忍者ブログ
最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
[835] [836] [837] [838] [839] [840] [841] [842] [843] [844] [845]

 エグいよぅ……第4話。これまで以上に、今作今シリーズの方向性を決定づけるエピソードとなった。これで、まだ4話だというのに残念作画でなかったら決定的な話数になったんだろうけども……今期も危ういのか、しっかりしろ作画班。

 嗚呼、青柳の人生とは何だったのか。サブタイトルにある「ヨブ」とは何なのかが気になってググってみると、旧約聖書に登場する、「神への信仰を貫き通した人物」とのことである。信心を無上のものとし、ただひたすらに信仰を続けたヨブは、そこに疑念を抱くものから様々な苦難を与えられ、神からもまた試練を与えられた。最終的に、ヨブはその心のあり方を認められて幸せな結末を迎えるのだが(それ故に「救済」であるが)、今回の話における青柳監視官には一切の救済が訪れていないことは、何とも悪意の籠もった名付けである。いや、正直言うと、このまま色相が濁り続けてギノさんのハードモードみたいな人生を歩み続けるのかとも思っていたので、彼女のあまりに不幸な人生がここで幕を下ろしたことも、1つの救済と言えるのかもしれないが。……それでもなぁ、やるせないなぁ。……黒の下着が実にセクシーでした……。

 この途方もない胸くその悪さは、今期のテーマが「シビュラの破壊」と直接的に結びついているためであろう。腹の立つ要素はすべて「シビュラ」に向けられており、たった1つの異分子である鹿矛囲の存在から始まって崩壊を始めたシビュラ神話と、それにすがる無数の人々の愚かさが、滑稽を通り越して哀れであり、苛立たしく見えるのである。元々1期の頃から視聴者視点ではシビュラの滑稽さは見えていたわけだが、それはあくまでメタ視点でのお話であり、作品世界内では「シビュラの絶対性」は(槙島と常守の存在を除いては)揺るがないものであった。しかし、鹿矛囲はその絶対神話を作品世界内でぶち壊そうと目論んでいるわけで、社会を支えるシステムそのものが歪み始めた世界では、そこに依拠する度合いが高ければ高いほど、その姿は苛立たしく滑稽になるのである。

 今回そうした「滑稽さ」が如実に描かれたのは大きく3つのサイドに分かれる。1人目は、言わずと知れた霜月監視官。彼女の情けなさ、苛立たしさは順調に育まれており、今期ではどこぞのアンジュ姫と並んで2大胸くそヒロインとして大活躍。単なるシビュラ至上主義(この世界の一般傾向である)ならば「社会が悪い」と諦めもつこうが、彼女の場合はこれに輪をかけた権威主義的傾向があり、「シビュラを基準とする」のではなく、「シビュラに責任を転嫁して考えを放棄する」という、いわばこの世界におけるゆとり世代みたいな思考回路の持ち主である。シビュラを是としない朱ちゃんを軽んじるだけならまだしも、彼女の場合、すべての判断はシビュラのおかげであり、シビュラのせいであり、シビュラのためである。ひたすらに自己弁護を繰り返して現実を見ない彼女は現場に出てもさっぱり役に立たず、最悪の方向へ足を引っ張ることしかしない。こうした人物像は、ものの見事に「打倒すべきシビュラ」を体現した所産といえるだろう。今まではまだ辛うじて「ちょっと可愛い」から許されてきたが(?)、今回は作画崩れで可愛い要素すらなくなったので、もう本当に腹が立ってたまらないのである。ある意味、実に良いキャラクター造形である。

 もう少し全体的な目線で見れば、当然のことながら公安全体も「シビュラの犬」であり続ける滑稽な存在である。霜月のようにはっきりと「愚かさ」が提示されているわけではないが、鹿矛囲の目論見通りに青柳さんを狙撃してしまうその判断、そしてクライマックスとなったスプラッタシューティング劇場、どれもこれも、現実世界の常識に照らし合わせたら常軌を逸した行動だ。そして、三係を中心としたこの愚かな立ち回りの根源には、シビュラの象徴たる禾生局長が控えているのである。彼女(つまりシビュラ)の判断は、今回の事件を明るみに出さず、すべて公安の力でもみ消してしまうこと。つまり、彼女は「シビュラの限界」を見せつけた鹿矛囲の意図を理解し、突きつけられたシビュラの穴についても自覚的であるということだ。今回の事件の犯人だった美馬という男(CV:江原正士)は、シビュラに認められず、メンタルケアを続けてひたすら薬物を摂取した結果、感情そのものを喪失してしまった(と本人は捉えている)。局長たちは「都市伝説」というレッテルを貼ったが、無理矢理薬物で感情を抑えることに副作用がないはずがないわけで、実際にそうした患者は不特定多数存在しており、シビュラ社会が続いていればその数は確実に増えていくだろう。つまり、現行のシビュラシステムは、先細りで破滅的なシステムでもあるのだ。もちろん、局長はそんな事実は認めないし、極力鹿矛囲の存在を消す方向に動くに違いない。しかし「透明人間」の力を持つ鹿矛囲を相手に、こうした欺瞞が一体どこまで通用するものか。あれだけ凄惨な事件現場、最終的には美馬までもがエリミネーターで除去されたというのに、真犯人である鹿矛囲が堂々と顔を出し、特に身を隠そうともしていなかったのが象徴的である。鹿矛囲は、その存在自体がシビュラの網の目をくぐり抜ける天敵であるのだ。

