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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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Regal Caracal 威厳あるカラカル (3)(W)(W) R

クリーチャー・猫

3/3

あなたのコントロールする他の猫・クリーチャーは+1/+1の修正を受けるとともに絆魂を得る。

〜が戦場に出たとき、1/1で絆魂を持つ白の猫・クリーチャー・トークンを2体戦場に出す。

 Magic業界を揺るがす、史上最大のロードが登場。何が最大って、そりゃファン層に決まってるじゃないですか。世界にはゴブリン好きは沢山いるし、天使好き、ドラゴン好き、ひょっとしたらウーズ好きや執政官好きなんてマニアックな人間もいるかもしれず、多くの種族がロードの登場を待ちわびている。しかし、誰が何と言おうと世界で最も愛される動物は猫だ。つまり、もっとも愛されているクリーチャータイプは猫なのだ。その猫を強化出来る史上初のロードなのだ!! うん? 「黄金の若人ラクシャ(5DN)」がいたって? あんなもん、猫のロードじゃなくてレオニンのロードだろ。僕が求めてるのはムサくるしい亜人じゃないの! 純粋な猫なの! さぁ! これでさっそく猫デッキを組むんだ。5マナと随分重くなってしまったが、他の猫を大きくする純正ロード能力に、なんと子猫を引き連れてくるという阿漕なチャームポイントまで。トータルのステータスは3+2+2になるので充分だし、ロードが生きようが死のうがトークンの絆魂だけは残る。まぁ、つまりは「訓練されたカラカル(RTR)」なんだけどな。子カラカルが各々1マナ換算だと、ロード本体は3マナ3/3だぞ。すげぇ! さっそく現行スタンダードで使える猫をピックアップしようぜ! →「たかり猫猿」 →「狡猾な猫猿」 ……違う、俺が夢見た猫デッキはこんなんじゃない……。「黒猫(M15)」は絶対いれるからな。あと「無害な申し出(EMN)」も忘れずに。なんて可愛らしいお顔だこと!

 

Renewed Faith/新たな信仰(ONS)」 U

 懐かしいなあ。オンスロート当時に生み出された「サイクリング誘発能力」の先駆けの1枚。効果自体は本当にささやかなものだが、実は2マナキャントリップの時点で最低限の仕事を果たしており、そこに幾ばくかのライフまでついてくるというのは、存外悪くない設定。いざというときは緊急避難用の6ライフモードまで搭載されている(そっちがオプションなんだよな)。オンスロート当時も穴埋めカードとしてそこそこのニーズがあり、他にも圧縮が有効な統率者戦などでは汎用性の高い1枚として登用されることも。世の中何が求められるか分からない、という良い例である。しかし、まさかこいつがアンコモンに格上げされる日がくるとはなぁ。

 


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 某氏の送別会代わりのたほいや。まぁ、その主賓は最終的に手元に点数が残りませんでしたが。

 

Round1・「ざーねん」

1.「座禅」に同じ。

2.ヤギの一品種。スイスのザーネン地方原産。

3.クロアチアの国民的清涼飲料水。色は青くにごり、酸味が強い。

4.江戸期のインドネシア人僧。長崎に留学し、空念に師事した。

5.海抜下分帯。

 「せっかくの送別会だから」というので1問目は下ネタ(?)出題をしてくれる優しい先輩。ここから、ユルい「下ネタに聞こえる単語」縛りが発生。③日本の国民的清涼飲料水って何なんでしょうね。ポカリかな。④「江戸期にインドネシア人がよく留学できたな」。

 

Round2・「あらちお」

1.荒々しい男。隆々たる男。

2.荒々しい男。勇猛な男。

3.元気のよい男児。やんちゃ坊主。

4.ねじれたへその緒。

5.イスラム国営放送局。

 下ネタっぽい縛りその2。語感を優先したためにこんな解答に。④は「荒血緒」。⑤についてはシンキングタイム中に真剣に議論が行われ「アラブ+ラジオ」ではないかと推測されたが、正解は「アッラー+ラジオ」であった。いや、正解じゃねぇけど。なお、その後の議論で「じゃぁマスラオってなんなんだろう」という議論も行われたが、その結果「ますらお = muscle 男」という貴重な見解を得ることも出来た。人生是勉強であるな。こうして我々はどんどん駄目になっていくんだ! 

