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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 あけましておめでとうございます。本年も当ブログをよろしくって言いたいけど、いつまで続けられるか定かじゃないよ、ヨロシクオネガイシマス。

 さぁ、年越しは<物語>シリーズだ。なぜか「これで3年目かー、随分この習慣も定着してきたなー」って思ったけど、別に去年は放送してないな。途中で挟まった「花物語」と記憶がごっちゃになっていた。13年末の「猫物語(黒)」以来、2年ぶり2回目の年越しシャフトである。どうせ紅白にも民放にも一切興味が無いので、こうして年越しを新作アニメで迎えられるセッティングは非常に嬉しい、是非ともシャフトは(アニプレは)これを毎年の恒例行事にしてほしい。別に物語シリーズにこだわらなくてもいいからさ、ひだまりとか絶望先生とか、それ町でもぱにぽにでも、とにかく新作アニメをぶっ続けで2時間やる枠。こんな贅沢なこともないよね。頑張って、偉い人。

 さておき、久しぶりの放送となった<物語>シリーズ、今回のメインタイトルはなんと斧乃木ちゃんということで、そりゃもう、「2014年は早見イヤーやで!」と狂喜乱舞で待ち望んでいました。いや、過去にはタイトルに冠されたキャラクターが一切関係無いシリーズとかもあったので油断は禁物なのだが(実際、1話目はほぼファイヤーシスターズの話だけだったので不安になったりもしたのだが)、斧乃木ちゃんはきちんと今作では活躍してくれたので一安心。まさかの大晦日に、大量の幼女の、童女の、ロリの裸体が拝めて、綺麗な表情、蠱惑的なポージング、プロモーション映像のごとき妖艶なモーションまで見せてくれたのだから、まさに日本万歳。生まれてきた国がここで良かった祭り。もう、BPOは何をやっているんでしょうね(何もするな)。

 いやー、正直、今回は阿良々木さんが何度も言っていたように「終わりの始まり」でしかないお話なのでシナリオの方は二の次三の次。だって、本当にプロローグでしかないし、こっからどうとでも転がせるんだもの。原作小説は一つたりとも追いかけていないのでこの後どう展開するのかはさっぱり知らないが、一応フォーマットだけを確認しておくと、アニメシリーズは「花物語」を含む作品群が「セカンドシーズン」と冠されており、今回の「憑物語」はその更に後のシリーズ、いわばサードシーズン(ファイナルシーズン)の一本目ということになっている。小説はここから3話続くということなので、シャフトの皆さんはこれを全部アニメにしなきゃいけないわけだが、完成はいつになるのでしょうかね。

 そんな「ファイナル」の「スタート」という立ち位置の本作、一言で行ってしまえば「まぁ西尾維新ですこと」。やってることの中身は本当にあっさりしている。今回のお話だって、あらすじを書こうと思えば本当に簡単で、「阿良々木さんの吸血鬼化が進行」→「余弦さんに相談」→「新手の退魔士が忍目当てに阿良々木家を襲撃」→「斧乃木ちゃんと助けに」→「今回の一件、どうやら真の黒幕の布石っぽいぞ」。というお話。これを西尾維新のいつも通りの手練手管でぐいいっと引き延ばしているだけだ。そして、途中までは「新たな敵が出てきたのにチート能力が使えない阿良々木&忍コンビ、ピンチ!」というそれなりにまとまった少年漫画的なお話だったはずなのだが、敵キャラの正弦さんとやらが(子安ボイスで)「俺、ひょっとして物語のキャストなんじゃないかな」と気づき、ほぼ自害に近い形で消えていくというオチはいかにも西尾維新。まー、ラスト30分を切るまで敵キャラが全然姿を見せない時点で、まともな終わり方にはならないとは思ってたけどね。ちゃんと扇ちゃんの登場シーンもたっぷりと描かれており、「そろそろこの世界の全体像を見ていこうか」という体制も確認できるし、突発的な幕切れでも「まぁ、いいや」ってなもんである。元々そこに期待して見てる作品じゃないしね。このお話だけに絞ったとしても、少なくとも「阿良々木と斧乃木ちゃんの関係」という最大のテーマに関しては一度閉じているわけで、そこに文句を差し挟むつもりもない。西尾維新という作家は、非常にずるいヤツなので「文句無しの」作品ではなくて「文句を言ってもしょうがない」作品を仕上げてきやがるのである。その辺の周到さは相変わらず大したものだ。