 そして、こうした鹿矛囲とシビュラの戦いの中、信念を守り抜くために最後まで戦い続けたのが、青柳という女性であった。この世界には今、2つの信心がある。1つは、美馬が持ち続けた「鹿矛囲への思慕」である。正確を期すなら、おそらく今回のサブタイトルである「ヨブの救済」は美馬に向けられたものと解釈する方が自然である。彼は窮地に訪れて救いを与えてくれた鹿矛囲をただひたすらに信じ、彼の教えのために戦い、すべてをまっとうした結果として、自分の望むものを手に入れてこの世を去った。彼の信心でもって、鹿矛囲は更にワンランク上の戦術的要素を手に入れることになり、「神への奉公」も見事に結実している。対して、最後の最後まで「平和のため」に戦い続けた青柳監視官を待っていたものは、ギリギリまで信じ続けたドミネーターという兵器による虐殺である。彼女があれだけの異常事態においても、ひたすらドミネーターを信じ続けたことを愚かしいと見る向きもあるかもしれない。だが、彼女の判断する「正義」の基準はそこにしかなく、これは彼女個人ではなく社会の問題であった。むしろ、そこまでして頼みにしていたドミネーターを最後にはかなぐり捨てて、自らの手で美馬に立ち向かったところに彼女の「救済」はあったのかもしれない。

 しかし、そうして手放したドミネーターは、無情にも彼女を悪だと断定した。エリアストレスにより、係数は美馬をも上回った彼女は、既に監視官ではなく、一人の潜在犯でしかなかった。シビュラを手放し、一人の人間としての自分を信じたことで、彼女はシビュラの庇護下から突き放されてしまったのである。すべて鹿矛囲の思惑通りとはいえ、どこまでも救われない、一切の「救済」を与えられない結末。本当にやるせない、最悪の結末だ。彼女の生き様にこそ、此度の「鹿矛囲対シビュラ」の理不尽のすべてが詰まっている。はたして、朱ちゃんは彼女の無念を晴らすことが出来るのか。彼女が最期に掴んだ「人間の意思」を受け継いでくれるのか。何か1つでも、彼女の死が反撃の一手に繋がることを望むものである。

拍手

PR

 サブタイトル打ち込んで変換したら即座に「Gμ‘s」と表示される私のパソコン有能、第4話。まぁ、辞書登録してるんだから当然なんですけどね。「わたしも入れて4人だわ」とギャン子が駆け込んでくるアイドルユニットGμ‘s。

 例えば「SDのバトルが見応えあるぅ!」とか「ライバルに関西人登場か!」とか「いちゃいちゃしやがってこの色ボケ厨房がぁぁ!」とか色々と注目すべき部分は多いのかもしれませんが、まず最初に言わなければならないのは、「おねーちゃんポンコツ可愛いやないか!!」ということである。もうちょっとちゃんとした人だと思ってたのだが、単なるブラコンねーちゃんで、しかもあんまり正常な判断力も持ち合わせていない。モデル業で忙しい、しっかり自立した人だと思っていたのに、オフの日に弟の尻を追いかけ回してフラフラしてるだけの人だった。まぁ、ゆーてもたかだか女子高生なんだからしっかりしてない方が普通ではあるのだが。あの貞操観念じゃぁ、おそらくこの子もまだ……あらあらまぁまぁ。周囲の男共は情けないんじゃなくて? ユウマはここがチャンスっちゅうことやね。問題はセカイが「お義兄さん」と呼んでくれるかどうかだな。

