最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
この一週間で映画泥棒の顔を4回観てる。俺に暇を与えるからこうなるんだ……。後は多分WIXOSSは間違いなく観に行くだろう。問題は月末公開のミルキィホームズなんだよ。ミルキィをわざわざ劇場で見る必要も無い気がするのだが……スタッフが1期スタッフなんだよな。1期なみの爆弾作品がくるなら観たい気もするが……。あ、ちなみに「今週で4回」は「傷物語」「ニンニンジャー」「これ」の3つに加えて、「4回目のガルパン」だよ。ぶっちゃけ、ガルパンを安い日に見に行くついでにこれも観た感じである。もう、継続戦を定期的に観ないと禁断症状が出る身体になってる気がする。人生に大切なものが全て詰まってるんだからしょうがない。
<以下、この映画の本質に触れるかもしれないし触れないかもしれないので、未視聴の方はご注意ください>
PR 「GO!プリンセスプリキュア」 6→7 ウソダヨ、オワッテナイヨ。ライシュウモマタ、テレビヲツケレバキララチャンヤトワッチガワライカケテクレルヨ……。
最高だったろうが。もう、何も言うことはなかろうが。個人的にはプリキュア史でも最も盛り上がった作品です。まぁ、ドキプリの時も同じようなこと言ったけどさ。毛色が違うのさね。ドキプリがキョウリュウジャーだとするならこっちはゴーオンジャーみたいな面白さだった、といえば分かるかな。いや、分からん。俺にも分からん。 とにかく全部のキャラに愛着が湧くっていうのが希有なところで、元々は「きららちゃん最高だろうが」から始まったのだけど、そこから無駄なキャラがほとんど出てこず、1本1本のストーリーでそれぞれに「楽しいな」と思えるポイントが押さえられているのが大きい。4人の中ではみなみんが一番愛着が薄いのだけど、それでも彼女が不必要だとは全く思わないし、彼女がメインの話ではいちいち輝いていた。ドキプリの関係性がマナを頂点にして四角錐を形成するとしたら、こちらは完全に4人が等しく結びつく。はるはるがいて、みなみんがいて、そこにきららとトワっちがいるのだ。もちろん、「5人目のプリキュア」ことゆいちゃんだって元気だし、クローズさん、シャットさんもいるよ。悪役のドラマが盛り上がったのもシナリオラインを支える上で大きかったな。きっちり全員に花持たせた上で、ディスピア様もこけおどしでなくてちゃんと「ラスボス」してたんだよ。大前提にディスピア様ありきで、そこから「絶望の被害者」としてのロロ、「絶望の離反者」としてのシャットさん、そして「絶望の体現者」としてのクローズさんの3人。このポジショニングがドラマ作りとして最高だった。ラストバトルがクローズさんとの一騎打ちになり、勧善懲悪にせずに「絶望を飲み込む」形での決着。あの形だったからこそ、最後の「ごきげんよう」がバシッと決まる。いちいち見ていてスカッとするシーンが多いんだよなー。 映像面でも、今作は色々なところで一段上のものが見られた気がする。いや、プリキュアは本気出すと毎回すごいのだが、今作は衣装の見せ方とか、バトルの演出にもかなり野心的なカットが多くて、アクション映画さながらの見映え。最終話のクローズ戦、あれだけ見せてくれれば他の話数の多少のアラは気になりませんよ。まぁ、東映アニメはそういうムラも合わせて楽しむ前提になりつつあるんだけども。でも、全体的に安定感はあった気がするけどね。きららちゃんは毎回可愛かったからな! はぁ……こうして終わった作品に愛着が強いと、次へのハードルはあがる一方だな……。ドキプリが楽しすぎたおかげでハピチャ辛かったのは正直あると思うし、次はどうなることやら。 鯨木さんと狩沢さんの夢のタッグをもう少し詳しく、第28話。贄川さんが直前に「取引き出来る要素が無い」って一蹴されてたのに、即座に連絡先貰っちゃう狩沢さんすげぇ。 相変わらずの引っかき回しっぷりでございます。