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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「蟲師 続章」 5

 何とも何とも懐かしい、「ソウルイーター」が5年前の作品なら、こちらは約10年前の作品。20052006年当時というと、アニメ製作事業が隆盛を極め、製作本数が最大値となったアニメバブルのあたり。そんな中でポロッと出てきたこの作品は、粗製濫造の作品群の中でもきらりと光る存在感を放っていたものである。当時よくわからんかったから特に録画もせずに見ていたために後になって後悔したことが、私の現在の偏狂的なまでの「録画保存主義」を産みだしたと言っても過言ではない。

 そんな10年越しの作品。つい最近特別編が放送されていたようなのだが、そちらはうっかりチェック出来ていなかったので本当に久しぶり。制作スタッフもほとんど変わっていないし、スタジオもART LANDである。ぶっちゃけART LANDってあんまり印象の無いスタジオで、この当時も「僕等がいた」なんかを同時に手がけていた記憶はあったのだが、その後どんな作品に関わっていたのかも定かじゃない。そのせいで私の中では「蟲師専門スタジオ」みたいな印象になってたりする。監督は「惡の華」でやりたいことをやり尽くした感があった長濱さんなわけだが、こちらの作品での采配は忘れずに旧作通りに手堅いものになっている。あの当時感動した幻想的な風景、必要以上に押しつけず、ただ「そこにあるもの」として蟲を描き、そこに暮らす人々の生活を彫り込んでいく原作通りの作品作りは、アニメ視聴の忙しない現代においては一際ありがたい清涼剤である。こういう作品が世に出ることが出来るっていうだけでも、まだアニメ業界にも多様性は維持されているということだね。

 正直言うと、10年前と同じコンセプトで同じクオリティということになると、当時は感心したわけだが、日進月歩の世の中ではそこまで目を引くものではなくなっているのも事実。ただ、こういうものって新しさを求めるよりも、そこにある不変性を求めて見ているものなので、余計なことはせずに、当時の志のままで忠実にやってくれることが一番望ましい。今期は水曜日がスポッと抜けたようなアニメ空白曜日になっているので、そこにこの作品が入ってくるのは実に良い配分なのだ。まぁ、その分木曜日がパンクしそうなんだけどな……。

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○「ノーゲーム・ノーライフ」 5

 このタイトルって、どう考えても略称は「ノゲイラ」だよね。いや、実際どうなのかは知らんけども。

 ゲームが全てというゲーム脳な世界を描いたラノベ。多分作者はJOJOのダービー戦とかを見て「ゲームで恰好よく勝つお話」を作りたくなったんだろう(すげぇ勝手な決めつけ)。もちろんカイジしかりLIAR GAMEしかり、オリジナルゲームで戦っていく物語ってのは独特な面白さがあるものだが、さて、このラノベにそういった要素をどれくらい期待したものだろうか。脚本面についてはさっぱり分からないので、「まぁ、良い物が出てくるといいね」とお願いするしかない。少なくとも1話の時点ではチェスに勝った理由とかポーカーの具体的なアクションとかは一切描かれていないので、主人公兄妹のどの辺が「すげぇ」のかはよく分かっていない。そもそも格ゲーで勝てる人間がチェスでもポーカーでも強いっていうのがよく分からんのだが、単なる「天才」っていう設定なんだろうか。まぁ、ラノベ世界の無敵設定は良くあることだからね……単に「強いから強い」はフィジカル面ならばそれでいいのだが、ことがゲームになって「賢さ」が問われると具体的な描写をしなきゃいけないのでものすごくシナリオ生成が大変である。いや、承太郎みたいな勝ち方を続けるんだったら別にいいんだけどさ。流石にそれだけで話が盛り上がるとは思えないしなぁ。何が不安かっていうと、1話目の時点でシナリオ展開が怪しかったから。いや、別にゲーム世界に飛び込むのはいいんだけどさ、どう考えても「略奪や殺傷が出来ない世界」が構築されてるのにそこに「盗賊」がいるのはおかしいじゃない。存在意義が無いんだから。そういうところで「世界をイメージする」という部分がなんか不安。

 とはいえ、1話の印象は決して悪くない。監督は「さくら荘」のいしづかあつこ。「さくら荘」のあの妙な色彩感覚はスタジオや原作によるものだと思っていたのだが、どうやらこの監督のオリジナリティらしい。今作も微妙におかしなカラーリングになっているわけだが、さくら荘と違って「異界」を描くものなので、これは違和感がプラスになっている事例。元々「ゲーム」というどこまでもロジカルで無機質なものと、「人心」というファジーで有機的なものを結びつけるキャラ設定(空と白)になっているし、その中間を占める「なんだか分からない世界」は「なんだか分からない見え方」の方が面白い。あと、妹ちゃんが可愛い(重要)。最近のラノベ妹業界なんて「ツンデレだから兄貴を罵る」パターンと、「兄好きだからベタベタしてくるけど兄の方が朴念仁なので避ける」パターンしかないが、今作の兄妹は相思相愛でベタベタだ。これは、いいものだ。妹ちゃんの声もいいしな。この世界も声がいいな。日笠の役が普段とちょっと違ってるのも新鮮。

