最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
CV桑島法子だから自殺もやむなしみたいな風潮イクナイ、第9話。違うから、単にマクロスFのキャストっていうだけだから(知らんがな)。 Aパート。今作唯一の良心であるチビ太をぶっ壊すお話。以上。まぁ、そのためにクソ松、ちがう、カラ松が犠牲になるのはしょうがないことだ。5話の時もそうだったけど、何故か六つ子内では一切人権の無いカラ松もチビ太にだけは可愛がられてるんだよな。単に同情なのかしら。もしくは厨二的な電波を受信する部分に何かしら共感を覚える部分があるのか。いや、一番ありそうなのは、「本当に良い奴なチビ太は、最も生活力が無くてほっといたら真っ先に死にそうなカラ松が一番心配」っていう線だな。そんだけ良い人なチビ太でも、本作では容赦無くマジキチ扱いされてしまうという……まぁ、冷静に考えて、あれだけ幼い頃からおでん好きって、普通に考えたらかなり偏った趣味趣向だもんなぁ。「おでんの串を常に携帯してる子供」って、今になって考えるとなんかホラーだわ。そりゃこんだけのキチガイになってしまうのも頷けるってもんで。それでも自分の店をやれてるんだから偉いけどね。カラ松はあの惨状を見た後なのにBパートでは平気な顔で店のもの食えるんだよな。どういう神経してんだ。 そして今回間違いなくメインになるのはBパート。ついに来てしまった十四松メイン回。どんなカオスになるのかと思いきや、なんとこれまでのお話の中ではトップクラスにまとも。「エスパーニャンコ」のときといい、マジキチ要員でお話を作るときには、逆にいい話に持っていくギャップを見せるのが好きなスタッフなのかも。冒頭、「いつもの十四松の日常」は逆に安心して見ていられる風景。言動の全てに野球を絡めてくるあたりはよっぽどの焼き豚であるが、あんだけ努力してるのにそっち方向で仕事をするとかいう発想は一切無いのが不思議なところ。道具も一式持っているところを見ると、学生時代は野球部だったのだろうか(少なくとも小学生時代は違ったけど)。あれだけのフィジカルがあるのだからスポーツ選手としては一山当てられそうにも見えるのだが……まぁ、野球ってのも団体競技だし、頭も使うスポーツだからね……。結局、彼は「成人しても特に定職に就かず、毎日バットを振り続ける大人」に。やべぇ、こうして改めて書くとやっぱり一番怖い。 でも、毎日充実してる風なんだよなぁ。一番美味そうにご飯食べるし、一番健やかに寝るし。六つ子で一番長生きしそうなのは十四松だよな(一番早死にするのは、他殺ならクソ松、自然死ならチョロ松)。「鬼のように滑るが手数が多い男、十四松」の日常は、ちょっと距離を置いて見ている分には大変微笑ましいものであり、これこそが我らが理想の十四松像であった。しかし、そこに異変。たまたま出会った女の子と珍しく良い仲になり、あっという間に彼の日常も変化。単に日中出会ってデートするだけの関係性が生まれただけであれほどまでに態度が変わるってことは、別に普通の生活も出来るヤツなんだろうな。普段は他の兄弟に併せてキチっていただけなんだろう(彼なりのサービス精神?)。あの彼女が「十四松さん、もっと落ち着いて行動して下さい」とか注意したとも思えないし、むしろ積極的にネタ見せを促してたわけだから、十四松の生活が是正されたのは、「彼女のことを考えると、他の兄弟に合わせる余裕が無い」ことの表れだったのではなかろうか。 そして、そんな十四松への残り5人の態度もまた微笑ましい。そりゃまぁ、邪魔したくもなるし、実際邪魔もするのだが、どこぞのトッティの時とはエラい違いだ。基本的にみんな十四松には優しいんだよな。バットになってあげる一松はおかしすぎるけども。「せっかく準備したのに」って、どんだけ優しい(?)