最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
ばっきばき! 聖衣がバッキバキやぞ! 第70話。一週空けての再開ですが、久しぶりになかなか濃いキャラクターがてこ入れされてきました。事ここに及んで、物語のカオスっぷりが増し増しです。 前回が蒼摩とユナのお話だったので、今回は残った面々のお話。あれだけ「昴を観察する」って言ってた割にはエデンがいないのが気になるけど、パラスベルダに入ってからの聖闘士側の動きの不可解さはどうあがいても説明出来るようなものじゃないので、細かいことを気にするのは諦めた方がいいだろう。なんでこんな長いこと適当なマッチングで戦い続けてるのかが本当に謎だからね。どうせ目的地は一緒なんだからみんなで固まって突っ込んだ方がいいと思うんだけど、何故か三々五々に(目視出来るくらいに近い)ゴール目指して延々行きつ戻りつしてるんだよなぁ。一応、途中で鋼鉄を助けながら進軍してる場面もあったから、「きっと光牙たちは回りのサポートをしながらゆっくりと道を切り開いて進んでいるから時間がかかるんだろう」と思ってたんだけど、今回栄斗の働きのおかげで「誰にも見つからずに進めたぜ!」とか喜んでやがったし。まさか、がむしゃらに目的地を目指しているのに単にたどり着けないだけなんだろうか。それで一晩かかっても到着できないって……どんだけ広いんだパラスベルダ。神の力で結界みたいなものでも施されてるんでしょうかね。 さておき、そんな謎の強行軍のさなか、光牙達3人を迎え撃つのは謎の新キャラ・ミラーさんである。前回の予告時点で「はぐれパラサイトって何?」「正体は何者?!」と色めき立ったわけだが、どうやら、本当にぽっと出の新キャラのようである。「はぐれ」というのもほぼ文字通りの意味だけで、単にパラサイト軍の中でも素行が悪くて問題児なだけらしい。でもまぁ、パラサイト軍って割と自分勝手な奴も多いし、全員が全員パラスに忠誠を誓ってる風でもないので、この程度の問題行動なら支配下登録から漏れるほどではないみたいですね。タイタンさんも存在を認識しつつ黙認してたみたいだし、あれだけの強さがあるなら迷惑さえかけなければ何をしても良い、という特権階級みたいなもんだろう。世が世なら2級どころか1級クラスの昇段試験だって受けられそうなもんだが(少なくともエウロパにため口なんだから2級相当の実力はあるだろう)、本人に出世欲とか支配欲が無いのであんな状態。タイタンさんもそうした異端分子の扱いは心得ているようで、「触っただけで聖衣をぶっ壊す」という破格の必殺武器、アルケミィ・グローブなんてチート兵器を渡して好き勝手させているわけだ。ちょっと待て、なんやねんその武器。凄すぎるやないか。今までの歴史でどれだけの聖衣がぶっ壊れたか知らんが、「聖衣を壊すことに特化する」っていう属性は初めてである。そして、実際に壊せるのは初めてである。新生聖衣とは何だったのか……。 「触っただけで聖衣が壊せる」「生身でも余裕で戦えるくらい肝っ玉が太い」「とにかく速いから一切攻撃が当たらない」「気配読みで相手が見えなくても位置が分かる」「殺気を消せるので位置を認識するのが困難」「CVがいい感じにキチガイじみたうえだゆうじ」と、とにかく無茶なステータスがてんこ盛りのミラーさん。3人がかりでの攻防だが、久しぶりに全く手が出ない絶望感に充ち満ちている。気まぐれで享楽主義の性格がイカれた設定に拍車をかけており、一切出自の分からない適当な新キャラのくせに、かなりエグい存在感がある。そして、そんなトンデモな新キャラを相手に一体どんなシナリオを展開したらいいんだ、と思ったら、意外や意外、なんと今回は栄斗のメイン回であった。ミラーさんの戦術が何となく忍者風なことに加えて、未知の敵キャラと戦う時に栄斗の「忍者としての実戦経験」という胡散臭いものが役に立っているらしいし、小宇宙に加えて「殺気」という(すげぇ今更感満載の)新概念を取り入れることで、栄斗が過去に師から教わったレベルアップの新たな一歩を模索している。クライマックスの一撃を入れるシーンもなかなか様になっており、非常に珍しい「真っ直ぐに栄斗が恰好いい回」だったのである。良かったな忍者、変な敵のおかげで出番が増えたぞ。今回出来た因縁は、物語終盤に解決すると思われるが、その時はミラーVS栄斗の一騎打ちになるんですかねぇ。 ちなみに、気まぐれやのミラーさんはうっかり栄斗に一撃を入れられた後にも当然ぴんぴんしている。ちょっとイラついたので口約束を反故にしてフルボッコ体勢に移行しようとしたが、なんやら思わせぶりなエウロパさんの横やりで拳を引っ込めてしまった。「まだ聖闘士を殺さない方が後々楽しい展開になる」というのがエウロパさんのお言葉だったわけだが、一体どういうことなのだろうか。どう考えてもタイタンやバラスの意向には反しているように見えるのだが、やっぱりエウロパさんは見た目通りの悪い人なのかしら。そして、そんなエウロパさんの企み(?)もミラーさんはツーカーで分かっているようなのも気になる。この2人、仲いいのかな。レアさんもミラーのことは当然知ってたみたいだけど、今後彼はどういう絡み方をしてくるのか、なかなか気になる幕引きであった。まぁ、聖闘士たちを殺さずに残したとは言っても、栄斗は聖衣がほぼ全損、光牙は背中部分が砕かれ、龍峰は頼みの綱のシールドが大破している。聖衣依存度の高い連中にとって、今後の展開はかなり厳しいものになるんじゃなかろうか。 そういえば面白かったのは、冷静に聖闘士連中を観察して楽しんでいたミラーさんが、「聖闘士は1対1で戦うと聞いてたけど、チームワークを使って戦うんだね。新世代やな」とか言ってたこと。確かに、元々聖闘士星矢シリーズってのは、頭を使わないタイマンバトルを描く漫画だったはずなのだが、Ωになってからというもの、ブロンズ軍団は1人の相手に徒党を組んで襲い掛かる展開が多い。別に悪いことじゃないのでそれこそ「世代が違う」ということで説明がつく変化だが、わざわざ作中のキャラがそのことに言及しているのは、製作スタッフの方でも「チーム戦が1つの見せ場ですよ」ということをアピールしたいが故なのかもしれない。まぁ、チーム戦と言っても、1人ずつ殴りかかっていってKOされるだけの展開ですけどね。今回は昴が早々におねんねしてしまっていたので、光牙がその分アホみたいになってたのが痛々しくて良かった。栄斗「アブねぇ、昴が起きてたら怒って突っ込んでたところだぜ」→光牙「うわあああああああ!」(特攻)の流れが酷かったわ。 さて、今週もラストが思わせぶりな引き方で、暗がりに隻眼のおっさんが現れたところでエンド。「あれは……ひょっとしてモーゼス?!」とか思ったけど、どうやら全然関係無い新キャラの模様。しかも多分ミラーさんみたいな鮮烈な新キャラではなく、せいぜいケリー先輩くらいの立ち位置だと思われる。小馬座て。相手役は永遠の悩める管理職、テーベさん。彼だけは何故か幸せに生きてほしい気がする。 PR 8月30日 ドラフト模様(DGM,GTC,RTR) ピック順 【Mei】→【Sangriter】→【Thraxi】→【Serra】→【Alessi】→
