最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
ヲイ、紫龍、オイ、第96話。いや、そりゃまぁ誰も死んだとは思ってなかったけどさ。せめて一輝みたいにちゃんと「どっかに行ってた」アピールくらいはしろよ。単に瓦礫の中で気絶してただけなのかよ。黄金聖闘士ほぼ全員生存やないか。 なるべく簡単にまとめるなら、「元気玉展開」。青銅軍団が星矢の遺志を受け継いで戦いを挑むも圧倒的な力の差によって敗れ去り、地球は一時、サターンの手に落ちる。しかし、最後の希望は若い聖闘士に託されることになり、アテナの計らいで全世界の残された小宇宙が全て光牙の下へ。悲喜こもごもの全てを肩に背負い、残されたペガサスが、単身最後の戦いに挑む。まぁ、予定調和的な展開なのだが、「全ての小宇宙を一手に引き受ける」=「人と人を繋ぐΩの究極形」っていう図式は綺麗な流れだと思う。前回の星矢との問答の末、「昴のために覚醒したΩを昴に向けて使うことは出来ない」っていう結論になっていたわけだが、その矛先をこっそりすり替えて、「とにかく人がみんなで手を繋げば強いんだ」っていう理屈にしてしまえば、後は勢い任せで昴をぶん殴る事も可能になるだろう。ま、実際はサターンの中の残された昴を説得し、鉄拳制裁で目覚めさせるっていう展開になるのだろうが、そのあたりの下準備もエデンがやってくれたので、次回は綺麗に最終回を迎えることが出来るのではなかろうか。……最終回なんだなぁ。やっぱり考えたくないのだが……次の朝に待ち構えてる力士がドヤ顔でアピールしてくるから嫌でも認識してしまうよなぁ。 さておき、そんな分かりやすい展開だったのだから本来ならあんまり語るべきことも無さそうなのだが、色々とネタ要素も多いのが不思議なところ。冒頭、星矢が最後の一撃を見舞いながらも倒れ、「君たちにアテナを託す」というアイオロスの至言を残して散っていったところは素直にグッと来るシーン。ほぼ生身の状態で打ち果てたはずなのにその後に射手座聖衣がオブジェモードで残されたのはかなり違和感があるのだが、やっぱり「聖闘士が散った後に聖衣だけが残される」っていうシチュエーションはいつ見ても切ないし恰好いいものである。しかし、そんなことはサターン様の知ったことではないようで、「残された黄金聖衣を飴細工のようにたたき割る」という前代未聞の暴挙に出ている。酷い。聖闘士の高みであるはずの黄金聖衣がここまでぞんざいに扱われた例は過去に無い。元々ボロボロになっていたとはいえ、あまりに脆すぎてなんか悲しくなった。それだけサターンが強いってことなのだろうが……聖衣くらいそっとしておいてもいいじゃないのよ。 もちろん、そんなサターンの暴挙に若い世代が黙っているはずがない。前回のワンサイドゲームを忘れたわけじゃなかろうが、再び立ち上がって最後の晴れ舞台に挑むことになる。これまでなかなか出番が無かった6人、最後に何か「サブ主人公」らしい活躍を見せてくれるかと思ったら、何と全員が最大必殺技を突然開眼させてたたき込むという流れに。「ライオネットバーストフレイムボンバー」とか「廬山千龍覇」とか、なんかよく分からないけど多分強いんだろう。けど、この場で一回限りの必殺技として炸裂させちゃうのはどうなんだよ。もっといい見せ場あったろうに。それに龍峰、千龍覇ってなんだ。お前の親父さんでさえフィニッシュホールドが百なのに、勢いでそれを越えるな。あとロックシンガー、お前なんなんだ。そこで歌うな。そこでマイク持つな。せっかく良いシーンだったはずなのに、完全にネタ画像になってしまったやないか。ちなみに栄斗さんは、この後の「全員の小宇宙を届ける」シーンでも妙にイキったジャケット姿(普段着)になってて妙に浮いてる感じがたまらなかった。次週、平和になった地球で彼は音楽活動を続けることになるのでしょうかね。 結局、6人中4人は「壁役」というあまり扱いの良くないポジションだけでおしまい。残り2人こそが今回の主役。光牙はもちろんだが、エデンはこれまで時間をかけて昴との関係性を築いてきた苦労があるので、ここで多少なりとも報われないと可哀想だろう。仲間4人によって道を繋ぎ、最後に2人がコンビネーションをたたき込むという配置だったが、その作戦自体は「お前らのやり口は知っている!」と意気込むサターンに粉砕されてしまう。しょうがない、戦いがワンパターンなのは事実だからな。でもそれは光牙たちが悪いんじゃなくて原作者に文句を言ってくれよな。しかし、4人が倒れたあともエデンたちだけはなんとか奮戦し、結果的にはサターンに最終奥義を使わせるまでにはなったのである。エデンさんは光牙に全てを委ねる前に「神の孤独」について一言コメントを残しており、彼の思いの下には、かつて「神の力」に振り回され、自分を見失って滅んでいった父親の姿が確認出来る。