 ポンコツねーちゃんの話を脇に置いとくと、あとは割と真っ直ぐなお話。1期におけるマオに近いポジションのライバルが出てきたわけだが、これがなかなか感じの悪い奴である。マオは最初からセイたちと尊敬しあえる関係を築いていたので円満な友情構築が可能だったが、こいつの場合は前提条件が喧嘩腰。「東京もん」に対する並々ならぬ対立思想は、ある意味模範的な大阪人といえるのかもしれないが(一部、筆者の偏見が含まれております)、それにしたって初対面で突然「お前は井の中の蛙や」といいながらガンプラ製作素人をぶちのめすのはどうかと思う。素組みの状態で、しかもSDのガンプラであんだけのギミックを搭載したマシンを作ってしまえるということは、こいつ、今後の登場時に「精魂込めた自信作」を出すときのハードルがめっちゃあがってるぞ。「その辺のガンプラで急造した方が強かったやんけ」とか言われないようにしなきゃいけないから。まー、マオポジションだとするならそれなりに頑張ってくれそうな気もするが……ただ、出自から考えるとセカイのライバルキャラじゃなくてユウマと対立すべきなんだよな。その辺はこれからチーム内での関係構築次第かな。

 セカイはこうして1つ目のステップアップイベントをクリアしたことになる。「最終的に何となく勝っていた」レイジと違い、今回のセカイは流石に完敗。そりゃ、はじめて作った素人ガンプラでもゴリ押し出来ちゃうっていう事実が出来てしまうと今後の展開でビルダーの立つ瀬がないからね。ここは一度必殺技を出しつつも敗れるというのが穏当な展開だろう。きちんとミナト側にも「あわやピンチと思わせておいてからの奥の手」という見せ場が用意されており、お互いただ者ではないという条件下での対決であることは提示されているしね。あれだけの壮絶作画で描かれたSDバトルなら、多少ケチがついても文句言われないだけのバトルになってたはず。SDでも本気の描き込みだと充分迫力が出るものなんだなぁ。こりゃ、今からフミナちゃんのガンプラが楽しみですわ。……ベアッガイさんでもいいのよ?

 フミナちゃんはオフの日でも相変わらず性的ないでたちだったので本当に公序良俗に反したキャラだと憤りがおさまらないわけだが、今週は次回予告でおねーちゃんの水着姿が出てしまったので、そっちの方が(俺のなかで)大問題になった。夕方6時かぁ……おっかない時間だよなぁ……。ちなみに、今回すげぇ気になったのは、ガンダム立像を見せるためにセカイを目隠しして誘導していたシーンです。あのロケーションから考えると、セカイは数百メートルぐらいは目を閉じたまま引きずり回されてるよな。流石に危ないやろ。次元覇王流なら問題無しか。

拍手

 アンジュを見てると地下に落ちたカイジを思い出してしまう、第4話。別に大して境遇は重ならないはずなんだけどね、生粋のクズ加減とか、ピントのズレた反抗の仕方なんかが重なるのかなぁ。アンジュさんが缶ビールブンブン振ってぺろぺろする姿が見たいです。

 なんだか、わずか4話であっという間に過ごしやすい空間になってしまったぞ、アルゼナル基地。なんとドラゴン退治は歩合制でお給料が発生しており、ちょいと命を賭けて突っ込めばその働きに応じて割と良い暮らしも出来るようになる。まぁ、命懸けのお仕事でその程度かよ、と言われればそれまでだが、最初にアンジュが絶望していた牢獄のイメージとは随分かけ離れている。良いお風呂も使えるし、食糧事情も決して悪くない。帝愛グループ地下施設だって粉塵で肺をやられて命に関わる作業だったみたいだし、どう考えてもカイジよりも良い生活だよな。ショッピングモールはなんでも揃ってるらしいから、きっと焼き鳥とかもあるよ。サリアが隠し持ってたんだからきっとエロい本だって充実してるに違いないし、あれだけ夜がお盛んな連中が多いのだから、きっと大人のおもちゃとかも用意してあるに違いない。割と良い待遇じゃないか。あ、でもカイジと違ってどれだけ頑張っても「一日外泊券」は買えないんだろうけども。

 急に生活が楽になったおかげ、ってわけではないのだろうが、開き直ったらアンジュってば強い。本当に理不尽なくらい強い。マシンを操る技量に長けるのは五百歩くらい譲ってあのヘンテコスポーツの恩恵だとしても、白兵戦で他の人間を圧倒したり、いち早く混入した毒物に気付いて意趣返ししたりするのはどういう才能なんだよ。いくら何でも温室育ちのお嬢様が覚悟一つでそんなサバイバルな能力に目覚めるのはおかしいやろ。それとも、単に他の連中がショボすぎるのか……まぁ、ロザリーは本当に役立たずっぽいので、一番おおっぴらに嫌がらせしてきたのがアイツだったのはラッキーなのかもしれない。これでサリアとかエルシャが本気だしてきたら案外ヤバかったかもしれんし。しかし、最後の最後でついにヒルダさんの本気炸裂。もういっそ殺しちゃえばいいよの精神でマシンに細工だ。さぁ、これで死んで世界中がすっきり……と思いきや、なんということでしょう。ついに次回、男キャラの活躍が始まるわけかぁ。……あの男が一体どういう立ち位置で何を始めるのかしらねぇ。