 

Round3・「ごむしゅ」

1.フランスの新聞記者、詩人。反政府詩の旗手。

2.ナポレオンなどの業の深い紳士を示す語。

3.仕えるべき主を持たない侍を婉曲に言った語。浪人。

4.字数が定まらず語呂の良くない歌。拙句。

5.梅毒性病巣の一種。種々の臓器に発生。

 下ネタ……っぽいか? ゴム+種だから、一応連想は出来る。中学生男子か。②、既に文章の時点で訳が分からないが、シンキングタイムの途中、「業ムッシュ」であることに無事に辿り付くことが出来た。めでたしめでたし。なお、正解の「ゴム腫」については、私のようにグロが駄目な人は画像検索などはしない方が良い。

 

Round4・「ふぁんどしえーくる」

1.源泉調査。乾燥地帯での水源掘削や温泉の探知を指す語。

2.ドイツの理論物理学者。アインシュタイン=ポドルスキー=ローゼンのパラドックスに実数解が存在することを予言した。ノーベル物理学賞。

3.参加者が金銭を出しあうことで経営される自警組織。

4.世紀末。

5.閉幕。カーテンフォール。

 別に下ネタっぽくはない。②誰だか分かんないし何を予言したかったのかもさっぱり分からない。執筆者にも分からない。ちなみに、このお題はなんか似たような問題、下手したら同じ問題が過去に出されていなかったか、という話になったのだが、少なくともうちのデータで全く同じ言葉は見あたらなかった。確かに似たような感覚の語を見た気がするんだが、なんだったっけな(たほいやのやり過ぎでもう駄目だ)。

 

Final Round・「ちちぼむ」

1.J・S・バッハのオルガン歌曲「カンタータ10番」に登場する天使。痴と情を司り、美しいオルガンの音色で人々に悦楽(オルガニズム)を与える。

2.赤子が授乳を拒む。

3.(乳ばむの転)産気づく。

4.「ちちはくる」に同じ。

5.実際とは異なる夢。吉夢を凶兆、悪夢を吉兆と成す。逆夢。

 有終の美を飾る単語、おっぱい爆弾。しっかりと期待に応えて(??)見事な解答を作ってくれた某氏に、約1名ツボに入ってしばらく呼吸できなくなったヤツもいました。せっかくなので調べてみると、楽器の「オルガン」は内臓器官などを意味するorganと同語、意味が分化したもので、その語源はラテン語のorganum。対していわゆる性的絶頂を意味するオーガズム(オルガスムス)はラテン語のorgasumusからだそうです。なんか、よく分かんないけどもう一緒でいい気もしますな。

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 「可愛い声優を追いかけて、一生を終えたいです!」第21話。ライジングシコースキーの言葉は魂に響くなぁ。

 これまでパチンコ・競馬といったギャンブルにばかり入れ込んできた六つ子が、ついに兄弟で対決することになる。今まで一切触れてこなかったことが不思議なくらいの舞台設定、麻雀。やっぱり麻雀はクソニートに欠かせないツールであるな。松野家の雀牌はなんと完全オリジナルのステキ仕様になっており、ソーズがおでん、ピンズは全てに松マークが入っているという凝ったデザイン。さらにイーソウは鳥の代わりにエスパーニャンコが彫り込まれており、14枚集める「十四松」というオリジナル役まで存在する(?!)。これ、ちゃんとした筋から商品化したら結構売れそうな商品だけど、どっかの企業が動かないもんですかね。腐女子の皆さんに麻雀を売り込もう。

 激しい雨の中の薄暗い闘牌シーンは、深夜の麻雀アニメの火付け役である「アカギ」の分かりやすいパロディ。福本漫画を基盤に「哭きの竜」なんかも姿を見せていたお話だが、当然、六つ子のやることなので最強雀士決定戦なんかにはならない。全員が全員、分かりやすい欠点を抱えたヘボ麻雀。それぞれまとめておくと、棒テン即リーのみのノーガード麻雀、「オーラス知らずのおそ松」。最速最強の鳴き麻雀のくせに、下りるときにはひたすらチキンという矛盾だらけの阿呆、「ベタオリの貴公子、トド松」。完全デジタルで流れやツキ一切信じない、徹底理論派麻雀のくせに、嘘がつけない性格のせいで待ちが丸わかり、「ノーリターンなオープンリーチ、チョロ松」。オカルト上等、突然のあがりから絶対時間に突入する流れの帝王ながら、チョンボ率も大幅アップ、「フリテンの暴君、十四松」。異様な麻雀、速さも打点も全く読めないが、それって単に弱いだけなので機嫌が悪くなってしまう、「卓がえしの一松」。ひたすらに役満オンリー、あがれるわけない「不和了のファンタジスタ、カラ松」。よくもまぁ、揃いも揃ったりのヘボ6人である。