今回はキャストロールの最初に竜ヶ峰帝人の名前すら出てきてませんでしたね。こんだけキャラが山ほど出てきてるのに。別のとこにスポットが当たると(一応)主人公すら見えなくなる、鬼のような作品である。今回は大きく分けて3つのサイドでお話が展開しています。 まずは1つ目、カラーギャングを巡るあれやこれや。もう、どの組織がどういう状態になっているのかもよく分からなくなってきたので、私も個人的には六条と同じように「訳が分からないからシンプルに」してしまいたい気持ちです。そもそも問題の渦中にあるダラーズという組織が成立経緯からしてふわっとしてる上に、内部には黄巾族、ブルースクウェアのどちらの要素も抱えていたんだよな。そこでブルースクウェアの血を引く一派が創始者である帝人を取り込んで「粛清」という名のリセットボタンを押そうとしているというのが現状。そして、それをやめさせようとしているのが元々敵対組織だった黄巾族のトップである正臣なんだが、そこに横から茶々を入れてきたのがダラーズに因縁があったようであんまりなくなったTo羅丸の六条である。元々To羅丸とダラーズの確執も仕組まれていたものだったから、六条のいう通りにダラーズには恩義こそあってもわだかまりは無いんだよね、少なくとも六条本人は。んで、ドタチンのために何が出来るかを考えたら、敵対組織としてパッと出てきたのが黄巾族なので、とりあえずそこをシメておこうと。どうやって正臣の居場所を突き止めたのかは謎だが、まー、泉井さんも同じ場所に来てたし、「馬鹿となんとかは高いところが」理論で合っているのかも。 六条のアホっぽい提案を活用せんと、正臣は古式ゆかしいタイマンマッチを受諾。彼にしては珍しく、必死に身体を張っての戦い。流石に真面目に戦えばそれなりに頑張れるもんだな。ただ、相手が化け物なので分が悪すぎるのだが。そして、そこにさらに殴り込みをかけてきたのが元祖ブルースクウェアである泉井さん。こちらは臨也の息のかかったチームですわね。これで明確にダラーズにとっても黄巾族にとっても敵になりうる存在が出てきたわけで、六条も目的を同じにして共闘態勢に入れるかな? それにしても泉井さんのハンマーは元気だなー。 武闘派の戦いばかりの中、沈黙を守っていたのは留置所にぶっ込まれて傍観者を決め込んでいた静雄。静雄は基本的にジョーカーみたいな存在なのでこのままじっとしててもらうのかと思っていたのだが、流石に主要キャラがここで出てこないはずがないのか。罪歌の導き、つまり鯨井さんの差し金? で首奪還作戦の話を聞いた静雄は親友であるセルティのことを考えて誘いに対しては思い切り脅しをかけて追い返すが、ここでさらに釈放の連絡。どうやら臨也サイドもあれこれ考えて動いている様子。手駒として現場に駆けつけたのはあのヴァローナ。彼女を仲介して静雄VS臨也の因縁の対決もいよいよヒートアップしてきそうだ。 そして、今回の目玉である3つ目のステージは、前回に引き続き3人の曲者女性を集めた罪歌軍団による座談会。罪歌が複数ある謎については鯨木さんがタブレットを使って懇切丁寧に説明してくれた。さらに謎の美女だった鯨木さんは特に正体を隠す様子もなく、淡々と「どうも、悪人です」と自己紹介をし、己がアイデンティティに悩む杏里にアドバイスと商談を持ちかけ、さらに脇でピーピー騒いでいる贄川さんは適当にあしらった。流石に罪歌オーナー軍団の集いになると、単に子を克服しただけの贄川さんは立場が弱いな。鯨木さんという人生の大先輩から貴重なお話を聞くことで、園原さんもようやくちょっと吹っ切れるきっかけがつかめたようで、今回の一件を収めるまでは罪歌を手放さないという自らの意志を確認した。鯨木さんも別になんとしても杏里の罪歌が欲しいわけではないので、そこは若者の自立心に任せることに。蕩々と若者に語って聞かせる鯨木さんの勇姿が眩しいワンシーンでした。