最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「ナースウィッチ小麦ちゃんR」 5 いわゆる一つの読売迫害枠。日テレでは放映されるのに、読売では放送されず、我々関西人が視聴しようとすると、日テレプラスでの一ヶ月遅れの放送を待たなければいけないという。「俺物語」以来だからちょっと間が空いたけど、引き続きこの枠は存在しているのである。いつの日か改善されることがあるのだろうか……。 さておき、これまた予想外の方向からのスピンオフ作品である。元々「ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて」が「SOUL TAKER」のスピンオフだったわけで、スピンオフのスピンオフというよく分からない展開であるが、最近はこの手の形態は山ほどあるからね。実際にこの1話目の作中にも「夜のヤッターマン」とか出てたし。放送時間の関係で、うちのレコーダーはこの作品のすぐ後に「紅殻のパンドラ」が録画されているので、何とも不可思議な「萌え系スピンオフ」繋がりになっている。 「小麦ちゃん」と言えば、私にとっては思い出深い作品だ。他のところでも何度か書いたが、私にとって「アニメ・声優業界への入り口」になった作品は3本あり、1つが「CCさくら」、1つが「NOIR」、そしてもう1つが「ぽぽたん」だ。正確には「ぽぽらじ」なんだけど、大原さやかについてはいつも書いている通り、浅野真澄については「それが声優!」の感想で触れた通り、そして残る1人は、桃井はるこということになる。モモーイについても「ぽぽらじ」からはまっていった口なのだが、この「ぽぽらじ」とほぼ同時期に展開していた作品が「小麦ちゃん」である。モモーイのオタク文化発信が見事に作品と融和したことで(ごく一部で)話題になったこの「小麦ちゃん」は、実は私が人生で初めて購入したOVA。今にして思えば何がそんなに駆り立てられたのかと疑問に思われる方もあるかもしれないが、当時のこの作品はかなりエポックメイキングだったのである。2chに代表されるいわゆるネット文化は、このくらいの時期がいよいよアニメオタクとの関係性を密にしており、ネットの急速な普及により、必須ツール、共通言語になり出していた時期。そんな時期にアニメの中にギコねこやモナーといったAAキャラを登場させ、スラングを連発してパロディにパロディを重ねるスタイルは実に先鋭的だった。これすなわち「モモーイの時代」の到来を意味しており、ここからさらにUNDER17の活動も本格化し、私は萌えソングライブの熱に没頭していくことになる(わずか2年の、儚い夢ではあったが)。 そんな「熱い時代」の残滓、それがこの度改めてオリジナルアニメになったというのだから、時代の流れというのは不可思議なもので。しかもこれが1クールってことは、もうそれだけで元祖シリーズよりも量が多いんだよな。何がなにやら。しかし、時代が進んだことで内容はかなり丸くなってしまっている。ギトギトのパロディ要素、アングラ感はなくなり、素直な「魔法少女もの」としてリビルドされた。まぁ、1話目はあくまでも設定構築の段階なので、ここから旧作のようにヘンテコ方向に転がり出す可能性もまだ残っているか。すっかり「定番」となったナンチャッテ魔法少女設定も、思えば「小麦ちゃん」が先駆けである。川瀬浩平・伊平崇耶という当時のGENEON社員を中心に送り出された「パチモン魔法少女三部作」は、全てOVAという形だったが、こうして振り返ってみるとアニメ文化に大きな影響を与えたのは間違いない(知らない人のために付記しておくと、「ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて」「撲殺天使ドクロちゃん」「大魔法峠」の三本である。1作目が今をときめく京都アニメーションの製作、さらに2作目、3作目も今や人気クリエイターとして引っ張りだこの水島努の作品であることを考えれば、この3部作がいかに贅沢なものだったかがうかがい知れるというものだ)。 本作1話目は、特に濃いネタこそなかったものの、脚本はかなりきつめに詰め込まれており、さっさとお約束要素を片付けて中身で遊ぼうという意図が感じられる。