んですか一松兄さん。その優しさの2%でいいからカラ松にも分けてあげてよ。いや、俺もカラ松に優しく出来る自信は欠片も無いけどさ。一松は他にも十四松のデートシーンを見てやっかみから頭をかち割るなど、異常なまでの十四松への愛情が確認出来る。そっち方面の人から見たら単なる燃料だろうが、そういうニュアンスでなくても、貴重な兄弟愛の片鱗として見ることは出来ます。そりゃ6人もいたらその中で好き嫌いもあるでしょうよ。一松の場合、なかなか本音が言えないタイプの人間なので、素直で快活な十四松に憧れる部分もあるだろうし、天真爛漫な彼に救われることも多かったんだろう。 結局、恋愛は成就せず、「彼女」さんは田舎に帰ることに。何故彼女が帰ることになってしまったのかは、おそらくおそ松だけが気付いた「裏の事情」があるのだろうが、今作には珍しくそのあたりの要素は匂わせるだけで答えは明示されていない。ラストカット、彼女が手首に巻いた「14」のリストバンドに彼女の本心がうかがい知れる程度のものである。最後の最後まで十四松は十四松らしく、これはこれでハッピーエンドといえるんじゃないでしょうか。少なくともカラ松やトッティに比べればね。ちなみに、超余談ではあるが、ラストシーンで彼女が乗っていた新幹線はカラーリングから東北新幹線「やまびこ」だと思われる(ディティールは違うんだけど)。つまり、あの新幹線が向かう先は桑島法子の生まれ故郷である岩手県なのではないかな。そんな夢想。 PR この世界におけるジャポニズムとは、第9話。どう考えても名前からして日系人でもない連中がなんでこんな任侠の世界やねん、とか思ったけど、一応母船の名前だけは漢字表記なのね。 順調に出世街道を進んでいる鉄華団。どんな物語でも「主人公パーティーがレベルアップしていく様子」ってのを見守るのは楽しいもので、きちんと頑張っている様子が分かるし、道理にあった成長物語であるならば安心して見ていられる。今回のオルガたちの場合、多少名瀬さんが優しすぎる気がしないでもないが、まぁ、それなりに苦労してるわけだし、「男と男の絆」としては妥当なものだろう。名瀬さんが特に「家族」っていう言葉を大事にしてくれるイタリア人気質なのはありがたかった。ついでにテイワズのトップであるバリストン氏(CV・石塚運昇)も割と話の分かる人で、オルガの盃は一発OK、さらに姫様との会談も割と物わかりが良く、その上できちんと世間の厳しさ、現実の難しさを教える度量の深さを持つ。かててくわえてあっさりさっぱりの三日月の気立てにも好感を持ったようで、なんとバルバドスが無償修理&パワーアップまで約束された。流石にここまでくるとちょっと上手くいきすぎている感。まぁ、おっちゃん達から見たら鉄華団は「立ち上げたばかりのベンチャー企業」みたいなものだし、右も左も分からない若僧に早いうちから恩を売っておけば、万一大きくなった時には色々とボロい話もある、っていう計算もあるんだろうけど。とにかく、時流に乗れたことで今回はみんな笑顔ばっかりである。 これまで鉄臭い船の中であれこれ悩んでばかりだった若者たちにも一時の休息。血気盛んな若者たちの娯楽といえば、飲む・食う・そしてヤる。……確かにぁ、タービンズとの合流後の環境は、野郎だらけの船内では完全にお預け状態だったもんなぁ……みんな溜まってるはずやで。何の反応も見せずに平然としているミカやオルガはひょっとしたらホモなんですかね。あ、アキヒロは間違いなくホモです(偏見)。ミカの場合はまだそのあたりの感心が薄い子供、ってことで片付けるとして、オルガは立場もあるから、どういう風に発散したらいいか分からないんだろうね。見ず知らずの美人さんにハンカチをもらっておいて「女くせぇ」って、勿体ないわね。ちなみに、謎の綺麗なお姉さんはCV田中理恵ですよ。