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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 変態戸松キター! 第4話。ほんと、戸松が魔法のステッキを持つと決まってろくな機能がついてないよな。

 サブタイトルから「うわぁい! エロい回に違いない!」と小躍りするわけだが、実はこの「アイドル」が目的語ではなく主語だったというトリックにしてトラップ。同じようなサプライズは「血染めのユフィ」でもあったかもしれない(流石に一緒にするのはどうかと思った上にネタバレである)。今をときめくアイドルが容赦無く悪人もそうでもない人も片っ端からたたきのめし、タマ○ンを踏みつぶすというある意味ご褒美プレイ。流石に見ている方も背筋が凍る。そこまでゴールデンボールに拘る理由は一体何なのか。魔法少女ヒロイン恐るべし。

 というわけで、今回は爆裂ヒロイン真野まりのデビュー戦となる衝撃の1話。いや、前回のおっさん登場も相当衝撃だったとは思うのだが、おっさん、なんとわずか1話でハリウッドからのオファーが来ていなくなってしまった。てっきり冒頭部分の「師匠!」「弟子!」のやりとりからこのまま司令官ポジションみたいな鬱陶しいスタンスになるのかと思ったのだが、杞憂だった。あの人、基本的にいても邪魔なだけなので、さっさといなくなってもらった方がありがたいのは事実。まぁ、羽佐間はちょっと困ってしまう事態になったわけだが。結局、サムライフラメンコの「実力不足」は生兵法で解決するはずもなく、多少レベルが上がったからってすぐに新しいステージに突入したらそりゃぁ返り討ちに遭うに決まっている。イオを覚えたからってさまようよろいに戦いを挑むのは無謀、まずはアルミラージの攻略からだ。まぁ、ひったくり犯はそれなりにレベルの高いミッションだったとは思うけども。

 サムメンコの窮地をどのように見ていたのかはよく分からないが、颯爽とデカい車で登場した新たなヒーロー(ヒロイン)フラメンコガール。あの衣装でハンドルを握るミスマッチに乾いた笑いが隠せない。筆記で7回も落ちるような奴はちょっと危ない。衣装についても、サムメンコと違って顔はほぼ見えている。一応ウィッグでごまかしてはいるが、その特徴的な声は隠しようもないし、乳に至っては隠そうともしていない。いっそ露出した方が本業のアイドル活動とは印象が違うからばれない、っていう狙いなんだろうかね。まぁ、羽佐間だってあんな適当な変装でばれてないから、そういうお約束の世界なのだろう(いや、羽佐間はバレてるな)。サムメンコにあってガールにないものは「良識」。逆にサムメンコが持っていなくてガールだけが有しているのは「武力」。いつの間にか「大魔法峠」のような武闘派アイドル魔法少女が爆誕していましたとさ。

 真野まりの趣味趣向については、彼女の私室を見れば大体理解出来る。彼女の正体は「魔法少女オタク」であり、自らセーラームーンやプリキュアのような活躍がしたくて、サムメンコが作り上げた土台と名声をそのままそっくり強奪した形になる。あれ、でも彼女って確か撮影スタジオで羽佐間の「レッドアックス」を聞いて彼の趣味や正体に感づいたんだよなぁ。魔法少女オタクだけど、ある程度は特撮もフォローしているのか。ひょっとしたら単なる「東映作品ファン」とかか。プリキュアの片手間でライダーや戦隊を見ていても納得出来るけどさ。でも、その場合に杖に煙幕やスタンガン、モーニングスターなんかを仕込むものかどうか……ある意味田中ぷにえよりも極悪といえるかもしれない。一番近い魔法少女は……エスカリボルグのドクロちゃん?

