最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
ペロリーナ様はゆるキャラとしてもアウトのデザインだと思うペロ、第8話。確かに水着回だけど……なんか中盤作画がちょっと緩かったな。クリスの大活躍はもう少し気合い入れて描いて欲しかったなぁ。 まさかの展開である。これって1クール作品ではないよなぁ。鉄壁と思われていたアルゼナルも随分なザルである。いや、そもそも鉄壁だと思ってないな。モモカがあんだけ簡単に入ってこられたし。そもそも慰問団の警備関係もかなり緩かったし。今までずっとこの警備体制で問題無かったってことなんだろうか。いくら何でもノーマしかいないからって舐めすぎやろ。今回ヒルダがモモカを脅すシーンを見ても、実銃突きつけられたらいかにマナを使えたとて分が悪いわけで(まぁ、モモカはヒルダに遠慮してマナを使わなかった可能性はあるが)、もう少し問題意識を持って取り組むべきだったな。あ、でも今年になって初めて「ノーマの中にマナを使える人間が混ざっている」っていう状態になったのが問題なのかな。だとしたら、安易にモモカの滞在を認めてしまったジル司令の責任問題ですね。 さて、大きく動いたポイントをいくつかまとめて行こう。まず、個人的に一番意外だったのは、諸々のシナリオ展開より何より、ミスティというアンジュの過去の知り合いがあっさりと(公式に)島を訪れてしまったことである。つまり、ミスティさんというミスルギ皇国以外の人間は、ノーマ収容所としてのアルゼナルがどんなところなのかを知っていたわけだ。アンジュは初めてここに落とされたときに何もかも全く知らない状態でやってきていたので、てっきり龍退治機構としてのアルゼナルは一般社会にとって禁忌なのかと思っていたのだが、別にそんなに隔絶したもんでもないらしい(ひょっとしたらミスティもドラゴンのことを知らないで来た可能性はあるが、その場合、監察官があっさりアンジュとの面会を認めるとも思えない)。ま、確かに世界政府とそれなりのレベルで繋がっているわけで、完全な異世界ってわけにもいかないのか。アンジュがなにも知らなかったのは、ひょっとしたら実はノーマだってことをひた隠しにしたい両親が、徹底的に情報を遮断したせいかもしれない。彼女自身、ノーマの隔離保護施設があることは知っていたが(1話)、そこで何が行われてるか知らないっていうだけだったしね。後の問題は「ドラゴン」ってのが一般社会にどの程度認知され、脅威として把握されてるかだなぁ。 で、そんな「遠そうだったけど案外近い」アルゼナルを脱走しようとする悪い子が2人。島にすっかり馴染んだと思われていたアンジュだったが、愛する妹シルヴィアのヘルプ要請を受けて気もそぞろ。最初は会う気も起きなかった過去の友人について、「そういや、あいつ利用すれば脱走できんじゃね?」と思いつき、行き当たりばったりのエスケープ。彼女の元々の計画ではモモカを連れていく予定はなかったようなので、ひょっとしたらミスティ頼みで自分だけ逃げるつもりだったのかもしれない。後に残されたモモカの絶望感は凄まじいものになっただろうに。 幸か不幸か、同じことを考えていたもう1人の悪い子は、もう少し計画性がある。ここも今回意外だったポイントであるが、これまで憎まれ役を一手に担ってきたヒルダが、実は割と芯のあるアツい奴だった。悪辣な態度がすべて演技というわけでもないだろうが、あのゾーラに取り入って妾扱いされていたのも、そこから役割を継いで隊内で百合園を経営し続けたのも、すべてはこの1日のため。「ママに会う」という何とも乙女チックな目標のため、彼女は必死の脱獄プランを決行した。個人的には、彼女の行動の根底には「ゾーラへの弔いの意」があると考えていたので、彼女の告白がその真逆の真相を伝えたのが驚きだった。すべてを打ち明けた彼女にとって、アンジュは別に敵ではなく、むしろ利害の一致した共犯者。互いに憎み合っていた2人は、心を入れ替えて手に手を取った逃避行……とならないあたりがこの作品の素晴らしいところで、土壇場のアンジュの裏切りは「今期アニメ三大クズ」の名に恥じない立派なものであった(残りの2クズは各人で決めて下さい)。まぁ、アンジュのいう恨み辛みは一理あるっちゃあるんだけどね。殺されかけたのは事実だし、ペロリーナが酸っぱかったのならしょうがない。しかし、最後の最後、モモカのナイスアシストもあり、ギリギリで人としての優しさを失わずにすんだアンジュさん。昨日の敵は今日の友、とまではいかないかもしれないが、互いにいがみ合っていた2人が、無事に手を取り、(ある意味とても安易に)友情タッグを成立させたのであった。でもまぁ、その代償として、勝手に脱走したことで残りの全員との友情タッグはおじゃんだけどな。せっかく信用しかけていたサリアさんはまたまた裏切られて本当に可哀想だ。あ、「胸の話じゃないわよ」。 というわけで、大きな転機となるお話だったわけですが……このアニメはそんな話だって阿漕で下品で適当なシチュエーションでやっちゃうぞ。フェスタで水着になる意味、特になし。女しかいないイベントなのにいちいちエロい企画をやる意味、特になし。突然のメリーゴーランドの説明、特になし。エマ監察官に「イカ臭い……」って言わせる意味、特になし。サリアさんの胸、特になし……。無い無いづくしの無意味イベントだ。でもしょうがないよね! そういうアニメだからね! 色々と確認できたこともありますよ。