 こうしてみるとおそ松、カラ松、十四松、一松なんかは分かりやすい。おそ松は基本的にイケイケで都合の悪いことは考えないタイプだし、カラ松は麻雀漫画なんかでハマってしまい、効率無視で格好だけつけるタイプ。十四松も普段の生活通りに注意力が散漫なだけだし、一松も「陰キャラを気取ってる割に普通に駄目なだけ」という分かりやすい打ち手(ただ、十四松は突如ロジカルに場況を読む覚醒モードもある)。それらに比べると、普段から突っ込み役にまわる2人は一見すると強そうだ。どちらも理論派を気取っており、ドライだったりライジングだったりするのは麻雀に強そうなのだが……勝負事だとメンタル弱いのかよ……トド松なんて普段あれだけ面の皮が厚いんだから、勝負事もしれっと戦えそうなもんだが、普段から危ない橋を渡らない生活をしている人間なので、ちょっとしたリスクでもとにかく避けたがるんだろうなぁ。そのくせに手牌を短くして防御をおろそかにするあたりは単に向いてないのか。チョロ松までいくと既に芸術。いくら「手牌が透ける」といっても、なんで四七ピンとか一点読みで顔に出せるんだよ。いや、案外素人の時点って待ちが分からないから口の中でぼそぼそと「スーチーピン、スーチーピン来い」とかつぶやいてたりするもんだけどさ。結局、ステージが変わっても駄目なもんは駄目っていうだけなのね。

 オチは「おそ松が突然ゾーンに入っちゃったから他の5人がなあなあにしてうやむや」オチ。そうなんだよなぁ、麻雀って最低でも4人のゲームだから、1人で独走すると完全に冷めちゃう3人が連帯してグダグダになることがあるんだよなぁ。いや、普通はあそこまでひどくならないけども。しかし、あの家には百点棒がどんだけあるんだろうな。ちなみにその他の要素としては、カラ松のナレーションが非常に聞きやすくて助かる、ってのが1つ。まぁ、当たり前なんだけどさ。カラ松さんは六つ子の中では一番の常識人(??)なので、こういうサポートの仕事に回ってくれると信頼感があってありがたいです。あと、そんなカラ松が冒頭で読んでいたスポーツ新聞には、チョロ松が応援しているアイドル「橋本にゃ〜」について「熱愛発覚?!」という記事が載っている。まぁ、Bパートでチョロ松が変わらず応援してたみたいだからトバシだった可能性も高いが。

 というわけでBパート、「神松」。ついにあらわれた、六つ子の追加キャラ神松、あと悪松(ご丁寧にキャストクレジットは神松だけ白い文字、悪松は黒い文字で記載されている)。ただでさえ画面がうるさい六つ子アニメなのに、さらにもう1キャラ追加してしまうという無茶だが、それでも何となく「来るんじゃないか」と思われていた話でもある。六つ子の善を全て吸い上げてあらわれた神松は単なる良い奴。さらに超人的な能力までを持ち、六つ子を徹底的にコンプレックスのドツボにたたき落とすという悪魔である。いや、そんなんで苛まれる六つ子の方に全面的に責任があるに決まってるのだが、しょうがないんだ。もう、こればかりは。神松を称える両親の台詞は1つ1つが俺みたいな人間にもダイレクトに刺さるから辞めろ。マジで辞めろ。でもまぁ、まっっっっっっっっっっっっっっっっっっっったく働きたくないよね。

 Bパート開始時から実はこっそり湯船に紛れ込んでいた神松。その存在に最初に気付いたのは、おそらくそっち方向とのチャンネルが広いと思われる十四松(単にポジショニングの問題かもしれないけど)。いや、流石に。流石にぃ! まー、その後の展開は非常に分かりやすいものだったので特に突っ込みどころもないのだが、六つ子が持ち寄った殺害手段がそれぞれに個性を持っていたのは相変わらずだ。カラ松のマシンガンは……本物なんでしょうかね。一松の腹マイトは本物な気がする……。こういうシチュエーションでも一切自分の手を汚さずに脇でガヤに徹しているチョロ松は、前回の「イヤミの学校」の教訓を全く活かす気がないんだよな……。

 そして、なんか変なタイミングでCM挟んできたなー、と思ったら、突然のエンディング。脚本家、面倒になって投げてないか? いや、むしろこの投げ方こそがおそ松か。ネタとして見過ごせないのは、六つ子パワーの集合体、悪松のCVが満を持しての杉田だったことだろうか。杉田まで揃ってしまっては、もう完全に収録現場が単なる遊び場だ。ちなみに神松はCV野島・弟。充実してんなー。

 なお、今週のエンディングは完全にブリタニアの王子。

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 なんかもう、ハルマゲドンクラスのイベントがいたるところでガンガン起こってる、第32話。もう最終回も近いってことだよなぁ。