 そして、そんな「終わりの始まり」という、何ともつかみ所のないお話をアニメ化しなければいけないという難題を押しつけられたアニメスタッフ。一体どうしたものかと悩んだか悩んでないかは分からないが、まー、シャフトには既に「西尾作品をアニメ化する」ノウハウは完全にマニュアル化してるレベルで蓄積されてるわけでね。今回の監督も「偽物語」から引き続いての板村さん。この人の画作りは、正直言うとそこまで純正の「シャフト性」ではないのだが、その分実に阿漕で、直接的に見せつける画が多くて退屈する暇も無いのが特徴。「シャフト作品って止め絵ばっかりでオサレ気取ってるだけで中身が何にも無い」とか思ってる人は、今作を見てみるといい。確かに止め絵も多いが、それ以上に、本当に無駄な部分であり得ない動きを見せたりするし、止め絵の構図でもいちいちひねた映像を作って視覚的に飽きさせないものに仕上げているのである。ま、こうしてみるとやっぱり新房監督や尾石さん、小俣さんなんかとは方向性が違うんだよね(しいて近い系統をあげるなら龍輪さん?)。でも、今回はこれでいいと思う。ぶっちゃけ「暗に込める」ほどに必要のあるメッセージ性はなさそうな話だし、徹底的に「ほうら幼女! 幼女ぉぉ!!」と年の瀬の夜中に叩きつけるだけで充分なダメージが稼げるのだから。

 というわけで、今作は徹底的に幼女にスポットの当たった作品となった。冒頭第1話はファイヤーシスターズ。特に月火ちゃんがサービス要員として駆り出され、惜しげもなく乳を、尻をさらけ出している。何故か阿良々木さんが最初の自室のシーンで「白金ディスコ」の振り付けを踊っていたことなどからも分かるように、この1話目はとにかく月火ちゃんと絡ませることが目的だったのだろう。そこから余弦さんに繋げるお話だからね。歯磨きレイプされた火憐ちゃんと違い月火ちゃんのエロはこれまでそこまで多くなかった気もするのだが、今回は登場シーンの8割以上がトップレスの状態という恐ろしいセッティングになっているし、放送時間のおかげなのか(?)、規制も緩くて実に刺激的である。ほんと、あの兄妹はどうかしてやがる。月火ちゃんの超ロングヘアの隙間から覗く尻の割れ目のエロさたるや、本当にBPO()

 なんとか月火ちゃんの魔の手から逃れると、羞恥プレイに頬を赤らめて船堀ばりの良い表情を見せてくれた忍をはさみ、今度は正式の斧乃木ちゃんのターン。彼女はリアクションで見せてくれる部分が無いから大したことないやろー、と思ったら、例によってひたすらに垂れ流される会話の間は、「愉快に遊ぶ忍と斧乃木ちゃん」とか、挙げ句アイドルイメージの妄想PVで尺を埋めるなど、圧倒的斧乃木フィーバーである。やべぇ、何この無駄な技術力。動画のほとんどをそこに費やしているのではないかと思えるほどのハイクオリティでもって、全く必要ないはずの斧乃木マジックを昇華させた。いちいち下から絶対領域をナメてのアングルが多いのがずるいし、徹底的に描き込んであるせいで、太ももの微妙な太さのラインまでこだわりが見えるのが素晴らしいのですよ。ニーソ属性とか一切無かったはずなのに、何かが……何かが目覚める予感が…………あ、あとラストパートでは無闇やたらにガハラさんも頑張ってましたけどね。デレデレの恋人プレイなんだからあれでもいいのかもしれんが、あの人、頭良い人じゃなかったかしら…………今年も良い一年だったなぁ!!

 というわけで、2014年を締めくくるキーワードが「斧乃木余接」になったということは、これ即ち早見沙織になったということである。いや、斧乃木ちゃんの演技ってほぼフラットだからはやみんの破壊力が出る部分って多くはないんだけども、スカートめくられてるシーンの台詞とかを一体何を思いながら読んでいるのかと思うだけでみさお欲がどんどん満たされていくのですよ。そして恒例のオープニングね。Aメロでバックに入ってるブレスがずるすぎやしませんかね。能登・早見と受け継がれる吐息の魔力ですよ。ナイスな仕事である。もちろん、これに加えて今回は余弦さんを演じた白石涼子の仕事も大きかったし、相変わらず楽しげで中の人まんまな気がするファイヤーシスターズも元気がもらえる存在。忍役のロリ真綾も素敵だし、ガハラさんもいつも通りね。「グリザイア」見た後だと余計に感心してしまうミズハスの魔性もハズせないポイントだ。やっぱシャフト声優は恵まれてるなぁ。唯一の心残りは、画面には出ていたのに神原さんが一切しゃべらなかったことくらいかな。間に挟まるCMで全員しゃべってるからいいんだけどさ。

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 忘れるとこだった、カウントダウンの最後。レベルが絶望的に高けぇやつ。

 

Round1・「まくい」

1.歌舞伎における序列のこと。

2.くいの美称。神聖なくい。

3.真っすぐなくい。曲杭(かねぐい)に対して言う。

4.串焼きを横に持ち、先端以外のところから食べ始めること。

5.一枚布で全身を覆う服。

 