 ま、アンジュの覚醒はもう処置のしようがないので放っておくと、今回は基地内の人員が「アンジュ容認派」と「過激派」に分かれてしまったのでなんだかギスギスしている。ゆいかおり……じゃない、ロザリー・クリス組はゾーラさんに可愛がられていたために激おこのまま。そしてその頭目であるヒルダさんとあれこれ画策するわけだ。ただ、意外なことにゾーラのお手つきとしてはこの3人がメインだったらしく、他の連中はゾーラの死にはそこまでこだわっていない。まー、メンバーが死ぬのは日常茶飯事の現場だろうし、いちいち引きずってたら仕事にならないのかもしれないけども。「アンジュは仕事出来るんやからしょうがないんちゃうの」みたいなノリである。逆に面白がってるヴィヴィアンなんかはその最たる例であろう。他にも、穏健派のエルシャあたりは既にアンジュを咎める気は無いらしい。「墓も買ったし、償いは終わった」っていうけども、単なる戦死じゃなくて、ゾーラさんは明らかにアンジュが殺したんですけどね……。

 一方、微妙なのはサリアさんである。彼女も割とゾーラ派だったので怒りたいのは山々なのだろうが、仕事が一番大事な真面目人間なので、リーダー役を任されちゃったら自分から隊内で問題を起こすわけにもいかない。司令が認めているのだから、リーダーたる自分もアンジュを受け入れなければいけないというのでもやもやしている。また、アンジュが持っていっちゃったヴィルキスは、本来司令が「そのうちサリアに譲るよ」と言っていた曰くありの機体らしく、横からかっさらわれ、更にそれを司令が容認しているのが腑に落ちない様子。あの機体にはどんな秘密が隠されているのでしょう。まぁ、シナリオの展開上、絶対にサリアのところに戻ってくることはないだろうけども……。

 現時点で一番幸せになってほしいのは、真面目で頑張り屋のサリアさんなのですよ。だとすると、やっぱりアンジュには死んでほしいんだけど……無理だなぁ……。

拍手

 タイラントの鶴の一声でスタート。二巨頭が同時参加だったため、無闇に長文縛りのゲームになっている。このクリエイティビティ。

 

Round1・「ぼいあるど」

1.トランプ遊びの一種。よく混ぜたトランプをなるべく早くハート、クラブ、ダイヤ、スペードの順に数字通り並べ、その時間を競う。10秒以内に出来たものだけが「ボイアルド」という。

2.イタリアの詩人。騎士道物語の「オルランド恋情」はアリオストの「狂えるオルランド」に引き継がれた。

3.ドイツの哲学者。カントが唱えた「中庸」に賛同し、「自己否定こそ中庸」という考えを提唱するも、後の著作で否定、自殺した。

4.スカンジナビア半島を中心とした北欧諸国に見られる暖房設備。大量の使用済みのコークスからの余熱を利用する。

5.ドイツの社会学者ボイアルが提唱した、個人の社会適合度を測る尺度。現在ではアダムスター度が主流となっているため古典的社会値と呼ばれる。

 もう、ボクはぼいあるどに夢中です。アベレージタイムは1分半くらいだったので、なんとか練習して1分切るようにしたいです。10秒は鬼畜過ぎるがね。最大の問題は、そんなゲームはこの世に存在しないってことくらいかな。

 

Round2・「めなんどろす」

1.日本で活動したトルコ人放送作家、脚本家。NHKで1970年から3年半に渡り放映された歌謡アニメ「アッサラーム!荒井君」で人気を博した。

2.ギリシア新喜劇の代表者。アテナイの市民生活を題材とする約100編の作品を書いたが、完全な形で伝わるのは「気むずかし屋」のみ。

3.ザイマルディによる叙情詩「テーリアス」の主人公。冥府の神と対立し、兄を殺された悲しみから狂い死にする。

4.水瓶座の中心にあった星の名前。19世紀初頭、超新星爆発により消滅した。

5.ギリシャ神話に登場する三つ目の巨人、メヌドゥースを英語風に呼んだもの。

 正解の方も割と「なんやそれ」感はあるのだが、1つ目の答えを読み上げられた時点で腹筋が崩壊したのでどうでも良かった。この発想が出てくるからこそのタイラントである。あ、でもググったら割とヒットした……。案外普通の発想なのだろうか。

 