 しかし、羽佐間は彼女の8割方脅しとしか言えないチーム契約を悩みながらも承諾し、いつの間にやらフラメンココンビはセット販売で(主にガールの方が)より凶暴な悪を撃つ危険な仕事に進出していく。ガールの無体な武力のおかげで何とか成立はしているが、確かに、このレベルまで来ると「正義のヒーロー」っていうか、「もうひとつの暴力団」みたいになってる。そりゃ住民から苦情も出てくるだろう。可愛い女の子キャラってことでごまかしてるけど、やってることは暴漢と一緒だからな。しかもタマ潰されるしな。もう、相手をボコボコにしてるときのガールの嬉々とした表情が恐ろしすぎてたまりません。「信用でっきなーい!」のところとか、もう、単なる戸松だけども。やっぱり戸松キャラは活き活きしてる。危険なエネルギーに充ち満ちている。

 そして今回のオチは、実はまりちゃんは制服フェチでした、という斜め上の方向性。おかげで、新曲は変だし後藤には惚れるし、エラい騒ぎだ。まりちゃん、惚れるのは構わないけど、そいつ飯食いながら片手で手紙読むような行儀悪い奴だよ。

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 いきなりクライマックスな雰囲気、第5話。チーム一丸となっての総力戦って、この作品だと頻度が高いイベント。毎回何かしらの形で全員が戦闘に絡んでくるのよねぇ。

 学園都市にもそんなのあったなぁ、なんてことを思い出させる、「妖怪だけ能力を潰されてしまう」というチート武器、対妖結界。突如襲撃した化け物トカゲを引き連れたジジイ(CV:斧アツシ)が用意した武器の強さは圧倒的であり、チーム町長ズも恭助、桃華、アオとほとんどが無力化されてしまう。半妖には効かない便利設定らしいのでことはだけは元気なままだったが、意外なことにヒメまでがぶっ倒れてしまい、あっさりと衝撃の告白を受けることになってしまった。ヒメの妖怪としての出自、そして、その事実を隠すまでに至った彼女なりの決意のお話。あっさり蘇った記憶にしちゃぁ、なかなか重たい内容である。彼女のマフラーの秘密も同時に明かされ、秋名との関係の深さを伺わせる。まぁ、正直言うと「妖怪である記憶を消す」ことが何故彼女なりの「決意」となるのか、そのあたりの意味はよく分からないのだが、幼少期の関係する記憶を全て吹き飛ばすというのは、誓約としてはかなり大きなものになっている。そこまでして守りたい何かが、ヒメにはあったということなのだろうか。

 結局、「町の妖力を下げる」という逆転の発想で当座を凌ぐことに成功したが、当然問題は一切片付いていない。ジジイの要求はコヒメの町長選辞退にくわえて、ヒメの辞任まで含まれている。彼女の決意の話をされた後では、そりゃぁとんでもない話。骨董屋のじいさんの振る舞いなど、彼女が町長としていかに愛されてきたかは非常に分かりやすい形で描かれているので、なんとしても悪を打倒してもらわないことには話は片付かないのだ。まずは結界破壊と実働部隊の2チームに分かれてのミッションを成功させなければならず、決め技となったのは相変わらずチート級のアオのサテライトである。やっぱりサトリって妖怪としての格が1つ違うよな。まぁ、他の連中も全員チート級ではあるはずなのだが。いざ、決戦は東京タワー……って、昔の怪獣映画のノリやな。

 今回は中心となるストーリーの語りの部分が多かったため、画面に遊びはあまり無いエピソードだったが、相変わらず細かいアクションの描写に一手間加えられている。冒頭、トカゲとやり合うヒメの槍撃は見応えがあったし、個人的に一番感心したのは、ヒメがトカゲに両腕をつかまれ、地面に叩きつけられるシーン。思わず「痛ッ!」て叫ぶくらいのたっぷりした重量がかかっている。相変わらずこだわりが見える画面である。

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 ガンプラ怖いよ第5話。もうそろそろ毎回の突っ込みにも疲れてきたし、後は感想とか書かずにゆっくり見てようかな、と思ったのだが、やっぱり突っ込まざるをえない破壊力が維持されている。なんやねんこの世界。