Round2・「しゅりはんどく」

1.手裏剣とハンドアックス(手斧)を組み合わせた武器。

2.安土桃山時代の茶道家。千利休に学び、のちの伊達家に仕えた。

3.周囲から見えにくい所に書いた文字を一瞬でさりげなく読み取ること。カンニングペーパー。

4.釈尊の弟子の一人。暗愚でのちに大悟したという。転じて愚か者、馬鹿者の意。

5.金瓶梅に登場する架空の毒物。鴆という毒鳥の羽根の先を水に浸すと出来る。

 ①はどうやって使うんですかねぇ……。そしてこれも割と広辞苑さん強い案件。

 

Round3・「しょーふぁー」

1.雄羊、雄ヤギの角でつくったヘブライのラッパ。

2.→ショーペンハウエル

3.スイスの画家。だまし絵の技法を取り入れた風刺画で有名。代表作「デュラハンの戴冠式」

4.エルサレムの錬金術師の集団。十字軍との戦いで根絶。以降、小人になり地下に居住するとされる。

5.ケーブダイビングに用いられる機具の一。防水性の縄に一定の間隔で重しを結びつけたもの。

 

Round4・「やつらのまい」

1.8人ずつ8列に並んで舞う方形の群舞。これを行うのは天皇の特権とされる。

2.破魔矢を手に持って踊る舞い。大晦日の夜から元日の日の出にかけて、踊り手をかえつつ続けられる。

3.山陰地方に伝わる民族舞踊。天狗や般若の面を被り、三味線の音に合わせて飛び跳ねるように舞う。

4.日本書紀でヤマタノオロチを退治して帰還したスサノオノミコトにクシナダヒメが奉じた舞い。

5.八面六臂に舞うこと。阿修羅踊り。

 ⑤はボディブローのようによく効く。

 

Final Round・「うぶがあ」

1.<うむがあ>に同じ。

2.(沖縄地方で)村にある湧き水、泉、古井戸。正月に若水(わかみず)を組み、また、子供が生まれるとこの水を汲んで額につけ、産湯を使わせる。

3,沖縄の方言で、ヤギの睾丸のこと。

4.オペラで太った不細工な歌手が美しいアリアを上手に歌った際、それを賞賛する語。

5.沖縄料理の一。豚の生殖器を酢であえたもの。

 みんなキンタマ大好き!

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「神撃のバハムートGENESIS」 5→6

 今年最後の番組感想はこれになるのかな。まだ少しだけ最終回は残ってるけど、残念ながら関西は年またぎになってしまうようだ。地域格差とはいえ、出来ればきっちり年内に終わった方が気持ちいいんだけどなぁ。

 さて「神バハ」であるが、放送前には「ソシャゲアニメって」ということで一切期待されていない枠だったにもかかわらず、巷の下馬評を打ち破って随分な話題作へと転換することに成功した。こうした展開が可能だったのには大きく2つの理由があり、1つはやっぱり「金」であろう。ソシャゲマネーは一昔前で言えばアニメ業界に流れ込んできたパチンコマネーのようなもの。「アクエリオンEVOL」がパチンコマネーでブンブンやりたいことをやれたように、現代の錬金術の筆頭であるソシャゲの収益は、その販促アニメのクオリティアップにも大きな役割を果たした。

 ぶっちゃけ、今作の骨子となるシナリオラインは、恐ろしいまでにベタなファンタジーである。途中、神と悪魔の思惑が交差してややこしい関係性になったり、主人公が悪魔になった駄目男だったり、色々といじれる部分は多いものの、最終的には「どでかいバハムートを人間が倒す」というお話であり、そこに悪魔の思惑が絡み、騎士達、民衆達が頑張る明快な「英雄譚」だ。つまり、そこに意外な展開や目を見張るような斬新なドラマは求められない。ぶっちゃけ、総集編をやるあたりの途中の展開は退屈な部分も少なからずあり、悪く言えば「飽きられやすい」構造になっていた気がする。リタ編あたりの「何が起こるか分からん」盛り上がり方は見事だったけど、お城についてからのアレコレは大体物語の全体像が見えちゃったので、あとはお約束を順番に処理していくだけだったしね。ただ、それでも全力で資金を注ぎ、気合いの入ったCGワークでもって大立ち回りのバトルシーンを描いてもらえれば、それだけでもアニメーションというのは充分存在意義があるのである。