テーロス発売まで残り一ヶ月を切りましたが、ここで予告通りにM14ドラフトが乱入してきます。年に4回もドラフト環境が変わるなんて、贅沢なことやで! ……まぁ、別にいらないって意見が多数あるわけだけども……正直、今回は異議が多かったら大人しくラヴニカにしようかと思ってたくらいなんだけど、割と積極的に協力してくれていたので、少なくとも去年のM13よりはすんなり基本セットドラフトを行うことが出来た。みんな一応それぞれに楽しさは見いだしてくれてたみたいだし。まぁ、ちょっとした気分転換だと思えば。シーズン終盤のこの時期に気分転換してんじゃねぇよ、って話もあるけど。ちなみに、来週も引き続きこちらのドラフトを行う予定です。高いレアは今回割と出ちゃったので、来週はなんか地味になりそうな気がする。
最後で全部吹っ飛んだけど、流石に今週の展開はどうかと思った、第9話。いや、なんかもう、色々ありすぎて何からまとめていいのかよく分からなくなってるわ。まぁいいや、とりあえず1つずついきましょう。 まず、先にどうかと思ったところからつっこんどくけど、流石にこのシナリオ展開の中での突然の中華風修行は空気読めなすぎだろ。突然のおっさん絶唱に始まり、未来のことを一端忘れたように笑顔を見せる響、そんなことしてる場合じゃないはずなのに真面目にのっちゃう翼さん、そして、最後にフラグにしか聞こえない独白を漏らすクリス……あのシーンだけ完全に浮いてたんだよ。いや、古式ゆかしい(?!)中国映画風修行を繰り返す面々の構図は面白かったが、ホント、全員が全員「そんな場合でも無いしそんなメンタリティでもないやん!」っていう気持ちばかりが先行するわ。なんであのくだり入れたんでしょうか。まぁ、多分一番の理由は、クリスちゃんに最後の一言を言わせることだったんでしょうけど。 というわけで「今週のクリスちゃん」だが、久しぶりに戦闘シーンで大馬鹿活劇を披露してくれたところが1つ目の見せ場。キャラソンの発売日も間近に迫ったのでもう一回くらいてこ入れしておく感じだろうか。しかも、とんでもサイズのミサイルで飛行型のノイズ(1期では3人の共闘で初めて倒せたサイズな気がする)を問答無用の一撃殺。ホントに凄まじいぞイチイバル。もう、なんでおっぱいからミサイルが出ないのかだけが不思議でしょうがない。見せ場その2は、何故か突然訪れたファミレスでの翼との対話。序盤の戦闘中に「こんな嫌な現状を誰が作ったんだ?!」と自問した結果、「私がソロモンを呼び覚ましたせいだ」と一人でテンションを下げてしまったクリスちゃんは、誰かとの温かい繋がりを求めてとりあえず翼さんに声をかけてみることにした。傷心の響をいじらなかったあたりは彼女なりに成長したところだと思うが、それにしても空気が一切読めない翼さんを相手に選んだのは大失敗。ホントは仲良くなれているはずなのに、お互いの目的が噛み合わずに喧嘩別れみたいな形になってしまった。学園祭のくだりのあの穏やかな空気はどこへ行ってしまったのか。まぁ、ご飯を美味しそうに食べるクリスちゃんが実に愛らしかったので、あのシーンは良しとするべきだろうか。「私がソロモンを目覚めさせてしまった」「話し合おうとしてもすれ違ってしまう」、そして「この場所は私にはあったかすぎる」と立て続けにサヨナラフラグを急増で乱立しだしたクリス。はたしてどうなってしまうというのか。なんで制作陣はこんな無理矢理な形でクリスちゃんに試練を与えようとするのか。ギブミー笑顔。 謎修行のくだりのせいで響のテンションもよく分からなくなってしまったので、とりあえず敵側に視点を移そう。前回のタワーの一件で、完全に間違った方向に吹っ切れてしまったのがマリアさん。米国政府との和睦は完全に失敗に終わり、その会見の場では相手の悪意をまざまざと見せつけられてしまった。マリアさんはただでさえ「自分のせいでナスターシャが守れなかった」という負い目を持っているところに、更なる追い討ちをかけられた形であり、「米国政府は頼れない」「とは言ってもマムはもう手を失った」という状況で、「じゃぁ変態博士に全てを賭けるしかない」という短絡的かつ絶望的な選択肢である。大義名分を半分失ったような状態なので切歌・調コンビともそりが合わなくなるし、自然に非人道的な挙動になってしまうので、本人の精神状態はますます悪い方へと傾いてしまう。今まで先頭に立ってた人間が突然寄る辺を失い、転げていく様子が実に痛々しい。初登場時の凜とした勇姿はどこへ行ってしまったものか……。 もちろん、そんな味方の惨状に黙っているわけではない仲間だっている。突如ヒールに転げだしたマリアたちに、予想もしていなかった事実をぽんぽんと告げられて動揺する切歌・調コンビ。どうやらウェルの発言からすると、彼女たちが「月の落下から人類を救う」という目標を第一に掲げていたのは事実のようである。しかし、目的が正しくても手段は当然吟味する必要があるわけで、彼女たちはこれまで、ウェルとは違った「正しい方法での世界秩序」を目指していたのである。しかし、まずマリアが現実を突きつけられたことによって転げ、そんな彼女の窮状を見て、セレナのことで負い目もあり、一番にマリアのことを考えていたナスターシャも折れた。こうなってしまっては、幼い2人はどのように現状を判断したら良いのかが分からなくなってしまう。辛うじて、調は自らの正義を奮い立たせ、今回単独でのシュルシャガナ歌唱からのバトルへ突入。今期新規ギアの中でも一番の変わり種、面白い挙動を見せるシュルシャガナ、その無茶苦茶な暴れっぷりを、南條愛乃の生歌込みでたっぷりとお届けである。