最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
チーム結成、第3話。前回が急展開だったから今回はブレーキがかかるかと思いきや、割と性急ではある。まー、最終的にゲーム完成まで辿り付かなきゃいけないとしたら急ぐのも無理はないのだろうけど。 とりあえず役職だけを見れば頭数が揃ったのが前回まで、そして今回は、集まった6人のチームを確認するためにいきなりの合宿である。野郎2人に女性4人の合宿とは何ともけしからんが、合宿に乗り気の奴、そうでもない奴と悲喜こもごも。ただ、実際に現地に行ってもとんちんかんな黒田さんの采配のおかげで具体的にゲームの話をするまでにはけっこうな時間がかかった。その間には各人のモチベーションの差なんかも見え隠れし、「そりゃいきなり高校生が寄り集まってゲーム作りとか言われてもピンとこねぇよな」という部分が確認出来る。高校生が集まってやることなんて、文化祭の出し物がせいぜいだもんな。いきなりの商業作品って言われても現実味はないわ。 そんな中で唯一「現実としてみていた」のがリーダーの黒田さんだったわけだが、今回のお話では彼女をどのように描きたかったのか。兄弟との関係もあるのでとにかくブレない彼女だが、どちらかというと「ブレずに強い女性」というより、「わがままで身勝手なリーダー」という側面の方が強く見えたような気がする。当然のように安東さんとは喧嘩別れに到り、彼女は安東さんをくさして「子供っぽくて自分勝手、無根拠な自信ばかりもっている」と非難したが、傍から見ればこの言説は全くもって黒田さん本人のことを指している。どれほど自分の中で完成した世界があるのかは分からないが、相手を説得しようという意志が感じられない身勝手な言い分、そしてそれを全面的に裏づける無根拠な自信。仮に彼女が過去に何らかの実績を残しており、自分の持つプランに絶対の自信を持っているのだとしても、それを他人に「理解してもらう」プロセスは必要なわけで、それを怠り、一方的にクリエイターたちに自分のプランを押しつけるのはプロデューサーとしてはあまり良いとは言えない態度だろう。 こんな態度で来られたら普通は安東さんのように反発するわけで、その他の面々は「何が何だか分からないから」従っていただけだ。これでは、何も知らないクリエイターの卵から不当に搾取し、良いようにこき使う悪徳業者である。最終的には文太が彼女の肩を持ち、たまたま企画が安東さんの眼鏡にかなうものだったから良かったものの、文太が彼女に味方する意味も良く分からなかったし、企画の是非は視聴者目線からはよく分からない。正直、あまり魅力的なヒロインとはうつらないのである。今後の指揮で彼女が視聴者の信頼を取り戻すことが出来るかどうかは微妙なところだ。わがままな指導者っていうと、同じ創作を題材としたお話では「SHIROBAKO」の木下監督ってのがいたけど、彼の場合は純粋に「作品が好き」っていうのを押していたし、あまり居丈高ではなかったのでそこまで印象が悪くなかったんだよ。黒田さんの場合、そのあたりのモチベーションが見えないのがなぁ。 というわけで、今回株を上げたのはきちんと自分の意見が言えて、物事の落とし前の付け方も心得ている安東さんの方だろう。もちろん、「創作は楽しんでやらなきゃ駄目」というのも一面的な見方ではあるので、彼女が全面的に正しいとは言えないのかもしれないが、少なくともチームを結成し、これからみんなで協力して行こう、という出陣式ではこちらの態度の方が良い影響を与えるのは間違いないだろう。本当に金の話だけで結びついたドライな関係ならまだしも、高校生が集まった「有志」の集団なのだから、お互いに腹を割って話さないことには何も始まらない。彼女はそのあたりまで心得て今回のような態度になっていたのかどうか(まぁ、単に自分に正直な人なのだろうが)。それにしても、相変わらず腐女子の行動原理ってのは分からんけどな……。 そうそう、早くも恋愛モードに入っている小早川さんっていうヒロインもいるんですが、文太が黒田さんになびく理由って今のところ1つもないし、心配せずとも小早川さんがアタックをかければ文太は「友達以上」にはステップアップすると思うんだけどね(それより上は分からんけど)。まー、あの手のタイプだとなかなか一線超えられないのがなー。 PR 頂上決戦だらけ、第27話。煮詰まってる、煮詰まってるよぉ。 今回はメインとなる動きはたった2つ。臨也VS帝人、そして罪歌決戦三つ巴だ。