昴の中に不可解な神の力を感じながらも黙って見守ってきたのは、新たなマルスを産みださないよう、神だと分かっていても極力「友人として」接しようと努めた結果だったのだろう。エデンは1期のころの頼りないお坊ちゃんからちゃんと成長していたのだなぁ。 しかし、そんな努力も水の泡。結局全ての人間の時間は停止し、光牙はもちろん、アテナやパラス、元パラサイトのタイタンさん、平気で復活してきちゃった紫龍・フドウ・貴鬼の3人組や、前々回颯爽と登場した邪武さんに至るまで、あらゆる人間が時間を止めた。訪れた静寂の中で悦に入るサターン様は、満足げではあるがどこか寂しそうにも見える。ちゃんと「胸の痛み」と独り言で言ってしまっているあたり、既に昴復活のフラグはびしびし立てられているのである。完全に沈黙した人類であるが、やはり最後はアテナの力。神による抑圧に辛うじて抗えたのはやはり神だったのだろうか。沙織さんの呼びかけに応じて、世界中の聖闘士が残った力を最後の希望として光牙に送り込む。よく見るとどさくさに紛れて行方不明だったインテグラさんもいる。パラドクスの亡骸からは小宇宙は出ていなかったので、多分彼女は本当に死んじゃったんだろうなぁ。あと、ついでに聖闘士じゃないのにタイタンさんやラキまで小宇宙を送っているのも気になる部分。ラキでもいいんだったら聖闘士じゃなくて世界中の全人類から力をもらえばいいと思うんだけど、残りの人類には沙織さんの言葉は届かなかったのかな。かてて加えて、「全人類の時は止めたわー」とサターン様が満足している中、平気で帰還する一輝兄さん。どうやらアイガイオンさんが最後の情けで異次元転移から守ってくれたらしい。やっぱり彼はいい人だった。一輝も彼の気持ちをちゃんと分かっているようで、「お前が興味を持った人間って奴の力を見せてやるよ」とまんざらでもない様子。まぁ、一輝だけだったらΩなんかなくても単体でサターンくらい倒せる気もするけども。時間停止効かない時点で完全に一輝の方が上やん。サターンの奥義発動のタイミングで地球上にいなかったから時間停止の影響を受けなかったのかな。もしこれで永遠に時間が止まりっぱなしだと、この後の一輝はすげぇ寂しい人生を送ることに。怖い。 とにかく、そんなフェニックスな小宇宙も含めた全ての力を受け止め、ついに光牙が最終Ω聖衣に進化。最後の戦いが始まるわけである。光牙のところにたくさんの小宇宙が駆けつけ(?)たわけだが、最初に飛び込んできたのが檄先生だったのがちょっと微笑ましかった(更にイチさんが続いたのも笑った)。さぁ、後はこの作品の2年間の集大成を黙って見守るだけである。多分、すげぇ普通の最終回だと思うぞ! PR すごく丸く収まる! 最終話。まー、こうなるしかないエンディングなんだろうな……ここで突然「何もかもが上手く行く方法があったよ!」なーんて言われても興ざめだろうし。やっぱり生まれながらにうか様とコンタクトが取れる燈日が一番恵まれてるってことになるな。以後、いなりはたびたび自室で一人Wiiをやりながらぶつくさ言っている兄を目撃することに……。 最終話の構成はこれまでの密度が何だったのかと思うくらいにシンプルあっさり。何しろ、Aパートは延々いなりが走っていただけである。実際に伏見稲荷を駆け上ったらそりゃ時間もかかるだろう(いなりたちが高天原に突入する際に到達したのは伏見稲荷山頂上の社だったので、実際に登っていたのは間違いない)。でも、それを延々流すのもどうなんだろう、とは思った。そしてBパートの半分は天の岩戸を引っ張ってこじ開けるのに費やされる。あたかもアクシズ墜落を止めるモビルスーツ群とサイコフレームの光のごとく、であるが、やっぱり「大きなかぶ」を見ているような冗長さは感じる。むー、最終話だからもう少し密度があると良かったのだが。いや、でもあそこまで時間をかけて、本気で頑張っているいなりを見たからこそのエンディングなのかもしれない。とにかく、いなりはこれまでのお話の中で一番頑張っていた。 結局、いなりが事の真相をしってしまえば、「会えなくなる」という寂しさは心苦しいものの、彼女にとっては「神通力を返す」以外の選択肢はあり得ない。うか様がそれを隠していたからこそ問題になったのであって、いざ通じ合ってしまえば、対面して、返還して、万事解決である。ただ、その1点にたどり着くまでの両者の気持ちというのはきちんと描かれていたし、この終わり方については文句を差し挟む余地は無い。いなりは頑張ったし、うか様はそんないなりのことを第一に考えてくれた。1つの友情物語の(少し寂しい)幕引きとしては、これ以上の形はないのだろう。その後の生活についても希望的な展望が見えており、いなりの回りには友達の輪が広がったし、何よりも丹波橋君との距離がグッと縮まったのである。人間的な成長があったのなら、短い間とはいえ神との交流には大きな意味があったということだろう。このお話は女子中学生のほんの少しの青春絵巻として幕を閉じるのである。良い話ではないですか。 ……なんで10話しかなかったんだろうなぁ……もう少しやってくれていいのになぁ……。 3月21日 ドラフト模様(BNG、THS×2) ピック順 【Serra】→【Sangriter】→【Sea-chicken】→【Metallica】→【Thraxi】→【Alessi】→