考えてみれば今回はクリス、司令(!)、調と、なかなか贅沢な歌パートが多かった。 しかししかし好事魔多し。調のようにシンプルに「自分の思う正義」に身体を委ねられないのが切歌である。フィーネの真実を知ってしまった今、彼女が自分の中にフィーネを宿していることはほぼ確実。そうなると、彼女に課せられた最大の呪縛は「時間」である。次第に自分が失われていく恐怖は、これまでマリアのものとして外から眺めていたものであったが、それが突如自分の身体に降って湧いたのだ。彼女の恐怖はいかほどのものか。そのために、彼女は判断力を失い、ウェルの魔の手にかかってあのような行動に走ってしまう。「すぐに何とかしないと」という焦りは、詐欺師にとっては恰好の餌になってしまうわけだ。 更に更に、そんな修羅場に何とか翼とクリスが間に合い、アンチリンカーを使用された調がいない状態では当然ワンサイドゲーム。このまま2人も押さえ込めるか、と思った直後に、ウェルから送り出されたのはなんと4体目の適合者。歌う起動キーはなんとあの神獣鏡(シェンショウジン)である。なるほど、聖遺物なのだからギアとしてまとうことも可能だったということか。そしてそのギアをまとっているのは未来である。もう、何がなにやら。完全にレイプ目だったので洗脳状態だったのは間違いないだろうが、ウェルの手にかかればなんでもありだ。多分、どこかでネフィリムの心臓も噛んでるんだろうな。そういや、一応ウェルって未来が響たちの関係者だってことは知ってるんだっけ(もう面倒なので確認しないけど)。未来の生存を素直に喜びつつも、更なるどん底展開にはたしてどうしたものか! はぁぁぁあ、突っ込みどころ、いじりどころが多すぎて本当にしんどい作品である。よくもまぁ、これだけ色々とやろうとするもんだ。今週分をまとめると……ご飯を美味しそうに食べる女の子は可愛いな! 栄養が全部胸に行くのは素晴らしいな! はいっ、終わりましたよー、ここ、今作のハイライトですからねー(あくまで個人の感想です)、第9話。やっぱりこのオシオキが一番クるなぁ、と思ったけど、流石に何回もギャラリーで見直してたせいかアニメはそうでもなかった。というか、アニメだとアルターエゴとの交流がそこまでたっぷり描かれてないってのが一番大きいのかもしれない。ちなみに、私のオシオキベスト5を選ぶなら、2まで含めるとこの1−4が一番で、順に1−6,2−2,1−5,1−3,2−3になると思います。まぁ、2−3は好きな理由が全然違うけども。 さて、相変わらず「未プレイ組はどうなんだろう」がさっぱり想像もつかないエピソードになっております。何しろ事件の手がかりなんてないに等しいわけで、ぽんぽんと飛び出して来る見知らぬ手がかりに戸惑うことだらけなのじゃなかろうか。毎回詰め込みなので「手がかりが足りなすぎる!」ならばもう慣れたんだけど、今回珍しく「それいらないやろ」があったのは違和感があった。具体的には「書棚の逆さまの本」ね。もちろん原作では重要な手がかりになっていたわけだが、アニメでは葉隠→ジェノサイダーのくだりがほぼ自供オンリーであっという間に進行したため、さくらちゃんが殴られた回数や場所はほぼ流すだけ、そして葉隠の無駄な努力については完全カットであった。おかげであの手がかりは一切語られることなく、触れる必要が無かった。ほんの一瞬のこととはいえ、このアニメで完全に切り捨てたはずのものの残滓が残っているのは珍しいことである。 そしてもう1つ余波として影響が出たのは、我らがエース十神君の挙動である。まず「毒瓶を飲む」意味がさっぱり分からなくなっているので、アニメを見ると単なる自殺願望の若者である。また、朝日奈ちゃんを犯人と決めつけて悦に入るあたりのくだりが非常に短いために、彼特有のヘタレ感もそぎ落とされてちょっと勿体ない(まぁ、あそこで朝日奈さんを犯人だと思うのは当たり前なのだが)。そして、「俺様はゲームを楽しんでいるんだ」感もこれまであまり描かれて来なかったので、今回のさくらちゃんの犠牲によって得られたものの実感も湧きにくい。隣のジェノサイダーさんが短い時間のなかでもがっつりとキャラを打ち立てて良い仕事をしているのと比べるとちょっと物足りないか。ジェノさんと腐川さんの早変わり芸はいつみても惚れ惚れするよね。 他方、今回の主役である朝日奈さんは割と頑張っていた。というか、彼女の場合は実は「さくらちゃん好き」ぐらいしか属性が無いので、あんまり視点がぶれないままでこのエピソードに突入出来たのが良かったのかもしれない。過剰な愛情も伝わってくるものになっていたし、暴走して自暴自棄になるくだりも、(原作でもなんだか無理がある気がした部分なのだが)それなりに見栄えがするようになっていたのではなかろうか。もちろん、中の人の相変わらずの熱演もあってのことですけども。千和といえば泣き、っていうのはすっかり定着してるね。泣き以外でも存分に良い仕事が出来るんだけどね。今回は十神・霧切が言い合いをしているあいだずっとオフで泣き続けなきゃいけないっていう面倒なミッションもありました。お疲れ様です。 あとはモノクマの挙動だけども、原作の時も突っ込んだけど、「ボクの美声で」って言ってるのに途中からくじらボイスになっちゃうのってどうなのよ、という。そこまで含めてのネタなのだろうか。いや、やっぱりあそこはさくらちゃん本人に読んでもらわないといけないので、これが正解なんだけどね。お手紙書いてるさくらちゃんもラブリー。モノクマは裁判中に寝ててもいいんかい、という突っ込みもあるのだが、まぁ、多分中の人は起きてる設定なんでしょう。や、でもマジで寝てる可能性もあるかも……中の人のーーーーーーーな性格を考えると、モノクマがずっとーーーーーーなままなのっておかしいしな。 今更ネタバレとか気にする必要ないのかしら? やっぱり今作の主人公はアサギ! 第20話。第1話の時は何の先入観も無いはずなのにアサギが主人公だと思っただけのことはあるわー。まぁ、搭乗機がブルーワンだったっていうのと、中の人が浅沼兄ぃだったっていう理由なんだけども。お、つまりメインヒロインはアンナちゃんってことになるんだな。良い組み合わせじゃないか。……まぁ、ピンチになったら本当のヒーローであるイズルがいいとこ全部持ってくのは確定事項だけどさ……結局作中でアサギがいいとこ見せたシーンってほとんど無いんだから、もう少し恰好いいターンを継続してほしいネ。 