たとえば「あんなレースゲームでもいちいち大穴にぶっ込むロザリーさんってばホント馬鹿」とか、「クリス、そんなにあったのか……」とか、「蝶のように刺すことも出来る」とか。特にクリスさんの躍進は今回のトピックとして注目すべきところで、本当にどうしようもないクズのロザリーと違い、彼女はアンジュ側に転げたといってもちゃんと現実を見ており、もちろんヒルダを裏切ってのけ者にしようなんて気はさらさら無かった。彼女なりに勇気を持って最善を尽くした結果の行動だったわけだ。多分、チームサリアの中では間違いなく一番真面目で良い子である。まぁ、なんかこの活躍、死亡フラグっぽくみえなくもないけども……。クリスが頑張れば頑張るほどにガチクズとしてのロザリーも引き立つので、あれはあれでおいしい役回りだ。 次回はアンジュが外でドンパチやる展開になるでしょうが、はたしてチームの他の面々は活躍するチャンスがあるんでしょうか? サリアさんは再会したらものすげぇ恨み節とマジカルステッキぶつけてきそう。怖い。 まとめ:シルヴィアは容姿がアリスなのに声がカレンなので大変ややこしい。
PR ダイレクトに胃に来る展開はやめて下さい、第7話。「お仕事アニメ」だからなぁ、こういう現実的なしんどさも容赦無く叩きつけられるんだよなぁ。 宮森編、つまり制作進行についてのお話は前回までで大体片付いたので、そろそろ本格的に宮森のお友達連中にスポットの当たるお話になっていくだろうか。4話でも声優ちゃんにスポットが当たっていたが、今度は原画マンを担当する女の子、安原絵麻ちゃんのお話。声優の貧乏話や現実の厳しさを知らしめる話は良く出てくるし、制作進行なんて馬車馬みたいなもんだ、なんて話もよく聞くが、それに負けず劣らずひどい話に事欠かないのは、やはりアニメーターという職業だろう。声優には「芸能人」的なシンデレラドリームがあるし、制作進行は言うても会社勤めのサラリーマンである。まだ現実的な職種としてギリギリ救いはあるかもしれない。しかし、アニメーターに関わる話で明るい話題というのはほとんど聞いたことがない。使い潰されるとか、死ぬほど働いても歩合制の給料は雀の涙であるとか、好きな人が本当に好きでないと出来ないボランティアみたいな仕事だとか、どこまで本当かは定かじゃないが、日本のアニメ業界の先行きが不安になる逸話ばかりがこぼれだしてくるのである。 そんな中、今回の主人公である絵麻はまだマシな方の立場だろう。最も厳しい動画の時代をわずか1年半で抜け、まだまだ若手で原画への大抜擢。生活水準だけで言えば、都市伝説になるようなどん底からは既に離脱しているポジションのはず。しかし、あくまでそれは「死なない」ところまでなんとかあがってきた段階であり、夢を追い、この仕事で生活をしていくためには、本当の戦いはこれからなのだ。ちょうどそんな揺れ動くタイミングで訪れたのが、今回の事件。おそらく、実在の原画マンにあったエピソードを基にしたような、「業界あるある」の1つなのではなかろうか。自分の技量がどの程度のレベルにあるのかは、自分では判断出来ない。「精一杯頑張っています」では通用しないのは当たり前だし、なんとか誠心誠意で仕事に応え、スキルアップを狙っていきたいところ。しかし、絵麻の隣のおじいちゃんが言っていた容赦無い現実が彼女を焦らせる。「上手くなれば速くなる、上手くなるには数を描くしかない、数を描くには……」ということだ。これまでの絵麻は、おそらく「真面目な」性格が上手く仕事の流れに合致しており、丁寧な作業で回りの期待に応える仕事をしてきたのだろう。しかし、そのまま続けてもなかなか先の見えない業界。停滞感の出てきたこの辺りの時期で、安易なレベルアップを期待してしまうのは致し方ないところ。「やれば上手くなる」と信じていれば、その「うまくなったこと」を誰かに保証してほしい、確固たる証明がほしい。それが、彼女に筆を急がせた。「上手くなったから速くなったんだ」と、誰かに言ってもらいたかった。 しかし現実はこの上なく残酷である。同じく「真面目な」仕事師である瀬川さんからの容赦無い言葉。彼女がまだまだ青二才であることが突きつけられる。実際の労働の成果がふいになったことも当然ダメージにはなるだろうが、瀬川さんという絶対的な指標から「ノー」を突きつけられたことは、彼女にとっては大きなダメージになったことだろう。「上手くなったんじゃないか」「次のステップに移ったのではないか」という淡い期待が、もろくも打ち崩されてしまったのだ。宮森は気を遣ってフォローしてくれているが、現実的な問題としてそれが何の意味も無いことは、「真面目な」絵麻が一番よく分かっている。ゴールがどこにあるのか全く見えない自分の仕事の行く先を考えると、とてつもない虚無感に襲われもするだろう。そういう瞬間に、曲がれず、折れてしまうのが、ねいちゃんのいうところの「真面目さの代償」なのである。 これまで本作で語られてきた様々な「問題」の中でも、一番辛くて、解決しようのない純粋な「仕事の苦労」のお話。なんとかするには「絵麻ちゃん、立ち上がれ」としか言いようがない。どれだけ宮森が励まそうとも、彼女と絵麻は畑が違う。彼女の悩みは完全に宮森が理解することの出来ないものだ。彼女が救われるには、同じ畑の人間から太鼓判を押してもらうか、彼女が出口の見えない現状を受け入れる他は無い。さて、一体どのように復調してくれるのだろうか……。 はぁ……辛いなぁ。