川口監督はこの手の作品もお手の物だし、なんだか「もえたん」の頃を思い出して懐かしくもなる。今期は「ギャル子ちゃん」も含めると3作品並行しての作業になっているが、正直あんまり心配はしてない。タツノコも最近はこうした萌え方向での作品作りがすっかり板に付いてきたし、割と無難に良い作品を提供してくれるんじゃなかろうか。 中の人については、その大部分を新人で埋めているのでそこまで期待感は無いのだが、主役の子の声質は鼻にかかってちょっと甘ったるい感じが当時のモモーイのイメージに合わせてある気もする。そりゃぁあんまり上手くないのは事実だが、「当時のモモーイもこんなもんだった気がする」と思えば寛容にもなれるってもんでね。むしろ、いつも通りに陰獣枠がやたらと気合いの入ったキャスティングになってるところなんかを楽しみに見ましょうね。竹内良太って獣役が回ってくる機会が多いのはなんなんでしょうね。あとはまぁ、小麦ちゃんのお母さんの活躍に期待したいところだが……どこまで絡んでくるかなぁ。今回、楽曲全般にモモーイが絡んでないのがちょっと残念。同じ川口監督のPSO2の方で関わってるから、そっちで満足しろってことなんだろうか。是非本作クライマックスは「愛のメディスン」で締めてもらいたいもんだが。 惚れ惚れするようなB級感、第5話。なんだろ、すげぇ馬鹿馬鹿しいし、シナリオなんてガバガバなのに、嫌いになれない不思議なこの気持ち。今回の脚本、井上敏樹だってよ。 今回のテーマは「ギャンブル」。本当にそれだけが決められた一題噺みたいな内容で、そのギャンブル要素がテロリスト「ロゴス」の作戦とも大して絡まないのですげぇ適当な破壊活動になってるし、その対策が第八係に回ってくる経緯もよく分からない。「地下に隠れていて探知出来ない複数のミサイル」が東京都下に潜んでる時点でとんでもねぇ話なのにお偉方がそこまで肝を冷やしている様子もないし、発射元が分からなければ分からないなりに対処出来てしまうという。何がピンチで何が余裕なのか、さっぱり分かりませんな。そして、そんなギャンブル対決のために八係が繰り出したのは、やっぱり昔は切れ者だった風の係長。かつては最前線でバリバリのやり手だったが、とある事件で犯人にちょっと恩情をかけたおかげで経歴に傷が付き左遷。問題児部署の係長を任されることに。その時の「犯人」が現在は部下になっているので「これでおっさんはおっさんなりに満足してるんやろなぁ」とか思ったら、なんとその部下が当時の犯人だとはご存じなかった模様。どんだけ適当やねん。ってことはマドカちゃんが八係に参加してたのってたまたまなのかよ。いや、多分彼女の方がおっさんに恩義を感じて傘下に潜り込んだ形なのだろうけども……元犯罪者が簡単に警察組織に潜り込んでのうのうと仕事出来てる時点で問題山積みだよな。 カジノに関する法案については、現代日本の状況と似たようなものだろうか。賭博は法的に禁止されているが、そこで公的に賭場を開いてガス抜きをしつつ、お国の資金源にも用立てる目的。実際、熱心な公務員のおにーさんはさっそく20万からぶっ込んでくれているわけで、ギャンブルの胴元ってのは本当にありがたい商売。そんなカジノにももちろん問題はあり、現実ならば「治安の悪化」とかそういう部分から切り出されるはずの部分なのだが、このアニメでは「ギャンブルが公営化してしまったせいで、真のギャンブルの意味を知る粋な人間がいなくなってしまった」という。……しらんがな。そんなん、別に公営になっても地下にいくらでも潜ってるやろが。雀荘にでも行ってこい(賭け麻雀は違法です)。 そして、そんなギャンブルの「真の意味」を求めてトチ狂った数学の先生というのが今回のターゲットで、どこをどう繋がったかは一切説明されていないけどとにかくロゴスのミサイルと提携。素知らぬふりで強い相手とポーカーを行い、勝ったらミサイルがガンガン飛んでくるというなかなかのサプライズ。タケルの野郎は「デスゲーム」って言ってたけど、デスゲームってこんなヘンテコミサイルポーカーのことをいう言葉じゃねぇよな。何故か登場時には「私は関係無いんですよ」ってふりをしていた先生も、おっさんとの試合中にあっさりネタばらし。今まで5戦繰り返してきたバトルではしらばっくれてたのに、警察関係者が来た途端に正体を現す理由がよく分からんな。