 そして、そんな大立ち回りの文字通りの立役者となった2つ目の要因は、やはり監督のさとうけいいちということになるのではなかろうか。彼の作品の「サイズ感」については新番チェックの時にも触れた部分であるが、最後に現れた巨竜・バハムートの対決に至るまで、きっちりその魅力は維持されており、「でかい敵、でかい障害、でかい世界に立ち向かう矮小な主人公達」の活躍が実に活き活きと見せられる。天使や悪魔の存在もサイズを引き立たせる効果を持ち、野放図に飛び回る天使悪魔バトル、それに立ち向かうジャンヌの勇姿、そして必死に地べたを走り回るファバロたちのせせこましさも、ちゃんと作品の魅力として際だっていた。こういう世界を作れるのは純粋に強みだよなぁ。どうやら「I’ll BE BACK」らしいので、人気のシリーズとなればひょっとしたら次のシリーズもあるやもしれませんな。世界規模の災厄が解決したと言っても、バハムートはまたどこから現れるか分からないし、今回はたまたまファバロとカイザルの物語だったけど、他の場所では同じような冒険譚がいくらでも紡げそうだし。まー、この2人(+リタ、アーミラ)はかなり良いキャラだったので、なかなかこの世界観を超える続編は難しそうだけども。あ、あと個人的にジャンヌの悪堕ちは好きです。単純にヒロインの悪堕ち展開が好きなだけなんだけどね。「黒いものはより黒く、清いものすら黒く黒く染める」(by東金朔夜)ですよ。

 中の人については、まぁ、「シュテルンビルドの皆様だなぁ」と。スカイハイさんが主人公になって、虎徹やバーナビーと戦うという、一種の下克上アニメ。ネイサンも良いキャラしてたよ。またこういうキャストでさとう監督が新作やってくれるといいね。

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<多色>

 

 

Altered Ego もう一人の自分 (X)(2)(G)(U) R

クリーチャー・多相の戦士

0/0 〜は打ち消されない。

あなたは、〜がX個の+1/+1カウンターを置いた状態で戦場に出ることを除いて、戦場にあるいずれかのクリーチャーのコピーとして戦場に出ることを選んでも良い。

 アルターエゴですってよ。ダンガンロンパプレイヤーには辛い記憶を思い出させる言葉だよな……。まぁ、元々クローンやらドッペルンゲンガーってのは凶兆と関わりの深い存在だし、ホラーテイスト優先のイニストラードにおいては、前作の「邪悪な双子(ISD)」に続いて「出てきてほしくない分身」である。今回のデザインは黒ではなく緑からの助力を得たもので、「カウンターされない」と「追加マナで+1/+1カウンターが増える」というオプションを獲得。もう1人の自分と出会うことは嫌がってても拒否出来ないってことですかね。そして、大体そういう存在ってのは自分よりも強大なもの。理不尽ではあるが、だからこそのホラーである。現在クローン枠にあるカードは「賢いなりすまし(KTK)」や「奪取の形態(FRF)」あたりだが、これらは残念ながら構築レベルで活躍してるって話は聞かない。そもそもレジェンドルールが改変されて以来、あんまりクローンに出番ってないんだ。このカードは相応の強さをもってはいるものの、「これぞ」っていう芯が無いカードなのでやっぱり優先的にデッキインは出来ないよなぁ。マナが有り余るランプに1枚さしてみる? ウラモグを出した後に同じマナからこれを出すと16/16のウラモグになるよ。でも唱えた時の効果が得られないのか。アタルカに続けて出して11/11のアタルカ(187能力は誘発する)とかなら。まぁ、レジェンドだから1体しか残らないことにかわりはないけど。今の流行りなら8/10の「世界を壊すもの」がアリかも。状況に応じて7/7の「希望を溺れさせるもの」にもなれる。あ、悪くなさそう。

 

Anguished Unmaking 苦渋の破棄 (1)(W)(B) R

インスタント

対象の、土地でないパーマネントを追放する。あなたは3点のライフを失う。

 キターーーーーーーー。今回の「強いに決まっている除去」部門。前回はこの枠が「破滅の道」だったが、ソーサリーだったこともあり、やや伸び悩んだ。多色華やかなりし現在は未だアブザンなどで「完全なる終わり(KTK)」の方がちょこちょこサイドボードなどに確認出来る程度だ。しかし、このカードはそんな先人を大きく突き放す。何しろ3マナのインスタントなのだ。大活躍だった「英雄の破滅(THS)」と同じなのだ。それってやばいんじゃありません? さらにこのカードはエンチャントやアーティファクトにも対応出来ちゃいます。まー、次の環境で色を足すことがどの程度許容されるかにもよるのだが……白黒が絡むアブザン系は死に絶えない気がしますね。3点のライフロス? しらん、白黒なんて余計なぐらいにライフゲイン出来るんだからなんとかしなさいよ。サイも「アラシンの僧侶」もスタンオチするって? えーと、んー……ムラーサに胎動してもらえ。

 


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「グリザイアの果実」 5→5

 なんか変なのオワタ。KBS日曜三人衆最後の刺客。「エロゲみたいなので三連発かよー、絶対途中でわけ分かんなくなるわー」って思ってたけど、世の中そんなにつまらなくないのです。きちんと三者三様、良くも悪くも印象に残るものはあったが、そんな中でもぶっ飛んでいたのがやっぱりこれ。やっぱエロゲって頭おかしい(褒め言葉?)。