さらに、ドタチン復活の報せを持った狩沢さんが飛び込んでくれたおかげで、何かとヒートアップしていた贄川さんも沈静化。罪歌会談は無事に丸く収まったのであった。 贄川さんの出番はこの辺で終わりかなー、と思っていたら、まさかの親父さん訪問から那須島への接続。ここに来て那須島がこんだけ絡んでくるのはやっぱり意外だ。贄川さんに対する態度が完全にエロ漫画のサオ役の親父やんけ。この世界はいい女が多いので、不審者連中もお仕事が捗りそう。あと、鎮静剤が超強いし。「誠二暴れる→森厳が黙らせる→波江暴れる→新羅黙らせる」の流れのスムーズなこと。仲良いよな、こいつら。そしてそんな「セルティと愉快な仲間達」のところに、ますますネットワークを広げる鯨木さんがまさかの直接お宅訪問。なんかもう、妖怪だらけの世界になってきましたよ。お話的にも、中の人的にも。桑島VS沢城っていう鉄の女対決はなかなか他の作品で実現しなかったので、ここでがっつり見たいんだけどなー。 ダクネス陵辱シーンは中の人実写版でやってもらえませんかね、第3話。っつうか、もう、女騎士シーン全般を中の人でやってほしい。エロいということを全存在をかけて表現し尽くしてほしい。 てなわけで、おそらく最後のパーティになるであろうダクネスの正式参戦。少年漫画といえば「駄目駄目だって言われてるけど何か1つだけ優れた点があって、それを上手く使ってのし上がっていく」っていうのが定番なわけだが、今作の場合は「全体的に優れてそうに見えるけど何か1つ致命的に駄目な点があって、それのせいで一事が万事で駄目」っていうセッティング。確かにクルセイダー(一般的な文脈だと聖騎士クラスになるのかな)という立派な肩書きを持つダクネスなのだが、人のために身を捧げる高位存在が、目的と手段をはき違えて被虐を快楽にしてしまったらそりゃもう色々駄目だ。色々とゲーム脳でおかしなことが乱立する世界ではあるが、女騎士が「モンスターに陵辱されるところまで女騎士の役目」って理解してるあたりが完全にトんでいる。いや、別にそれ常識じゃないですよ。本当に一部の限られた層でのお話ですからね。 そんなダクネスさんが正面からカズマにパーティ入りを志願してくるわけだが、第一ラウンドはそのお友達の盗賊っ娘からのスキル伝授のお話。この世界のゲーム設定は色々と便利過ぎる気がするのだが、アビリティを獲得する時にそのアビリティ保持者とコンタクトをとるだけで条件が満たされるってのは結構簡単。まぁ、ポイントが必要なので無計画に全部貰っていくわけにはいかないのだろうし、前回レベルが3上がって獲得したのが3ポイントってことは、レベルアップ1つにつきポイントが1点もらえるシステムだと考えられる。冒険者のレベルなんてせいぜい100に到達するかしないかだと想定すると、あんまり無計画にアビリティを広げるのも考えもの。今回カズマが盗賊系スキルを3つまとめてもらったのだって、長い目で見れば正しいのかどうか。でもまぁ、索敵とか潜伏は悪くないだろうし、当座の資金源としての「ぬすむ」だったら効率は良いか。全部1ポイントでもらえるってのは割とゲームバランス適当だよな。 しかし、カズマの最大の武器はそのラックの高さであった。おかげで、ラックが関係すると思われるスティール能力では必ず最大の「お宝」を盗んでしまうという。今週は「グリムガル」とこれで、同じ異世界ラノベが同時にパンツ話をするという謎のリンクである。片や、破れたパンツを買い換えるまでの苦難のお話、片や並み居る女性キャラのパンツをことごとく脱がせていくお話。まぁ、どちらも「履いてない」事件だから一緒やな! 盗賊っ娘さんのパンツが案外可愛かったし、めぐみんはちゃんとパンツもコーディネートを揃えているのは良い心がけだ。この世界はパンツの購入に四苦八苦する心配はなさそうだね(ニッコリ)。もう、カズマはあのスティール能力一本で色々やっていけそうな気もするんですが、とりあえず薄い本を捗らせるところからかな。