Round3・「わんかしでんせつ」

1.江戸時代、隠れキリシタン達が説教を紙に書き飯椀に入れ、その上に白米を盛って回していたことから転じて、「表現に気を遣う」の意。

2.塚や池、または山陰の洞窟などで、頼めば膳や椀を貸してくれたが、ある時借りた人の不心得で貸してくれなくなったという伝説。

3.明の歴史家碗夏(わんか)と紫伝(しでん)が提唱した世界創造説。世界は巨竜、無乱乱(むろんろん)によりつくられたとし、陸地を無乱乱の鼻くそ、海を鼻水に見立てた。

4.千夜一夜物語の一節。ポアンカレ王の息子ワンカシが祖国を離れ盗賊の長となる話。シェエラザードが己を暗に揶揄したと思った王は激怒した。

5.琉球に伝わる言い伝えの一。子のいない夫婦が庭に生えていたガジュマルにお祈りをしたところ、精霊ワンカシの力により懐妊した。現在の沖縄でもガジュマルは子宝祈願の神木とされる。

 もう、民明書房にだって勝てるよ。

 

Round4・「えせーにん」

1,メキシコ発祥のボール遊び。一人が直径20センチのボールを太陽に向かって投げ、他の人が手をつないで輪を作り、ボールを輪の中心に落として遊ぶ。

2.日本の共産党系政治家、佐久伊造を松岡洋右がののしっていった言葉。「似非レーニン」の意。

3.開拓魂、フロンティアスピリット。ネイティブアメリカンの言葉で、移民と対立した時代に忌むべきものとして反抗のスローガンにかかげられた。

4.ロシアの劇作家。元は喜劇作家であったが、クリミア戦争時に執筆した悲劇「黒海に沈む」で一躍有名となり、以後悲劇を中心に活躍する。

5.ロシアの詩人。「最後の農村詩人」と自称し、革命の工業化路線に抗して農村を讃える一方で、故郷喪失者として生きる都会のすさんだ生活を歌った。自殺。

 Wiki見ると割と有名人なんやな……。

 

Final Round・「ゆがじょうじょう」

1.遊郭において適温のぬるま湯を用いて客をもてなす遊女を指して言う言葉。湯番情女(ゆがじょうじょ)とも。

2.日本で一時期快楽主義を代表した言葉。「我一人、それもよいよい」の意。言った楽天坊師は、それを最後に仏道から俗世に還った。

3.一人想いをはせること。

4.密教の美称。

5.ビルマチャヒヒの別称。中央アジアに少数分布し、気性が荒く、しばしば獣害をもたらす。

 出題者が吹き出して解答を読めなくなるトラブルが発生。それもよいよい。

拍手

 ずるいアニメやで、第4話。今期KBSは「謎の日曜夜ラッシュ」が存在しているわけだが、その中では締めの一本となるこれが一番目を引いているかな。ちなみに間にBSで「曇天に笑う」が入るので、23時から「天体のメソッド」→「失われた未来」→「曇天」→「これ」という、第2のアニメシャワーが形成されているのである。

 ずるいってのは大きく2点だが、当然そのうち1つは猫である。あかんよ、猫死んだらそりゃ泣くやん……猫好きには鬼門やん……。実家の御猫様は御歳17歳で、最近は身体の至る所にガタが来ており、我が家族は大分前から心の準備を始めている。猫好きしかいない我が家はこれまでの歴史のなかでほとんど猫を絶やさない生活をしてきたのだが、都合8代目となる現在のご老体で、そろそろ打ち止めになるかもしれない。実家の親もいい加減に歳なので、老老介護にも限界があるからねぇ。そんなわけで「猫の死」は本当に駄目なのよ。もう、ボロボロ泣くのよ。同じ理由で「まじもじるるも」も駄目だったんだけども……人が死ぬよりも現実で立ち会ってきた回数が多いので、むしろこっちの方が辛いのです。それもああいう死に方になってしまうとなぁ。みちるちゃんが可哀想すぎてなぁ。

 で、もう1つの「ずるい」はそのみちるちゃんのことである。というか、ミズハスである。1話を見た時点で一番気になっていたのは当然このキャラだったので、いきなりメイン回を任されてこういう流れになると、それだけでもぐいぐい引き込まれてしまう。何が起こっているのかは相変わらずさっぱり分からないし、主人公があの通りに大抵のトラブルは飲み込んでクリアしてしまう体質なので、置いてけぼり感はかなりのものなのだが、とりあえず「ミズハスの色んな声が聞ける」っていうだけでも商品価値としては充分である。今回は本当に色んなタイプの会話が聞けたし、二重人格なんて阿漕な設定でもって変な広がりもみせたので、色んなものが満足した。頭の悪い水橋ボイスは本当に可愛いなぁ。

 もちろん、映像面でも割と気合いが入っており、きちんと渡辺明夫絵のキャッチーな部分をリアル絵とデフォルメ絵の両面で活かしてくれている。ツインテールの動きが映えますね。この後みちる嬢のお話が一体どういう風に展開するのかは想像もつかないが、出来ればちゃんと幸せな結末を迎えさせてあげてほしいです。……どうなったら彼女は幸せなんだろう?