 日曜三人衆の中で、序盤に一歩抜き出たのがこの作品だった。理由は簡単、最初のシナリオがみちる編だったおかげだ。元々日本一ソフトウェアの薫陶を受けて育った身であるので、ミズハスボイスは脳髄にたたき込まれており、彼女がフル回転したらそれだけでも満足。なおかつ、シリーズ全編を通してみれば、みちる編は割と優遇してもらっていたことが分かり、それなりの尺でそれなりの内容を楽しむことが出来た。1話目時点で既に「この世界、頭おかしい」ってことは分かっていたので、みちる編の「どないやねん」要素もなんとか強引に飲み込むことは出来たし、「なるほどー、こういう刹那的な世界で雄二が各ヒロインと絡むことになるわけね」と納得し、次のシナリオを楽しみにしたものである。

 話がおかしくなってくるのは次のシナリオから。押し寄せる圧倒的理不尽、見せつけるかのごとくに容赦無く眼前に叩きつけられる尺不足。1人1話という殺人的スケジュールの中、必死に限界まで切り詰めて理不尽劇場を演じる各ヒロイン勢には涙を禁じ得ない。由美子シナリオでは人の死が極限まで軽視され、蒔菜ルートでは「この世界における強さとは一体何なのか」を真剣に哲学する。幸ルートに至っては何してたかよく覚えてないわ。いやー、やっぱり1クールは無理だろ。かといって2クールにするほどの尺も無いのかもしれないけども……どうせファンならキャラが出ずっぱりでしゃべってくれるだけでも満足するのだろうし、実際のゲームのプレイ時間を考えれば2クールでも短いくらいなんだから、いっそダラダラと長引かせても良かったと思うんだけどね。ある意味シュールさは突き抜けたのでこれはこれでアリだった気もするけども、お話としてみようとした時には、中盤でこの作品は完全に瓦解した。

 そして最終章、エンジェリックハゥルに突入する。どうやら原作では一番人気のシナリオとのことで、恵まれた尺配分は何と他の追随を許さぬ4話分。こりゃ看板ヒロインですわ。しかし、お話の方向性はキャラの可愛らしさやエロとは無縁の方向へと突き抜け、まさかの「三時間歩けば外界と接続出来るクローズドサークルサバイバル」という異次元へ至る。「日本のどこやねん!」と突っ込みを入れようとするものの、当然世界中のみんなが口を揃えて同じことを叫んでおり、むしろ申し訳なくなって押し黙るレベル。まー、設定のための設定だから仕方ない。いや、むしろ元々がエロゲなんだし、こんだけ無茶な状況設定も普通といえば普通か。しかし、エロゲユーザーの求めるものってのは一体なんなんだろう。あまりに高次に昇天しすぎて、新参にはついていけないレベルになってしまっているのだろうか。

 とにもかくにもインパクトは充分。それまでのシナリオでも「ネジの外れた緊迫感」はあの手この手で展開されていたわけだが、こうして5つ目のシナリオでもまだ新鮮な驚きと絶望を提供してくれたのだから、優れた脚本だったという解釈も可能であろう。結局ラストまで一切退屈することなく、突っ込み疲れた手をいたわりながら最終回に至るわけである。うーむ、世界は広いな。これ、本当にクソアニメとして放送してくれればサラッと無視して終わることも出来たのだが、キャラ原案が渡辺明夫なので見ていて割と気持ちいいことに加えて、監督の天衝はガチでこのアニメを作りにきているので、画面も油断出来ない作りになっている。メインでコンテ切ってた名和さん、名村さんも割と好きな作家なので、どんだけ性急なシナリオ展開でも不思議と見られてしまうことに驚きつつ、つい見てしまう。脚本・シリーズ構成が倉田なんだけども、こんだけ無茶苦茶でも一応成立させられた(?)ってのは神業だったのかもしれん。天衝は続編制作が決定してる今作の間にきんモザの2期を挟むことになるんですかね。……メンタルの乱高下で気が狂いそう。

 何ともイカレた阿呆な作品であったが、まぁ、終わってみれば色々楽しかったからオールオーケーかしらね。中の人的にはもうミズハス祭りでいいんだけど、本作で重要なのはやっぱり櫻井主人公ですかね。睡眠の重要性ばかりが取り上げられているが、その他にもいっぱい訳の分からんこと口走ってるからな。もう一回言っておこう。エロゲ脚本ってやっぱキチガイやで。

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カウントダウン放出。まぁ、割と普通の回?