やっぱり大人になる第一歩ってのは「努力しただけじゃ駄目なんだよ」というごく当たり前の事実を突きつけられるところから始まる気がする。絵麻の場合はそれをよく分かっているからこそ、自分でつくった壁にぶつかりに行くような結果になってしまっているのだけれど、自縄自縛だからなかなか解決の糸口が見えない。最後には「瀬川さんは私(の仕事)が嫌いなのではないか」と他人に原因を求めてしまう所まできており、かなり追い詰められている。「努力しただけじゃ駄目なんだけど、結果を出すことに急ぎすぎなくてもええんやで」ということにどこかで気づければ救いになるのだが……。旧友達がその辺で力になってくれるかなぁ。周りの人間もそれぞれに悩みを抱えているので、なかなかメンタルケアが出来そうにないのが悩ましいな。 さて、その他の出来事としては、同僚の落合さんが予定通りに他所のスタジオに移籍。まぁ、やっぱり円満退社ではあるんだね。回りの人間も「大手スタジオに移るんだってー」っていってるから、別に「あいつ、裏切りやがった」みたいな見方はされてないね(当たり前だけど)。何のためにそういうシナリオになってるのかはよく分からないのだが、他所の事務所とのあれこれも今後関わってきたりするのかな。その他、新キャラとして宮森のおねいちゃんが登場。割と軽いし、妹には迷惑な存在である。でも決して仲が悪いわけではなく、電話で助言を仰ぐなど、そこそこ信頼されている模様。この辺りは年の功か。ただ、そんなおねいちゃんの存在とは別に、今週の宮森はあんまりよろしくなかったですね。気持ちは分かるが、あの状況で絵麻に対して安易な慰めや励ましをかけるのは無責任だ。制作進行の仕事を考えるなら、むしろ絵麻にはもっとはっぱをかけて多少の荒療治でもやる気を出させないといけないところ。もう少し瀬川さんに細かいところまで聞いて調整すべきだったろうし、友達なんだったら瀬川さんに対してもう少しフォローしてあげても良かった気が。なんでもかんでもドーナツ食べたら解決するわけじゃないんやで。 11月22日 ドラフト模様(TKT×3) ピック順 【Sangriter】→【Sea-chicken】→【Thraxi】→【Mei】→【Serra】→【Metallica】→【Alessi】→
実に実に久しぶり、2日続けての連日連夜ドラフトである。まぁ、先週予想してた通りではあるのだけど。東京からやってきた異邦人が「パックありますか?」と尋ねてきて、あれよあれよの7人ドラフト発生。ロケーションもいつもと違っており、なんだか色々新鮮ですわ。お客人はまるで脱法ハーブをあさり回るように、日頃なかなか触れない生のカードに触れて「これがカードだぁぁ、リアルなカードはスリーブに入れなきゃいけないから大変だなぁ! アハハ、アヒャヒャ」とトリップしておりました。もう、オンラインなんかじゃ生きていけない勢。ただ、僕もやっぱり人数が多いドラフトだとだいぶ感覚が違うので、「出来れば人数は多い方がいいなぁ」と思ったりなんだり。ちなみに今回「風番いのロック」と「呪文振り」が登場したことで、残す未登場レアはソリン大先生だけになりました。この最後の1枚がなかなか出ないんだよなぁ。
一人でカードゲームするやつぁ寂しいみたいな風潮、やめてもらえませんかね、第8話。べ、別に遊び相手がいないわけじゃねーし、デッキの調整したいだけだし。 今回は「答え合わせ編」ということで、およそ想像されていた通りの世界が、実際にそのようであるということが直接当事者たちから語られるお話。しかし、説明回になるとテンションは落ちがちなものだが、今回のエピソードは1つ1つのシーンに緊張感が充ち満ちており、シリーズ中でもなかなかレベルの高い話数になっていたのじゃなかろうか。ちなみにコンテ演出は後藤圭二の1人回である。たまにこういうところで存在感を出してくるよね。 まずは、遠隔攻撃でひざをついてしまったイオナさんからあらましの説明。「タマとイオナは繭自身の分身であり、タマが光の象徴、イオナが闇の象徴である」「それは幽閉施設に贈られてきた遊び道具を、繭が1人で処理するために産みだされた代替人格がはじまりである」「遊び続けているうちに、ぼっちマスターの繭さんはどんどんレベルがあがり、タマとイオナの人格を完全に外界に置くだけでなく、更にカードゲームに余計なルールをつけて第3、第4の人格までもを引き連れてくるようになった」「それらの複数の『お友達』の人生を左右し、繭が悦にいるために開発されたのがセレクターバトルのルールである」「願いの高じた繭の妄念はいつしか世界を超え、気付けば実際の闇のゲームとして、セレクターバトルが始まった」「世界にばらまかれた多重人格であるルリグは少しずつ実際の少女達と入れ替わり、立ち消え、今となっては現存するオリジナルルリグはタマとイオナの2人だけ」。 なるほど、おおよそ想像していた通りの成り立ちである。もちろん突っ込みどころは多数存在しており、まず誰もが思いつくのは「結局WIXOSSってゲームはどこかのおもちゃ会社が開発した既製品なのかよ」っていうこと。繭が一体どういう生い立ちの子供で、彼女が誰に養育されているのかは未だ定かじゃないが、彼女に色んなおもちゃを贈ってくるパトロンの1人が、WIXOSSという巷で人気のゲームを繭に送りつけたということ。いや、1人ぼっちの子供にTCG贈るのはやめてさしあげろ……トレーディングだけすりゃいいってもんじゃねぇよ。その辺の理解のない残念な大人だったのかしら。