 あとはここから「知略」の方を押し出してくるのか、あくまでもゲームは雰囲気を出すだけのものであって、そこでの主義信条の戦いになっていくのか、というところが勝負の分かれ目か。後者の場合は最終的に「問題児が異世界から来た」だけになってしまうので、出来ることなら「ゲーム」要素に突っ込んで欲しいところだが、「知略」で面白いものを書くのは至難の技。さぁ、どうなる。

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<白>

 

Angel of Renewal 回生の天使 (5)(W) U

クリーチャー・天使、同盟者

4/4 飛行

〜が戦場に出たとき、あなたのコントロールするクリーチャー1体につき1点のライフを得る。

 回生? 何回生ッスかね? 「1回生の天使」とかだと途端に雑魚っぽくみえるけど、「7回生の天使」だとそれはそれで弱そう。学年を「N年生」ではなく「N回生」と呼称するのは関西特有の文化だと聞いたことがありますが、ひょっとしたらゼンディカー民も関西人である可能性が?? さておき、そんな怪しげな天使は「何となくライフあげるよ」系天使。規準になるのは「慈悲の天使(10ED)」の5マナ3/3・3ライフゲインあたりだろうから、クリーチャーが3〜4体も並んでればそこそこ満足いくライフが得られるだろうか。ライフゲインは今回の白黒の緩やかなデッキタイプとして構成されているので、白黒ならさらにちょい加点。6マナ域ともなると既にエルドラージが活動を開始するマナ域なので悠長なライフゲインとかいらないからもっと前のめりになってくれ、と思わないではないが、実は、今回のエルドラージには割と分かりやすい弱点がある。実は、飛行に滅法弱いのだ。以前のエルドラージは滅殺持ちだったので出されたら堪えるのが厳しかったが、今回はエルドラージ軍だけでみると愚直に殴るだけの奴が多く、その割に頭上にまで目を向けているデカブツはいない。つまり、「地上をチャンプブロックで堪えて空から殴り切る」は充分有効。この天使の持つ4/4飛行ボディは、それだけで充分エルドラージ対策になるのである。ライフゲイン=なんかショボそうという先入観に騙されがちだが、実は骨太で頼りになる回生なのである。

 

Angelic Gift 天使の贈り物 (1)(W) C

エンチャント・オーラ

エンチャント(クリーチャー)

〜が戦場に出たとき、カードを1枚引く。

エンチャントされたクリーチャーは飛行を持つ。

 というわけで、そんなありがたい天使が飛行をくれる素敵な贈り物。ご丁寧にゼンディカー仕様の多重羽なので、めっちゃ飛べそうだし、むしろ羽が重すぎて飛べなくなりそうな気すらする。キャントリップなので無駄にならず、手軽にダメージクロックを空に押し上げることが可能。今回のセットはエンチャント対策なんて言葉はほとんど存在してないようなものなので、クリーチャー除去以外で落ちる心配もほとんどない。つければつけただけ得だと思って問題無い。あとは、これを張って美味しい土台を探すことだけが課題。いっそ覚醒した平地に張って「空飛ぶ平地」という謎生物を生み出したりするとゼンディカーらしさ満点で素敵かもしれない。全くイメージが湧かないのが難点だが。

 

Cliffside Lookout 絶壁の見張り (W) C

クリーチャー・コー、スカウト、同盟者

1/1

(4)(W):あなたのコントロールするクリーチャーはターン終了時まで+1/+1の修正を受ける。

 マナフラッドを回避するためのボーナスを与えられた小兵。1マナ1/1ながら、一応同盟者と書いてあるので結集トリガーオンに一役買ってくれる他、マナがあまりはじめたら全体増強での万歳アタックにも貢献出来る。数を頼みに突っ込む場合は、末裔トークンとのタッグを積極的に狙いたい。「並べてドーン」は今回も白緑に与えられた特性なので、そっち方面のデッキを意識しつつ同盟者の方もフォローしていけば、それなりに出番はあるのかも。ただ、「序盤使えて、終盤にも意味があるカード」というよりは、「序盤はおまけで、終盤ちょっとだけ使えるかもしれない」程度のカードなので、あんまり数を集める必要も無い。やっぱりピック優先度は低そう。

 