 あらゆる局面が一触即発、池袋全体がどこもかしこも爆心地。やばすぎる怒涛の展開ながらも、何故かみんなして案外淡々と物事を進めているようにも見えるのが不思議なところ。改めて見るとすごいことしか起こってないのに。まず、何と言ってもセルティ爆誕だろう。「デュラララ」の放送開始が2010年の頭なので、6年目にして初めて、セルティの身体が頭の支配権を得た(逆か?)。日本国内でセルティが声を発したのも初ということになるな。土壇場の局面、まさかの鯨木さんも静雄も首放置という状況から、最終的に首を手に入れて決断を下したのはまさかの森厳である。うーむ、まぁ、元々セルティの首をパクってきたのがこのおっさんなわけだから、6年かけて巡り巡って(作中時間だったらもっと長い時間を巡って)、ついに復活した伝説のデュラハン。はたして、そこにかつてのセルティ・ストゥルルソンの記憶は残っているのだろうか。池袋の町に突如生み出された彼女は、一体どこに向かい、何をするべきなのだろうか。

 そして、そんなセルティ復活祭を賑わすかのように、これまた池袋の伝説、折原臨也と平和島静雄が互いの命を賭けた最終決戦へと挑む。臨也は当然あれこれとこすっからい手で静雄を翻弄するが、静雄だって腐れ縁の臨也が何をするかなんて大体想像している。火の海を飛び越え、鉄骨をブッ叩き、一切小細工無しで一直線に臨也の下へ。因縁の対決は決着を迎えることになるのだろうか。そしてその場合、どちらかが命を落とすことになるのだろうか。また、そんな戦いの真下では、静雄を追うヴァローナが番兵役の美影との対戦を開始。ヴァローナは手負いの身なので流石に全力での対戦というわけにもいかないのだろうが、鯨木さんはあんまりモチベーションが高くないから基本的に傍観してるだけなのだろうか。セルティに対する罪歌の縛も解いてしまったし、いくらステゴロ最強とおぼしき美影さんでも本気の鯨木さんなら相手にならないと思うのだが。

 そして、そんな罪歌の力が影響を及ぼした中心地は、意外や意外な露西亜寿司。罪歌軍団を生み出して率いているのはこれまた意外な那須島隆志その人である。これまで、贄川春奈関係で少しずつ表に出てくるようになり、割とあくどいことも平気でやっていたように見えたが、さらに今回は町の趨勢を左右する罪歌について、その内容を随分熱心に研究していたことが明らかになった。以前も「上から斬りつければ他の罪歌を上書き出来る」など独自にルール開発を進めていたが、今回は春奈との協力体制をより密にし、かつてないほどの速度で「孫」を増やし続けている。彼の狙いは、池袋の未来を左右する可能性がある平和島静雄という化け物であり、彼を打倒するための下準備としてトムさんを狙ったらしい。つまり露西亜寿司の面々は凄まじいとばっちりなわけだが……それでもケロッと御禁制火力を用意出来ちゃうあたりが流石。相変わらずサイモンが楽しそうだが、やつが本気出すとやばいんだよな。那須島は喧嘩売っているところがそれなりにリスクを孕んでいることは理解してるのだろうか。まー、あれだけ賑やかな罪歌の力を手にしてしまえば、もう余計な心配などしないかなぁ。罪歌の影響は当然杏里にも及んでいるようだが、杏里と沙樹ちゃんはどこに向かっているのだろうか。ヤクザものも多数巻き込んでしまった今回の騒動は間違いなく罪歌のコントロールが解決の第一歩であるはずなので、杏里の立ち位置というのはかなり重要なはずなのだが……。

 そして、そんな杏里について、波江さんの暴走で虚実を織りまぜて情報が飛び込んできた正臣&六条コンビ。チャットルームを上手く使い、シレッとコネクションを繋いでくれる「大人な」六条さん。彼の余計な悩みを一切無視したスピーディ解決はみていてスカッとするわね。ただでさえ紀田・竜ヶ峯・園原のトライアングルはもやもやだらけだったし。これくらい単純に、直球のみで解決しようと動いてくれるのは助かる。六条さんの場合、単なる馬鹿でなくて案外したたかに策を練っているのも侮れない。あの波江さんが手玉に取られてふじこってたからなぁ。あの文字列はわざわざ読まんでもいいとは思うがな。そして、そんな六条たちと対峙する帝人・青葉コンビ。帝人はやっぱり泉井さんから拳銃を受け取っていたわけだが……もし今後そのアイテムを使うとして、相手は一体誰なんだい? まさか六条さんを撃つわけではなかろうし……。現時点でダラーズにとっての不穏分子ってひょっとして青崎さんじゃねぇだろうな。