 

Round1・「しっこし」

1.手折った花。

2.熊本県南西部の都市。

3.しつこしの撥音便。

4.漆塗りの御輿

5.度胸、意気地、根気。

6.日本舞踊において腰を据えること。

 

Round2・「なもうだ」

1.パラグアイの軍人、政治家。チャコ戦争に従軍。第二十一代大統領。

2.古語で「名乗る」の意。「なまうた」とも。

3.ヒンドゥー語で侍女のこと。

4.何もかも失った様。

5.「ナマミダ」の音便。

6.踊り念仏の念頭辞。南網駄仏。

 

Round3・「きせけん」

1.レモン石けん。

2.貴族院議員、政治家。国体明徴運動を主導した。

3.「世間に属す」の意。また、その人。

4.器世界に同じ。

5.岡山県北西部にあった県。旧美作藩領から成った。1886年岡山県と合併、廃県。

6.仏教の修行の一。ダライラマⅡ世が考案した。牛などの動物と、まんじりともせず見つめ合うことで自然との一体化を目標とした。

 

Round4・「むなーり」

1.ネイティブアメリカンの一部族。またその居住地域。1980年代に消滅。

2.フランス料理における調理法の一。

3.サウジアラビアでオアシスに生育すると言われるゲル状の生物。「砂漠の柔らかく成熟した肉」の意。

4.イタリアのデザイナー、装丁家、児童文学者。遊び心に溢れたデザインをした。

5.ダーラの旧称。

6.イタリアの発明家。ビス、ファスナーを発明。

 

Round5・「こむそもりすくなあむーれ」

1.ソマリア海域で活動する海賊の総称。

2.ルーマニアの議事堂。世界遺産。

3,卵を焼いて作るオムレツ。コムソモリンオムレツ。

4.エクアドルの村。ナイル川の源流の一つがある。

5.情報工学における用語の一。「エデンの園配置」と同義。

6.ロシア極東、アムール川下流の都市。

 

Round6・「けなん」

1.防虫薬剤の一種。ハエトリ紙に塗布されていた。

2.朝鮮人の別称。毛杏。

3.高齢期に訪れるとされる災厄の一。

4.アメリカの外交官、国際政治学者。

5.中国明代における伝説的八角拳の使い手。古語「おごれる八角岩をも砕く」の語流になった。

6.旧シーランド公国の聖都。1998年現在、イギリス領。

 ④の格言が無闇に好き。驕れる方が強いのはいい事である。

 

Final Round・「こむにずむ」

1.オーガズム。

2.人間讃歌。

3.バーレーン指導者。ペルシチ2世によるユダヤ民族大移動。

4.中庸主義の意。コモニズムとも。

5.イスモイル-ソモニの旧称。

6.欧米においても家族の絆を大切にすべきという考え。韓国の社会学者コム・ピジュンが考案した。

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「曇天に笑う」 5→5

 1話目感想の「可もなく不可もなし」という印象を最後まで引っ張りきった作品。本当に、それなりのものをそれなりにまとめた印象。逆にコメントに困る類のやーつ。

 正直、6話目はびびった。「曇三兄弟のお話です」って言ってたくせして、シリーズ半ばでその骨子たる長兄がまさかの処刑。「いやいや死なねぇだろ」と高をくくって見ていたし、一時は処刑が反故になりかけたところに、まさかの天火自らのご注進による処刑決行で、物語はまさにタイトル通りの曇天世界に突入した。世界中のキャラクターは落ち込んでるし、問題が解決したと思ったら今度は空丸のところにオロチもくるし、どんだけ大変なお話やねん、と。そういう意味では割ときっちりシナリオラインの誘致に従って見進めていたわけで、楽しんでなかったわけじゃなかろうが、正直、この中盤のどんよりムードはなかなかしんどいものがあってね。よって立てる部分が無いから「これ、どうなったら終わるねん」ってずっと思ってた。原作知らないから「ひょっとして分割2クールとかで世代が入れ替わったりしないやろか」とか不安にすらなった。そしたらラスト2,3話で思いの外分かりやすい方向に少年漫画してくれましてね。「あー、終わっちゃった」てなもんですよ。今調べたら原作はコミックス6巻分か。こんだけあっさり終わったのは、原作ファンからしたら「詰め込み過ぎ」なのか「丁度良い」なのか。アニメだけを見てる人間としてはやっぱり「可もなく不可もなく」。

 映像はかなり安定している。どうしても「そっち向け」傾向が強いので個人的には絵では惹かれにくいが、余計な心配無しにお話が見られるだけの画が供給されるのは良いことだ。お話の方も、上記の通りの動き方だったので割と退屈せずに見られたのは良いが、SAN値が削られそうな展開で、空丸がどんどん腐っていく展開はちょいとキツかった。天火と違って、空丸は主人公として応援するのは未だに抵抗がある性格してるんだよね。どうしても天火に引っ張れるポジションだったもんだから、彼が失われてからは拠り所の無い視聴体制が続く不安定な状態。もちろん、だからこそ空丸の成長物語としての描き甲斐があるのだろうが、その部分は少し弱かったかなぁ。でも、何かが大きく欠けているということもない。まるで「PSYCHO-PASS」の雛河が櫻井フラグを回収し忘れたのをフォローするかのように、こちらの白子はばっちりと「お前、絶対アカン奴やろ」フラグをきっちり回収して仕事してくれたのはとても良い展開だったし、登場人物がやたら多かった割には、最終的にそこまでとっ散らからずに収束したのも悪くない。うん、やっぱり「良いも悪いも」である。つまらないとは言わないが、別に知り合いにも勧めないくらいのレベルのお話でした。助けて、コメントに困る。