Courier Griffin グリフィンの急使 (3)(W) C

クリーチャー・グリフィン

2/3 飛行

〜が戦場に出たとき、2点のライフを得る。

 4マナ2/3フライヤーというそこそこのボディを満たしながら、特定デッキのキーになるライフゲインを持っている器用なグリフィン。かつてのエルドラージでも「マキンディのグリフィン(ROE)」が中盤で重宝したし、この世界のグリフィンは案外頼りになる。貴重な飛行戦力なのでそれだけでも充分一線級。さらにコモンでライフゲイン出来る選択肢は実はそこまで多くない(単純な数だけだと白3,黒1)ので、白黒狙いならばなるべく数を確保しておきたい優等生。一般次元なら地味に見えるけど、ここは常識の通じない次元、ゼンディカー。グリフィンの導きに従っておきなさい。

 

Emeria Shepherd エメリアの番人 (5)(W)(W) R

クリーチャー・天使

4/4 飛行 

上陸 - あなたは対象の、自分の墓地にある土地でないパーマネント・カードを手札に戻してもよい。その土地が平地であるなら、そのパーマネントを手札に戻す代わりに戦場に出してもよい。

 大雑把上陸。旧ゼンディカーでいうなら「忠告の天使(WWK)」あたりのポジションだろうか。7マナ4/4とボディは頼りないが、何しろ土地を置いただけで無限のアドバンテージが。例えば墓地に落ちてるのが「桜族の長老(CHK)」だった場合、デッキの平地が一瞬で全部場に出ることになるし、「巨森の予言者、ニッサ」との相性もすこぶる良い。そんな小手先芸を弄さずとも、適当に墓地で一番でっかいクリーチャーを釣っていればそのうちゲームは終わるだろう。出せば(そして生き残れば)勝つタイプのレア。相手の除去をケアするならば土地が置ける状態でキャストしたいので実質8マナクリーチャーな気もするが、それでも充分元は取れそう。普段の環境よりも7マナの敷居が低いので、見た目よりも実用性が高そうだ。

 

Encircling Fissure 取り囲む地割れ (2)(W) U

インスタント

このターン、対象の対戦相手のコントロールするクリーチャーによって与えられる戦闘ダメージを全て軽減する。

覚醒2 - (4)(W)

 相手だけ「濃霧」。白にはこの手の呪文の完成形ともいえる「安全な道(M13)」というとんでもないカードもあるので史上最強に偉いというほどでもないが、コンバット1つの結果を丸ごとひっくり返せる呪文なのだから弱いはずがない。攻撃・ブロックの差別もないので、攻守にわたって使えるのも良い。またブロック時限定ではあるが、覚醒を使ってブロッカーを1体増やして迎撃するというオプションもある。その場合には実質6マナ呪文ではあるが、選択肢が多いのは良いことだ。

 

Expedition Envoy 探検隊の特使 (W) U

クリーチャー・人間、スカウト、同盟者

2/1

 「先兵の精鋭(M12)」の同盟者版。1マナパワー2というシンプルなセールストークが、大艦巨砲主義のこの世界では独自の魅力になっている。何しろ今回のセットで1マナパワー2はこのクリーチャーただ1体のみ。他所の次元ではなんだかんだいってレアまで含めれば2,3体はいたものだが、エルドラージはそれが許されない。実に貴重な存在なのだ。1ターン目これ、2ターン目「天使の贈り物」での飛行プランは案外馬鹿にならない削り値になるかも。ただ、やっぱりそうしたケアが無いとしょせん1マナだからすぐ止まる。中盤以降に引いても意味があるのは同盟者トリガーが有効利用出来るデッキ。白が濃いなら自然にそっちに寄せやすくなるだろうから、先制攻撃なんかと合わせやすいボロス向けの尖った1枚。

 

Felidar Cub フェリダーの仔 (1)(W) C

クリーチャー・猫、ビースト

2/2

〜を生け贄に捧げる:対象のエンチャントを破壊する。

 フェリダーというのはゼンディカー固有種の猫科生物なのだろうか。旧ゼンディカーでは下記の「フェリダーの君主(ZEN)」が神話として登場し、さらにプレインチェイスでは絆魂をつけるオーラ「フェリダーの陰影(PC2)」なんてのも存在しており、その特性には何故か「ライフゲイン」が与えられていた。しかし今回はその特性はなくなり、何故か「古の法の神(CHK)」の系譜に連なるエンチャント破壊クリーチャーとして登場。世界の変化はこういう生物種にも影響を与えているんでしょうかね。熊+エンチャント対策のパッケージはいつだって一定以上のニーズ。そして、今回白がエンチャントに触る手段はなんとこれ1枚こっきり。オリジン環境における「悟った苦行者」同様に、これだけが命綱なのである。まぁ、その分リミテッドで影響を与えそうなエンチャントも少ないんだけどね。良き所でキープしておきたい。

 