それ以外の部分から先に片付けてしまうと、まず、前回登場したセルティの首、こちらは完全に臨也の想定外だったらしく、臨也が丁々発止で帝人とやりとりをしている間は完全放置。ニュースを見たセルティは卒倒、誠二君はヒートアップし、美香さんは別にどうでもいい風で元気。池袋の街は騒がしくなっているが、現時点でキャラクターたちへの影響はそれくらい。まぁ、セルティが目を覚ましたらもう少しエラいことになるとは思うが。これで誠二たちがどのように動くのかは気になるところだ。 そして、これまで明示されてこなかったドタチンひき逃げ事件の犯人についても、何とも意外なところから情報がもたらされた。その人物は那須島隆志、あの贄川さんがご執心だった問題教師である。彼はどうやらひき逃げ実行犯と行動をともにしていたらしく、その情報を元に、なんとかして澱切サイドから金を引き出そうとしている様子。彼が接触を持ったのは、同様にこの池袋では肩身が狭くなった崖っぷちの四十万である。こうして仕事が終わったかと思われていた端役連中にすら、何かチャンスが残されているかもしれないのが今作の恐ろしいところ。 また、端役ではなく、一時的に外野に回っていた面々も、いよいよ表舞台に殴り込みをかけようとしている。池袋の窮状、そして門田の不幸に義侠心から立ち上がった六条千景は、もう1つの勢力として力を持つ黄巾族に目を付ける。黄巾族とTo羅丸、どちらもダラーズに対しては複雑な思いをかかえるチームであるが、そのトップ2人の接触が、今後のダラーズにどのような影響を及ぼすものか。 そして、そんなダラーズの命運を握る最も重要なポジションにいるのは、当然竜ヶ峯帝人である。セルティの首のニュースから何かを察知した帝人は、満を持して諸悪の根源とも言える臨也との接触を持つ。首の流出を臨也の意志と感じたのか、それとも、場が荒れたこのタイミングこそが、臨也の虚を突くチャンスと見たのか。これまでの諸々の案件における臨也のスタンス、そして臨也がどれほど暗躍していたのかを探り、その1つ1つの問答から事態の真相を絞り込んでいく帝人。相変わらず飄々とはぐらかす臨也だったが、帝人の繰り出す手にちらほらと本音を覗かせてしまう。もちろん、臨也だって鷹揚な態度こそとっているが、池袋の全てを意のままに操っているわけではない。帝人というキーパーツがどのように動くものかをはっきりさせた上で、ダラーズという大きな勢力の趨勢を見守りたいのが正直なところだろう。2人の「探りあい」は折に触れて真実に肉薄し、お互いの思惑がぶつかり合い、すれ違う。電話越しに延々無駄話を続けるだけのシーンが続くが、少しずつ上へ上へと登りながらビルの際へと歩みを進める帝人の覚悟に対し、くるくると踊り、同じ道を行ったり来たりする臨也のふざけた態度がはっきりと対比構造を示している。最終的に臨也に突きつけられた首の一件でこの会談は終了するが、果たしてお互いに必要な情報は得ることが出来たのか。もう、ここまで来るとお互いの意図を読み切ることは出来ないので、今後の動向から、今回の会談の影響を読み取っていく他は無い。 そして、今回はなんといってももう1つの「頂上決戦」である罪歌三つ巴会談が最大の見どころ。臨也の元を離れ、相変わらず我が儘勝手に振る舞う贄川春奈。彼女の場合、その根底にある目的はあくまでも自分自身の欲求を満たすことのみで、複雑な権謀術数が蠢く池袋の街にあって、行動原理は非常にシンプル。今回だって「那須島を探している」というただ1つの目的がスタート地点にあり、その大前提は動いていない。ただ、そこに園原杏里という「対象」が現れたことで諸々の追加案件は発生しており、例えば、「那須島への愛情」が捻れて「杏里への殺意」になっていたりもするし、杏里に切られたことによって「内に眠る罪歌の意志」という複数の欲求が生み出されたりもしている。今回は、彼女のそうした複雑なモチベーションが洗いざらい説明されており、彼女が罪歌を、園原を、そして自分自身をどうしたいのかが語られた。 そんな贄川の目的は、実は杏里の目的と正面からぶつかり合うわけではない。そのおかげで、今回は一時的とはいえ、「話合い」で片がつきそうになったのだ。贄川は、面倒な感情を植え付けた杏里に対して「責任を取れ」とは追求してきたが、そこに杏里の命を要求する部分は含まれていない。あくまで罪歌事件を清算し、贄川の目的に協力すればOKと、そこで手打ちにしたのである。