拍手

 今作で一番色っぽい女性って実は宮森の机の上の人形のおねーさんなんじゃないかって気がする、第3話。前回エンディング見た時点で「なんやこれ」って思ってたんだけどね。良い味だしてる。流石ダンスエンディングの祖と言われる水島努である。

 いい話で一区切りとなった3話目。まぁ、このあたりまでが大体想像出来る「アニメ製作アニメ」の内容よね。じわじわピンチが重なっていって、最終的に絶望的だと思われる状況に陥るも、そこは主人公の頑張りとマンパワーでなんとかするという。これで結局どうにもならずに総集編になってしまった方がある意味リアルで笑えるのだが、流石に「働く女の子シリーズ」を銘打ってる作品でそれは残念過ぎるからね。ちなみにP.A.のお送りする「働く女の子シリーズ」というのは「花咲くいろは」についでこれが第2弾ということらしいのだが……そこにナンバリング打つ意味があるのかどうかは謎。ある意味カナンだって(マリアが)働いてたっちゃぁ働いてたんだけども。私のなかで「いろは」は既に殿堂入りレベルの作品なので、今作がそこに肩を並べることになるかどうかは分かりません。

 それにしても、やっぱり「大勢の人間が集まって1つのものを作る」という作業は本当に大変なものである。世にある「企業」って組織は大体そういう作業を毎日毎日繰り返しているのだし、どこの世界だってこうして「大勢の調整が大変」な日々で溢れかえっているのだろうが、残念ながら私自身は「働かない男の子シリーズ」な人間なので、そのあたりの苦労は「うわぁ、大変やなぁ」と思うばかりで、そこまで共感を覚えるものではない。いや、学生時分の思い出なんかを掘り起こせば色々と関連しそうな記憶はあるのだが、「自分の失敗=放送出来ずに穴があく」っていうレベルの恐怖と戦った経験はないのでねぇ。途中で漏れていた「武蔵野アニメーションの復活をかけた勝負だったのに! 2話までの評判は良かったのに!」っていう叫びがとてもとても切実で痛々しい。確かに、4話で落として総集編が入ってしまったら、昨今のアニメファンならあること無いこと邪推しまくって、作品の質とは関係無しに評判が落ちそうである。別に最終的に良い物が見られれば間に何が入ろうと消費者側は構わないはずなんだけどね。もちろん、放映や製作販売を請け負ってる放送局、関連会社にダメージがあるのであかんのは間違いないけど。

 今回は色々な人の努力によってなんとか完パケまでたどり着いたわけだが、実際に「納品まであと1日」とかの段階で間に合わないことが確定した時って、どうやって対処するんだろうね。総集編総集編言うけど、総集編を作るのだって1時間2時間で出来るもんじゃないだろうに。それこそ「ガルパン」は総集編が何回も入ってしまったわけだが、そのたびにちゃんとナレーションは取り直してたわけだし、あれを作るのだってそれなりの日数は必要だと思うんだけども。そのあたりの時間感覚は我々素人には計り知れない部分よね。そして、今回は前半パートで宮森が予定を確認するくだりなど、様々な専門用語がマシンガンのように連射されるシーンもある。次から次へと飛び出す「製作進行の苦悩」が立て板に水で流れていく様子を見て、今作主演の木村珠莉はなかなかやりよると感心してた。夢想パートの二役も彼女の演技でしょ? それなりに引き出しが多くないとああいう仕事は出来ないんじゃなかろうか。今作が良いステップアップになりそうな予感で楽しみ。

 そして、今回一番感心したのは、ラストにながれたあるぴんのリテイク後のカットである。監督が涙するシーンでてっきり「出来上がった後の画は見せない方向の演出なのか」と思ったが、ちゃんと視聴者に見せつけてきましたね。きちっと「より良いもの」が出来るという自信がないと作れないシーンだと思うのだが、それをきちんとやってのけるのは流石のP.A.である。なるほど、4話も評判の良さそうなアニメであるな。

拍手

 せっかく緊張感を醸し出しているのに、ラストの提クレバックですべてぶっ壊してくる第4話。スタッフはそろそろあきらぶりーで遊ぶのやめたげてよ。

 今回は予定調和で特に大きな山場は用意されてなかった回かな。一応タマとるう子の再会という大イベントではあるのだが、どうせ2人して相思相愛なのは分かってることだし、ウリスがタマを返してくれるはずがないのも分かっていたので、全体的に「まぁ、そうよね」っていう確認事項が多かった。新キャラふたせ文緒の活躍は次回以降だろうし。白い部屋 大きな窓 繭 繭 繭 繭 白い部屋。

