ」って思ったはず。CV田中敦子のキャラがあれだけ大見得切って出てきたんだから負けるはず無いし、「ミカに託されたんだよぉ!」って特攻をかけるアキヒロはどう見ても死亡フラグの塊だったし。しかし、思い切りの良さが運命を変えたのか、すんでのところで生き残り。まー、満身創痍なのでこれまで以上に整備班は苦労しそうだけども。

 そんなアキヒロの頑張りマッチメイクに加えて、ミカはCV日笠というなかなかに刺激的な女の子と1対1。バルバトスはこの世界のMSでは強い方なのかと思っていたのだが、しょせんは旧型、ガンダムフレームを使っているからといってそこまで高性能というわけではないらしい。純粋にスピードで後れを取ってしまい、相変わらずきびしい戦いが続いている。アンカーを使って命懸けの攻防に持ち込んでなんとかドロー。日笠キャラの方もスピードにかまけて好き放題やるだけの馬鹿というわけではないらしく、いざ捕まった後にも正面から啖呵を切ってミカと互角にやりあった。この弾けっぷりは今後が楽しみなキャラだ。その他、ブリッジクルーにはCVシカ子なキャラもいるし、もう1体のモビルスーツ乗りなんて中の人はまさかのビルドファイターズ・レイジの中の人。それはそれは強そうですよ(そうでもないか?)。こんだけ一気に女性キャラが増えると、ただでさえこれまでお荷物臭の強かった姫様の扱いがますます雑になりそうだけども……まぁ、アトラちゃんと一緒になんとか頑張って欲しいもんである。

 それにしても、ブリッジで黙々と作業を続けるフミたんの存在が気になってしょうがないんだけどもね……彼女、先週から既に怪しかったんだけど、今週もやたらに思わせぶりなカット割りが多かった。彼女の正体は一体?

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 思わず「なるほど」と膝を打つ第7話。確かに、その配役ならそうなるやろ。相変わらず鷹揚な演出方向も、ここまでビッグネームが出揃った会談の場だとしたらしゃーなしやな。

 今週は「ぐんぐん塔を登っていく比水くん」の巻。中盤、階数とかいう概念を無視して超スピードで登っていく謎の発光現象の描写があったから「これもう各フロアに警備おいても意味ないし、隔壁とか役にたたんやろ」と思ったのだけど、そっからアンナとの試合になったらちゃんとビルの中をのんびり飛んでましたね。ミハシラタワーの構造と規模がさっぱり分かりませんわ。あれだけの高層建築でどこにどういう階段ついてんだよ。大体階段なら1カ所を延々上に登るはずやろ。加えて紫ちゃんがあっさり床をくり抜いて下の階に移動してたんだから、やろうと思えば逆に天井ぶち抜いてショートカットするのも余裕やろ。そもそも、アンナと比水が併走してるシーンは2人ともほとんど飛んでるようなもんなんだから(一応比水は跳躍してる描写になってるが)、もうシロたちと同じように外壁伝って行った方が早いやんけ。シチュエーションだけを見たら突っ込みどころしかないぞ。

 そして、今作の特徴として、「アクションシーンは気合い入ってるんだけど、やってるバトルはドラゴンボールばりに雰囲気だけ」という点も。「アンナと比水は直接ぶつかるとどっちが強いんだろう?!」とか気になったのに、お互いに赤いエネルギー弾と緑のエネルギー弾をぶつけ合ってるだけだからあんまり「王どうしの戦い」っていうスケール感が出ないし、攻撃自体は単調。スクナみたいに武器を駆使して戦うと見た目にも映えて本作の売りである大仰すぎるアクションでもしっくりくるんだけども。まー、今回の比水の特攻はあくまで前座ってことで納得しておきましょうかね。一応彼の能力にも説明が付され、「実はリビングデッドだったけど特殊能力で心臓などの生体をコントロールしており、その運動をチャージ&ブーストさせて今回みたいな無茶なことも出来るよ」とのこと。つまり1年に1日分しか心臓を鼓動させないことで若さを保っていた聖闘士星矢の老師と同じ理屈だ。普段拘束具で極力運動を制御していたのも、この日のために運動量をセーブするためだったってことか。いや、別に拘束せんでもいいとは思うけどね……。