そして、そんな何の変哲もないカードゲームから、あれよあれよという間に闇のゲームを構築してしまった繭さんの生来のどす黒さ。彼女は「外界を知らない不幸な少女」であり、怨念を持つのは分からないではないが、それにしたって妄想する遊戯が凶悪すぎやしませんかね。普通、深窓の令嬢っていったら外の世界に憧れたら「私の知らない世界はきっと素晴らしいものなのでしょうね」ってキラキラするのがセオリーなのに、繭さんってば、「外に世界がある。私は知らないのに、知ってる同い年の女の子がたくさんいるらしい。よって死ね」という2ch住民みたいなネガティブ発想である。リア充爆発しろの精神である。世の中の喪男、喪女が全員繭さんのような能力を持ってたらエラいことになってたな。 それにしたって、「試合に負ければ願いが裏返り、試合に勝っても願いを叶えるのはルリグであってお前じゃねぇよm9(^Д^)プギャー」っていうシステムはなかなか幼い女の子が思いつく設定じゃないよなぁ。「この世界は私物」らしいけど、こんだけの暗黒思考が出来る幼女はなかなかの大器である。将来が楽しみだね。ただ、残念ながら彼女にも誤算が1つ。元々「自身の分身」であったはずの「光の少女」と「闇の少女」が、あまりにも自律思考を先鋭化させてしまったために、制御の枠をはずれてしまったことだ。ルリグとセレクターの入れ替わりシステムのせいで、元来繭が有していたはずの所有権が次第に希薄になっていったという問題もあるのかもしれないが、いつしかタマは記憶を失い、イオナは別の意思を持つようになった。「どうせ戦うしかないなら、より強く、よりバトルを楽しめる方に努力しよう」というのがイオナの戦略。そのためにウリスとのコンビ時代はセレクターキラーとして暴れ回ったわけだが、るう子という「別な光」に出会ったことで創造主と袂を分かつ。それは記憶を失ったタマにしても同じことであり、現存するオリジナルルリグのうち2体ともが、繭の支配下を離れてるう子の傘下に配されることとなる。「るう子すげぇな」って一瞬思ったけど、そもそも繭だって年の頃の同じ女の子なのだから、同年代のるう子が同じくらいの制圧力を有していても不思議ではないんだよな。仕事一辺倒だった社畜のイオナが、あるきっかけでるう子という憧れの女性に出会ってしまい、人生が切り替わったみたいな状態である。こうなってしまうと、なかなか「生みの親」である繭でもコントロール出来ない。やきもきする繭さんは構築した世界の瓦解に焦りを見せるが、イオナの意思は固く、大ピンチ。 しかし、そんな殺伐としたバトルフィールドにウリスさんが!! そう、彼女もまた、「有資格者の少女」である。繭の妄念、るう子の希望、そしてウリスの邪悪。それらはすべて並び立つほどに力を持ったものだった。実際、イオナは1期目の時点ではウリスという魔の存在に出会って影響を受けたのだから、彼女もるう子と並び立つほどの「世界の破壊者」である。光の少女であるタマを直接コントロールしてしまうという荒技をみせたウリスは、そのまま「クロタマ」を使ってイオナを蹂躙。この世界の変革を否定してみせた。繭とウリス、2つの巨悪を前に、イオナはるう子たちとともに立ち向かわねばならず、タマはなんとかして彼女の闇を打ち払い、るう子の下へと帰還しなければならないのである。……が、 しかししかし、そんな殺伐とした修羅場にあきらぶりーが!! やっぱりやってくれましたね。前回の予定通りですが、まさかこんなに早くあきらっきーのターンが回ってくるとは思ってなかった。るう子、繭、ウリスと3者並び立つフィールドの中ではどう考えても雑魚でしかない晶であったが、彼女はウリスの作り出した闇の結果の1つでもある。元来闇であったはずのイオナが光に感化されてしまったこのタイミングで、新たな闇の化身として覚醒することが出来るかどうか。この後、ウリスは再び立ち上がることが出来るのか。そして晶自身はどのようにこの世界の変革に立ち会うことになるのか。……一番切実なのは、タマが誰の手でどこに行くかなんだよね。今更晶がバトルに出しゃばってきても、ウリスより強いとは思えないからなぁ……。 ま、そんなこんなで「結論が出た」ところでもう一波乱がお約束。ラストバトルまで、まだまだ気の抜けない展開でございます。ちなみに余談にはなるが、今回のお話は中の人ファンにとってもかなり満足度の高いお話になっている。特に頭一つ抜けているのが種田梨沙、そして瀬戸麻沙美。種ちゃんの1人上手劇場での狂気を孕んだ楽しさ、そしてそれを冷静にさばいていく瀬戸ちゃんのコンビネーション。これに、「どっから声出してんねん」でお馴染みの久野ちゃんの悲鳴が重なり、全体を厳しく締め上げるのは最年長のベテラン、釘宮理恵。この4人のコラボが今回最大の見せ場となったバトルシーンを1段も2段もレベルの高いものにしている。久野ちゃんの「きゅーーーー」みたいな悲鳴、癖になるよね。あの声で「何かが中に入ってくりゅー」とか言われると犯罪の匂いしかしません。 (参加者から)リクエストがあったので、私が参加していなかった分のたほいやも、記録が残っていた分だけはあげていきます。まぁ、ここ1,2ヶ月分だけだけども。ストックを蓄えたので、小出しにしていきますよ。まずは約2ヶ月前の小品。我々のコミュニティには、たほいやに脳を冒され手遅れになった「たほいや暴君(タイラント)」と、行住坐臥すべてが品位を持たないと噂の「たほいやモラルハザード」の2名が存在しています。さて、この試合に2人は参加しているでしょうか?