エラい久しぶりの仕事やな。 今回最も見るべき点は、やっぱり本作における「女」の扱いだろうか。タービンズにおける女性像、そして鉄華団が持てあます「女」という存在、姫様やアトラちゃんが奮起し克己する女性の戦い。そしてタービンズにおける愛の形。必要以上に「女とは何か」という問題を掘りさげるこのシナリオライン、いかにも岡田麿里の脚本らしい生臭さ。こういうシナリオラインにしてもらうと、本当に色んな女性像が見られて楽しいのですよ。いや、富野ガンダムにおける女性像も色々あって楽しいけども……基本的に「全員キチガイだし全員富野ワールド」だから何もかもぶっ飛んでて怖いからね……。今作で「女」というファクターが掘りさげられることにはきちんと理由があって、それはメインテーマとして「家族」が掲げられているから。本来「家族」といえば男女の繋がりが始めに有るべきだが、実際には鉄華団の掲げる「家族」は野郎臭さ満載である。そこできちんと「女」という存在をクローズアップすることで、本来あるべき家族像を鉄華団の持つ「家族」の意味と対比させることでオルガ・ミカの関係性を掘りさげることになっているわけだ。本当に卒のない脚本である。 それにしても、回を重ねる事にどんどんオルガがメインヒロインとしての地位を固めているよな……べろべろに酔ったオルガの守ってあげたい感は異常。 「黄色……いいよね……」「いい……」第42話。やっぱりきらら回はパワーがあるよなぁ。いや、はるはる回もパワーあるしトワ回だって良いんだけどさ。つまり、まとめるとプリプリは全部良い。 この時期のお当番回ってことで、いよいよシナリオもまとめに入っている。このプリキュア・戦隊シリーズの40話を超えたあたりの物寂しさというのは、毎年味わうものなのになかなか慣れるものじゃないね。奇しくも今週はニンニンジャーのナンバーワンヒロイン・かすみ姐さんが挫折するエピソードになっており、普段高慢に構えている女性がうちひしがれる姿を2連続で楽しめる構成になっているという。東映はちびっ子たちにどんな属性を植え付けたいんでしょうね(ちびっ子はそんな濁った目線で作品を見ない)。 タイトルを見るだけで大体何が起こるか分かるお話だが、きららはプリキュアには珍しく、既に一定以上の成功と地位を手にしているスーパーモデルである。そこで、今回は新しい要素として「憧れる後輩」を導入。モデル業界なんて互いを蹴落とし合う殺伐とした世界かと思われていたが(12話参照)、今回入ってきた後輩は純粋にきららに憧れるだけの、分かりやすい「守るべき存在」。わずか1話で大した友情なんて築けるはずないやろ、と思っていたのだが、元々面倒見の良いきららのこと。トワっちと打ち解けた時よりもさらに早く、後輩には目をかけて素敵な笑顔を振りまいてくれた。そんな状況だけに、健気な後輩ちゃんがゼツボーグ化されるという事態に黙っちゃいられなかった。ぶっちゃけると「そこはきららちゃん無しで3人で何とかなるんじゃないかな」とか思ってしまうわけだが、今回は「他の3人がピンチになったからきららが駆けつけた」のではないのだ。あくまで「この子は私が助けなきゃいけない」という使命感から、きららは戻ってきた。そのあたりの心情は、いかにも彼女らしいというか、シナリオが理屈っぽくないというか。必要かどうか、正義かどうかが問題なのではない。あくまで「彼女が正しいと思ったからそうした」というところが重要なのである。 こうして自らの選択で道を閉ざしてしまったきらら。普通ならばなんか適当なフォローが入ってにこやかにお話が終わるところなのだろうが、なんとまさかの2話またぎ。今作は、そう簡単にお為ごかしのハッピーエンドなんて見せてくれませんよ。モデル稼業のドタキャンは影響が大きく、社長も理解こそ示してくれているが大きなため息。