 ガンプラが怖い理由その1・ナンパにも使える。リカルドさん、ナンパのために3日かけてVガンダム作ったらしいです。受け取った女性も「こんな素晴らしいものを……」とかうっとりします。いや、正直最初に見たときには「なんやねんこれ」みたいな顔してたけどね。単にリカルドがイケメンだったからガンプラとかどうでもいいって感じだったけどね。「ガンプラでございます。あちらのお客様から」。死ぬまでに一度でいいから言われてみたい台詞である。

 ガンプラが怖い理由その2・通貨としても使える。今回のメインキャラクターである新たなライバル、ヤサカ・マオ。彼が関西からセイの家まで出てきた主な移動手段がヒッチハイク。そのお礼にはガンプラ。ちょいと近所で食事。そのお代はガンプラ。「このガキが! そんなもん通用するわけないやろ!」とも一瞬思ったが、考えてみたら、フツーに飲食店で飲み食いする代金よりも、ガンプラの購入価格の方が高くつくような……。

 ガンプラが怖い理由その3・なんかよく分からないけど流派とか道場とかあるっぽい。ヤサカの家はガンプラを製作する芸能、ガンプラ心形流造形術のお家柄。じいちゃんもガンプラに造詣が深いし、その初歩の技を使うことで、プラフスキー粒子をまるで気功のように操ることが可能。すげぇけど、一体いつ生まれた流派なんだろう。確かプラフスキー粒子の発見て40年前とかそれくらいだったような……。

 ガンプラが怖い理由・その4・別にバトルフィールドが無くても、実は脳内でガンプラバトルが出来る。まぁね、刃牙だって脳内でカマキリやゴキブリ、架空の烈海王と戦えたわけだし、実力のあるモデラーだったらそれくらいはね。……お互いに、「最善の結果」を妄想するだけでなく、相手の必殺技を喰らうところ、更にヤサカの方は相手のパイロットが入れ替わるところまで完全にシミュレーションが可能。ちゃんと衣装も操縦している機体に則ったものになっているのが几帳面である。もう、あの謎のフィールド装置無しで戦ったらいいんじゃないかな。流石に「月が出ている……」には爆笑してしまったわ。そりゃな、Xだからな。いや、俺あんまりX知らないんだけどさ!

 いやー、どこまで行ってもネタが尽きないなー。流石にガンダムの歴史は伊達じゃない。このテンションがどこまで続くことになるかね。個人的には、そろそろ分からないモビルスーツも増えてきたし、あとはゆっくり静観してたいです。そして、セイたちの対戦相手だったGP02はちょっと欲しいです。

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 イベント2つ目。こちらは先着順に入場出来るのに開始1時間前までは整列すらさせないという裁定が開始前から疑問符だらけだったイベントとなっている。確か去年までの神山祭でも同じように先着順でのイベントはやっていたはずなのだが、そちらは何時から整列、という指示がなかった。まぁ、それでも何とかやってこられたのは京都の片田舎でやるイベントだったおかげでギリギリ人智の及ぶ範囲の人数だけだったからだろうが……。

 実際、今回のイベントのハイライトはなんと言っても整列だろう。一応私(と、おそらく大多数の参加希望者)は多少前の時間に行って現場を視察、あとは様子を見ながら流れで行動、という目論見であり、私が現地についたのは整列開始の12時よりも1時間早い11時過ぎ。確かに、この辺りの時間にはまだ集まっている雰囲気はなく、同好の士が会場周りを不安げに取り巻いている様子がうかがえるだけだった。「ひょっとして、マジで12時に整列開始するのか」と考えながらも、一応、会場入り口が見える場所で本なんか読みながら待機。動きがあったのは11時40分過ぎ。周りで「オイ、あっちで人が集まり始めているぞ」との声が漏れ聞こえ、慌てて立ち上がって向かってみれば、会場入り口から数十メートルの所に既に人だかりが。係員の人は何とか御そうと「整列しないで下さい!」と声をかけるも、一度集まってしまった群衆を解き放つだけの力は一介の大学生には無かった。私も、いくらか出遅れたきらいはあるものの、結局そこに並ぶしかなく、20分間は「並ぶの?並ばないの?」という周りの困惑と一緒に過ごすことに。