Felidar Sovereign/フェリダーの君主(ZEN)」 R

 旧ゼンディカーから再録を果たした謎の猫王。レアリティが神話レアからレアに降格しており、「まぁ、神話っていうほど勝ちに繋がるカードでもなかったな」と判断されたということだろう。確かにあんまり構築環境は揺るがさなかった。さぁ、改めてライフ40点ゲームに挑戦するわけだが、今回はマッハの速さだった旧ゼンディカーと違ってエルドラージによるヘヴィーゲームが推奨されているわけで、どうしたって試合時間は長くなりそう。それなら、ダラダラとライフを回復しながらの勝利達成もいくらかやりやすくなってる……かもしれない。どうだろう。マジで狙うなら普通のデッキではあまり好まれないだろう「荒廃した草原」なんかを遅めでこそこそ引いておくと吉。

 

Fortified Rampart 城塞化した塁壁 (1)(W) C

クリーチャー・壁

0/6 防衛

 壁。紛う事なき壁。スローダウンした環境といえば近年ダントツの「ドラゴンの迷路」における「つぶやく幻(DGM)」すらも凌駕する脅威のタフネス6。気になったので確認したが、2マナ以下でタフネス6を超え、防衛以外にデメリットがないクリーチャーというのは、過去の歴史においてわずか3体しか存在していない。まぁ、そのうち1枚が直近の先輩である「龍の眼の学者(KTK)」だって気付いちゃうと突然ありがたみが薄れる気もするが、あっちはアンコモンだし。とにかく固いので、耐えたいデッキ向けなのは疑いようが無い。白はどっちかっていうと早めにゲームを決めたい色なので選択肢は少ないが、青と組んで「空から殴って地上はがっちり」タイプのデザインにしたときには輝けるカードなのかもしれない。ちなみに、イラストには壁で立ち往生してるエルドラージの仔が。ここまで小さいとちょっと可愛い気もする。

 

Ghostly Sentinel 幽霊の歩哨 (4)(W) C

クリーチャー・コー、スピリット

3/3 飛行 警戒

 基本形のフライヤー。5マナ3/3にどの程度のメリットが付くかは環境によって千差万別だが、警戒がもらえるっていうならそこそこ恵まれた能力だろうか。もちろん地上のデカブツを止める気など起きないだろうが、選択肢があるのは良いこと。白の航空戦術の基礎を成す無難な1枚。ただ、今回はオーラや装備品といった増強手段は極端に少ない世界なので、そうした支援はあまり期待しないこと。

 

Gideon, Ally of Zendikar ゼンディカーの同盟者、ギデオン (2)(W)(W) M

プレインズウォーカー・ギデオン

<+1>: ターン終了時まで、〜は破壊不能を持つ5/5の人間・兵士・同盟者・クリーチャーになる。これはプレインズウォーカーでもある。このターン、これに与えられる全てのダメージを軽減する。

<0>: 2/2で白の、騎士・同盟者・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。

<-4>: あなたは「あなたがコントロールするクリーチャーは+1/+1の修正を受ける」を持つ紋章を得る。

【4】

 さぁ、ブロックの花形ともいえるプレインズウォーカーの登場だ。今回先陣を切るのは、昼はゼンディカー、夜はラヴニカという訳の分からない激務に駆け回る社畜の鑑、ギデオン・ジュラその人。出身次元でもないんだから放っておけばいいものを、困っている次元を見ると彼の正義感が黙っちゃいないらしい。これも、あの若僧キテオンが犯してしまった仲間殺しの罪の償いだというのだろうか。一体いつまで滅私奉公すれば彼は自分を許せるのか、それは誰にも分からない。

 さておき、そんなどこまで「正義のヒーロー」であるギデオン。今回も自ら最前線に立つ相変わらずのギデオンスタイルが止まらない。これまでのバージョンではクリーチャー化する能力は必ず忠誠度変化が無い0能力だったが、今回はそれがプラス能力に。出たターンには起動しても殴れないせいで登場時プラスで忠誠度を上げるのには向かないが、前線で殴りに行きながら忠誠度が増えるのはこれまでのギデオンには無かった現象。スケールも4マナ5/5破壊不能と迫力充分なので、今まで通りの獅子奮迅の活躍が期待出来る。注目すべきは0能力。2/2トークンがカウンター消費無しで登場するのはゼナゴスと同じだが、ギデオンの場合、その名の通りに同盟者トークンが出てくるところがポイント。つまり、普段なら孤高の存在としてセットイメージとは関係無いところにいることの多いプレインズウォーカーだが、今回のギデオンはゼンディカー軍との共闘で更なる力を発揮するのだ。毎ターンコスト無しで結集ギミックの誘発が可能なので、今後は同盟者デッキがどの程度の練度まで押し上げられるかが注目の的だ。もちろん、シナジーなど無くても自ら防御役を呼び出す動きは優れているし、リミテッドならこれだけでも充分過ぎるだろう。そして、もう1つの注目ポイントであるマイナス能力。これまでのプレインズウォーカーは大マイナスを「奥義」と呼ばれることが多く、必死にカウンターを溜めて発動する決め技だったが、なんとギデオンは登場した直後から起動可能。もちろんその場合には死んでしまうわけだが、それでも絶対に破壊されない亜空間の「栄光の頌歌」が手に入るのだから弱いわけがない。手札に複数のギデオンが登場した場合にも、1枚目を「頌歌」として使い潰してから2体目、なんて動きが出来るわけだ。こうして登場時の選択肢が1つ多いということは、純粋に戦略に柔軟性があり、カード自体の強さが底上げされるということである。