そうだ、二者択一で1つを選ぶということは、片方を捨てることを意味する。それであっさり両方手に入るほど、世の中は甘くないのだ。現実の厳しさを教えて、小さいお友達に「選ぶとはどういうことか」を考えさせながら次週へ続く。もちろん来週はハッピーエンドが待っているのだろうが、この一週間、「きらら、モデルやめるってよ」を引きずりながら悩まなきゃいけない全国のきららファンは大変である。苦悩も抱えて一緒に歩む、それがプリンセスプリキュア。イイハナシダナー。まぁ、多分全国のきららファンよりも全国のシャットさんファンの方が心痛めてるとは思うけど。次回予告のきららちゃんはめっちゃいい笑顔だったしな。 ちなみに、今回のゲストキャラである後輩ちゃんのCVは牧口真幸。こういう役もやるんやな。 時たまとんでもないネタぶっ込んでくるアニメだな、第9話。いや、多分原作からしてこういう「手塚治虫大甲子園」みたいな趣なんだろうけども、まさかの「どろろ」かよ。とんでもねぇ取り合わせだ。 確かにエンディング映像にそういうのがうつってたんだから予測しても良かったんだろうが、流石にネタだろうと思ってたんだ。そしたら、普通に百鬼丸がしれっと外科医になって登場したんだ。そして回りを取り囲むキャラクターも全部「どろろ」由来。まぁ、ぶっちゃけあんまり読んだことないからピンと来ない部分も多かったのだが、ご丁寧にエンディングで人物対応表があるので分かりやすい。こういうはっちゃけ方は面白いなぁ。今期は「おそ松さん」でも「赤塚先生が云々」っていうきっちりリスペクトした作品作りが目立っているが、こちらも手塚プロの監修が入っているのだからしっかりしたものだろう。まぁ、故人の遺志を反映しているかどうかは何とも言えないが……。面白ければそれでいいよな。最近とみに人気の「鬼畜な方の手塚」像だと、こういう無茶苦茶な作品作りでもあんまり問題はなさそう。 で、いざ百鬼丸が現代(近代?)医学ドラマに登場するとどうなるかっていうと、「身体の欠損」という部分が当然フィーチャーされるわけだ。四肢を失った状態の外科医というのもなかなかショッキングな設定であるが、「自分が体験したからこそ患者のことが分かる」というのはなるほどよく出来た設定だ。その上で、義手などの技術開発の話、さらに医学界の狭さと陰湿さのお話にまで広がっていき、きちんと「どろろ」してるのが偉い。いや、やっぱりおかしいけども。そもそもあの時代の車椅子にしちゃよく出来すぎてるよな。義手の技術レベルだけで見たらそれなりに昭和感はあるのだけど、彼の開発したスーパー義手、およびスーパー義足があまりにもうさんくさいので笑ってしまう。百歩譲って換装式の義手はいいとしても、義足のあの機能はいらんやろ。そりゃ依頼主だって写真見たらキャンセルするわ。絶対にあの義手義足は消毒とか衛生面の問題をクリアしてないよな。 ハンディキャップの問題や医学界の闇など、扱っているテーマは非常に重たいのだが、絵面だけを見るとどうしてもナンセンスが先に立つお話。笑って良いものかどうか迷ってしまうが、そこは宮野真守による熱演で割とシリアス目に寄せられている。憎むべき敵に緑川・平川といった役者陣も集まり、このバトルは生中なものではすまなそうだ。まさに無残帳。一体どうなることやら。 ちなみに、百樹先生のフィアンセの澪さんは何ともおしとやかで繊細なキャラ。声を聞いてもキャストが分からなかったのだが、エンドロールを見たらなんと松井恵理子であった。カッター、色んなところから声かかってるな。 しかし……色々と面白ポイントの多いアニメではあるが、一番ずるいのは「とにかく次回予告が意味深で格好良い」ってところだ。正直何が言いたいのか良く分からんポエムなのに、あの声で、あの音圧で読まれるとすげぇ説得力なんだよなぁ。今作の次回予告とアバンのボイスだけ集めたCDとか、割とニーズ多そう。 11月27日 ドラフト模様(BFZ×3) ピック順 【Sangriter】→【Mei】→【Thraxi】→【Serra】→【Alessi】→【Sea-chicken】→