 いや、でも、あれだけごった返したところで「並ぶな」は無理だろう。じゃ、どこで見てればいいんだって話だし。抑止する声と一緒に、同じく係員が「一度列に並んだら途中外れることはできません!」なんて声もあげており、列を認めているのか、認めていないのかが分からない。やっぱり来年からは面倒でも抽選とかにして安全性は確保した方がいいと思うよ。まぁ、あれだけカオスだったのにきっちり開始時間の1時からイベントが始まったのはすげぇと思うけども。結局並んで入れなかった人たちはどれくらいいたんだろう。恐ろしい列になってたし、下手したら半分くらい切られたんじゃないかなぁ……。

 結局、運営側の最大のミスは、伊藤かな恵というカリスマを侮ったことにあるのだろう。かな恵が来る、つまり、人が集まる。その規模を読み違えたのだ。それくらいに、一つの信教として、伊藤かな恵は存在しているのだ。

 まぁ、誤解を恐れずにぶっちゃけると、私のかな恵ちゃんへの興味は前日のナバ・御前の時ほど強くはなく、精々2時間ならんでも苦にならない程度のものでしかないのだが、それでもほら、やっぱりアレはなんだ、可愛いな。もう、そういう小動物だと思った方がいいな。今回のイベント、入場の悪条件を除いて考えても、割とイベントとしてはダラッとしていた。なかなか学祭でエッジの効いたコーナーを回すってのも難しかろうが、1時間の「講演会」の中身は、「質問コーナー」「クイズコーナー」と区分けされていたものの、基本的に質問コーナーオンリーである。かな恵ファンならばよく聞くような質問もちらほらあるわけで、イベントのプログラムとしてはちょっと薄い。

 これで1時間が一切ダレずに盛り上がり続けたのは、ひとえにかな恵ちゃんが見られているというその一点。彼女の小動物のごとき数多の立ち回りをただただ眺めていたいという欲求にのみ依拠する。まぁ、つまりこの構成でイベントとしては全く間違っていなかったということになるわけだが……今回は特に身長ネタのいじりが多く、リアルで「ちっちゃくないよ!」を堪能する事態に(いや、キャラ違うけど)。今回アニメとの絡みはあまり多くなく、かな恵ちゃんの口から出てきたキャラはエルシィだけだった。せっかくかな恵ちゃんが石川ネタフリしてくれたのに、司会の人がぼんぼり祭りの方に話を持っていかなかったんだよね。下手したら知らなかった可能性もあるんだよなぁ。勿体ない。

 えーと、そんなわけで、書くとしたら「かな恵ちゃん可愛い」以外に特にありません。多分、今回得られた最も重要な情報は、「伊藤かな恵はタケノコ派」。さぁ、戦争を助長させようぜ。

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 八瀬かわいいよ八瀬、第4話。いや、ほんとにこの1話を見ての感想はそればっかりだな。現実での女性の好みの1つに「黒目がち」ってのがあるんですが、黒目しかない女の子も良いものですね(?)。

 前回が長男・鞍馬のお話だったので、順番に来て今回は次女(この言い方は違和感があるんだけどね。「長女」って言いたい気がするけど、意味的にはどちらも合ってるんだろうな)の八瀬のお話。鞍馬は「この変化の無い世界に飽き飽きし、それを打開する力を求め続ける」というキャラクター性があり、結果的には科学者の長となった。それに対し、八瀬は今回全く逆のキャラクター性を打ち出す。彼女にとって、この世界の全ては母親・古都との思い出の詰まった大切なもの。親に会えない寂しさは他の兄弟たちと同じだろうが、それでも彼女はこの世界を、この安寧を壊したくないと思っている。その結果彼女は世界を動かすことを拒み、物という物は捨てられずにたまっていくばかり。彼女が妖怪達と仲良く暮らしているのは、鬼として生まれた彼女の生い立ちがあるのは当然だろうが、それに加えて、「変わらないもの」としての安寧が、妖怪達にはあるからなのかもしれない。