 セルティ関係・臨也&静雄関係・ダラーズ関係と、各々が鉄火場を迎えようとしている中、地味な部分でも動きはありそう。久しぶりに登場のドタチンは、罪歌騒動の様子も確認し、全てはセルティレベル(つまりは化け物レベル)までフェイズが進んでしまったことを悟っている。湯馬崎は放っておいても大丈夫かもしれないが、一人で夜の街に出てしまった狩沢さんは危ないかも。この期に及んで狩沢さんのピンチとか、とんでもないアニメである。早くドタチンに会わせてあげてー。あれ? そういや新羅ってどこで何してんだ? まだ寝かされてるのかよ。お前も主人公の1人なんだから早く帰ってきてー。

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 なんだこれ、第8話。何がどうなったらこういう方向にぶっ飛ぶんだ。いいぞもっとやれ。

 確かにブランキは複数体あることは言われてたわけで、オーブ、炎帝(あと先週までのやつ)以外にもたくさんあってもおかしくは無いが、何故か国籍を看板にしたチームがまとめて2つも。チームアメリカ、チームロシア、それぞれにブブキ使いが5人ずつ、全員色彩やらコスチュームやらがいちいちかっ飛んでいる。これまでのアズマVS礼央子の構図以外にも、色々と面倒臭い連中が増えまくって一気に賑やかに。

 いや、まぁ、その方向性で新展開があるのは別にかまわんのだが、今回の珍妙な空気は一体なんだったんだろう。この作画でギャグに完全に振り切れると訳の分からん方向でポップになるな。作画……っていうのかなぁ、元々CGなんだから描き込み方ってそんなに仕上がりに影響は無いものだと思っていたが、こんな分かりやすい方向で毛色を変える方法があるとはおもわなんだ。ギャグにありがちなデザイン性にはデフォルメってのがあるわけだが、このCG作画の場合には別個にキャラデザインを立て直さないとデフォルメ絵にならない。そのまんまのキャラクターでギャグタッチにしようとしたとき、モーションの面からギャグっぽさを出そうとして、「コミカル」を演出すると不思議と「安っぽさ」が出てくるという。いや、ここで「安っぽい」ってのは別に悪口ではないんだ。コメディを表す記号としての「ヘンテコな動き」が絵を固定して描かれるとこういう風になるんだ、っていうのがむしろ新鮮。でも、「絵を固定して」「モーションでヘンテコ」って方向から、なんか「てさぐれ」的な廉価アニメとイメージが被るようになるんだよな。普段は「CGで出来るだけ自然な動きを」っていう方向で力を割いているスタッフが、その動きを別方向に振り分けた時にどういう絵になるか、改めて見直して堪能してみたい。

 この妙なデザイン性が一番端的に表れたキャラが、アメリカ代表のデブだったってことやね。あのデブが面白すぎて、それでいてキモくて、この感情をどう表せばいいのかよく分からない。ネガとポジが同時に大量に押し寄せてくる。こんな形で細谷の才能が活かされるとは思ってもみなかった。他のメンバーも色々と濃いなぁ。来週以降、チームアメリカがどういう絵で描かれることになるのかが今から気になる。流石にこの流れで来週以降もギャグを維持することはないだろうし。こうして外敵の数が増えると、相対的にチーム礼央子の四天王が味方っぽく見えてくるので、四天王ファンが増えた今は嬉しいサービスよね。

 

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 あまりに濃密な第8話。今回はホントに強烈なシーンの連続だった。1枚1枚の画に破壊力があって、じっとりとした動きの少ない世界でもアニメの見せ方ってのは色々あるもんだ、と再発見した気分。

 シーン1、八雲師匠と菊比古。すっかり自分の落語をものした菊比古の芸を見て満足げな師匠。相変わらずストイックな菊さんはそれでも芸を磨くことを忘れておらず、その延長線上にあるのは真打ちになるという大きな目標。彼にとっての落語は「自分のための落語」であるが、真打ちになることで「自分を作ってくれた」落語界への恩返しをしなければならないという目標も持っている。師匠からしてみればこんなにも孝行な弟子もいないだろう。しかし問題はもう1人。頭痛の種は無くならない。そして、菊比古の方にも問題が残っていないわけではない。自分が小姓として満州から引っ張ってきたみよ吉が、気付けば菊比古とくっついてしまっていることに責任の一端を感じている八雲。自分でひっかけておいて小言をいうのも憚られるが、「所帯を持つならちゃんとした女にしておけ」ということだけは菊比古に言い置かなければいけないらしい。当の菊さんは「それは間違っていると思う」と言いながらも、みよ吉とくっつくことが自分の芸をまっとうする道と相反するものだとは考えている。「自分のための落語」「落語のための自分」という関係性の間に、「みよ吉」というピースははまることがない。師匠の思惑とは違った次元で、菊比古自身もみよ吉を扱いかねていた。