 えーと、えーと……サトリナの大和撫子は本当に良いよね。個人的にこのアニメで一番良かったところは、最終話のモブが叫んだ「滋賀県民なめんな!」です。知らんがな。

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「天体のメソッド」 5→5

 ノエルちゃんは可愛い。うむ、可愛い。可愛いは正義なので、それはつまり幼女は正義ということでもある。あんまり馬が合わなかったこの作品、点数下げることも考えたのだが、ノエルの可愛さに免じてとりあえずの点数維持にしておく。

 終わってみて振り返ると、実はものすげぇ作品だったことが分かる。何がすごいって、メインプロットが本当に「1つだけ」なのだ。「幼女来る」→「幼女帰る」→「寂しい」→「幼女戻る」である。1話目を見た時点でノエルと円盤の関係性は分かり、更にののかが周りの友達連中と関係を築いていく中で「あぁ、これはノエルが消えますわ」というのも誰だって分かる。そして、「まぁ、帰ってくるやろなぁ」ということだって、よほどのペシミストでなければほぼ確信出来る内容だろう。本作は、本当に「ノエルがいる、嬉しい」「ノエルがいない、寂しい」だけをテーマとし、延々それだけを紡ぎ続けるという、あまりにストイックすぎるシナリオで1クールのアニメを放送したのである。普通1クールっていったらどんな作品でも「尺が足りなく描写不足がなー」と惜しがるところなのだが、今作の場合、描写もなにも、描くことはただ1つなのだから、迷いようがない。そういう意味では、あまりにもベタベタ過ぎるお涙頂戴であるにも関わらず、非常に挑戦的な作品だったといえるだろう。

 更にこれも終わりかけのタイミングで気付いたのだが、今作は「あの花」と構造が酷似している。「幼少期の辛い記憶」を共有し、大きくなってから疎遠になり、関係性が変わったグループを、「当時の記憶」の象徴たる幼女が突如現れ、引っかき回して修復する構図だ。ただ、めんまは最終的に「消えるべき存在」だったので「泣ける話」として一本立ちしたが、今作のノエルは最終的に「帰ってくる」。いわば「完全ハッピーエンド版のあの花をやろう」という試みだったともいえる。まぁ、別にこういうジャンルの類型なんてものはあの花に始まったことではないのだけども。たまたまののかのお母さんがめんまだったもんだからね。

 ただし、正直言って今作は「あの花」ほどの成功を収めたとは言い難い。まず、導入部分での不親切さというか、ヘンテコな味付けが随分抵抗を生むものになっていた。矢面に立っていたのは「円盤撲滅運動家」という謎のポジションを与えられた柚季で、「なんでそんな無茶してまで追い出したいかね」と気味の悪いものを見る目で見守られていたものである。中盤には汐音にもその役割は回ってきて、「ツンデレなのは分かるけど、いくら何でも扱いにくすぎだろ」と、ののかとの関係性にストレスを溜めた視聴者は多いのではなかろうか。かくいうののかにしても、ちょいと周りが見えていないところがあり、周りの人の好意に甘えて暴走しがちなのが悩みの種。「自分の見えている世界と他人の見えている世界は違う」という当たり前の事実が、このグループにはなかなか認識出来ていない。まぁ、まだ中学生であることを考えれば致し方ない部分もあるのだが……結局、「尺に余裕がある」はずなのに、その「余裕」を変な方向にこじらせてしまったシナリオラインに疑問が残るのである。

 最後まで観れば、ラス前の盛り上がりなどはそれまで築き上げてきた関係性があればこそ輝くものなので、決して「無駄な引き延ばし」などでないことは分かるのだが、前半部分だけを見ている段階ではもやもやをしばらく抱え続けなければいけないのが辛い。ノエルは常に天真爛漫でそれを吹き飛ばそうとしてくれているのが、「幼女はこんなに頑張っているというのに……」とより一層辛い気持ちを引き立ててしまったりもする。ノエルの動きというのは我々にも共感出来るものなのに、その他の面々の「勝手に不平不満を溜めている様子」はあまり共感出来るものではないので、どうしても視点が主人公ポジションに落ち着かないのよね。もう少しののかのドラマが整然としたものになっていれば観やすさも違ったのかもしれないのだが。

 しかし、こうしてシナリオ面に不満は多々あるのだが、それでも悪くないと思えるのはひとえに絵が良かったからだろう。新規のスタジオとは思えない安定した作画面は、とにかく「ノエル可愛い」に落ち着けるように見事な配置になっている。ひまわり、フキの葉、麦わら帽子など、ノエルの小さな可愛らしさを引き立てる小道具も憎らしいし、ひまわり一面の背景描写も良い。エンディングの演出については、曲も含めて今期1,2を争う出来である。そして、こうして組み上げられたノエルの「可愛い」を完成させる最後のピースはもちろん水瀬いのりである。うむ、たまらんな。あと、久しぶりにスタンダードで良い豊崎ワークを聞かせてもらった気もするのでそこも加点要素か。