 興味深いのは、唯一の女兄弟である八瀬の思い出は、全て母親についてのものだったということ。鞍馬の回想の場合、中心に出てきた「追うべき対象」は当然稲荷であり、それに付随する形で「両親」として古都も想起されていた。明恵の求めているものも似たようなもので、彼も父親と母親を等しく思っているだろう。しかし、八瀬の回想には稲荷の姿は一度たりとも描かれない。「絵から生まれた鬼の子」を誕生させたのは稲荷の力であるはずなのだが、彼女の中で「親」といえば自分と同じように絵画の中からこぼれ出たウサギ、古都である。性別による差もあるのだろうが、何よりも、彼女はその恐ろしい鬼としての力を全て受け入れた「母性」としての古都に絶対的な信頼を寄せているのだろう。母の教えは「変わらなくていい」「自分であればいい」というもので、それが「変わらない世界」である鏡都では圧倒的な力を持った。だからこそ彼女は、今でも伸び伸びと鬼に化けることが出来るし、その力でもって世界を牛耳ることが出来るのである。

 今回は、そんな八瀬の人となりを語るエピソードに合わせて「駅開き」という鏡都独特のイベントについても語られている。「ものが朽ちることも許されない世界」では不必要なものも決して壊れることがなく、処理する必要がある場合には不要物の集積所である「駅」に流されることになる。このイベントは、たとえば明恵にとっては「コトが壊したせいで何故か直らないものを片付ける」イベント、鞍馬にとっては「一向に変わることのない不愉快なものを処分する」イベント。しかし、八瀬にとっては「大切な思い出をどこかへ連れ去ってしまう」イベント。こうも見え方の違う3兄弟ではなかなか上手くいくはずもなかろうが、八瀬の思い出の中で、彼女と鞍馬の決定的な亀裂がはっきりと描かれた。捨てたくない彼女に対して、解き放ちたい鞍馬。両親への思いは同じはずなのだが、何故か決定的にかけ離れてしまうでこぼこ兄妹である。こういう思想部分で違ってしまうと、仲良くしろというのは難しいだろうが……コトはこの現状に風穴を開けることが出来るのだろうか。彼女がハンマーに付けていたストラップが、八瀬の思い出の人形だったようだが、そこからコトと古都の関係性は見えてくるのだろうか?

 色々と考えることも多いお話だったはずだが、それでもやっぱり今回は「八瀬かわいいよ八瀬」。鬼娘可愛いなぁ。暴れまくって泣きじゃくる八瀬たんにボコボコにされたい。

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 今年の学園祭イベント一発目はこちら。立命は立命でも琵琶湖キャンパスなので意外に遠かったりもするが、それでも近場でのイベントなのでそりゃ勢い勇んで参加するってもんですわ。

 


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 新章突入! 第78話。「なんでこんな時期に?」と思ったが、数えてみると休止も挟んでいたから話数的には大体秋クール開始時くらいのカウントになるのか。オープニングも一新し、なんだかこの時期に「1人だけ衣替えのタイミングでまごついた奴」みたいである。

 で、早速そのオープニングからして話題は尽きない。曲はなかなか良いのではなかろうか。女性ボーカルではあるが、きちんとアツさがあるし、後期クールらしいハードな感じも出ている。そして問題になるのは、その映像。もうネタバレ祭りの様相であるが、大体の視聴者はそんなこと承知の上で見ているから問題無いってことなのかね。堂々と拳を交える昴と光牙。昴の背後に立つ、いかにも神的な風貌の謎の男。そしてラストカットは全員集合絵なのに昴だけいないという。まぁ、そういうことだわな。昴と光牙の対峙カットの背後にでかでかと土星の絵が描かれていたので「土星? サターン? え? サタン?」とか思ったが、調べてみるとローマ神話では土星=クロノスみたいですね(「土星・クロノス」でググった結果)。正確にはローマ神話の神サートゥルヌス=ギリシャ神話のクロノスとか。まぁ、よく分からないですけど、そういうことですね。詳しく知りたい人は頑張って調べましょう。つまり、この「Ω」は火星と戦った後に土星と戦うお話だったと。