それにしても、スティールの防ぎ方とか、全部グリードアイランドまんまなのがいっそ清々しかったな。 後半戦は、もう、何がなんだかよく分からないレイド戦である。そうか、キャベツアニメだったのか……。「魔王に苦しめられている絶望的な世界」だと思って来たら、キャベツが謎の生態系を持つ狂った世界だったよ。キャベツが生命体になるのは百歩譲って分かるとしても、その行動原理が「人知れず世界の果てでこっそりと息絶える」って、生物としての本能とか完全無視じゃねぇか。レミングみたいなもんなんでしょうかね。あのキャベツは畑で栽培したものではなくて自生したものなんだろうが、毎年同じルートを通って進軍してくるってことは、毎年同じ場所で同じようにキャベツが産まれるってことだよな。発生源を突き止めればわざわざ面倒な討伐イベントなんかせずとも簡単に美味しいキャベツが楽しめる気がするのだが……(この手の設定を真面目に検討しても意味が無いことは重々承知しております)。 とにかく、被虐の女騎士が真っ先に陵辱される相手がキャベツという、あまりにもハイレベルな設定ではあるものの、絵的にエロいので結果オーライ。作品が作品なだけにそこまで際どくはならなかったけどなー。もう少しやぶれてもよかったんだけどなー。あの鎧、どういう素材で出来てるんでしょうね。その他、焼きキャベツ作りに余念が無いロリっ子めぐみん、すっかり水芸の人になったダ女神など、もう、世界の運命はどうにもならないところまで。あれ、でも花鳥風月って獲得必要ポイント5なんだよな。アクアはなんで習得してるんだ?? まさか、ハイクラスのジョブはレベルアップ時にもらえるポイントが多いんでしょうかね。何にせよ、スティールの5倍のコストを払ってアレを習得するクソ女神って……。あいつ、カズマは知らなかったキャベツ襲来の話を事前に知ってるっぽかったし、すっかり街の人と打ち解けて宴会ねーちゃんになってるっぽいんだよな。アクアを崇拝する宗教の人たちが可哀相すぎてしょうがない。 これだけ荒唐無稽なことをやらかしつづけても、全てを浄化してくれるエンディングが本当に有能。 べっ、別にドラフト通信をあげるのが遅れたのはたほいややってたせいなんだからねッ! あいつが帰ってきたぞ。
Round1・「けんちいし」 1.検地の際、測量に用いられた石製の棒。 2.日本独特の形をした石垣用石材。 3.太政官制度下の官種の一。主に土地の方角を定めた。 4.室町時代、治為桑へ派遣された官職。 5.漬け物石のこと。キムチ石。 まずは軽いジャブから。4人が投票したものがきっちり4つに分かれたのである意味良問といえる(どれに入らなかったかは言わずもがな)。
Round2・「くすりくそうばい」 1.(苦い薬ほどよく効くという意味)他人の忠言ほどありがたいものはない。 2.大名遊びの一。末期の病人に薬を入れた餅と糞を入れた餅をどちらか分からぬように選ばせ、鵜食(うば)わせる。 3.(楠は陸に生え、藻は貝に生えることから)適材適所の意。 4.神占の一。辰砂の煮汁に手をひたし、浮かび上がる文様から時秋を占う。 5.薬の値は原価に比べて非常に高く、暴利をむさぼっているとしていう。 ごめん、読み上げた時に我慢できずに吹いてしまった。しかし、これも4票が散った(どれに入らなかったかは略)。②「鵜に食ませるように」で「鵜食(うば)わせる」と読むセンス。 ??「確かな知性が感じられる文章だから広辞苑なんじゃないかな?」
Round3・「じんばり」 1.淫乱な人。じんすけ。 2.障子に和紙をはる際の手法の一。格子の大きさに切り取った和紙を一つ一つはっていき、最後に障子大の和紙をはることで高い強度を保つ。 3.風呂にジントニックを張ること。 4.競馬で騎手に着目して勝ち馬を選ぶ賭け方。→馬張り。 5.先天性免疫疾患の一。多くは筋失症を伴う。難病指定。 ③短い文章でこの破壊力。なお、元々「ジントニックを張った風呂」と書いていたところを、「いや、間違えた」と申し出て書き直した結果、上記の文章になった。??「確実に正しくなりましたよ」。