Round1・「おだにのかた」 1.柔術における組み手の一。 2.江戸時代の遊女。大名や豪商のみを客にとり「吉原の神」と呼ばれた。 3.火葬にされた人。またその遺灰。 4.山道で方向を示す立て札。 5.織田信長の妹。
Round2・「おやわん」 1.指定の契りを交わすときに、師の側が持つ杯のこと。 2.韓国出身のスンナ派イスラム教徒。東アジア地域でのイスラム教布教に尽力した。代表作「ムハンマドハムニダ」。 3.親らしくなる。 4.大きな椀。飯椀。 5.茶碗に最初によそうご飯のこと。よそった後、一度釜の中に戻す。
Round3・「まっその」 1.演奏記号で「力強く」。 2.神聖ローマ皇帝カール5世に使えた宮廷画家。 3.まったくその。 4.先端がかぎ状になった棒。スクリーンをおろすときなどに先端をひっかけて使う。 5.日本人移民がアメリカ軍人をかげでののしって言った言葉。英語のマッスルの訛りか。
Round4・「どくじゅうどせき」 1.歌舞伎で非常に人気が出た演目。十回足を運んでも席に座れないことから。 2.炭酸バリウムからなる鉱物。 3.汚染された土壌。また、その場所の土。 4.竹島で採取できる石材。独石。 5.明治期の噺家。独特な女言葉で大衆の人気を獲得した。代表作「冥土先生」。
Final Round・「もころお」 1.アメリカ先住民が行っていた儀式の一。奴隷身分の人間を野生の犬と闘わせ、勝った方を数回むち打つ。 2.曖昧模糊とした人物。 3.毛深い男。 4.自分と同様な男。自分に匹敵する男。 5.レッサーパンダやジャイアントパンダに代表されるモコモコの体毛に覆われた丸い尻尾のこと。もころび。
どんな悪逆非道なキャラであろうとも、飼い猫を捨てることだけは許されません、第7話。捨てるな、死ぬまで面倒を見るんだ。ちなみに私事ですが、かつて幼い頃に猫嫌いだった祖父が勝手に我が家の猫を捨てる、という大事件があったのです。でも、帰ってきました。負けるな、猫。 というわけで、サブタイトルの「カゲ」は凛々しい顔の黒猫、チェルシーに象徴される公生の過去の闇である。宮園との出会いである程度は打開出来ていたかと思われた母親との因縁であるが、流石にそう簡単に全撤廃というわけにはいかない。まずは「ピアノを弾く決意が出来る」ところまでの回復であり、そこから更に先、「コンクールでピアノを弾く」となるとまた一段ハードルがあがってしまう。技術的な難しさもさることながら、音楽室で宮園さんと2人だけの空間なら大丈夫だが、コンクールの会場には数々のオーディエンスと、ライバルがいるのである。ライバルたちの目に映るのは、かつての「悪名」である有馬公生。2年前までに培われた母親の残滓である。どれだけ振り払おうとも、回りから次々に過去は訪れる。その重圧を乗り越えるのは、並大抵のことではないのだ。 チェルシーとの対話において、公生ははっきりと「譜面を追うだけの姿勢」とは決別することを示してみせた。それはかつての自分、つまり母親の幻影と戦っていくことの決意であり、新たな契機となった「宮園イズム」を継承し、初めて手にした「音楽の楽しさ」と改めて向き合う行為だ。未だに演奏中は自分の音は聞こえてこず、ただ演奏するだけでも大きなビハインドを背負った状態から、公生は一体どのような演奏を見せることになるのだろうか。宮園さんの示してくれた「公生の手」の真実はいかに。 今回はコンクールの演奏開始前で終了するという「タメ」のエピソードだったので大きな動きはないのだが、前回ちょろっと登場した2人のライバルのキャラが大きく取り上げられ、公生にはっきりとした「目指すべき目標」があることを示している。つんつん頭の少年、相座武士は、並々ならぬライバル意識を持っており、それを糧にしたのか、現在では同年代ではトップを走る奏者となっている模様。負けず嫌いでガンガン公生にぶつかっていく姿勢のようだが、はたして「生まれ変わった」公生を見たら何を思うのだろうか。興味深いのは、圧倒的自信に裏打ちされているように見える相座であるが、やっぱり演奏前にはしっかり緊張しているのが分かるところ。そりゃまだみんな中学3年生だしね。そう簡単に演奏を自由自在にコントロール出来るわけではないか。 そしてもう1人、目力強めの黒髪の女の子は井川絵見。外見はクールだが内面はアツい、なかなか可愛らしい子である。相座とはコンビみたいな立ち位置になっているのだが、この2人だってあくまでライバルどうしには違いない。「有馬公生」という大きな打倒目標が再び眼前に表れたことで、この3人の関係性はどう動いていくのだろうか。 ちなみに、それ以外の外野では渡が試合に負けて中学校時代の青春に幕を閉じるなんてお話もあった。あの場面で「ヒーローはお前に任せる」なんてサラッと言えるあたりが、やっぱりいい奴。渡は渡で色々と熱意のある良い青春を謳歌してるよなぁ。そして椿と組んだ時のコンビ芸の安定感。今回、コンクールを見るためにいつもように客席に入っていたわけだが、ここで宮園と並んで座るんじゃなくて、間に椿が挟まってるのがちょっと気になる立ち位置なんだよね。普通、椿の立場だったら「一応それらしいカップル」になっているはずの2人は並べるはずなのだが……まぁ、特になにも考えてないだけなのかもしれないけど。前回の一件ですっきりしてしまったためか、今回は椿の内面は一切描かれなかったからなぁ。 あ、チャーリーブラウンもいいこと言うよね。 11月21日 ドラフト模様(TKT×3) ピック順 【Sea-chicken】→【Thraxi】→【Alessi】→【Serra】→【Mei】→【Sangriter】→
変則日程ドラフトその1。何故その1になるかは後日。普段と違って出来る限り早くスタートするということで7時半開始、そこからなるべくスピーディーに終わらせるのが目的で、一応10時半には大体終わっていたので目標は達成した感。そこまで急いだわけではないけど、個人的には後半の試合がめっちゃ適当になった気がするの。え? 時間のせいじゃないって? はい。