あれって試合で勝とうが負けようが最終的にしょっ引かれておしまいだよな。 でも、真面目にバトルに付き合ってあげるのが八係の優しさ。とてもポーカーとは思えないでかい役連発のインフレポーカーは、いわゆるギャンブルアニメのような緊張感も一切なく、カイジやダービー兄が見たら鼻で笑われるレベルだが、今作は堂々とギャグなんだからしょうがない。一番近いアニメは「Rio」じゃないかな。あそこまで行くとB級を飛び越えてC級になるけども。とにかく「トランプを使ってポーカーのふりをした適当なコント」である。一撃で沈むタケルさんとか確実に笑わせに来てるし、劣勢になって退場してから、チャイナドレスとパピヨンマスクで帰ってくる「ブラッディマリー」とかも突っ込み待ちである。マドカさん、どういう欲求のあらわれなのさ。 まー、結末は誰でも分かる通りのものですので、特に盛り上がる部分もないわけだが、「今後マドカさんは仕事場でどんな扱いを受けるんやろなぁ」という部分だけが気になってしかたありません。八係のメンバーたちは、こうして放っておいても勝手にキャラが濃くなっていくわけね。いや、マドカさんのキャラが今後活かされるチャンスがあるかどうかは分からないけども。今回もあさみちゃんはポンコツ可愛かったからいいんじゃないかな。キャラデザのせいであんまり気にしてなかったけど、あさみちゃんって(この世界では)おっぱいない方なのか。いや、室長もロリだし、この世界って意外に平たい世界なのかも。女性ホルモン摂取しような。 ここで退場とは、第4話。そうか、改めて振り返ると、ここまでの描写って死亡フラグに属するものだったんだな。意識してみてないと案外気付かないもんで。まぁ、このパーティの場合には大体において死と隣り合わせだったからなぁ。 4話目で6人パーティのうち1人が退場してしまった。最近のアニメは3話目とか4話目が鬼門やなぁ。物語の構成としては実にまっとうな造りになっていて、まずは絶望的な状況からスタート、苦しみながらもなんとか打開策を模索し、ようやく軌道に乗り始めた矢先、その油断をたしなめるようにして更なる悲劇を追加する。確かに突然の死は理不尽ではあるが、この世界の非情さを思い出させてくれるし、今回のような展開ならば単なる理不尽で片付けられるのではなく、主人公パーティにも大きな責任があったことが分かり、歯がみしながらも納得できる部分があるのはよい。それにしても退場したのがプリーストってのはつらいよなぁ。ただ、これもたまたまではなく、プリースト自身が傷を負ってしまった時に治癒する人間がいないっていうのは大きな構造的欠陥だったんだろう。これまではマナトが慎重に立ち回って怪我をしなかったせいでそうした問題点が明るみに出なかったのかな? でも、前衛もこなせるプリーストって言ってる時点で、その辺をケアしなきゃいけないことには気付いても良かったと思うのだが……。 興味深いのは、そんな悲劇の原因になったのが、相変わらずゴブリンだったというところ。「3匹までなら対処出来るようになってきたな」とほくほく顔の面々だったわけだが、いくらスキルを覚えても、どうやらフィジカルが特別強くなるというわけではないようで。さらに、流石に同じ狩り場で仕事をしすぎたせいなのか、なんとゴブリンもパーティで攻めてきた。しかも、これまで相手にしてたヤツらとは段違いで強そう。何しろ「鎧ゴブリン」はCV安元である。なんだそれ、勝てるわけないやんけ。でも、1話目で「仲間と一緒にたき火を囲んでいるゴブリン」が目撃されていたのだから、相手だってチームで行動する程度の知性を持ち合わせていることは想定すべきなんだよな。人間にとって都合のいい狩り場なら、それはゴブリンのパーティにとっても同じわけで……ハルヒロは「油断していた」と言ったが、それはあの一瞬に限ったことではなく、最悪のパターンを想定せずにのうのうと成長したつもりでレベルあげに興じていたパーティ全体の責任といえるだろう。 スキル取得の方法なんかはやたらにゲーム的なのに、死者の扱いに関しては極めて常識的な対処しかできないのがこの世界。放っておくとアンデッドになる、という嫌な部分だけはファンタジーしてるのが憎らしいが、まぁ、グリ(シル)ムガルの世界ならしょうがない。