しかし、手打ちとは言っても「罪歌の譲渡」が条件に含まれていた時点で、杏里はそれを飲み込むわけにはいかない。自分自身が人間なのか、化け物なのか、それすら分からない彼女だが、既に罪歌は彼女の一部であり、それを今手放してしまうことは、彼女に唯一与えられた権利を放棄することに他ならない。力を失った自分が帝人や正臣のために動くことなど出来るはずがないわけで、ここで罪歌を手放すことは言語道断だ。 結局対立することになってしまった2人だが、そこには「運命」のいたずらか、仕事から解放されてネコと戯れる愛すべき鯨木かさねさんの姿が。「母と子の喧嘩」を見過ごせなかった「もう1人の罪歌」の介入によって友人同士の喧嘩は一旦水入り。いよいよもって罪歌という面倒な存在も核心へと踏み込んでくることになりそうだ。それにしても、本気の鯨木罪歌の強さが尋常じゃないな。変幻自在の刀身に加えて、杏里と同様の隷従効果もあるんだろ? あれはマジで化け物だな。一時とはいえ、よくもまぁ、臨也はこんな化け物相手に問題を乗り越えたもんだ。 なお、個人的には罪歌三者会談の中の人部分に相変わらず打ち震える模様。桑島・中原・花澤って、三つの世代を股にかけたスーパーヒロイン声優対談ですよ。この3人が対等に並べる現場って、今作くらいじゃないですかね。 一足お先にキュアミラクルの魔法が発動、第2話。いいね、2話目で一切テンポが落ちなかった、むしろ加速してる感があるぞ。 寝て起きたら和真君がちょっと冷静になってました。そりゃそうよね、単に土木作業しにこの世界に来たわけじゃないものね。「魔王に滅ぼされそうでヤバい世界じゃなかったのかよ」って、1話目で全員が思ってた突っ込みもようやく出たわね。今作の最大の見どころの1つは、和真君を中心に各キャラが見せる本当にウジ虫を見るような冷めた視線だと思います。 すっかり世界にも順応してエンジンかかっちゃったアクアさんは、Aパートでフルスロットル。この子がピーピー喚いているのを見るのも大きな楽しみの1つです。女神のくせに言ってることがいちいち物騒だし、中二だし、オタクっぽいし、コイツ一体何なのさ。女神が単なるパンチを繰り出し、モーション中に脳内設定を迫真の説明台詞で展開するし、相手は死ぬし、いや、死なないし。カエル超強い。いや、最終的には5体のカエルのうち4体は和真が1人でどうにかしたはずだから(しかもラスト2体は同時に)、レベル1の冒険者でも単体で倒せるくらい、って考えたら大したことないんだけどさ。「山羊や子供などが毎年被害に遭っている」ってことは、大体現実世界だと狼とか、熊とか、そういうレベルの脅威だよな。和真は何度も繰り返し「命を危険にさらして」って言ってるからな。そう考えると、元ヒキニートの駄目冒険者はかなり頑張ってるやん。それに比べてクソ女神の方は……バイタル強いはずじゃねぇのかよ。やっぱりあれか、どんだけステータス高くてもそれを使いこなす知力が伴わないとどうしようもないってことか。普通のRPGじゃ知力なんて魔法系ジョブ以外では一切必要無いんだけどなー。いや、ひょっとしたら和真のラックが高いっていうパラメータが功を奏している可能性も。「アクアのラックが低い→クソみたいなミッションしか出来ない」「和真のラックが高い→それでもなんとかクリアは出来る」みたいなバランスなのかも。 そんな中、ラックの低さに拍車をかける中二病魔法使い、めぐみん爆誕。そりゃまぁ視聴者からしたら「ちょっと本気出した小鳥遊六花」にしか見えないわけだが、とりあえず眼帯を引っ張ったらパチンするのがお約束だな(良い子は絶対真似しちゃ駄目だぞ)。六花に比べると視聴者に媚びる能力はそこまで高くないが、彼女には六花には無い無駄な矜恃が宿っている。爆裂魔法こそが全て、爆裂魔法さえ撃てれば報酬などいらない。……まぁ、そんな人間は確かに冒険者には向かないよな。でもさ、一日1回は撃てるわけだろ、戦術兵器としてのニーズはどこかにありそうな気もするよな。岩盤工事とか、都市開発事業みたいなところで使えないもんかね。「全MPを消費するからその後行動出来ない」って言ってたけど、これってレベルが上がってMPの総量が増えても変わらないんだろうか。常にその時の最大値を使うマダンテみたいな仕様なのだろうか。だとしたら本当にポンコツだが、レベルが上がれば勢いも増すってことだよね。世界を狙える器に……ならんだろうけども。一番の問題は、そんな彼女の生き様にどこぞのクソ女神が共感しちゃったことらしい。