今度こそ本当にお別れだから! 嘘じゃないから! というわけで、正式に開催された「最後のドラフトの2回目」。「最後」にかこつけて何か上手いこと言ったり、華々しいことやったりしようかとも思ったけど、特に劇的なこともなく、普通に「僕らの楽しいドラフト」で1人の同志を見送るのでありました。もう生涯ドラフトとかやらないんじゃないかな。やるとしたら、次に感染が帰ってきたときですかね。結論:奴=ファイレクシア。
「宇宙兄弟」 5→5 2年に渡る放送に幕。途中で放送時間が変更されたが、気付けば土曜夕方の定番みたいになっており、無くなってしまうのがちょっと寂しいのは間違いない。 朝番組の時期からそこまで本気で見ていたわけではない。流石にこれだけ長尺の作品になると、その全部に集中できるわけでもないし、特に後半は別番組と時間が被ってしまったこともあって、録画分を流し見する程度になってはいた。でもまぁ、それでも大きな問題は無い作品だったとは思う。そこまで進度の速い構成になっていなかったので、ゆっくり雰囲気でストーリーの大意がつかめれば充分、くらいのスタンスである。まー、「ゆっくり」というにはなかなかハードな部分もありましたけどね。日々人の月面事故のあたりとか、時期的に総集編が挟まったりなんだりで本当にヤキモキさせられたもんである。 ぶっちゃけると、シナリオは総体としてはそこまで楽しかったわけではない。何せ、ヒネた見方でまとめてしまえば、「なんやかんや言いながら才能のある兄弟がそれを使って諸々成功する話」だからだ。六太の方はラッキーマンみたいな側面もあって、ケンジみたいな回りの人間から見れば「すげぇ羨ましい奴」である。もちろん、本人たちは結果に見合うだけの努力をしている描写もあるのだから真っ当なサクセスストーリーではあるのだが、少年漫画のように「努力→勝利!」という結びつきが直接的ではないので、「まぁ、日々人だから出来たんだよね」とか「六太は本当に環境に恵まれててずるい」とかいう感想が先に出てくるのも仕方ないところで。そこに絡んでくる「Mrヒビット」とか、どういう扱いにしたらいいのかもよく分かりませんわ。 しかしまぁ、それってこの作品の本質的にはあまり重要な部分ではない。あくまで「宇宙開発はこんな感じで行われているんですよ」「宇宙飛行士の養成ってのはこんなにも繊細で大変な行程なんですよ」というのを描いていくドキュメンタリー部分がメインボディだろう。これを見て「宇宙飛行士を目指したい」と思う子供さんが1人でも現れれば作品の目的は達成されているし、「宇宙飛行士って大変だな、尊敬するわ」と思ってもらえればそれはそれでOKだ。少なくとも私は「宇宙飛行士は俺には絶対無理だわ」という(当たり前の)畏敬の念を抱きました。こうして、普段見られないような「未知の世界」がアニメで見られただけでも充分な収穫なんじゃないでしょうか。 出来ることなら、この後ムッタがどういう道を歩んでいくのか、っていうのも見たいところなんだけども、まだ原作が終わってないのね。これ、どういう最終回になるのかなぁ。 「ログ・ホライズン」 4→6 2期決定で素直にワクワク、思いの外楽しみが増えた作品でございました。新番チェックを読み直してみたら第一印象があんまり良くなかったみたいで、「俺どんだけSAOの事嫌いやねん」とは思った。 さて、基本設定は確かに「SAO」に似たり寄ったりの出だしだった作品だが、見ている方向性は完全に別方向だった。キリトがひたすらゲームの外に出ることを切望し、次々と仲間を失いながら戦い続けたのに対して、シロエたちはいかにしてゲームの中の生活を良くするかを考え、次々に仲間を増やしながら交渉と和平を優先させた。そして、異世界ファンタジーとして見る限りにおいて、「それを障害と考え打倒していく」よりも、「それを新たな世界として受け入れ、調査発見を繰り返して拓いていく」方が選択出来る方向性は多いのである(もちろん、これはあくまで目的が違うだけであって、最終的な優劣を持つわけではないが)。そして、この「ログホラ」は、「拓いていく」過程でのドキドキ感が素直にファンタジー小説として見栄えのするものだったと思うのだ。 