 その他オープニングではアテナ・エクスクラメーションをぶっ放す黄金3人の姿や、パラスの聖衣(クロノテクター?)姿、ブロンズ勢の見たことのない聖衣のフォーム、1級、2級パラサイトの勇姿などが公開されており、本当にカロリーが高い。今回は更に前回に引き続きオールスター総出演なので、現代アニメにはあり得ないレベルの高カロリーキャスト表なども見どころ。ちなみに、個人的にお気に入りのカットは2つあって、1つは土星が映る直前の、聖闘士達が下から上にひゅんひゅん上がっていくところ。これ、旧作オープニングでも全く同じ演出があった奴。こういうサービスが行き届いてるのが嬉しい。あと、もう1つは、必ず決めポーズで羽ばたいてる謎の男こと氷河さんです。アイキャッチでも同じポーズで羽ばたいてて素敵。今作でも、相変わらず立ち位置がよく分からん奴である。

 で、そんなオープニングで盛り上がっておいての新章であるが、今回はとにかくエウロパさんオンステージ。時の門をぶち壊し、外側から包囲する雑魚兵士はスチールや諸先輩方に任せていよいよ突入したオールスター勢。目の前に広がるのは4つの通路と、相変わらず神出鬼没な水先案内人エウロパ。今までも散々好き放題やってくれた素敵なおにーさんだったが、今回はあまりに無法な強さで意気軒昂な青銅軍団の鼻っ柱をぼっきぼきにへし折ってくれた。相変わらず、これだけのメンバーが揃ってしまうと青二才連中の情けなさが際だってしまう。まー、エウロパさんもあのミラーと肩を並べるくらい強いと考えれば、このくらい出来て当然なのかもしれないけども。最初にくってかかった蒼摩が完全になかったことにされて話を続けられたシーンが一番寂しかったわ。レジェンド勢も「ここで手を出したら彼らの成長のためにならない」とかじゃなくてさ、もうちょっと急いでる様子は見せようよ。アテナは時間がないんじゃなかったのか。エウロパさんの天性の煽り職人ぶりが見事に花開き、口を開けば「いや、それは言うてやるなや」という正論の連打。あそこまで堂々とアテナを小馬鹿にしてくれる侠気は大したものである。

 結局、上手い対策法も思い浮かばずにエウロパさんのエスコート通りに4チームに分かれて進軍を開始するアテナ軍。まぁ、次回からは「Ω」のお約束通りに、個別チームごとの戦いが開始されるわけですね。これで旧作ならば1対1の試合が多元中継的に展開されるわけだが、今作は必ずアテナ側がチーム戦になる。今後は世代を超えた夢の共演のオンパレードになるわけで、色んなところに萌えポイントが出てくる期待が高まりますね。ちなみに、萌えといえばすっかりロリっ子萌えの残念なお兄さんキャラが定着してしまったのがタイタンさん。今回は作画の影響もあってパラス様が無闇に可愛かったので、「こりゃタイタンさんがメロメロになるのも仕方ない」とガリアさんたちも諦めムード。「パラスを犠牲にしてあのお方を復活させるぜ!」と、既に隠す気すら無くなった1級四天王の中で、板挟みにあうタイタンさんが本当に不憫である。彼には最後までパラス様への愛を貫いて頑張って欲しいなぁ。

 さて、それでは今回決まった4チームの構成をメンバーの見どころと一緒に確認していこう。基本的には「若いブロンズに保護者としてレジェンドが同伴」というスタイルのチーム編成になっているが、何故か各ルートで人数がバラバラという、適当なチーム編成になった。まぁ、こればっかりはシナリオ重視だし、無理矢理分けようとしても若者連中はハービンジャーさんと一緒とか抵抗があるだろうし。星矢が「黄金は基本的にアテナの守護を担当するから、若手の監督はそれぞれに任せるわ」って言った時の紫龍の「え? 俺は? どういうこと?!」感が楽しい。