使えない肉は全部シブシグにしてしまえ。死者が帰ってこないことには定評のあるウィザードリィという大看板もありますしね。そのあたりも込みで、全部想定しておかなきゃいけなかったわけだ。まだまだみんなして初心者やな。 で、そんな悲劇を迎えてしまったお話だったのだが……やはり挿入歌か……ここまで来ると1話1回義務はほぼ確定だ。今回は一応「衝撃的なシーンでの挿入歌」ではあるのだが、やっぱりあの歌詞を入れる意味は一切ない。劇伴はインストで良かったはずだ。というか、そうすべきだった。それでも歌が流れてしまうあたり、今作の良さがかなり損なわれているのでとてもとても残念である。だってさ、冒頭の橋の上のマナト・シホルのシーンとかはとても良かったじゃない。音楽を入れずに、環境音だけでしっとりと心の交流を見せた方が、今作の雰囲気なら映えるんだ。中の人たちも実にいい演技を見せてくれていて、マナトの死を受け入れられないハルヒロのテンパった物言いなんかも、淡々と流してくれた方がぞっとするような「現実の許容しづらさ」が伝わったと思うんだ。それが出来ないのは、非情に勿体ない。 まー、来週以降はその辺は諦めるものとして……シホルちゃんのメンタルが心配です。せっかく立ち直って、憧れの男の子をきっかけに前を向こうとしていた矢先に……これで心がぶっ壊れて闇のエレメンタルが強くなったりしないかしらねぇ。 うたわれ→GATEという謎の種ちゃんアワー、第17話。種ちゃんは縁(ゆゆ式)が特別だった以外はそこまで声変えて演じ分ける役者じゃないけど、こうして差分を見るのは結構面白い。 前回まではハクがウジウジしてる戦闘だったり、魅惑の全裸祭り(ただし男)だったり、なかなか焦点が絞り込めていない感のあった今作だが、ここに来ていきなり話が急速な進展を見せた。いわゆるネタバレがこのタイミングで噴き出したのである。ネタバレっつっても前作を知っている人間なら「あー、こっちもそりゃそうよね」っていうのは大体分かっていた部分なのでミカドの正体なんかはサプライズ要素も特に無いのだが、いくら何でもハクとダイレクトに繋がりすぎじゃねぇか、って気はする。まー、関係性を繋ぐには血縁が一番手っ取り早いのだが……今回のお話だけだと、おそらくどこかでコールドスリープ的なことになっていたハクがどのタイミングでどうやって目覚めたのかがよく分からないんだよな。クオンと出会ったときはその辺フラフラしてたんだよね。あれだけの地殻大変動を耐えきったそれらの装置が、このタイミングでハクを解放したのは単に期日が来たからなのか、機械の耐用年数を超えたからなのか。まぁ、別に重要じゃないからいいんだけど。 お話を簡単にまとめると「火の鳥の未来編と大体同じ」。まぁ、1作目の時点で大体同じではあるのが。違う点といえば、ハクオロさんは記憶を失っていたので主観視点から「こいつらはしょせん人間じゃないクローンだ」という目線で見ることはなかったが、ミカドの場合には唯一そうした埒外の視点を持ってこの世界を管理・調整してきた特別なポジションにいる(前作だとディーにかなり近いが)こと。そのミカドがあっさりと実弟であるハクの存在を認め、この世界の全てをカミングアウト。まー、ここまでの流れは前作をやっていれば予定調和みたいなものなので、普通に考えたらここからが本番ということになるのだろう。ミカドは唯一の肉親であり、唯一の「同族」であるハクと幸せな余生を送りたいようだが、なにやら不穏な空気がトゥスクルの方へと向かってしまっている。どうやらハクオロの行方を追っているようなので、ウィツァルネミテア絡みでもう一発でかいネタが隠されていそうだが……。使者が訪れたトゥスクル、実質的な対外折衝はウルトが行っていたが、玉座に座っているのはえらくなった(えらそうになった?)ボロボロオボロさん。その脇にはお目付役っぽいベナウィさん・クロウ・ドリグラコンビらの姿も。どうやらハクオロさん亡き後も、トゥスクルはハクオロさんが願った通りに健全に発展しているようだ。 しかし、これはどうやらヤマトとトゥスクルの間に衝突が起こることが確定のようだな……ハクはミカドと「兄弟」であるが、クオンとも「家族」である。そしてそのクオンはトゥスクルのお偉方の「家族」なのだ。