もちろん、真剣に政治経済やらを考え出したり、いわゆる「国取り」ものとして見ればそこかしこにチープな設定は散見されるし、取り立てて新しいことを産みだしたというわけでもないのだろうが、ゲーム設定を活かした要素の組み合わせ方が独特で、視点を一カ所にとどめずに常に複数の注意が必要な設定になっているところが面白かったんだと思う。具体的に言えば、序盤は当然「エルダーテイルの世界」に慣れるところに時間を費やし、「ゲーム世界に飛び込んでしまった謎」についての視点が必要になる。次第にゲーム設定と自分たちの置かれている世界の繋がりが見えてくると、今度は個々のプレイヤーという、「現実の反映」が見えてくる。ススキノでの戦いなんかは、「ゲーム世界に飲み込まれた現実世界のプレイヤー」の姿が良く現れた戦闘。そして、ここから更に「出られないならゲームの中を現実に近づけよう」という動きが現れ、食べ物の味を構築するというパラダイムシフトが起こり、最初に原動力となっていた「脱出への探究」が背景化。すると今度は現実世界の人間だけでなく、大地人という不可解な存在にスポットが当たるようになる。そこに「真っ黒クロエ」の謀略が大きく絡むようになり、次第にゲームが「大地人との関係交渉」に重きを置くようになり、異世界における異文化交流が主題となっていく。そこで完全にゲームとしての存在が消えたかと思いきや、今度はルディの物語でこの世界の「死と生」について掘りさげ、命の持つ意味や、大地人との存在の差をはっきり示す。ゴブリン討伐イベントでその要素に決着をつけた後は、再び「人対人」の構図に戻り、西国との戦いを通して改めてプレイヤー同士の対決へ。つまり、「プレイヤーと大地人」という区分けのおかげで、「現実」と「非現実」の2軸を同時並行で扱えるようになっており、それを適宜揺さぶることで、物語に多様性を与えることに成功しているのである。 あとは、シロエやクラスティにより、どこまで本当かよく分からないような権謀術数による戦いなんてのも胡散臭くてニヤリとさせられるし、お子様冒険者団による低レベルでの基本戦闘講習なんかも、微笑ましく見られるのにちゃんと真に迫っていて応援したくなるように出来ている。そして、一番大事なのはなんと言っても女の子たちである。アカツキちゃんがどうにもしょうがないくらいに可愛かったのは前提条件として、その他にもジワジワとメインヒロインのポジションを浸食してくる脅威のハイスペックであるミノリちゃん、幼女幼女アンド幼女、セララちゃん。マリエ姉さんとヘンリエッタさんのおねーさんコンビの破壊力も高い。どのキャラもきちんと生きるための志を持っており、単にシロエに引きずられるだけのヒロインになっていないところが良い。そして、ぐうたらお姫様レイネシア姫の不思議と守ってあげたくなる感。伊瀬ちゃんのキャラでこういう方向性は珍しいので、なかなか美味しいポジションであった。 原作を読んでいる知り合い曰く、「割と後半はグダって来るんですけどね」との話だが、少なくとも今回のアニメシナリオにおいては、緩急こそあれ退屈に感じるような部分はほとんど無かったように思う。めでたく2期放送も決定されたので、引き続きエルダーテイルの中で頑張る腹黒眼鏡の活躍が見られることが今から楽しみだ。 「マケン姫っ!通」 5→5 そうか、10話しか無いから、毎期必ず最初に終わる作品が角川アニメになるんだ(前クールは「脳コメ」だった)。この微妙な話数設定の差って何に起因してるんだろうね。「ブラッドラッド」みたいにもうちょっと見たい作品が10話だと残念よね。 この作品が10話で終わったことが残念だったかと言われるとそうでもないのだが、少なくとも「10話もやりやがって!」という作品ではない。どっちかというと、「よく10話もやれたなwww」の方が正しいかもしれない。たとえるなら、適当なコミックスにつくOVAみたいな話を延々10本やっただけのアニメシリーズ。1期と打ってかわって全力で「エロバカ」の方に振り切ったデザインはナンボでも替えの効くもののはずなのだが、やっぱり1期に一本くらいこういうのがあった方が落ち着く気もする。金子ひらく・高見明男・そしてジーベック。そのためだけに集められたメンバーが、懇切丁寧にエロバカを作っていく。余計な縛りが無くなった作品構成は自由度が増し、いかにも2期らしく個々のキャラを掘りさげながら突発的に馬鹿なことだけをやっていく。誰も傷つかず、誰も不幸にならない素晴らしい紳士アニメではないか。個人的には、コスプレイベント回(4話)の時の「角川が自社アニメだけでラインナップを回すとこういう状況になるのか……」っていうのが分かって面白かった。あとルドル回(7話)かな。男装エピソード(9話)も好き。