 第1のコース、「来訪者は神の裁きを受ける」という、アルフへイムの道(ちなみに、道の名前は全て北欧神話から来ているらしい)。色合いと次回予告から、こちらの守護はアイガイオンさん。突入メンバーは、我らが主人公光牙さんに、直情なお友達蒼摩、そのつがい(?!)ユナさん。一番青臭い問題児が居並ぶ「若造チーム」であり、保護者役は一番慣れている瞬が担当。ある意味最も「Ωらしい」チーム編成だが、それだけに、あんまり陰のドラマもなさそうな「シンプルに暑苦しい」チームである。次週、アイガイオンさんを前にしてどのようなチームプレイが見られるだろうか。

 第2のコース、「時空の狭間へと繋がっている」という、ニヴルヘイムの道。担当守護はおそらくガリアさん。こちらは、噂の問題児昴を中心に、その存在に気付いた監視役、エデンさんと偵察忍者栄斗がチーム編成された。エデンは何度も貴鬼と目配せしながら昴に注意を払っていたが、今回、エウロパさんが昴の拳を顔面で受けて「痛い痛い」と嬉しそうにするというなかなかキモいパフォーマンスのおかげで、必要以上に警戒が強まっている。エウロパさんも昴のところに親分がいることは承知しているってことで、当然四天王もその辺は理解してるんだろうね。ただ、貴鬼以外のレジェンド軍団が昴の危険性に気付いているかどうかは微妙なところで、今回は相変わらず真意が読めない「謎の男」氷河が子守役としてついていくことに。エデン・栄斗・氷河と、昴からしたら誰に話しかけてもろくに会話が成立しなそうで嫌な雰囲気。あ、栄斗は前に昴と友情成立させたからそこだけが繋がりかな。名付けて「凍る空気と愉快な偵察忍者」チーム。

 第3のコース、「踏み込んだものに究極の試練を与える」という、ドヴェルグの道。担当はハイペリオンさん。第二コースまででほとんどルーキー達を使い切ってしまったため、「あれ? もう少し話し合って決めるんじゃないの?」と困り顔の龍峰が中心のチーム。当然保護者にはお父上が付き、「父子水入らず」のドキドキ親子旅。最少人数の2人というどう考えても過酷すぎるルートだが、紫龍親子の道行きということで、もれなくパラドクス・インテグラ姉妹もついてくることはほぼ確定なので、ある意味一番賑やかな痴話喧嘩チームと言えなくもない。いざ紫龍とパラドクスが顔を合わせた時にどんな修羅場になるのかが大変興味深い。ちなみに、ついでに玄武の霊も出てくる可能性があるので、実は割と黄金聖闘士含有率も高い。

 第4のコース、「世界の終焉に通じている」という、ヴァナヘイムの道。当然最後の守護担当はタイタンさんだろう。こちらは、アテナとその護衛である大量の黄金聖闘士軍団という、どう考えても一番贅沢なチーム編成となる。星矢・ハビさん、貴鬼、フドウの4人。やべぇ。まぁ、これくらいの戦力で護衛しないと、史上初の「アテナを引き連れながらのバトル」という展開も安心して見られませんからね。1チームだけこんな重装備で(しかもタイタンさんの守護ってことはこのルートがパラスに通じてる可能性が一番高いわけで)、タイタンさんも「ちょwwwもうちょっと均等に分けろよwww」とか焦ってる頃合いかもしれない。ちなみに、チームバランスが悪くて劣勢になったチームは、どこでも早い者勝ちで1回だけ「呼ばれて飛び出るフェニックス」という切り札を使用することが可能です(ただし、その場合相手も「呼ばれて飛び出るミラーさん」を使用可能)。現在兄さんの鳳翼天翔で壊されたもの一覧。

1,ミラーさん

2,単なるドア←NEW!

 神殿を管理しているタイタンさんも「そこは手で開けてくれよ」と困り顔に違いない。

 さぁ、役者も舞台も出そろった。次回からいよいよガチバトルだ。……まぁ、いきなりアイガイオンVS瞬という、取り立てて因縁もなさそうな組み合わせだけど……。そういや、ラストで出てきた思わせぶりな男は一体誰なんでしょうか、この期に及んでまだ新キャラ?