 こうして比水が突っ込んできたわけだが、もちろん彼の運動能力についてのネタが割れていたおかげでラストの宗像スラッシュであえなくガス欠。ドレスデン石板を前にして、これまで対面することの無かった2人の王がゆっくり対話する機会を得た。すげぇ余談だが、この「王どうしの対話」における各々のクランのイデオロギーについては、Magicのカラーホイールと対応させると割と面白い。これまで「緑ってなんでネット関係の能力者なんやろ?」と不思議だったのだが、彼らの理念はあくまでも「生命の有るべき姿を有るべきままに」というもの。「野放図」というのは別に弱肉強食の野生にだけ適用される概念ではなく、「人間としてやりたいことをやる」という自由さの尺度にもなる。ネットの中で好き放題遊んでいるスクナだって、立派に緑のクラン・ジャングルの体現者だったということだ。自然の摂理に任せることを奨め、人間が必要以上にコントロールすることを嫌うのはまさにMagicにおける緑の立ち位置そのものだったのである。そうすると、緑が青のクランと仲が悪いのは必然なんだよね。シロ(白?)とはそこそこ話が出来るのも分かる。ただ、Magicと違って緑と赤も仲が悪いんですよ。おそらく緑の使っている道具立てが野性味からはほど遠いものだったせいなんだろうなぁ。ジャングルの理念はグルール・ゼナゴスあたりの赤緑の理念が近いんだけどなぁ。これで赤の王がアンナじゃなくて尊だったらまた話は違ってたのかもね。

 Magicのカラーホイールでは白・青・赤・緑があり、これに無色や黄金(多色?)などが加わるわけだが、残る「黒」だけはこのKには登場していなかった(クロはいるけどね)。そこで、今週のびっくりどっきりであるイワさんの正体だ。何と、緑の王は何も単体で他の3つのクランに喧嘩を売っているだけではなかった。黄金の王の死を確認し、残るクランは無色を除いて5つ。その残る1つのクラン・灰色が緑と手を組んでいたのである。「灰色」の持つ特性は現時点では謎に包まれているが、イワさんが塔を登る際に用いた霧の魔術や、「死んだと思わせて登場する」という手管などから、少なくとも単なるパワー馬鹿でないことは間違いない。っつうか、あの風体、あの声で単なる悪者は出てくるまいよ。さて、予想外の戦力の参戦で、目の前の石板を巡るバトルはどうなっていくのか。今回淡島さんがずっと辛そうな顔してたし……宗像も間もなく……。

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11月13日 ドラフト模様(BFZ×3)

ピック順 【Alessi】→【Mei】→【Serra】→【Sangriter】→【Sea-chicken】→【Thraxi】→

 

 来週は結局どうなるかは分かりません。「分かりません」って言ってる時点で集合を強制していないので、あんまり発生しない気もする。まぁ、僕は当日現場待機してるとは思いますけどね。……なお、丁度良い具合にパックはあと1試合分くらいですので、もしさらに試合がやりたい社会人とかがいる場合は、自分のパックを用意してくださいね。パックを用意してくださいね。パックを用意してくださいね。

 以下、ドラフト後の統率者戦ダイジェスト。対戦は黒白・白赤・赤青・青緑の4人戦。早々に青赤デッキから「荒れ狂う嵐の儀式」が登場し、前回の統率者デッキの感覚だった我々は「まぁ、どうせ終盤になればジリジリもつれ込む展開やろ」ってんで、5/1を使ってノーガードのお互いを殴り合う。白赤デッキが統率者のパンチや「砂岩の予言者」の飛行パンチも加えて青赤デッキも殴られていたので、全員のライフがすぐに20点以下へ。ちなみに、この間青緑・白黒の両デッキは「やることが無いので統率者を出す」→「白赤デッキから全体火力が降る」の繰り返しで無駄に統率者が疲弊していくだけ。ブロッカーが安定供給出来ないせいで「嵐の儀式」の5/1が止まらないのよ。マナアーティファクトの引きがやたら良かった白赤デッキがカレムネさんに加えて「マグマの巨人」やら「暁輝きの発動者」やら「雄牛のやっかいもの」やらを並べて、極めつけは「戦長の巨人」による無尽パンチで全軍にプレッシャー。対抗出来るのは手札の安定する青赤デッキのみで、何度かバウンスで調整するが、他の2つのデッキは何もしない(出来ない)。結末はあっさり訪れるもので、残りライフ1点になっていた青赤から「複製の儀式」(当然キッカー)が炸裂し、速攻を持つ5体の「戦長の巨人」が無尽でトークンを爆誕させて全プレイヤーに25点パンチ。終わったかと思いきや、白赤はブロッカーが豊富だったので3ライフ残しで生き残った。それでも青赤デッキは別に慌てない。反撃に備えて、「霊気化」を「神秘の回復」で回収していたためだ。手札に「霊気化」があることは全員が知っていたので、「まぁ、返しのターンでまた5体の『戦長』が殴ったら終わりや」と思っていたのだが、白赤デッキは「マグマの巨人」1体でアタック→「霊気化」でバウンス→リキャストして全軍2点。終了。

 なんか今回のデッキ、回り方がピーキーすぎやしません?

 


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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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