本年最後のイベント参加は、我らが火の玉野郎、洲崎綾の京都大学トークショーである。ここ数年は京産→同志社→京大の3点回りが定番化してきました。私のような出不精で遠征費も捻出できない人間は、近場でイベントがある学祭シーズンは本当に助かります。 さぁ、洲崎綾である。あやっぺである。彼女の場合は躍進のきっかけとなった作品のおかげで京都とも縁が深く、さらに京都の中でも左京区は出町柳商店街と関係が深い。超近場。でも生でみるのは初めて。良いチョイスである。あやっぺについては、はっきり言って「急成長株」なのでそこまで多くの作品で接する機会があったわけではない。ソシャゲをやらない私は艦これもデレマスもしらないので、作品単位でピックアップしても「たまこ」→「キルラキル」→「ダイミダラー」→「シドニア」で大体全部と言ってしまっても過言じゃない。しかし、それらの作品を覆い隠すほどの存在感を示す「洲崎西」のインパクト。まぁ、そこやね。元々「たまこま」のときには「なかなか綺麗な声で聞かせてくれる新人さんが出てきたなぁ(あ、いうほど若くない)」という印象だったのだが、そこから禁断の果実である西明日香に手を出してしまったがために、現在のSuzaki Styleが覚醒、そこから綺麗にマコ→リッツとつながって今に至る、というのが私の印象。つまり、声優であり、クソダサファッションリーダーであり、スナック「ぺ」のママであり、危険物であるというのが私の中の洲崎綾像だったのである。 さて、そんなあやっぺだが、はたしてソロでの活動は一体どうなるものか、というのがイベント前には正直少し心配だった。本人もラジオで「1人で学園祭に呼ばれるのは初めて」と言っていたし、なかなか1人で回すイベントなんてものは経験していないだろう。相方無しでどのくらいイベントの時間を維持出来るんだろうと気になっていたのだが、ほんと、ホントにごめんなさい。私のような下賎な人間が心配すること自体がおこがましかったです。洲崎綾は、既に完成されたスタイルだったのです。まさか、ここまで腹筋がぶっ壊れるイベントになるとは思っていなかったよ。時間は1時間半きっかりだったが、本当にあっという間の90分。多分90分のうち50分くらいは、あやっぺによるdisりトークで埋め尽くされていたのではなかろうか。食ってかかるスタイル、奪い取るスタイル、これがアイム声優に脈々と受け継がれる山賊の伝統……。いや、見事でした。洲崎綾、ここにありです。 思い返してみれば、去年の京大声優同好会のイベントでは、一番の見どころは「取って喰わんばかりに攻め続ける謎の司会役、紙一重の狂気をさらけ出す一般参加者」という、なかなか京大らしい攻めの姿勢だったわけだが、今年のイベントでは、その構図がまるきり裏返った。開始数秒から、既にあやっぺのスタッフいじり、スタッフdisりが幕を開けるのである。今回の司会はちょいと小太りの京大二回生会員、三田君。あやっぺは登壇直後の自己紹介の時点で、「ダイノジ(大地)に似てるね」という何気ない一言から完全に場を掌握、自己紹介のはずが、自分のことよりも司会の子のことをしゃべる時間の方が長かったという。初のソロイベントということでひょっとしたら緊張していたのかもしれない。しかし、その緊張感はとちったり、もつれたりという方向には一切表れず、司会と進行を気にせずに怒濤の攻めを展開するマシンガントークとなって表れた。テンション高めでひたすらしゃべり続けるあやっぺ。なんだその勢いは。すげぇぞ。よくぽんぽんそこまでネタが出てくるな。別に隣に西明日香は必要じゃなかったのか! 以下、星の数ほどあったスタッフ、客席disりの一部を抜粋。 (椅子に座ると教壇の陰に隠れて生首みたいになってしまうため、ずっと立ってイベントをやると宣言するあやっぺ) 「オイ、誰だ今立ってもあんまかわんないッつった奴?! お前か! お前のせいで進行が狂ったぞ!」 (お題にそって3分丁度のトークにチャレンジするというコーナーにて) 「必死でゆっくりしゃべってるんだけどね! 無理だよ! 誰だよこんなクソつまらない質問考えたやつ!」(以下、司会のダイノジと2人でお題と関係無い世間話を始める) (チャレンジ失敗、得点はもらえません、と言われた時) 「あんた、あたしの方が年上だって分かってる?」 (クイズコーナー、問題に対して客席に答えを聞き始めるあやっぺ) 「分かる人いる? あなた? あなた分かる? 立って! そこに立って私に教えて!」 「これで間違ってたらただじゃおかないからね」(結果間違った) (ファッションについて) 「今日のお客さんは色んな色の服がいていいね! 東京でイベントやってもみんな真っ黒だからさ」 (ジェスチャーゲームで、なかなかお客さんに伝わらなかった結果) 「やっぱりなー、男ってやつぁ鈍いからなー」 (物まね、「大笑いする西明日香」チャレンジ後) 「あの、なんにも考えてない笑い方は明日香の専売特許だから」