Round4・「びゅすちぇ」 1.(蘭)思い出。 2.ウェストまである紐無しのブラジャー。 3.ロシアの詩人。ソ連時代の体験を元に社会を風刺した詩が特徴。主な著書に「世界の果てまで」「進め」がある。 4.ベラルーシ(白ロシア)の首都。 5.衣装部屋。ウォークインクローゼット。 これは個人的に申し訳なかった出題で、文字で書かれたときにはその変な響きから「知らない」と答えたのだが、解答時に思い出してみれば知ってる言葉だった。まぁ、点数状況とかは割とどうでもいい要素だったので、最終的になあなあになった。
Final Round・「ふじょき」 1.書き添え、注釈文。 2.男性に恋人がいない期間。 3.女体を除く時期。 4.烏貝の異称。 5.ホトトギスの異称。 これはどうしようもなかったのだが、解答を読み上げられて、何人かが「?! そういうことなの?」と気付いてしまう出題。まぁ、出題者は全く知らなかった知識らしいので、自業自得ということにしておこう。なお、そんな中でさりげなく哲学的な③が混ざっている。どういうことなのだよ。 1月29日 ドラフト模様(OGW×2 BFZ) ピック順 【Thraxi】→【Serra】→【Alessi】→【Sea-chicken】→【Sangriter】→
新環境2回目。それでも私たち、また5人戦なの〜〜〜入れ替わり立ち替わりのドタキャンで色々折れる。でもまぁ、5人戦の経験値を考えれば俺は有利だからな! まだまだ分からないはずの環境だが、プロプレイヤーの間では既に戦略分析が進んでおります。どこまで信じていいかは分からないし、我々のフィールドである5・6人戦はまた常識が違うので何とも言えないが……とりあえず、しばらくは悶え苦しんどけってことやな。
色気があるねぇ、第4話。こうして聞いてると林原めぐみってのはやっぱり恐ろしい存在だってことがよく分かるな。 少しずつ回り始める歯車。今回は前半のメインが初太郎改め助六の「夢金」、そしてBパートがみよ吉登場編、という構成。まずAパートだが、いきなりボーイ姿の菊さんに驚く。あんまりそういうことをしそうにない人だったが、お金が苦しかったのでとにかく少しでもバイト代がいいところで働いていたんだろうか。高座がいつあるか分からないからあんまりがっつりバイトも出来ないだろうし、こういうときに融通が利くのはやっぱり飲食店なんだろうね。声優のバイト事情と似てるかもしれない。菊比古は基本的にイケメンなので、すらっと立っているだけでも固定ファンがついているようだ。元々踊りをやっていた人間だったわけで、所作が様になっているのはそういうところの影響もあるのかもしれないが、1つ1つのことに折り目正しいのはやっぱり性格なんだろうな。当時の風俗から考えると、そういう所作ってのは洋装にも映えるし、それで人気も出ていたんだろう。足が悪くて普段は杖を使ってるわけだが、バイト中くらいは杖無しでゆっくり歩くのは問題ないのかな。 そしてそこに現れるのは相変わらず対照的な助六。ちょっとでも隙があると酒代の無心、師匠からもらった紋付きもさっさと質入れして飲んでしまうとか、まさに落語の登場人物そのまんま。実在の人物なら志ん生そのまんまだ。菊さんとしてはせっかくのイメージを保ってすました顔でこなしていたバイト先に助六が来るのは都合が悪いようで、いつも通りにシレッと「知らない人です」と片付けてるあたりはベリークールである。あのシーンだけ見ると「嫌ってるのかな」とか見えてしまう可能性もあるが、まぁ、単に仕事の都合だわな。菊さん自身は「アタシは嫌いですよ、あんな男」とか言いそうだけど、別にそういうことじゃないんだよな。小屋への雪降る道すがらの会話、ずっといがみ合ってるように見えるが、結局はじゃれ合ってるだけだからね。