サブタイトル通り、一切戦闘シーン無し、衝撃の新事実もほとんど無しで、ジリジリと緊張感が高まり最終決戦に向けての準備が進む様子が淡々と描かれていく。どかんと行く前の非常に重要なエピソードであることは監督がコンテ演出を担当していることからも分かり、静かな画面の中にもグッとインパクトが増すように、今回はかなりライティング強めの画作りが意識されているようだ。キーワードとしては前回から引き続いて「遺伝子の繋がり」、つまりは「家族」という言葉が重みを増しており、アサギは執拗に「血のつながり」についての述懐を繰り返していた。まぁ、残念ファイブ内では全然緊張感が無いのであんまり重要なテーマに見えないのはナニだが、代わりにアンナちゃんが家族を前にして初めてのだだっ子っぷりを披露し、アサギに「家族とは」ということを伝え、学ぶ役割を果たしてくれた。イズルよりも年上のアサギは「弟を守る」という新たな大義名分を手にし、気の逸るイズルをなんとしても押しとどめる重要な役割を務めることになる。まぁ、どう見てもピンチを招きまくる準備段階だし、必要に応じて死亡フラグになりかねんスタンスではあるのだが……これで最終的にアサギが死んだらあまりに不憫過ぎるから勘弁してくれよ。シモン司令が死ぬ、は普通に有りだと思うので、どうせならお父さんの方を犠牲にしよう(提案)。後任には優秀なアマネさんがいるから大丈夫。 それ以外の面々についても、本来ならば緊張感が満ちて最高にシリアスが高まるはずのシーンなのに、一切そうは見えないのがマジェプリ流。「兄弟であることが発覚」なんて一大イベントだったはずなのに、ラビッツの6人にかかれば単なる笑い話でおしまいである。今までずっと寝食を共にしてきた人間のうち2人が兄弟だなんてものすごい事件のはずなのだが、タマキはともかく、スルガやケイまで落ち着いたもんである。まぁ、ここまで深い間柄だと、もう血のつながりとか、どうでもいいのかもしれませんが。 擬似的に家族と記憶を失っている面々がどこで思い出を残していくのかといえば、あとはピットクルーしかいない。それぞれ個性的な面々との最後の絆の確認作業は、全員お笑い調である。アサギに関しては無事に良い話としてまとまったが、いつも通りのテンションのタマキ、ついに最終兵器であるケーキを投入してしまったケイ、「兄貴」という単語を誤解されてウホッが高まるスルガあたりは、久しぶりにこいつらの残念さが堪能出来る掛け合い。一人ハンガーに佇むアンジュを見て、一瞬すごく寂しそうに見えたが、彼(彼女?)が思い悩むのは家族のことなどではなく、「暴言に気をつけなくちゃな」という至極もっともな心配ごとであった。まぁ、確かに……世界連合が形成されて最前線に配備されたってことは、いつものテンションだとあのイカレモードが全世界に無修正生中継されることになるのか……そっちの方が「やっぱりアッシュ乗りって頭おかしいわ」って思われて、他国からアッシュの情報開示を迫られなくて良さそうな気もするよね。 一方のウルガル軍も、そんな地球の最終決戦の空気を察知してか、王様中心に総力戦の構え。幹部クラスが2人も欠けちゃったので謁見ルームが何とも寂しく見えるが、あんまり戦力が減ったことを気にしてる人もいないみたいだ。ドルガナさんは地球のラマタに対して何か思うことも出てきたみたいだが、ことここに至っては、もう個々の逡巡など関係無い段階なんだろう。地球人との「遺伝子の振る舞い」について語ってくれていたが、やっぱり相変わらずウルガル人の考えていることはいまいち分からんしな。多分このおっさんとルティエルさんが戦闘中に適当に死ぬ役目になるだろうから、最終的にはジアート様が死ぬか生きるか、そしてお兄ちゃんをどう扱うかが今後の見どころ。また、テオーリアさんもいよいよ前線に出張ってくるみたいだが、冷徹なジアート様が唯一気にかけている妹を見た時の反応も見ものである。CVが御前で妹キャラなんて、きな臭いにおいしかしないんだけどな(某ヘクマティアル家的に)。 もこっちは黒単ユーザー!! 第8話。いやぁ、想像以上にMagicまんまのカードでびびった。主に著作権関係の面で。ここまで忠実にMagicのカードが描かれたアニメって史上初じゃないでしょうか。ちなみにせっかくなので細かく確認しておくと、もこっちの初手にあったのは「墓所の怪異(GTC)」(作中では「地下墓地の怪人」)、最後にイカサマして引いてきたのは「ソリンの復讐(M12)」(作中では「突然の復讐」)である。「ソリンの復讐」は現在スタンダードイリーガルで「墓所の怪異」と一緒の環境にはいなかったし、流石に小学生相手にモダン構築をやっているとは思えないので、多分カジュアルなのだろう(デュエルスペースの小学生のデッキには「サバンナライオン」も確認出来る、対戦相手となったよっちゃんのデッキは多分セレズニアだ)。ひょっとしたらアニメスタッフの誰かがMagicをやっていて、その人のアイディアなのかも。確かにあのタイミングで引いて勝つカードなんてベンジェンスくらいなものだが……鬼やな。黒単を愛用しているあたりがいかにももこっちらしいのである。 とまぁ、後半のMagicネタばかりが目を引いてしまったが、今週も酷いイベントがてんこ盛りである。なんと言っても、ここに来てのてこ入れ新キャラのきーちゃん。CV釘宮の妹(ポジション)キャラということで、ひだまりの智花ちゃんみたいなスタンスなわけだが、残念ながらこのアニメでまともなコミュニケーションが成立するはずがない。登場時には(もこっちの妄想の中だが)「処女膜から声が……」などという声優さんにあんまりしゃべらせちゃいけない台詞を連発することでいきなりの腹パンモード。目の前でくぎゅにそれを言われたいず様の容態が心配である。 きーちゃんを迎え入れるにあたり、もこっちは相変わらず見当違いの準備を進めることになる。まずは衣装調達にしまむらへ。わたしゃ(近所にないから)しまむらって行ったことないんだけど、実際は小学生ギャルがたむろしたりしてるもんなんでしょうかね。少なくとも看板にしまむらくんなんか描いてないことは知ってる。多分しまむらくんがアニメになって動いたのも、今作が史上初でしょうね。やっぱり可愛い。そして、衣装の準備が整ったあたりで満足すべきなのに、何故か間違った方向に手を加えるのがいつものもこっちクオリティ。何故か次の装飾は「キスマーク」……。何故そうなる。