 世界は 幼女で 出来ているんだなぁ みつを。

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 ラブレター、受け取ってくれるかな? 第12話。ここであの結末をむかえるということは、後期はOPEDが変わるってことかね。良かったなぁ、熊よ。

 綺麗に前半戦を締めるお手本のような「良いお話」である。お偉方の紹介で庵野(仮)にアポ無し突撃を行う宮森。このまま庵野が描く、っていう流れになるとちょっと興ざめだったわけだが、そのあたりはこのアニメのすごいところで、「誰でも良いからって投げまくるのは失礼やで」と当然のことを教えてくれる庵野さん。まぁ、そりゃそうだわな。多分この業界が人材難でどこのスタジオも人手が足りずあくせくしていることは彼だって重々承知しているのだろうが、それでも、いや、だからこそ人と人のつながりを大切に、相手に敬意を持って接するべきであることを諭してくれる。「誰でもいいからとにかく描ける奴が描いて!」では、描く方だって報われないし、業界の発展には繋がらない。庵野氏だってひょっとしたら思い切り頭を下げれば宮森の願いを聞いてくれるくらいはしたかもしれないが、ベストアンサーはそうじゃない。「描ける人」「描くべき人」が他にいるのである。なるほど、このチョイ役での配置はなかなかおいしい。庵野改め菅野氏はそのエキセントリックな立ち居振る舞いもまんま現実世界の庵野氏をモチーフにしており、多少ぶっきらぼうな物言いながらも、純粋にアニメが好きで子供のように無邪気に宮森に接してくれる変人ぶりはなかなか良いキャラであった。

 さぁ、バトンが渡ったのは「三日伝説」という嘘かホントか分からない武勇伝を持つおじいちゃん、杉江氏である。この流れになるであろうことは予想はついていたわけだが、彼の起用に際し、ここまでどでかいバックグラウンドが配置されるとは思ってもみなかった。もし菅野のいうことが全部本当なのだとしたら(多分本当だろう)、今まで杉江さんを誰も顧みなかったムサニは一体何をしてたんだ、って話になる。ただでさえ人手が少ないってのに、そんな優秀なレジェンドを窓際に追いやって使い潰していたとは。若手の多いスタジオだし、おそらく杉江氏もあまり前に出てこない人だろうから、一部の人間が気付かなくてもしょうがないことだが、流石に社長とかそれなりに年配のスタッフは知ってるべきじゃないのか? どうも、今回の態度からすると小笠原さんは知ってたんだよな。彼女も「自分の仕事のテリトリーは守る」タイプの人みたいなので、原画チームは制作進行などの上の仕事にはタッチせず、あくまで与えられた仕事を黙々とこなす職人であるべき、っていうスタンスの人間が多いのかもしれない。杉江さんは今回の騒動の後に「孤高の職人を気取るのは良くなかった」って反省してたけど、小笠原さんはどうなんだろう。でもまぁ、難しい問題だよね。「俺、伝説やからお前らに教えたるわ」って押しつけの強いレジェンドばっかりだとそれはそれで弊害もありそうだし。ベテランを上手く機能させるバランスってのはなかなか難しい。

 そんなこんなで隠れた最終兵器を手にしたムサニ制作陣は、原画チームが一丸となり、無事に作品を仕上げることに成功した。更に今後のワークショップの企画を立てたり、杉江さんの机を囲んでちょっとした講習会をやったり、今後の糧とするために貪欲にスキルを盗む余裕まで出てきた。最終話の仕上げという共通目標のおかげで、一時は険悪なムードにもなっていた3D班との関係性もばっちりになり、矢野さんも帰還してまさに人社一体。プロデューサーの胃に穴はあいたかもしれないが、素晴らしい作品を上げる事ができたようだ。万策は、尽きないからこそ万策なのであった。良かったね、木下監督。ぶっちゃけ「えくそだす」が成功するのかどうかは分からないけどね。最終話とか、キャラのデザインやたら濃かったけど、あの絵でシリーズを突っ走って世間的には受けたんでしょうかね。流石に馬の原画は力入れてるなぁ、って思ったら、井上俊之まじってるやんけ。ずるいわ。今回は本当に「原画ってのはアニメの大事な大事な心臓部分なんだよ」ということがよく分かるお話でございました。一番大事なのはコンテだろうけども、そこから肉をつけていく過程、一番人手がかかる過程がこの部分だからねぇ。絵麻ちゃんも頑張って主軸として回ってほしいものである。

 ラストは最終回(?)らしく華やかなムードでの締め。ここでさりげなく退場する杉江さんもなかなか心憎い。そして、女の子が可愛い本作の面目躍如、井口さんから、史上最高のプギャーm9(^Д^)頂きました。いい顔だなぁ。



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