あれ、割と気に入ってるお話多いじゃないですか! しょせん私は高見明男フリークなのさ。未だに「れでぃばと」の続編とかをこっそり待ってる気がするのである。 あとはエース勢が継続キャストとして活躍したために、1期との比較でスキルアップが確認出来たのも良いポイント。やっぱり僕はエース勢だと富樫美鈴・美名推し。あと、こっそり鶴岡聡のはっちゃけキャラが楽しめるのも良い点だったかも。 この期に及んでこの盛り上がりである、第23話。「盛り上がり」っつってもここのところは割と義務的というか、パターンに則った「盛り上がり」だった気がするんだけど、今回はケタが違った。小松田大全のコンテ演出回ですわ。ブラボー。 最終決戦の前段階だが、次でこれを越える展開は無いんじゃないかと不安になるくらいに、全弾撃ち尽くし、やれることは全部やりきった感。お約束の「昨日の敵もみんな集まってアクシズ押すよ」展開まであり、そりゃもう大満足ですわよ。こうして今まで培ってきた全てを再確認していくと、やっぱりこのアニメって四天王のためにあったものなんだなー、って気がする。 今回、番組開始の第一声は蟇郡さんの「満艦飾!」である。前回叫べなかったので今回は続けて2回のコール。喧嘩部部長・満艦飾マコが復活し、戦闘力は桁違いに跳ね上がった(なお、おつむは伊織の手をもってしてもどうしようもなかった模様)。奮戦するマコに続き、更に四天王も極制服が完成、それぞれにイカした名前の「最終形態」を次々に披露し、オリジナル技あり、コンビネーションありで、千切っては投げ、千切っては投げ。四天王1人1人の活躍を描いた動画や止め絵が本当に素晴らしく、個々のキャラクター性を前面に押し出しながら、不思議と4人が喧嘩しないで同じ画面に共存して高めあっていく感覚が絶妙。 蛇崩さんのコスなんて痴女以外の何ものでもないけど、よく見ると鮮血・純潔に似てる気がするのが面白い。蟇郡さんは縛の装から解放されて表に出てきちゃったけど、大丈夫なんでしょうかね(倫理的に)。犬牟田さんは……いつも通りだった。最終的に四天王がこぞって皐月の下に駆けつけ、それぞれ羅暁の一言送るっていうシーンがあるわけだが、犬牟田さんだけ特にコメントが無くて「はい皐月様、縛斬です」みたいな運搬役になってたのは笑った。そして、これまでなかなか良い仕事が出来ずに悩ましげだった猿投山さんも、最後に羅暁に一太刀浴びせる事に成功、いつの間にやらその目は見えていたんですよ。いや、「目を潰して強くなった」奴が今更目を復活させたからどうやねん、という気もするんだけども。いいじゃない、全員どこか「強くなった感」があるんだから。まぁ、実は一番強かったのって伊織だったじゃないか、って気もするんだけどね。あと、地味にたくましいのが揃さん。美木杉の「無い袖は振れないけど!」みたいな台詞に対して「もうどうでもいいや」みたいなテンションで「ごもっともで」って言ってたのが無闇におかしかった。流子側が満艦飾コロッケ、皐月側が揃のお茶、っていう風に回復アイテム、「帰るべき場所」がはっきり分かるのってなんか良いよね。 そして、羅暁との直接対決でコンビネーションを見せつけた流子・皐月姉妹。流子は相変わらず主人公という名の単なる飛び道具なのでどうでもいいのだが、それを有効利用するために頑張る皐月様の甲斐甲斐しさが良い。本当にどこまでも高潔な人で、目的がはっきりした今なら、流子のための囮になることも厭わないという。彼女の立ち位置って、ロボアニメ、戦隊シリーズなんかでいうところの「1号ロボ」なんだよね。プロトタイプだから明らかに主人公機(新型機)よりも弱いはずなのに、意志の強さや経験で上手くサポートして渋く活躍するっていう。今回も見事な犠牲で道を拓いたわけだけど、願わくは、彼女もちゃんと純潔を「着こなす」活躍が見たい。最後の最後に純潔が人衣一体になって羅暁を打倒する、っていう図が一番綺麗な気がするんだよな。 ちなみに、対戦相手となる羅暁さんは、いつも通りのドヤ顔のはずだったのに、割とあっさり原初生命戦維が落とされるという、この作品にお約束の「前まであんなに強そうだったのに」状態に。でもまぁ、これだけ主人公パーティーが盛り上がっちゃうと、たった1人で戦い続けるボス側は不憫な状態になるかな。豊満な乳をもみしだきながら悦にいる様子は相変わらず悩ましげでよろしい。最終的にどういう扱いになるのかとドキドキしていたが、ちゃんと決戦兵器を完成させた針目との関係性も継続するみたい。てっきり「お前は用済みだ」とか言われて吸収されるかと心配してたんだけど、吸収されたのはまさかの鳳凰丸だった。結局最後まで彼女のスタンスはよく分からんままだったな。原初生命戦維の意志を代弁する折衝役とかなのかな。針目は前回ボコボコになったことで面子を潰されてしまったわけだが、今回は掟破りのエンディングジャックなど、悪辣な様を存分に見せて汚名返上。