さて、ハクはどっちをどう選択すればいいのか……今から胃が痛いけど、この展開だとハクオロさん大復活のフラグが立ったので、それはそれで見てみたいかも。エルルゥのフォークと一緒にね。 中の人はフリーになったけど十四松も相変わらずフリー、第17話。もう、タイトルからして全部駄目なことは分かっている回。人生で摂取するべき限界量の「じゅうしまつ」っていう言葉を30分で聞いてしまった感があるな。もう、全部「十四松」って書いておけば終わる感想しかでてこねぇよ。 「十四松と爆弾」。軽いジャブから。地味に一松刑事とその部下トド松のコンビ芸が良いテンポ。爆弾処理班が残り21分もある状態で処理を完了させるアニメってある意味斬新。 「十四松と夜食」。おそ松絡みだとネタとしては微妙。冒頭の「十四松! ラーメン発見伝!」がピーク。 「十四松とコミケ」。BL関係に敢えて切り込みつつも、見事に矛先を逸らしてやきう民の民度を見せつける濃厚なお話。どんな悪球でもきっちり打ち返せるチョロ松の有能さ。 「十四松と移動」。移動手段はともかく、あの十四松と一緒にパチンコに行こうとするカラ松兄さんの優しさ。でも、「遅刻する!」って言ってるからよっぽどパチンコ屋に行列でも出来るのかと思ったのに、店頭に誰もいねぇじゃねぇか。歩いて行けよ。 「十四松とヒミツ」。個人的に一番好きな話。もう、完全に単なる漫才のネタなんだけどね。カラ松さんのビーストテイマーっぷりが可愛らしい。やってるときの中の人が本当に楽しそう。じゅうしま〜つ、Oh,じゅうしま〜つ。オチはまぁ、こんなもん。 「十四松と概念」。ロゴスワールドかな? でも下手したらNHK教育で放送されても違和感のない内容。こういう話を見てて思うのは、「一松って異常なキャラをやろうとしてたはずなのに、一番つるんでるのが十四松なせいでキャラが埋もれて損してるよな」ってこと。なお、イヤミやハタ坊の出番はここだけ。ダヨーンはなんか久しぶりな気が。 「十四松と手術」。病室を去るときのトト子ちゃんの「うふふ」が可愛いよね。狂人を放置して逃走する病院関係者ひどいな。あと、病院のチャンネル数すくなくね? でもまぁ、荒療治としての効果は抜群だ。 「十四松と研究」。おそ松絡みなので(略)。いや、シュールさはなかなか切れてるけど。 「十四松パン」。やきう民の鑑。藤井寺球場の時点で無闇に面白い。あの後、トト子がドミニカ代表としてWBCまで上がってくる未来が見える。 「十四松と薬」。「ホームランが打ちたいんだ! だからドーピングしてくれない?!」 やきう民の鑑。直球な下ネタに落ち着くけど、十四松が心の底から泣くという、ある意味レアなお話。流石にあれは泣くんだ。 「十四松」。エピローグ。核心を突こうとしたら真っ先に逃げるのがチョロとトドなのね。そういえばこれ見てて気付いたけど、カラ松・一松間の関係は前回の奴リセットされてるのかな。 よし、飲みに行こう。 この一週間で映画泥棒の顔を4回観てる。俺に暇を与えるからこうなるんだ……。後は多分WIXOSSは間違いなく観に行くだろう。問題は月末公開のミルキィホームズなんだよ。ミルキィをわざわざ劇場で見る必要も無い気がするのだが……スタッフが1期スタッフなんだよな。1期なみの爆弾作品がくるなら観たい気もするが……。あ、ちなみに「今週で4回」は「傷物語」「ニンニンジャー」「これ」の3つに加えて、「4回目のガルパン」だよ。ぶっちゃけ、ガルパンを安い日に見に行くついでにこれも観た感じである。もう、継続戦を定期的に観ないと禁断症状が出る身体になってる気がする。人生に大切なものが全て詰まってるんだからしょうがない。
<以下、この映画の本質に触れるかもしれないし触れないかもしれないので、未視聴の方はご注意ください>
「GO!プリンセスプリキュア」 6→7 ウソダヨ、オワッテナイヨ。ライシュウモマタ、テレビヲツケレバキララチャンヤトワッチガワライカケテクレルヨ……。