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11月1日 ドラフト模様(THS×3)

ピック順 【Alessi】→【Serra】→【Thraxi】→【Metallica】→【Mei】→【Sangriter】→

 

 ゲーム中に割と盛り上がったこの環境のリミテッドのお話。「屈指の名環境」をご堪能頂けていますでしょうか。確かに、現時点であまり退屈してないのは凄いところ。言及されていたように、まだ完成されたアーキタイプも掘り尽くされていないようだし、これまでパッとしなかったカードにもまだまだ日の目を見る機会があるのかもしれない。ちなみに、構築が単色環境だー、という話でも割と盛り上がったわけですが、そんな中でこんなデッキがある大会で優勝したなんてお話も。カオス過ぎるわ。

 


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 2つ、いい事を教えてやろう、第5話。1つ、本能字学園のトイレは意味もなくトゲトゲがついててすげぇ用が足しにくそう。1つ、ピンポイントの出番でも、やっぱりマコは狂ってやがる。なんでだろう、ケーブルカーのくだりで爆笑してしまった。あんなくだらねぇのに。

 新キャラ、黄長瀬紡(きながせつむぐ)登場。ビジュアルだけ見て「おっ、キタンか。グレンラガンより1話遅いな」とか思ってたら声はカミナだった。どんなポジションのキャラになるかと思えば、早くももめ事がややこしくなる第3勢力である。「世界制服」を狙う鬼龍院と、それに仇なす流子という対立構図に、鬼龍院・流子のどちらにも仇なす「神衣狩り」の男。美木杉先生とは旧知の仲であり、「ヌーディストビーチ」という訳の分からない組織の一員であるらしい。まぁ、「服による圧政」を狙ってる人間たちが「服からの解放」を歌って全裸になるのは分からないではないが……いや、わからねぇけども。むしろ神衣覚醒した状態の流子や皐月が一番ヌーディストだよな。

 第三勢力は、これまで何故出てこなかったのかと訝しむレベルで強い。皐月との強さの差がどの程度かは定かでないが、体調が悪い(太り気味)とはいえ、ちゃんと覚醒した流子相手に勝ってみせたのだから実力はホンモノ。あのまま三つ星と直接対決していたらどんな結果になっていたのだろうか。芯の通った人間のようなので今後は味方として活躍する場面も多くなるだろう。気になるのは美木杉先生が離していた「キヌエさん」という存在であるが……まだ謎めいた(というか単に訳の分からない)過去も多そうだね。はたして、それなりにシリアスな昔話に絡んでいる人って何人ぐらいいるんだろう。マコの親父とかが絡んでたら嫌だけど……CVを考えると、あの親父が先の展開で化ける可能性って否定出来ないよね。何しろあの満艦飾家。史上最強は疑いようもなく、今回だって流子の一番のピンチに駆けつけ、制服の下の着やせした乳を惜しげもなく披露してくれた。あれ? マコちゃん意外にエロいの? あのキャラ相手にどういう反応したらいいのさ。今回も、確実に史上初となる、「ローアングル・ブリッジからの三回パン」という空前絶後の画面を実現。あの「マコ劇場」の爆発物みたいな危険性は、毎回ハラハラしながら見てるよ。きっと満艦飾家は全員あれが出来るんだろう。何しろ、「ふすまの間からのぞき見る」という行為を、一切縦に並ばずに一家5人でやれる家族である。確実に次元をねじ曲げる能力くらいは持ってる。ああいうさりげないトンデモギャグのインパクトがいちいち刺さるんだよなぁ。だんだん書くことも無くなるだろうと思っていたこの作品だが、毎回マコをいじることだけで盛り上がりが冷めない。助けて。

 あ、あと、内藤玲と森訓久がコンビで出演してるの久しぶりに見てちょっと嬉しくなった。もりしゃんたちのこの名脇役っぷり、好きだなぁ。

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Thraxi
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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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