どっちかってぇと男のロマンっぽいのに、堅実派の和真君はさっさと愛想を尽かし、何故か頭の悪い女神の方に見初められるという。このあたりはラックが高いのか低いのか……。 そして、仕事もなく行き詰まるパーティーに新たな刺客が。なんかもう、既に登場時から様子がおかしい女騎士。CVかやのん。なんか、全体的にチンポに弱そう。もう、この3人でまともにミッションが進むはずがないな。前途多難だがエロゲとしては優秀そうな展開だ……薄い本が捗るな……。 あ、でもそんな殺伐とした雰囲気とは裏腹に、エンディングのあまりにも牧歌的なテンションがとても良いですね。最近じゃ珍しいタイプのエンディング。Trysailの1人とかイヤホンズの1人とか、3人組が解体されて新たな3人が結集した感。次代を担う新ユニット結成の予感。 オープニングもついたぞ、第3話。椎名林檎+林原めぐみで何とも不思議な感覚に陥る曲なのだが、映像がついてつらつらと流れているのを見ると、不思議とこの作品にあっているような気もしてくる。何とも艶っぽい演目である。 さて、菊比古の思いは色々とありながら、時代は確実に進んでいく。本人によるナレーションで進行していることからも分かる通り、本作はあくまでも八雲の視点から見た世界の切り取り方。全ての事象を漏らさずに描いているわけではない。しかし、そのおかげで彼の世界の見え方というのがよく分かるようになっており、その中でも特に重要なのが、「菊比古と初太郎」、そして「菊比古と落語」という2つの関係性だ。「水と油」と称していた初太郎との関係は、生活の質の違いによってある意味ではますます溝が深くもなっていく。学を積ませなければならないという師匠の気遣いも、芸の道に進みたい者にとっては良し悪しだ。次第に実力でも水をあけられるのを黙って見ているのは、そりゃ気持ちの良いものではないだろう。元々天賦の才もあった初太郎は場数を踏んで確実に実力を付けていくが、菊比古の方はなかなか芸の道も見えずに苦しむばかり。そんな状況で初太郎を見ていて、やっかみが先に立つのは仕方ないところ。 しかし、それでも決して関係性が悪くなるだけではないのがこの2人の面白いところ。元々兄弟同然の付き合いをしており、一つ屋根の下で苦楽をともにした仲である。そして、本人がどれだけ意識的なのかは定かでないが、初太郎は「ぼん」と呼んで菊比古のことを可愛がってもくれる。同じ芸の道を志す者としての仲間意識は強く、菊比古の芸が良くなるためのアドバイスもくれるのだ(まぁ、それが上を行くものの余裕ととられたらそうなのかもしれないが)。そして何より、彼の芸は純粋に楽しい。それが菊比古にとっては大きな救いになっていたはず。彼のアドバイス、というか「女抱きてぇなぁ」という単なる欲望の吐露を受けて、菊比古の方も積極的に女性にアタックをしてみる。お千代ちゃんは素直に可愛い子である。この関係性の中で何かが芽生えたということは無かったのかもしれないが、将来的に八雲が身につける噺の中身を考えるに、女性関係でもなんでも社会の物事を知るための窓口を広げた経験は何よりも糧になっただろうし、それ以上に、彼の精神性を変えるのに大きな役割を果たしたことだろう。 そして、戦争という避けようのない悲劇によって隔たれてしまう2人。菊比古は師匠や初太郎と別れることに加えて、落語そのものからも切り離されてしまうことになり、そこでついに、自分がこの道に入ってきて楽しかったのだということをはっきりと認識する。それ以前にも「元々芸の道は嫌いではない」と言っていたし、進んで三味をとって演奏してみたり、この世界にいることに満足感のあった菊比古は、自分の生きる道がこの芸の世界にあることをはっきりと認識するに至ったのである。結局、師匠とともに危険な前線へと送り出されることは無かったが、落語と切り離され、見知った世間と隔絶した数年間の中で、彼は胸の内にある感情を静かに、しかし確実に燃え上がらせていくことになる。この間に積んだ人生経験は、初太郎が戦地で暮らした数年間とどのような差を生むものなのか。 「初太郎との関係性」で今回の見どころというと、まずは寝物語代わりの「あくび指南」が挙げられるだろうか。ここで「あくび指南」っていうあたりが流石で、聞いてたら「眠くなっちまわぁ」ってのがこの噺のオチ。とはいえどう考えても子守歌に向くような噺ではないはずなのに、菊比古はすんなりと寝てしまう。それだけに、彼がいつの間にか初太郎に、そして落語に身を寄せていたことが分かるというもの。そして、初太郎が復員し、夕日の中で抱擁を交わすシーン。