最高だったろうが。もう、何も言うことはなかろうが。個人的にはプリキュア史でも最も盛り上がった作品です。まぁ、ドキプリの時も同じようなこと言ったけどさ。毛色が違うのさね。ドキプリがキョウリュウジャーだとするならこっちはゴーオンジャーみたいな面白さだった、といえば分かるかな。いや、分からん。俺にも分からん。 とにかく全部のキャラに愛着が湧くっていうのが希有なところで、元々は「きららちゃん最高だろうが」から始まったのだけど、そこから無駄なキャラがほとんど出てこず、1本1本のストーリーでそれぞれに「楽しいな」と思えるポイントが押さえられているのが大きい。4人の中ではみなみんが一番愛着が薄いのだけど、それでも彼女が不必要だとは全く思わないし、彼女がメインの話ではいちいち輝いていた。ドキプリの関係性がマナを頂点にして四角錐を形成するとしたら、こちらは完全に4人が等しく結びつく。はるはるがいて、みなみんがいて、そこにきららとトワっちがいるのだ。もちろん、「5人目のプリキュア」ことゆいちゃんだって元気だし、クローズさん、シャットさんもいるよ。悪役のドラマが盛り上がったのもシナリオラインを支える上で大きかったな。きっちり全員に花持たせた上で、ディスピア様もこけおどしでなくてちゃんと「ラスボス」してたんだよ。大前提にディスピア様ありきで、そこから「絶望の被害者」としてのロロ、「絶望の離反者」としてのシャットさん、そして「絶望の体現者」としてのクローズさんの3人。このポジショニングがドラマ作りとして最高だった。ラストバトルがクローズさんとの一騎打ちになり、勧善懲悪にせずに「絶望を飲み込む」形での決着。あの形だったからこそ、最後の「ごきげんよう」がバシッと決まる。いちいち見ていてスカッとするシーンが多いんだよなー。 映像面でも、今作は色々なところで一段上のものが見られた気がする。いや、プリキュアは本気出すと毎回すごいのだが、今作は衣装の見せ方とか、バトルの演出にもかなり野心的なカットが多くて、アクション映画さながらの見映え。最終話のクローズ戦、あれだけ見せてくれれば他の話数の多少のアラは気になりませんよ。まぁ、東映アニメはそういうムラも合わせて楽しむ前提になりつつあるんだけども。でも、全体的に安定感はあった気がするけどね。きららちゃんは毎回可愛かったからな! はぁ……こうして終わった作品に愛着が強いと、次へのハードルはあがる一方だな……。ドキプリが楽しすぎたおかげでハピチャ辛かったのは正直あると思うし、次はどうなることやら。 鯨木さんと狩沢さんの夢のタッグをもう少し詳しく、第28話。贄川さんが直前に「取引き出来る要素が無い」って一蹴されてたのに、即座に連絡先貰っちゃう狩沢さんすげぇ。 相変わらずの引っかき回しっぷりでございます。今回はキャストロールの最初に竜ヶ峰帝人の名前すら出てきてませんでしたね。こんだけキャラが山ほど出てきてるのに。別のとこにスポットが当たると(一応)主人公すら見えなくなる、鬼のような作品である。今回は大きく分けて3つのサイドでお話が展開しています。 まずは1つ目、カラーギャングを巡るあれやこれや。もう、どの組織がどういう状態になっているのかもよく分からなくなってきたので、私も個人的には六条と同じように「訳が分からないからシンプルに」してしまいたい気持ちです。そもそも問題の渦中にあるダラーズという組織が成立経緯からしてふわっとしてる上に、内部には黄巾族、ブルースクウェアのどちらの要素も抱えていたんだよな。そこでブルースクウェアの血を引く一派が創始者である帝人を取り込んで「粛清」という名のリセットボタンを押そうとしているというのが現状。そして、それをやめさせようとしているのが元々敵対組織だった黄巾族のトップである正臣なんだが、そこに横から茶々を入れてきたのがダラーズに因縁があったようであんまりなくなったTo羅丸の六条である。元々To羅丸とダラーズの確執も仕組まれていたものだったから、六条のいう通りにダラーズには恩義こそあってもわだかまりは無いんだよね、少なくとも六条本人は。んで、ドタチンのために何が出来るかを考えたら、敵対組織としてパッと出てきたのが黄巾族なので、とりあえずそこをシメておこうと。どうやって正臣の居場所を突き止めたのかは謎だが、まー、泉井さんも同じ場所に来てたし、「馬鹿となんとかは高いところが」理論で合っているのかも。 六条のアホっぽい提案を活用せんと、正臣は古式ゆかしいタイマンマッチを受諾。彼にしては珍しく、必死に身体を張っての戦い。流石に真面目に戦えばそれなりに頑張れるもんだな。