オレ、 コノキジ、 カキタクナイ。 ユウショウシタヤツガ、 カケバイインジャナイカナ。 ダレカマジデタスケテクダサイ。
菊理ちゃんが久しぶりに登場! 第9話。まさかあの声で「じゃぁわたし、生徒会行くね」が聞ける時代になるとはおもわなんだ。いや、だいぶニュアンス違うけどね。菊理ちゃんもすっかり押しかけ女房みたいになってるけど、肝心のクロの女子力がやたら高いのでいまいち存在意義が無いのがなー。 さておき、今回は本作にしては珍しく動きの多いお話だった。何しろ突然の「ONE MONTH LATER」である。あれだけの大事件が起こって諸々のクランも対処に追われているのかと思ったら、気付けば緑のクランを放置状態で一ヶ月。その間に世間も随分様変わりしており、特にセプター4あたりは一体何をしてたやら。宗像ものんびり庁舎の席に座ってる場合じゃねぇだろうに。でもまぁ、こうして対処のしようもなく時間ばかりが過ぎていったのは、それだけジャングルの底力、そして石板の力というのが強かったということなのだろう。ジャングルの目指す「進化」は確実に実を結んでおり、謎アプリからの得点ゲットゲームによる能力付与も規模が拡大してきた様子。町中に異能者が溢れて持てあます様はなんだか「ハマトラ」のそれに似ている。混沌とした現状を招いた張本人たちは何を考えているかというと、比水は狙い通りにことが進んでご満悦。基本的に王の意志に同調している紫ちゃんもご満悦だろうか。イワさんだけはそこまで積極的な態度というわけではないが、元々比水の思想に同調してのことだったし、「これはこれでまだ良い方」とか思っている。「見えない地獄よりも目に見える地獄」というのは、なるほど卓見ではある。 もちろん、そんなカオスは治安という絶対条件を考えれば認められないはず。石板の力を取り戻すために赤・青の両クランも一応動いており、ここ一番で頼りになる各々のナンバー2が夫婦漫才を繰り広げながらもジャングルの中枢に働きかける。思いっきり媚びを売るみゆきちボイスに籠絡されてあっさりと情報を漏らしてしまうジャングルの末端もどうかと思うが、とりあえず淡島さんにエロいことをさせているだけでもグッジョブだ。草薙の野郎、彼女の使い方をばっちり心得てやがる。しかし、そんな赤青連合軍に立ちはだかるのは、両方のクランに所属し、その内情を知り尽くした伏見猿比古である。クランによって区分けされるこの世界において、3つの組織を渡り歩いてその全てで力を奮う猿の存在はまさに異端。今回もセプター4を離反後にすぐさまジャングルのシステムに順応しており、手っ取り早い点数稼ぎのために、何と劇場版で活躍したセクシー忍者に声をかけるというナイスプレイ。彼女の力を借りてチート全開でランキングを駆け上がり、さらに実戦形式でも草薙・淡島連合軍を手玉に取る活躍。なるほど、猿ってやっぱり強かったのか。それにしちゃぁ、こないだスクナ相手に苦戦してたような気もするんだけどね。 他のクランが頼りないからこそ、今てっぺんにいるジャングルに加わり、組織の掲げる信念の通りにやりたいようにやる。猿の判断は間違っていないし、彼の生き様も別に悪いものではないだろう。ただ、現時点においては、セプター4にいたときに比べると彼の顔が曇りっぱなしなのが気になる。そりゃまぁ、チートを駆使して辿り付いたのがイワさんのお寿司パーティーだったのだから拍子抜けではあるが、感心すべきは謎のあばらやセットではなしに、それが設置されている地下の石板大空洞の方だろう。