 さて、新たな時代に、新たなギデオンは活躍出来るだろうか。ジェスカイトークンみたいなデッキにアクセントとして入れてみても面白そうだな。

 

Gideon’s Reproach ギデオンの叱責 (1)(W) C

インスタント

〜は対象の攻撃クリーチャーかブロック・クリーチャーに4点のダメージを与える。

 いかにもコモンらしい懲罰系除去カード。現在リミテッドで活躍中の「砂爆破(FRF)」よりも与えられるダメージは1点少ないが、どう考えても2マナと3マナの差の方が大きいので、上位種と見てしまって問題無いだろう。序盤の攻防ならばほぼ全てのアタック・ブロッククリーチャーを処理出来るので、ピック優先度はかなり高い。もちろん、「神聖なる評決」などの完全除去ではなくてこうした制限付きのカードが与えられるというのは、「まぁ、そんなに簡単にデカブツは処理出来ないけどね」という制限をこの世界に設けるためだろう。白の目指す方向性は、あくまでエルドラージの悪夢が広がりきらないうちに畳みかけることである。ギデオンだって1人ででっかいエルドラージ倒せなんて言われても困るだろうしな。

 

Hero of Goma Fada ゴーマ・ファーダの英雄 (4)(W) R

クリーチャー・人間、騎士、同盟者

4/3

結集 - あなたのコントロールするクリーチャーは、ターン終了時まで破壊不能を得る。

 レア同盟者。結集誘発で全軍破壊不能というシンプルに強そうな能力を持つ、同盟者デッキのケツ持ちの役割を果たす重鎮。コイツを含めて毎ターン同盟者を出し続けながらパンチしてれば永遠不滅の軍団で殴れるわけで、近いところでは「前線の衛生兵(GTC)」の悪夢なんかを思い出してもらえれば分かりやすい。ただまぁ、旧セットの同盟者では「カビーラの福音者(ZEN)」が大体同じような仕事をもっと軽いマナでやってたんだけどね。ほぼ攻めにしか使えない能力なので、劣勢時に出てきたときの手遅れ感はいかんともしがたい。

 

Inspired Charge/鼓舞する突撃(M15)」 C

 白緑系の横に並べる戦術の要となる1枚。実は「末裔トークン並べてドーン」は緑以外に青と組んだ時にも狙えるし、青ならば飛行戦術との絡みもある。赤と組んでもスピード勝負でフィニッシュを決める1枚になる。つまり、大体のデッキではフィニッシュに使えるってこと。タルキールにおける「戦場での猛進(KTK)」もそうだったけど、とにかくデッキを決めるカードになるのでピック時の優先順位の付け方は死活問題。「流れてくると思ったのに」は死亡フラグ。覚悟を決めた確保を。

 

Kitesail Scout 帆凧の斥候 (W) C

クリーチャー・コー、スカウト

1/1 飛行

 陽光尾の鷹(M14)」にまた新しい後輩が。これで統率者戦においても1/1フライヤーを4体投入できるようになったぞ。全員クリーチャータイプが違うのもポイントだ。この中だと転生エンジンに組み込める「灯籠の神(CHK)」が一応点数高いのかなぁ。まぁ、どこをどう転がしても1/1飛行。青コモンに2マナ1/2フライヤーがいるので残念、だけど3マナ2/1フライヤーもいるからOK。どっちの認識が正解だろうか。上述の通りにあんまりオーラや装備品がない環境なので、その辺は覚悟の上で。なんでこいつ同盟者じゃないんだろうな。

 


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○「ソウルイーターノット!」 6

 我々は、この太陽を知っている! この訳の分からんデザインの学校を知っている! あのアニメの終了から既に5年も経っていたというのは衝撃。久しぶりに出てきた死神様の御姿に嫌でもテンションは上がる。

 「ソウルイーター」と私の付き合いはやや変則的で、アニメを見て惚れ込んで、放送終了時点で原作は(当時既刊分)一気買いした。その後も新刊が出ると買ってはいたのだが、ぶっちゃけ原作コミックについてはそこまで追いかけるモチベーションが上がらず、いつの間にか新刊を購入しなくなり、最終的に持っていたコミックもスペースの関係で知人に全部譲ってしまった。そんなわけだから、当然この「ノット」についても連載を始めたことは知っていたのだが、原作は一切追いかけておらず、どんな内容なのかさっぱり知らなかったのである。