しかも、吸引力が変わらないただ一つの掃除機っぽい奴での自虐プレイで満足げ。鏡見ながらやってるんだから、途中でおかしいことに気付きそうなものなのに、気付かないんだよなぁ。それにしてもお母さんが冷静過ぎる気がするんですけどね。「まさか、身体に掃除機かけたの?!」って、どんな突っ込みだよ。意味がわからねぇよ。いや、見りゃ分かるんだけども、娘がそんな奇行に走ったなんて認めたくねぇよ。あ、でも一応身体に痕が残ることを心配してくれているあたり、娘さんが女の子だっていう認識はちゃんとあるよね。突然の訳の分からない逆ギレにもちゃんと対処してくれたし、問題児のお母さんとしてはとても良くできた素晴らしい保護者だと思います。 そして実際にきーちゃんとの絡みだが、まさかの雨の日のイケメン再登場。これを適宜利用して、胡散臭くならない程度のカモフラージュが出来るようなら一人前の妄想ぼっちなのだが、相変わらずブレーキが利かず、それ故に取り返しがつかないレベルにまで堕ちてしまうという結末。いやぁ、実に見事で手慣れた土下座っぷり。いや、それが公衆の面前で出来るなら、もう少し他の面でもアグレッシブになれる気がするんだけども……普通に謝るよりもよっぽど恥ずかしいやないか。きーちゃんも、あの姿を見てさげすむよりはむしろ感心した方がいいと思うぞ。生半可な覚悟で出来る行為じゃないんだから。いや、やりたくないだろうし、当然見下すだろうけども…… 結局、人間行くところまで行っちゃった方が幸せになれる、ってことだろうね。短かった見下し期間は、あまりの哀れさに1日で終了し、むしろ新たな保護者を産みだすことになってしまったのでした。……こうしてみると、未だに対等な付き合いを続けてくれてる優ちゃんってやっぱり神だわ。ちなみに、今回登場したイケメン君は名前が「小坂」でした。なるほど確かに小坂ならイケメンだわ(?)。長身キャラとして描かれているのは何の皮肉なのかしらね。 <白> Abzan Advantage アブザンの優位 (1)(W) C インスタント 対象のプレイヤーはエンチャント1つを生け贄に捧げる。鼓舞1を行う。 今回のエンチャント破壊。破壊っつうかサクらせるだけなので「簡略化(ODY)」なんかの流れだが、まー、この環境で一度に2枚以上のエンチャントをコントロールしてるケースはそこまで多くないので問題無いだろう。何にせよ「覇王譚」で白に「消去」しか与えられなかったのと同様、今回の白はエンチャントに触る手段がこれ1枚だけなので使わないわけにもいかないのだ。幸い、このカードは単なる鼓舞呪文として使うことが出来るのでメインで入れておいても完全に無駄になることはない。最低限の仕事でしかないが、「消去」を入れるよりも前にこれをメインで入れるかどうかを検討する方が賢いってことだ。アブザンボーナスのあるクリーチャーが多めに取れたら、それだけでやや加点出来るのは馬鹿にできないかも。
Abzan Runemark アブザンの呪印 (2)(W) C エンチャント・オーラ エンチャント(クリーチャー) エンチャントされたクリーチャーは+2/+2の修正を受ける。 あなたが白か緑のパーマネントをコントロールしている限り、エンチャントされたクリーチャーは警戒を持つ。 そんなエンチャントの少ない環境に揺さぶりをかけられるかどうか、各色コモンに与えられた「呪印」サイクルである。共通仕様は「<氏族>の呪印」という名前、3マナで+2を与えるオーラ、そして氏族のカラーボーナスでキーワードが1つ付くこと。最近では珍しく、ほぼ同じ形で綺麗にそろったサイクルであるが、どの色でも似たようなカードが並んで出てくるのでドラフト的にはちょっと退屈な連中。3マナで+2のオーラはどんな環境でもそこそこのニーズ。弱いはずはないし、現在「殻脱ぎ」が雑にブン回されていることを考えれば案外馬鹿に出来ないのだが、やっぱり「包囲戦法」をデッキインするのって微妙にためらわれていたので、出来たらこれを使わずにデッキが完成した方が強い気はする。氏族ボーナスは警戒なので、長久持ちに張れると同時に修行も出来るのでちょっとお得。2ターン目「アイノクの盟族」、3ターン目修行、4ターン目これ。ぬー、決して弱くはないが、やっぱりムーヴとして地味だし、毎ターン1マナ余ってるし……。色的には「高山の灰色熊」につけて6/4警戒とか「不撓のクルーマ」の5/5警戒先制ってのが使いやすいかも。
Abzan Skycaptain アブザンの飛空隊長 (3)(W) C クリーチャー・鳥、兵士 2/2 飛行 〜が死亡した時、鼓舞2を行う。 こいつが死ぬと味方が鼓舞される、命懸けの応援団。はたして「ぬぅ、アイツが殺されてしまうなんて! 敵を生かして返すな!」という鼓舞なのか、「え? アイツ死んだの? うっほー、ざまぁwww」という鼓舞なのかは分からないが、本人の名誉のために前者だと思っておこう。4マナ2/2は「湯熱の精」クオリティなので可もなく不可もなく。死ねばサポートだがやっぱりフライヤーは死ぬ前に頑張ってお仕事をしてほしいとは思う。相手の「ジェスカイの風物見」なんかに対して睨みを利かせ、相打ちが取れる状態なら潜在的にプラスになるので、いくらか引き気味のデッキで輝く存在か。
Arashin Cleric (1)(W) アラシンの僧侶 (1)(W) C クリーチャー・人間、クレリック 1/3 〜が戦場に出たとき、あなたは3点のライフを得る。 イラストだけを見ると感情を失った殺戮機械みたいに見えないこともないのだが、実際は、果敢を忘れた代わりに優しさを学んだ「ジェスカイの学徒」。尻のでかいタフネスも含めて、どう見てもディフェンス要員。パワー2になる「学徒」と違って変異を前にすると立ち往生するしかないので攻めの役割としては全く期待出来ないが、優しく受け止めることは出来るので時間稼ぎ要員としてはそれなり。あと、タフネス3なので「鼓舞で変異にカウンター乗せたいのにコイツが邪魔!」っていう心配がないのもなかなかの気遣い屋さんである。まぁ、「学徒」だって半端なデッキだとすぐ殴れなくなって壁に徹していることも多かったわけで、出た時点で一仕事終えられるこいつもそこまで悪いカードじゃない。今回はいくつか「自分のクリーチャーを戻す」カード群も登場しているので、とりあえずの燃料として確保しておくと癒し効果は侮れない。