 表面的には大きな動きはないが、割と意外な心情の動きが確認されたので、そのあたりを妄想混じりで確認していこう。なんといっても驚いたのは、互いに意思疎通を図っていない伊緒奈とウリスの関係性である。これまで、「ウリスは夢限少女として伊緒奈の願いを叶えるために動いている」という前提で話を見てきたわけだが、今回、ウリスの動きは伊緒奈にとっても想定外だったことがうかがえる。タマを持ち出してきたこと自体は「るう子にバトルする動機を作り出す」という意味では伊緒奈の願いに即したものであるが、結局バトルに至らなかったし、伊緒奈もタマの復活を見てどちらかというと訝しげな様子である。既に関係性が切れてしまっている二人の間では直接的な意思疎通は図れないため、2人の思惑に齟齬が生じてもおかしくないのだが、どうもウリスはウリスで別な何かを企んでいるようにも見えるのだ。今回、伊緒奈さんはバトル観覧中は「ほうら、あの女、口では何と言ってても身体は正直じゃない。結局淫乱ビッチだからあなたじゃなくて誰でも良かったのよ。さぁ、あんな昔の女は放っておいて私といい事しましょう」と盛り上がっていたのだが、残念ながらタマの方は身体も正直に拒否っていたせいで、お約束のNTRテンプレートはいまいち機能しなかった。そのせいか次第に不機嫌になっていき、最終的には一衣と結月を見て「気持ち悪い」を連呼するひがみっぽいヤツに。これまで泰然自若として余裕を見せていた伊緒奈にしては珍しい態度である。

 伊緒奈が不機嫌になったのはタマの復活が契機であるが、その一大イベントでずっとニヤニヤしっぱなしだったのがウリスさん。今回伊緒奈の口から「伊緒奈の願い」は「半分叶ったようなもの」という言葉が出ており、必死に願いのためにロールプレイを続けている花代さんなんかとは違い、ウリスは現世において行動制約が緩いようである。そして、「ウリスの自由意思」でもって何をしているかというと、これがまだ分からないわけだ。タマを受け取って再びセレクターとして現場復帰したが、願いを抱えているのかどうかも謎(そもそも願いを持っていても、それが幸せな形で叶わないと知っている出戻り組にはあまり意味が無い)。そして、タマをわざわざ譲渡されたことを考えると、彼女は繭とも何らかの接触があったとも考えられる。繭は「嫌らしい遊び」をするためにるう子の近くに「敵キャラ」としてのタマを送り込んできたわけだが、その際に所持者となるウリスに接触した可能性は充分あるだろう。繭の底意地の悪さが、ウリスの何らかの思惑と結託して現状が作られたのだと仮定するなら、ウリスを打倒することがそのまま繭への足がかりとなることに。多少、今後の展開の目鼻はついてきたかな? そして、ウリスと繭が何らかの形で結託して「るう子とタマをいじる」存在になったとすると、もうウリスにとって伊緒奈は特に重要な存在ではない。このまま伊緒奈さんが孤立していったらちょっと可哀想である。孤独なレズほど寂しい存在はないよ。

 繭の目的はまだはっきり分かっていないし、彼女の控えている「ホワイトガーデン」も相変わらず謎の存在。このまま現世とホワイトガーデンが隔絶したままでは、どうあがいてもるう子たちに打開策は無いはずだったのだが、ここに来てまさかの展開、なんとあの「小説版WIXOSS」が重要な伏線として機能し始めた。確かに1期の頃から「この世界のWIXOSS小説って誰が書いてるねん」とは思っていたが、まさかの関係者である。次回予告を見る限り、ふたせ文緒もセレクター経験者と見て間違い無いようだ(性別不詳のいでたちだったけど、女性ってことでいいんだよね?)。ちょっとイカれてしまった感はあるものの、ホワイトガーデンの知識があるということは、セレクター→ルリグ→夢限少女という一連の過程をクリアした経験者ってことかな。まぁ、仮にそういう実績があったとしても、どうやってホワイトガーデンに肉薄したらいいのかは見当もつかないが。

 ……もう、全部あきらっきーに頼めばいいんじゃないかな。あいつ「なんでもする」らしいから。とりあえずルリグになって向こうに飛んでもらおう。カード化したところでウリスにビリビリに破かれそうな気もするけども。色んなところでエロ漫画の定番展開が出てきて薄い本が急がしそうな世界であるなぁ。

拍手

10月24日 ドラフト模様(TKT×3)

ピック順 【Thraxi】→【Alessi】→【Mei】→【Sea-chicken】→【Sangriter】→【Serra】→

 