そういえば、今回のイベントではそこまで「西明日香」という名前は出てこなかったかもしれない。こないだのラジオで西の方のイベントでは「あやっぺは?あやっぺは?」という話になったらしいが、今回のイベントはそこまで西推しにはなってなかったね。多分、あやっぺ本人以外の人物で名前が挙がった人達をピックアップしていくと…… 1位「ダイノジ」。途中で「あそこまで太ってないよね、ショウノジくらいだ」と余計なフォローが入るも、最後まで「ダイノジ」としか呼ばれない。 2位「タツヤ(藤原竜也)」。まさかの、今週の藤原竜也である。例によって「シチュエーションを決めて台詞を言ってもらう」コーナーがあったわけだが、「ちょっと身体の不自由な女の子」という設定を、どう読み取ってしまったのか、「腕の骨とか折れて苦しんでる子がいいの? タツヤみたいな声でやらなきゃいけないじゃん」と解釈。ロマンチックな長台詞を延々とタツヤ節で読む謎のサービスが発生した。ど゛う゛し゛て゛な゛ん゛だ゛よ゛お゛お゛ぉ゛お゛!゛ 3位「寿美奈子」。憧れのアイドルは寿美奈子だそうです。現在も共演中で、彼女の格好良さには憧れるとのこと。うーむ……キャラが違い過ぎるな……なんだろう、兵庫県の人間に憧れる体質なんだろうか。 4位「西明日香」。そりゃそうだ。ちなみに実際のアニメでの共演本数は割と少なく、過去1年間ではきんモザと六畳間の2本だけらしい(京大声同、ダイノジ調べ) 5位「洲崎博史・京都大学教授」。クイズのお題が「洲崎さんと同姓の京都大学の教授の専門はなんでしょう」という無茶過ぎる問題でした。正解は法学関係だそうです。「ひろし! ひろし誰だよ! 今日来てないの?!」って文句言ってました。「アタシと同じ名字なんだから教育に興味持てよ!」
コーナーの詳細とか、正直勢いがありすぎてあんまり覚えてないな……まぁ、レポじゃないからいいか……。ざっと思い出してみると、最初のふつおた(質問)では「今日のファッションコンセプト」でコーディネートを披露。決してクソダサくないです。確かにあやっぺらしい、秋めいたシックな出で立ちが実にオシャレでした。ベレー帽は「井の頭公園で絵を描いてる女の子」がコンセプト。その辺はちょっとよく分かんないですけど……。 1つ目のチャレンジコーナー(試験を乗り越えて、単位を取ろうというコンセプト)、3分制限お題トークでは「モンゴル人になりたい」という不可解な過去の夢が判明しました。「ヤギの乳を飲まなきゃいけないらしいけど、大丈夫、ジンギスカンなら食べたことあるから」 会場に「??」の嵐。クイズコーナーでは、「出町柳商店街の店の名前を答える」という難問が出題されたものの、なんとすべてきちんと把握しており、余裕で正解を導くことが出来たのは流石。出町商店街には本当に足繁く通っていたようだ。なお、クイズ自体は東西を間違えてハズレになるというオチもきちんとつけるあたりが流石。 ジェスチャーコーナーは「飛行機」を伝えるために「ぶーん」するあやっぺが尋常じゃなく可愛い。というか、基本的にちまっこいので身体を使って何かするととにかく愛嬌がある。まぁ、答えられないお客さんは容赦無くぼろくそに言うんですけどね。何故か指名された回答者が致命的に察しの悪い人間ばかりが揃うという奇跡がありましてね。「あれ、絶対あんたらの仕込みの人でしょ?!」 最終的にチャレンジコーナーは点数が足りずに単位取得に失敗したものの、「なんかお客さんが単位をあげたくなるような台詞を言って解決しましょう」という流れになり、相変わらずのタツヤ芸を披露。見事単位を取ったことになり、「京大ちょろいな」と一蹴。 2つ目のコーナー、「シチュエーションを決めて台詞を言ってもらう」では、藤原竜也を炸裂させた後に「飲んだくれOL」という「これ5年前のあたしじゃん」も披露。1人で演技をすると大変だ、というので隣に座っていたダイノジをひっつかまえてガールズトークを展開。それまで緊張気味だったダイノジだったが、そこそこ落ち着いて来たのか、「旅行とか行きたいじゃなーい?」というあやっぺの台詞に「そうよねー」とアドリブで返して爆笑をかっさらう。ダイノジ頑張った。 3つ目のコーナーは、同好会が作ったドラマにその場でアテレコする朗読コーナー。15分という謎の長尺、しかもあやっぺの役以外にも男の子A,女の子B,ナレーションと3つも別な役がしゃべるパートがあり、あんまりあやっぺの台詞が多くない。しかもあやっぺ演じるメインヒロインは開始3分で死亡して星になるという謎展開で、あやっぺも「しんみりしようと思ったけど、流石に死ぬのが早すぎる」とチクリ。ただ、ドラマの他パートも全部アイムに依頼して製作していたため、ラストのキャストクレジットでは男の子Aを内田雄馬、女の子Bを小澤亜李が演じていたことが判明して会場がどよめく。「うちの事務所の一押し新人です、よろしく! 千代ちゃんと、あと、なんかガンダムやってる人!」。 以上、全行程90分のイベントだが、体感時間はマジで30分くらいかな。臆することなく、ただ真っ直ぐに挑戦と挑発を繰り返す洲崎イズムにしびれました。多分、彼女の根っからの真面目さがここまでの怒濤のイベントを作り出したんだろうなぁ。「とにかく自分を見に来てくれるお客さんばかりなんだから、絶対満足して帰ってもらおう」というサービス精神がすさまじい。彼女が憧れた「アイドル」という存在に、また一歩近づいた……のか、遠のいているのか。それは誰にも分からない。しかし、また今日も、彼女のファン層が拡大し続けているのは間違いないことだろう。豚リスナーに幸おおからんことを。
余談:イベント終了後、出口で京大声優同好会の冊子が販売されていたので、記念に何冊か購入させて頂きました。最新号では「声優結婚ダービー」を展開するなど、案の定、キモいコンテンツが充実しています。いいんです。声優オタなんてものは、元々その存在自体がイレギュラーなものなのです。他人に理解されないくらいにキモくて然るべき。ボクのこのブログも、たまに「キモい」というお褒めの言葉(?)を頂けるようになりましたし。学生の皆さんも、この調子で今後とも健やかであられますよう。 *なお、冊子の中では去年のひーちゃんイベントの裏話の捕逸として、何と当ブログの記事urlが掲載されていてビビったのである。スタッフが見てたかと思うと、なんか申し訳ない。記事中のブログタイトル間違ってたりするのもご愛敬である。 問題児しかいねぇな、第7話。なんか、だんだん美佳ちゃんが一番まともな人間なんじゃないかと思い始めている俺がいる。 前回までが荒事編で、今回は事件の方はちょいと一息、残された痕跡を捜査するパートということなるだろうか。