 シーン2,縁日の宵。菊比古の不在で愚痴を言い合うために自然と席を同じくしたみよ吉と助六。共通の話題があれば話は弾むもので、唐変木の菊比古を話の肴に、2人はほんの少し距離を縮める。みよ吉の口から蕩々と語られる菊比古への思いは一片の迷いもなく、あまりにひどい菊比古の仕打ちに対しても、全てを分かっていると語ってじっと耐える彼女の姿はあまりにも甲斐甲斐しく、男心には憐憫を誘う。陰のある表情、気だるげな中にも信念を感じさせる語り口によって、みよ吉という女性の魅力は嫌でも高まり、そんな「不憫な女」を前にして、助六が放っておけるわけがない。彼女が菊比古に一途であることは重々分かっているし、そんなことをしても救いにもならないことは分かっているが、祭りの喧騒にもほだされたのか、思わず彼女を引き寄せて抱きしめてしまう。この時の助六の衝動は、けしからぬとは思うが、人として致し方ない部分もあっただろう。ここで放っておくようでは、彼は助六でなくなってしまう。

 しかしこれが天の配剤か、菊比古は旅から戻っており、一部始終を目撃してしまう。ここで単に菊比古が「勘違い」から激昂してみよ吉を攻め立てるだけなら、2人の関係に救いもあっただろう。しかし、菊比古は全てを分かっていた。みよ吉の気持ちも、助六がそうしてしまった成りゆきも、その全ての責任が、自分にあることも。この機を潮時と見定めた菊比古は、「一世一代の大嘘」に打って出る。素っ気ないそぶりでみよ吉をはぐらかし、彼女の想いを逆なでするような返答に終始する。どうにもならない菊比古にやるせなくなったみよ吉は思わず手をあげるも、ここで打たせてくれない菊比古の徹底した残酷さ。「覚悟を持て」と言い捨て、この局面が決定的な転機であることを伝える。そんな菊比古の決意を受け止めることなど出来るはずもなく、哀れな女は、ただ姿を消すしかなかった。

 これだけの愁嘆場、舞台の上の男2人には絶望的な隔たりが産まれるものだが、ことこの2人については、互いを責める結果にならないのがまた残酷なものだ。みよ吉が退場し、残された男二人のシーン3。相変わらず全てをわかり合った兄弟2人。今回の一件もあり、2人はようやく分かれて暮らすことになる。それは喧嘩別れでも何でもなく、はっきりと見えた互いの目標に向けて、いくらか違った方向へ歩き出すためのスタート地点として。助六は「客のための落語」を目指す。変化することも落語のうちであり、客のニーズに合わせてその瞬間瞬間で最も面白いものを提供するのが助六の役目。その目的のためには、菊比古がお目付役となって枠にはまっているわけにはいかない。対する菊比古は「自分のための落語」を貫く。自分を作ってくれた落語は業界そのものがもたらしたものであり、伝統ある落語という文化を守り、貫き通すためには助六のような自由闊達な落語を目標にはしない。「そんなものぁ落語じゃねぇ」とまで言い切り、変革を良しとせずに古きを貫く。しかし、「伝統と革新」という相反する目標を掲げた2人にも、通底する「落語が好きである」という部分だけは変わらない。この1点が守られている限り、どれだけ意見が食い違っても、2人は決して隔たることがない。これまでは目の仇にしていがみ合っていた部分でさえ、成長して互いが見えるようになった今では、各々を励みとしながら、切磋琢磨することが出来るようになったのだ。たとえその確執の中で、1人の不幸な女性が振り回されていようとも。何とも残酷な友情物語である。

 シーン4,助六の追想と八雲の名。ようやく明らかになった助六のオリジン。彼が最初に落語を教わった「師匠」はなんと遊楽亭の門をくぐったこともある人物であったという。片や夢破れて素人芸の日陰に追いやられた助六、片や大名人と謳われて落語界を背負って立つ八雲。あまりに明らかなその対比に、助六は野心と復讐心を燃やしている。かつて芸の世界から転げてしまった助六という名を腕一本で押し上げて、最後には八雲の名を奪い取るのだ。彼の落語に対する信念は、自分の信じる「助六の落語」で最終的に「八雲の落語」に成り代わること。そのためにこれまで、曲げず、折れずに戦ってきたのだ。そして、その夢は遠くない未来に見え始めている。菊比古の目にも、それは明らかなように思える。