 そんないびつな「アニメソウルイーターファン」なわけだが、帰ってきた死武専の景色に色々と感慨深いことに加え、なんかもう、世界観に色々とサプライズ。「死武専ってアメリカの一都市なのかよ」っていうところから驚きだし、一般家庭で突如武器に変容してしまう少女の姿や、まだまだ元気なシド先生の御姿など、無闇にサプライズが多い。てっきり「マカたちが立派になった後のお話」だと思ってたんだけど、時代は遡っているのね。まだ保健室にメデューサ先生がいるんだよなぁ。アニメで出番あるといいなぁ。画面に出てこなくても声だけでも聞こえてくるといいなぁ。その他にも懐かしい面々が懐かしい顔ぶれで活躍してくれているのは嬉しい限りだ。

 残念ながら五十嵐監督は現在「キャプテン・アース」に付きっきりだろうからこっちまで手は回らなかったみたいだが、当然製作はボンズであり、監督を任されたのは、なんと「TARI TARI」の橋本昌和。いや、「なんと」って言った割には他の仕事とかあんまり知らんのだが、今作では脚本、構成までを務めており、かなり食い込んだ仕事になっているようだ。監督が替わったから、という理由だけではないだろうが、キャラクターデザインなども色々とリファインされており、男臭さ、泥臭さが売りだった前作に比べると線がシンプルになって、全体的にほわっとした印象。多分これは女の子メインの作風に合わせたものなのだろう(原作もそうなってるのかもしれない)。それでも、制作スタジオが一緒という利点を活かし、太陽や死武専校舎のCGモデルはそのまま採用されているし、キャラクターデザインが変わっても根源にある動かし方のこだわりなんかはきちんと引き継がれているのは嬉しいところ。本当は開始後からゆるゆると流れていくだけの雰囲気に「悪くはないんだろうけど普通かなぁ」と思って見ていたのだが、主人公が変身した後のハルバードを駆使した小気味よい戦闘シーンの見せ方が気に入ったので期待票をいれてみる。前作の恐ろしいクオリティの高さにどれくらい迫れるか、要注目。

 そしてやっぱり注目は中の人。「ソウルイーター」と言えば伝説に残る千両役者、「マカ棒」を産みだした由緒正しき舞台。今回もほぼ新人同然の千管春香を起用してのチャレンジ。……でも、残念ながらやっぱり「憧れの先輩」マカ・アルバーンの存在感にはとてもじゃないが及ばない。っつうか、つぐみちゃん、普通にそこそこ可愛い。残念。むしろ実演に来てくれたマカ先輩の中の人の方がやっぱり……いや、もう慣れちゃったからよくわからねぇや。小見川・小悪魔・千明さんは、好きにやってもらっていいです。そして、そんな主人公を囲む謎の百合三角関係を形成するのはドヤラジコンビという贅沢な布陣。いいぜ死武専、流石だ。おいちゃん、みさおによるステレオシチュエーションなんて、いくら金積んでも叶わぬ夢舞台ぞ。あと、どうでもいいけど目に入ったのが「つぐみの母親:中上育実」っていうキャスト。そんなとこに起用されてるとは。

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○「ブラック・ブレッド」 5

 ブレイドやらブラッドやらブラックやらブレッドやらブレイブやら、色々とややこしいラノベ関係タイトルの中で敢えて差別化を図らない方向の作品。むー、名前を覚えられなくなるのは歳を取った証拠だろうか。ぶっちゃけ思い出せなくて名前を検索するときに「えーと、ブラック……ブラッド?」とか適当に入力してググったら、一番上に「BLACK BLOOD BROTHERS」が当然ヒットするが、2番目にちゃんとこれのwikiが出てきた。google先生、優秀すぎる。

 そんなタイトルがうやむやの作品だが、アニメ自体は割とかっちりしていて、あまりマイナスの印象は無い。当然ラノベ設定には違いないが、このお話の設定はラノベ的というよりも、ジャンプでもマガジンでもチャンピオンでも連載が始まってもおかしくないくらいの設定。つまり、少年漫画的にも割と王道なだけである。そんなベタベタな設定なのであまり引っかかる部分はないのだが、ありがちな「何が言いたいのかさっぱり分からん」1話ではなく、非常にストレートに状況説明をしてくれている。おかげでなんちゃらウイルスについてもよく分かりましたし、世界がどういう危機に陥っているか、そして主人公がどんな立場の人間なのかは大体わかった。「1話目なんだから当然じゃないか」と思われるかもしれないが、昨今のアニメではそれがなされない(もしくは敢えてしない)作品のなんと多いことか。今作はそこがすとんと分かりやすかっただけでも導入は悪くない。まぁ、その分割と簡単に飽きが来る可能性もあるのだが。

 制作スタジオは「CODE:BRAKER」を担当したキネマシトラス。シュッとスマートなデザイン性が割と特徴として出ている。監督の名前は記憶に残っていなかったのだが、履歴を見ると割と堅い方の作品を担当しているベテランのようである。こういういかにもラノベ的なものを作った時にどういう方向で個性を出せるだろうか。まぁ、個人的には副監督にクレジットされてる池端さんを信頼しているので、ここから先もいくらかは良い物が出てくるんじゃないかと期待はしている。