2話の描写に引き続き、やはり日の光が菊比古の顔を照らしているのが興味深い。初太郎は夕日を背にしての帰還であるから、浅黒い肌がより薄暗く見えて、菊比古の白い肌との対比が著しい。この2人の生き様は常にこうして対比される。ただ、これが寄席の中だとそうもならずに、「黄金餅」をそらんじながら菊比古の首を鷲づかみにしている初太郎のシーンでは、2人とも同じように目を輝かせ、菊比古が何ともいえず良い笑顔を浮かべていたのが印象的であった。 さて、こうしてまったく違った人生を歩んでいる2人の男たちであるが……次回はついに、林原めぐみボイスの謎の女性、みよ吉が登場。彼女の存在が、2人の男にどんな影響を与えていくのか……まだまだ波乱が続きそう。この緊迫感はどこまで続くのでしょう。 1月22日 ドラフト模様(OGW×2 BFZ) ピック順 【Thraxi】→【Serra】→【Sangriter】→【Mei】→【Sea-chicken】→
新環境!!! これまでは年に3度のお楽しみだったわけだが、今後は年に4度のお楽しみだ。なお、そのためにこの環境はわずか2ヶ月ちょいしかないので注意が必要だ。 さぁ、話題沸騰のゲートウォッチ環境でございますが……まぁ、カオスカオス。未だかつて、これほどまでに何をしていいのか分からない世界があっただろうか。「無色マナって出せるの?」「どのタイミングで土地引いたらいいの?」「環境って早いの? 遅いの?」「同盟者って強いの?」「怒濤って使えるの?」「支援能力は集めたらいいの?」「どの色から渡りつけたらいいの?」「3パック目に接続ってどうやるの?」「とりあえずどのカードが一番強いのか教えろやぁ!!」 などなど。もう、色々とてさぐれない。開封した14枚を見て、ただぼんやりと立ち尽くすしかない辛さといったら。ここからが真の地獄だ……。 なお、今回はこんな地獄をよりによって5人でやらなきゃいけないという更なる地獄。いや、6人いたらさらに見るカードの量が増えて辛かった気もするけども。こんなもん、くじ引きやんけ! ただ、くじ引きと違うのは「どのクジが当たりかわかんねぇ」ことなんだけどな!
キモオタ役の野島裕史が本当にしっくり来てたまらない第3話。こういう配役にお約束のニーズってあるよね。中の人的には全部陶山章央に任せたいところだが。 「アニメは3話まで」みたいな話ってのは最近良く聞く言説だが(個人的には「アニメは最後まで」なのであまり共感しないが)、このアニメの3話目はばっちりだったんじゃないでしょうか。2話で積み重ねたギャグテイストの方向性が今回ではっきりした気がする。シレッとアホみたいなことが出来る押しつけがましくないこういう方向性は好き。あさみ君が頑張って歌い始めた瞬間の「駄目です!」とか、真面目にバトってるはずなのに管制室の方がすげぇフラットなのが強く、係長と室長のどこまでも事務方のくせに飄々と問題を処理していく様子が格好良いやらおかしいやら。基本的には協会さん率いるメカニック連中が便利過ぎて「こんなこともあろうかと」が先回りしすぎなのに(今回のノイズキャンセラーとかね)、敵方の天才ハッカーさん・ミュトスもそれに負けないくらいのチート能力なので、あっさりと警察権力の俺ツエーで終わらず、どっか抜けてるアホみたいなバトルなのにちゃんと緊張感はあるんだよ。この手のパワードスーツの対戦で、まさか3週目で早くもバッテリーパック抜かれるとか思わないよな。「外部から手動ではずされるってどんだけ脆弱やねん!」って思ったけど、ちゃんとミュトスさんの独り言でそのあたりの脆弱性をフォローしようとしてたことは説明されてたしね。 幸いにして、今回もまだ大きな作画崩れは無い。元々西田画の癖の強さがあるので全てのシーンを完璧に、ってわけにはいかないが、それでも要所でキャラ画は締まってるし、メカ戦もしゃきしゃき動くので問題無し。今回はコンテが須永司氏なんだよね。懐かしいやん、谷口監督&須永さんといえばやっぱり「ギアス」ですからね。いや、別に今作がギアスになって欲しいとは思わないけど。今回見せたお馬鹿路線がきっちり今後も続いてくと嬉しいなぁ。 そして、女性キャラの使い方も色々好き。亜李ちゃんはあさみ君だけでも割と新鮮な配役でばっちりはまってると思ってたところに、今回は更なる伏兵、なんと「ついてる」アイドルである。もう、何がなにやら。いいぞもっとやれ。そして少しずつ存在感を強める謎のAI、Liko役の黒沢ともよ。いいキャスティングです。