ただ、相手が化け物なので分が悪すぎるのだが。そして、そこにさらに殴り込みをかけてきたのが元祖ブルースクウェアである泉井さん。こちらは臨也の息のかかったチームですわね。これで明確にダラーズにとっても黄巾族にとっても敵になりうる存在が出てきたわけで、六条も目的を同じにして共闘態勢に入れるかな? それにしても泉井さんのハンマーは元気だなー。 武闘派の戦いばかりの中、沈黙を守っていたのは留置所にぶっ込まれて傍観者を決め込んでいた静雄。静雄は基本的にジョーカーみたいな存在なのでこのままじっとしててもらうのかと思っていたのだが、流石に主要キャラがここで出てこないはずがないのか。罪歌の導き、つまり鯨井さんの差し金? で首奪還作戦の話を聞いた静雄は親友であるセルティのことを考えて誘いに対しては思い切り脅しをかけて追い返すが、ここでさらに釈放の連絡。どうやら臨也サイドもあれこれ考えて動いている様子。手駒として現場に駆けつけたのはあのヴァローナ。彼女を仲介して静雄VS臨也の因縁の対決もいよいよヒートアップしてきそうだ。 そして、今回の目玉である3つ目のステージは、前回に引き続き3人の曲者女性を集めた罪歌軍団による座談会。罪歌が複数ある謎については鯨木さんがタブレットを使って懇切丁寧に説明してくれた。さらに謎の美女だった鯨木さんは特に正体を隠す様子もなく、淡々と「どうも、悪人です」と自己紹介をし、己がアイデンティティに悩む杏里にアドバイスと商談を持ちかけ、さらに脇でピーピー騒いでいる贄川さんは適当にあしらった。流石に罪歌オーナー軍団の集いになると、単に子を克服しただけの贄川さんは立場が弱いな。鯨木さんという人生の大先輩から貴重なお話を聞くことで、園原さんもようやくちょっと吹っ切れるきっかけがつかめたようで、今回の一件を収めるまでは罪歌を手放さないという自らの意志を確認した。鯨木さんも別になんとしても杏里の罪歌が欲しいわけではないので、そこは若者の自立心に任せることに。蕩々と若者に語って聞かせる鯨木さんの勇姿が眩しいワンシーンでした。さらに、ドタチン復活の報せを持った狩沢さんが飛び込んでくれたおかげで、何かとヒートアップしていた贄川さんも沈静化。罪歌会談は無事に丸く収まったのであった。 贄川さんの出番はこの辺で終わりかなー、と思っていたら、まさかの親父さん訪問から那須島への接続。ここに来て那須島がこんだけ絡んでくるのはやっぱり意外だ。贄川さんに対する態度が完全にエロ漫画のサオ役の親父やんけ。この世界はいい女が多いので、不審者連中もお仕事が捗りそう。あと、鎮静剤が超強いし。「誠二暴れる→森厳が黙らせる→波江暴れる→新羅黙らせる」の流れのスムーズなこと。仲良いよな、こいつら。そしてそんな「セルティと愉快な仲間達」のところに、ますますネットワークを広げる鯨木さんがまさかの直接お宅訪問。なんかもう、妖怪だらけの世界になってきましたよ。お話的にも、中の人的にも。桑島VS沢城っていう鉄の女対決はなかなか他の作品で実現しなかったので、ここでがっつり見たいんだけどなー。 ダクネス陵辱シーンは中の人実写版でやってもらえませんかね、第3話。っつうか、もう、女騎士シーン全般を中の人でやってほしい。エロいということを全存在をかけて表現し尽くしてほしい。 てなわけで、おそらく最後のパーティになるであろうダクネスの正式参戦。少年漫画といえば「駄目駄目だって言われてるけど何か1つだけ優れた点があって、それを上手く使ってのし上がっていく」っていうのが定番なわけだが、今作の場合は「全体的に優れてそうに見えるけど何か1つ致命的に駄目な点があって、それのせいで一事が万事で駄目」っていうセッティング。確かにクルセイダー(一般的な文脈だと聖騎士クラスになるのかな)という立派な肩書きを持つダクネスなのだが、人のために身を捧げる高位存在が、目的と手段をはき違えて被虐を快楽にしてしまったらそりゃもう色々駄目だ。色々とゲーム脳でおかしなことが乱立する世界ではあるが、女騎士が「モンスターに陵辱されるところまで女騎士の役目」って理解してるあたりが完全にトんでいる。いや、別にそれ常識じゃないですよ。本当に一部の限られた層でのお話ですからね。 