やっぱり一番活き活きしてて楽しい悪役は針目だなー。中の人のハイスペックさも思う存分堪能出来る良いキャラであった。 そして、最後の最後までやっぱり中心に居座っちゃった我らがマコさん。初っぱなに登場して暴れ回ると、途中で一回負傷退場、脳内流子との会話に勤しんで「脳内にお友達を作り出すのは中の人だけにしてくれ!」と不安にさせるも、コロッケパワーで無事に復活し、最後は流子との合体技で原初生命戦維をぶっ壊すという大金星。まぁ、一応ヌーディストビーチの兵器があったおかげではあるのだけど。無茶しまくりのネーミングセンスに苦笑続きの本作だが、「マッパダガー」は正直笑った。センスが「生徒会役員共」のラジオ番組と同レベルやね。 ラストバトルは羅暁・針目コンビとの総力戦。最後の最後に戦う舞台が、一番最初の到達目標だった本能字学園っていうのも心憎い。ドラクエ3で巡り巡って竜王の城に戻ってくるみたいなカタルシスがあるよ。はてさて、どんな驚きが残っていますやら。 第1試合、決着、第24話。長きに渡るこの作品であったが、ようやく1つ目の結論が出た。1つ目の結び目がほどければ、後は芋づる式に解決を待つばかりだ。 この作品の見事なところは、舞台背景がメインテーマとがっちり噛み合って、何が起こっても、どこにあっても、必ずそこには「海と地上」「隔たった時間」が関わってくるということ。1つ1つの恋愛模様は単に男と女の間の話に見えるが、その根底には、この作品でしか起こりえない独自の心的要因が働いているのである。今回、1つ目の決着の皮切りとなったのは、前回大きく動いたちさき・紡間の関係である。汐鹿生にたどり着いた紡は、結果的には(この時代の中では)5人の中で一番はじめに「動いた」ことになる。はっきりとちさきに向けて自分の気持ちを打ち明けると同時に、それに対する答えを要求した。「ちさきの気持ちは自分に向いていたと思うんだけど、違う?」ってのもどんだけ自信のある告白シーンだよ、とは思ったが、愚直で考えてることをそのまま口に出す紡らしい切り出し方ではあると思う。この台詞から分かることは、「紡はちさきが気になった」「ちさきも多分自分のことを思っていると推察出来た」という2つの要因が揃っていたが、その時点では紡が実際には動かなかったということ。じいちゃんのこととか、世界が緩やかにヤバくなったことなんかも行動を見送った理由にはなるかもしれないが、やはり、ちさきの心情を慮った結果、自分だけが動いてしまうのは早計だと配慮したのだろう。今回このタイミングで切り出したのは、まなかの件で「動かなければ」という義務感に駆られたこと、そして要のことを考えた時に、自分が黙して動かないことが卑怯であると考えたことなどが理由だったのではないだろうか。 紡の告白の結果は、何とちさきの拒否で一旦決着する。しかし、この告白の目的は「合意」ではなく「陽動」と言った方がしっくり来るようなものであり、紡にはっきりと答えを迫られたことで、ちさきは自己に内在するどうしようもない束縛と向き合わなければならなくなった。紡が言うように「気持ちが彼に向いている」ことは、誰が見たって事実なのだ。ちさきもそれを理解しているが、最後の最後で認めきれずにいる。それが、今回彼女が要に向かって吐露した「歪んだ義務感」である。正直、何ともいびつで、滑稽な義務感ではあると思う。お船引が行われる直前の校舎で、光がまなかに告白し、そのどさくさでちさきが光に告白。その直後に、あの事件があって5人の時間がズレたまま止まってしまった。「四人衆」の中で一人だけ時間を進めてしまったことが彼女の中で大きな負い目となっていたことはここ数話で何度も描かれたことであり、どれだけ仲間達に「変わっていない」と太鼓判を押されたとしても、彼女はずっと「変わってはいけない」「変わってなどいない」と自分の言い聞かせ続けていたのである。その端的な表れが、「光を好きだという気持ちを維持し続けなければならない」という自縄自縛である。 本来ならば、自分の本音と相容れない気持ち(正確には、光を好きなのも事実だろうから「優先度が下がった気持ち」というべきか)を持ち続ける義理など無い。確かに1人だけ時間を進めてしまい「変わってしまったこと」は悲しいのかもしれないが、それを非難するような仲間でもあるまい。しかし厄介なのは、まなかが「好きという気持ち」を喪失したこと。おそらくだが、ちさきの中では、「まなかと2人で光を取り合ってしまった」という呵責を解決しないことには、時代が進まなかったのだ。あの時代に自分が持っていた気持ちは最大限の「罪」として認識されており、3人が時を止めたことで、その「罪」は解消されず、むしろ凝り固まって動かせなくなった。