今のところ敵側の犯罪者連中は全員野郎なのだが、そこにもうちょい悪辣な女性キャラが混ざってくると刺激も増しそうだ。あと、個人的にはニュースキャスターのおねーさんがしっかりレギュラーでおいしい(ムカつく)役どころをキープしてくれそうなのは嬉しいところです。単純に「マスコミってクズだわ」ってことなんだろうけど、そこも微妙に抜けてるのがな。警察批判するにしてもそこじゃねぇだろ、っていう。 ゴブリン怖い、第2話。ゴブリンってあれだろ、3マナで3体出る奴だろ? 毎ターン出てきてアタックして死んでいくあれだろ? カード名に「餌」とかもろに書かれてるあれだろ? 生き物としての尊厳すら危うい存在だと思ってたのに……。 もう、Aパートの救いの無さがね。あそこまで執拗に抵抗するゴブリン。前回のエピソードで「ゴブリン複数体には勝てない」ということに気付いた主人公パーティは、徹底して監視を繰り返してなんとか単独行動するゴブリンを発見、討伐を目指すも、そのゴブリンの持つ「尊厳」がはっきりと見えてしまって。まず、襲われた時に何してたかっていうと、水汲んでた。しかも、ちょっと楽しげな表情で、なんなら鼻歌交じりに。あれだけを見たら、もう立派な知的生命体なんだよ。どこの世界でもそうだけど、実はゴブリンってけっこう知能はあるんだよ。作品によって、犬っころレベルからいっぱしの人間レベルまで多々あって、Magicならアラーラのゴブリンは割とアホっぽいし、ラヴニカとかメルカディアみたいな商業世界だと立派な「天才ゴブリン」だって存在する。この世界のゴブリンは、前回3人で車座になっていた連中を見る限り、少なくとも個々のゴブリンがしっかりと人格を持ち、おしゃれも出来るし共同生活も出来ることが描かれていた。言ってしまえば、エルフとか、ドワーフとか、そういうものと大して変わらないのだ(作品によってはゴブリンとドワーフが宿敵同士の場合も少なくないしな)。それを、いくら初心者とはいえ、人間6人で取り囲んで襲撃とは。ゴブリンなにも悪くないのに。生きていく為にはしょうがないんだってさ。これって流石に「肉を食うために牛を殺す」とはちょっと違う次元の話だよなぁ……実際、「殺し」に加担した男どもは皆、自分がイメージした「ゴブリン退治」とのギャップに打ち震えている。実際に「生き物を殺した」感触、相手の生きようとする抵抗意志の感触、そうしたものが、実際に体験した「命の取り合い」以上の重さでのしかかってくる。 かてて加えて、ゴブリン強いんだわ。大した能力も無いかと思ってたのに、ゴブリンの皮膚って固いのね。刃物がなかなか通らない。レベルが上がればもう少し楽に戦えるようになるのかなぁ。レベルってなんだろ、腕力なのか、テクニックなのか。魔法使いの魔法があたっても軽くこづかれた程度の衝撃だったみたいだし、単純にレベルがあがると殺傷力も増していくのかな。それとも、慣れてきて遠慮なくゴブリンに「殺す気」をあてられるようになるのか。どっちにしても、さっさとこの初心者モードを抜け出さないことには精神的にやられてしまいそう。僕ら視聴者は、このままじゃろくにRPGもプレイ出来なくなりそう。あんな憎らしいゴブリンでも殺しにくいのに、愛らしい目をしたスライムとかどうやって倒したら良いんでしょうね。 さておき、Aパートはそうした「やるせなさ」みたいなもの、「どうしようもなさ」みたいなものが1話目に引き続きたっぷり味わえたわけだが、一転してBパートはなんだこれ。なんだその延々流れる挿入歌は。うーむ、「謎の挿入歌」っていうと、最近では「実は私は」の悪夢が蘇るのだが……このアニメも、ひょっとして1話に1回挿入歌の義務とかが課せられているのではあるまいな。今回のは一応叙情的なシーンだったからギリギリセーフとしても、毎回ノルマとして入れるとかアニメの演出意図も何もあったもんじゃないから勘弁してくれよ。今回のだって、別に歌いらないんだ。無音でもいいし、別に台詞を入れて悪いシーンじゃない。まだ完全に馴染みきっていないこの段階で、挿入歌のバックで流して処理するのはあまり良い判断とは言えないシーンがポロポロあったと思うのだが。別に歌が悪いと言いたいのではなく、演出意図としてそこは不必要だろうと思うのである。次回まで様子見だけども……大丈夫かなぁ。 歌のバックでながされてしまったために、今回一番気になったランタの心情が今ひとつ分からずじまいだったのが残念。彼はちゃんと「ロストバージン」のショックから立ち直れたんですかね。