そんなダクネスさんが正面からカズマにパーティ入りを志願してくるわけだが、第一ラウンドはそのお友達の盗賊っ娘からのスキル伝授のお話。この世界のゲーム設定は色々と便利過ぎる気がするのだが、アビリティを獲得する時にそのアビリティ保持者とコンタクトをとるだけで条件が満たされるってのは結構簡単。まぁ、ポイントが必要なので無計画に全部貰っていくわけにはいかないのだろうし、前回レベルが3上がって獲得したのが3ポイントってことは、レベルアップ1つにつきポイントが1点もらえるシステムだと考えられる。冒険者のレベルなんてせいぜい100に到達するかしないかだと想定すると、あんまり無計画にアビリティを広げるのも考えもの。今回カズマが盗賊系スキルを3つまとめてもらったのだって、長い目で見れば正しいのかどうか。でもまぁ、索敵とか潜伏は悪くないだろうし、当座の資金源としての「ぬすむ」だったら効率は良いか。全部1ポイントでもらえるってのは割とゲームバランス適当だよな。 しかし、カズマの最大の武器はそのラックの高さであった。おかげで、ラックが関係すると思われるスティール能力では必ず最大の「お宝」を盗んでしまうという。今週は「グリムガル」とこれで、同じ異世界ラノベが同時にパンツ話をするという謎のリンクである。片や、破れたパンツを買い換えるまでの苦難のお話、片や並み居る女性キャラのパンツをことごとく脱がせていくお話。まぁ、どちらも「履いてない」事件だから一緒やな! 盗賊っ娘さんのパンツが案外可愛かったし、めぐみんはちゃんとパンツもコーディネートを揃えているのは良い心がけだ。この世界はパンツの購入に四苦八苦する心配はなさそうだね(ニッコリ)。もう、カズマはあのスティール能力一本で色々やっていけそうな気もするんですが、とりあえず薄い本を捗らせるところからかな。それにしても、スティールの防ぎ方とか、全部グリードアイランドまんまなのがいっそ清々しかったな。 後半戦は、もう、何がなんだかよく分からないレイド戦である。そうか、キャベツアニメだったのか……。「魔王に苦しめられている絶望的な世界」だと思って来たら、キャベツが謎の生態系を持つ狂った世界だったよ。キャベツが生命体になるのは百歩譲って分かるとしても、その行動原理が「人知れず世界の果てでこっそりと息絶える」って、生物としての本能とか完全無視じゃねぇか。レミングみたいなもんなんでしょうかね。あのキャベツは畑で栽培したものではなくて自生したものなんだろうが、毎年同じルートを通って進軍してくるってことは、毎年同じ場所で同じようにキャベツが産まれるってことだよな。発生源を突き止めればわざわざ面倒な討伐イベントなんかせずとも簡単に美味しいキャベツが楽しめる気がするのだが……(この手の設定を真面目に検討しても意味が無いことは重々承知しております)。 とにかく、被虐の女騎士が真っ先に陵辱される相手がキャベツという、あまりにもハイレベルな設定ではあるものの、絵的にエロいので結果オーライ。作品が作品なだけにそこまで際どくはならなかったけどなー。もう少しやぶれてもよかったんだけどなー。あの鎧、どういう素材で出来てるんでしょうね。その他、焼きキャベツ作りに余念が無いロリっ子めぐみん、すっかり水芸の人になったダ女神など、もう、世界の運命はどうにもならないところまで。あれ、でも花鳥風月って獲得必要ポイント5なんだよな。アクアはなんで習得してるんだ?? まさか、ハイクラスのジョブはレベルアップ時にもらえるポイントが多いんでしょうかね。何にせよ、スティールの5倍のコストを払ってアレを習得するクソ女神って……。あいつ、カズマは知らなかったキャベツ襲来の話を事前に知ってるっぽかったし、すっかり街の人と打ち解けて宴会ねーちゃんになってるっぽいんだよな。アクアを崇拝する宗教の人たちが可哀相すぎてしょうがない。 これだけ荒唐無稽なことをやらかしつづけても、全てを浄化してくれるエンディングが本当に有能。 |
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HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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