 しかし、我々視聴者は知っている。八雲の名が最終的にどこへ辿り付くのか。助六はこのあとどうなっていくのか。そして、みよ吉は。

 八雲という「名」の重みに改めて向き合う師匠は、遊楽亭の系図を見つめ、その先に新たに刻まれるであろう名前を思う。落語業界は何を求め、何を選択するのか。菊比古が部屋で一人稽古している演目は「死神」。若者の夢は、未だ夢のまま。

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2月26日 ドラフト模様(OGW×2 BFZ

ピック順 【Serra】→【Thraxi】→【Alessi】→【Sangriter】→【Sea-chicken】→【Mei】→

 

 今週末は色々とあったせいで眠い状態で適当更新。金曜土曜と家を空けると録画が十数本増えててしんどいねん。

 なお、今週も下位の順位はなんとなく(相談の上)決めてます。別に故意じゃないから!

 

 


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 約一ヶ月ぶりのたほいや。すぐに衰えてしまうたほいや脳のリハビリは大変だナァ。

 

 

Round1・「けにやった」

1.チェコの劇作家、政治家。放送作家として名を馳せるが、反政府活動に参加したかどで投獄。のちに首相となる。

2.ケニアの政治家。民族運動を始動した初代大統領。

3.インドに伝わる想像上の植物。五十年に一度花を咲かせるとされる。

4.ケニアの独身女性。

5.ケニアの政治家。首相。

6.→果物ナイフ。

 1問目、当然のように居並ぶケニア要素。まぁ、正解だから仕方ないんだけど。⑤は適当に書いたけど偶然正解を書いてしまうパターン。

 

Round2・「はふれうす」

1.6世紀のギリシャの数学者。「アレスの3心」で知られる。

2.内部に刃を仕込んだ臼。危険だが生産性が高い。

3.ギリシア神話に登場する妖精。森の奥深くにおり、その姿を見かけた者には幸運がおとずれるとされる。

4.羽振れのうすくなった着物。古着。

5.おちぶれてどこかへ行ってしまう。姿が見えなくなる。

6.正気を失い、そのまま失踪してしまうこと。

 ②。今回タイラントはいないのだが、深夜テンションで割と早めに駄目な方向にエンジンがかかった様子。

 

Round3・「じんじゃだいしょう」

1.百年以上を生きながらえ、神格を得た蛇。

2.邪な企てを興す者が求められる代償。必罰要償。

3.賽銭の蔑称。

4.守護神の一。玄奘が砂漠を渡りインドに往返したとき守護した鬼神。

5.つまらないと思われる者にも情けを施すと思いがけない報恩を受けることがある。

6.人に必ず一つはあるうしろめたさを感じる物事を指す言葉。

 なかなか良いターム。どの解答もかなり煮詰まってる感がある。①、「これ、ジャが蛇でダイで大蛇だよね」ってのと「いや、アオダイショウとかそういう方向じゃねぇの」という2つの蛇要素が被っている。どっちを意図したのか、制作者にことの真意を聞きそびれたな。③、蔑むな。

 

Round4・「りんじゅうしょうねん」

1.死の間際にこそ念仏に専心すべきであるとの教え。

2.美しいものが人々の心をとらえ惑わすことをいう。

3.浄瑠璃における難役の一。近松門左衛門「冥土の飛脚」第一幕の主演。

4.鱗の鎧をまとって熊の手を燃やすネパールに伝わる儀式。

5.念仏の行者が死に臨んで心乱れず往生を信じて疑わないこと。

6.→走馬灯。フラッシュバック。

 良いタームその2.もう、皆の頭には天使に連れて行かれるネロとパトラッシュしか浮かばない。④は鱗・獣・掌・燃。ネパール人に何させてるんや。鱗が無理矢理過ぎる。⑥、その2つを並べるのは説明として投げすぎだろ。

 

Round5・「しらんのか」

1.[枕]春霞、桜にかかる。

2.紫蘭の実。

3.紫蘭の葉を磨り潰して作った抹香。紫蘭香。

4.毒性の蘭から抽出した香料。

5.→しらぬい。

6.良友に交わって受ける良い感化。

 出題時に「しらんのか?」と言った時点でネタとして完結したかと思われたが、答えも意外とためになる。ちなみに「しらんのか」で画像検索すれば当然(略)

 