アレを見せてもらえただけでも、充分にチートを駆使した甲斐があったというものだ。こうもあっさり石板にたどり着けるあたり、ジャングルは純粋な実力主義の社会。比水の言葉を借りれば「弱肉強食」であり、吠舞羅のときの「義理人情」やセプター4のときの「規律」に縛られる必要も無い。そう考えれば、ここがまさに猿の理想のポジションと言えそうなのだが……まー、基本的にこいつも甘ちゃんだからなぁ。どのあたりで八田の説得になびくかが今後の見どころ。 さらに、やりたい放題で拡大を続けるジャングルに対する包囲網も着実に形成されつつある。シロはシロで最高責任者としての義務をまっとうしようと頑張っているし(まぁ、見た目には受験生にしか見えないんだけど)、宗像は猿の抜けた穴を埋めて、いよいよ臨戦態勢に。ツダケンボイスの窓際おじさんがいよいよご登場。ただ、あの人って「先代室長を切った」というのが最大の売り文句なわけで、宗像からしたら確実に「介錯は任せた」っていう意図で呼んでるんだよね。事実上のナンバー2の座を一旦明け渡す形の淡島さん。彼女の心中やいかに。それにしてもいちいちおっぱい揺れる。 この世界の貴人はにゃもにゃも言う決まりでもあるのか、第8話。大川さんもササンテ・インカラから10年の時を経てもう1回にゃもにゃも言う機会が来るとは思ってなかっただろうな。ちなみに、僕の大川さんの第一印象はこのササンテだったので、基本的に「なんかぶよぶよした人」のイメージが強かったりします。失礼な話だ。 前回までの流れとか一切関係無しに、突然の船中から物語が始まる。このぶつ切り感は流石にどうなんだろうと思うものの、おそらくゲームでは間に「船に潜り込むまでの経緯」が描かれてはいるのだろう。アニメでは尺が勿体ないからその辺はある程度察するしかない。段取り段階でダラダラやられてもしょうがないからね。そうしてある程度取捨選択をしてメインボディだけを展開しているおかげで、お話の方は至極分かりやすいし、まったくもって王道展開なので見やすいといえば見やすい。ここに来てようやく「分かりやすい悪役」が出てきたわけでね(まぁ、モズヌさんは置いとくとして)。それにしても……旧作ではササンテ戦が4話目でしょ、それと同じような立ち位置だと思われるデコポンポが8話時点で元気ってのは随分ゆっくりした展開だよな。まぁ、田舎村の領主であるササンテと、腐っても八柱将の1人であるデコポンポでは重要度が違うのかもしれないけども……あんまりそうも見えないな。現状では主に戦ってる敵ユニットも単なる昆虫だし(いかにもゲーム序盤で戦いそうな敵である)。その割にはヒロイン勢は随分揃っているようだし、現時点でシナリオの進行度合いがどの程度のものなのか、よく分かりませんわ。 一応「ヤマトの政治の中枢部への足がかり」と考えればこの後大きくなっていくシナリオの片鱗くらいは見えるお話だろうか。悪事の規模も多少サイズアップしているし、ユルい空気の中でも、今回はそれなりの人数が死んでいる。普通に考えたら笑ってすまされる話でもない。ただ、本作は生真面目一辺倒のハクオロさんの時と違って、ハクがのらりくらりとユルい空気を醸し出してるもんだから、今ひとつ緊張感は無い。せっかくウコンが頑張ってシリアスしてくれてるんだけど、ハクさんったら一歩間違えば死ぬ状況でも常に他人事だ。この調子ではエンジンがかかるまでまだしばらくかかりそうかなぁ。 ユルい空気は何も駄目だというわけではない。この適当さのおかげで、何ともユルいヒロインであるアトゥイさんも違和感なく戦闘に参加出来るし、グルグルお目々の可愛い表情を披露出来る。今回は正妻クオンがまさかの欠席だったので、アトゥイさん旋風が吹き荒れる美味しいお話。こういうのが見られるだけでも割と満足出来ますね。