そこは割り切っちゃっていいところなのかどうかも微妙なところだが……切り替えるなら切り替えるで、ちゃんとそういうシーンをはっきり見せた方が良かったと思うよ。他の面々もそうだけど。あと、一番気になったのは戦士の子(モグゾー)が作ってた飛行機模型。飛行機の記憶は残っててもいいんだ。記憶消去のトリガーがいまいち分からん。ランタが「パッション」とか英語使うのもセーフだし、言語体系も統一されていない(まぁ、「ギルド」とか「パーティ」とか「コパー」とか、英語がたくさんあるのだからそのあたりの制限は無いのだろうが)。この世界のルールは未だ謎が多いが、そのあたりは多分このシリーズでは一切解明はされないだろうな。 とりあえず、「やるならせめて風呂場の中身ちょっとくらい見せてよ」。ランタは実際蹴り飛ばされて出てきてるわけで、見るものは見てるんだよな。羨ましいったら……。 以上だ! 俺に解けないパズルはねぇ! 第2話。いやー、懐かしいね、ファイブレイン。なかなかの秀作だったのに全然知名度が無いんだよ。みんな見ようぜ。 先週の時点で「何アニメか分からないからどこにいくのか予想がつかない」と言っていたわけだが、どうやら正解は「吹奏楽アニメ」でも「学園青春アニメ」でも「ガチホモ三角関係アニメ」でもなく、「日常の謎解きアニメ」のようだ。もちろんその他の要素もあるのだろうが、少なくとも「全力で吹奏楽部の魅力を描こう」なんて方向性ではないようだ。ただ、残念ながらわたしゃ「櫻子さん」の時にもちょっと触れたが、あんまり日常の謎系は得意じゃないんだよね。「氷菓」からずっと(いや、そんなに作品数ないけど)。 例えば今回のお話を例にとってみよう。今回与えられた謎は「一面真っ白なルービックキューブ」という謎。一応「一面真っ白なのにどうやったら正解が分かるのか」というのが問題なわけだが、実際にはそんなもんに正解があるわけがないので、「出題者は何を考えていたのか」という問題に還元される。つまり、結局は理屈の面で解決し得ない人の心の問題なのだ。謎解きというよりもカウンセリング、気の持ちようでいくらでも解決がある。今回、依頼人の成島さんはハルタが彼女の情に訴えかけるような演出を施したためにあれが「正解」であるかのように思わされたが、実際にはそんなことはどこにも書いていない。簡単にまとめれば「剥がれる塗料が塗られており、その下に正解が書かれていた」だけの話。もし成島さんが「白いままで解けるわけがない」と思い、ガリガリと爪で削ったり、何らかの溶剤で溶かしてしまっていたら、ハルタがやった「キューブに色を塗る」という過程は経ずに正解の文字列が現れてしまい、簡単に「メッセージ」まで行き着いてしまう。その場合、「なんや、単に隠していただけやんけ」で終わってしまうだろう。 そして、実際に今回のパズルは「隠していただけ」なのである。成島さんは遺品だから絶対に傷つけまいと思っていたために「剥がす」という選択が出来なかったが、普通の人間が手にとれば、十人中九人は「上から色塗ったんだから、その下になんかあるだろ」と思うはず。真の正解がその一歩上をいけば謎としても、謎解きとしてもエレガントなのに、この話では、その十人中九人が思い至る第一歩こそが正解。つまり、何のひねりもない。せめて塗料の剥がし方に何か一手間あるとかなら意味もあるかもしれないが、本当にやろうとしたら塗料の性質を調べ、さらに剥離のために時間をおいて待つというあまりに地味な行程が待っている。そんなもん、正解を確信してからでないと出来るわけがなく、遺品を傷つけられない成島にとって、事実上正解など無かったのだ。まぁ、「油絵の具を塗る」なんて正解は普通行き着けるとは思わないが……とにかく正解を正常な思考から導けない時点で、そんなものはパズルとは言わないだろう。 もちろん、だからこそハルタという外的要因が介入し、彼女の閉じた心をぶっ壊すというお話が成立するわけだが、今回のハルタの口ぶりでは「成島さんが自ら気付くべきだった」的なニュアンスになっている。弟君が、姉の克己を促し、自分の死後一人で歩けるように、一歩目のはっぱをかける目的だったように語られている。もし実際にそうだったら、弟君は何ともスパルタな人間だったということに。そして、「克己したら姉はこのキューブに油絵の具を塗ってくれる」と考えたと。訳が分からない。 結局この手のお話は「ハルタが示したのはあくまでも『ハルタの考えではそう』なだけで、正解がない」というのがもやっとする原因。