挙げ句、今回の事件でライバルだったはずのまなかの「好き」が凍結され、どうあがいても解決出来ないという八方ふさがりの状態になったのだ。ずっと仲間達だけを見て、自分の気持ちを後回しにし続けていたちさきは、そのような状態で、「光を好きだった気持ち」だけを放棄して「先に行く」ことなど出来ないのである。 この「ちさきの望まざる思考停止」を動かすために、2人の男がそれぞれに立ち上がる。まず、紡はなんとか「ちさきの回りの時間」を動かすために、積極的にまなか問題の解決に乗り出す。海中で感じたかすかな感覚「デトリタス」を手がかりに、新時代のお船引きを企画立案する。5年前のお船引が「光が立案した、世界のためにイベント」だったのに対し、今回は「紡が立案した、まなかだけのためのイベント」であるのは興味深い。海神様のうろこであるはずのうろこ様の前で「海神を勘違いさせられれば……」とか言っちゃうのはどうなんだろ、と思うけど、海神自身の意志がうろこ様も与り知らぬものであることは事前に本人が言ってたしな。急ピッチで進められる新たなお船引は、光たちが「外へ出て行った者たち」との旧交を温めて新しい時間を刻むのにも一役買ったし、「あのとき」を追体験し、刺激を与えることで、ただ1点だけ止まってしまったちさきの時間を動かす効果も期待出来る。やはり、積極的に動いているときの紡は本当に強い。未だに、彼が「間違った行動」を取ったことって一度もないんだよなぁ。 そして、もう1人が今回の主役、「永遠の蚊帳の外」こと要さんである。消沈したちさきを見て「紡のこと?」とド直球で攻め、更に「僕で良かったら聞くよ」というサンドバッグ状態。一応「僕の気持ちなんて気にしなくて良いから」という、どう考えても「気にしてよアピール」にしか聞こえないようなフォローもしているのだが、悲しいかな、ちさきにとっての要は本当に恋愛ごとでは「蚊帳の外」。要に対して残酷な事だと分かってはいるのだろうが、彼女は「昔からの友人」に対して本心をボロボロとこぼし続ける。暗がりに座り込むちさきと、夕日を浴びながらも、背を向けているせいでずっと顔が暗い要の対比が痛々しい。そして、ちさきの「義務感」を全て受け止めて、いくらかでも彼女のためになったことで、要は少しだけ満足するのだ。 結局、今回要がちさきと接触できたのはこのシーンだけである。どこまで言っても「蚊帳の外」。ちさきの気持ちは現在(紡)と過去(光)で苛まれているのであって、そのどこにも要の居場所がない。完全な「やられ損」のスタンスであるが、持って生まれた性分なのだろう、常にポーズを維持し続ける痛々しい男に、ようやく救いの手がさしのべられた。前回「告白する」とはっきり決心したさゆちゃんは、持ち前の強さでもって、こわれかけの要の外面をついに打ち砕くことに成功した。踏切越しの告白は、5年の時を経た「車越しの再会」と重なる、2人の距離感を表すシーン。思いの丈を全てぶつけて要を叩き、鼓舞するさゆ。二人の間を走り去った電車は、これまで2人が抱えてきた悔しさや、外面の良さ、それ故の悲しさを全て持ち去るイメージだろうか。要の本心はもう隠す必要も無くなり、一人だけ拠り所が無かったこと、帰ってきたのに「自分がどこにもいなかった」ことへの寂しさが吐露された。そして、さゆにはそれを全て受け止める準備があった。OK、ここがゴールだ。さゆちゃんの真っ直ぐな告白は、これまでの頑張りが全て報われるだけの価値がある素晴らしいものだったし、要も、ようやくここで救いを得てもいいだろう、と思えるくらいには男前だったのである。きっと彼のことだし、ちさきを前にしてもいつも通りの軽さで「もう大丈夫」ということが出来るだろう。長きに渡る戦いの「1つ目のゴール」に幸あれ。 さて、残るマッチは主に3つ。次に解決されるべきは「紡・ちさき」だろうか。そして最後の大一番「光・まなか」「光・美海」。これまでの美海の献身は凄まじく、今回はそれが報われるのではないか、と思わせるようなシーンまで挟まれた。最後まで予断を許さない状態だ。だが、光の想いはやはりまなかにあり、まなかの献身も、それを負うだけの価値があるものだった。どっちに片付いても切なくなりそうで辛いなぁ。ちなみに、本作の失恋第1号は実はまなかにフラれてふくれ面になった晃君だったんじゃないかって気もする。残念ながら晃君だけは今のところもらい手がないなぁ……晃のアキラは、諦めないのアキラだよ! ……お母さん、それ「諦めるのアキラ」でもいいんじゃないですかね。 いもしない幻獣退治がゴールだったとか、廻栖野さんの課題かな? 第11話。暗炎龍が長く伸びるフォルムがどっかで見たことあるなー、って思ってたら、多分「龍のトルク」だ(違うかも)。 放送は次回で終わるのかしら、実質的に今回が2期エピソード全体の「決着」と見てしまっていいだろう。