Aven Skirmisher エイヴンの散兵 (W) C クリーチャー・鳥、戦士 1/1 飛行 「陽光尾の鷹(M14)」の種族変更再版。この手のフレンチバニラで、しかもほとんど変化無しの再版なんてのは「あー、はいはい」で話が終わりそうなものなのだが、このクリーチャーの場合、なんと手に入れた新たな種族は戦士である。この変更は案外馬鹿にならない。現在わざわざ「賢者眼の侵略者」が4マナくらいかけて登場してやっていた「空から猛進して3点ゲイン」が最高速度で実現出来るのである。これを2枚、3枚とかき集めて連打し、4ターン目くらいにさっさと「猛進」やラッパで割とゲームを決められる可能性すらある。マルドゥという明らかに「1マナで殴れること」がプラスになるアーキタイプのある環境なので、かつての「陽光尾の鷹」に比べればはるかにニーズが高い1枚になるんじゃなかろうか。
Channel Harm 交感の痛手 (5)(W) U インスタント このターン、あなたがコントロールしない発生源があなたとあなたのコントロールするパーマネントに与える全てのダメージを軽減する。この方法でダメージが軽減されたなら、あなたは〜が対象のクリーチャーにそれに等しい値のダメージを与えることを選んでも良い。 白が毎回こまめに提供してくれるダメージ反射呪文の最新版。これまでにない贅沢な仕様になっており、クリーチャーだろうが本体だろうが、このターンに与えられる嫌なダメージは全部シャットアウト。しかも「次のダメージ」ではなく「このターンのダメージ」全てであるから、例えば戦闘が発生し、相手がコンバット中に火力で除去しようとした場合などは、まず火力が軽減されて一発ダメージが飛び、その後戦闘ダメージが軽減されてその分のダメージも飛ぶという大活躍である。まぁ、飛ぶ対象は1体だけなんだけども。「形勢逆転(DKS)」がレアだったことを考えれば素晴らしいアップグレードである。ただ、その分コストもお大尽仕様の6マナ。ここまでの効果であることを考えれば致し方ないが、相手のモーションに合わせる形でしか使えないフォグ系呪文なので、なかなかこれを前提に構えてプレイするのは難しい。除去として見た場合は「大物潰し」や「必殺の一射」と大して変わらないわけで、このカードのうまみを全部味わうためには「除去にもするけど、軽減もほしい」という何とも限られた状況が必要である。上手いこと集団戦闘に持ち込んで、大きなアドバンテージを狙っていきたい。
Citadel Siege 城塞の包囲 (2)(W)(W) R エンチャント 〜が戦場に出るに際し、カンか龍かを選ぶ。 ・カン - あなたのターンの戦闘の開始時に、対象の、あなたのコントロールするクリーチャーに+1/+1カウンターを2つ置く。 ・龍 - 各対戦相手のターンの戦闘の開始時に、対象の、そのプレイヤーのコントロールするクリーチャーをタップする。 各色に与えられた「包囲」サイクルの白。全てが「カン」と「龍」という2択を迫るエンチャントで、「カン」を選ぶといくらかディフェンシブな能力、「龍」を選ぶと攻め気の強い能力が自動で発動する仕様になっている。こうしてルール語とも効果とも一切関係の無い単語(カンと龍)を選ばせるというのはコンスピラシーで登場した投票カードが初であるが、今回は出る時にモードを選ぶエンチャントという特殊な形態になっているため、このようにフレーバーを加味した特殊な用語が使われている。で、そんなサイクルの白であるが、白はアブザンの本拠地なので、速攻・コントロールと分業されているこのサイクルのなかでは割とどっちもコントロール寄りに見える。カンを選べばそりゃもうアブザンの申し子。毎ターン問答無用でカウンターが2つ増えていく。しかもタイミングが戦闘前なので、出したターンから即有効、理屈抜きで最善手を選べてしまう増強マシンはヤバイなんてもんじゃない。リミテッドならゲームエンドだろうし、構築レベルだってアジャニの耐久力が上がって軽くなったバージョンだと思えば危険性は低くない。3ターン目「アブザンの鷹匠」から流れるように4ターン目これだと、わざわざ長久せずとも4/5フライヤーがパンチしはじめ、次のターンから殴るヤツも全部フライヤー。やばい。他方、龍モードの方はジワリと効く絡め手モード。こちらも戦闘前というちょっと独特のタイミングに誘発するので、相手の速攻クリーチャーすらシャットアウトしてくれるのは優秀。疾駆なんて変な能力も出てきたので、「戒厳令(RTR)」のような同種のカードとのこの違いは案外馬鹿に出来ない。相手ブロッカー排除効果なのでアタック時にも意味があるし、ディフェンシブに使ってもそれなりに意味があるだろう。でもまぁ、やっぱり上の効果が強すぎるかなぁ。このサイクルがそこそこの頻度で出ることを考えると、今後の世界はエンチャント破壊が無いと不慮の事故死が多そう。
Daghatar the Adamant 不屈のダガタール (3)(W) R 伝説のクリーチャー・人間、戦士 0/0 警戒 〜は+1/+1カウンターが4個置かれた状態で戦場に出る。 (1)(B/G)(B/G):対象のクリーチャーの上の+1/+1カウンター1つを、別な対象のクリーチャーに移動する。 今回も各色には各々のクランのカンが配置されている。1000年後のタルキールでは3色のシンボルを持ったカンだったわけだが、今回は「楔3色」から解放されて新しい未来へとつなぐために、クリーチャー自体は単色であり、2色デッキでも問題無く回せるよう、起動コストに混成マナシンボルが使われているのがサイクル共通仕様になっている。たとえばこのダガタールの場合、白は必須だが白黒デッキでもいいし、白緑デッキでも充分回せる。次の世界が楔じゃないとすると、おそらくどちらか片方が意味を持つことになるのではなかろうか。で、そんなアブザンの新しい(古い)カンは、稀によくあるカウンター移動機能を内蔵している。4マナ4/4警戒と充分なボディがあるおかげで、能力がどうであろうとレアとして仕事はしてくれる。まずそれだけで満足。能力を起動しようとするとそれなりにマナがかかってしまうが、この能力は長久・鼓舞という遅い技能を持つアブザンのアビリティなので致し方ないところだろうか。「カウンターを移し変える能力」というのはこれまでもちょいちょい存在しており、例えば「シミックのギルド魔道士(DIS)」はコスト(1)(G)でカウンターを移動出来た。「なんでぇ、レジェンドのくせに能力がクソ重いじゃんよ」と思ってしまったのだが、よく見ると違うな。これ、自軍のクリーチャーに限定されてないな。わずか3マナで相手クリーチャーからカウンター強奪して強化出来るんやな。これ、相手のデッキ次第でゲームエンドクリーチャーやないか。相手が「抵抗の妙技」や「龍麟の加護」や「血蠅の大群」を抱えて憤死する様子がお手軽に拝めるぞ。ひでぇ。まぁ、そのための起動コスト設定なのでそこまで理不尽なゲームにはならない、と願いたい。構築に行くには流石に限定的過ぎるので、リミテッドで暴れてすっきりするしかないな。