加えて今回は「白いキューブって言われてたけど、白いはず無いやん」というあまりに無体な選択肢が解答として与えられたせいでさらにもやっと。あんまりこの先の謎の展開にも期待が持てない気がする。まぁ、誰か人が死ねば……いやぁ、死なないだろうなぁ。 救いがあるとしたら、タイトルの通りにチカとハルタの関係性は見ていて面白いってところ。「頭の悪いヒロイン」ってのは多々あるが、ここまで主人公にぼろくそ言われる下等扱いのヒロインってのはなかなかいない。ハルタのあまりにストレート過ぎるチカディスが際だっている。ここまで悪く言われたらイラッとする部分はあるのだが、ハルタの場合はマジで女の子に興味なさそうだからしょうがないんだよなぁ。ホモ強いなぁ。 言ったらやめてくれるんや、第15話。割と散逸的な内容。ちょっと十四松を便利に使いすぎてやいませんかね。 1本目、「面接」。十四松の規格外のスペックを見るというよりも、その捉えどころの無さを嘆くチョロ松のレスポンスを見る方がメインになるお話ではなかろうか。人間、あまりにも想定を超えてしまうとどう反応していいか分からないものでね。こういうネタ回しになると、本作では特徴的な「クドいくらいの天丼」がよく見られるようになるが、このしつこさも良し悪しだよなぁ。冒頭のケツのくだりなんかは1回切った方が良かった気もするが……でも、無駄に長いおかげで次の「言えばやめてくれるんだ」の重要性が増すとも考えられるので、難しいところだ。ギャグのテンポって、一朝一夕で完成形が見えるものでもないからなぁ。ま、その辺はいつも通りに放っておくとして、やっぱり十四松が暴れるときは常に一松がサポートに回ってるってのはチェックポイントだな。今回は会社社長がカラ松っていう思い切った配役になってるんだが、あれって単に面接官(突っ込み役)にチョロ松とおそ松を回す必要があったからあまりもんなんだよな。まー、ニート4人の会社経営の時点でアレな企業なのだろうが。しかし「ニートが経営する会社」とは一体? 2本目、「じょし松さんリターンズ」。まさかの2回目。てっきり使い捨てのネタだと思ってたのだが、思いの外早く帰ってきたので驚きである。でもまぁ、ネタ回しは前回の登場回を超えるものではないから、なんか穴埋め感が強かったかな。こっちバージョンになるとおそ子が一転して被害者側にまわるのは不思議ね。団体旅行が上手くいかない時のあの特有のもやもやイライラした感じはよく出ていると思う。コミュ障なら特に分かるはず。でも、最終的にLINEでおそ子も和気藹々としてるあたり、結局この6人って男だろうが女だろうが仲良いんだよな。 3本目、「チビ太の花の命」。久しぶりにチビ太メイン回で、たまにやってくる「ちょっといい話」(オチがカラ松なところまで予定調和)。チビ太さんのストイックさは確かに「十四松でも分かるくらい」ヤバい。でもまぁ、ニートどもが文句いうところじゃねぇよな。そして花の精の指摘する「縮小再生産」というあまりにも的確かつクリティカルなアドバイス。よくアニメ業界やラノベ業界を揶揄するときにも使われる言い回しですよね。チビ太さんはちゃんとその言葉を受けて自分を変えるだけの柔軟さ、度量の広さがあったのは幸いだった。ラストに「ちょっとしょっぱい」と言われていたが、あれは少しずつ何かを変えようとしていることの表れだったのだろう。チビ太サイドだけを見れば純粋にいい話……だけど、多分2人で食事しに行ってた店って、レンタル彼女の時にネタが割れたあのお店だよね。よく出禁にならずにすんでたな。あと、彼女が選んだらしき新しい衣装コーディネート。どないやねんと思ったが、あれって「バーロー」繋がりなのか。しばらく気付かんかったわ。 他方のカラ松さんサイド。まさかのオチまで転がり込む衝撃の展開だったが……カラ松ガールズからしたらいい話よね。カラ松がすごく一途で尽くしてくれるタイプなのは分かったわけだし。元々性格は良い奴なんだよな。まぁ、しょせん根っこはクズニートだけどさ。残された問題は、結婚設定が来週までひっぱられるかどうかやな。幸いにしてシコ松設定は引き継がれなかったが、「トッティ」呼びとかエスパーニャンコのエピソードなんかは設定が残ったままで進行してるんだよね。来週は一松事変らしいが、カラ松の生活がどうなっていることやら……。いや、もし設定引き継いでたとしたらあのビオランテが暴れっぱなしってことになるんだけどね。 |
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