ボンをいじって面白がっている助六と、ため息混じりにそんな面倒な相方の面倒を見てやる菊比古。すっかり定着したこのコンビネーションは実に良いものだ。 菊さんが助六に愛想を尽かさないのは、ひとえに自分の欲しいものを彼が持っているから。普段の生活の心配もせずに遊び歩く助六だが、噺の稽古はきっちりやっている。助六は何よりも落語が好きだから、そこでの手抜きは無い。今回の「夢金」については、映像自体はそこまで手の込んだものではなかったが、その分、袖で観ていた菊さんが演じる時、聞く時のポイントを解説してくれているので分かりやすい。演じている助六が楽しそうで、それを聞いている菊さんもやっぱり楽しそうだ。 ちなみに、アニメの上での演出としては、今回の「夢金」はやけにカット割りが多かったのが気になるところだ。具体的には、落語の中でキャラが入れ替わるタイミング、実際には噺家が観る方向を上下と切り替えるタイミングが、カットを割って省略されている。つまり、右を向いた画、左を向いた画が動画で繋がらずに場面がポンと飛ぶのだ。この演出はもちろんこれまでにも見られたものだが、今回は特に多かった気がする。演出効果としては、各々のキャラがスパッと画面上でも切り分けられるので、話の筋が追いやすくなるという意味合いがある反面、切れ切れになると、実際の「演じ方」の描写としてはちょいと不足する。このあたりの取捨選択は演出の狙い方次第だろうが、今回は「夢金」というお話で2人の登場人物の演じ分け、切り替えがポイントになってくるところ。助六の言っている言葉を借りるなら、「菊比古をイメージしたケチ・強欲」なんかを1つ1つはっきり枠を切り取って浮き彫りにする狙いがあったと思われる。こうして、画にしてしまうと似たり寄ったりになりがちな高座のシーンでも、演目によって描き方が細部でかわるのは面白いところだ。今回は後半のみよ吉パートの艶っぽさから監督コンテかと思ったんだが、実際には田頭しのぶ氏という人の仕事。調べてみると「少ハリ」のキャット回なんかを担当していた人のようだ。監督の意図がしっかり伝わっているみたいだし、1つ1つの作業が丁寧なのは嬉しいことだ。 そんなわけでBパートはいよいよみよ吉の絡みになるわけだが、とにかく「みよ吉という女」を描くことに全神経が注がれている。1つ1つの動作がやたらに蠱惑的で、最終的に菊さんもなびいてしまうのがよく分かる。そりゃま、普段から芸者仕事してる人なんだから男の扱いなんてお手の物なのだろうが、こんなんやられたらいくら堅物の菊比古でもクラッと来ますよね。単に押しの一手というだけでなく、菊比古の性格も良く見ていて、押したり引いたりけしかけたりはぐらかしたり、一筋縄ではいかない手練手管が実に厄介な女性。これに林原めぐみの声が加わって、何とも形容しがたい魅力がギュギュッと詰め込まれている。徳利を触るその手指の動きだけでもドキドキしてしまいますよ。さらに林原めぐみの小唄なんてレアなものまで聞けるし、こういうじっとりした男女の繋がりが見られるというのは、現代アニメではなかなか無いこと。日本伝統の「恋愛ドラマ」って、元々こういうところだよなぁ。 「恋愛ドラマ」っていうくくりで考えるなら、みよ吉との関係に助六がどう絡んでくるのかは気になるところ。わざわざ助六に「みよ吉に呼ばれたんだ」って言っちゃうあたりが菊さんだよなぁ。どうでもいい事ですが、二人で火鉢に当たってるシーンでたばこを噛みながらしゃべる時の声の使い方がホントに上手い。結局、今作は贅沢過ぎる中の人の仕事を聞いてるだけでもだいぶ幸せなのである。それに負けないだけの画作りが出来てるスタッフは大したもんだ。 一ヶ月以上ぶりのたほいや! まぁ、つまりは「リハビリ」だ。