 ドラフト熱も冷めず、構築環境も不思議な盛り上がりを見せている今環境。むー、リストを見たときと実際に展開する環境ってのは随分違うもんでね……。テーロスも割と評判は良かったし、ラヴニカは多色だから当然人気があったし、最近は大ハズレを出さないだけの販売戦略をしっかり実戦させてやがるぜWizards社。ちなみに、かくいう私は統率者戦のカードプールチューンで頭がいっぱいです。ホント、毎日楽しく後悔しています。

 ちなみに、以前の告知で不確かだった部分を、カードを漁っていて決定させたので付記しておきます。

1.対戦形式は、多人数戦もやりたいけど個人戦もやりたい。2人対戦用のデュエルコマンダーを前提にプールを作っています。大体同じだけど、禁止カードがちょっとだけ増えてる。

2.すごく悩んだんだけど、やっぱりサーチ系のカードは入れ始めるときりが無いので、基本的に禁止に設定しました。サーチ条件が凄く面倒だったりするものは例外的に処理する可能性はあるけど(例:伝令サイクル)。あと基本土地サーチはもちろんOKだけど、特殊土地サーチは入れてません。

 

以上、まだまだ気長にお待ち下さい。

 


拍手

 タマネギ切るときにゴーグルしてもあんまり意味ないらしいよ、第3話。涙の原因になる匂い成分が入ってくるのは鼻からだからね、マスクもすれば完璧です。

 引き続きの王道展開、そして相変わらず華やかな画面、力強いアニメーション。今期作品のなかで純粋に「見ていて気持ちが良い」作品はこれが一番かもしれない。今回気付いたのは、最初に印象的だった「顔のディティール」が上手く表情を作るために機能しているなぁ、ということ。鼻梁や目の細部を彫り込むキャラデザインのおかげで、真面目な顔、おどけた顔の細やかな演出が可能になっているのだね。もちろん、その分へちょ絵になったときとのギャップも楽しめるし、勢いよく動かせればそれだけでエネルギーが感じられる作画である。まぁ、ちょいと目が大きくてクドいとも言えるので好き嫌いは分かれるのかもしれないけども。あとは色彩設定の細やかさ。顔のパーツの色合いってのはせいぜい「陰」と「それ以外」で2パターンくらいに分かれるものだが、今作の場合は掘りの深さやライティングに合わせて細かく色調が設定されており、並々ならぬ労力が注ぎ込まれているのが分かる。ここまでやってもらえれば、元々色が無いはずだった漫画原作もぐっと豪勢になるってもんで。

 デザイン性以外で注目したいのは、シンプルながらも色々と考える余地を残した脚本に合わせた芝居の部分。ぶっちゃけ、メインヒロイン宮園さんについてはほとんど内情が描かれていないので、彼女が何を考えて行動しているかは分からないはず。今回の彼女の行動は非常に身勝手なものであり、ストーカーというか、暴漢というか、とにかくいわゆる「暴力ヒロイン」的な側面が強い。「なんやねんこのワガママ女」と反感を持ってしまいそうなところなのだが、最後に見せた彼女の涙や、子供たちと接する時の笑顔などから、彼女がとても「良い人間」であることがうかがい知れるために、単なる理不尽に終わらないバックグラウンドを想像させるだけの余地が残されている。種ちゃんの演技によってこの「語られていない彼女の人間性」が大きく膨らんでいて、見ていて抵抗を感じる前に、可愛らしさ、魅力に繋げているのである。ん? 単に種ちゃんが好きだから? まぁ、そうかもしれないけども。あと花江君の仕事も実に良いもので、今回なら例えばピアノを前にして手が止まってしまった時の「ごめん」という謝罪の言葉が、実際には目の前のかをりちゃんや子供たちではなく、他界した母親や、これまで自分を責め苛み続けてきた回りの環境への畏怖が籠められたものであることがきちんと伝わってくる。内面的な描写が多く、ともすると過剰にポエミーになってしまいそうな設定だが、こうしてちゃんと人間ドラマとして描かれているディティールがあることで、しっかりした骨組みが出来上がっていくのである。

 うん、我ながらべた褒めだな。今期ノイタミナ、ホントに幸せです。おかげでGレコの感想書く余力が無くなるのが申し訳ないのである。

拍手



忍者ブログ [PR]
カレンダー
02 2025/03 04
S M T W T F S
15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
ブログ内検索
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
ーーーーーーーーーー
↑越えられない壁
沢城みゆき 斎藤千和 
中原麻衣  田中理恵  
渡辺明乃 能登麻美子
佐藤利奈  佐藤聡美
高垣彩陽   悠木碧
最新CM
[03/07 とみしの]
[02/28 とみしの]
[02/18 な]
[02/17 とみしの]
[02/16 NONAME]
バーコード