 中の人は、もう里菜ちゃんだな。とにかく幼女な日高里菜ちゃんだな。とりあえずそこを押さえておけば大筋は問題無い。問題無いんだってば。

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○「漫画家さんとアシスタントさんと」 −

 「ショートアニメは書かない」が基本だけど「関くん」書いちゃったから15分枠だとショートじゃないんだよな。いや、書かんでもいいんだけども。「となりの関くん」が終わったと思ったら実は終わってなかった詐欺だった、っていうネタの報告も含みでついでに。

 原作は読んだことないけど、マガジンで「アホガール」の連載してるから大体のノリは分かりやすい。1話目見たらテンションそのまんまだったし。多分このテンション以外には特に持ちネタは無いんだろうけど、それでも別に構わないっていう枠やろうね。「生徒会役員共」だって一芸のみで生きていることは一緒だしね。この漫画、割とご長寿なんだよなぁ。ショートギャグってどういう兼ね合いで長期連載になるかわからんよね。それでアニメ化までこぎ着けられたんだから勝ち組なのは間違いない。原作にストックがあるならこのままダラダラ続けても問題無いしね。

 中身については特に言うことは無い。ショートアニメってなんかよく分からんところが作ってることが多いけど、これは何故かZEXCSだった。最近あんまり見ない名前だな。そして、今作の最大の売りはやっぱり中の人だ。適宜はやみんに罵ってもらうアニメだと思えば心もいやされるだろう。サブキャラでは「振り付け師ときどき声優」みたいな扱いになってきてる能登有紗もいるぞ(オープニングがStylipSだからね)。いくらか上手くはなってきたけど、やっぱりまだなんかアカンのは気になるなぁ。

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「咲-saki-全国編」 5→5

 ようやく今期最後の感想。既にグランプリ記事で一回触れているけど、とにかく中の人でお腹いっぱいになるアニメ。さぞかし賑やかなアフレコ現場だったことだろう。

 基本的に中の人目当てで見ていた作品なわけだが、今期は割とサイドストーリーが少なめで、がっつり試合描写が多かったので色々と楽しかったのは事実。番組が始まった直後には「これ以上モンスターバトルになったら一体どうやってアニメで表現すんねん」と心配していたものだが、まぁ、これはこれで突き抜けてしまってすっきりしたということかもしれない。もう、途中からろくすっぽ説明も無くなったもんな。いや、説明されても困るんだけどさ。一応各キャラに因縁というか、「そういう能力を持ってる理由」はそれっぽくついてたわけじゃない。山が云々とか。あ、でもタコスの能力の時点で説明無いも同じか……とにかく、今回はもう、「こういう能力者です」っていうことを前提にして全ての学校が戦っていたり、あいつは一体どういう能力なんだ? っていうのを推理しながら戦ったり、こいつらスタンド使いかよ、と思えるような大前提のお話である(まぁ、あながち間違いじゃないよな)。

 そして、それが上手いこと「色々前提を飲み込めば楽しいスタンドバトル」として成立してたのは割とすごい。特に副将戦は楽しくて、1人分かりやすい大技を持ってる奴がいるけど、そのかたわらにカウンター能力を持ってる奴がいる。んで、全然関係無いのどかが「麻雀にオカルトなんてありませんわー」っつって自分勝手に打ちまくって面倒をかけるっていう。いや、この世界に生きてるくせにまだデジタルとか言ってる奴は流石にアホだと思うぞ。まぁ、のどかの場合は既に「デジタル風に打つとなんか降りてくる」っていう類の能力なんだと思うけど。

 それぞれの学校のキャラは全てきっちり濃く描かれており、1人1人が活きながら全体としてのドラマを作る手順がまとまっているのはすごく良い。あれだけのキャラ数で死にキャラを作らないってのはかなり大変なことだ。まぁ、その分どうしても「個々のドラマ」のぶつ切りみたいになってしまうので、全体としての統制を取るのが難しかった感はあるが……それを締めたのが大魔王咲、というのはオチとしてはよろしいんじゃないでしょうか。全国大会の大将戦でプラマイゼロとか、なめプにもほどがあってよ。お姉ちゃんとどっちが鬼畜かわからんやんけ。

 そんなこんなで「こういう怪獣バトルも良いものだ」と普通に楽しんでしまいましたとさ。中の人については数が多すぎるからいちいち触れないけど、大将戦のキャストはすごい好き。出来れば鹿児島に勝ち進んで欲しかったけどなぁ。