Final Round・「さいもっぽ」

1.エスペラント語で農夫の意。宮沢賢治が好んで用いた。

2.妻のない男がなぐさみに家に置く人形。

3.朝鮮の地名。現在の仁川。

4.特に土着信仰において、実際以上の価値を謳った宝物。収穫した産物を金品に見立てるもの。

5.細く切ったさつまいもを飴でコーティングしたお菓子。

6.破壊神カルティケーヤの異称。

 ラスト問題のこの「何語かも分からないしどうしていいか分からない」感。答えも四方八方に飛び散ったために超難問となり、見事に全外し達成だった。ちなみに⑥カルティケーヤは実在する神様らしいです。「ペルソナで知ったんや」。

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 変な女だったな……第8話。今回活躍(?)した凡河内みほさんの中の人は渡辺明乃。谷口悟朗作品的にはスザクとヴィレッタさんのカップルでした。明乃はたまに「いい女」の役も回ってくるが、どうも「いい女。なのに……」みたいな役になりがちだな。酒飲んで暴れるところは中の人と一緒。

 「正体不明の新しいウィルウェアが現場に介入してきたけど、無言で正義をまっとうする良い奴だった!」ってのはなかなか興味深い導入。「普通に考えたらよりハイスペックなマシンが出てきたら最終的に敵になるに決まってるけどね!」とどんな正体なのかをワクワクしながら見ていたら、あっという間に装着者本人からさらっとネタばらしされるという腰砕けの展開。今回のお話は瀬名とみほさんの「何か変なカップル」がメインなのだが、この2人の、というかみほさんの行動原理がよく分からないので、何とも妙な印象のエピソードになっている。

 彼女のミッションは、新たなウィルウェアを操ってその性能テストを兼ねつつ、匿名で大活躍して先に噂レベルで民衆から支持を得ておき、充分に知名度が上がったところで「実は統合自衛隊の開発した新兵器だよ! すごいだろ! もう第八なんていらないよね!」という流れに持っていくこと。まぁ、第八云々は差し置いても、とにかく先に実績を上げてから導入を発表することで、スムーズに最新鋭の機器を導入する大義名分を手にするとともに、他の部局を出し抜いてやろうという考えなのだろう。実際にこの作戦は上手くいっており、理不尽なくらいに高性能な新型ウィルウェアは「もう第八いらないじゃん」という空気を生み出すことに余裕で成功した。というか、視聴者もそう思った。「もう、あいつ1人でいいんじゃないかな」的な。しかし、最後の最後でトラブってしまい、統合自衛隊の目論見は狙い通りにはいかず、単に瀬名の痴話喧嘩を色んな人が堪能するだけに終わってしまったという。まぁ、あれはあれで存分に面白かったからいい気もするのだが、この世界のウィルウェア技術開発競争の熾烈さを考えると、今回のミスは今後の機材導入なんかに響いてくるんだろうな。

 今回の描写だとはっきりと断定は出来ないが、もちろんみほさんのウェアがイカれちゃったのはロゴスのしわざということになるんだろう。ウェアがイカれた直後にシーンが移って生徒会長が「すごいこと発見した!」と叫んでいたのは、まぁ、そういうことなんだろうな。ロゴスって一枚岩じゃないから何が目的なのか未だに定かじゃないのだが、とりあえず統合自衛隊の最新鋭兵器にまで余裕で介入できる時点で日本のセキュリティは全部つかめている気がするよ。次回は「いよいよロゴスが」って言ってたので、そろそろ正面から花江君あたりが挨拶しに来る展開かな。

 まぁ、そんな政治的な問題はさておき、今回一番の問題因子はやっぱりみほさんその人だろう。登場時には一分の隙もない「いい女」だった人が、何故か瀬名と2人で飲みに行った席では一発でぶっ壊れた。あの豹変っぷりは流石についていけない。「ひょっとして酒乱なのかな?」とも思ったが、素面なはずの事件現場でも瀬名へのあたりの強さはかわらなかったし、回りに瀬名以外の人間がいない場合には簡単にぶっ壊れるらしい。「自分以上の完璧主義で、彼女についていくことすら出来なかった」という瀬名の発言から彼女の性格の問題は推し量ることが出来るが、ただ、情報ソースが瀬名ってのは微妙なんだよな。こいつもどっかおかしいのは間違いないし。結局、この2人の関係性ってどっちがどう悪いのか……。まー、男女の関係にどっちが悪いもないのかもしれないが。「完璧な彼女に相応しくなろう」と努力した結果、歩く速度まで指定するような男がまともなわけないよな。でも、「何回目かのデートでテンパって上座に座ってしまった! ごめん!」「ホントに許せない! 大恥をかいたわ!」みたいな会話が成立してるあたり、割れ鍋に綴じ蓋の良いカップルな気もする。というか、こういう奴らは似たもの同士で大人しくくっついておけばいい気が。

 で、結局ババミッチーってなに。赤い洗面器の男的な。

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