しかし、大の大人がブチ殺される戦闘力を持つ蟲相手に平気で立ち回っていたが、アトゥイとかその他ヒロインズの戦闘力ってのはどんなもんなんでしょうね。普通に考えたら温室育ちの姫様がたが強いとは思えないのだが……。その点、ハクさんは安定の弱さで今回もちゃっかり戦闘を回避しているのは偉いね。こいつ、ゲームではどういう扱いなのかな。鉄扇であらゆる敵をボコボコにしていた聖上とは随分違うんだろうな。 そして謎のCパート。突然過ぎる導入だったので何が起こったのかよく分からないが、スタッフロールの時点で「ミカド」って表示されてるのよね。ハクさんも世界の命運握っちゃってるかなー。なお、個人的には「ようやくあやねるとパイセンのまともな共演作か」という認識しか無い模様。 童女に! 素足で! 踏まれる! 第8話! 嗚呼ッ! 踏まれたいなぁ! 場合によっては童女の中の人でも可! 別にもう幼女の中の人でも可! 神原の中の人でも可! 最悪もう阿良々木さんでもいいや!(良くない) もう、今回のコンテ演出やったヤツはド変態じゃねぇかよ、って思ってたんですけど、まさかの名村さんだったよ。あと板村監督。あー、じゃぁしょうがないわーー。ホント、斧乃木ちゃんは何をしたら鬼の鬼いちゃんが喜んでくれるかを分かって色々と気遣ってくれる優しい童女ですよ。彼女が出てくるシーンは無駄にポップでキッチュな絵柄になるから分かりやすく可愛いのです。今回も全体的な作画が良くて美少女揃いでしたね。まぁ、結局今回彼女らがどういう風に絡んでるのかさっぱり分からないけども。 というか、現時点で何が起こっているかはどこもかしこもさっぱり分からないんだな。スタート地点は「臥煙さんが神原に会いたいと言ったこと」なのだろうか、それともタイトルからして忍を巡るあれこれなのだろうか。鎧武者の存在を考えれば忍の方? でも臥煙さんも襲われてるみたいだし、斧乃木ちゃんが飛び回っているってことは彼女達もことの対処に当たってるってことだよな。さっぱり分からないから続報待ちだけども……なんかすごいことになっている。阿良々木さんは蝸牛に襲われ、さらに忍は「猫と一緒にいた」ところを「猿に襲撃」されており、さらにラストシーンでは「蟹っぽいやつ」まで登場。出てきてないのは蛇くらい? これまで阿良々木さんが対処したり、まるめこまれたり、犠牲になった怪異が大集合である。普通に考えたら、こんなオールスター感謝祭が発生するはずがない。何しろ各々の怪異は別個の目的でもって勝手に暴れていたわけで、それらが手を組んだり、同時発生する理由は何一つ無いからだ。特に猿なんて神原の左腕に変化が無い以上は出てくることすらおかしい存在。それらが飛び出して街の中を跋扈しているのだとしたら……全てに関わった阿良々木さんが原因としか考えられないよなぁ。あとはギリギリありそうなのは忍野メメの存在くらい? でもメメは今街にいないみたいだし、阿良々木さんを中心としてドタバタを、臥煙さんが上手いこと利用している、ってのが現状なのかしら? よく分かりません。 とりあえず、分からないなりに童女や幼女、そして痴女の暴れっぷりを堪能すればいいだけの簡単なお話。復活した神原もなかなか元気だし、久しぶりに登場した忍も相変わらずの阿漕さ。やはり童女が先に登場しているので幼女先輩は頑張らなきゃいけない。良いバランス感です。このままロリっ子パラダイスになれば最高なんだけど、残る1枠である八九時だけは出てくる理由がないんだよなぁ。残念。八九時絡みの事件といえば臥煙さんもしばらくは関わっていたわけだが、今回はまだ臥煙さん自身は(直接は)登場せず、電話口で意味深なことを言うばかり。この世界の大人は「分かってる」風をひどく持って回った言い方でアピールしてくるから面倒臭いよな。しかし、臥煙さんの声で、しかも電話口で高笑いとかされると……雛見沢症候群の心配が……。 