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○「Blade&Soul」 5

 色々と注目したいアニメだ。ちなみに第1話の感想を完結にまとめると「クイーンズブレイドでやれ」になるわけだが。

 何が注目かというのは大きく2つ。1つは、久しぶりに帰ってきた気がするGONZOらしいGONZO作品ということ。去年あたりは割とGONZOが復活してきた時期ではあったのだが、作品としては(レヴィアタンはさておき)「犬ハサ」「君のいる町」と、あんまりGONOZOらしいオサレ感、アクの強さが感じられない原作付きのタイトルだった。しかし、今作の持ってる「なんか変なファンタジー世界」感とか、頑張ってアクションもCGも両取りしようとしてるけど微妙に同業他社ほど割り切れてない感なんかが、たまらなくGONZOなのだ。いや、馬鹿にしてるわけじゃない。今作は竹内浩志監督作品ということで、キャラクターを含めたデザイン面は割と好みのタイプだし、「犬ハサ」みたいにすぐに息切れするようなヘタレた作画リソースでもなさそう。元々が割と大きなオンラインゲームらしいし、それなりに資本もあるのだろう。基本的にオンラインゲームは一切やらん人間なのでどういう風に楽しめばいいかはまだ分からないが、このまま「金のあるGONZO」の力を見せてくれる結果になれば嬉しい。まぁ、現時点では、ビジュアルやシナリオに関してクイーンズブレイドに勝ってるポイントを探すのは難しいのだが……。

 と、そこで第2のポイントだ。もう、きわめて個人的な事情だが、「キャストがどストライク」というお約束のやつだ。いや、色んな作品に「キャストが豪華だね」「声優が好みだね」と言っているわけだが、そりゃ大抵の声優は嫌いじゃなくて好きなんだからしょうがない。しかし、そんな中でもこの作品がピックアップしたキャスト陣はかなりピンポイントでキている。実は作品情報公開からずっと楽しみだったのである。メインヒロインがタカオユキなのは(あんまり印象が無いので)置いとくとして、回りを囲むエロいおねーさんがたを見てごらんよ。こんなにも攻められたいキャスティングもなかなかないですわ。特に目を引くのがあおちゃんの大胆なキャスティング。こういう役が回ってくるのはなかなか無いのだが、これが良い味だすんだわ。もう、そこだけ見てれば(聞いてれば)充分かな。金髪巨乳ライブラリに更に1人追加な!

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○「一週間フレンズ。」 6

 導入から「あー、日常ものかー」と思ったら、どっちかっていうと「メメント・モノ」といった方が良い作品。まったく穏当な作品ではなかった。こりゃこの後どういうネタを軸に展開していくつもりなのか、予想がつかないぞ。

 パッと目に入ってきて印象的なのは、なんといっても独特のビジュアル面である。おそらく原作の雰囲気重視なのだろうが、非常に淡く、丸く、優しい世界観が非常に丁寧に構築されている。なんかもう、このぽわぽわした世界を見てるだけでもちょっと幸せな気分になれる。また、1話はなんも知らずに見ていたので、少しずつ表情が柔らかくなっていくメインヒロイン藤宮さんの表情などもとても可愛らしく、なんかもう、それだけで主人公と一緒に「この娘を愛でていくかー」という気になってくる。「デレるの早いな。でも、ここから何か障害があるってことは……実は人間じゃないとか、そういうネタなのか? ん?」と思ってたら、まさかの展開ですごく素直にショック。友達を作らないなんていうもんだからちょっと孤高を気取った賢しいヒロインだと思っていたのに……そんな理由なのかよ……。

 今後のことを考えると、それだけで気分が暗澹なるものになってきてしまうが、もちろん、この世界観、このキャラクターで描く物語なのだから、頑張っても頑張っても永遠に報われない主人公を描くつもりではないだろう。色々と辛いことも多いだろうが、きっとここから幸せな物語もあることを期待したい。まぁ、常にオープニングステージをクリアし続けるみたいな交友関係も刺激的ではあるが……よほどのマゾでないとこの仕打ちは耐えられないだろうしな……「記憶が無くなる」ネタって、本人からしたら死ぬほど辛い状況のはずなんだけど、その儚げな印象のせいで不可解な萌えポイントにも繋がってる気がする。「この子落とせたら本当の愛」みたいなハードルのあがり方が逆に攻略したいっていう意欲をかき立てるからかしら。ゴールまで……たどり着けるといいな……。

 中の人は、主人公役の山谷祥生という人は全然知らないが、ほぼ新人ということでよさそうだ。男性新人には大体言えることだが、やはりキャリアの浅さは感じさせない作り込みが出来ている。今後の主人公の気持ちを考えると色々と大変そうな役だが、それだけにやりがいもあるだろうから期待したい。そして、はかなげ薄幸少女藤宮さん役には、いよいよメインで登場、ミュージックレインの次世代、雨宮天である。これまでもサブではちょいちょい出てきていたが、ここにきてついに本領を発揮。いいね、可愛いね。とてもとても大事な役だし、ここでがっつりと結果を残して欲しい。色々と楽しみな作品になりそうです。

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