Dragon Bell Monk 龍鐘の僧兵 (2)(W) C クリーチャー・人間、モンク 2/2 警戒 果敢 龍と対峙するために眼と耳の修行をしてきたらしいスマート果敢。いや、その前にやっぱり身体を鍛えるべきだとは思うんだけども。ドラゴンの襲撃って、絶対隠密には行われないやろ。多分めっちゃばさばさ音立ててくるわ。そんなレーダー役の彼が担う主な任務は「何かするかもしれないぞ!」と脅しをかけながら相手変異を目の前にして突っ込むお仕事。「道の探求者」だとそれ以上の仕事ができたんだからやっぱりレアリティの差ってどうしようもないよね、と愚痴りたくもなるが、一応返す刀で相手変異を止められるかもしれないのはこいつだけの強み。今回多数登場した「呪印」サイクルあたりで底上げしてやれば、警戒をフル活用した上で割と嫌らしい活躍が出来るかもしれない。どうせ予示なり変異なりで2/2はたくさん出てくるのだから、このカードをわざわざ使う理由をちゃんと探してあげたいところである。
Dragonscale General 龍麟隊の将軍 (3)(W) R クリーチャー・人間、戦士 2/3 あなたの終了ステップの開始時に、鼓舞Xを行う。Xはあなたのコントロールするタップ状態のクリーチャーの数である。 白のエントリーセットレアは鼓舞の化身だが、ついでにタップ状態のクリーチャーを参照することで長久との接続も果たしている。素のステータスは4マナ2/3という雑兵クラスだが、放っておけばすぐに成長する可能性を秘めている。事前に出したクリーチャーがアタックしたり、長久した状態でスタンバっていれば、出したそのターンから育成業務を始められるのはそれなりに魅力。スムースな接続を目指すならば、「爪鳴らしの神秘家」あたりのマナクリーチャーから展開するのが理想的であろうか。長久持ちさえいれば、1ターンにカウンターが2つ3つと増えるのも夢ではなく、ある程度大きく育てられればあとは殴ることでタップ状態を作り出せる。いかにもアブザンらしい、ゆっくりとした「バウンスマジ勘弁」系クリーチャー。ただ、どうしてもスタート時に準備が必要で、出遅れた時のフォローは一切無いのは気にかかるか。「船団の出港」からつなぐと割とミラクル。
Elite Scaleguard 鱗衛兵の精鋭 (4)(W) U クリーチャー・人間、兵士 2/3 〜が戦場に出たとき、鼓舞2を行う。 あなたのコントロールする、+1/+1カウンターの置かれたクリーチャー1体が攻撃するたび、対象の、防御プレイヤーのコントロールするクリーチャーをタップする。 今回わずか2体しか登場しない、アブザンボーナス提供人の1人。長久と違って自分にカウンターが乗る可能性は低いのだが、出た時点でカウンターがばらまけるので一仕事終えているのがセールスポイント。なおかつそれによって相手陣営に即座に影響が与えられるし、アブザンクリーチャーの割には前のめりに攻め手を継続出来る面白い1枚だ。どうしても守る側が不利になりがちな環境であり、強いはずの「アブザンの戦僧侶」なんかも微妙に出遅れていた感があったので、いっそ開き直って「アブザンもコントロールじゃねぇし、攻めるし」と殴りかかるデッキ構築が今後のトレンドになるのかもしれない。絶妙に戦士じゃなくて兵士である、っていうイラッとポイントも引き続き継続中。あぶざんだもの。みつを。
Great-Horn Krushok 大角クルショク (4)(W) C クリーチャー・ビースト 3/5 クルショクってなんなんでしょうね。イラストだけ見るとサイっぽいように見えるが、これはあくまで「大角」クルショクだから。今回緑と白で合わせて3体のクルショクが登場しているのだが、共通してる部分を見るとやっぱりサイっぽいかな? でもマジックにはちゃんと「サイ/Rhino」というクリーチャータイプがあるわけで、単なるビーストのこいつはどうやらサイではない。ベイロスに近い何かな気もする。そんな謎だらけのクルショクであるが、まごう事なきバニラ。帰ってきた「包囲マストドン(M14)」である。「包囲マストドン」ならごく稀にデッキに入っているのは見たことがある。1つ前の環境で「沈黙の職工」がデッキインされているのは残念ながら見たことがない(我々のコミュニティ調べ)。さて、こいつはデッキに入れられる日は来るのだろうか。「軍用ビヒモス」があるならそっちでいいよなー。
Honor’s Reward 名誉の報賞 (2)(W) U インスタント あなたは4点のライフを得る。鼓舞2を行う。 アブザンらしい、ナイスディフェンシブな鼓舞呪文。ほぼ「龍麟の加護」と同じ感覚で使っていけるカードであり、アンタップ部分が無くなったところをライフゲインで補っている。トリックとしても充分運用出来るし、生きながらえる目的ならばいつでも役に立つライフゲインは充分有用。いくらか枚数が減る「龍麟の加護」の代役としては充分なカードだ。まぁ、アンコモンだけどね。