カラ松の中の人は仕事が楽そう、第8話。と思いきや、最後にCパートでオリジナルソングを披露していたので、仕事量で言ったら一松の方が楽。突っ込みにまわる三男、末っ子が全体的に大変。 Aパート、とりあえずカラ松を殺すところから話を始めよう。何かこういう話はミルキィホームズにもあったような気がするが、こうしてみるとこのアニメって別次元におけるミルキィホームズと言えるのかもしれない。全員駄目駄目なのは間違いないし、キチガイっぷりもどこか似た部分はある。おそ松=シャロだとすると、多分トド松=エリー、十四松=トゥエンティだと思う。残りはしらない。ミルキィって突っ込み役いないしな。まぁカラ松はネロでいいや。 さておき、そんな殺人事件のお話は、普段とは配役が変わった舞台演劇みたいな趣き。いや、普段から大して縛りなんてないんだけども、唯一十四松だけが普段と全然違うキャラで登場しており、非常に貴重な「目の焦点の合う十四松」を見ることが出来る。普通にしゃべってれば一番の常識人に見えるよね。まぁ、それが出来ないからこその十四松なんだけども。今回はトッティが突っ込み役に回ったためにチョロ松も半歩ずらしてボケに回っており、おそ松・チョロ松という「やんわりと狂う」コンビが少しずつ世界を歪めていく。途中から一気に加速していく「なごみの狂気」はいかにも本作らしい、適当過ぎるブラックネタであるが、あからさまに犯人だと思われていたホッケーマスクがしれっと殺されてるあたりがいかにもな捻り方。最終的にはひじりさわしょうのすけで締めるという安定の(??)オチ。ダヨーンの火炙りは分かるが、デカ犯の氷漬けは一体どうやって実行したんだろうな……。 Bパート、久しぶりにトト子ちゃんメイン回。妙なところで息が合うことで有名な六つ子だが、ことトト子ちゃんへの狂信となると、回りの人間は一切理解出来ないのに六つ子の中だけは完璧に呼吸が合う。幼馴染みだからこその腐れ縁というヤツなのかもしれないが、女の子の好みも多様かと思われる六つ子が全員まとめて目をハートマークにしているのだから、実はトト子ちゃんにもそれなりの魅力が……あるのかなぁ……。いや、ルックスは悪くないんでしょうね。この世界の美醜の規準も分からないので判然としないが、少なくともマスクさえ取れば割と「美少女風」に見えるシーンは多い。ただ、彼女はその精神性が素直にクズなだけなのだ。何も知らない一見さんだったらもう少し引っかかってもいいのかも。 トト子ちゃんの中でも六つ子の評価は安定しているようで、とりあえず何かあったらカラ松に腹パン入れておけばいいという。十四松が珍しく積極的に「意味のあること」を提案して嫌われているあたりも、短くない付き合いの期間を感じさせるものだ。ああいう議論に十四松を参加させるのは駄目でしょ……あと、一松とカラ松を一緒に入れるのも駄目だ。まぁ、そうすると殆ど面子が残らないんだけどな。カラ松VS一松戦争はいつものことだが、兄弟全員で○○松の「○○」のところしか区別する要素がないのに「クソ松」呼ばわりはどうなのよ。 しかし、トト子の「本心をさらけ出すアイドル」っていう設定は、微妙に中の人にリンクするんだよな。「もう少し隠せよ」感とか。確かにあれは、魅力と言えるのかもしれない。 |
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HN:
Thraxi
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男性
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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