Round1・「せまほーる」 1.闘牛士の位の一。剣を持たず、牛を疲れさせる役割を務める。 2.信号柱。腕木信号。手旗信号。シグナル。 3.(ラテン語)嬰児。 4.イエズス会宣教師。マレー半島にて布教に尽力。 5.アメリカのオハイオ州にある鍾乳洞。 外野の関係無い人から「対義語はガバホールなんですね」といわれたけしからぬネタからスタート。たほいやは「夜の」を付けると何でも危なく聞こえるよ。夜のキンボールとか。
Round2・「ぽるたてぃぶ」 1.(演奏記号)騒々しく、けたたましく。 2.文章中に、故意に入れた綴り間違いのこと。 3.(航)可変翼の一。主翼を縦にたたむことが出来る。 4.携帯用のパイプオルガン。14〜15世紀に使われた。片手でふいごを動かして送風し、他方の手で鍵を押して奏する。 5.環境汚染を引き起こしにくい製品。 ④「携帯用のパイプオルガンってなんやねん」「片手でどうやって演奏すんねん」などの意見が飛び交うも、みんな意外に冷静だった。⑤「pollute + tive」の形容詞形だったら「汚染しうる」意味にしかならんよな。書いた当人も「後で気付きました」。
Round3・「ななしのおよび」 1.東北地方の風習。稲の収穫を終えた日の夜、白米のみの食事をするもの。 2.高貴な者が身分を隠して遊里を訪れること。 3.房総半島で9月に行われる神事。神社において神の名を決して口にせず、身ぶりのみで神を呼ぼうと試みる。 4.お守りの一。中国天台宗の7人の聖僧にあやかり、元三大師が始めたとされる。 5.くすりゆび。 ②は「そういう考え方もあるのか」と感心され、③は実際に2票が入ったが、①が「菜無し」ということは回答者が誰も気付いていなかったらしい。
Round4・「ひらみつと」 1.讃岐地方における漆器の塗師 2.竹材に厚手の和紙を張ったふすま。 3.洋画家。横浜生まれ。武蔵野美術大学教授。 4.→みつと。 5.千万の薬を蔵するとされる伝説上の薬師。死の床に現れるという。 言葉があまりに「初めて聞くはずなのになんか聞いたことがある」感満載で騒然とする。ちなみに隣に乗ってる単語は……当然「ピラミッド」です!
Final Round・「おふこん」 1.仕事とプライベートの切り替えを上手く行うこと。オフ・コントロール。 2.結婚後に仕事を辞める男性を指す造語。 3.汚れ、陰の気を負った魂。 4.19世紀アメリカの電信技師。大西洋横断ケーブルの敷設に尽力した。 5.オフィスコンピューターの略。 どう考えてもオフ会コンパ。広辞苑は何でも載ってるナー。③汚負魂。もう、暴走族の落書きレベルだな。④オフコン氏超すごい。まさかの19世紀やで。 「アニメも気になるし、せっかくだからラジオも聞いてみるンゴ」→「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ぱるにゃすぅ〜〜〜!」第3話。うん、知ってた、照井君のラジオはこうなるに決まってたな! そんな何も無いラジオとは裏腹に、静かに静かにことが進んでいくアニメ本編。今回も新しい敵キャラが出現するなどということはなく。むしろ、前回ラストに展開したお風呂話がちゃんと後を引いてたのが意外なくらい。しかも、ランタの思いつきの覗き特攻により、女性チームとの間に思った以上の軋轢が生じるという、現代アニメでは考えられないくらいに重大な影響をもたらした。そらそうだよな、覗かれた側の女性が「ぷんぷんっ」くらいで終わらせてくれる典型的アニメ処理の方が倫理的にはおかしいわけで、普通に考えたら覗きを決行した極悪人なんざ、末代までのぞき魔の烙印を押されて語り継がれるわな。今回は覗き被害者にシホルさんという内気な女の子がいたことも被害を重篤なものにしており、まさかの「風呂覗いたお咎めでまるまる一話口聞いてもらえない展開」である。うーむ、新鮮だ。ランタさんの「俺たちも壁も若かった」理論は斬新だったからもしかしたら論破出来るかもしれないとも思ったのだが……。出来るわけなかったな。 しかし、そんな風呂問題以上に今回の展開に大きな影響を与えたのは、うっかりハルヒロさんが気付いてしまった「女性陣がもしかしたら宿屋でノーパンなんじゃねぇか疑惑」である。