斎藤ちゃん、なかなかの近所迷惑、第8話。練習熱心なのはいいけど、あんな時間に天下の往来で演劇の本読みするのはいかんでしょ。いや、1人で何役もやっていたのにちゃきちゃき切り替わるところなんかは素晴らしいと思いましたけど。まるで声優さんみたいやで。斎藤ちゃんは次回予告だけを聞いているとマジで鬼畜なので、それだけでも二重人格みたいに見えてきますね。 ホラー映画で言うならば、主人公が屋敷とか洞窟に入って「さぁ、出るぞ出るぞ」とじわじわ観客の緊張が高まっているくらいの段階。黙々と新たな人形を組み上げていくジュンに雪華綺晶の茨がにゅるにゅると巻き付き、取り返しのつかない方向へと進んで行く様子がなんとも病的である。今回Aパートでは台詞が一切無い状態でダイジェストのように景色のみが流れるという演出があったが、ジュンがどれだけ活動的に動いていても、全てのシーンがひとまとまりになっていることにより、「何らかの1つの原動力で動いている」ということを見せる作りになっている。当然その原動力というのは「新たな人形を作ること」であり、言うなれば雪華綺晶の仕込んだ麻薬みたいなもんである。 他にもこの「麻薬」の強さを表す演出はそこかしこに見ることが出来て、個人的に気になったのは深夜にお休み前の真紅とジュンが会話しているシーンがある。このシーンで、ジュンは机に向かって新聞を読んでいるのだが、どう考えても光源の位置を考えると新聞が読みにくいはずなのである(机の上の電灯の明かりを遮ってしまっている)。これは、「新聞の内容など実際には興味が無いからどうでもいい」というジュンの心情をサポートしつつも、机に大きな光源を置くことで「机上の作業が、ジュンにとって一番大きな力として働いている」ことも示唆しているように見える。つまり、このときのジュンを引っ張る光りは、机に置かれる予定の作りかけの人形だ。実際、その後のシーンでは頭のない人形が眩しい電灯の下に置かれて強烈に光を集めているカットも入っている。今作では良く見られる、薄暗いなかでの光源を利用した演出方法の1つだ(まぁ、今回のコンテは監督じゃなくて名村さんなんだけども)。 ただ、そうまでして雪華綺晶がジュンを手込めにしていることの影響は、他の部分にもちょこちょこ出ているようである。バイト先では麻薬の効果が大きすぎて、ついにあのクズ店長に反逆してしまうなんてサプライズもあった。そのついでに「もうどうにでもなーれ」とばかりに斎藤ちゃんにも噛み付いてしまったわけだが、彼女はジュンの想像を更に上回る良い人であった。 そんなホラー進行だけではなく、それを迎え撃つ正義の側のドラマだってきちんと進行している。難敵雪華綺晶に挑むのは2人の姉妹。ジュンの行動を知っており、その裏に見える雪華綺晶の思惑も理解した銀様は、せっかくの敵の策略なのだから、自分に都合良く使わせてもらおうと狙っている。真紅は既にエネルギー切れで脱落する予定なので、銀様からしたら、2人を追ってやってきた雪華綺晶との一騎打ちに構図である。既に第1戦で敗退しているのだから銀様が無策に突っ込んでも勝てない気がするのだが、呼び寄せた後の戦略は何か用意しているのだろうか。それとも、雪華綺晶がダミーを媒介にして現れたら真紅同様にパワーダウンしていると踏んでいるのか。 一方の真紅は、次第に欠けていく月を見ながら、もうまもなく消えてしまうのだという。銀様が喜んでいたのはいつも通りであるが、それと同様に、真紅に特に困った様子が見られないのもいつも通りである。単に強がりで耐えているのか、それとも何か秘策があるのか。頑なにジュンとの同行を訴え、まるでペットのように演劇の舞台にまで乗り上げてしまった。こういう時の無茶を言ってる真紅はやっぱり可愛らしい。もちろん、そんな真紅を必死に追いかけて屋根裏に入っちゃう銀様も可愛らしい。さぁ、どこから出てくる雪華綺晶。出来れば銀様が「なんてことだ!」って叫ぶような残念な展開希望。 大学生とOBが延々自宅で話してるだけのアニメ、第8話。毎回大体そんな感じではあるのだが、今回は凄いな。半分以上がハトマダによる人生相談である。こうしてとても真面目に作られたメディアのなかで改めて「妊娠エンド」などという言葉が普通に語られているのを見ると、やっぱりこの国は狂ってるんだろうな、としみじみ思うのである。 画的には平坦で一切動きが無かったが、一応波戸君がそれなりに前向きに頑張ることを決意したお話である。ただ、相変わらず波戸君のメンタリティというのは理解の埒外にあるため、彼がどういうきっかけで頑張ることを決意したのかはよく分からない。簡単に「斑目への恋心(?)」ということでいいのだろうか。少なくとも荻上を見て創作活動へ本腰を入れたいと思っているわけでもないだろうし、(これが一番問題だが)自分の抱えている不安定な精神状態を改善させようと思っているようにも見えない。一応、「BL以外の創作活動」は女装状態と野郎状態の差分を減らすための活動と考えれば、そちらにも努力は傾けていると言えるのかなぁ。今回執拗に男モードが女モードのことを疎ましげに見るシーンが挟まれており、奔放な腐女子波戸は本人も大きく問題視しているようである。ただ、これって「腐男子が気持ち悪い」とかそういう社会的な視点からの反省点ではなく、大きくは「BLの話題を持ち出すと斑目が迷惑するから問題だ」っていうとてもとても個人的な感情からの抑止力な気がするんだよなぁ……やっぱりホモじゃないか! そんな正体定まらぬ波戸を相手に防戦一方の斑目の可哀想なことと言ったら。もう、彼のスタンスが不憫でならない。いや、一番可哀想なのは「卒業した人間がいつまでも大学の回りをうろついているのは問題なんじゃないか」って悩んでるところなんだけどね…………いいじゃない。いつまで居座っても。だって、他に行くとこないんだもの。転職出来るようなバイタリティがあるならそれはもう斑目じゃないよ。ま、そんな「唯一の逃げ場」で女だらけの空間が広がっており、更に自分がとんでもない対象として見られていると知ったのなら、それはやっぱり逃げるしかないのだけども……。「俺が総受けなのは変わらないわけでしょ」って、怖すぎる台詞だよ。絶対そんな局面に遭遇したくないよ。腐女子の咎は深いな。結局、この作品の主人公は斑目のままなのかしら。 個人的に割と好きなのが、吉武×矢島コンビなのである。実を言うと、吉武があの通りのキャラなので「矢島は吉武のことを苦手に思ってるんじゃなかろうか」って思いながら観ていたのだが、実際に多少面倒に思っている節はあっても、基本的な部分では割と素直に仲良しさんなようで何よりである。すべては矢島っちの人格のなせる技だと思うけども。ホモしか話題にならない作品だが、たまには女性同士の絡みについても意識を向けてみたいところである(スー×荻とかもなくはないんだろうけど、あまり興味をそそられないカップリングだ)。ちなみに、次回予告では吉武が「合法ロリ」呼ばわりされていたのだが、あんまり彼女のことを観ててもロリ感は出てないと思うのだがね。 |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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