結局、ドローン研究所でのドンパチは公安側が完敗した形となり、奪われたドミネーターは八丁、更に三係は全滅してるし、せっかく見つけた鹿矛囲も朱ちゃんのボーンヘッドで取り逃がしてしまっている。収穫といえば鹿矛囲の根城の1つを見つけたことくらいだが、わざわざあそこにおびき出されての事件なのだから、鹿矛囲だってあそこが見られることは計算の上だろう。「なりすまし」に関しても、既に代議士が捕まったところである程度はバレる想定であるし、今回登場した枅岢という名の医者も、見つかることは予定していたようなそぶりを見せている。一見すると一係のお手柄のように見える成長なんちゃらホロのミッシングリンクも、鹿矛囲からしてみれば見つかっても問題無い手がかりだったということだ。 「流石にそんな万能の犯罪者なんておらんやろ」と文句を言いたくなるところだが、どうやら鹿矛囲のプランは常識的な犯罪のレベルを超えている。とにかくどこを探してもトラップだらけの状態なのだ。なるほど、ここまで周到に準備した上での計画実行なのだとしたら、常守が振り回されるのもしょうがないのかもしれない。まず、前提条件として「何故か分からないが」鹿矛囲自身はシビュラに認識されない透明人間スキルを有している。航空機事故の唯一の生き残りという出自が関係しているのだろうか。そして、彼は桁外れのメンタルケア技術もある。これにより、鹿矛囲に協力する犯罪者(信者)たちは透明にまではならずとも「見えなく」なることが可能である。更に臓器パーツの合成など、「見えない」のをいい事にこの世界では考えられないような大胆な変異を起こすことも可能であり、数々の「過去の亡霊」を公安回りにも送り込んでいる。一番の驚きは、何と言っても1期からいるはずのあのセラピストのあんちゃんだろう。そりゃまぁ、2期になってからやたら怪しかったわけだが、彼すらも既に計画の一部に含まれていた。はたして1期の頃からそうだったのか……。 捜査陣とシビュラを包囲する「見つからない子供たち」。その根底にあるのは過去の飛行機事故であるが、さて、これが鹿矛囲という1つの信仰を産みだすに至った経緯はどういったものなのだろうか。彼の目的はまだ謎に包まれたままだが、流石に「失った友人達を現世に蘇らせるため」なんてセンチな理由でシミュレーションホロだらけの犯罪に手を染めているわけではないだろう。彼はシビュラシステムに並々ならぬ敵意を持っているようだし、過去の事故を巡って、なにか一悶着あったのかもしれない。当時の執刀医である枅岢氏も鹿矛囲に協力していることを考えれば、それは事故そのものよりも事故の処理についてのトラブルか? そりゃまぁ、「一度にクラスメイトたち185人を失う」なんてとんでもない経験をしてしまったら、まともな色相なんて維持出来るはずがないだろうし、幼い鹿矛囲を巡ってあれやこれやとシビュラが面倒を起こした可能性は低くないが……。さぁ、どうなるでしょうね。 そして、そんな鹿矛囲軍団だけでも手におえない状態だというのに、叩けば叩くほどに出るわ出るわの身内の埃。絶賛ハイテンション中の東金さんがその先陣を切ってヤバさを際だたせている。美佳ちゃんの不法侵入など当然筒抜けだったし、朱ちゃんににじり寄るその視線も実に不穏。発掘された過去の人事ファイルには、既に十数年前に執行官として働いていた実績があり、その時代には「すべての担当執行官の色相をめちゃめちゃにし、ドミネーターをぶっぱした」という素晴らしい記録が残されている。そして彼が10歳ではじき出した犯罪係数は圧巻の769。エリミネーター発動条件が300であるから、この数字がどれだけとんでもないものかがよく分かる。しかも10歳児が。やべぇ。なお、彼は20歳になったときに地味にセラピストの資格も取得していたりする。まあ、どっちかっていうと色相を改善するためじゃなくていじくり回すために勉強してたんだろうね。普通に考えると、担当監視官をぶっ壊すのが趣味の「クラッシャー」ってことになるのだろうが、はたしてそれだけの存在なのかどうか。東金製薬との関わり合いも気になるところだ。 東金だけでも美佳ちゃんはピリピリなのに、残った1人の雛河も案の定色々やべぇ。「重度の鬱病」というところから問題がスタートしているらしく、お薬の力でなんとか制御しつつ、ホロの技術やらなんやらを学んで必死に更正を目指した(かどうかはさだかじゃない)が、当然のように色相は濁りっぱなしで、転げ転げた執行官。当然、「単にそれだけじゃ執行官まで落ちてこない」とのことで……こいつも何かやりやがったね。一番のポイントはやっぱり朱ちゃんのことを「お姉ちゃん」と呼んだ一幕でしょうか。なーんか、ものすごく生臭い匂いがしてくるような……常守さん、変態から人気有りすぎやろ。 というわけで、美佳ちゃんが一番まともな可能性がぐんぐん上がってきていますよ。今回も「大事な事実が上まであがってなかったのは私のせいじゃないから!」と部下に切れてごまかすいい感じの最低エピソードがありましたが、もう、それくらいの「現実の上司にもあるある」ネタではむしろホッとするくらいですよ。ま、彼女が有能なら捜査がもう一歩二歩先に進んでいたのは間違いないと思うけども。そんな美佳ちゃんが懐いているのは六合塚さんなわけですが……相変わらずの良い濡れ場やなぁ。ええ身体しとる。唐之杜さんとのピロートークはもっと艶っぽい奴でお願いします。あ、でもこのアニメで一番萌えるのっておっさんな気もするな。唐之杜さん、雑賀さんの謎のアダルトトークが捗るのです。今回更に枅岢っていう新しいおっさんも加わりました。メンタルクリニックのおっさんが江原さん、今回のおっさんが菅生さん。キャストもいいところ狙ってくるのよねぇ。そのうち田中信夫とかが暴れ始めそう(願望)。 |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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