前回燃え上がった七宮の恋愛のちょっと苦い幕引きと、それに煽られる形で無闇に燃え上がった六花たちの関係性。結局「戀」になってからのこの作品は「中二病でも恋がしたい」っていうより「中二病な恋がしたい」だったような気がしますな。 勇太はいわゆる「難聴系」主人公とは違うので、前回あれだけの「戦争」を繰り広げた七宮の真意を冒頭から理解していた。しかし、そこは残念ながら経験不足の男子高校生、あっちからも好かれ、こっちからも好かれても、それをどうやって処理していいものか分からない。また、難聴でこそないが馬鹿がつくくらいに素直な性格でもあるので、気丈に振る舞う七宮に全幅の信頼をおいて勝手に満足してしまうのも問題だ。そこに噛み付いて方向修正するのがお節介ババアこと森サマの役目だったわけだが、今回の森サマは色々面倒臭かった。まぁ、実際に自分にも経験がないっていうのは勇太たちに対して負い目になってるのは間違いないんだろうが……それなのに一枚噛んでこようとするあたりがアカン娘やな。いや、十花さんに言われたから義務感から監督業務に従事しているのかもしれないけども。「分からない」と言うばかりで頼りない勇太にイライラする森サマ、イライラするばかりで具体的なアドバイスを送ってくれない森サマにこれまたイライラしちゃう勇太。ここら辺は打つ手無しの関係性なので諦めるしかありません。 ただ、今作の上手いところはきちんとそれぞれのキャラに「役立ちポイント」を用意してくれているところで、そんな森サマの心情をくみん先輩が綺麗に代弁してくれた。そうなんだよね、森サマが好きなのって、結局 さておき、そんな森サマの支援を受けて、更なる決戦の地へと赴いた七宮。彼女はAパートではボートで漂流することでリフレッシュを試みていたようだが、森サマがいうには「やせ我慢」程度の効果しかなかった様子。あれは一体何をしてたんでしょうね。結局、直接勇太と向き合う以外に自分の気持ちに整理はつかない、と決心して青き月夜に勝負を挑むも、六花の暴走により対決は先送り。その間に、想像を絶するほどのいちゃいちゃぶりを見せつけられることで、無事に憑き物が堕ちて魔法魔王少女・改(略)は完成をみたようだ。彼女の憑き物落としに必要だったのは、「自分と比べることが出来る六花の存在」だったのだよね。これまでの生活でも充分「六花と勇太の関係性」は見てきたはずだが、それだけで「六花も自分も勇太が好き」でしかなかった。今回の事件では、六花がウルド探索に身体を張っており、ダークフレイムマスターに向ける想いが並々ならぬものであることを見せつけられた(六花も七宮に煽られる形で暴走したのだけども)。つまり「六花は自分以上に勇太が好き」を確認出来たわけである。それに加えて「勇太もどうしようもないくらいに六花が大事」も確認出来たわけだし、流石にここに割って入るのはいかに魔王とて不可能である。ここまでやられてようやく、彼女の初恋が終わったのだ。それなりに綺麗なけじめの付け方になったかなー、とは思って見ていたのだが、最後の「バイバイ」はやっぱり心臓に来るわ。明日はもっと幸せな恋を掴むんだぞ……。 そして、今回意外だったのは、七宮の迷いを断ち切ることになった六花の行動である。これまでのシナリオの中でも地味に伏線が張られていた「暗炎龍復活」の儀式。ただ、彼女や凸守の戯言は本当にアドリブでガンガン出てくるものだと思っていたのであまり重要視していなかった。というか、六花が重要視しているとは思っていなかった。実際、彼女の中二病ワードってその場しのぎで逃げたかったりする場合のアドリブが多いから、その中に「本当の願い」が入っているとは思わないわなぁ。一度は中二病脱却まで行ったはずの六花が、病身にむち打ってまで「儀式」の遂行に邁進するほど入れ込んでいたのはちょっと違和感もあるのだけども……それだけ、勇太に喜んで欲しかったってことなんだろうなぁ。普段の勇太を見てると、それが最善のことではないっていうのが分かりそうなもんなんだけど、勇太も過保護で甘いもんだから、そうして頑張ってる六花を見るとほだされちゃう。ま、いいカップルよね。クライマックスの抱き合うシーンとか見ると、やっぱり六花は可愛いんだわ。掛け値無しで保護欲をかき立てられる生き物なんだわ。そりゃ誰だってギューってするわ。 なお、同様に保護欲をかき立てることで有名な生き物、凸守は今回あんまり活躍しませんでした。ただ、七宮と森サマが抱き合ってるシーンを見て「偽森サマーまでたぶらかすのDEATHか!」と嫉妬してたのはすげぇ萌えたけどね。もー、自分以外といちゃついてるとすぐ怒るんだからー。 |
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