その真偽は定かではない。しかし、気付いてしまった時点で、もうそこはドリームの領域。はいているともいないとも分からない、シュレディンガーのパンツである。もう、そこから先の映像は、女性陣の腰回りばっかりが気になってしょうがないですよね。っつうか、スタッフも分かっててそういう映像にしてるよね。寝床に転がる二人の映像とか、犯罪の臭いがするよね。シホルさんの腰回りは良い具合に肉が付いててすごくそそるよね。ユメさんもユメさんで、無防備さが背徳感を増すよね。っつうかさ、別にあの丈の衣服だったら、パンツ履いてようが履いてまいが、そのまんまでめっちゃエロいと思うのは僕だけでしょうか。もう、RPG要素はそっちのけで、「パンツも買えない貧乏暮らしの年頃の男女が一つ屋根の下であれやこれやアニメ」としてずっとやっていってもいいと思うんだ。 ま、そんな要望はさておき、ゴブリンが相手という状況こそ変わらないものの、とりあえず前回は全員で「童貞卒業」を経験したところまで。そこからは、どれだけ事務的に、どれだけ効率的に「稼ぎ」を出せるかの勝負ということに。幸いにも、村の近くには初心者パーティにもってこいの狩り場があったらしく、ちょいハード目のチュートリアルをクリアした冒険者はそこで当座の資金を蓄えられる。実際の映像としてはあまり描かれなかったのが残念だが、こうして「攻略法のとっかかりを見つける」→「そこから拡大再生産で安定したシステムが回り始める」っていう段階はRPGでも他のゲームでも一番楽しい頃合いだ。実際、「マッパーがマップを広げながら、少しずつ有益なポイントを見つけ出す」っていう展開は色々と想像が膨らんで楽しいのである。まぁ、相手モンスターが全部ゴブリンってのはゲームとしてのバリエーションには欠けるが……でも、相手が「1体の寝てるゴブリン」から「1体の動いてるゴブリン」になり、「ゴブリンパーティ」を退治できるようになったら大したものだ。確か前回のゴブリン退治程度でも一応生活費の足しにはなっていたはずなので、今回のことでまた少し生活水準が上がり、冒険も楽しくなってくるのではなかろうか。まだまだ殺生のわだかまりがなくなったわけではなかろうが、なんとか人間らしい生活に辿り付いてほしいものである。 そして、先週の放送から気になっていた「挿入歌が義務なんじゃ問題」であるが、どうやら、それは確定路線のようだ。今週はそこまで前面に押し出されていたわけではないが、やっぱり途中の街中のシーンで新しい挿入歌が入っていたし、CMでは、既にこの作品のキャストとアーティストが参加するイベントまでぶちあげているらしく、音楽関係は売り込んでいく方針なのだろう。お金を出してくれる人たちがそういう決定をしたならしかたない。ただ、やっぱり余計な縛りだとしか思えないんだけどね。今作は画に充分説得力があるし、素朴な味を出す芝居の面でも色々と面白いものがある。音響面だって今作の空気に合わせた演出が出来ているのだから、これ以上、挿入歌で情報量を増やすのは得策ではないと思うのだが。監督はそのあたりをどう感じながら作ってるんだろうなぁ。 ところで、今回ユメが「おまわりさん」という言葉を使ってたんだけど、あれは記憶に残っててもいいんでしょうかね。単なる「巡回兵」の意味になるのか、それとも、言った後に消えたのかな。 |
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HN:
Thraxi
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男性
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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